四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

肩と腰が痛く中々眠れずのため、朝一番から散歩に出かけた。

陽が登る6時過ぎから既に清掃作業や工事作業も始められている。

 

そしてホテルで朝食を済ませ出発時間までに近くを歩いてきた。

 道路は通勤ラッシュで歩道には多くの人が行き交い、お店も並んで少し歩きづらい状況である。


そしてホテルの近くにあるスーパーマーケット JUMBOの子どもの施設内にある小型のバオバブを今回も見てきた。

私のとてもお気に入りの一本である。

 

高さ3m弱で、この大きさであれば日本ではとても人気が出るサイズである。

ただしかし通常はもっと大きくなるため、このようなものは中々ないのが現実である。

 

そしてこのバオバブに元気をもらい再びホテルに戻り、シャワーを浴びて、目的地へと向かった。

 

 

渋滞がなければ20分のところを約1時間でナーセリーのオフィスに到着。まずはオフィスでマダガスカルの現状や日本やアジアの状況についてディスカッションをさせていただき、お昼からは圃場を見学させていただいた。

 

 とても人気の高い植物やユニークな植物を多く拝見させていただくことができた。

そうこうしているうちに、お昼を大きくまわったので軽くランチを済ませて、このナーセリーの訪問は終えることになった。

 

そして本来ならもう一件を行く予定であったが時間的に難しくなってしまったので、日本から頼まれている本を探しに、アンタナナリブの中心街へと向かった。

 ところどころでジャカランダが満開を迎え、とても美しく見える。

でも市場に入るとそうではない。正直衛生状態も良く無いし、防犯上も良いとは言えない状況である。

 そのような中、正直ペストの問題もあるので、あまり人ごみは控えたいと思っていたが、日本から頼まれた本を探さなければならなかったので市場付近を探し回った。

  

 市場には大勢の人がおり、私に寄ってきて物乞いする子どもたちや、街中で横たわる人たち。

決して衛生上良いとは言えないお店などが立ち並んでいる状況であった。そのような中10件ぐらい探し回ったが結局見つけることが出来ずに今日は断念した。

 そしてこの日は諦めてホテルまで10kmもない距離に2時間以上かけてホテルに戻った。

明日は飛行機で移動のため3時に起床、デスクワークは程々にして横になるようにします。明日明後日は南部への移動のため、さらに通信状態は悪くなるため、アップできないかもですが、可能な限り頑張ります。

ではでは~~~。

 

7日早朝宝塚の自宅から出発をした。

今回の移動行程はまず宝塚を出発し、伊丹空港―成田空港―フランクフルトーヨハネスブルグーマダガスカルという長い行程になる。何と機中泊が2日間続くという、機内で眠れない私にとっては、ほぼ拷問ともいえる行程である。

まず風邪気味で体調万全とは言えないが問題なく伊丹空港を出発し、定刻に少し遅れて成田空港に到着。今回は乗り継ぎ時間が少ないため、ラウンジに駆け込み、バタバタに大好物のビーフカレーをお腹いっぱい食べ、飛行機へと乗り込んだ。

まずはここから約12時間のフライト、優先順位の高いデスクワークを行い、SKY-WiFiのおかげで仕事ははかどり、無事フランクフルトに到着した。

フランクフルトに降りるのは久し振りである。ここ最近1月のドイツで行われるIPMに参加していないため、フランクフルトにくることは本当に少なくなってしまった。

今回は各路線をバラバラに購入したためもあり、日本では南アフリカ航空のチケットを発行できないからドイツに一旦入国し、そしてチケットカウンターで搭乗手続きを行ってから、再び出国手続きを行い、乗り継ぎの飛行機をめざして欲しいとの案内であったが、そうしなくてもそのまま行けるだろうという考えが私にはあったので、ボーディングパスはないが、そのままトランジットで進んでいき、次の出発が予定されるゲートまでとりあえず、行ってみたら、そこはカタール航空であった、そこで職員に問い合わせると出発前1時間ぐらい前にはこのゲートで南アフリカ航空職員が来るから、理由を話して手続きしてボーディングパスを受け取ればいいと教えてもらい一安心できた。実際の私の語学での質問と、ヒヤリング能力では、十分な会話にはなっていなかったと思うが、互いが目を見て話すことで、概ね理解が出来た。

そして搭乗までは約4時間30分。これまた長い。私は地元での工芸品など以外にはあまり興味がないためショッピングで時間をつぶすことができないので、ここでも無料ラウンジにて滞在。

ひたすらサラダとチーズとフランクフルトを7本食べながら、通信環境が整った良い場所で出発までパソコンに向かい今度いつつながるかわからないため、できる限りのことはしておいた。



そして定刻 南アフリカ航空にてフランクフルト空港を出発、ヨハネスブルグをめざした。この間約10時間30分。わたしの座席の隣は感じのいい青年であるが、身体が大きいのでかなり窮屈さを感じる時間であった。この飛行機はWiFiもコンセントもないのと、機内食が終わると、すぐさま真っ暗になったため、私のパソコンが辺りを照らし、キーパンチ音が響くようになったので、パソコンは諦め、参考書に切り替えようとしたが、少し暗いのでこれもほどほどにして、寝ることにチェレンジしてみた。

 

通販で買った四角く膨らまして顔をうずめる枕のような物を持ち込み、お医者さんからいただいた睡眠導入剤を飲んでみた。少し眠りづらかったが、2日連続の機内泊で1日目は一睡もしなかったためでもあるのか、仮眠程度には眠ることができた。

 


そしてほぼ定刻にヨハネスブルグ(南アフリカ)に到着した。南アフリカ訪問は初めてである。来年早々にナーセリー訪問の予定があるので今回はトランジットのみである。この乗り継ぎには1時間少々だったので、足早に移動し、手続きを終えて、トイレに行ってギリギリぐらいで、マダガスカル行きの飛行機に駆け込んだ。

 飛行機の窓から、南アフリカの地を眺めながら、約3時間で目的地アンタナナリボに到着した。

 空港で待つこと数十分、前回お世話になり、今回もサポートしてくれる気心知れたパートナーが迎えに来てくれ、まずは明後日の国内線のチケットを買いに旅行会社へと行った。

 その道中では、植物も生産者も喜んでもらえる方法などを話し合っていた。そして街中は大勢の人がいるので、少し気になっていたペストの話を聞いてみたが、問題ないとは言っていた。私のマスクはしなくていいの?との問いかけには、マスクは病気にかかった人が他の人にうつさないようにするもの。私がマスクしていたら、周りは私を伝染病患者と思うかもと言われ、結局マスクはせずにいた(^^;)


そしてチケットをもらい、ホテルで今回のプロジェクトのキーパーソンと会い、私のビジネスモデルを伝えたところ、概ね共感していただくことができたので、何とかうまく前に進みそうになってきたと思う。

 

その後は、それぞれに忙しいので、ここで解散し、私は近くのJUMBOにミネラルウォータなど買い出しに行き、ホテルに戻り、一人でWelcomeパーティーを行い、2か月前の訪問の思い出に浸っていた。(寂しいぞ~~~(笑))

 

さて明日からは実際の活動。従来に比べ厳しい環境ゆえ、活動に制限が出たり、内容的にまだ公開できないことが多くなったりで、ほわ~~んとしたつまらないアップになってしまうかもしれませんが、断続的になってでも、ブログとFacebookにアップしていきますので時間があれば見てくださいね。

 

それとちなみにマダガスカルはWiFiはホテル以外ではほぼ使えなので何かありましたメッセンジャーかスマホに電話くださいませ。

 

では~~おやすみなさい。

 

今回は、前回のマダガスカルは、グループ旅行と視察であったので、個人的な時間には制約があり、じっくり時間は取れなかったが、大まかに各地を周ったことで可能性を見つかることができたのと、この地で又右衛門ができること。又右衛門しかできないこと。又右衛門がしなければならないことを見つけることができるように思うので、今回再び訪れることにした。

 前回マダガスカルを訪れた時には、病気ではマラリアに注意が必要であったが、今回はそれにもましてペストに注意といくことである。ペストと言えば子供の頃、とても恐ろしい病気のひとつで、黒死病とも言われると教科書でみたことがあり、そのことが脳裏に焼き付いて、当時とても恐ろしい病気である印象が強く残っている。


 そして今流行しているのは飛沫感染のため感染能力の高い肺ペストなので、特に人ごみには要注意である。現在死者は120名以上、感染者は2000人弱とのことであるが、みんなきちんと数えられておらず病院にも行けない子どもたちもいるので、実際の感染者数はその数倍から十倍以上とも言われている。そのような時期に行く必要性があるのか?と言われれば少し返答に詰まってしまうかもしれない。ただの植物輸入を手掛ける者なら、時期をずらしてとか、ブローカーに任せてと言うことが懸命であろうが、私の場合は植物だけであっても自らの足で現地行き、その眼で確かめてくることが信条なので、やはり行かなければならない。

 

では時期を変えればとも思ったが、今まで培ってきた経験や技術が、ひょっとしたらこの厳しい環境でこそ発揮できるのではないか?今だからこそ行かなければならないのではないか?と思い、予定を変更することなく、あえて与えてくれた縁と感じ、訪問をする。当然何かあっては多くの人に迷惑を掛けるので、自らを守ることも忘れずに、できる限りの活動をしてきます。

 今回のマガダスカル再訪において多くの珍しい植物輸入に期待していただいている方も多いかもですが、今回はまずは現地で行われているという乱獲などの現地状況をしっかり把握し、今後は植物や生産者を守るためにも合法的かつ永続的な経済活動にしていくことができる仕組みを作る基礎をまずつくらなければならないと考えています。


そしてさらに、私が依然行っていた海外協力活動による現地NGOへの支援、そして先ほども触れたが、このような厳しい衛星環境に置いて、私たちが培ってきたO-157やノロウィルスをも撃退する除菌テクニックが、何らかのお役に立てないかと思ってもいます。

 

さて往路は約40時間、復路は約48時間の移動でヘトヘトになってしまうかもですが、一生懸命頑張ってきます。

今日は、5年前より親しくさせていただいていた沖真稀さんの結婚披露宴に出席させていただいた。

沖さんとは、約5年前、フラワーバレンタインコンサートを機会にお知り合いになり、沖さんの親友である丁野さんとよく一緒に食事に行き、大笑いしながら馬鹿話を長時間させていただいた。

 当時は、清荒神の参道にお店を出され、大変忙しくされているので、結婚はまだまだ先になるのかと思っていたのが、清荒神のお店がきっかけなのか、お寺の住職さんとの結婚に至ったのである。

私は幾度か披露宴に出席させていただいてはいるが、お相手側がお寺さんと言うのは初めてであり、出席者の約半分は、丸刈りであったのがとても印象的であった。

ただ披露宴は、法要の時とはうってかわって、とても楽しく、にぎやかなものでありとても面白かった。

そして披露宴の内容も、新郎新婦が参加者一人ひとりにメッセージカードをかいたり、オリジナルのものを多く準備されていたり、本当に心のこもったおもてなしであった。

 私のテーブルには宝塚の方が多く座らせていたただき、両名を間近に観ながら、色んな思い出話をさせていただくことが出来ました。

 帰りには宝塚チーム全員で写真を撮らせていただき、寒い夜であったが、心はとても温かく家路につくことが出来ました。


本当に最高のおもてなしの結婚式でした。新郎新婦に心から感謝するとともに、末永いしあわせを祈っております~~。

またみんなで焼肉行こうね!

今日は阪急宝塚駅前広場にて、宝塚商工会議所 女性会による「花いっぱい運動」が開催され、ご挨拶に伺ってきました。

塚本会長はじめ、女性会の皆様には以前から大変お世話になっており、又右衛門の活動にもご理解いただき、ご支援をいただいています。

10時からのOPENでしたが、開始早々に多くの方にお越しいただき、11時ごろにはほぼ完売状態で大変盛況でした。素敵な女性陣の販売力には、プロショップも顔負けでした。 

 園芸のまち宝塚でこのように行われるイベントが、宝塚、日本、世界へと拡がっていけば、とても素敵だと思っています。

 これからも微力ですが、又右衛門も皆様と手をつなぎながら、宝塚の世界発信につながる取り組みをしてまいります。 

 

今日は輝かれている素敵な皆様の顏を拝見することができ、シャイな又右衛門がドキドキでした。また春にお会いできますこと楽しみにしています。

今日は賛助会員として参加させていただいている智の木協会 創立10周年記念 第10回シンポジウムに参加させていただいた。

 

智の木協会の目的は、

“植物を生活圏や生活空間に取り入れることで、日々の生活に和やかさと潤いをもたらす一連の活動を支援します。そして植物とより密に接することの要性を社会発信していきます。 また、心身ともに健全な生活の確立に向けて植物を活用した豊かな環境づくりの重要性に価値を見出しえる人々を育てる「植育する」ことを目指した活動を支援・実行します。”

 

http://www.chinoki.jp/

 

上記の目的のもと、植物機能を生かす一連の活動を推進する組織づくりを大阪大学に所属する教員が中心となり進め、「智の木協会」として10年前に発足されました。

 

そして今回はその記念シンポジウムとして伊太祁曽(いたきそ)神社 禰宜でいらっしゃる奥 重貴さまにお越しいただき「木の国、こんにちは~木の神様のお話~」と題し講演をいただきました。

伊太祁曽神社は、植樹・木の神様であられる五十猛命(いけけるのみこと)がご祭神として祀られているとても由緒のある神社です。

 

また又右衛門も崇拝する素戔嗚尊、大国主の命と関わりが深く、以前より出雲の神々への信仰が深く、今の仕事にもとても関わりが深い神様に、勝手に凄いご縁だと思いながら、講演を拝聴させていただいた。その内容はとても興味深く、あっという間に時間が過ぎてしまった。

 

 

講演終了後は、懇親会にて奥重貴様とお話させていただくことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。そして改めてご参拝させていただくことをお約束させていただき、この日の記念シンポジウムはお開きとなった。

 

縁って本当に素敵だとしみじみ感じ、その素晴らしさを実感できる私にとってもこの日は記念日となった。

 

さて今月も今日で終わり、今年も残すところあと2か月。がんばっていきます。

先週の週末に日本列島を襲った台風21号22号は、日本各地に甚大な被害をもたらせたのは皆さんもご存知の通りで、私たちも例外ではなかった。

 

私がまず直面した被害は、私がこよなく愛する宝塚山本の秋祭りのだんじり曳航が制限されたことから始まった。

 さらに、私たちの圃場も少なからず、被害が出てしましいた。

 幸い植物の生き死には関わらなかったが、施設のいくつかが倒れてしまい、大事な植物も手傷を追ってしまった。そのため私たちのスタッフは奔走する一週間となってしまった。

 そのような中、2度の都内でのミーティングに加え、素敵な協力者が現れ、地元で停滞した案件が前に動きかけたことや、新しいいくつかのとても興味深いプロジェクトへのお声掛けをいただけるなど、とてもエキサイティングな週となった。


 週末には、又右衛門輸出プロジェクトとして供給させていただいている世界的に著名な植物のテーマパークと言えるシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの要人も来日され、千葉にて日本の逸品を紹介させていただいた。

 

当日は台風接近のため屋外は十分にご覧いただくことはできなかったが、雨風を受けてもビクともしない植物の迫力に、賛辞をいただいた。

またパートナーである大栄花園さんの高橋康弘さんを訪問。まずはお店に伺った。そしていつものように素敵なスタッフさんたちが出向け、とても美味しいコーヒーを出していただけた。台風が近づいているというのに、お店が賑わっていたのは、きっと並んでいる植物とスタッフの方々が素敵だからだろうと言える。

そして圃場に移動した。日本、世界を代表するブリーダーであり生産者である高橋さんのシクラメンを目の前にして、今までのシクラメンに対する概念が変わったと、最大の評価をいただくことができた。

 当然この素敵なシクラメンは、私がつくったものではないが、パートナーへの最大級の評価は、自分のことよりも、とてもうれしく感じることができた。 

 そしてさらに風雨がきつくなってきたので、長居できないと思い、再会を約束して、レンタカーで都内へと向かった。

 

本来であれば、私は最終便での帰阪であったが、台風のため欠航となるのが予想され、都内に戻り、ディナーミーティングを行うことにした。

 

その中では、本年度の取り組みと、来年、再来年その次への取り組みの話が出来、とても有意義な時間となった。


この一週間は、台風と言う誰もが目に見え、身体で感じる強い風を受ける日々となったが、私はそれ以上に、向かい風を吹き飛ばす温かく、強い風を心で感じることができるとてもエキサイティングな一週間となった。

さ~~まだまだ楽しみがいっぱいだ。ワクワクしてくる。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ。又右衛門頑張ります!!!

 

P.S.この台風にて被害を受けられた植物たち。生産者はじめ多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。

2017.10.21

山本 秋祭り

昨日、今日と地元 宝塚山本の秋祭りであった。

 

年に一回、仕事よりも大切に考えている行事で、実際この日のためにスペインから帰国したと言っても言い過ぎではない。

 まずは20日金曜日、氏神様である東の宮の松尾神社に村の長老、ご意見番から中堅、若手、学生までが集合し、お神酒をいただき(学生以外)、皆で乾杯をし、だんじり曳航を始めた。 

 そして、山本園芸流通センターまで曳航し、炊き出しをいただき、久しぶりに会う皆さんと歓談しながらしばし、楽しい時間を過ごさせていただいた。

 そして再び、松尾神社まで曳航し、何とか雨も降らず無事、倉に収めることができた。


 そして翌朝(今朝)は、630分に西の宮である天満神社へと集合しここから始まった。


 

普段であればこの西の宮のだんじりと、東の宮のだんじり2台で曳航するのだが、今年は台風が近づくことによる雨が予想され、特に昼から強くなる予報のため、残念ながら東の宮1台での曳航にすることに今朝決定し、西の宮のだんじりは、倉から出し、神事を行い、そして再び倉へと戻すことになった。

そして神事を終え、皆で太鼓をたたきながら東の宮へと移動をした。

 そして東の宮のだんじりに、雨除けを施し、保存会会長からの食事をいただき、お腹パンパンで曳航を始めた。

今回の曳航は1台なので、もう既に若手とは言えない私の出番はないと思っていたのだが、押し手がまだ少し若いのと、中堅に穴を叩かれ、今回もいつもの左後方を担わせていただき、大汗をかかせていただいた。

 

そして園芸センターに入り、ここで山本丸橋からおいでいただいただんじりと合流し、鏡開きを行い、乾杯し交流を深めさせていただいた。そして、小一時間後、丸橋のだんじりと、ともに園芸センターを出発した。

 

 

今日一つ目のお旅所で自治会長のところによらせていただき、美味しいおでんなどお食事と飲み物をいただいた。

 そして、ふたたび2台で村を曳航し、東の宮手前で、山本丸橋のだんじりを見送り、それぞれが順路に沿って進んでいき、山本のだんじりは、一旦東の宮へと入った。

 そして本来なら村を順番に曳航するのだが、降り続く雨、そしてさらにひどくなる天候を考慮し、残念ながら今年のだんじり曳航はここで終了となった。


 そしてまだお腹はいっぱいであったが、用意していただいた温かい食事をいただき、それぞれが歓談し、一旦ここで終了し、17時に再び園芸センターに集合し、祝いの宴をすることになった。


ただ残念ながら、私は先日来悩まされている肩と背中の痛みが悪化したのと、風邪を引いたようで、お昼をいただいてから、シャワーを浴び、自宅でこのブログを書くことになった。

 

最後まで参加できなかったことに、申し訳ないのと残念ではあるが、神事で身体を壊すことは、氏神様にも失礼になると思ったので遠慮をさせていただいた。

 

今回、だんじりを曳航させていただき、少し若手が増えてきてくれたことは、とても良いことであったと思う。そして私を見た目から船長と親しみを持ちながら呼んでくれ、共に笑い合い、汗を流せたことはうれしく思えた。

 

彼らはきっとこれから何十年とこのだんじりを守っていってくれるであろう。またそうであって欲しい。いやそうなってもらわなければならない。

 

そんな彼らと世代を超えて一つのことに一喜一憂できることは本当に素晴らしい。

 

これもだんじりのおかげであり、氏神様が授けていただいたご縁である。本当にありがたやである。



このご縁が、何代先までも続いて行くことを切に願う。またそんな彼らに、又右衛門としてやらなければならないことがあると強く再認識できる日となった。

 

氏神様、お仲間の皆さま。本当にお世話になりました!!!

いつものように、帰国の長いフライト中に、このブログを書いています。

 

今回のスペインに渡航の目的は、日本にて私に総代理を任していただいているスペインでも代表的なナーセリー4社へ訪問し、来年度の進め方などのミーティングであった。

 

正直 行くまでは、少しネガティブな報告をうけていたりしていたので、少々心配ごともあったが、その心配の多くは、直接会い、正直な気持ちで接すると互いが理解し合い、とてもクリアにすることができた。

またユニークでチャーミングな植物さんたちも予想以上に良いものに出会えることができた。

 

やはり何年と長い付き合いをしていても、毎週何度もメールでやり取りしていても、直接会わなければ見えてこないものがある。

 

 植物もいくら解像度の高い映像でやり取りできる時代になっても、直接触れ、その声を聞かなければわからないことがある。

 人も植物も全て一緒であることをあらためて実感した。


 今回も多くの植物、多くの人と出逢うことができた訪問になった。是非その声、その想いをゆがめることなく、皆さんに伝えていきたいと思います。本当に出逢いに感謝です。


 今回も拙い誤字脱字の多い乱文いっぱいのブログを読んでいただきありがとうございました。心より感謝いたします。

 

これに懲りず、これからもFacebookやブログをお読みいただき、植物たちの声を聞いていただければと思います。 

 最後に、渡航に際しお世話になった皆様、留守をして迷惑をかけた皆様、ありがとうございました。

 そして日本に来ていただける植物の皆様、本当にありがとうございます。皆さんのお越しを歓迎していますので、心配せずにお越しください。心よりお待ち申し上げます。

 

皆さん。ありがとうございます。

 

四代目 緑匠・又右衛門

ミーティングを終え、さっそく圃場に向かった。お昼が近くなり、小腹がすいたのと、のども乾いたのでもぎたてバレンシアオレンジをいただいた。

 

 

そして小走りに来年鉢上げを希望する植物をセレクトしてきた。

 

 

まずはユッカ ロストラータ ブルー・スワン。若干の個体差もあるので全てがこのような発色とは言えないが、本当に良い色をしていて楽しみである。

 

 

これはリギタ。さすが一番美しいユッカと言われるだけあって、ピッカピカである。

 

 その中でも数少ないマルチの良型もセレクトしてきた。


 これはファクソニアナ。中々のボリューム。ドライガーデンのアクセントにはもってこいである。

 これはヒドラ。絶品である。これを鉢上げすると3m近くになるだろう。インパクト絶大である。依頼いただいている植物園に展示するにはもってこいだろう。

 そして、とても希少なノリナネルソニー トルネード。今年は特に少なく超希少。このウエーブがかかった容姿から地元では又右衛門versionと呼んでくれている。ありがたい話である。

 

 この他にもいくつかの植物を現地確認し、鋭い葉に突かれたり、引っ付き虫の攻撃を受けたりしながら、お気に入りのものを、マーキングすることができた。

 そしてお昼を大きくまわりお腹が空いたので海近くのレストランで、パエジャをご馳走していただき、今回の訪問ランチミーティング兼打ち上げを行いとても良い雰囲気で今回の訪問を終えることができた。食事後は、向かいの浜まで出て、今年行くことが出来なかった海を見て、風に吹かれて、わずか数分であったが、リフレッシュもできた。

 

その後オフィスに戻り、宿泊地であるバレンシアに送っていただき、パートナーと別れることになった。

 

その後、バレンシアのお気に入りのお店で、簡単な食事で、今回のスペイン訪問の全てのビジネスの行程を無事に終えることができた祝盃を上げ、お腹も心も満たされ、部屋に戻り、デスクワークと帰国の準備を行った。

 

これで今回の又右衛門 スペイン訪問は以上です。中々良いものをセレクト出来ました。

満足です~~~。

さ~~。帰国。気を抜かずに、パスポートをしっかり持って帰ります(笑)