四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は、食品衛生責任者養成講習を受けるために大阪市内の会場へ向かった。

10時からの講習ではあったが、満員電車を避けるため車で向かうことにした。ただ市内ということもあり、駐車場代も結構かかるので安い駐車場を確保するため早めに出発。6時30分に到着できた。

受付開始までの3時間、近くの空いているカフェでデスクワークを黙々と行い、時間となったので会場へと向かった。

受付開始時間早々に行ったが、すでに多くの方が来られており私で59番目。ちょうど参加者の半分ぐらいであった。

何故、花き業界なのに食品衛生責任者の講習を受けるの?と多くの方が思われるかもしれないが、バラエングループでは清涼飲料水の製造もおこなっているからである。それに加え、食品と同じとまではいかなくても、花きの安全性についても今後はこのような厳格な基準を頭において従事しなければならないのではないかと思い、まずは私が講習を受けたのである。

会場では全員マスク着用で密を避けるための距離感を保ちながら、講習がスケジュールに則り進められていった。

10時からの開始とともに、昼食・休憩をはさんで案内を含めると17時頃までの約7時間の講習で、「食品衛生責任者制度とは」「衛生法規」「食品衛生学」「公衆衛生学」について学ぶことができた。

内容は私が主軸を置く花き業界としてはすぐに必要でないかもしれないが、食中毒や残留農薬をはじめいくつかの項目で役に立つことがあった。

私自身、海外の厳しい環境に身を置いて活動をしてきたが、その中でも知らずにとても危険な場面に遭遇していたことや、実際には食中毒にかかってしまっていたことなども気づかされた。今後の活動で大いに役立てることであり、現地の人にもアドバイスができるのではと思う。
またバラエングループでは、野菜・果物の生産にも取り組んでおり、野菜工場やエディブルフラワーなど、まさに食するものと密接に関わっているため、大変勉強になった。

休憩中以外は座りっぱなしの7時間。学生時代の授業では当たり前であったかもしれないが、今になってのこの時間は結構体力を要することになった。しなしながら今回の受講で得ることができたものはその何倍も価値あるものであった。

今後は、ここで学んだことを実践し、花き園芸の安心安全な取り組みにもつなげていくことができればと思っています。

食品衛生責任者 又右衛門、頑張ります!

今日は、同時代ギャラリーで開催中の「足元の地球と遊ぶ展覧会」に参加のため、京都へと向かった。

久しぶりの阪急電車、京都線特急に乗車。
小さい頃、地元の宝塚線は窓を背にして座るロングシート席のため、京都線の進行方向に向かって座れる二人掛けの座席に憧れをもっていたことを思いだす。そしてまるで子どもの頃のように景色を楽しんでいるうちにあっという間に京都へと到着した。

烏丸で地下鉄に乗り換え、京都市役所前駅に到着。囃子が流れる商店街に風情を感じる。

到着した展示会開催場所の同時代ギャラリーは、大変趣のあるビルである。

12時のオープンに先駆けて到着し、弊社のデザイナー 矢野TEA氏と合流。
各作品の紹介と説明を受けた。矢野TEA氏はご存知の方も多いかと思うが、チェルシーフラワーショウ最上位であるショウガーデン部門にて受賞歴がある日本を代表するガーデンデザイナーである。

そして彼は別の顔を持つ。それは自然環境学習プログラマー。BBCのキャスターなどはガーデンデザイン以上にその才能を認めるほど。著書も多数ある。
https://www.teas.design/

そして今回の展示会は、そこに重きを置いた作品とワークショップの開催である。

石や道草を使ったプログラム。とてもユニークな作品がいっぱいである。ちなみに販売もしていて、その価格はグラム売り。この売り方もとてもユニークである。

壁掛けの作品もあり楽しませてくれる。

そしてワークショップも大変好評であった。今後はこのようなワークショップを各地で行っていければと思う。

訪問者はアーティストやデザイナー、行政や美術館関係者、教育従事者と多彩である。
世界であまりにも著名な画家のお弟子さんが来ていたとのことで、本当に驚きである。
また、中には著名なデザイナーや街づくりを行ってきた方もいて、私たちの活動に賛同いただけ、これから一緒に色んなプログラムを行っていこうと意気投合。
お互いの得意なところを融合させて、更に魅力的なものとして、国内にとどまらず海外に向けて、より広く発信、伝播していくこととなった。
まだまだやらなければならないことはいっぱいだが、同じ意識と温度感をもつパートナーが加わり、共に歩むことができることは何よりも幸せである。きっと又右衛門だけの活動では足らなかったことを大いに助けてくれると期待している。

チーム「with the world」世界に向けて頑張っていきます。

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【足元の地球と遊ぶ展覧会】
ガーデンデザイナー・矢野 茶による展覧会です。
会場:京都市 同時代ギャラリー
会期:2020年7月21日(火)〜7月26日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00迄)

広島市植物公園を出て市内中心部へと向かい、「ひろしま はなのわ 2020(第37回全国都市緑化ひろしまフェア)」会場近くに車を停めて、ミーティングの前にランチをとった。

肉感たっぷりのハンバーガー。最近慌ただしくマクドナルドにお世話になることが多かったが、久しぶりの本格的なバーガーもとても美味しくいただけた。

そして地元の方の案内で新しくなった広島平和記念資料館を観覧した。
以前のままであっても新しくなっても、様々な資料からその時のことが伝わってくる。当時の人の何万分の一の苦しみや悲しみも味わっていないであろうが、それでも全身で感じることができる。
これ以上のことは私の表現では伝えられないため、是非ご自身で感じてもらえればと思う。

建築者の想いであるかどうかは分からないが、資料館の展示の終わりの通路を渡る時には、私には、暗い先に見える光にむけて市民が一生懸命歩み現在まで来ることができたという風に感じ取れた。

また案内していただいた青木さんが一枚の写真を紹介してくれた。この花はカンナである。

後にも紹介するが、被爆後に語られたものに、「この地には75年間は草木も生えない」と言われた広島で、カンナが芽生え、多くの人に生きる力を与えたとのことであった。本当に植物のもつ力は無限大であると感じた。

慰霊碑にご挨拶をすることができました。

その先にある原爆ドームをあらためて見つめた。

そして、第37回緑化ひろしまフェア ひろしま はなのわ 2020会場へと向かい、まずは事務局を訪問。主要な方々とご挨拶をし、今回の取り組みや、今後の方向性をお聞かせいただけた。

その後メイン会場周辺を囲む「はなのわ」から順番に丁寧にご案内いただいた。

ひろしま風景ゾーンには広島県にあるユネスコ世界遺産や無形文化遺産、日本遺産や国名勝など世界に知られる文化や風土が植物を用いて再現されていた。

やまの景として、山間部の風景を再現したものや

広島にゆかりのあるイザナミ神を多肉植物で再現した迫力満点で美しい作品。
ここでは古田さんが深く関わり作庭をされていたので、コロナによって中々来ることができなかったが、何とか一緒に見ることができてとても嬉しく思えた。

その後は原爆が投下されてからの75年の歴史がつづられた「未来に向けた思い出年表」と名付けられたコンコース。ここは慰霊碑から記念公園~原爆ドームの延長線上である。

その入口には先ほどのカンナのことが書かれたものがあった。この言葉には実際の被爆にあったわけでもない私でさえも大きく勇気づけられることになった。

その延長線上には目立たないが平和の鐘があった。この鐘は被爆後に復興を信じてくず鉄を一生懸命集めて、皆の手で作り上げたとのことであった。くず鉄のため鐘の音はあまりよくなかったということであるが、その響きは恐らく天から地の万物の心に響いたことであろう。

普通に訪れただけでは、見落としてしまうような物を地元の方々に丁寧に案内してもらえたため多くのことを気づかされ、そして多くを学ぶことができた。本当に感謝である。

色んな行政の取り組みを見る機会があるが、特にこの広島の取り組みは、ストーリー性がしっかりあり、伝えたいことなどが明確である。そして日本だけでなく世界におけるHIROSHIMAの役割が発信されており素晴らしいと感じた。

本年でこのイベントは終わりになるが、これからが始まりであるという力強い言葉を聞くことができ、微力ながらこの又右衛門も喜んで協力をさせていただくお約束をして会場を後にした。
そして1日大変お世話になった古田さん、青木さんとお別れをした。

帰りの道では、しっかりとした虹がかかり、まるで私たちを労いながら、希望へと導いてくれているような感じがした。

この2日間、出逢い・再会があり、とても意義深い両日となった。

最後の平和の鐘の音は実際には聞いてはいないが、明らかに私の心の中で響いている。
そしてこの慰霊碑にある言葉をあらためて自らの心に刻み込みこれからも歩んでいこうと思う。そのような心にしみる2日間であった。

朝からブッフェで120%燃料を補給してから待ち合わせ場所に向かった。
以前より親交が深いオリーブカーキ古田さんに乗せていただき、道中、設計などでご活躍の青木さんと合流し、一緒に広島市植物公園へ。

再会を喜び合いながら色んな話をしているうちに広島市植物公園に到着。まずは公園関係者の方にご挨拶し、3年前オーストラリアからここに来てくれたバオバブ「バオーン(バオバブの愛称)」に再会できた。

ここのバオバブは大規模な開発によって行き場を失ってしまうバオバブを地元のパートナー ジョーの協力を得て、11000km離れたこの地に移植することができたのである。

この写真に写っている植物園メンバーには、一緒に現地に入ってその状況をしっかり目に焼き付けてもらったこともあり、現在のバオバブの管理に大いに役立ててくれている。

今年は雨が多く日照時間が少なく、気温が低めであるのもあり、葉は茂ってこそいないが、しっかりと新葉を展開させてくれていた。

移植後は日本一のバオバブということでテレビや多くの報道から注目され、「バオーン」という愛称もつけてもらうなど地元の皆さんにもとても可愛がっていただけている。
先日、広島を訪れタクシーに乗った際には運転手さんから、「広島に来たなら日本一のバオバブが来てくれたから植物園に見に行った方がいいよ」とお声掛けいただいたこともあるぐらいである。
また、「生きている間に実際にバオバブの樹を見れると思ってなかった」と涙を浮かべて話すお年寄りの言葉を聞くと、この日本一のバオバブはその大きさというより、日本一愛してもらっているバオバブであると確信ができた。

この他にも大温室ではボトルツリー、グラスツリー、マクロザミアムーレイなど多くの植物たちが全て元気に暮らしていてくれていて再会できたことがとても嬉しかった。

その他にもフクシア(ホクシャ)が美しい。貴婦人の耳飾りと言われるだけのことがある。何とも魅力的な発色である。

ユニークな形、特性など見れば見るほど興味が湧いてきて、吸い込まれそうになる。

少し気を許すとこんなことにもなりかねないので要注意である。

他にもバラ園などもあり、限られた時間の中であったが、関係者の皆さんと以前を振り返りながら今後について話をすることができた。とても素敵な時間を過ごすことができ、再訪を約束して後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。

少し長くなったので昼からのことは次回にて書かせていただきます。では今日はこの辺で。

今日は、二つの用事があり朝一番から淡路島へと向かった。

連休前ということもあり渋滞もなく約1時間で淡路島へ上陸。
随分前の話になるが、明石大橋ができるまでは、タコフェリーで上陸して産地を周っていた。面倒ではあったがその頃が懐かしくも感じる。
今は数分で渡れるので、行き来しやすく本当に便利になった。

午前中は兵庫県立淡路景観園芸学校を訪問。しばらくぶりに豊田先生と再会することができた。
豊田先生は植物のもつ力について研究をされていて、人の健康に与える効果などを発表されている。いずれもイラストなどを用い、とてもわかりやすく表現されている。

豊田先生とは、昨年名古屋でお会いした時以来で再会を楽しみしていた。約1時間の面談では多くのことを共感することができ、引き続き植物の力でより良い環境づくりをめざすことはもちろんのこと、同じ兵庫県にベースを置く者として協力し合って活動していくことをお約束いただけた。

比較的感性や想いで動くことが多い私なので、豊田先生のような研究者に助けていただけることは本当に心強く感じている。先生のお力もお借りしながら、「みどりの力」をより広く積極的に伝えていければと思う。

午後からは、来年度のイベントの現地調査を行った。内容についてはまた後日公式発表されると思うので乞うご期待である。

打ち合わせを終えた後、次の目的地である広島へと車を走らせた。

有料道路、高速を乗り継ぎながらひた走る。その間出会う車はほとんどがトラック。
コロナの影響であろう乗用車は少なく、観光バスなどは1台も走っていなかった。いろんなことを考えさせられながら約4時間で広島に到着することができた。

ホテルに到着後、夕食をとるため外出すると近くにレトロ感いっぱいの横丁を発見。
とても良い感じであったのでここで食事をしたいなと思ったが、少し密であり、県外からの来客で気を遣わせてはいけないと思い自重し、広々としたお店へと向かった。

お店の人にすすめられて食べた「がんす」。魚のすり身を揚げたもので、40数年前に給食でいただいたような味に懐かしさを感じながら、素敵なディナーを楽しませてもらった。
明日は1日広島での活動。楽しみである。

緊急事態宣言などもあり、しばらく行くことができなかった東北へ行くこととなった。

18日。いつものように伊丹空港からの出発。1時間少々で仙台空港に到着し、そのままレンタカーに乗り込んだ。約120km離れている目的地、サッカーの聖地とも呼ばれ、私がアンバサダーをつとめている福島Jヴィレッジへと直行。常磐道を2時間少々、打ち合わせの時間ちょうどに現地に到着することができた。

まずは新任として赴任された方にご挨拶をし、アンバサダーとしての活動報告を行った。

 

そして今後の取り組みや、延期となった聖火の出発式の話などをした後に、植栽しているオリーブのチェックを行った。全てのオリーブが順調に育っており、中には実をつけている樹もあり一安心。

その後、施設とグランドを周り、一通りの任務を終えて、来た道を折り返し仙台へと向かった。

夕方にはホテルにチェックインすることができ、少しデスクワークを行った後に、業界団体の正副会議に出席した。

正副会議では、これからの協会のあり方や、次代の担い手が学び、活動しやすい会にしなければならないことで合致した。とても意義深い会議となり、その後の国際交流の機会でも話は尽きず、ようやく深夜にそれぞれがホテルへと戻ることになった。

 

そして今日は、朝から市内視察を行い、午後は仙台で活躍される泉緑化 鎌田代表とのミーティングへと向かった。

鎌田さんは、とうほくラン展に関わられていた時に講演に招いていただいたり、2016年のチェルシーフラワーショー出展の際に多大な協力をいただいたりした方で、非常に植物に詳しく、土づくりにも力を入れられている素敵な方である。

 

しばらく事務所でお話をした後に、別事業として運営管理しておられる「泉ボタニカルガーデン」に連れて行っていただいた。

 

山あいの10haの広大な土地に様々な木々や草花が植えられ、自然とうまく調和がとれていて素敵なところである。

 

アジサイが終盤を迎えていたが、少し前に降った霧雨がアジサイに素敵な化粧をして、野の風景をさらに魅力的にしてくれていた。

また、素敵な草花、エビネランやギボウシなども顔をのぞかせており、四季を通じて楽しませてくれるであろう。

さらに自社運営のカフェもあり、美味しいコーヒーを飲ませていただくことができた。

あまりにも素敵な空気の中だったのでブログのために写真を撮ることも忘れており、飲みかけの写真で申し訳ないがアップさせていただきます。

他にも素敵な植物や小屋などもあり、どこもとても居心地が良く、ほとんど眠れていない昨晩の疲れも忘れるぐらいにリフレッシュすることができた。

そして本当であればもう少しゆっくりしたかったが、帰りの飛行機の時間が迫っていたので切り上げて帰路へとついた。

 

バタバタでの東北ではあったが、新しい出逢い、再会もあり意義深い2日間となった。帰りの機内からも素敵な青空も見ることができた。引き続き視界は良好である!

8日深夜から続いている豪雨で、なかなか眠れないまま、今日は都内でのいくつかの重要な会議やミーティングのため上京することになった。

 

早朝の予報では天気は回復傾向とあるが、空港へ行くための電車は運休となっていて、今日は飛行機が欠航にならないかと不安に思いながら、激しい雨の中をマイカーにて空港をめざした。

 

 

空港周辺の駐車場に着く頃には随分小降りになってきて、飛行機も無事に定刻に出発。

 

 

いつもの航路とは違うもののほぼ予定通りに羽田空港に到着。そのまま霞が関へと向かう。霞が関まではできるだけ空いている電車を選びながら移動。朝のラッシュ時間ともずれているので、ソーシャルディスタンスを保てるぐらいの距離感を保ちながら目的地に到着。

 

 

まずは、農林水産省にてミーティング。

農水省からは多くのメンバーが出席され、バラエングループとの今後の取り組みについての意見交換を行った。

ここでの内容についてはOPENにできないが、互いの進む方向性で合致していることも多く、大変有意義な時間になったことだけはご報告しておきたい。

まだまだコロナ禍の中で動きづらい環境ではあるが、落ち着き次第、ゆっくりだがアクセルを踏んで進んでいくために、今はその準備を進めることとなった。

 

 

午後からは少し移動して、NFD会館にて行われた日本花き振興協議会の総会に(一社)全国花卸協会として木本会長とともに出席した。

 

総会には磯村会長はじめ、花き関連企業を代表する団体のトップが集結。久しぶりにお会いする方ばかりで何となく懐かしさまで感じるぐらいであった。
総会ではオリパラでの取り組みやその他について審議・報告がなされ、積極的な議論を交わし、無事全ての議事が終了となった。

 

その後、一旦ホテルに戻り、資料整理を行い、再びミーティングへと向かった。

このミーティングでは、マダガスカルにおいての環境活動についてのディスカッションを行った。

出席された方は今まで各国で環境活動を行なってこられた方で、マダガスカルにおいても活動を検討されており、現地の現状や進め方についてお話をした。

互いが違う技術を用いて環境への取り組みなどを行っているので、今後は情報交換を進めながら、場合によっては連動し進めていくことを確認し合い、第一回のミーティングを終えることになった。

 

 

翌日は、植栽した植物と土壌のチェックを行うために国立競技場付近へ向かった。

小雨の中、生き生きしている植物たちからエールを送られているように感じながら、各チェックを行った。状況は見た目も数値も良好である。かなりの長雨でもしっかり排水もできていて問題なしの満点に近い合格点であった。

 

 

その後はお世話になっている企業をランチミーティングのため訪問。

新しくなったワーキングスペースを見学させてもらい、多くの方をご紹介いただき、進捗中の大規模プロジェクトについてのお話をうかがい、意見交換をし、意義深い時間を過ごすことができた。今後の取り組みがとても楽しみである。

 

 

その後、今回の最終訪問先にてミーティングを行い、コロナ禍でしばらく停滞していたこれまた違う新しいプロジェクトについての話をすることができ、素敵な担当チームメンバーをご紹介いただけた。この内容は追ってご報告できると思うので乞うご期待である。

 

この2日間で6つの会議やミーティング。

そのどれもが今後の新しい展開に繋がるものであり、どのような拡がりをみせるか予測不可能なところもあり、私自身が興味津々である。

 

 

コロナ禍よって先が見えにくいところはある。天気と同じである。

地上から空を見上げると曇天で、自然に身をゆだねるしかないが、自ら動いてみると雲の上には青空が広がっている。

 

ありきたりの言葉だが、この厳しい状況だからこそ思い切って動くことで、早く青空を観ることができるのではないだろうか。

私はそう信じて新たな場所へと身を置きながら進めていきたいと思う。視界良好である。

7月4日、5日と大阪難波の「AKICHI」にて、多くの方々のご協力により大阪初のファーマーズマーケットが大盛況にて開催されました。

記念すべき第一回目は「フルーツ&ボタニカル万博~播種祭(はしゅさい)~」として、AKICHIとタイアップし、多くの来場者に加えTV、新聞、雑誌など報道関係にもお越しいただき、美味しいフルーツが食べられる!! 買える!! 学べる!! とても盛り上がりをみせたイベントでした。

 

耳にしたことがあるような無いような “ファーマーズマーケット” とはどのようなものかといいますと、主にその地域の生産者農家が集まって、自分の農場でつくった農産物を持ち寄り、消費者に直接販売するスタイルの市場です。

 

そして今回は、それにプラスして、奈良の大和橘、長野県の果物や、香川のオリーブ、海外のユニークなものが所狭しと並べられ、さらに世界で名を馳せる方々によるカクテルやアートパフォーマンスもあり、見どころ満載でした。

 

またAKICHIショップイベントとしても、限定メニューを多く提供されていて、お子様から年配の方々まで、コロナ対策を講じた1~3階までのスペシャルな空間を楽しんでおられました。

※開催内容詳細は文末に・・・

 

まず初日には、スぺシャルトークショーとしてAKICHI代表であり、様々な事業を繰り広げ大活躍の嵜本将光氏と、ファーマーズマーケットの草分け的存在で、フルーツを通じて世界を変えるため活動するフタバフルーツ代表 成瀬大輔氏と、私 四代目金岡又右衛門によるインスタライブを行いました。

本当は多くの方々にお越しいただいた中でのトークショーにしたかったのですが、時節柄、無観客での開催となりました。それでもライブ中には多くのコメントをいただくことができ、とても有意義なものであったと感じています。

2日目には、世界で活躍される松岡龍一氏によるアートパフォーマンスもあり、多くの人の視線を釘付けにしていました。

 

松岡氏は植物から多くの影響を受けているとのことで、今回をきっかけにまた新しい扉を開けられるような面白い取り組みをしていこうと意気投合しました。

 

また今回出店もされていたポン太青果代表でありTVやラジオでお馴染みの土肥ポン太さんともお話ができ、又右衛門の「マダガスカルの木彫りプロジェクト」にも関心をもっていただき、木彫りのカメさんをご購入いただきました。

マダガスカルと行き来ができるようになったら、この思いを本国に届けたく思います。

 

また普段お世話になっている方々やFacebookでの友人、JCの時の知り合い、そして宝塚からも若者二人が陣中見舞いに駆けつけてくれてとても嬉しく思いました。

熱気と愛にあふれた本当に素敵な時間をご一緒でき、関わっていただいた皆様には感謝の言葉しかありません。

 

このようにキックオフされた大阪ファーマーズマーケット。これからもさらにグレードアップし、より多くの方々と素敵な時間を共有できればと思っておりますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

野菜、果物、植物、カクテル、場所そして何といっても人・・・・

それぞれの世界で活躍している方々とご一緒できた色とりどりの2日間。素晴らしい時間になりました!!

ここから世界へ!!! 楽しみだ―!!!

 

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大阪ファーマーズマーケットvol.「フルーツ&ボタニカル万博~播種祭(はしゅさい)~」

 

【日時】

2020年7月4日(土)12:00~19:00

2020年7月5日(日)11:00~16:00

 

【場所】

AKICHI 3F

〒556-0011

大阪府大阪市浪速区難波中2丁目3-20

 

【SPECIAL EVENT】

スぺシャルトークショー

7月4日(土)11:00~12:00

成瀬大輔×嵜本将光×金岡又右衛門

インスタライブにて配信予定 ※密対策として無観客で行います。

 

【協賛】

JA全農長野

JAありだAQハウスみかん部会

紀州・夏のしずくブルーべリー部会

株式会社 吉屋(よしや)

 

【後援】

長野県

 

【STORE】

・バラエングループ

・フタバフルーツ

・株式会社 吉屋(よしや)

・半田植物園

・大宝青果商店

・蜆楽檸檬(ケンラクレモン)

・なら橘プロジェクト推進協議会

・千年未来工藝祭

・Kei Nishiyama(VERANO)

・ポン太青果

・松岡龍一 ※7/5のみ。ライブぺインティング実施

・MONETA

 

【CAMERA】

松尾裕矢

 

以上敬省略させていただきます。