四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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さて今日は2日目。今日の深夜便で帰国をするので最終日となる。
まずは朝目覚めてから、少し体を動かして体をシャキッとさせてホテルを出発、いつものように屋台で買い出しを行って燃料補給。そしてホテルに戻って昨日ほどいたばかりのスーツケースを詰め直して、チェックアウトを行って、いつも又右衛門を覚えていただいているホテルのフロントやベルボーイさんたちに笑顔で見送られて出発。今日は生産者2件の訪問である。
まず1件目は、ブーゲンビリアの生産者である。この生産者はバラエングループのタイ農場建設予定地に向かう途中でもあり、何とも癒される色合いのブーゲンビリアに誘われて幾度か訪問をさせていただいたことがある。
そして今回は欧州にあるパートナー農園からの依頼で、私たちから欧州向けの輸出をすることになり、その商談のために訪問をさせていただいた。
農園には代表が私たちの訪問を待っていて、快く出迎えていただけ、早速青空とブーゲンビリアに包まれながらミーティングを行った。代表は日本からの来客に常に笑顔で応え、是非一緒にビジネスをしようと言っていただけた。さらに欧州だけではなく日本向け輸出の窓口になってもらえないかとも声掛けいただき、せっかくなので日本においてこのような大型のブーゲンビリアが活躍できるところは数多くないが、一緒に取り組めるようお互い考えてみようと言うことになり、新たなプロジェクトとして検討段階に入ることになった。
またこのナーセリーはブーゲンビリアだけではなく、欧州の依頼で観葉植物の生産受託事業を行ったり、世界各国と輸出入を行ったり、花き園芸において幅広く展開をしており、今後互いがどのような関わり合いを持ちながら進めていくことになるか、とても楽しみである。そして普段は開放しないバックヤードも見せていただき、実際にどのようなパートナーシップとして取り組むか来月の訪問で詰めて話すことを約束し、このナーセリーを後にすることにした。
そして食事とってから約束の時間ちょうどに次の生産者に到着した。ここの生産者は私たちがタイで活動するにあたり、いち早くパートナーとして手を挙げていただき、既に私たちの輸出用管理施設、通称「又右衛門エリア」を作っていただけたとても心強い生産者である。実際に私の大型のフィカスなどを日本や中東に送っていただいている実績もある。
そして今回は、前々回訪問時に依頼した植物の日本向け調整の進捗状況確認であった。この植物は来春とても大事なところに植栽をするものなので、完璧に土を洗浄したこともあって、その後の生育がとても気になってはいたが、きちんとリカバーでき、今のところ順調に進んでいるので、胸をなでおろすことができた。
他にも預けている植物のチェックを行った後に、テーブルについて、「又右衛門エリア」の増設について提案をさせていただいたところ快諾をいただけ、また一つ大きな動きをとることができそうになってきた。そして来年の早い時期に着工に入ることを目標に、進めていくことになった。これが完成すると日本のみならず多地域へ高品質な観葉植物を出荷できることになるので、とても楽しみである。本稼働になった際には皆様にお声掛けさせていただくので是非楽しみにしていただければと思います。
そしてこの日の活動を終えた頃には陽も落ちかけてきたので帰路に着くことにした。そして車中で2日間を振り返り今後についてと次回訪問日程調整を行いながらスワンナプーム空港へ向かい、無事に到着することができた。今回、2日間というバタバタのスケジュールの中、各手配を行っていただけたパートナーには感謝である。お世話になりました。ありがとうございました。また来月よろしくお願いします。
そして深夜便で帰る機内で。周りの方々の睡眠妨害にならないようにこのブログを書かせていただいた。かなり寝不足のためおかしな文章であるとは思いますが、いつものこととご容赦いただければと思います。
そして最後に前回のブログで触れさせていただいた研修生たちとおこなった昨日ミーティングについて書かせていただきます。
以前より私たちのタイにおける供給パートナーとして一緒に活動していただいているヤシ生産者の後継者より、花き園芸の流通や生産技術を是非日本で学びたいというたっての願いがあり、特別に来春研修生2名を受け入れさせていただくことになしました。
彼女はカセサート大学、日本で言うと京都大学のようなとても優秀な大学を卒業後、ヤシのナーセリーを継ぐことになっており、バラエングループの考え方や取り組みに共感いただけ、是非さらに強いパイプでつながり今後取り組んでいきたいとのことで、そのためにも様々なことを学びたいということから、来春短期ではあるが日本にきていただき、私たちの販売の現場、沖縄をはじめ各地に拡がる生産の現場にて活動をしていただき、多くを学んでいただくことになります。
恐らく弊社に来ていただいている方にはお目にかからせていただくこともあるかと思いますが、是非若い二人を育てるためにも、ご指導いただければ嬉しく思います。何卒よろしくお願いします。
さて短かった今回のタイ訪問。報告は以上です。これで本年の海外出張も最後になる予定です。後は日本で走り回りながらクリスマス、年末繁忙にむけてスタッフの足を引っ張らないようにがんばりますね。ではでは~~。
今回のタイ訪問の目的は大きく3つある。1つ目は、来春に来日予定の研修生との調整。2つ目は前回訪問時で早い再訪を約束したタイにおける養鯉場との商談、3つ目は今夏に新設した管理施設の確認と、そこで管理される来年度用の植物の進捗状況確認である。ただ今回は12月のバタバタしている時期と日本で大事なミーティングがあるため深夜便を使って実質活動できるのは2日間というスケジュールとなった。
3日の朝はいつものように慌ただしく荷物をバッグに詰め込んだ後、車に乗せて出発。無事に伊丹空港に到着、そして羽田空港にて乗り換えてバンコク スワンナプーム空港へと向かった。
往路はお昼便であるので機内でしっかりデスクワークを行うことができ、気がつけばスワンナブーム空港に到着。そして円安の状況でため息をつきながら両替を行い、電車を乗り継いでいつものホテルに到着をした。
到着後は滞在中の朝ごはんなどを買い出しし、夜は早速現地パートナーと2日間の行程など打ち合わせを行った。
そして翌朝。実質の活動できる日2日間の1日目。次回に書かせていただくが研修生との面談を終えた後に、弊社開発の高濃度フルボ酸液である錦鯉用バイオスティミュラントといえる「マリネックス錦」をタイにて著名な養鯉場を再訪し、ミーティングの時間をとっていただけた。
養鯉場管理責任者と担当者の方に、とても関心を持っていただくことができ、現場で使用法の提案などをさせていただくと、とても多くの質問やアドバイスをいただくことができた。そして製品の可能性を十分に感じていただくことができ、早速試験を行うことを決定していただけた。
さらに結果次第ではタイにおける販売代理も検討したいとまでいただけ、とても価値あるミーティングとなった。そして長いミーティングの後、記念写真を撮り、試験結果の確認などのため、1月に再訪する約束して、次の目的地へと向かうことにした。
そしてとても満足な結果で今後に大きな期待をいだきながらランチをして次の目的地へと向かうことにした。次に面談する養鯉場も先月訪問したときに「マリネックス錦」を既知で、関心も持っていただけたのだが、今回はなんと約束日を間違えられていたようで、残念ながら責任者と面談することができなかった。タイあるあるである。
午前中の面談と真逆の結果となったが、これも縁ということかな~~と感じ、切り替えて目的地の変更を行い、ちょうどこの時期にラマ9世公園で開催中の植物マーケットの見学に向かうことにした。
会場入口付近には大きなアデニュームがいくつも飾られていた。そして大きな円を描くような形の販売会場を時計回りに見学することにした。会場には草花など普及品から、希少な植物など多くのジャンルの植物が販売されていたが、個人的に少し気になったものもあったので写真だけでも少しご紹介させていただく。
中々大きな葉で魅力的である。
一時期とても人気があり入荷も一苦労であったピクタムも増えてきたのかな?と感じた。
Johannesteijsmanniaはじめ、希少なヤシたちも多く並んでいた。
この出展者とは以前から取引もありいつものようにユニークな形や希少なバナナを多く出展をしており、こんなにも多くあるものかと来場者を驚かせてくれた。
さらにリクエストをすると実を食べさせてもらえ、個人的にはとても楽しませていただけた。
また品評会にはクロトンやカラジュームなど魅力的な植物が多く出展されており、しばし目の保養をさせていただくことができ、しばし植物たちと戯れているうちに夕方になったのでホテルに戻り、デスクワークをした後、眠ることにした。
さ~今日は初日。明日は最終日という活動。気合を入れて頑張ろう。おやすみなさい。
今日は最終日、朝から慌てて荷物をパッキングして出発準備をおこなった。
ある程度準備ができたところで、朝ごはんの買い出しに出かけた。そして今週ずっとお店を出していなかった私の好物の焼きバナナ屋さんが出ていたので購入。数か月ぶりにもかかわらず私のことを覚えてくれていて、焼きバナナと同じように温かい気持ちに触れることができた。
そして部屋に戻って焼きバナナとヨーグルトをいただいてから、ほっと息をついて時計を見ると出発時間ギリギリになったので最終パッキングをして、部屋にお世話になった挨拶をした後、フロントに向かい、チェックアウトを完了させて、現地パートナーの車に荷物を積んで、ホテルを出発した。
今日は今回のタイ訪問では1日だけとなった植物に関わる活動で、前回の訪問で仕込んでおいた植物たちの生育状況の確認のために生産地を訪問するのである。
そして生産パートナーのところに行く途中にあるブーゲンビリアを生産する農場に立ち寄った。相変わらずのキュートな色合いに心が和む。
ただ今回は単純な見学で立ち寄ったのではなく、スペインのパートナーからブーゲンビリアの手配をして欲しいとの依頼があったので、その交渉のためである。そしてしばらく条件などをすり合わせ、ある程度状況は把握できたので、急いで次の目的地へと向かった。
そしてしばらくしてパートナーのナーセリーに到着した。ただパートナーがトラブルで同席することができず大事な打ち合わせは来月に持ち越しになってしまったが、確保している植物たちは順調なので一安心することができた。
他にもいくつか気になる植物を追加購入し、その他植物の状況を確信して、今回のタイ訪問の予定していた活動は全て終えることができたので、パートナーに空港まで送っていただくことにした。
そして比較的渋滞は少なめであったが、途中食事などを行ったため約4時間でスワンナブーム空港に到着。無事にチェックインをして、今は空港のラウンジでこのブログを書いている。
今回のタイ訪問の目的は植物ではなく、観賞魚が主であったために、正直知識もないまま、初めて観賞魚業界に飛び込んでいくことになり、とても不安は大きかったが、多くの人に支えられたのと、観賞魚も植物も命を大切に思って活動するものは相通ずるものがあり、みんなが私たちを受け入れ、親切に対応いただけたので多くの学びを得ることができた。
そして新たな分野に入っていくことに、不安はあるが若かったころのワクワクを感じることもでき楽しみが増えたような気がする。
ただ花き園芸業界や自社の状況は決して順風満帆とは言えない。ただだからと言って、そこに注力をし過ぎるのではなく、常に前に進むことを怠っては、最終的に前にも後ろにも行けなくなると強く思っている。そのためにもスタッフには迷惑をかけることもあるかもしれないが、それこそがより長く一緒に活動していくために必要だと思うので今後もこのスタンスは変えずに進んでいきたいと思うので、引き続き皆さんも私たちのチャレンジを温かく見守っていただきたく思っています。
今回も又右衛門タイ紀行2024年10月をお読みいただきありがとうございました。
さ~~帰れば、多くのことが山積みであるが楽しんで取り組んできたいと思う。
ではではコップンカップ!!!
今日は再びバンコクにて観賞魚関連の活動である。
いつもお決まりの屋台で買った食事をいただき、手配した車でいざバンコクから少し離れた隣県にある観賞魚の生産者へと向かった。
ここの生産者は、らんちゅう(観賞魚) の生産を行っている。そして到着後、早速管理地を見学させていただき、らんちゅうの生産について工程などを聞かせていただいた。
そしてこちらからは、バラエングループの活動と「マリネックス錦」の効能などについてお話をさせていただき、生産工程における効果などをディスカッションさせていただいた。
現在はとても安価なタイ製品を使っていて、ある程度満足はされているようであった。ただそれ以上に効果が期待できるので、あとは価格の問題などざっくばらんにディスカッションをさせていただけた。
またここかららんちゅうは日本に輸出をしているとのこと。私たちは今まで日本のらんちゅう生産者にも「マリネックス錦」を販売させていただき、らんちゅうは日本から輸出されてばかりかと思っていたが、輸入もしているとのことを聞かされ驚いたのと、自分の勉強不足さを感じることとなった。
そして再びバンコク市内にもどり、今度はタイでも著名な錦鯉生産者を2件訪問させていただいた。
これら会社でも、私たちの取り組みと「マリネックス錦」についてお話をさせていただいたところ1件は「マリネックス錦」を既に知っていただけており、私たちの訪問と提案をとても喜んでいただくことができた。
また「マリネックス錦」がもつ効果として
●新穴あき病などの病気予防
●アンモニア・窒素の吸着除去
●一般細菌の繁殖抑制
●錦鯉の白地ヌキ
などには強く関心を持っていただけた。
またもう1件の生産者の現場責任者も同様に大変興味をもっていただけ、現在出張中のオーナーと是非会って欲しいと言われ、12月もしくは来年1月に再訪することになった。
この2社とも販売されている錦鯉は全て日本産とのことでタイでの生産は行っていないとのことである。そして単価も数十万や数百万、それ以上のものもあるとのことで、きっと弊社のマリネックスはお役に立てるので粘り強く地道に営業をしていこうとあらためて思った。そして早い再訪を約束して錦鯉生産者訪問を終えることにした。
生産者訪問後はチャトチャックにある観賞魚用資料などを販売している店舗に訪問し、価格調査などを行った。
そして試験的にタイで多く使われている殺菌剤などを購入し、また日本から輸入されている資料などを拝見させていただいた。
正直価格はタイ産がかなり安いが、私たちが製造する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)は無いようなので、皆さんに使っていただけさえすれば、その価値を実感いただけると思うので、泥臭いかもだが足を使いながら何とか広めていかなければならないと感じた。
そしてここの視察を終え、数日間お世話になって現地パートナーとお別れし、私は渋滞を避けるためBTSにてホテルのあるプロンポン駅へと向かい、途中スーパーで買い出しをして、ホテルで、パソコンに向かい合うことにした。
さ~明日は最終日。本業の植物での活動である。しっかり頑張ろう。
今日は今回のタイ訪問をこの時期に選んだ理由でもあるPET FAIR2024を視察するたためにBITECへと向かった。BITECとは Bangkok International Trade & Exhibition Centreの略で、とても大きな会場でBTSのBang Na駅に隣接をしている。
そしていつものように待ち合わせ時間の約30分前に着くようにホテルを出発し、目的の駅に着いたと思って降りたが、その周辺を見渡しても展示会会場のようなものがなく、途方に暮れて駅員にBITECに行きたいけどと尋ねると「BTSにのってBang Na駅にいけば良いと言われた」だから私はBTSにのってここまで来ましたというと「ここはBang Wa駅。BITECはBang Na駅」と言われ一瞬顔が青ざめてしまったが、すぐさまお互いは笑顔になり、私は照れくささを隠しながら、慌てて乗ってきた路線を全て引き返し、ホテルの最寄りを通り越し1時間遅れでBang Wa駅に到着することができた。
そして駆け足で会場へと向かい、無事に入場パスを受け取り早速会場を視察させていただいた。
まずはJAPANブースを周らせていただきJETROの活動など拝見させていただき、参考になることがいくつかあった。
他には事前にアポイントメント入れていたブースを順番に周り貴重な情報を入手することができた。
私たちの今回のPET FAIR視察は、観賞魚に関する情報の入手と今後の出展検討のための視察であったが、この展示会の出展者の多くは犬猫ペットが中心であった。ただそのことは事前情報でわかっていたので何ら問題はなかった。
ただ私たちのマリネックスは観賞魚にとどまらず家庭のペットの健康増進にも大きな効果が出ているため、そのことも踏まえての参加であったので価値ある訪問となった。そして数時間会場をしっかり周り終え移動することにした。
その後はホテルの最寄り駅まで戻り、近くの商業施設の植栽チェックを行った。OPEN当初は植物もあまり育ってはいなかったが、随分落ち着いてきたように思えた。
また他の施設の詳細もチェックし、随分歩いて足がパンパンになったので、少しご褒美にタイ名物?の足つぼマッサージを行ってきた。マッサージが始まった頃は痛さと気持ちよさが共存している心地よい状況であったが、その後は遅くまで行っているデスクワークのせいか、すっかり寝込んでしまい、気がつけば終了となっていた。
そして活力を取り戻したので、現地パートナーと待ち合わせて食事兼ミーティングを行い、今日も意義深い1日とすることができた。
さ~~明日は少し早めの出発なので、寝坊しないようにしなきゃであるおやすみなさい。
今日は葉物野菜を加工する大手企業に農業用マリネックスを提案させていただく初めての会社訪問である。
朝イチからBTSにて少し離れたところの駅に向かった。そして野菜加工企業のご紹介をしていただけるパートナーと合流。そこからタクシーに乗り約40分目的地近くまで来ることができた。
私は初めての訪問のため余裕をもって移動したので少し早く到着。しばらく打ち合わせを行いながら露店で休憩してから訪問先へと向かった。
そして道路わきを10分ほど進みながら訪問先へと向かう。
訪問先の大きな工場を目の前にして先日の大雨の名残か道が潅水してしまっていて、私たちの前に立ちはだかった。ただこれを進まないと到着できないため、何とかクリアしてさらに進んだ。
そして再び歩いて進み、何とか目的地に到着。該当企業の責任者の方と面会することができた。
しばらくバラエングループについてと、農業や食品加工の分野で、私たちが培ってきた環境に配慮した新しい技術や製品を説明させていただいたところ、強く関心をもっていただけ、近々テストに入っていただける予定である。とても楽しみである。
またこの企業は新しいプロジェクトを推進しており、その場面においても私たちのプロダクトのもつポテンシャルが活かせるのでは考えているので、引き続きこの関係性を保ちながら進めていきたいと思う。
そして再訪の約束をして会社を出ようとした時に、大雨が降ってきた。昨日乾季に入ったと宣言があったにもかかわらず大雨。さすがレインマン又右衛門であると晴男のパートナーも驚いていた。さすがにこの状況では外でTAXIを拾うこともできないためGrabでTAXIを手配して最寄り駅まで向かい、その後BTSにて次の目的地へと向かった。
そしてちょうどランチタイムであったので、カオマンガイの有名店で食事した。運よく少し待つだけで、席が空いたが相変わらずの人気で多くの人の行列ができていた。
そこからはせっかくなので水上バスにて次のミーティングの場所へと向かうことにした。今回初めて乗らせていただいたが、確かに渋滞が多いバンコクでは有効な移動手段であると思った。またいつも見る路上からの街並みとは違った光景のため、楽しませていただくことができた。
そして水上バスの駅からは徒歩で15分ほど移動し、普段は足を踏み入れない高級なホテルのロビーにて、新しいご縁をいただくことができた。
今回ご挨拶の機会をいただけたのは、海外から日本への職業訓練などのために人材を送り込まれていることなどをされていらっしゃる方であった。
昨今の人手不足から、新しいプロジェクトに関わる人の採用だけではなく、通常の業務においても大きく影響が出ている状況のため、国内外関係なしに門を拡げ募集し、そして最終的に弊社で取得した技術などを自国で活用していただければと思っていたので、今回のご縁では多くの貴重なことを学ばせていただくことができた。大変ありがたいことである。
その後私は一旦ベースキャンプのホテルに戻り、デスクワークを行った後に、近くの商業施設の植栽などの確認を時間がある限り行わせていただいた。
そして夜は現地パートナーとの久し振りの会議をさせていただき、貴重な情報交換を行っていると夜もしっかり更けてきたので今日のところは解散し、各自帰ることにした。
明日はまた郊外での観賞魚の活動。どんなことがあるか楽しみである。
今日は、丸1日スコータイにて観賞魚を生産する方々の訪問である。
昨晩は、同行者の皆さんと一緒に宿泊をしたため、私も朝食付きでホテルの予約をしたのでバンコク滞在時よりご馳走の朝ごはんをいただくことができた。
写真左は、私の好物カオトム。そして右の料理はカイガタというものである。カイガタとはイサーン地方の朝食では定番メニューとのこと。小さなフライパンで、目玉焼きとソーセージ、野菜を焼いたものである。ただタイ料理の目玉焼きは大量の油で焼いているというよりも揚げているという感じであるが、カイガタではバターを使って卵を焼くのが珍しい。玉子揚げがあまり好ましくない私にはありがたい料理であった。ただ味付けの加減か少し甘く感じたが美味しかった。
今回はタイにおいて弊グループ開発の「マリネックス錦」の案内をさせていただくための訪問である。
まずタイでの観賞魚と言えばベタである。ベタとはタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、大きな川から水田などにも生息する。
和名では闘魚と言われ、オス同士が縄張り争いでケンカをするからつけられた名前であろう。
そして写真ように美しい姿のベタを鑑賞するための種類と、闘魚の試合にて勝利を競うためのベタの生産がおこなわれている。そしてまず1件目の訪問先は写真のような美しいものを生産している。高いものでは日本円で数十万円するのもあるらしい。
そしてそこで「マリネックス錦」の説明をさせていただき、使用効果として発色や魚病に対して効果が期待できることから大変興味を持っていただき、早速試してみたいとの声掛けをいただいたので、今後一緒にテストを行うことになった。とても幸先のよい滑り出しであった。
思ったより話が弾み、終わった頃にはお昼前になったので、少し早いがランチをいただくことにした。そしてせっかくなのでご当地ものをお願いすればクイッティアオがこの街の食べ物ということで、せっかくなので食べさせてもらえるお店で車を停めてもらった。
これがクイッティアオというラーメンのようなものである。通常は甘辛い濃い味付けのようだが、最近体調の加減で辛いものは控えるようにしているので、オーダーの際に辛さ控えめでお願いをした。ただ確かに辛さは控えてもらえたが、ベースの砂糖の甘さがしっかりあり、まるで砂糖ラーメンを食べているような味がして、正直私には厳しいものがあった。おそらくだがクイッティアオで有名なお店であれば美味しかったであろうが、どこでもこの味であれば私はお手上げであるかな。
そして昼からは午前中の美しいベタと違って、競技として戦わせる闘魚を生産している方を訪ねた。
このような器で大量のベタを生産しているとのこと。そして強い母から生まれたベタは高価で取引されることが多いとのこと。まるでサラブレッド生産と似たものを感じた。
ここでも再ほどと同様に「マリネックス錦」と紹介させていただいたところ、幼魚の健全な生育や歩留まりの向上などに興味を持っていただけ、早速テストをしていただけることになった。
話によると大きな大会で勝った場合の賞金は結構高いようである。そのためこのようなところから強くなりそうな子供を多く買って、そこから強いものを選抜し、大会にだすとのことである。聞いただけではあるが何となく興味深いものであった。
その後は、金魚などの観賞魚を販売している店舗への聞き取り調査などを順番にして回り、色んな情報を入手することができた。
そして一応全行程が終了したため、バンコクに戻るためスコータイ空港に向かった。そして空港施設手前にある恐竜博物館を見学させていただいた。
博物館は土日だけ開館とのことで今回は外観だけの見学になったのでまた機会があれば館内も観させていただこうと思う。ちなみにこの博物館もAirport Zoo同様の方の持ち物とのこと、本当に驚きである。
さらにはこのような素敵な建物も。現地案内役の話では世界の著名な建物を再現しているとのこと。ミニチュアではなく実物に近い建物を作るとはわたしのような一般には考えも及ばないところである。
出発までのわずかな時間を楽しませていただき空港へと到着。ここで2日間お世話になった方にお礼と今後のお願いをして、入口から手荷物検査まで数メートルという最短と思えるコンパクトな空港でチェックインを行い、出発ゲートへと向かった。
そして出発の時間までは、搭乗者全員が利用できる無料の飲み物とスナックをいただきながら綺麗に手入れされた庭を楽しみゆったりと過ごした。バンコクから乗客を乗せた飛行機が到着。私たちは折り返しその飛行機に乗って帰る。帰るときも同じようにカートのような乗り物でプロペラ機まで送ってもらい、短かった初めてのスコータイに感謝をしながら、座席へと進んだ。
そして着席してしばらくして、2日間の素敵な思い出を一瞬頭から消えてしまうほどの衝撃があった。それは機内で使用するために大事なものを詰め込んだ手提げバッグがないことに気づく。さっきまではあったのを記憶しているので出発ゲートの際バックパックのみを抱えてうっかりおいてきてしまったのであろうと思った。
そこで私はかなりうろたえながらで何語で話したのかもわからない感じで、「バッグを取りに行くために、飛行機を降りたい」と申し出たが通じず、同行パートナーに助けていただき伝えてもらうと、乗務員は落ち着いたそぶりで、「地上係員が見に行きますから座席についてください」とのことであった。そして生きた心地がしない中、座席に座っているとしばらくして乗務員さんがカバンを届けてくれた。本当に感謝である。そして冷汗が乾いた頃に飛行機は無事に離陸。
そして上空ではまた短い間のフライトにも関わらず、温かい飲み物とおやつが入ったバッグを全員に配られた。
今回スコータイに行くために利用させていただいたBangkok Airways。素敵なサービスやスコータイ空港、Airport Zooや博物館などスケールの大きさと細やかなところまでの配慮など本当に素晴らしいと思った。私はJALを好んで利用をさせていただいているが、また機会があれば是非利用させていただきたいと強く思った。
このような私の相変わらずのうっかりで全てが真白になりかけたスコータイでの2日間の思い出も、カバンも戻ったことで、さらに輝いた記憶の2日間となった。初めてお会いした生産者の方々、案内をしてくださったパートナーに心より感謝である。この2日間がただの旅行ではなく、観賞魚ビジネスの出発地点と言えるように引き続き頑張っていきたいと強く思います。
そしてしばらくしてスワンナブーム空港に到着。ここからは一人で電車を乗り継ぎながら無事にベースキャンプのロータスホテルへと戻った。
さ~~明日は、うってかわって野菜での取り組みで初めての企業の訪問である。これまた楽しみである。
いつものように早朝から活動し一汗をかいたのでとりあえずシャワーを浴びることにした。今日の出発は午後一番なので、ゆっくり朝食をとれるのでお腹が空くまで待ってから出かけることにした。
ホテルについているビュッフェの朝食は結構高いので、私の朝食は前日スーパーで買い込んだヨーグルトやバナナ。もしくは時間があるときには決まって、少し離れた麺屋さんで食事をする。
そして今日は時間があったので麺屋さんに向かった。お店は開店して間もないため、十分に席は空いていたので慣れた席に座り、いつものようにあっさりスープに、豚ミンチとかまぼこのようなものが混ざったものを麺抜きでを注文させていただいた。
待つこと数分でお気に入りのスープが到着。これでMサイズ70バーツである。味はいつものように美味しい。そして汗をかきながらいただく。バンコクでの又右衛門ルーティーンともいえる。そしてお腹も満たされたので、再び植栽チェックをしながらホテルへと戻った。
午前中はデスクワークと資料整理をおこなって、本日の目的地であるスコータイへ行くために、昨日到着したスワンナブーム空港に向かった。
スワンナブーム空港は国際線国内線とも同じターミナルで少し紛らわしかったが、何とか無事にチェックインして遅れることなく搭乗ゲートまで行くことができた。
そしてバスに乗って飛行機まで移動したが、用意されていたのがプロペラ機。久し振りの登場である。ただ私の認識ではプロペラ機の方が安全と言うのがあり、時間はかかれど全く不安はなかった。
そして定刻より少し早めに離陸し、しばらくして食事が出てきて、また驚かされた。国内線であり、フライト時間が1時間強にも関わらずお盆にのった機内食が出てくるとは思っていなかった。
そのため機内では食事やパソコン操作などでバタバタしていたので、本当にあっという間にスコータイ空港へと到着した。
そしてタラップを降りるとバスではなく、カートのようなものでお出迎えである。驚きである。
そして気軽にカートに乗ると、すぐに出発。滑走路から花壇を横目に見ながら進んでいく。
しばらくすると目に前にシマウマがいっぱい現れてきた。一体ここはどこの国。ケニア?などと驚き、困惑しながら空港施設へと到着した。
そして全く空港を感じさせない素敵な建物をくぐり、初めてのスコータイに踏み入れることができた。
そして先ほどのシマウマが気になり、空港施設に隣接していたので近づいていくと看板がでていて、そこには「Airport Zoo」と書かれていた。これで納得はできたが、動物園がある空港とは本当に驚かされた。また更にこの空港は個人の持ちものであると聞かされ、さらに驚きである。今まで多くの国を周り、様々な空港にも立ち寄ったが、このような温かい素敵さの空港はなかったので良い意味で驚きと感動を与えてくれた。
乗り合いタクシーのようなバンで空港を出発すると、すぐに恐竜博物館が見えてくる。見た感じ中々興味深いが、立ち寄っている時間はないため、ここはスルーしてホテルに向かう。そして小一時間でホテルに到着。
そして今回通訳兼案内をいただくパートナーと打ち合わせを行いながら食事をさせていただいた。
写真は撮り忘れたがナムプリックというタイ風野菜ディップのようなものをいただいた。少しスパイシーな辛みそのようなものに生野菜をつけて食べるのである。特別な味がするわけではないがシンプルで美味しかった。特に白菜はとても甘く、日本の白菜より甘く感じた。
ディナーミーティングでは、現地ならではのとても貴重な情報や商品の可能性などを授けていただくこともでき、それだけでも訪問した甲斐があったとも言えるぐらいであった。そして最後にお決まりのスイカジュースをいただきながら、明日の行程など進め方をすり合わせたのち、各自部屋に戻ることにして、私は部屋でこのブログを書いている。
さ~~明日はいよいよ初めて会う方との商談。それも植物ではなく鑑賞魚の業界である。正直「マリネックス 錦」や「マリネックス水産用」として魚類にも販売はさせていただき、かなり高い評価をいただいているものの、私の専門外であるため学ぶことばかりである。とにかく今回は新入社員の飛び込み営業のようなもののため、簡単にはいかないだろうが、たとえ1件でも採用していただくか、そのきっかけになるように頑張りたいと思う。
緊張と期待で中々眠れそうにないが、明日のために頑張って眠ることのにします。おやすみなさい。
昨日の各種打ち合わせの後に、帰宅し出国の準備と、しばし愛猫との時間を過ごさせていただき、準備万端で早朝自宅を出発した。
時間に余裕をもっての出発で、忘れものもないはずであったが、大事なリーディンググラスを忘れたので一旦引き返して再出発。無事に伊丹空港でのチェックインの時間には間に合った。でもまだ他にも忘れ物があったことに後から気づき、無事とは言えない状況であったかもである
そして羽田空港で乗り換え、定刻にバンコク スワンナブーム空港に向けて飛び立つことができた。
機内ではいつもの非常口座席に座らせていただき、狭いなりにも快適に過ごさせていただいた。機内での映画では先日他界された西田敏行さん主演の「素敵な金縛り」が放映されており、追悼もかねて観たかったのだが、急ぎのデスクワークを優先したため、観ることができず少し残念な気持ちであった。
そして6時間弱でバンコク スワンナブーム空港に到着。無事にバゲッジも受け取ることができた。実はこのスーツケースは今月初めのスペインから帰国した時にところどころ壊れてしまって修理をしていただいたのである。そんなスーツケースであるがJALさんが短時間でしっかり治していただけ、出発に間に合わせていただき新品同様の快適さである。
それもあって空港からは、エアポートリンクとBTSを乗り継ぎ、駅からは徒歩にてホテルへと向かい、無事にバンコクでの定宿であるロータスホテルへと到着した。
ホテルに到着すると、まずは入り口の顔なじみの警備員さんが笑顔で迎えてくれた。続いて建物内に入ると、これまたいつものドアマンの方々が、笑顔で再訪を喜んでくれた。さらにチェックインのためフロントに向かうとKANAOKAさ~~んと声をかけていただけ、スタッフのほとんどの方々が笑顔で迎えてくれた。
このロータスホテルを私がいつも選ぶ理由は、新しいホテルではないためところどころ不備もあるが、近隣のホテルに比べ安い。しかしそれが理由ではなく、前途のようにみんなが温かく迎えてくれる。まるで自宅や会社にいるようである。むしろそれ以上に感じることもある。それこそが現地でギリギリまで活動するにあたっての原動力になるからである。本当にありがたいことである。
チェックインを終えると荷物を部屋に運び込み、食事と買い出しをするために部屋に出ようとすると、フロントでもらった部屋のカードキーがない。カバンやポケット、部屋のどこを探しても見つからない。もらってからわずか数分の出来事である。なので何度も探したが見つけることができず、相変わらずの失くし物癖に、落胆しながら再度フロントにいき再発行をしていただいた。でもそのような時でもフロントは私の下手な英語での言い訳に、クスっと笑いながら笑顔でカードキーを手渡してくれた。まるで少し落ち込み気味の私の心の天窓をスッとキーをスライドして開けてくれたような気もした。少し大げさかもだが(;^_^A
そしてあらためてホテルを出発。少し早めの夕食を一人でいただくために外出をした。
メニューから選んだものは、いつものカオトムと空心菜。私の鉄板である。ただ一人のためこれ以上は頼めずで、しっかり食べてから明日からの滞在のための朝食や飲み物をスーパーへと買い出しに行くことにした。
そしてこの日は移動の疲れもあるので、足つぼマッサージを受けてから早めに横になるようにした。
さ~~明日は再び移動である。
昨晩近くのスーパーで買った夕食の残りを朝からいただき、最終パッキングを済ませ、時間ギリギリまでデスクワークを行い、バレンシア空港へと向かった。
このホテルの部屋は狭いが安価で綺麗、さらに空港まで歩いて行くことができる便利でお気に入りのホテルである。
チェックアウトをして、27kgのスーツケースに、かなり重くなってしまったリュックを背負い空港へと向かう。ただその道は少し険しく、地下道をくぐり抜け、半分舗装されたガタゴト道や坂道を昇る。国際空港至近とは思えない道ではあるが、空港まで約8分、本当に便利である。
そしてチェックインを済ませ、搭乗ロビーをうろついたあと往路と同じくロンドン ヒースロー空港へと向かった。
ヒースロー空港ではトランジット7時間強という長い待ち時間をラウンジで過ごし、貯まった宿題を少しづつ進めながらひたすら搭乗までの時間を過ごすことになった。
そしてやっとこさ羽田空港行の搭乗時間となり、機内に乗り込み12時間強の長旅の中、このブログを書いている。
今回の訪問は通常より数日短いうえ、クライアント様のアテンドが2日間あったので、自社のみの活動は実質1日半ぐらいであったが、同行いただいたクライアント様にとても魅力的な植物を提案でき、とても喜んでいただくことができたのでとても意義深いものとなった。
さらにとても大きなオリーブを数本予約いただき、会社としても大きな成果をあげられたと思う。いつもながら同行いただいている代表の決断力には学ばせていただくことが多い。
これで前々回のスペインのオリーブに前回のオーストラリアのボトルツリー、今回のオリーブと、植物園顔負けのラインアップである。このような施設の植物調達に関わらせていただけていることを喜びに感じながらの行程であった。
さらに展示会での新しい出逢いや、パートナーナーセリーからの魅力的な植物の発掘もでき、大きな成果を上げることができたと言える。
また展示会やナーセリーを歩いていると、初対面であるにも関わらず色んな人から「あなたは世界的に著名な活動家のKANAOKA ですね?」など声掛けていただき、色んな情報を得ることができた貴重な時間を過ごすことができた。
本来であればもう数日は滞在して活動をしたいところであるが、日本での進行中のプロジェクトもあるので、今回はこれで帰国しなければである。
繰り返しになるが短い間であったが素敵なパートナーたちのおかげで魅力的な植物に多く出逢えることができた。次の訪問は来年の4月になるであろう。今から既に期待感がいっぱいで楽しみである。
今回も又右衛門ブログ スペイン紀行を最後までお読みいただきありがとうございました。情報としてアップできたのは活動の1部分になりますので、また又右衛門を見かけたらお声掛けください。ゆっくりお話をしましょう。
ではでは~~~~。ムチョ グラシアス!!!!!