四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は久しぶりに充実した一日を実感できたように思う。

それは三つの重要なコンテンツである学習、仕事、プライベートで、それぞれに素敵なシーンに出会いができたからだと思う。

まず朝一番の飛行機で東京に向かい、両国へと向かった。

 

少し早目についたので、国技館前でFB用の写真を撮っていたら、親切な外国人さんが英語のパンフレットのようなものをもってニコリと微笑みかけてくれた。



どうやら私は相撲好きの外国人観光者に見えたらしい・・・。それでもその親切心に触れたときに、とても和やかな気持ちになれた。

 

そして会場に向かったのだけどその途中で見かけた自転車置き場

 

さすが建物がひしめき合う都内において土地の有効活用をしているんだなと思う反面、まるでこの急な角度が相撲の立ち合いにも見えて、さすが両国だな~と勝手な想像で一人感心してしまった。(すみません。相変わらず話が飛んでしまった・・・)

 

で、話を元にもどして今日のはじめの目的であるセミナーに参加するために会場のホテルに入り、来年初めて参加する展示会の取り組み方などを研修し、学ばせていただけた。

 

 

その後、渋谷で軽く食事を済ませ、川崎に移動した。

ここには業界内外でアグレッシブに活動し、感性から生み出された空間で多くの人を魅了しているSHOPとOFFICEがあり、私は今回初めての訪問をさせていただいた。

 

今回の訪問は、先日弊社を訪れていただいたときに、私が留守をしていて、話ができなかったので、今回は私からアポ入れをして訪問させてもらった。

 

私のような半人前が言うのは厚かましいけど、テーブルを挟んで向き合いながらの少しの対話でも、彼の研ぎ澄まされた感性や行動力などを垣間見ることができ、さすが多くの人に支持され、抜き出ているだけのことはあると率直に思えた。

 

そしてこれからの互いのビジネスのことなどの話をし、再会を約束して、この地を後にした。

 

その後今日の宿泊地である関内へと向かった。

 

関内は有名な中華街があるのだが、それともう一つ今日この時とっても熱いところがある。
それはホテルに隣接している横浜スタジアム。

 

今日はマジック2を迎えた横浜×巨人の熱戦が繰り広げられている。

実は私は少し前からXデーの予感がしていて、この日のチケットを持っていた。

ホテルに着くや否や、球場に足を運んだ。そして球場についたときには、もう8回の攻防だった。

そしてあと一人でこの試合が終わろうとしているときに、甲子園で阪神の勝利との連絡が入り、その後すぐに巨人が3連覇を成し遂げた。
 

 

私は小学校の時には宝塚の選抜選手として対外試合にでたり、甲子園の大会で優勝するチームの副キャプテンを務めさせていただいたりの野球小僧で、かなりのプロ野球好きである。

そんな私の目の前で胴上げが繰り広げられた。私にすればこんな日に、選んだかのようにめぐりあわせるとは運が良いとしか思えなかった。(といっても実は胴上げを目の前で見ることができたのは5度目であるのだが・・・。)

 

どの球団のファンであるとかどうかは別にして、各球団の選手が一生懸命に頑張り、その努力が報われ歓喜の瞬間を迎えたとき、とても大きな感動を伴う。そんな瞬間を目の前で見ることができ、その空間を共有できたことをとても幸せに思えた。

 

そしてそれと同時に、良い結果がでるには、それなりの理由があることはスポーツであってもビジネスであっても同じであることを改めて学ばせてもらえたような気がした。

 

そんな多くの学び、人、感動に出逢えたとても充実した一日になった。

 

さ~明日からまた新しい感動に出逢えるように頑張っていこう。そのためにも今晩は夢を膨らませ、幸せに包まれながら気持ちよく眠ることにしよう・・・

 

みなさん。おやすみなさい。

2014.09.23

研修生

昨日からうちの会社に研修生がやってきた。今回はあるお世話になっている先生からの依頼であった。弊社はまだまだ準備をしていただかなければならない状況であったので、今回はインターンシップという形になった。

 

見た目、線が細く、最近でいうイケメン君である。

 

彼がこれから植物と一緒にどのように成長するか、とても楽しみである。

ともあれ新天地で芽吹こうとしている若い芽を大事にしていきたいものだ。
 

 

そして同時に私も彼からも学び、一緒に成長していかなければならないと思う。

 

また皆さんに彼のことを、胸を張って紹介できる日が来ることを楽しみにしておこう。

2014.09.22

彼岸

またブログの更新に時間がかかってしまった。決して毎日ボーっと過ごしているわけでもなく、むしろその逆かもしれない。

 

ただ結構面白いことなどあったのだけどアップがまだできない内容とかも多くて・・・

(半分は言い訳かもですが・・・)

 

それも、ブログをがっつり書こうかと思うからかもしれない。というわけで、簡単なアップを・・・()

 

今日は、朝から兵庫の山奥へと向かった。

その途中田んぼのあぜ道で見つけた彼岸花たち。

 

 

周りの黄金色に実った田畑を祝福するかのように、真っ赤に咲いていた。

 

そして、秋を十分に感じながら、市街に戻ってきて見つけた彼岸花。

 

 

 

このふたつの彼岸花の色や大きさなど、一つ一つを見比べても、何ら違いは無いのだけど、私にはとても対照的に感じた。

 

街中の少しの土でも、咲いている彼岸花が、私たちに昔の自然豊かな風景を取り戻してほしいと一生懸命訴えかけている悲願の花に感じるのは私だけであろうか・・・

2014.09.06

東北出張 ①

モンゴルより帰国し、今週の週初めから東北方面へと向かった。初日1日は、午後大阪を出て、夕方仙台へと到着した。

 

 

仙台では、10年来のパートナーである矢野TEA氏と、今後についての打ち合わせや、海外事業についてのミーティングを行った。相変わらずの興味深い提案と、これからの野望を語り合い、ワクワクしながら打ち合わせを終えた。

 

そして翌日は仙台より、岩手 安代へと向かった。安代といえばリンドウと言えるほど有名であり、日本一の産地である。それは生産、出荷量もだが、取り組み内容がとても優れている。

 

 

ここでは育苗などの研究施設を用い、常日頃から栽培に適したものや、見た目や日持ちなどへの改良などに力を注ぐなど新品種への取り組みや適した品種開発に余念がない。さらに

各部会によっての積極的な販売戦略を行い、国内でのPRはもちろんのこと、輸出も手掛けている。切り花の輸出や海外委託生産などにおいては草分け的な存在であり、今もその成果を十分残している。

 

私は約10年前に、この産地で講演をさせていただいたことがきっかけで、産地の皆様と意気投合し、今まで毎年意見交換をさせていただてきた。時には産地フェアをさせていただいたり、展示会に出展をしたりなど大変お世話になっている。

 

そのようなことを思いながら仙台を出発し、途中サービスエリアで少しの休憩をして、お昼過ぎに安代に到着。そこで盛岡冷麺をいただき、すぐさま試験栽培場へと向かった。

 

 

そこにはいくつかの品種が、ちょうど花をつけていた。

 

 

その中でも、ひときわ輝いていたのがこのリンドウ

 

いかがですか~~?この発色。何とも言えない程の艶やかさ

 

長さがないため、切り花には向かないかもしれないが、個人的には、あまり多くの花をつけていないこのしなやかさがとても気に入った。今までの選別からは外れていたが、是非とも今後も検討してほしいものだと思っている。

 

この品種が、うまく様々な条件をクリアし栽培可能になったとしても、皆様の店頭に行く頃には、恐らく4年ほどかかるだろう。でも首を長くして待ってみたいと思う。

 

この他にも多くの試験品種があり、気になるのもあったが、ある程度の時間でこの場所から移動した。

 

その後鉢物の生産者を訪れた。

 

 

丹精込められて作られていたとても質のいいリンドウの鉢がならんでいた。多くは注文で出荷されていくことになるとのこと。あともう少しで出荷ピークも過ぎるので、是非最後まで体調を崩されず頑張ってほしいと思った。

 

この他にも興味深い鉢物があったので、別の機会に案内させていただこうと思っている。

 

そうこうしているうちに、夕暮れが近くなり、集荷場で今日一日お世話になった小笠原氏と別れ、宿泊地である仙台への帰路についた。

 

そして翌日は朝からホテルで事務仕事を済まし、夕刻大阪へと戻った。

 

今回の東北訪問も様々な収穫があり、今後に向けてまた楽しみと仕事が増えました~~。

さて、体調をきちんと整えて頑張りま~す。

 

 

そして安代から、とてもきれいなリンドウが届いた。


 

普通は鉢物品種だが、特別お願いして切り花使用で作っていただいている。

その綺麗さに多くの良い評価をいただけた。価格はまだまだ満足いただけるものではないが、この美しさと産地からバケツ輸送による品質の高さを考えれば、決して高いものではなく、十分価値あるものだと思う。

 

恐らく1年間のうちで1週間ぐらいだけしか出荷されないこのリンドウの素晴らしさと、安代リンドウ生産に関わる人びとの美しさを、是非多くの人に伝えてほしいと思う。