四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

さて今日が最終日。いつものように歩いてホテルに向かい、ホテルには時間通りに到着した。

昨日までの企業訪問を終えて、今日はバンコクでの展示会「ASEAN Sustainable Energy Week 2023」に参加してきた。

何度か近くまで来たことはあったが、中に入るのは初めてである。やはり新しくなった施設は広々としていてとてもきれいである。

そして開場とともに入場し、まずは日本から出展されている団体などを順番に案内いただいた。

まずは東京公社による共同ブースにて各社お話を聴かせていただいた。基本は畑違いの展示会であったが、中には少し気になる技術もあったのでいくつか質問をさせていただいたところ関心を持っていただけたので、今後に繋がればと思っている。

そして現地コーディネータに案内され日本から出展している各社を訪問。皆さん元気な企業でこのように海外で出展されることは素晴らしいと感じた。

その後は残った30分ほどが各自自由時間となったので、私はBOIで少しお話をさせていただいた後、目的なくぶらついていると、各ブースがほとんどが無機質なブースの中に植物が多めにあったブースがあったので、少しお話を聞かせていただいた。

ここは工科大学のブースで、工学でありながら、若い先生が、植物がもたらす効果などについても研究をされていた。そこで私は日本で様々な機関と繋がり、その中で「健康な植物のもつ力」について研究をしていることと、他国や日本でも研究は進み、エビデンスも出てきていることなどを伝えると、とても興味をもっていただけ、バラエングループと共同研究を進めたいとまで提案いただけた。

今後については未定ではあるが、今後お互いが協力的に進めていくことを約束し、ブースを後にした。そして展示会視察を終えて、最後のプログラム参加のため移動となった。

移動後次のプログラムの前に、参加者皆さんと一緒に飲茶をいただく。私は普段あまり食べない飲茶なので、すぐにお腹が膨れてしまい、極度の眠気に襲われながら、会場であるホテルに向かうことにした。

そして今回のタイ グリーンミッションの最終プログラムのビジネスマッチング会に出席。会場にはありがたくコーヒーサービスが用意されたので一気に3杯を飲み、シャキッとしてオープニングに臨むことができた。

まずはタイ王国大阪総領事館 領事から開会の挨拶があり、この会は開会された。

続いてタイ企業からのニーズ発表として、3社から事業やタイが欲している技術などをお話しいただけた。

休憩をはさんで日本からの企業PRの時間をいただき、日本から4社が逐次通訳でのプレゼンがなされ、各社から製品や技術についての発表がなされた。

そしてマリネックス社として参加させていただいている私は、2番手にてPRの時間をいただけた。

そこではバラエングループとしての想い、マリネックスの可能性はじめ、健康な植物(みどり)の力や必要性について少しではあるがお話をさせていただいた。

多くが工業系のエコや環境に対する活動をされているので、中には興味がなかった方もいたかもしれないが、私にとってはその方が好都合で、普段植物やみどりの力にあまり関心がなかった方々に対して、話が出来ることはとてもありがたい機会であった。

工業系の方々は、カーボンニュートラルにむかい、様々な技術でCO2排出の削減をめざしていただいている。とても大切なことである。

そこで私たち植物に携わっているものは、いかに排出されたCO2を植物が効率的に吸収できるかを考え、健康な植物を街に拡げる取り組みを進めていかなければならない。そして管理においては化学農薬・肥料を抑え自然生態系調和型資材や技術などクライメートテックとして気候変動対策をおこないながら地球への負担を軽減することが必要である。まだまだ私たちの業界は意識が薄いかもしれないが、その輪を少しずつでも拡げていければと思っている。

そして日本の全社がPRを終え、隣の会場に移動し、立食の懇親会に参加させていただき、多くの皆さんと情報交換をすることができ、時間となったので、主催者や参加者の皆さんに挨拶をさせていただき会場を後にした。

突然降ったらしい雨も上がった帰り道は、今回のグリーンミッションで多くの人から学ばせていただき、国内外の方と新たなご縁もあったせいか、3日間の通った中で、一番軽やかに感じる。

そして毎回通る度に、手を合わさせていただいた寺院に最後のお礼を伝え、しばらくしてホテルに到着。その後、車輪を失ったスーツケースの修理が間に合ったので一緒に帰国の途についた。

今回のタイ訪問で前半はいつものように植物に関する取り組み、後半はうってかわって工業関係のミッション。正直、前日までは工業系のミッションに参加するよりも、ひとつでも多く植物の産地を回ったほうが良いのでは?と思うこともあったが、実際はそのようなことはなく本当に良い機会であった。おすすめいただいた方々、主催でお世話になった大阪商工会議所の皆さんに本当に感謝である。

さ~あと数十分で関空に到着。今回もホテルや空港のクーラーの寒さに、少し体調を崩してしまったが、マリネックスを飲んでしっかり回復させて、9月も頑張っていこう。今回の土産話をみんなにするのが楽しみである。

さて今回のアップは、8月のタイ訪問の大きな目的の一つである大阪商工会議所が主催する8月28~30日の3日間開催された「タイ グリーンミッション」に参加してきたことについてアップをさせていただく。

私たちの業界でグリーンと言えば、植物のことと思うが、私たちの業界をでればグリーンは環境という捉え方をするので、ここでのグリーンミッションは環境ミッションであり、そこに私は参加してきたということになる。決して花き園芸業界のミッションに参加してきたわけではないことをまずはお伝えさせていただきます。

何故、今回は花き園芸業界以外のミッションに参加させていただいたかというと、本年JETROの輸出大国コンソーシアム支援企業に薔薇園植物場が採択され、その担当していただいている方の推薦があり、内容を拝見したところ、少し興味があったので、勉強がてらにという気持ちで応募させていただいたところOKとのことで、申し込みを済ませて参加ということになった。

この3日間の集合場所である指定ホテルは、ホリディ イン バンコク シーロムであるが、少し値段がはるので、私は徒歩で30分のところにある良心的な価格のホテルに宿泊し、毎日楽しみながら通わせていただいた。

初日。指定ホテルに朝7:30分集合し、引率していただく大阪商工会議所のお二方と、参加者の方にご挨拶をさせていただき、早速大型バスに乗り込み視察研修へと向かった。

1番目はParfun Textile Co.,Ltd.を訪問。

まずはタイに進出されている日系企業で婦人・紳士下着を中心とした製品の企画・設計・生産、アパレル向け生地の生産などをされている会社を訪問。無駄のない特殊な製法をおこなっており、排水などに微生物を使用するなど、環境に配慮した取り組みをされていた。訪問しながらいくつかのアイデアも浮かんできたので、またお話が聞ければと思っている。

2番目はThai Hirakawa CO., LTD.を訪問。

この企業も日本から進出しており、各種ボイラ、圧力容器、熱交換器等の設計、製造、販売及びメンテナンス。安定したビジネスになっているように感じたのが印象的であった。

3番目はFOMM (ASIA) Co., Ltd.訪問。

とてもユニークな車を販売している企業である。この車は洪水時でも車体が浮き、水上でも、モーターによって動くことができるという強者である。実際に試乗もさせていただき、個人的には興味がわいている。

これで初日の視察は終わり、参加者の皆さんで夕食会が行われ、懇親を深めることができたり、ご指導をいただくことができたりした。

2日目。Eastern Economic Corridor of Innovation (EECi)訪問。

個人的には視察で行ってみたいと思っていた企業である。タイ、ラヨーン県ワンチャンにある東部経済回廊(ECC)の中心にあり、5つのミッションを掲げ、イノベーション創出や、QoL、持続可能性、自給率などの向上を目指すイノベーション総合施設。

広大な敷地に、最新のテクノロジーを持っている。植物の育成のための施設などがあり、今回の訪問で私の活動に少し近い部署もあるので興味深く見学をさせていただいた。

見学後立ち話ではあるが、私たちの取り組みを説明させていただくと関心をもっていただけたので、帰国後にあらためて連絡し、場合によっては再訪の可能性もあるのではと思っており楽しみである。

施設内で昼食をいただき次の訪問先へと移動した。

午後はNEIS&TOCALO(Thailand)Co.,Ltd. を訪問。

表面処理である溶射や溶接、機械加工を用いて、鉄鋼メーカーにサービスを提供している。

その技術力は素晴らしく、今後大きく拡張もされるようで、まだまだ需要がありそうで、うらやましくも感じた。またスタッフの皆さんが明るかったのも印象的であった

今回は遠方での視察であったので2か所の訪問で、おおよその予定通りで指定ホテルにもどり、今日は解散となった。

私はホテルに一旦戻り、重たい荷物を軽い荷物に変えて別の打ち合わせのために移動し、深夜遅くに部屋に戻り、そこから日本とのやり取りをおこなっていると、朝方になってきたので、目覚まし時計をガンガンにかけて眠ることにした。

初日の農業分野での調査などを終え、週末は花き園芸生産者をまわらせていただいたので、その中から少しピックアップを。

まずは、日本での正規販売を委託いただいたヤシを専門とする生産者さん。

とてもまじめな方たちで、色んなことを一緒に研究をしてくれている。写真のようにビスマルキアもココピートで順調に成長をしてくれている。

他にも日本への輸出仕様にしたものも、しっかり根付いているようであった。

また3~5年後のために、最初からココピートでの生産も順調に始められていた。ここからどのような植物が芽を出してくれるかは内緒(笑)乞うご期待である。

他にアデニウムの生産者を再訪。色々なタイプのものを保有していて、私たちのオーダーに応じて生産をしてくれる魅力的な生産者である。

 

アデニウムは、日本で安価に流通する品種など、播種から半年も経たずして、そこそこのサイズに生長するものから、写真のような葉がとても小さく、生長が遅くかなり長い年月が必要なものもある。

他に葉の丸いものや、幹が黒いもの、花の色や咲き方にも特色があり結構奥が深い。このような中から半年後や数年後の需要を想像しながら、仕込んでいくのは少し不安もあるが、楽しみでワクワクする。ただいずれにしても大切な植物の命を預かるので、無責任な簡単な気持ちで行ってはいけないことであることだけは、いつも頭の中に叩き込んでいる。

他には、とてもユニークな形のブレーニアも見ることができた。中には8ヘッドのものもあり、目を輝かされてしまった。

モカラの生産者とも会うことができ、とても大切な宿題もいただくことができた。

デンファレを生産し、多くを日本に輸出している方ともお会いすることができた。実際に取引はないものの、いつもFacebookで応援していただけるので、今回はリアルでお会いし、話が出来たのでことは、とても嬉しい思いがした。

その他いろいろな生産者の方々とお会いできたが、まだ公開することができないため、今回はこの辺で・・・・・

Facebookはありがたいもので、スーツケースが不調とアップすると早速バンコクでの修理屋さんなどを教えてもらえた。何とか帰国までには直してもらえそうなので一安心である。

さて今日は今回の訪タイの目的の一つである農産物の調査で市内スーパーをウロウロさせていただいたので少しご報告。

私の活動は、もちろん花き園芸が主役ではあるが、最近の活動を見ていただいている方はご存知かなと思うが、農業にも携わっており、実際にグループ会社のマリネックスやアースフィールからは、有機JAS適合のバイオスティミラントや自然生態系調和型資材などを開発し、農業においても、広くお使いいただいている。

千葉の著名なトマト生産者もおつかいいただいており、「甘味、酸味のバランスが良い、旨味のあるトマトができる。」「日持ちが向上する」との声もいただけている。

そして本年度 JETROの輸出大国コンソーシアム支援事業に採択いただき、輸出事業に積極的に取り組んでいて、今回の訪問時に、少し時間をとって、タイで販売しているトマトを少し探求したいと思って、スーパーや百貨店でいくつかのトマトをピックアップさせていただいた。

それぞれに特徴がある。日本から来られてタイでつくられているトマトや日本から輸入しているもの、タイでタイ人が作っているものなど色々である。

どれが美味しいか?お値ごろか?などについては、品種も価格も違うし、一回買っただけで判断して、コメントするのは大変失礼な話だし、人によって好みも違うので、ここでは控えさせていただきたい。

平均気温が高いタイにて、美味しいトマトをつくり流通させるのは苦労がいると思うが、是非私たちの資材を使っていただければ、さらに美味しくなるのではと思い、きっとチャンスはあると思いながら、ひたすらホテルの部屋で食べ続けさせていただいた。

それと私たちが日本で取り組みを始めて、大きな効果が確認できているサツマイモについても少しリサーチ。あくまでも焼き芋ではあるが、甘味や触感などをチェックさせていただいた。

ここでも私たちの作り出す特殊な苗やオリジナル資材を使えば、大きな効果が得られるだろう感触も手にすることができた。

もちろん、数回来ただけで判断も何もあったものではないが、日本での経験値や新しい技術は、入り込む余地はあると言えるだろう。

今後は、タイにても花き園芸、水産、畜産含む農業、観賞魚などのペット、環境分野でも製品と技術を拡げていければと考えている。簡単なことではないが、簡単でない分やりがいもある。今後の展開を見守っていただければです。

今回のタイは、いつもの先日来の生産地での取り組み進行状況の確認などもあるが、メインは、出張後編の日程で開催される大阪商工会議所が主催する「タイ グリーンミッション」に参加するためである。バラエングループのメインの花き園芸とは少し違うかもしれないが、農業、環境などについては関わるところもあり、相談してみたところ是非とお声掛けいただいたのと、むしろ普段接点の少ない人たちから学ぶことが多いのもあるので、申し込ませていただき、今回のタイ訪問となったのである。

さて出発当日。出発前の社内ミーティングを行い、多くの並行している取り組みについて確認を行った。そして昼一番には、薔薇園植物場の新年度の会社方針について説明をさせていただき、終了後、荷物を積み込み、伊丹空港へ送ってもらった。

今回は、会社方針説明会を急遽差し込んだため、伊丹空港から成田空港を経由し、スワンナプーム空港に向かう。

今回は天候の不安もなく、ただあるのは私のいつもの物を失くしてしまう不安ぐらいでの出発である。飛行機も定刻に出発。いつものようにJALのCAさんに、お迎えいただき、

いつもの非常口座席に座り、バンコクへと向かった。

今回は隣に座られる方もいなかったため、広く使わせてもらえ、デスクワークも会社や自宅同様に快適に進めながら、定刻より早めの到着となった。

そして入国審査ゲートは夜遅いのもあり、すいていたのでスムーズに。そしてターンテーブルで荷物を待つこと10分程で、無事に荷物が出てきてピックアップ。そしてスーツケースの上に、資材が入った重いバッグを載せると思うように動かない。

おかしいなと思いながら向きを変えてみて、何とか行けそうだと判断して、階下へと降りていった。そして機内では最終電車には間に合わないだろうと思うのと、今回は、リュックも含めると3つのバッグで約50kgになるため、腰痛もちの私には移動が大変なので、今回はタクシーでの移動と決めてはいたが、階下に降りて、多くの人が小走りで駅に向かっている姿を見ていたら、まだ最終電車に間に合うんだと思うと、急にもったいない精神がこみあげてきて、同じように小走りで、ホームに向かい、無事に電車に乗ることができた。

タイのタクシーは日本から比べるとかなり安く、ホテルまでは日本円で2500円ぐらいだが、多くはメーターを倒さず、中には通常の数倍もの値段を要求するドライバーもいて、それを値切ったり交渉したりすること自体が好きでないのと、電車を乗り継げば300円未満ぐらいで最寄り駅まで行けるのを知っているのでどうしても、気が進まないのである。

そして動きが不自由なスーツケース苦労しながら押したり、ひっぱったりしながら、エスカレータやエレベーターを探しながら、何とかBTSの最終にも間に合った。

そして宿泊施設の最寄り駅に到着し、ここからホテルに向かうのだが、さらにスーツケースの動きが悪くなり、中々動かせずに、ガタゴトの歩道を進んでいると、とうとうスーツケースの車輪が欠けてしまっていたようである。

そこからはさらに悲惨で、担いだり、無理矢理引きずったりしながらホテルに向かったので、腰は痛くなるは、横断歩道を横切る時、車に急がされて、思いバッグがずり落ち、手首や指をひねるや、血豆ができるはで、かなりハードな移動となった。それでも汗だくになりながら、ホテルに到着。部屋に入って荷物を置いて何とか一息つくことができた。

思い起こせば空港でピックアップした時に、慌てずしっかり見ていれば、車輪が壊れていたことは見つけられていたと思うし、タクシーに乗れば、こんなことはならなかったかもしれなかったな~~と思いながらも、ボロボロになりながら山を登り切ったような、妙な達成感に包まれながら深夜シャワーを浴びて、しばらくしてネコのいないベッドで横になった。

さてとスーツケースどうしようかな???

明日起きてから考えよう・・・・。おやすみなさい。

今日は大阪市内にて、施設開発を行っている某大手企業にて講演依頼があり、時間厳守のため電車で向かうことにした。

駅から目的地に向かう途中では、ネコちゃんに激励され???定刻に無事到着することができた。

今回の講演も「健康な植物(みどり)のちからで、社会の課題を解決する」をお題目に、バラエングループが新しく提案する自然生態系調和型資材として展開する細胞膜透過性資材を使用した技術による、プラネタリーバウンダリー対策とネイチャーポジティブの実現に寄与する取りについてお話をさせていただいた。

参加者は植栽の専門家ではないが、これからの植栽のあり方などに興味を持っていただけ、講演時間の1時間、参加者全員が真剣な面持ちで、耳を傾けながら、集中して聞いていただけていたのが印象的であった。

私たちの提案は、従来の植栽管理や農業とは違った視点での取り組みであるため、従来のやり方が沁みついている専門家よりも、スッと吸収していただいているように感じた。

講演終了後にも、積極的に質問に来られ、今後のご相談もいただくことができ、今までなかった魅力的な取り組みができそうな予感がして楽しみである。

講演終了後には、日本みどりの研究所の事務所がある富国生命ビルにて実験中の植栽の状況確認などを行うとともに、今後の取り組みについてテラプロジェクトの小林理事長からご教授をいただくことができた。明日から出張の準備のため、早めに帰宅することにした。

帰りの電車は、早めの時間であったので、座ることができ、車内でパソコンを開いていたが、急に睡魔が襲ってきて、とりあえずパソコンを片付けるまでは記憶があるが、その後の記憶がなく、気がつけば降りる予定の山本駅を寝過ごし、売布神社駅までいってしまった。普段は長時間の飛行機でも眠れないのだが、わずか25分の電車で寝過ごすとは思っていなかったため、何となくショックであった。ただおかげさまで10分ぐらい熟睡でき、そのおかげで帰ってからも明日の社内会議の資料も作ることができたので、良い充電となったと言える。

さて明日から出張。自宅のネコちゃんたち、転げてないで留守番をよろしくです。

久し振りに北部にあるオリーブの管理地を訪問しました。

以前からのオリーブもあるが、今春日本に来てくれて、納品前の養生中であるオリーブくんとの再会。

今回のオリーブくんは、日本で完全に土での栽培もあり、若干芽吹きも遅いようだが、しっかり育ってくれていてホッとする。迎え入れていただける方の笑顔が頭に浮かんできて嬉しくなってくる。それにしても大きさ以上に迫力を感じがするとても魅力的な存在。恐らく樹齢は約700~1000年ぐらいかな。人によっては1200年以上と言う人もいますが・・・・

背は低めだがどっしりしていて安心感があるお気に入りの子である。

まるで龍のようにも思える又右衛門のとてもお気に入り。無理やり横倒ししたようなタイプでなくとても良い感じである。少し特別なところで植栽をしたいと考えているので楽しみである。

その他にも、以前に来ていただけたオリーブくんたちも元気にしてくれていて、お迎えが来ることを楽しみにしてくれているようにも感じた。

また流木たちも、入荷時より少なくなってしまったが、まだまだ素敵なものがいっぱいあるので、機会があれば、皆さんも観ていただきたいと思っているのでお楽しみに(^^♪

今日8月19日は俳句の日、バイクの日である。といっても俳人でもないし、昔から単車には乗らないため、正直あまりピンとは来ない。

今回のブログはこのようなくだりから入るということは、あまり活動ができていなかったのかな?と思われる方もいるのかなとは思うが、実はその逆で、ブログもだがFacebookなどのアップもできないほどバタバタの一週間であった。

まず週初めは、何といっても近畿を中心に台風の影響が多くあった。ここであらためて今回の台風により被災された方々お見舞い申し上げます。一日も早く日常を取り戻せますようお祈り申し上げます。私事ではあるが自宅の近くでは大きな枝がいくつか折れて、その撤去で強い風に振られながら雨の中を走り回ったりしていた。

そして私たちの事業所は、スタッフによる先んじての配置や手配によって、大きな被害は未然に防ぐことができた。ただそういっても施設の破損や植物への影響が多少はあったので、私たちも回復に向けての日業業務と並行して取り組んでいかなければならない。今回の台風が最後になってほしいと祈るばかりである。

今に始まったことではないが、今回の報道でも多く、土砂崩れなどの災害が多く報じられている。もちろん防げない災害の大きさかもしれないが、中には植樹されている植物がしっかりした根をはらしていなかったために、土砂の保水力は低下し災害につながっただろう思えるものもあり、実際には施工管理などによって防げた災害もあるのではと感じている。このことについてはまた別の機会でお話ができればと思っている。

週中には、淡路島、大阪、三木、堺において連日、素敵な出逢い、貴重な学び、新しい取り組みの始まり、輸入貨物の到着、海外プロジェクトのスタートアップなどバタバタであった。

週末にはグループ会社の新しい取り組みの打ち合わせもあり、まだまだ進化しようとする私たちの取り組み、積極的なスタッフに勇気づけられながら全く不安がないかと言われると嘘になるが嬉しい意味での大忙しの一週間であった。

来週は別の海外プロジェクトや講演、海外出張などこれまた大忙しである。暑さを吹き飛ばす熱い想いで頑張っていきます。

最後に一句「いそがしや。あ~いそがしや。いそがしや。」

どこかで聞いたことがあるように思いますが(笑) 皆様素敵な週末をお過ごしくださいませ。

先週末は地元のお祭りもあったため、宝塚に戻り、週明け再び関東へと向かった。

今回の目的は、今春、包括連携協定を結ばせていただいた千葉県いすみ市に、ミーティングと現地調査であった。いつものように朝一番の飛行機で羽田へ。

そこからモノレールとJR線を乗り継いでいくと、通常なら午後からの打ち合わせに十分間に合うのだが、今日は東京駅にて列車に乗った後、京葉線区での事故によって大きく遅れての到着となった。

まずは市役所にて、簡単にミーティング。環境に配慮した新しい技術の説明をさせていただき、その有効性に期待を持っていただけた。

そして何よりも現場一番なので、今回の協定にもある観光としての花き園芸で起きている課題解決と、いすみ市の取り組みについて触れさせていただいた。

最近では多くメディアにも取り上げられている「いすみ鉄道」 特に菜の花と桜の時期が美しく、多くの人が訪れる観光スポットでもある。今の時期、菜の花は咲いてはいないが、透きとおった青空と緑に、黄色の可愛らしい電車が映えて魅力的な光景であった。

また国吉駅周辺では、農園や花壇など様々な取り組みをされていたのが印象的であった。

ただ、いすみ鉄道沿線の美しい光景や、駅周辺の取り組みが保たれているのは、その裏方でいすみ市の方々や地域ボランティアの日々活動があるからである。頭が下がる思いである。

その他にも、リーガースベゴニアなどの生産者やその他の施設などを周らせていただくことができ、ほんの一部しか見ることができてはいないかもしれないが、実際に現地を訪れ、植物に触れ、土に触れることにより、現地の状況や課題などを少し理解できたと思う。さらに何よりも現場で活動される方々からの声は貴重で、その努力は尊く思えた。今後も引き続き、現地の人びとや植物に触れ、耳を傾けながら、私たちのもつ新しい資材や技術などによって、後押しをできればとあらためて思うことができた。

そして時間が許される限り現地を案内いただき、制限時間となったので、都内に向かうことにした。

その帰りの途中、急遽仲卸の社長からご連絡をただき、美味しいハンバーグをいただきながら、今後についてなどをざっくばらんに話し合うことができた。ぜひこのような若手がどんどん育っていただきたいと思いながら、私が残せることを考えながらこの地を後にした。

翌日も都内にて活動。うだるような暑さの中、屋外を歩き周ってへこたれそうになることもあったが、一か月おきのタイでの活動のおかげもあり、少し強くなったのか、何とか能動的に動くことができた。

週中には台湾のビジネスパートナーに訪問していただき、久し振りの情報交換もでき、貴重な時間を過ごさせていただくことができ、実り多い週となった。

今週このような時間を過ごすことができたのは、この暑い中でもへこたれずに本業の卸に徹して活躍してくれている素敵なスタッフのおかげである。彼らの植物に対する想いやお客様への想いは半端ではない。頼もしい限りである。私はそのような背中を見ることで、活力が生まれてくる。ぜひ何とか厳しい夏、お盆を駆け抜けて欲しいと心から願ってやまない。

8月4日5日と宝塚山本の園芸流通センターにおいて、「山本納涼夏まつり(盆踊り)」が4年ぶりに開催されました。

このイベントは、山本の自治会はじめ多くの団体が関わり開催されているイベントで、COVID-19の影響でここ数年開催ができずにいたが、本年4年ぶりの開催となり、その手伝いにほんの少しだけ又右衛門も参加させていただいたのでご報告を。

まずは、仕事を終え会場につくと、驚くほど、人、ひと、ヒトという具合に、大勢の方にお越しいただいていた。その混雑ぶりは、いろんな関係もあり写真は撮ってはいないが、明らかに今までの開催より多いものであると感じた。私の参加は2日目のみであったが、初日はさらに多い人出で、開場を早めるなどの大盛況であったとのことである。

そして私は今回も年齢を配慮していただいてか、比較的すいているお面売り場を担当させていただいた。

今までは、以前の投稿を見ていただければわかるが、ショッカー(仮面ライダーの敵)のお面をして参加してきたが、今回はイメージを変えて「ちいかわ」にさせていただいた。「ちいかわ」ファンの皆様には失礼いたしました。

その効果は全くなかったかも知れないが、おかげさまで多くの方々にお買い上げいただき、人気のお面など完売するものが多くあった。

また販売中には、祭りのだんじりなどで一緒に活動している青年たちにも、陣中見舞いに来ていただき、再会することができ、とてもうれしく思えた。そして、いつもながらの素敵な太鼓の拍子にあわせて、盆踊りが行われ、2日間の山本納涼夏まつりは大盛況のもとの閉幕となった。お越しいただけた皆様、ありがとうございました。

今回、又右衛門がお手伝いに参加したといっても、出張もあったが、準備、片付けなどにも参加できず、短い時間の冷やかしのような手伝いになってしまっていることは申し訳なく思っています。この場をお借りして、皆様にお詫びと、そのような参加でも笑顔で迎えていただいた地元の皆さまに本当に感謝です。猛暑の中、設営、開催、片付けをされていた皆様のホスピタリティーには頭が下がります。ありがとうございました。あらためての御礼は照れくさいのでお面をしたまま、御礼いたします。

4年ぶりに多くの方々と地元の皆さんが、笑顔で接して入れる景色を、お面越し観ながらジーンときた又右衛門でした。また早くも来年が楽しみである。