四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

いつものことだが、あっという間の一か月間。
久しぶりの海外出張から戻り、2回の都内、2回の北海道、1回の秋田への出張があり、本当にバタバタの6月であった。

そしてその間には、新しい会社が起ち上がり、新しいプロジェクトが生まれたりした。
また長年一緒に歩んできたパートナーの予期もしていないような状況の変化など、正直、頭がついていけそうになくなりかけたり、あまりにも不規則な生活に身体ががたついたりしたが、おかげさまで多くに護られ何とかまだ踏ん張れていることをありがたく思っている。

そのようなこともあり心身のリセットのために、月末には氏神様での夏の大祓いへ行くことにした。

松尾神社の境内にあがると茅の輪が設置されており、毎年のようにその輪をくぐらせていただく。半年間でいろいろたまっていたであろう様々なものを、すっきりさせることができた。
お詣りし、お礼を伝えながら今までを振り返ると、今年ももう半年が経ったことに改めて気づき、時の流れがどんどん早くなっているような気がした。

そして7月1日。
お朔日であるのでいつものように自宅の神棚を祀り、再び松尾神社を参拝した。

さらに大阪営業所の氏神様である春日神社を参拝し、お礼を伝えた。

それにしても先月はいつもより出逢い、お別れが多い月であった。この7月はどうであろう。今月も海外を含め、いくつかの出張がすでに予定されているので、恐らく同じようにバタバタであろう。

ただそのような時だからこそ、心を穏やかにして、感性を砥ぎ澄ませていなければならない。そして、自ら描いたワクワクする未来を実現するために、しっかり地に足をつけ、繋いだ手をしっかり握りながら、歩んでいかなければならないとあらためて感じた。

さてこの7月どのようなことが起こるか楽しみである。

今回は、前回に続いて、恵庭で開催されている『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』を見学した報告を、写真を中心にお届けします。

メイン会場は、恵庭駅と恵み野駅から歩いて15分ぐらいの位置にある「道と川の駅 花ロードえにわ」と隣接するエリアで開催されており、大きく分けて入口近くの【はなふるエリア】とそこから繋がる【かわまちエリア】にわかれている。
短時間の見学であったので全てではないが、順番にアップします。

まずは正面から入ると【はなふるエリア】「アーカイブプロムナード」があり恵庭の花のまちづくりの歩みなどが紹介されている。

そこから【はなふるエリア】を時計回りに見学していくと、人気の「キッチンガーデン」がある。素敵な彩りで最近流行りのガーデンである。

続いてハンキングバスケット。コンテストも開催されている。北海道の皆さんの作品が並んでいて魅力的な作品もあり楽しませてもらえた。

そしてここからは中央芝生広場花壇になる。その中で「虹色の鳥」と名付けられたエリア。色とりどりの花をひたむきにメンテナンスされている方が印象的であった。暑い中本当にご苦労様である。

その一部にはラベンダーの花壇もあり、より北海道を感じることができた。

そして中央広場花壇のステージ側にも黄色が多く使われた花壇があり楽しませてもらえた。

広い花壇を過ぎると、コンテナガーデンコンテスト会場になる。先ほどまでの花壇とは対照的に凝縮されたような感じであり、その違いに面白さを感じることができた。

その先には市町村コンテナがあり北海道内の自治体のPRコンテナがおかれていた。

また自治体出展花壇もあり北海道内外のPR花壇があった。そしてそこには地元兵庫県の神戸市も出展していた。

隣接して「グラベルガーデン」がある。乾燥を好む植物で構成され、ローメンテナンス。ここはとてもご活躍中で、先日別のプロジェクトでお会いした上野砂由紀さんが手掛けられたガーデン。

植物もボリューム感いっぱいに育っている。特に地面のボーダレス感が素敵に感じた。さすがである。
これで【はなふるエリア】をほぼ一周。他にも素敵な提案をされているところもあったが、ここはこの辺で。

一周したので、中央ステージを遠くから拝見した。
ステージの内容も良かったのだが、私は楽しそうに過ごしている親子の背中の方に気をとられてしまっていた。長らく自由に外に出られていなかったであろう家族がこのように楽しめるようになってきたことへの喜びと同時に、もうCOVID-19の蔓延がないことを心から願った。

そして、次の【かわまちエリア】へと向かうことにした。
その途中には飲食・物販エリアがあったが、どこも長蛇の列。正直お腹は空いてはいたが、この列に並べる時間はなく、つばを飲み込んで見て見ぬふりをして急ぎ足で移動した。

そして【かわまちエリア】へと入った。
まずは企業や団体、自治体などによる庭園出展エリアが続いている。出展数は約35。それぞれが趣向を凝らしての提案である。まずは入口には2027年横浜国際園芸博覧会のPRブースがあった。あと5年で開幕。A1クラスと言う最大の園芸博覧会。大きく期待を寄せるイベントであるのと同時に、花き園芸業界の一員として責務も大きいと感じるイベントであり、楽しみがいっぱいである。

そしてこのエリアから個人的に印象に残っている庭園を3つご紹介させていただく。
まずは朝からお世話になっている「きゃろっと」の内倉さんの「みんなのお庭」である。見事、恵庭市長賞・金賞を獲得されていた。内倉さん、おめでとうございます。

それと「のどかな時間」というタイトルのお庭。カッパが竿をたれ、ラッコ?が寝そべるゆったりとした雰囲気で、ほのぼの感が伝わってきてとても癒されたのと、バタバタの毎日の又右衛門はとても憧れを感じてしまい印象に残った提案であった。

これは庭と言うわけではないがJRAがお花でつくった馬による提案で、ここでは競馬のPRなどを積極的に行っていた。最近JRAと関連するプロジェクトを始めたこともあり、興味深く拝見した。アンケートにも回答してボールペンをいただき、お土産をつくることができた。JRAさまありがとうございました。

その他にも多くの団体の庭園や、高校生による全国造園デザインコンクールの庭園もあったが、とりあえずはこの辺にしておきます。これ以上はせっかくなので是非現地で観ていただければと思います。

このエリアを通りぬけると「市民参加型花壇」がある。“飾らない大らかな恵庭の景色を楽しむお花畑”をめざして市民の皆さんでつくられたとのこと。柔らかな色合いに恵庭の風景がうまくデザインされとても素敵である。地元宝塚でも同様な取り組みがさらに広がっていけばと感じさせられた。

この他にもピクニックガーデンなどもあり、素敵なエリアであった。ここを観終わったころには、スマホの充電もなくなり、時間もなくなってきたので見学は終了し、会場をあとにした。

会場から駅にはシャトルバスや周遊バスがあるが、せっかくなので【まちなかエリア】を楽しむべく、恵み野駅まで歩いて向かうことにした。

途中素敵なお庭があり、手入れされている方もいらっしゃり、お声掛けすると皆さんが笑顔でお答えいただけ、とても良い気持ちになることができた。

今回この地を訪れ、素敵な人や植物、まちに触れることができ、多くの恵みをいただくことができた。まさにその名「恵み野」にふさわしいまちであった。本当に皆さまありがとうございました。次にこの地を訪れるのは、会期が終わってからになるだろうが、また素敵な生長・成長を遂げられる“植物、人びと、まち”に再び出会えるのが楽しみである。

今回少し長いアップになりましたが、それでも私が時間の関係もあり全て観きれなかったのでご紹介できてない素敵な部分が多くあります。出展者、ブログを読んでいただいている方申し訳ございません。是非この続きは皆さんでお出かけいただき実際に触れてもらえればと思います。

来年の全国都市緑化フェアの開催地は仙台である。仙台にも多くのパートナーがいるのでこれもまた楽しみである。

今回は、『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』が6月24日に開幕したのに合わせて、素敵な街づくりをされている恵み野と、主会場である恵庭の「はなふる」を訪問してきたのでご報告を。

いつものように朝一番の飛行機にて伊丹空港から新千歳空港へと向かった。伊丹空港から新千歳行の便数はあまり多くなく、使用機も737-800なので大きくない。さらにツアーの方もいらっしゃるのか日曜出発でありながらほぼ満席のようである。乗客の皆さんがマスクはしているものの、少しずつCOVID-19以前の様子に近づいているように感じる。

飛行機に乗る前にFacebookを見てみると、恵み野を拠点にとても素敵な活動をされている内倉さんのアップを見かけた。アップされたその内容がタイムリーであったので、コメントを入れると、すぐに嬉しいレスをいただいた。
新千歳空港到着後、快速に乗ったものの恵庭で乗り換えをして、恵み野駅に向かうことにした。

恵み野駅には、オレンジ色のユニフォームを着たボランティアの方々がいらっしゃり、ガイドブックやマップを丁寧に配られている。時間帯などがうまく合えば見どころなどをご案内いただけるとのこと。これであれば初めて恵み野に来られた方や、街角ガーデンに興味がある方には感激のホスピタリティであろう。普段なら私もお願いしたいぐらいである。

ただ今日は、急遽、内倉さんが運営される珈琲店「きゃろっと」にも立ち寄らせてもらうことになったので、駅でマップをいただき、歩きながら目的地を目指すことにした。

駅を降りてメインストリートである商店街を歩いていく。通常のアーケードのある商店街とは大きく異なり、屋根もなく広々とした開放感のある空間である。

道路沿いの各店舗の前にはガーデンが設置され、そのガーデンを各店舗が各自管理する形式。沿路にはガーデンの植物がいっぱいあって歩いていても心地よい。

後の内倉さんのお話で聞いたことだが、ガーデンの内容は各店舗自由であるとのこと。宿根草のガーデンがあったり、ローズガーデンがあったり各自特徴があって面白い。

場所によっては手作りの素敵なプランターも設置されていて、地元の方々の関わり方が伝わってきて心が和む。

そのような景色を眺めながら歩いていると、あっという間に目的地である「きゃろっと」に到着。店舗に入ると、内倉さんが待っていてくださり、久しぶりのリアル再会となった。

そして美味しいコーヒーをいただきながら、内倉さんが手掛けてきた街づくりについていろいろなお話を聞かせていただくことができた。

地元の皆さんがこのような素敵なガーデンをつくり、維持されるには、ご苦労もあり大変だろうと思って、どのような仕組みになっているのかをたずねたところ、皆さんの意識が高く積極的に関わられているとのこと。「サポート体制もあり、みんなで取り組んでますよ」と、笑顔で言ってらっしゃった。これはあくまでも長年積み上げてきたものからなるものであり、素敵な取り組みにされたな~~と感じた。その他に、行政との関わり合い方なども聞かせていただけ、多くを学ぶことができた。是非、私の地元でもこのような取り組みができればなと思った。

また私とお話をしている時にも、周辺を散策される方に声掛けされたり、問いかけに親切に対応され、見どころなどの説明をされたりしている姿に、街や人を愛し取り組まれているのが伝わってきて素敵だな~~と率直に感じた。

コーヒーを飲み終えたら、かなり忙しいのにも関わらず、素敵な街並みやガーデンをご紹介くださり、短い時間ながらも多くを拝見することができた。

そしてガーデンフェスタの本会場である「はなふる」までご一緒し、ご自身が出展され金賞受賞されたガーデンを案内していただいた。その後、内倉さんは新聞社のインタビューに、私は会場の見学に向かった。

少し長くなったので『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』の本会場については、次のアップでと思っています。よろしければご覧ください。

今週初めから、いくつかの重要な打ち合わせがあり都内へと向かった。

朝一番、提案用資料を取りに営業所に立ち寄り、鞄に詰め込んで空港へと向かった。天気予報では雨はなさそうであったので、かなり鞄が重たいこともあり、傘は持たずに行くことにした。

機内での資料づくりに夢中になっていて見逃しそうになったが、何とか今回も富士山を拝むことができた。

そして到着後、電車を乗継ぎ都内にある生花市場へと向かい、今後についての重要なミーティングを2件しっかり行った。

午後は、又右衛門が客員研究員を務めている公益財団法人進化生物学研究所での理事長である湯浅先生とのミーティングである。

キルギスより帰国されたばかりではあるが相変わらず元気な姿で出迎えていただけた。

そしてバイオフィリウムの観察と、新しく加わった植物のチェックを行った。新たなプロジェクトも持ち上がり、とてもワクワクさせてもらうことができた。

相変わらず愛くるしいおさるさんやリクガメさんにも挨拶し、ほんわかするような気分にさせてもらえた。

研究室で時間の許す限り、ミーティングを行ったのち、近い再訪を約束して、また次の目的地である田端にある日本植物園協会の事務局へと向かった。

▼日本植物園協会URL
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/index.html

急な訪問にもかかわらず相変わらず親切に対応いただき、今秋に開催予定であるバラエングループが主体となって行う研修会などについて、多方面からアドバイスをいただくことができた。
今まで研修や日本一のバオバブ移植のような特別なプロジェクトにて各植物園を訪問することはあったが、自らが開催園として主体的に行うのは初めてなので、今までの事例なども参考にさせていただいて、少しでも皆さんにとって有益な機会にしたいと思う。
またその他のプロジェクトにおいての打ち合わせも行い、有意義な時間となった。

今秋のイベントは技術研修となるため、会員のみの参加になり一般の方は参加できないが、植物園を通じて、皆さんにその成果が伝わると思うので楽しみにしていただければと思う。

翌21日は、午前中は青山で簡単なデモ用の収録と打ち合わせを行い、ランチミーティング。ご依頼いただいた今秋の講演会についてなど少しだけ打ち合わせを行った。

当初の予定であれば、ここで帰阪であったが、前日に急遽お声がけいただいた屋内推進緑化協議会の講演会に出席した。

講演会は前田会長のご挨拶に始まり、緑化技研の藤田先生から「屋内緑化の基本(屋内環境と植物)」と題したご講演があり、光に関することを学ぶことができた。
そして経産省大臣官房参事の佐分利先生に「時代が我々に追いついてきた」と題し、屋内緑化や花き産業の現状や今後についてお話をいただけ、モチベーションが高まる思いがした。中身の濃い講演であり、リアルで参加できたことをありがたく思った。

講演終了後は、近くに事務所を持たれるプラネットさんをご案内いただき、現在の取り組みなどを拝見することもできた。その後は限られたメンバーで情報交換を行い、終了した頃には、最終便の飛行機は私を置いて、とっくの昔に飛び立ってしまったので、再び朝チェックアウトしたホテルに戻り、宿泊した。

翌日は4時過ぎに起床して朝一番の飛行機で大阪に向かう。そして伊丹空港に到着したら、当たり前のように雨が出向かえてくれた。
そしてそのまま事務所にこもり、夕方まで5つのミーティングを行いこの日を終えることになった。
移動中にも様々な連絡などが入るなど、今まで以上に色んな動きが活発化してきているように感じる。想定内のこと、思ってもいなかったことなど様々である。しかしそのどれもが、とても良い機会であるととらえて実直に進んでいきたいと強く想う今日この頃である。

朝一番からのスタッフミーティングと、素敵な来客とのミーティングを終えて、京都へと向かった。

今日は、京都の都ホテルで開催される一般社団法人全国花卸協会の理事会・幹事会と通常総会に出席するために車を走らせた。

朝からのミーティングがおしてしまい、慌てての出発になったが、予想していたよりも渋滞は少なく、焦ることなく会場入りすることができた。

まずは地下1階「桂の間」で開催された令和4年度理事・幹事会に出席。
あまりにもスムーズな議事進行のため、残った時間を情報交換にあてられるほどであった。

続いて、場所を「陽明殿」に移して開催された第13回通常総会に、弊社藤井次長と出席した。

総会では4つの議案が審議され全てが可決。その中には、役員改選の審議もあり、私金岡は前年度に引き続き副会長を務めさせていただくことになった。

総会終了後は講演会が開催され、ジャパンフラワードリームの藤目さまの講演では、生産をきちんとした事業として進めていくことなど、様々な活動への想いを聴かせていただき、若手の活力を実感するとともに、とても頼もしく感じることができた。

また今春設立された全国花みどり協会の事務局として、以前花卸協会の監事としてご一緒した和田さまがお越しになり、協会とは?設立の意義、2027年横浜国際園芸博覧会へのコミットの必要性についてなどをお話しされた。きっとご参加の皆様にも良い刺激になったのではないだろうか。

その後は、万全な感染防止対策が行われた中で交流会も開催され、久しぶりに大先輩の方々、元気いっぱいの若手の皆さんにリアルでお会いできたことはとても有意義であったと思う。

そして協会が若返りをめざす中、副会長として木本会長を支え、若手に引き継いでいきながら、花卸業界と花き園芸産業の正しい発展をめざして歩んでいきたいと思う。
そのためにも是非皆様には引き続きご指導をいただきたく思っています。何卒よろしくお願いいたします。

今日は、かねてから様々なプロジェクトで大変お世話になっているRose Farm KEIJI(Rose Universe)へ伺った。

今回はバラエングループがすすめる「生産支援プロジェクト」の一環としてのミーティングでもあるが、Rose Farm KEIJIさんを支援するというのではなく、日本の花き園芸農家を支援するために、一緒になって考え、学ばせていただくものである。

そして、私たちの土壌研究のパートナーであり、チーム又右衛門でもある松本微生物研究所の方々とのミーティングである。

交通渋滞で私は少し遅れてしまったが、到着した時にはすでに熱い意見交換が始まっていた。
いつもながらRose Farm KEIJIさんの生産や環境へのこだわりが強く、本当に植物や土と向き合っていることが伝わってきて、私たちも関わっていられることが励みになる。

熱い議論の途中には、國枝健一氏プロデュースの「ROSE TEA」をいただき、暑いハウスの中でも快適に過ごすことができました。

このような現場での打ち合わせはとても貴重な時間である。以前から様々な方に教えられてきた「理論と実践」「フラスコと畑」のことをしっかり頭に入れながら、新しいチャレンジをしていきたいと改めて感じた。

現場ミーティング終了後には素敵なブーケまでいただき、帰りの車の中は、ほのかな香りが優しく漂い、とてもリフレッシュすることができました。

この他にも國枝健一氏とは、様々なプロジェクトに一緒に関わらせていただいており、順次リリースされていくのが本当に楽しみである。

さらにパートナーである松本微生物研究所と共同開発をすすめる新資材も着実に進んでいるので乞うご期待である。

先週金曜日の夕方から北海道へと向かった。
今回は前回の続きで、バラエングループであるマリネックス社が製造している天然由来の「競走馬用マリネックス」とその他のオリジナル製品を馬房や牧草に活かしていただくご提案のために浦河地方を再訪の予定であった。

空港に到着し、レンタカーを借りた頃には予想していなかった雨。北海道で梅雨が無いとも言われているので大丈夫であろうと思っていたが、相変わらずのレインマンぶりを発揮してしまう。

ただ今回、かえってそれで良かったなと思うのは、このような天気での牧場の訪問では足元の土が落としにくく、検疫上、迷惑をかけてしまう可能性もあり、十分な活動ができなかったかもしれなかったが、出発前に前回訪問時お世話になった浦河地方の牧場の方の都合で、予定を大幅に変更せざるを得なくなっていたのである。そしてその牧場の方の配慮で、この時期に函館を訪れている素敵な方をご紹介いただけることになり、今回は浦河でなく南下することになった。

千歳から約4時間。ひたすら車で走り続け函館に向かう。その日は着いた時間も遅く、飲食店も閉まっていたのでコンビニでお気に入りのフランクフルトを食べながら、運転の疲れもあったので、いつもよりは少し早めに就寝した。

翌日、ご縁のおかげで、無事「競走馬用マリネックス」のサンプルをお渡しすることができた。ただ当然忙しくされているので正直十分な話をすることまではできなかったが、再訪問のお願いをさせてもらえたのがとてもありがたかった。これは雨のおかげもあったかなと感じることになった。

そして再び折り返し千歳方面に向かう。途中には現在いくつか関わらせていただいているプロジェクトの参考になる施設や公園を訪問。

さらには白老にある著名な牧場や施設などを外から見学。当然今回は時間がなかったのもあり、ここで関係者の方に会うことや、施設内へと立ち入ることはできなかったが、いつかこのような場所で、ご利用いただけるような取り組みに成長させたいとあらためて感じた。

花き園芸業界においては、又右衛門のことを知っていただけている方もいるが、牧場や競走馬業界での認知度は皆無でもある。正直自身の無力さもあり、中々うまく参入はできておらず、時には残念に思うこと、苦しく感じることもあるが、実際にお会いして話をさせていただくと、生き物に触れあいながら日々暮らしている方々とは、考え方や方向性はよく似ており、新参者の私を温かく迎えてくれる方もいる。本当に多くの学びを与えていただける。

最近では花き園芸業界に参入される方も多い。大きな企業もあれば、個人事業主の方もいらっしゃる。そのような方々にビジネスの大きさではなく、考え方や方向性が同じであれば、何らかのお手伝いができればと思う。またそのような時にお役に立てる存在を目指さなければならないとあらためて感じさせてくれる今回の北海道となった。

次は2週間後に開幕を控えた全国都市緑化フェアで恵庭を訪れることになるであろう。これは現在のプロジェクトに大きく関わるものなので楽しみである。ただこの時はさすがに晴れて欲しいな・・・・・

6日、7日と「バラエングループの生産支援プロジェクト」として、秋田県能代へと向かった。

朝、起きて窓の外をみるとやはり雨。もう慣れっこの光景であるので、傘をもって伊丹空港へと向かった。

空港までは歩いて15分ほどかかるが、いつも利用している格安の屋根付き駐車場(24時間550円)に車を停めて向かう。傘をさしていたが、空港に着く頃にはすっかり足元は濡れてしまい少しブルーな出発となる。

いつもお世話になっている赤い飛行機で秋田へと向かう。当たり前だが上空はとてもきれいな青空と雲海が広がっていて美しい。そして着陸前に見える景色は新緑が広がり、それもまた美しい。

空港に着けば秋田犬と、なまはげが出向かえてくれ、和やかな気持ちになりながらレンタカーに乗り込み、目的地である八竜(三種町)へと向かう。
そして約1時間で目的地に到着。いつもお世話になっている生産者さんと2か月ぶりに再会することができた。

着くなりまずは現在の生産状況など聞かせてもらったが、今年は春ごろの雨不足の影響もあり厳しい状況であるとのこと。少し悩ましい。そして市場の状況など世間話をしているうちに、お昼の時間になったので、ご用意いただいた好物の寒天とジュンサイなど郷土料理をいただき、変わらずの美味しさに舌鼓を打った。

食事を終えると早速、畑へと向かった。今回のミッションは、今年の1月と4月に、少し仕掛けをした松の状況の確認と草引きである。

まずは簡単に草をひいた後に、4月にグループ会社のアースフィールが販売する共生菌の効果チェックを行った。見た目に大きく様子が変わったとは言えないが、何となく全体的に苗に力があるように感じられた。ただ2か月なのでこれから違いが出てくるのではと期待して、次の畑へ。

ここでは、今年の1月に同じくグループ会社であるマリネックス社が開発、100%天然由来である海洋性腐植(高濃度フルボ酸)である「MM土」を各株元に少しずつ入れた畑のチェックを行った。

今度は近くに行くまでもなく、遠いところからでも一目瞭然である。
全体的に黄化した松の圃場に、1列だけみどりが鮮やかな列があるのをわかっていただけるであろう。これが「MM土」をパラっとだけ置いた列である。ここまで違いが顕著に出るとも思っていなかったことなので、正直私も驚かされたぐらいである。

恐らくだが「MM土」によってしっかり根付いた松が、春の雨不足による被害をほとんど受けなかったのであろう。ただ松はあまり伸びすぎては、この地特有の、とても良くしまった根引き松とはいかないので、少し工夫が必要である。

この松を見て、メロンの生産者さんなども驚いていたようで、今後、農業の方々にも関心をもっていただけるのではと思う。

そして、ここでは少し伸びてしまった草を取り、残す作業をすることにした。

又右衛門も鎌を持って参戦した。正直我ながら鎌を持つと見た目に結構怖い。これではFacebookにも載せられないなと思い、できるだけ笑顔を作ろうと何回か自撮りをしたが、どうしても引きつってしまい、ほぼ壊滅状態である。

ただ松や自分の写真を撮ったり、松の観察ばかりをしていたら、肝心のミッションがクリアできないので作業に集中して行った。草を引きながら、「ひいてごめんなさい」とつぶやきながら行っているので、正直手早いとは言えなかったかもしれない。それでも少しでもお役に立てれば嬉しく思う。
そうこうしていると、やはり本領発揮か雨が落ち始めてきて、作業を少し前に終わらせることになった。

母屋にもどり打ち合わせを行い、良い時間となったので、少し離れたホテルへと向かった。
チェックインを済ませ、同行のスタッフと食事をしながら、今後のことや、思い出話をし、様々な打ち合わせを行った。
その話の中で彼の口から出てくる言葉は、他人への不満や中傷はなく、周囲への感謝が多い。会社への愛、一緒に活動する者への愛が人一倍強く、それが溢れ出ていた。ただその愛が強すぎて、適切な表現や行動がうまくできないときもあるだろう。ある意味不器用な一面もあることを感じさせられた。まさに昭和?それ以上の人であると言える。ただ確かに言えるのは、お客様への愛が強く、提供するために学んできたため植物の目利きとしては超一流であり、現代では貴重な人である。

私は、素敵な松の生産の灯をともし続けられるように、パートナーや土の専門家、樹木の専門家、肥料の専門家によって、今まで以上に魅力的な松に仕上げていくことを約束し、打ち合わせの締めとした。

その後部屋に戻り、私はいつものようにキーボードをたたきながらデスクワークを切りの良いところまで進めて、雨が結構強く降っている窓の外を眺めながら就寝した。

翌朝はやはり雨。相変わらずのレインマンぶりを発揮している。おまけに風も強い。朝食会場のテレビからは関東地方は梅雨入りだとか。

この雨では作業は厳しいかなと思いながら、とりあえず現場に向かう。その途中で氏神様を参拝し約1時間で到着。ただそこには作業される方の姿はなく、この雨では無理に作業を行っても全く捗らず効率が悪いのと、周りの人を巻き込み、健康に影響を出すわけにはいかないので、現場に出ることは我慢し、今後についての打ち合わせを行うようにした。

そして夕刻、私は先に帰阪するために一人秋田空港へと向かうことにした。途中睡魔に襲われそうになったところに、道路を横切ろうとする大きな生き物に遭遇。そうそれは最近よく話題になっているクマである。そのクマは高速道路を横切ろうと私の少し前を通ろうとしたが中央分離帯で行き詰まり、対向車線の大きな車に驚いて、私の走行する車線側に引き返してきた。

今までシカやタヌキ、海外ではカンガルーなどを見かけたことは多くあったがクマは初めてなので驚かされた。おかげで目が覚めた。クマさんに感謝である。
それと同時に高速道路によってはアニマルパスなどがあっても良いのかな?とも感じました。

そうこうしているうちに秋田空港に到着。レンタカーを返し、定刻出発の飛行機に乗り、機内でこのブログを書いている。

そして、大阪に着く頃には、窓の外には宝石を散りばめたような素敵な夜景が広がっていた。際立つ光量の光、小さな光、赤い光、青い光、点滅する光などいっぱいである。明るさこそ違いはあるが、どれもが輝いている。きっとその中には、光っているけど私が観ることができなかった光もあるだろう。まるで人と同じであり、私に何かを伝えてくれているような気さえもした。

手前味噌ながら私のところのスタッフやパートナーは、それぞれが個性豊かな魅力的な光を放っている。中には紫外線のように、見えはしないがなくてはならない光を放っている仲間もいるのだろうと思い、それと同時に、そのような光を感じることができる人になっていかなければならないと思った。

そして太陽光発電のような強い光だけを力に変えるのではなく、星や月の光、場合によっては蛍の光のような繊細な光もとらえ、さらには、目に見えない光をも力に変えられるような全光発電チームをめざしていければと思っている。

そのためにはまだまだ足らないところばかりであるので、引き続き、国内外を周り、多くの出逢いを繰り返しながら学び、臆することなく前へ前へと進んでいかなければならないと強く想う。そして光のように真っすぐな力を放つパートナーと共に・・・・。みんなと一緒に、まだ見ぬ景色をみるために・・・・。

スペインから戻り5日。今回は国内移動。大切な方々と会うために、事業企画チームメンバーとともに都内へと向かった。

初日午前中は新たな海外プロジェクトのために花き流通におけるパートナー企業とのミーティング。内容についてはお話できないが、とても強大な力で後押しいただけるとのこと。本当に心強く、嬉しく思う。今後はさらに連携強化し、あらゆる場面で業界活性化のためにつとめていければと思う。

午後からは移動し、花き園芸業界のエンドユーザーとの関りを深く持つ団体へ久しぶりの訪問。とても歓迎していただけ、早速ミーティングに入ることになった。ミーティングでは弊社の活動について私から、新しい開発商品について担当スタッフからご案内した。とても柔和な対応や雰囲気で、互いがざっくばらんに話をすることができ有意義な時間となった。

二つのミーティングを終えて、担当スタッフとともに駅まで歩いて移動。その約30分の間、今後の取り組みの方向性なども話し合うことができた。

そして最寄り駅に到着。ここで担当スタッフは帰阪。私は引き続き都内での活動となった。最近COVID-19の影響もあり、出張はほとんど私一人が行ってきたが、色んなプロジェクトが同時並行で動いている中、到底私だけでは全て受け止めることができない状況になってきているのと、スピード感と効率を高めるため、今回は実務担当者にも同行してもらうことにした。

ここからはあくまでも私の憶測になるかもしれないが、同行した担当者には大いに刺激になったのではと思う。当たり前だが、普段見られない景色を見ることができたからではない。それは業界を代表する企業の現場や、中枢、ヘッドがどのように動いているかを実際に体感することができたからである。

私たちバラエングループが残念ながら他社の進化について行けず離されてしまっている分野。逆に他社にはできない、抜きんでている新しい分野を持っていることが明確に見えたのではないだろうか?

そして私たちの活動への他社からの評価を、直接見聞きすることができ、私たちバラエングループが業界において必要とされていること、存在意義を感じることができたのではと思う。

駅に着いて帰阪するスタッフを見送った際には、思い込みかもだがいつもより背筋がピンと伸び、力強くなってくれたような気がした。そして今後は環境が許せば、色んな事業部のメンバーと同行することは有意義なのではないかとあらためて思った。中には私と一緒に動くことが苦手に思うスタッフもいるかもしれない。ひょっとしたら今日の担当スタッフも仕方なしにと思っているかもしれない。それでも一緒に様々なシーンを経験することで、バラエングループとしての社会的責任を感じるだけではなく、自らがそれらを支えるメンバーであり、自分たち一人ひとりの存在意義を肌で感じてもらえればと思ってやまない。

私はいつもの新橋に向かった。今晩は弊社の活動に、とても共感を持ってお問い合わせくださった方との面談の機会をいただけたのである。本当にありがたいことである。私は席に着くなり、せっかくの機会であるので、HPなどでは表現できない私たちの活動や、今後のめざすところなどをお話できる範囲でお伝えした。のちに、今まで長年活動をされてきたことについてお話を聞かせていただくことができた。

その方はとても経験が豊かでありながらおごることなく、控えめながらしっかりした考えをもつ素敵な方であった。そして何よりも私たちとの活動において最も大切な要素と言っても過言ではない、植物への愛が強く、お話を聞いていても嬉しくなるようなところがあった。話も弾み気がつけば随分長い時間になってしまったので、ご縁に感謝し、互いが帰路に着くことにした。

翌朝は、眠気でフラフラしながらも、お医者様のアドバイスで控えているコーヒーを数杯飲んでシャキッとしてホテルを出発。秋に控える講演などについてミーティングを行い、打ち合わせ終了後、秋葉原に移動し、つくばエクスプレスに乗って終点つくばへと向かった。

駅に着くや否やパートナーとともに国立科学博物館筑波実験植物園へと向かった。今回は日本植物園協会前会長でもあり、普段からとてもお世話になっている岩科先生に、様々な教えを乞うための訪問である。。

相変わらず飾らない言葉の中にも、凄い知識と経験があふれ、とても興味が湧いてくることばかりで多くを学ぶことができた。そして私の役割についても言及いただき、身の引き締まる思いがした。許されるならば、あと数時間、いや数日お話を聞きたいぐらいであった。少し時間がオーバーしたが、お忙しい方であるので再訪を受け入れていただくお願いをして、帰阪のために折り返すことになった。

ただ、つくばでの滞在時間をオーバーしてしまい、最終便の飛行機に乗ることができず、再び新橋の街にもどり、いつものホテルに空室があったのでお世話になった。

そして夕食をとるために、一人で街にでていくと、金曜日ということもあり、会社勤めの皆さんや、今週の就職活動が終わったのか結構ハイテンションの人が多く、行動制限があったころが嘘のような人混みの中を縫うように歩かなければならない程であった。その途中では、少しお酒が入った方と、お店の勧誘の方とのたわいもない会話が耳に入ってきて、思わず笑顔になってしまった。以前の新橋の街に戻ったように感じ、やっと長いトンネルの出口が見えてきたような気がした。

この二日間、新しい出逢い、再会があり、色んなことが動き始め、とてもワクワクしている。さらに長らく静まり返っていた街に少しずつ活気が戻り、全てが再び動き出したように感じことができた。

さ~約2年半の間のブランクを埋めるためにも、さらに加速し積極的に動いて行こうと思う。みんなで笑うことができるために・・・・・

今日は6月2日。「ローズの日」である。

一般社団法人日本記念日協会HPには、こう記載されています。

“神奈川県横浜市の一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会が制定。ブルガリアではバラの収穫を祝う感謝祭が6月初旬に行われる。その文化を日本でも広く定着させて、バラの花のもとに人々が集い、温かい平和な世の中になることを願うのが目的。日付は美しくバラの咲く時期であり、6と2で「ロー(6)ズ(2)」と読む語呂合わせから。”

また他の団体でも、由来から(バラの花を贈って)「ありがとう」の気持ちを伝え合う、愛と感謝の記念日ともされています。平和、愛、感謝・・・とっても素敵ですね。
ちなみに写真のバラはピース。私が子どもの頃、一番初めに愛したバラです。
祖父(金岡喜蔵)が、私にどのバラが好きか?とたずねられ「ピース」と答えたのを記憶しています。

草土出版の本「大地に薫るバラ」につかわれた祖父の写真。赤ちゃんは有名なバラのブリーダー後藤みどりさんで、その人の本です。 
ピースと言えば平和・・・。近年のオリーブといい、子どもの頃のバラといい平和に繋がるとは・・・
見た目によらず又右衛門はとっても平和主義であるのが伝われば、などと思ったりしています(笑)

薔薇園植物場は、本年で創業142年。創業後、岐阜と山梨に農場を移し、現在も2代目又右衛門(喜蔵)の遺志を継ぐ方々が日本を代表するブリーダー&農園としてご活躍されています。二代目も天国でとても感謝し喜んでくれると思っています。またあらためて伺えればと思っています。祖父とともに。「ありがとうございます」と愛と感謝を伝えるために・・・。