四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日から今年初めての海外出張になる。行き先はタイである。今回のタイ訪問は、昨年開設に入ったタイ農場(又右衛門エリア)の進捗と、既に輸出向けに養生管理を行っている植物の生育状況のチェック。昨年から始めたタイにおける養鯉場や有機野菜農場へのマリネックス(高濃度フルボ酸液)の導入の他、日本にて高評価をいただいている資材の輸出などが主なミッションになる。特にオーダーをいただいている日本向けの植物は最終調整段階に入っておりとても重要な時である。

 

約1週間。落とし物失くし物、怪我など健康に気をつけて成果をあげて帰国したいと考えている。

 

 

いつものように朝一番に伊丹空港へと向かう。いつもより少し早く到着し、搭乗手続きができるまでの間、少しベンチに腰掛けて待つことになった。そして6時のOPENとともにチャックイン、搭乗まで少し時間をつぶして、まずは羽田空港へと向かった。

 

 

羽田でもスムーズに手続きを終えて、出発までの間デスクワークを行い、定刻よりわずかに遅れた飛行機に乗り込み、少し遅れての出発となった。

 

上空ではいつもながら眠れない私は、無料のWi-Fiに繋ぎながら積み残しの宿題をさせていただいた。そしてそこに流れてきたのが良く聴いていた大貫妙子さんの歌声。又右衛門は大貫妙子さんの何とも言えない歌声に魅了されて色々なアルバムを聴かせていただいたの思いださせていただいた。

 

しばらくして機内食を配膳いただいたので、お腹は膨れていたがいただかせていただいた。メニューはハンバーグ。そしてその上に目玉焼きがのっていた。私は料理?目玉焼きぐらいしかできないが、この機内食にのっかっていた目玉役が半熟であったのが不思議であり嬉しかった。このような機内食は何時間も前につくられ、そして温められ?て給仕されるのだと思うが、その過程をとおっても、絶妙な半熟具合で出てくるのはすごいな~と感心しながらいただいた。

 

またヘッドホンから、浜田省吾さんや杉山清貴さんや欧陽 菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんの歌声が流れてきて、とても懐かしさを感じた。ただこのブログを書くのにオーヤン・フィーフィーとキーボードをたたいたが欧陽 菲菲と出てこなかったのに時代の流れを感じた。

 

 

そしてそうこうしている間に6時間が過ぎ、無事にバンコク スワンナプーム空港に到着。いつものように電車やモノレールを乗り継ぎ急いでホテルに向かう。途中何度かつまずきながらも落とし物をせずに無事に到着。ホテルでは私のことを覚えていただいているベルボーイやフロントスタッフが親切に出迎えてくれ、温かい気持ちでチェックインすることができた。

 

そして部屋に駆け込み、予定のWebミーティングに15分遅れで参加。それまでは貿易担当のスタッフが、進めてくれていて大助かりであった。日本―タイースペインーブラジル間での4か国でのミーティングをすることができ、あらためて便利な世の中になったものだな~と感じ入った。

 

Webミーティング終了後は、現地パートナーと合流し、ディナーミーティングを行い1週間の行程チェックを行った後に、各自宿泊施設に戻り、明日の準備を行うことにした。

さ~~これからの1週間。何か嬉しいハプニングなどがないかなと期待しつつ、今日は眠ることにします。ではおやすみなさい。

2025.01.09

十日えびす

今日は毎年恒例の西宮えびす神社さまへ参拝をしてきました。今年も昨年同様の宵えびす(9日)である。十日えびすは1月9日から11日まで開催をしているが、ずいぶん昔になるが11日に参拝したときに、かなり縁起が悪いようなことが起こり、それ以来最終日の11日は避けるようにしているのである。そして午前中の参拝が好ましいかと思い、朝から準備をおこなって出かけてきました。

昨年とほぼ同じ時間ぐらいでの参拝であったが、昨年より少し多くの人出であったように感じた。少しでも景気が良くなることを願ってか、多くの人が詰め掛けていた。

例年のように門をくぐり、昨年授かったお札や吉兆をお納めし、手水舎でお清めし、新しいお札を授からせていただいた。

そして本殿にて1年間のお礼を伝えさせていただき、マグロを横目で見ながら、摂社を参拝し、いつも購入させていただいている吉兆店へと向かった。

吉兆店ではいつもの方々が例年のように出迎えていただき、多く並んだ熊手やさらえ、置物などの吉兆を選ばせていただいた。そのような中から、今年の新作と案内いただいたものはじめ、5点ほどのお気に入りのものを見つけることができ授からせていただいた。そして私たちとお店の方々、さらにお客さまを交えて、とても威勢の掛け声のもと、元気いっぱいで手を打っていただけ、今年も良いえびす詣りをさせていただくことができたと実感した。

そして吉兆の方と恒例のお土産交換を行い、お互いが元気で来年も再会することを約束し、次へと足を運ぶことにした。その後神楽殿にてお札や熊手などとともに御祈祷をさせていただいた。

続いて順路に沿って進むと、今年も同じ場所でお化け屋敷が出店をしていた。このお化け屋敷は子供の頃に入ったきり、今は外から眺めるだけであるが、長年変わらずに出店されていることが素晴らしいと思う。きっと世代交代もされているが、変わらぬ感じの屋敷を拝見するたびに幼かった頃を思いだし微笑ましく感じた。

そして最後に荒えびすさまを参拝し、お礼とお願い事をして、全ての参拝を終えて門をくぐり外へとでさせていただいた。

神社の近くには多くの露店が出ており、若かった頃は、お店でたい焼きやベビーカステラ、りんご飴などを買って食べるのがとても楽しみであったのを覚えている。この歳になると若かった頃と食べ物の嗜好も変わってくるので、あまり多くを口にすることはなくなったが、りんご飴は年に一度この時にしか食べないので、今年も買わせていただいた。

そして一通りのお店を見学し、今年は焼き鳥が少なくなったな~~と感じながら、今年のえびす詣を無事に終えることができた。

このお詣りは私が幼い頃からほぼ欠かさずに来ているので恐らく50回ぐらい来ているのではないかと思う。このように50年間商売を続けさせていただいているのは、えびすさまのおかげであるとも言える。本当にありがたく思う。また今週初めには、えびす様の総本宮である美保神社さまへの参拝も出来、1年間の素晴らしいスタートがきれたと言える。

これで2025年の年始の参拝は無事全て終了。あとは私たち自身がしっかり1年間を走り続けていくことである。気合を入れて頑張っていこう。今年は新しい景色が見えそうな気がする。

ホテルの朝食に一番乗りをして、チャックアウト。外は強い風に小雪が舞い、気温もグッと下がっていたので急いでレンタカーに乗り込み、大社さまへと向かうことにした。30分ほどで到着しガラガラの駐車場に停めさせていただき正面の鳥居をくぐり本殿へと向かった。

お正月の三が日も過ぎ、また神在祭の時でもない早朝さらに不安定な気候のため、参拝者はまだらである。

鳥居をくぐり、まずは祓社にてお清めをし、本殿へと向かう。手水舎で清めた後、まずは昨年授かったお札と御幣をお納めさせていただいた。

そして拝殿・本殿拝殿にて祝詞

をあげさせていただき、続いて十九社など摂社末社をお詣りさせていただいた。

素鵞の社では稲佐の浜でいただいた砂をお納めし、代わりにお社にあるお砂を授からせていただいた。そして素鵞の社をお詣りし、とても強さを感じる岩にて力を蓄えさせていただくことができ、次へと足を運ばせていただいた。

そして神楽殿を参拝した後、上宮(かみのみや)へと向かった。行く途中は浜から突き上げてくるような冷たい向かい風に、髪の毛をなびかせながら進むことになった。心なしか上宮に着くころには髪の毛が減ってしまったような気がした。

上宮(かみのみや)とは神在祭の時に国中から集まられた神々が会議をされる場所とのことである。そのため今は会議中ではないとは思うが、毎年参拝させていただいていることもあり、1年間のお礼をお伝えさせていただいた。

そして下之宮と国譲りの話し合いをされたという屏風岩を参拝。その岩を見ながら当時神様方は互いがどのような想いで話し合い、どのようにしてお互いが納得し国譲りを成し遂げたのかな~~としばし考えている又右衛門がいた。

大きさはかなり違えど、会社を経営していると同じような局面を迎えることがあるかもしれない。そのような時に又右衛門はどのような判断をするのであろうか?しっかりとした互いに意義のある「譲り」「譲りうけ」をすることができるのであろうか?と・・・・・ただ「和を尊し」とする考えは今の私の心には深く刺さることになった。

そして因佐神社参拝を終えて、時間を見たところ、飛行機の搭乗までまだ時間があるので急いで車に乗り込み、少し離れているが美保神社さまへ向かうことにした。

車で約2時間。境港を横目で観ながら海岸線をひた走り、美保神社に着くころには、かなり吹雪いていた。この日の美保神社さまは7日えびすということもあり、多くの人でにぎわっていた。そしてちょうどお守りをお配りになられていたため行列ができており、その代わり拝殿には人が少ないため、ゆっくりお礼を伝えさせていただくことができた。これで今回の参拝は全て終了。後は空港へと向かうだけとなった。ただ帰りの途中には、色んな連絡が入り、まさに縁のつながりを感じることとなった。

強風のなか無事レンタカーを返却し、空港の待合室と機内でこのブログを書いている。まずは今年もこのように無事に参拝できたことに感謝したいと思う。振り返るとおかげさまで昨年も新しいご縁を多くいただきことができた。本当にありがたいことである。そして今年はその繋がった縁をさらに太くしていくのと、新たに産声を上げかけているご縁をしっかり紡いで形にしていきたいと思う。何といっても今年は私たちの今後を左右するようなものであるからである。

そのこともあって今回の参拝を無事終えることができたこと、またパートナーのおかげで新たなところへお連れ頂き、今の又右衛門に必要であることができたのは嬉しいばかりである。本当に感謝である。

ちなみにその出雲のパートナーとの出逢いは、話せば長くなってしまうので、またの機会にしたいと思うが、恐らく15年以上のお付き合いであると思う。私を出雲の神々のもとへお連れ頂いた方で、毎年お顔を拝見しており、今年も何ら約束することもなく、急遽電話をさせていただいたところ、お会いすることができた。いつもご縁を感じることができる方である。その方はもうすぐ定年し、お勤めを終えようとお考えとのこと。定年すれば時間が取れるので、またゆっくり一緒に出雲をまわりましょうと約束をしていただいた。

本当に出雲は素晴らしいご縁を授けていただける場所であると強く思う。本当にありがたい。また来年もこの地を訪れることができるように今年一年しっかり頑張りたいと思う。

さ~~そろそろ到着の時間。又右衛門にとって「心のふるさと」とも感じる出雲。また来るね。ありがとうございます!!!

今日は初詣で出雲の国へと向かった。前回も初詣であったので1年ぶりである。

早朝出発のためまだ陽が昇りきっていない今年初めての搭乗である。いつものように雨が降る中出発、出雲についてもやはり雨は降っていた。

空港到着後、レンタカーに乗り込み、まずは毎年参拝する素戔嗚尊が祀られる須佐神社さまへの参拝と思ったが、今日は赤口のため、11時から13時までの方が良いかと思い、今回は後回しにして、まずは最古の神社と言われる神魂神社さまを参拝させていただいた。

今日は月曜日ということもあってか仕事初めの会社の方々が多く参拝をされ、御祈祷をされていた。見たところ数十名が参列され、拝殿にあがり頭を下げてられた。恐らく社員全員で参加されているのかなと感じ、何となく羨ましさも感じた。そのような中に紛れて私も本殿にて祝詞をあげさせていただき続いて摂社、末社を参らせていただいた。

そして続いて須我神社さまを参拝。ここでも同様に本殿、摂社、末社と参らせていただいた。時間の関係で奥に鎮座される夫婦岩の参拝はさせていただかなかったが、もし皆さんが須我神社さまに参拝されることがあれば、夫婦岩にも参られればと思う。

あと須我神社さまには悪縁を断ち切る刀のようなお守りがあり、断ち切りたいときに開封をするとのことです。結構高価です(;^_^A

実は又右衛門も何年か前に、何となく必要に思い授かったのですが、今まで良いご縁に恵まれているのと、その時には望んでいないような縁であっても、きっと意味がありいつかきっと必要なご縁になると思えて、未開封のままです。

須我神社さまを参拝後は、ちょうどよい時間となってきたので、須佐神社さまへと向かい、約1時間、ちょうど11時に到着した。まずは昨年授かったお札と御幣をお納めさせていただき本殿にて祝詞をあげさせていただくことにした。

そして摂社、末社、「大杉さん」というとても大きな杉の木を参らせていただき、杉の木の根に手を当てさせていただき1年のお礼と、植物への想いを伝えさせていただくことができた。その後、いつものように近くを流れる須佐川で身に着けている勾玉やブレスレッドなどをお清めさせていただくことも無事に終えることができた。

そして最後に、新しいお札と御幣を授かり、今年も須佐神社遷宮の奉賛をさせていただき毎年のルーティーンを無事に終えることができ、出雲大社方面へと向かうことにした。

そして約1時間で大社さまの近くまで来ることができ、そのまま稲佐の浜へと向かうことにした。浜では明日の出雲大社さまの素鵞の社さま参拝のときにお供えするお砂をいただき、風のきつい浜辺でしばし時間を過ごさせていただいた。

その後日御碕へと移動。まずは素戔嗚尊が住むところとお決めになられたところ「隠ヶ丘」へと向かい参拝、そして同じ空気を吸わせていただき、とても落ち着いた気持ちになることができた。

そして日御碕神社さまを参拝し、13時も超えていることもあるが、毎年のように1年間のお礼を伝えさせていただいた。

参拝後はいつものお店でイカ焼きを食べ、とても満たされた気分を味わうことができた。

そして地元の方もあまり参拝しない月読神社を参拝。普通の参道と違って山道のため険しい。さらに降り続いた雨のせいで足元が悪く何度も滑りそうになったが何とか登りきることができ、とても良い空気を吸わせていただくことができた。

そしてその後は近くの道の駅で今まで大変お世話になっている地元の方と再会させていただくことができ、持参したお土産を渡したところ、「実は金岡さんにまだ紹介できていない場所があります」と言われ、そのまま車を1台にして向かうことにした。

その場所はどのようなところかとはここでは伏せさせていただきたいが、今の私にとってとても必要な場所であったと思える。本当に感謝である。そしてその参拝を終えて、先ほど車を置いた場所まで戻り、お互いの1年間元気で過ごせますようにとお互いを祈り合い、お別れすることにした。

その後互いは別々の道を進み、私は駅前のホテルに向かい、チェックインを済ませて、駅前で一人ディナーを済ませて、夜も更けてきたので部屋に戻り、このブログを書かせていただいた。

 

さ~明日は出雲大社さまの参拝である。明日は晴れるかな~~。

謹賀新年2025!!!

まずもって今年も平和な元旦の朝を迎えることができましたこと嬉しく思っています。

まだ陽が昇らない辺りが暗い中、毎年のように自宅の神棚を祀らせていただき、氏神様へと向かうことにした。

まずは自宅、本社の氏神様である東の宮 松尾神社を参拝させていただいた。まだ朝も早いことから境内に参拝者はほとんどいなく、ゆったりと本殿を前に祝詞をあげさせていただくことができた。

続いて境内の猿田彦様、薬師如来様を詣らせていただいた後、西の宮である天満神社に移動し参拝させていただいた。

その後、本社に移動して、神棚を祀らせていただき、続いて大阪営業所へと向かった。

元旦の早朝ということもあり、通常より道も空いていて出発から約20分で大阪営業所に到着。そして2か所の神棚をお祀りし、事業所の氏神様である春日神社を参拝し、昨年の御礼と新年の挨拶をさせていただき、境内の各摂社を参拝、そしてその帰りには、参道のゴミ拾いをさせていただいた。

その後は、活動の拠点であり、いつも大変お世話になっているJF兵庫県生花 大阪本部の中心へと向かった。

そこで土地の神様に感謝の意を伝えながらお神酒で字を書き、膝をついて新年の挨拶と、昨年のお礼、今年の決意を伝え、例年のように同じことを繰り返させていただくことができたことに、胸をなでおろすことができた。

新年早々振り返るのは良くないかもしれないが昨年のこの時には、霧雨が降りとてもくっきりした虹がかかったのを記憶している。まさに昨年はそのような年であったと言えるように、様々なプロジェクトが起ちあがり、また年末には、バラエングループの今後に大きく関係する思いがけない声掛けをいただくことになるなど、虹の橋が架かったような気がした。

是非今年はこの虹が幻のように消えていくのではなく、しっかり現実にしていかなければならないと強く思う。そのためにも引き続き皆様のご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 

バラエングループ代表 金岡信康

植物活動家 ボタニカルプロデューサー 四代目金岡又右衛門

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。心より深く感謝申し上げます。

本年も多くの仲間と共に、晴れやかな気持ちで新しい年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご指導ご協力のおかげでございます。本当にありがとうございました。

本年2025年はいよいよ大阪・関西万博開催され、2年後の2027年にはGREEN×EXPO2027 横浜園芸博覧会 開催が間近になってきました。私たち花卉園芸業界にとって、またとない変革のチャンスが到来すると期待をよせております。

昨年最後にアップさせていただいたブログにて触れさせていただきましたが昨年には大きな期待を寄せるプロジェクトが産声を上げ、さらに年末には、私たちの今後にとって大きな影響を及ぼすことが必至のプロジェクトのお声掛けをいただくことができました。まさにバラエングループにとっても変革の時が到来したと感じています。

現在、中々先を見通せない厳しい社会情勢ではありますが、この混沌とした時代をチャンスと捉え、今まで培ってきた力を結集、そして最大限に発揮させ、業界の枠を越え、国境を越えて、「健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する」ために様々な挑戦をしていきたいと考えています。

その目的達成のためには、皆様のご指導ご支援なくしては成し得ないものです。何とぞ変わらぬお力添えをお願いいたします。

そして何より2025年が、皆様にとって幸多き1年になりますことを心より願っております。本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 

HAPPY GREEN YEAR 2025!!!!!

 

バラエングループ代表

四代目 金岡又右衛門(金岡信康)

 

今年もあっという間に1年が経ち、そして昨年と同じような内容の言葉で締めくくらせていただくことができることを喜びに感じている。

今年1年間 パートナーと共に目的を共有し、取り組んでいけた結果であると思っているからである。

確かに数字としては、当初の目標より厳しい状況であったと言える。ただそれは努力を怠ったとかというより、業界全体が厳しい状況であったからだとも考えられる。しかしながら十分に業績を伸ばしている企業もあるので、そこは経営者である私の至らないとこであったと言えるので反省すべき点である。

ただ言い訳ではなく数字は十分でなかったが、今後につながる基礎となるものは残せていけたのではないかと思っている。

生産分野においては、日本においては秋田での松生産事業も本格的に始まり、昨年以上の結果を残すことができた。今後はさらに拡大をさせていきながら、地域の名産品としてつくっていければと考えている。

また新たに沖縄では、電撃的に素敵なパートナーと縁が繋がり、現状に保有されている20,000㎡の敷地での観葉植物の生産に関わらせていただくことになった。さらに11月から新たに造成された一等地にて、先週から新しいハウス建設のための基礎打ちを行うまで進めることができた。ここではパートナーと共に植物の魅了を伝える取り組みを行っていくことになる。大きな一歩を踏み出せたと言える。

タイにおいても、新たに借りる3ライ(5,000㎡)に遮光施設など出荷施設の建設に着手するまで進めることができた。ここでは日本の技術などを用い生産・養生などを進めていくが、日本向けにだけ生産するのではなく、近隣諸国向けや地産地消を視野に入れて取り組んでいくことになる。実際既にここで準備した植物が中東への輸出を成功させたことは、今後にとって大いに期待できることであったと言えるであろう。

さらにスペインでもパートナーとの共同にはなるが、日本向けの出荷準備施設、通称又右衛門エリアが増設されることが行うことができたのは大きな収穫である。今後は輸入だけではなくここをハブにして日本の花きを欧州に出荷していければと夢が膨らんでいく。

またオーストラリアでも日本向けのスペシャルな植物を確保していただける施設が整いかけているなど、今後は他国でも同様な取り組みを行っていければとも考えている。このように国内外で生産を拡大していければと考えている。

本業と言える卸部門は、市場入荷の状況や取引先の状況など、自助努力だけでは何ともならないところもあるが、大きな変化もなく横ばいから少し軟調であったかもしれない。ただ横ばいが必ずしもマイナスとは思っておらず、労務改善に着手しながら、現場は工夫し横ばいにもっていけたことは評価できると思っている。これを粘り強く耐えながら進めていくことができれば、きっと陽が差し、追い風が必ず来る。実際にその気配は感じている。後はその陽が差し、風が吹いたときに、いち早く帆を掲げ、強い力で前に進むことができるかということであろう。それが私の役割であり、責務であると思っている。

いずれにしても一緒に歩んでくれる仲間や世界に拡がるパートナーのおかげで、大きく前に踏み出せた1年であった。みんなには本当に感謝である。この場を借りて「ありがとう。」と伝えさせていただきたい。ただ残念なことに年末の最後まで走り切れず、他界したメンバーもいた。労働とは関係ないとしても、仲間を失ったことは悲しく残念である。そのような悲しみに耐えながらも、その穴を埋めたチームは素晴らしかった。

また関連会社を含め大きな功績を残し、卒業していくメンバーもいる。ただ彼らは単に去っていくのではなく、そのようなメンバーが知恵を出し合い、新たなチームをつくり新たな目標のために進んでいければと思う。個人的には新たに定年などなく、個人の自由というような組織なものができれば面白いと考えている。まだまだ思い付きではあるが・・・・・。

さ~来年もいつもの仲間に加え、新しく繋がる仲間やパートナーと共にしっかり1年間取り組んでいきたいと思っている。

有限会社薔薇園植物場ブログ

最後になりますが今年も1年間私の稚拙な又右衛門ブログをお読みいただきありがとうございました。相変わらずの日本語や文章力で、読みづらいとは思いますが、皆様からの励ましの言葉に支えられて続けることができました。来年も皆様におだてられながら引き続き書いていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

最後になりますが1年間本当にありがとうございました。どこまで皆様にお会いできますことを楽しみにしております。良い年をお迎えられますよう・・・・・・

バラエングループ代表 金岡信康

植物活動家、ボタニカルプロデューサー 四代目 金岡又右衛門

今週1週間は国内外問わず出張がなく事務所や近場での活動で比較的静かに時間が流れた。

週初め年末繁忙期のクライマックス前に、事務所の資料整理などを行いながら、日々の活動を行った。

その中では新規取引企業や金融関係との面談など慣れない経営者っぽいことや(笑)、JETROの支援をいただきながら取り組んでいる輸出プロジェクト会議など、年内最後となるリアルとWebでのミーティングが数多く行われた。

金曜日には今や国民の多くが知っている競馬の有馬記念を明後日に控え、緊張感が高まってきたトレーニングセンターへ来年度の通行証をもらいに向かったりした。

そして夜からは近年大変お世話になっている株式会社西鶴さまが開催する大望年会(忘年会)にお招きいただき、出席をさせていただいた。

参加者は個性豊かな各分野でご活躍の方々とホスピタリティー溢れる社員の方々で構成され、美味しい料理をいただきながらの宴会であった。

その中で開催されたクイズ大会に参加させていただいたがクイズの勝者敗者に関係なく賞品が用意されていて、私は写真のようなピンクのハットをゲットすることができた。

ただ商品を選ぶ引っ張るくじ引きには既に私の名前が記載されており、その紐を手繰り寄せるとハットがついてくるという、私用にしっかり仕込んでいただいた賞品で大喜びさせていただいた(*^^*)

もちろん私が特別という訳ではなく会計士の方のはそろばん、お坊様にはカツラなどとてもユニークな設えで社員の方々の創意工夫が素晴らしかった。

西鶴 山本代表には大変良くしていただき、とても魅力的な植物達を納めさせていただいている。その植物の選択にも自ら時間を割いて海外に一緒に周るなどをしてきた。その活動中では、ご自身の考え方なども聞かせて頂くなど多くを学ばせていただけている。そしてこの夜も真心のこもったホスピタリティー溢れる宴会などに招いていただき最高でした!本当にありがとうございました。

さらに来年再来年には多くの人が驚くであろう新しい墓園として拡大OPENが予定されており世界からユニークな植物を集めてくる。恐らくこのプロジェクトはTVなどでも放映され注目されることになるであろう。とても楽しみである。

またこの他の面談でも、この場では書けない壮大な計画が産声を上げることになった。まだまだ構想の段階ではあるが、私自身としても未だかつてない身震いするようなものである。今後はどのように進んでいくかは全く未知数だが、このような機会に関わらせていただけることに喜びと責任感を感じている。ここまでくると悩んだり迷ったりしている時間はない。関わる人の全ての幸せをめざして実直に挑戦していきたいと思う。

 

このように表面上は静かな一週間であったが、その中身は激動の一週間と言える。年末繁忙期、来年再来年のプロジェクト、そして・・・。嵐の前の静けさとも感じる1週間であったとゆず湯につかりながら身も心も芯から温まる日となった。

先週タイから帰国。タイでは気温34℃。日本は最低気温が4℃ぐらいになっていたので、その差30℃。寒さに体は固まっていたが、やらねばならないことが山積みでそれどころではなかった。

私が海外にでているうちに日本各地の生花市場では松市が開催されていた。全般的には比較的少し低調な相場であったとの報告であったが、そのような中 先日アップさせていただいた私たちが秋田にて生産している八竜松は、昨年以上に販売していただけたとのことである。お買い上げいただきました皆様、お取り扱いいただきました市場、仲卸の皆様、心より感謝申し上げます。

さらに来年の注文、しかも増量のご注文までいただき本当に嬉しく思っております。引き続き生産者の方々のお役に立てるような取り組みを続けてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

週初めは今年最後であろう都内への出張となった。朝一番は午後からの都内でのミーティングに使用する資料の準備を事務所でおこない搭乗時間ギリギリに伊丹空港に駆け込んだ。

寒い中でも走ったために汗をかいて搭乗口に向かったところアナウンスが流れ、搭乗予定の機材の扉の故障で遅延するとのこと。ま~~間に合ったからいいかなと思って待っていたところ。再びアナウンスが流れ、もう少し遅れるのでラウンジでお待ちくださいとのこと。それでもま~~良いかと思って待っていたら30分経った頃に、ひょっとしたら欠航の可能性も出てきたため振り替えも受け付けますと言われ、これは会議に間に合わないのでANAに振り替える手続きをしていたところに、何とか出発目途がたったとアナウンスが入り、最終的に1時間強遅れての出発となった。

ただアクシデントはそれだけではなかった。機内で会議資料の追加を作成しようとパソコンを開いたところメールソフトが初期状態になってしまっている。何かどうなったかわからずアタフタ。皆さんからいただいたメールとメアドまでなくなっている。もちろん私が送ったメールもない。途方に暮れながら放心状態で羽田空港に到着し電車で移動した。

そして食事をする時間は全くなかったが都内での重要会議には何とか遅刻することなく参加ができ、今後に繋がるとても価値ある打ち合わせをするこができた。

朝昼ごはん抜きで、体力と頭を使った1日であったので、久し振りにウナギをいただきチャージした。うなぎはFacebookなどで良くアップされている高級店と言いたいところであるが、うなぎの良し悪しにあまりこだわりがない私は、ホテル近くの宇奈ととで十分で、パソコンのことはしばし忘れて満たされた気分で部屋に戻った。そして部屋に戻ってパソコンと格闘したが私には何ともできずあきらめて眠ることにした。

翌朝は霞が関へと向かった。久し振りの省庁での打ち合わせである。何省かはここでは伏せさせていただくが、来年の新しいプロジェクトにおいてとても参考になる意見交換であった。また様々な関係の方にご紹介もいただけ、今後に向けてとても良い時間となった。

午後も池袋にてこれまた重要な打ち合わせの機会をいただけ、これまた今後に期待がつながる時間となった。これで都内でのミーティングは終わり帰路に着くことになったが、相変わらずパソコンは治っていない。ただそれも心配であるが、この二日間の出張で得たものも多く、いつものように落ち込むことがなく羽田を経由し、夜遅く帰宅となった。めでたし。めでたしとしておこう。

そして帰阪後大事なミーティングと並行して、いつも社内のOA機器などでお世話になっている方が来ていただき、私のパソコンをもとに戻していただくことができ、本当に助かった。一旦はあきらめて何とか気持ちを切り替えてと前向きに頑張ろうとまであきらめていたが本当にありがたかった。エンジニアの方には心より感謝である。

また週中は、滋賀県 栗東トレーニングセンターの通行証発行の手続きとお祝いの花配達。パソコンも治って軽快な気分で愛車のチョロQにて無事に完了。

そして金曜日は朝一から、大阪府下のとても大きなプロジェクトのための打ち合わせ。施主様と図面を見ながらいよいよ来年になった施工が具体化してきてワクワク感に包まれることになった。大阪・関西万博のパビリオンの施工時期と若干重なる時期もあるが、私たちにとってとても良い機会にもなるので、忙しい、人出が足らないなどと言っていられないので、パートナーやスタッフと共に気合を入れて楽しみながら全てをしっかりやり遂げたいと思っている。

そして午後は再び愛車チョロQにてお花の配達。午後は再来年の大きなイベントにおけるオンラインミーティング。

そして治ってくれたパソコンを、なでなでするように自宅で作業し、日付も変わったのでパソコンとの深夜デートは終了し、続きは明日にして眠ることにした。色んなことがあって固まることが多かった1週間ではあったがとても刺激的な週であった。さ~来週はどんな感じかな??? パソコンも治って視界は良好である。

さて今日は2日目。今日の深夜便で帰国をするので最終日となる。

まずは朝目覚めてから、少し体を動かして体をシャキッとさせてホテルを出発、いつものように屋台で買い出しを行って燃料補給。そしてホテルに戻って昨日ほどいたばかりのスーツケースを詰め直して、チェックアウトを行って、いつも又右衛門を覚えていただいているホテルのフロントやベルボーイさんたちに笑顔で見送られて出発。今日は生産者2件の訪問である。

まず1件目は、ブーゲンビリアの生産者である。この生産者はバラエングループのタイ農場建設予定地に向かう途中でもあり、何とも癒される色合いのブーゲンビリアに誘われて幾度か訪問をさせていただいたことがある。

そして今回は欧州にあるパートナー農園からの依頼で、私たちから欧州向けの輸出をすることになり、その商談のために訪問をさせていただいた。

農園には代表が私たちの訪問を待っていて、快く出迎えていただけ、早速青空とブーゲンビリアに包まれながらミーティングを行った。代表は日本からの来客に常に笑顔で応え、是非一緒にビジネスをしようと言っていただけた。さらに欧州だけではなく日本向け輸出の窓口になってもらえないかとも声掛けいただき、せっかくなので日本においてこのような大型のブーゲンビリアが活躍できるところは数多くないが、一緒に取り組めるようお互い考えてみようと言うことになり、新たなプロジェクトとして検討段階に入ることになった。

またこのナーセリーはブーゲンビリアだけではなく、欧州の依頼で観葉植物の生産受託事業を行ったり、世界各国と輸出入を行ったり、花き園芸において幅広く展開をしており、今後互いがどのような関わり合いを持ちながら進めていくことになるか、とても楽しみである。そして普段は開放しないバックヤードも見せていただき、実際にどのようなパートナーシップとして取り組むか来月の訪問で詰めて話すことを約束し、このナーセリーを後にすることにした。

そして食事とってから約束の時間ちょうどに次の生産者に到着した。ここの生産者は私たちがタイで活動するにあたり、いち早くパートナーとして手を挙げていただき、既に私たちの輸出用管理施設、通称「又右衛門エリア」を作っていただけたとても心強い生産者である。実際に私の大型のフィカスなどを日本や中東に送っていただいている実績もある。

そして今回は、前々回訪問時に依頼した植物の日本向け調整の進捗状況確認であった。この植物は来春とても大事なところに植栽をするものなので、完璧に土を洗浄したこともあって、その後の生育がとても気になってはいたが、きちんとリカバーでき、今のところ順調に進んでいるので、胸をなでおろすことができた。

 

他にも預けている植物のチェックを行った後に、テーブルについて、「又右衛門エリア」の増設について提案をさせていただいたところ快諾をいただけ、また一つ大きな動きをとることができそうになってきた。そして来年の早い時期に着工に入ることを目標に、進めていくことになった。これが完成すると日本のみならず多地域へ高品質な観葉植物を出荷できることになるので、とても楽しみである。本稼働になった際には皆様にお声掛けさせていただくので是非楽しみにしていただければと思います。

そしてこの日の活動を終えた頃には陽も落ちかけてきたので帰路に着くことにした。そして車中で2日間を振り返り今後についてと次回訪問日程調整を行いながらスワンナプーム空港へ向かい、無事に到着することができた。今回、2日間というバタバタのスケジュールの中、各手配を行っていただけたパートナーには感謝である。お世話になりました。ありがとうございました。また来月よろしくお願いします。

そして深夜便で帰る機内で。周りの方々の睡眠妨害にならないようにこのブログを書かせていただいた。かなり寝不足のためおかしな文章であるとは思いますが、いつものこととご容赦いただければと思います。

そして最後に前回のブログで触れさせていただいた研修生たちとおこなった昨日ミーティングについて書かせていただきます。

以前より私たちのタイにおける供給パートナーとして一緒に活動していただいているヤシ生産者の後継者より、花き園芸の流通や生産技術を是非日本で学びたいというたっての願いがあり、特別に来春研修生2名を受け入れさせていただくことになしました。

彼女はカセサート大学、日本で言うと京都大学のようなとても優秀な大学を卒業後、ヤシのナーセリーを継ぐことになっており、バラエングループの考え方や取り組みに共感いただけ、是非さらに強いパイプでつながり今後取り組んでいきたいとのことで、そのためにも様々なことを学びたいということから、来春短期ではあるが日本にきていただき、私たちの販売の現場、沖縄をはじめ各地に拡がる生産の現場にて活動をしていただき、多くを学んでいただくことになります。

恐らく弊社に来ていただいている方にはお目にかからせていただくこともあるかと思いますが、是非若い二人を育てるためにも、ご指導いただければ嬉しく思います。何卒よろしくお願いします。

さて短かった今回のタイ訪問。報告は以上です。これで本年の海外出張も最後になる予定です。後は日本で走り回りながらクリスマス、年末繁忙にむけてスタッフの足を引っ張らないようにがんばりますね。ではでは~~。