四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2021.01.04

初市

元旦、実家での挨拶を終え、その後三が日は、ねこたちと私だけ水入らずで、自宅での待機となり、携帯電話もならないため、ゆっくりデスクワークを行うことができた。

パソコンに向かう私の横では、のんびり屋さんのハクが、私のいたずらに嫌がるどころか喜んでいるかのような、にこやかな寝顔で寝息を立てている。多くの癒しを与えてくれたおかげで、たまっていた原稿や、新規事業の素案作成など多く進めることができ、とても有意義な三が日を過ごすことができた。

4日には兵庫県生花 大阪営業所が初市を迎えた。代表の挨拶に始まり、若いセリ人の威勢のいい掛け声によって、気持ちよく1年間のスタートをきることができた。

昨年は、COVID-19の影響によって、あたりまえと思っていたことがあたりまえでなくなり、特別なものに思えるようになり、「日常」という言葉のもつ意味、その重みをひしひしと感じることになった。

花き業界においては冠婚葬祭などイベントに関わる消費は、大きく落ち込み、ホームユース需要の高まりから通販やスーパーでの販売では大きく伸ばしている事業者も多いようである。そのような中、当然私たちバラエングループで展開する様々な事業も大きな影響を受けることとなった。特に貿易事業では、私自身が現地に赴くことができなくなり大きな影響を受けてしまうことになった。でもこのような世界的に大変な時であっても、スペイン、オーストラリア、マダガスカルなど海外のパートナーたちは、健康維持に細心の注意を払いながら、日本の私たちに向けての出荷準備を着々と進めてくれている。本当にありがたいことだと思う。

また輸出においての準備や海外での新しい事業展開もまだまだ小さいが着実に前に進んでおり、これから大きく期待を寄せるところである。とにかく今は不自由な日々を嘆くのではなく、これは大切な機会であると捉え、自らの足元をしっかり見つめられるように思いっきり屈み、時が来たら多くの人と繋いだ手を離さず、めいっぱい跳びあがり、新しく吹き始めた風にうまく乗れるように、しっかり準備をしておきたいと思っています。
今後の報告を楽しみにしておいてくださいませ。

元旦。毎年のように早朝に起床。COVID-19によって今までの日常を失いかけていることもあるのか、いつもより寒く感じながら、自宅の神棚を祀り、例年通りに自宅を出発した。

まずは氏神様、東の宮である松尾神社を参拝。昨年はCOVID-19によって、一時は、会社の継続どころかパートナーやその家族の健康、生活すらも守る責任を果たすことができないのかと思ったときもあったが、何とか今年も無事新年を迎えることができている御礼を伝えた。そして境内にある猿田彦大神には、厳しい中でも道を切り拓いていただけたことへの感謝を、薬師如来様には周りが健康であることの感謝と、猛威をふるう感染症を何とか鎮静化していただきたいというお願いをした。

続いて西の宮である天満神社を参拝したが、本年は昨夜のとんと(福火)もなく、迎春の感じではなく、普段通りのような佇まいで静かであった。

そして本社に移動し、神棚を祀った頃には、ちょうど初日の出が私たちを照らしてくれ例年のように迎えられる新年の朝がとてもありがたく感じた。

その後、豊中に移動。毎年以上に車はすいているように感じ、通常の朝なら40分ほどかかる通勤路を約20分で到着。すぐに、窓を開け元旦の清々しい空気を部屋に招き入れた。そして早速営業所や仲卸棟の神棚と氏神様の春日神社をお祀りした。

境内は人がまばらというより、とても少ないように感じた。ちょうど社務所には宮司様がいらっしゃり、新年のご挨拶をし、摂社など各社を参拝して市場に戻った。

そして市場の中心辺りにて、土地の神様への奉納のためのお神酒と鎮静のための橘を供え、土地の上を行き来し、騒がしくした1年間のお礼と、COVID-19による流通の変化を見守っていただけた感謝を伝えた。そうするとちょうどその時、伊丹空港に向けて着陸する飛行機が頭の上を通り過ぎて行った。

昨年は飛行機に乗る機会は半減。海外には例年10回ほど行っていたのが今年はどのようなことになるのか、先行きが見えない不安な中、何とか耐えていかなければならないと思ってはいたが、ここでお神酒をまき、地に手をついて、その温かさを手のひらいっぱいに感じた時、新しい日常を、私たちの植物(みどり)によって、より価値あるものにしていかなければならない…それが私たちの役割であるという気持ちがふつふつと湧いてくるような気がした。

今年1年。決して平坦な道のりではない。かなり険しいであろう。しかしながらある意味、パートナーとともに今まで以上に成長ができる機会であるととらえれば、楽しみとも感じられる。これから10年後、数十年後に残ることができるように、身体のぜい肉をそぎ落とす機会でもある。
COVID-19による影響や、行政の施策などに振り回されている場合じゃなく、植物の素晴らしさを忠実に伝えていけば、私たちの業界はまだまだ可能性が拡がると思っている。

さ~~。ピンチをチャンスに、みんなとともにチャンスをビッグチャンスにするために今年も引き続き、駆け抜けたいと思っています。周りにとっては危なっかしい蛇行運転や急発進、暴走に感じるかもだけど、いよいよ今はそれが必要な時に入ったかもなので、躊躇なくいざ!
不安に感じる方もいるかもですが、大丈夫ご安心ください。最新のシートベルトとエアバッグを装備、さらに高額の保険に入って突き進みますので・・・

そのような1年になりますが、何卒よろしくお願いします!

四代目 金岡又右衛門

まずもって今年も大晦日を無事に迎え、感謝の意を唱えることができることを本当に嬉しく思います。花き園芸業界の先行き不透明な中、見えない壁へと突き進んでいこうとする私たちを様々なところで支えていただき本当に感謝です。

そしてこの一か月の年末商戦に加えて、春からのCOVID-19の影響などによる制約で、精神的、肉体的な疲弊を余儀なくされていた現場をはじめ多くのスタッフやパートナーには、見事にこの日を迎えてくれたことに、今まで以上の賛辞を送らせていただきたい。

私は基本、あまり振り返ることをしないタイプの人間ではあるが、自分自身のことで振り返ってみると例年100回近くあった飛行機への搭乗も半減し、海外出張もなく、今までに観ることができなかった光景や植物との出逢いはほぼなかったと言える。
「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と自らの足で現地を訪れ、大地や植物、住み暮らす人との対話を大切に活動する私には、まるで足をロープでくくられたような1年であった。

さらに、長年一緒に歩んできたパートナーと違う道を歩むことになったり、つい先日までずっと私の活動を支持してくださり、一緒に海外研修をおこなったり、プロジェクトを起ち上げてきた本当にお世話になった方が急逝した。彼とはビジネスパートナーという簡単なくくりではなく、同志であり、友とも言える間柄で、訃報が飛び込んできた移動中の電車の中で涙が止まらなくなったことなどもあり、自らの力不足や運命の儚さを知らされる1年となった。

しかし、そのような悲しいことだけではなく、新しいパートナーとの多くのご縁もいただけた。またコロナ禍で、社内にいる時間が増え、スタッフの声を聞きやすい位置に多くいることができたおかげで、自分自身や会社のことを見つめ直し、今まで以上に今後について考えることができ、いくつかの課題に着手することもできたことは重要である。こうして新たな決意のもとに来年度を迎えることができることは、価値あることだといえるのではないだろうか。

少し長くなりましたが、最後に・・・

今年は、想像もしていなかった大きな課題を突き付けられた厳しい1年であったが、そのような中、自ら立案した計画や目標をやり遂げられなかったことを大いに反省し、そのお詫びとしても来年こそは倍返しにして形にしていかなければならないと強く想っています。

来年度からは、2030年に迎えるバラエングループ150周年に向けて、強い意志を持ち、社内外の新陳代謝を活性化させ、自らも大いに変革することで、「新しい日常は、自ら創り出す」想いで取り組んでいきます。

最後の最後ですが、今年も私の拙いブログを読み続けていただいた皆様、本当にありがとうございました。「又右衛門の頭の中を書いたブログ」と銘打ちながら、頭の中を駆け巡っている新しいプロジェクトなど全てを書けていないことを申し訳なく、またもどかしく感じてはいますが、きっといつか皆様に胸を張って紹介できる取り組みにすると約束しますのでお許しくださいませ。

来年も、引き続き書き続けていきたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。

それでは良いお年をお迎えください!!!!!きっと緑色に輝く明るい未来がまっていますよ・・・・

四代目 金岡又右衛門

何だ!この題・・・?

確かにです。12月12日にちなんで「いっちにー。いっちにー。」です。

海外に行けずに又右衛門オヤジ化もしくはネタ切れ感は否めないです(笑)

今週も本当にバタバタ過ごし、お嫁?お婿?にいった素敵な植物たちの元気な顔を観るために定期健診に行ったり、新しいプロジェクトのために西へ東へ奔走したりの繰り返しで、あっという間に一週間がたってしまいました。

コロナ禍において、私たち花き園芸業界でも色んな変化が起こっています。そのような中、不安もあれば期待もあり、焦る気持ち、はやる気持ちを抑えて、今はとにかく素敵な植物たちや、パートナーと共に前を向いて歩いて行かなければならないですね。
慌てず急いで進まなきゃ・・・「いっちにー。いっちにー。」と。手を携えてくれる人がいてくれる喜びを感じながら。

来週初めは大事な講演&プレゼン。久しぶりの徹夜続きの資料作成。結構しんどいけどやりがいがある。それは花き業界から異業種へのラブレターを書いているようなものだから。

さてと、もうひと頑張り。見晴らしが良いところに向かって。

2020.11.28

いい庭の日

すでに展示会を終えてから2週間にもなるが、展示会がらみのプロジェクトの準備や、年末に向けての社内外のミーティングで、先週に引き続きバタバタの日が続き、気がつけばあっという間に週末になっていた。

早朝まだ暗いうちに本社により、その後大阪営業所へ移動。そして昨晩遅くまでかかって用意した出張に必要な追加資料のプリントと、スタッフが事前準備をしてくれていた資料を併せて、日曜出発の大事なミーティングの準備を行い、再び本社へと向かった。

 

先ほどとは違って日が差し込むようになったお馴染みローメンテナンスガーデンには、いつものように恐竜たちが心地よさそうに遊んでいた。

でもよく見るといつもと少し違う。写真をみてお分かりになるだろうか?

そう。恐竜の口に木の実などが入っているのである。きっとこれは子どもたちが、恐竜くんたちにエサを与えてくれたのであろうと思う。今まで、色んな組み合わせで遊んでくれているのを数十数百種類と見ているが、このように食べ物を与えてくれたのを見かけるのは初めてで、とても嬉しく感じ、和やかな気分になることができ、また一つ地域の方々に可愛がられていることを実感することができた。

約15年前に、環境に配慮し土壌微生物と豊富なミネラルや炭にて土壌設計を行ない、主にデザットプランツで構成した子どもたちの成長とともに姿を変えるKIDS GARDENが今もなお、子どもたちに可愛がられていることは、本当に素敵なことであると思う。

初期のガーデンで遊んでくれていた子どもたちは、今頃どうしているであろう。どこの誰さんがここで遊んでくれていたかはわからないが、ひょっとしたら成人しているのかもしれないと微笑ましく感じた。

そして今日11月28日(いい庭)という日に、そのような光景を見かけることができ、そのメッセージを受け取ることができたこの庭は本当にいい庭でないかと手前味噌ながら感じている。

2020.11.07

感動の1枚

今週は目の前の展示会の準備や、あるプロジェクトの重要な打ち合わせ、東京でのプレゼンやメンテナンスなど朝から晩まで毎日が慌ただしく、あっという間の1週間であった。

そのような中、とっても私を癒してくれる1枚の絵が届いた。

その絵は、少し前、奈良に行ったとき偶然に通りかかったお店に引き寄せられるように入り、偶然にも画家さんに出逢い、その場でお願いしたものである。

約1か月たった今に届き、封を開けた時、驚きというか嬉しさに涙がでるほど感動した。

全ての疲れを癒してくれるほどの感動で再びお礼にいかなければと思うほどであった。

その絵がこれ

蓮、ハク、ちー、キジ…とっても特徴をとらえていて素晴らしいと思う。全て違う場所、違う時に出逢った保護ネコちゃん。でも本当の意味では保護してもらえているのは、私のような気もする。みんな家に来てくれて本当にありがとう!
そして素晴らしい絵をお書きいただいた糸井先生本当に感謝です。また伺います。

今日は秋のお彼岸。毎年お墓の掃除とお参りをするのが恒例である。家業を継いでいる者としてはごくごく当たり前のことではあるが。

そしてこの秋の彼岸もお墓掃除をしながらご先祖様に日々のお礼を伝え、教えを乞うように話しかけてきた。

私は、彼岸にだけ自分に対し許していることがひとつある。それは過去を振り返ることである。普段においては意識的に過去にとらわれず前へ前へと進んでいくようにしている。それは自分自身のとても過去を気にしすぎ、ネガティブなことを考えすぎてしまう癖をなくすためでもある。

彼岸中、目的地へ移動する際には、時にはある人との時間を振り返り、時には前を通り過ぎていった人を思い出し、時にはもう戻らない人を偲びながら、反省しながら自らへの戒めを繰り返す。そして戻るまでに、さらに前を向いて進んでいく力を養うようにしている。

そして今年も秋の彼岸を迎え、季節は夏から秋へ移り変わっていく。百日紅の花と薄の穂がどんなに暑い夏であっても、苦しい夏であっても、必ず秋はやってくることを教えてくれているように感じる。

さて大変な年ではあるが、その中でも実りある秋となるように日々を大切に行こうと改めて感じた、そんな又右衛門の彼岸の1日であった。

暑い日々が続く。蝉が鳴く。
そのような中、強大な台風が近づき、強い風に運ばれ転がり込んできた。

まだまだ棘も柔らかく、手のひらにのせても痛くない。私にはこれが何かは分かる。

キツネザル君には何か分かるのだろうか?

カメレオン君は目を丸くして見つめている。

バオバブ君はきっと自分の子とは似てないな~~とは思っているのかな?・・・

いずれにしても、みんな地球の子であるのは間違いない。秋はもうすぐ・・・

8月からの新年度に入って早くも1か月。
お盆商戦や新しいプロジェクトなどバタバタしているうちにあっという間であった。

まずは神棚を祀り、夜明けと共に地元の氏神様である松尾神社を参拝し、元気に過ごせていることのお礼を伝えた。松尾神社は通学路の途中にあるため、小学校時代ほぼ毎日通っており、50年経った今でも、参拝するとその頃のことを思い出す。

そして大阪営業所に移動し、営業所の氏神様である春日神社を参拝し、社員の無事の御礼と祈願をした。
境内では業界の大先輩の姿を久しぶりに拝見した。
随分前に引退されていることもあり、私に気づいておられたかどうかは分からないが、一時代を創り上げた大先輩の姿を懐かしくも感じることになった。

そして2日遅れになってしまったがマリネックス本社の氏神様である華表神社にも参拝。

まるで業務より神様参りを優先しているかのようにも感じられるが、否定はできない。
何故ならば、私には特別な頭脳があるわけでもない。権力やお金があるわけでもない。
それにも関わらず素敵な人びととの縁を紡いでいただき、元気に活動できていることは、パートナー以外には、八百万の神々のおかげとしか思えないからである。

ここ華表神社には素敵な楠がそびえたっている。とても雄大な姿で。
そしていつものように感謝とお願いをしてきた。お願いの内容は◎△×■★・・・さすがに言えない。あまりにも大きく無茶なお願いなので。でも私は願い続けていきたい。それはその力を授けて欲しいというより、そのような力をつけることができる人になるための誓いのようなものであるから・・・

今日8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」。

まずもって今まで繰り返された戦争によって、かけがえのない命を失った多くの方々を追悼しご冥福をお祈り申し上げます。
そして遺族の方々、身体や心に傷を負った人びとが少しでも癒えることを心より願います。
また、多くの方々の貴い犠牲と先人のたゆみない努力によって繁栄し、平和に向かい今を過ごせていることに深く感謝いたします。

8月15日と言えば、私は小さな頃、お盆の送り火のため、おばあちゃんに連れられてお墓参りに行っていた。そして学生の頃には、家業を手伝うためにお盆期間は毎日、お花を売る手伝いをしており、忙しさのあまりに「戦争」という言葉についてゆっくり考えることはできていなかった。ただ、ある歌を口ずさむぐらいであった。

それは「戦争を知らない子どもたち」という歌で、学校の音楽の授業であったかとは思うが幾度か聴いていたのを記憶している。その時は、歌の持つメッセージを読み取ろうとはせず、単純に繰り返し聴き歌っていたことでその歌詞とリズム、何よりこの歌の題名は明確に記憶している。

そして、改めて歌詞を読んでみたが、やはり作者の想いは「これ!」なんだなということが明確には分からない。
戦争を体験した世代の方々からは、自分たちは一人前の大人と認めてもらえないということなのかな?とも・・・。戦争の実体験こそないが、その惨状を伝えてもらった私たちは、二度と同じ過ちを繰り返さないことを深く心に刻み込み、みんなで平和に向かって歩いて行くことが大事ということなのかな?とも思ったりしています。

すみません。相変わらずの支離滅裂なアップですが、今回私が言いたかったのは、いずれにしても日本は多くの犠牲と努力によって繁栄し、平和な世の中へと向かっていることは確かであるということ。
しかし世界ではどうだろう。同じ方向性、同じ速度で平和へ向かえているとは言えない。また私たちが平和と描いているところに向かうために未だに犠牲になっていることはないだろうか。人、環境などどうだろうと考えてしまう。私は犠牲の上に本当の意味での平和は訪れないと思っている。

そして真摯に向き合っていかなければならない。「平和を知らない子どもたち」平和の意味すら知らない子どもたちがあまりにも多くいるという現実を・・・・・。