四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.01.31

伊勢神宮参拝

今日は早朝?ほぼ深夜に起床。

神棚のお札を集め、自宅を出発。また本社と営業所に立ち寄り、同様にお札と少し古くなったお社を持ち、伊勢神宮への参拝へと向かった。

まずは外宮から。豊受大神を参拝させていただいた。陽が差し込む中でありながら急に霧雨が天から舞い降り、さすがレインマン又右衛門と感じてしまった。

 

続いて多賀宮、風の宮を参拝。ふと見ると、柑橘の実がなっていた。聞いてみると、参道から見える位置にはこの一本だけで、あと二本は立ち入り禁止区域にあるとのこと。殆ど実がならない年もあるが、今年は良くなっているとのことでとても興味深くしばらく見つめていた。

 

次は土の宮を参拝。以前から土に関する研究を続けてきたが、やはりご縁か、この春に土に関わる会社をバラエングループに招き入れることになったことをご報告させていただいてきた。

その後外宮に関わる古い札をおさめ、また新しいお札をいただいてくることができた。

 

霧雨の中、神路通りを抜け、月夜見宮を参拝。

 

境内には威風堂々とした力強い楠がそびえたっていた。その一方では可憐な梅の花がちらほらと咲いていた。
そして車に乗り込み、内宮まで移動。まだ駐車場での待ち時間もなく至近の場所に停めることができ、古いお札とお社を持参し、参道を歩いた。

 

五十鈴川でお清めをした後、天照皇大神を参拝。再びここに来ることができた御礼と日々の感謝を告げさせていただいた。ちょうどその時には風で幕も開き、とても素敵な空気に包まれた。

 

さらに荒祭宮にて心願を伝え、社務所にて新しいお札とお社を授かり再び車へと向かう。

 

おかげ横丁を歩いて通り抜け、猿田彦神社を参拝。多くの道を拓き続けてくれていることへの御礼を伝え、続いて芸能の神様である佐瑠女神社を参拝。私たちが届ける素晴らしい植物たちが多くの人に見ていただけるような機会の訪れを祈願し、今回のお伊勢さん参拝を終えることになった。

 

今回の参拝は今までになく心に響くものであった。

基本は曇りか晴れていたにも関わらず、外宮、内宮、猿田彦神社を参拝した時には、霧のような雨や時折吹く強い風に包まれ、何かのメッセージを受け取ることができたように思う。ここで言葉にこそしないがそれはとても強いメッセージであった。

 

きっと今年は、今までになかったようなことが起こると確信している。少し不安なこともあるがその先の希望が満ち溢れている。伊勢からの帰り道で峠に差し掛かった時に見たの雪のように、真っ白な心でむかっていきたいと強く思わせてくれた。そのような素敵な参拝であった。

朝一番の飛行機で東京に向かった。

そして羽田空港に到着したら急ぎ足で電車を乗り継ぎ、都内のとある現場の下調べに向かった。

 

入念な打ち合わせを行い、引き続き重要なミーティングを2つ行い、またまた駆け足で、羽田空港に向かい、大阪行きの飛行機に駆け込んだ。

 

大阪に着いたら休むまもなく車に乗り込み、パーティーに出席するため車を走らせ、何とか約束の時間に会場へ滑り込むことができた。

 

今回のパーティーは2/1(土)に日本最大の店舗となる「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」がOPENするに先立って開催され、私、金岡又右衛門が文化人として招待され出席となったのである。

 

せっかくの機会なので弊社スタッフが作成してくれたボタニカルコサージュを胸につけ参加!多くのゲストが「さすが!植物に関わる人!」という感じでたくさんお声掛けいただけ、とても好評だった。花き業界人として胸をはって出席することができた。他にも多くの芸能人・文化人の方が来られており、とても華やいだパーティーでした。

 

LVMH社様とは、2016年・2017年とCHANDONのパーティーで桜の装飾をさせて頂いたご縁。そして、日本最大のLOUIS VUITTONの店舗が大阪にOPENとのことで大変嬉しく思うと共に、これからもこのご縁を大切にしていきたく思っています。

 

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ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋
LOUIS VUITTON OSAKA MIDOSUJI

 

このたび、ルイ・ヴィトンは、2020年2月1日(土)、大阪・御堂筋に日本最大の広さを誇るルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋をオープンいたします。

これまで国内外のルイ・ヴィトン ストアを手がけてきた青木淳氏が建物のファサードを担当。フルラインの製品を取り扱う多層階の店舗内装は、世界的なブランドの建築設計で知られる建築家ピーター・マリノ氏が手掛けます。最上階には、シェフ須賀洋介氏によるSUGALABOが運営するカフェ&レストランをオープン。ルイ・ヴィトンの店舗ビルにカフェ&レストランが併設されるのは世界初となります。

先週のバタバタに引き続き、今週も最初から大忙しのスタートとなった。

 

月曜日は、この春新しくバラエングループの一員になる魅力的な会社へ打ち合わせに向かい、今後の進め方についてミーティングを行った。

 

そして今日は、宝塚市立宝塚園芸振興センター 通称「あいあいパーク」の今年第一回目の取締役会が開催された。

私は、どうしても役割のある予定が次にあり、取締役会の冒頭だけで失礼させていただくことになり本当に申し訳なかったと思うが、諸先輩が多くいる取締役会のため、安心してお任せすることができた。

 

そして大慌てで大阪に向かい、会員企業であり専門委員をつとめている智の木協会&テラプロジェクトの会へと向かった。今年はいつもより絞ったメンバーで開催することになったとのこと。

 

はじめに理事長の小林先生からの言葉があり、近畿経産局からお越しになられた石原様から、万博そしてその先の未来に向けて取り組むことについて力強いお言葉をいただきとても勇気づけられることになった。

 

出席者には関西を拠点としている日本を代表する企業の方々も多く出席され、活気あふれる会となった。

 

花き園芸業界からは例年のように私たちと、そして今年は東京から日比谷花壇もこられて、名だたる企業の方々と明るく楽しく情報交換を行えた。

 

また私の席の隣は須佐之男命の子であり木の神とされる「五十猛神」が主祭神である伊太祁曽神社禰宜 奥重貴様で、神社の話だけではなく今年クランクインされる映画の話なども聞かせていただき、とてもワクワクする良い時間を過ごすことができた。今年もこの方々と一緒にどのようなアッという取り組みができるか楽しみで仕方ない。

今週も先週につづきバタバタの1週間であった。
東北から戻り、次の日は奈良、そして東京。再び大阪に戻り、各地の方々とのミーティングをおこない、お世話になっている方からのご紹介でとても素敵なご縁を紡いでいただけた。

朝一番の飛行機で都内にでて、そのままリムジンバスに乗り、幕張メッセへと向かった。
メッセでは、以前JFMAの常務理事を務めていたころにリード社との共催で何度か出展や講演をさせていただいたIFEX(インターナショナル フラワーエキスポ)という展示会が開催されるため、視察を兼ねて訪問した。

昨年よりGARDEXと別開催になったためか、花き関連の出展社はかなり少なくなっていた。特に生産者の出展はわずかであったように感じた。しかしその中でも、今回初めて出展されたメーカーが興味深い商品を発表されていて、色々お話を聞くことができた。

いくつかのお世話になっている出展社に聞くと、様々な声が返ってきた。
花き企業向け専門の企業は、正直厳しいとの声が聞こえたが、ギフト商品や異業種も扱える商材を展開していた企業は、入場者以上の効果があるように感じるとの声もあった。

それは併設されるファッション雑貨やインテリア家具EXPOなどの展示会から流れてきた来場者であろう。そのような、商品化をあらかじめ提案していた企業にとっては良い機会になったのではないかと思う。ただリアルの植物だけに興味をもって来場した人たちには満足はできなかったとは思うが・・・

また同時開催の美容・化粧品EXPOコスメの展示会は、若い方々が多くキラキラ、ハツラツとした感じで、花き関連の展示会より少し明るく華やかさも感じられたのが印象的であった。今回の結果を受けて主催者はまた次回は様変わりさせるであろうが、いずれにしても展示会では新しい縁が繋がる可能性があることは間違いないので楽しみである。

 

その後は、打ち合わせのため八重洲に移動、ここでの打ち合わせを終えて東京駅を歩いていると、パートナーである半田さんにまさかの遭遇。これだけ人が多く、連絡を取っての待ち合わせでも会いにくい東京駅での遭遇に奇跡を感じた。そして後に会うため食事の約束をして、一旦お互いを見送った。

そして、九段で面談、四ツ谷で商談の後、飯田橋で先ほどの半田さんと待ち合わせ。今回は駅の出口まで指定しての待ち合わせにも関わらず、すぐに出会えず電話でやり取りして再会ができた。あらためて東京駅のバッタリを不思議に感じながら駅から少し離れた焼き鳥メインの居酒屋へと向かった。

焼き鳥150円ぐらい、おでん100円など街中から少し離れたところとは言え、コンビニ価格で東京のお店とは思えない良心的な価格に驚かされた。

確かにお刺身も新鮮でおいしく店長や店員も対応が良く、時間があるときは再び訪れたいと思う。お腹もいっぱいになり夜も更けたので、名残惜しい中、ホテルに戻り明日の打ち合わせの準備を行った。
翌日には、とても大事なプロジェクトのミーティングと現地調査を行い、実行する日のことを思うと胸が膨らんだ。
終了後は予約した飛行機に乗るために一生懸命走り、汗だくで空港に到着。無理を言って何とか乗せていただき、無事に大阪に戻ることができた。

・・・と思っていたら、かなり時間が経ったときに「落とし物を預かっています」と羽田空港から連絡が入る。落としていたことにも全く気づかなかった私は明らかに注意力を欠いていた。
あ~~今年になっても相変わらず落し物忘れ物の癖が治っていない。真剣に対策を考えなければ・・・

週の半ばには、これもまだ話せないプロジェクトの依頼を受けることができた。さらに週の終わりには、大阪でいつも大変お世話になっている方に、日本を代表する企業の代表や役員の方々をご紹介いただき、代表からハードルは高いが、とてもワクワクするプロジェクトについてお話をいただくことができた。
どのようことか言えないのがとてももどかしいぐらい素敵なプロジェクトである。いつかお話をさせていただけるような結果になることを楽しみにしている。

ま~~今週一週間は、今はまだブログでは書くことができない新しい素敵な縁に恵まれた。また大忙しでドタバタ走り回ったため汗をかき、注意を欠いた、そんなエキサイティングな一週間となった。さて来週はどんな週になるか楽しみである。

昨晩、仙台に到着し、ホテルで宿泊した。そして朝5時より少し時間がとれたので、せっかくの機会であるので陸奥國一之宮 鹽竈神社(しおがま)を参拝させていただくことにした。

まだ夜が明けていない氷点下の中、ホテルを出発し、鹽竈神社をめざす。
駐車場に車を停めて、まずは表参道と言われる参道の結構急な200段を超える階段を、せっせと登った。

階段を登りきるころには、ハーハーと頻繁に白い息を吐いていたため、ひょっとしたら蒸気機関車のようであったかもしれない。

そして足がパンパンになり登り詰めたところの手水舎に到着。さてお清めをと思い柄杓を持つが固定されているかのようであったので、よく見てみると柄杓が凍り付いていた。

続いて本殿、別宮、末社を参拝させていただき、志波彦神社参拝後、七曲坂を歩く。

心地よい空気の中、身も心も洗われたような感じと新しい力を授かったような感覚を覚えながらこの地を後にし、本日の目的地であるJヴィレッジをめざした。

片道約150kmの道のりではあったが、渋滞もなくスムーズに到着することができた。

到着後、早速オリーブのチェックをしに向かった。もちろんどのオリーブも元気に育っていた。

特に地植えにしたオリーブは、植える前は少し弱り気味ではあったが、私が植えるときにいつも使用するオリジナルの有機資材の効果が顕著に表れていたような感じであった。

その後、各グランドや緑地帯を順番にチェックし、メモリアルイベントのシミュレーションをおこなった。

一通りの作業を終え、Jヴィレッジ内のCafé Amazonでコーヒーを飲みながら、デスクワークを行っていたが、満席に近くなってきたので席をあけることにした。

再びJヴィレッジ本館内の展示物などを見学していると、岩本社長が到着され、植物たちのチェックの報告とミーティングを行うことができたので、私は一足先に帰路につかせていただいた。

帰りの高速道路もスムーズに進むことができ、少し余裕をもってレンタカーを返却し、定刻出発の飛行機に乗り込みこのブログを書いている。

アンバサダーをつとめ、オリーブの植栽もさせていただいているJヴィレッジ。
東京五輪の聖火の出発地点にも決定している。
そしてその聖火が到着する東京の地には、又右衛門オリーブも待っていてくれている。感慨深いものである。

NPO法人 BRA-国境なき奉仕団の集まりのため京都へと向かった。
17日夕方、運よく無料駐車場が空いていたので無事に車を停めることができ、安心してホテルにチェックインすることができた。ホテルの近辺の駐車場は1日最大料金2,500円ぐらいするから、かなりお得な感じがする。

さらに驚くべきは、優秀なスタッフが予約してくれたホテルの宿泊代が格安で、駐車料金を有料と考えたら宿泊代はこちらが心配になるくらいの親切価格と考えられる。かといってホテルの質が悪いわけでもなく部屋はきれいである。欲を言えば、扉がオートロックの方がいいかもとは思う。というのも私は幾度か鍵を忘れたことがあるからである。
実際にこの夜も鍵をかけ忘れて、外出してしまった。ただ私の場合は、オートロックで何度も鍵を閉じ込めているので、どっちにしても問題を起こすのだが・・・・・

夜、国境なき奉仕団メンバーとの懇親会で全国のメンバーと再会。談笑であふれる楽しい食事をいただき、その後ホテルに戻り、遅くにベッドに横たわることにした。

翌朝は地下鉄で国立京都国際会館へと向かった。駅を降りるとメンバーと合流。

1年ぶりに会うメンバーと語り合いながら歩いて約十数分で会場へと到着した。

京都会議にくると、15年前までの青年会議所現役時代に幾度か足を運んだことを思い出す。
新人として訳が分からないままに緊張していた頃、幹事として理事長のセクレタリーをして、汗かきながら走り回っていた頃、理事としての志のもと参加した頃。どれもが懐かしい。
ただ思い出ばかりではない。
今の私を形成するにあたって、大きな学びを与えてくれたのがこれらの時期であったことは間違いないと言える。

そしてビデオが流れる通路をくぐり、会議室へと入った。会議室にはすでに先輩方がお越しになられていて1年ぶりにご挨拶をすることができた。

所定の席に着座すると理事会資料がUSBで配布される。この会議でもペーパーレスを推進しているため、出席者の多くはWi-Fiを繋ぎ、PCかタブレット、スマホなどで会議を進めていく。

準備が整うと、NPO法人BRA-国境なき奉仕団 2020年度 第一回 理事会が開催された。(ちなみにBRAとはThe Borderless Relief Association of JAPAN からきている)
そして議事録署名人に指名いただいた。今年になって社団法人の理事会が2度開催されたがどちらも議事録署名人である。今年は当たり年の予感・・・(笑)

そして本年度、日本青年会議所 会頭、副会頭が会場に来てくださった。正副両名が来ることは異例かもしれないが両名とも国境なき奉仕団委員会に関わられたのでお越しいただけたのであろう。両名とも理事全員と元気に挨拶と握手を交わし退室していかれた。

私は握手の際に、Jヴィレッジに深く関わっていることを告げると、会頭の地元でもあるので、驚いたように嬉しそうな顔をしてくれていた。彼らは今までにないぐらい今年一年は忙しいであろう。是非とも体に気を付けて走り抜いてくれることを願っている。

そして議事はアジェンダに沿って進み定刻に終了。休憩をはさんで総会が開催され、こちらも定刻に終えることができた。その後、メンバーは解散。私は次の目的地に向かうため、伊丹空港をめざした。

伊丹空港にギリギリ滑り込み、そのまま搭乗。これまた定刻に出発することができた。

飛行機の窓からは神戸~芦屋~西宮~伊丹~宝塚の街が一望でき17日の震災が頭に浮かぶ。

もちろん悲しい辛い思いは消えることはない。しかし窓からの景色を見ると、逆境の中からしっかり立ち直った街が見え、むしろさらなる勇気を奮い立たせていただいたように思う。

そして飛行機は約1時間で仙台空港に到着。仙台は少し肌寒く、冬を感じることができた。そこからレンタカーを走らせ、ホテルに到着。ホテル周辺を冷たい風に頬をたたかれながら、少し歩いてみることにした。

少し歩くとお腹もすいたので、体のためにも土地の料理を少しいただいた。これは「ホヤのから揚げ」である。しっかりした食感で結構気に入った。
ただ、一人では時間を持て余す私は、さっと食べてホテルに戻り、このブログを書いている。

今日もバタバタの1日であった。
明日は最終目的地をめざすために早朝に起きなければ。居眠り運転をしないように、日付が変わらない間にPCを閉じるようにする。ではではまた明日。

えべっさん、社内新年会を終えて、完全に仕事モード突入。
そして今日が今年初めてのフライト。やはり向かうは東京。

朝の飛行機の座席は富士山を眺められる反対側だったため、パソコンに向かい今回の提案資料の確認作業をしていると、伊勢か名古屋の上空で素敵な朝焼けを観ることができた。
新年早々とても縁起良く感じられ、嬉しい出発となった。

羽田に到着後、私が顧問をつとめる一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会 (JFMA)の理事会と新春セミナーに参加させていただいた。

今回のセミナーの講演は『「お客様にお花を買ってもらうには?」~無意識にその気にさせるメカニズム~』と題し開催され、会場は席数が足らないほどの盛況であった。
内容も、現在私たちの研究所がすすめていることに繋がるものもあり、大変興味深く、多くを学ぶことができた。

そしてその後、別件の打ち合わせに参加したため結構遅くなってしまい、常宿である新橋のホテルに戻り、デスクワークを行っているうちに日付も変わったのでベッドで横になった。

 

次の朝は、毎度ながらの雨。
でも何とか傘がいらない程度なので、資料が入ったリュックを抱えながら歩いて霞が関へと向かった。

霞が関では各所を周り、「みどりの力による街づくり」に関わる新しいプロジェクトや又右衛門の活動の近況を報告することができた。

続いて、いくつかの打ち合わせを終えて、駐日マダガスカル共和国大使館へ向かい、ご挨拶を兼ねて私たちのマダガスカルでの活動や日本での活動を報告させていただいた。

中でも又右衛門の植林活動など「みどりのサバイブプロジェクト」に賛同していただくことができた。
特に環境や動植物の保護に関する考え方は私たちとも近く、両国が今後も協力関係を高めながら慎重に基準をつくり、丁寧に進めていかなければならないと話し合うこともできた。
さらにマダガスカルのパートナー&友人でもある活動家と又右衛門のパートナーシップも大変喜んでいただき、今後の連携を強くするきっかけになったといえる。

気が付けば、あっという間にフライト時間ギリギリになっていたたため、日本においてマダガスカルの素晴らしさを引き続き伝えていくことを約束し、とても価値ある長時間の会談を終えることになった。

今回、今年最初の都内での活動は、途中で雨が降ったり、時間が変更となったりバタバタではあったが、それぞれに大変価値あるものになった。重要な宿題もいただけたので何とか140周年を迎える私たちの課題とし、見事やり遂げたいと思っている。乞うご期待!!!

今年も恒例の「えべっさん(西宮戎)」へ、社員有志で参拝させていただいた。

ただ例年は夕方もしくは日が落ちた頃に参拝をしているが、今回は久しぶりに昼間、それも正午ぐらいの参拝となった。

私は40年以上「えべっさん」に参拝しているが、お昼間に行った記憶があるのは10年前ぐらいにおこった悲劇の時ぐらいである。
どのような悲劇があったかいうと・・・その年は例年のように「本えびす(1月10日)」の夜に「えべっさん」を参拝し、飾り物である「さらえ」などの吉兆を授かり本社にて管理していたものが、次の朝には恐らく落ちたか何かの衝撃で「さらえ」に飾られている大きな面が真っ二つに割れていたのだ。その時にこれは不吉、今日からの1年間思いやられると強く感じ、慌てて買い直しに行った・・・ということを記憶している。

そのようなことがあったため、現在では買い直しができない「残りえびす(1月11日)」はできるだけ参拝をしないのが暗黙の了解になっている。さらに業務の都合から日・火・木曜日は翌日が早朝出勤のため避けるようにしている。そうなると今年の場合、候補日は10日ということになる。

ただ今年は令和になって初めての「えべっさん」。それも10日の「本えびす」であり金曜日も重なり、夜は想像がつかないぐらいの混雑と予想し、今年は例年とは違い昼間の参拝となったというわけである。

というわけで、私たちはお返しする縁起物である吉兆やお札を持参し、午前中に大阪営業所を出発。予想通り車の混雑は少なめで、夜によくある入場規制もなく、すんなりと鳥居と赤門をくぐることができた。

境内の順路はいつもより空いていたためスムーズに進めたが、お清めの手水舎は例年以上に渋滞、お札や福笹を買うところも例年の夜より混んでいて思いのほか時間がかかった。
あくまでも私の想像だが、立ち並ぶ夜店が楽しみであろう学生や子どもたちが昼は学校に行っていてほとんどいないため境内は空いていたが、本えびすに参拝する企業の代表などは商売繁盛などの祈願をが主目的であり、参拝作法を重んじる人が多いため、手水舎や摂社が混んでいたように思っている。

そのようなことを思いながら自分たちも手水舎で清め、お札を授かり、本殿を参拝させていただいた。そして警備の方々に促されるように順路を進むことにした。

そして例年お世話になっている吉兆店にて、1年ぶりの再会を喜び合って、お土産物を渡し合った。

近年、縁起物である吉兆も、お面や俵といったトラディショナルなものの他に、可愛らしい招き猫を飾ったものなどが増えてきている。以前に投稿した私のブログをみていただければわかるが、ネコ好きの私は毎年のようにネコが飾られたものを1つは買っており、今年も1つと選んでいたら、社員の一人の「今年は子(ねずみ)年なのに・・・」という言葉にすごく納得してしまい、今年は比較的トラディショナルなもので本社用、営業所用などいくつかを選んだ。

そして多くの縁起物を授かり、吉兆店の方々と私たちとで大きな威勢のいい掛け声で手を打ち、互いが良き1年間になることを願い、次の神楽殿にて縁起物を祈祷していただいた。

そして順路を進むとスタッフの好物であるワカサギのから揚げがあり、皆が購入しているうちに、私は一足先に順路を進んだ。

しばらく歩くと、これまたお馴染みのお化け屋敷などの見世物小屋が見えてくる。最近デジタルアートで著名なチームラボさんたちとお仕事をさせていただく機会があり、最先端の素晴らしい演出に触れることが多くなってきた中、このようなアナログの見世物小屋の楽しさに興味をひかれた。たださすがに真っ昼間の明るい時には、怖さより愉快さを感じることになったが・・・・

そして「荒えびす」を参拝後、スタッフが追いついてくるのを少し待っている間、本当に多くの人びとが私の前を通り過ぎていった。

しばらくして合流することができ、いったん車に戻って縁起物などを置いて、少しだけ露店を楽しむことにした。
私はお決まりのケバブ屋さん訪問。私の見た目が原因なのか、いつもなぜか他のお客さんから店員に間違えられるのだが、今回は空いていたためか声をかけられることがなかった。
しばし楽しませてもらって再び集合し、大阪営業所に戻り、神棚にお札を祀り、縁起物を飾った。

その後、本社でも同様にお札を祀り、縁起物を飾ったのだが、その時にあることにふと気づいた。よくあるタイプのものであるが例年とは少し違う。お判りでしょうか?写真を良く見ていただければわかると思うのでアップを・・・・

いかがですか?わかりますか?
縁起物の飾り物でよく使われる俵が今までと違う!普通はナチュラルな青刈りの藁、もしくは金色に輝く俵かと思うが、何とこの俵はみどり!それも輝く緑色である。多くの中から候補を出し、最後にスタッフが選んでくれた。何ともGoodチョイスである。

私は今年の年賀状では「HAPPY GREEN YEAR」と述べ、最近の講演でも「これからは金より輝く色は緑」と言ってきただけに、今までにないぐらいにテンションは高くなり、今年一年を力強く歩めそうな気がした。

 

そしてその翌日にはバラエンの新年会を開催し、忙しい中、多くのスタッフが集まってくれた。ただ年末を走り切った疲れからか年明けに体調を崩すスタッフもいて、全員集合とはいえなかったが、本当にありがたいことであった。

宴会中は、普段見ることができない表情や生き生きとした表情で話すスタッフの顔を見ることができ、しあわせな時間を過ごすことができた。

そんな時間は経つのが早く、終了後に参加者で写真を撮り、私は次の予定もあるため、頼もしい愉快なみんなの背中を見送らせていただくことにした。

そして今、このブログを書きながら、その時の写真を見ていると色んなことが頭の中を駆け巡る。数名で始めた卸事業が写真のような顔ぶれで一緒に歩むことができている。またこの写真には登場していない参加できなかったスタッフ。また他事業部の人たち。さらに写真を撮ってくれた人。みんなかけがえのない素敵な人たちである。そんなみんなと今年も活動できることを本当に嬉しく思う。

さらにみんなの顔を見ていると昨日の「えべっさん」の1シーンがフラッシュバックしてくる。それは先ほど書かせていただいたが、私が「荒えびす」でみんなを待っている時のことである。正直、再合流するまで、少し時間があったため不安であった。
ひょっとしてはぐれてしまったのかも?私が待ち合わせをする場所を間違えたか?きちんと場所を伝えられなかったのか?などを少しの間でも不安であった。

それはまるで今までの私の歩み方を見つめ直すためであったかもしれない。きちんと伝えることの大切さ、一人で先に歩くということはどういうことか?を思わせてくれた。それでもきちんとついてきてくれるかけがえのないパートナーがいて、顔を見ることができる喜びに感謝を。

世界中で活動する数えきれない多くの人がいる中、今のパートナーと巡り合えた恵まれた縁に本当に感謝である。

さ~来年は、どんな写真を撮ることができるだろうかとても楽しみである。

今年の元旦も例年と同じく早朝に目を覚まし、まずは自宅の神棚をお祀りさせていただき、ほぼ真っ暗の中、慣れない車で自宅を出発した。
何故慣れない車かというと大晦日の夕方、大阪営業所を出発し、今年最後の本社へ向かう途中で、何と愛車が故障し、そのままレッカーで運ばれていくことになってしまい、結局レンタカーで年を越すというハプニングがあったからである。

そのようなことがありながらも無事新年を迎えることができている御礼を伝えに、収穫したばかりの「大和橘」を持参し、氏神様である山本東の宮 松尾神社を参拝した。そして境内にある猿田彦様に昨年も色々な道を拓いていただけた感謝を、薬師如来様では健康であることの感謝をお伝えした。

松尾神社の後、西の宮である天満神社、隣接の稲荷社を参拝した頃には、随分空も明るくなってきて、予報より温かく感じる夜明けを迎えた。

そして本社の神棚をお祀りさせていただいた後、空いている通勤路を走り、大阪営業所へと向かった。
到着すると、まず事務所と仲卸売り場に新年の澄んだ空気を招き入れ、神棚のお祀りをさせていただいた。

そして大阪営業所の氏神様である春日神社、各摂社を参拝。タイミングよく宮司様にご挨拶することもでき、幸先のいい出足となった。

再び営業所に戻り、年始特有のひっそりとしたJF兵庫県生花(梅田生花・大阪植物取引所)の中心に腰を下ろし、大和橘とお神酒を供えながら、土地の神様に昨年1年間の感謝を伝えていた。

ちょうど1年前の元旦は、年末に今までなかったような挫折を感じる出来事があり迎えた元旦であった。そこからの1年間で気持ちの切り替え、新しいことにチャレンジ出来たか?成長できたか?を思い返してみた。その検証については、次の機会に「MATAEMON’s Annual Report」として報告させていただくが、多くの素敵なご縁に恵まれ、振り返っている時間などなく、しっかり前に進めたように思う。また今まで長年お世話になった団体から離れ、新天地にむかうことにもなったが、それもまた前に進むためのものであり、自らを成長させるためのものであると受け止めている。



そして最後に、この先に控えた大切なプロジェクトへの想いを告げ、お神酒を「又」の字に撒かせていただき、本社に戻ることにした。

春には新しい会社がバラエングループに加わり、新しいメンバーと共に活動が始まる。また東京五輪に関わるプロジェクトやテーマパークなど楽しみな案件が控えている。さらに年々「みどり」の必要性が高まってきているのを感じられている。やりがいが多い取り組みが満載である。

創業140周年を迎える今年も、かけがえのないパートナーたちとともに全ての力を一つにして、国境を越え、業界の枠を越えて頑張っていきたいと思っています。どうぞ引き続きご指導ご協力いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。

さ~~~いくぞ~~!みどりの時代の到来だ!!!

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
大変多くの皆様から素敵なご縁を頂戴することができ、多くを学ばせていただくことができた一年となりました。

 

2020年。バラエンはおかげさまで創業140周年を迎えます。
これもひとえに皆様方の支えがあってのことでございます。心より感謝申し上げます。

 

私、四代目 金岡又右衛門は、引き続き皆様との出逢い、授かったご縁を大切にして、国内外のかけがえのないパートナーとともに、大地や植物、様々な立場の人からのメッセージをより広く伝えていくために活動をしてまいります。

 

そしてさらに伝統や歴史に学びながら、今まで培ってきたものを最大限に活かし、花き業界の発展と植物の健やかな成長のために尽くすことで、更なる上のステージをめざしていきたいと思っております。

 

つきましては変わらぬお引き立てとご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします。

皆様が健康であり素敵な1年となりますこと心よりお祈り申し上げます。

 

バラエングループ代表 四代目 金岡又右衛門(金岡信康)