四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

 

TICAD7 2日目。今日は朝から晴れていた。

開場前に要人を乗せた黒塗りの車が、続々と会議場へと入ってくるのを見ていると、この会議が持つ意義の重要さを強く感じる。

今日、本会議場では全体会合がすすめられている。休憩時間には各国の要人が私たちのブースの前を行き交う。日本からも安倍総理や麻生副総理、河野外務大臣が。私たちにお声掛けしてくださいながら、多くのSPたちと会場に入っていかれる。その度に緊張感が走る。

そのような中、時間の合間を縫ってJETRO主催の展示ブースを再度見に行ってきた。そして、あるブースでリンドウの切花が飾られているのを発見。ここでは昨年?から取り組みが始まったリンドウ生産について発表されていた。

 

このリンドウは以前から又右衛門との色んな取り組みにチャレンジしてくれている岩手県八幡平市のJA新いわて(安代りんどう)とアフリカ東部ルワンダとのプロジェクトによって作り出されたものである。実際に安代の生産者が生産指導するためにルワンダまで赴くという熱の入った、とても素敵な取り組みである。

 

確か7月だったと思うが、弊社に安代生産者の方々に来ていただいたとき、せっかくの機会だからTICADにて発表すべきと進言させていただいたことから発表に至った、かどうかはわからないが、花き業界のパートナーがこのように海外でも活躍しているのを拝見できるととても嬉しく感じる。今後どのような広がりをみせるか楽しみである。

そして再びブースに戻り、皆さんにお声掛けしていると、私たちの地元から選出の山田外務大臣政務官と、大串前経済産業大臣政務官がブースを訪れてくださり、お話をさせていただくことができた。

 

その後、訪問者が途絶えたとき、マダガスカル大使館ブースでご一緒させていただいている昭和大学の土佐先生とお話をさせていただく時間を持つことができた。

土佐先生はマダガスカルで子供の口唇口蓋裂の治療を行うため、何度も渡航されているとのこと。

マダガスカルでも口唇口蓋裂が原因で、いじめなどに繋がることがあるようで、土佐先生に治療されたことで、学校に行くことができるようになったと喜んでいる子どもが多くいるとのこと。

そのため、時間の許される限り、マダガスカルに向かい治療をしているとのこと。土佐先生の取り組みには頭が下がる思いである。

しばらく同じブースでご一緒させていただき、互いの話をすることができ、分野は違えど一緒に取り組めるプロジェクトも今後は出てくるかもしれないと感じている。

そして、今日も無事1日の予定を終え、ホテルに向かう途中の大戸屋で一人ディナーをしてから、部屋に戻ってデスクワーク。日付も変わるころ自分へのご褒美に、好きだけど普段は我慢して食べていない「白くまアイス」を口にして、疲れを癒してから就寝した。

翌30日朝。外は強めの風が吹き、雨が降っている。会場まで向かう。途中かなり風にあおられたため、スーツは結構濡れてしまった。それでも気を取り直して最終日を迎えた。

最終日も同じように時は流れていく。そしていよいよ閉会式。会場では「横浜宣言2019」が採択された。

 

その後会場から安倍総理が出てこられ、私たちのブースに立ち寄って、とても丁寧に一人ずつの手を握り、ご苦労様とお声掛けしてくださった。その手には力強さがあったが、それよりも、とてもやさしい温かい手であったのが印象的であった。

 

そして午後もしばらくしてブース撤収の時間となり、皆さんとともに片づけをした後、私は帰路につかせていただいた。

今回初めて参加させていただいたTICAD(アフリカ開発会議)でも多くの人との出逢いがあった。それも普段の活動では中々巡り合えないような方々とご縁があった。

 

このような機会を与えていただいたラクトゥマララ特命全権大使や秘書官の半田様には本当に感謝である。ありがとうございました。

そしてこの機会にご縁をいただいた国内の方々やアフリカ各国の皆様とのつながりを

大切にして、私たちは今後も活動をしていきたいと思う。バラエングループは、今すぐのアフリカ進出は難しいかもしれないが、弊社独自の有機農業技術や製品、自然環境学習プログラムや「みどりによる持続可能なまちづくりデザイン」などは、今後のアフリカにとって必要になるときが来ると確信している。その時のためにも、準備をしながら今を一生懸命頑張っていきたいと思う。

最後にアフリカ諸国の皆様。遠くからお越しいただきありがとうございました。今度は私が皆様のところに行く番ですね。しばしお待ちくださいませ~~~~~。

いよいよ今日は、TICAD7の開催である。

開会式に伴い、和装の女性がずらりと並び、素敵な笑顔で本会場の前で各国の代表をお迎えしている。その光景は中々壮観である。

開会式にともない日本政府から安倍首相、麻生副総理、河野外務大臣が会場入りされた。そしてマダガスカル共和国 アンジ・ニリナ・ラジョリナ大統領もお越しになられ、私たちにお声掛けののち会場へと入っていかれました。

 

アンジ・ニリナ・ラジョリナ大統領は精気に満ち、とても素敵な気を纏われた方で、輝いていらっしゃり、さすがと感じさせられた。

要人が会場入りされた後に、お出迎えされた和装の方々を良く拝見すると、各国の象徴をモチーフに作られた着物で、それぞれの担当国が決められているとのことであった。

そこで外務省の方にお願いし、マダガスカルの担当の女性を紹介いただき一緒に写真を撮らせてもらった。

着物にはマダガスカルを代表する植物バオバブや、ワオ・レムール(ワオキツネザル)をはじめ多くの植物や昆虫が・・・・。

また帯締めもマダガスカルを象徴する色使いで作られており、その素晴らしさは感動ものである。他の国の着物も拝見させていただいたが、贔屓目かもしれないが、どこの国よりもマダガスカル担当の着物が素晴らしかった。きっとそれは他国に比べ、圧倒的に固有種が多いマダガスカルだからではと思う。できることならば同じ生地で私のジャケットも作らせていただきたいと思ったぐらいである。

開会式を終えて、とても忙しい中、駐日マダガスカル共和国 ラクトゥマララ特命全権大使閣下もブースに来られ、いつもの優しいまなざしで温かいお言葉をかけてくださった。

その後ブースへ来て下さった方々への対応をさせていただきながら、時間の合間を縫って同時開催のJETRO主催「日本 アフリカ ビジネスEXPO」会場を周らせていただいた。

そこには、アフリカ各国のブースと日本の企業ブースが並び、多くの来場者でにぎわっていた。そのような中、マダガスカル共和国ブースも多くの人でにぎわっていた。

日本の企業では、以前から大変お世話になっている先輩が経営され、アフリカでも多大な功績を残されているSARAYA社のブースをはじめ、様々な企業のブースや、農水省や自治体のブースなどを周らせていただき、それぞれの積極的なアフリカ展開に大きく刺激を受けることになった。

そうこうしている時に、以前から私たちの取り組みに共感していただき、実際に又右衛門プランツで素敵な空間を作ってくださっている佐藤様が、忙しい中にも関わらず陣中見舞いにお越しくださった。佐藤様とは今回はたった数分しかご一緒できませんでしたが、その短い間でも私にお気遣いいただく気持ちが十分に伝わってきて、少し疲れ気味の私には大きなパワーのチャージになりました。おかげで残りの期間も十分に乗り越えられそうです~~。佐藤様ありがとうございました。再会を楽しみにしています(^^)v

 

そしてこの日も素敵な出逢い、再会に恵まれた素敵な日となりました。あらためて皆さんに感謝です。

さ~~明日も楽しみだ~~~!!!

26日。いよいよTICAD7(第7回 アフリカ開発会議)が開催される。会場は横浜だが、一旦都内へと向かった。

TICAD7会場である横浜に入る前、夕方から都内で別件のプロジェクトに関する顔合わせミーティングがあった。どのようなメンバーでどのようなことを手掛けるかについてはまだまだオープンにできないが、実現すればかなりのインパクトを与えるプロジェクトになるのではと思っている。数年も先の話になるが、その時には皆さんに胸を張って言えるものを成し遂げたいと思っているので乞うご期待である。

そのようなワクワクする気持ちに包まれ、横浜に向かった。一人で食事を済ませ、ホテルに入ったときには、辺りはすっかり暗くなっていた。

 

部屋に入り、あらかじめ送っておいたスーツケースから荷物を取り出し、明日の準備を終え深夜就寝した。

27日朝、パートナーである福中氏と合流し、TICAD7のメイン会場である会議センターへと向かった。

ちなみにTICADとは,Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり,アフリカの開発をテーマとした国際会議。1993年以降,日本政府が主導となって,国連,国連開発計画(UNDP),世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しているとのこと。そして今回は8月28日~30日にパシフィコ横浜で開催である。

今回、駐日マダガスカル共和国大使館 ラクトゥマララ特命全権大使がお声掛けくださり、マダガスカル共和国大使館ブースにて、以前より取り組んでいる「又右衛門 みどりのサバイブプロジェクト(木彫りプロジェクト)」の告知機会をいただけたので、協力企業の一社として参加させていただくことになった。

限りあるスペースを、進化生物学研究所を中心とする協力団体でシェアしながら、それぞれが自らの活動を来場者に直接伝えさせていただいた。

私たちのブースは、本会議が行われるメイン会場にある。多くの人が慌ただしく行き交う場所である。そして今日は、明日28日からの本会議に先立つ閣僚級事前会合が開催され、日本からは河野外務大臣をはじめとする多くの閣僚、海外からは大統領など要人の方々が目の前の会場で議論をされていたようである。

私にとって初めてのTICADは全てが興味深く、気が付いたらすっかり時間が経っていた。当日のプログラムは全て終了したので、私たちもブースを簡単にかたづけ、簡単に夕食を済ませて、それぞれが宿泊地へと向かうことにした。

さ~~明日からいよいよ開催!頑張っていこう。

新たな年度に入り、すぐにお盆商戦。何とか無事に終えて、ほとんど息つく間もなく、いろんなことが動き始めた。

 

社内においては、新たな目標を掲げ、組織を変え、社員みんなで取り組んでいく体制を整えた。そのような中、スタッフ全員とまではいかないかもだが、多くのスタッフが厳しい状況を打破するために、声をあげ、今一度起ち上がろうとしてくれている。本当にありがたく、そして頼もしく感じている。

また対外的には、今週も地元で新たなプロジェクトのお声掛けをいただいたり、素敵な来客があったり、今後に大きな期待を寄せることができる始まりがあった。また週末の都内での活動でも、新たなことにつながる縁があった。

 

その反面、長年お世話になった団体での、先代から続く活動を終えることになった。私にとっては、色んなことを振り返る契機となり、色々考えさせられる週となった。

 

何から何まで全てを抱え進められるほどの力はまだまだ私には備わっていない。ならば時には、少し荷物を軽くして前に進むことが必要な時もあるだろう。そして今まで以上に力をつけられた時、あらためてその荷物を迎えにいければと思う。

 

本当に必要とされる時が来たら笑顔で・・・・・

さてと明日は日曜日。追いついてないデスクワークと週明けの都内でのミーティングといよいよ始まるTICAD7(第7回 アフリカ会議)と海外出張の準備。

 

そしてまた月曜日から、東京、横浜。来週からは、またしばらく国内外の出張が続きかなりバタバタになるので、しっかり頑張らねば・・・・・。

今週はお盆商戦に、台風、素敵な出逢いという強い風を感じる週となった。

 

週の初め、私たちの主たる事業の花き卸は、お盆商戦の終盤を迎えていた。厳しい条件の中、それぞれの部門のスタッフが工夫を凝らし、チームワークをもって取り組み、体力を振り絞り、無事に走り抜けてくれていた。本当にありがたく、そして頼もしく感じる。

そのような時に、やってきた大型台風。日本各地で大きな影響を残していったが、私たちもその例外ではなく、花きの販売には影響はあったようである。また植物部門においても一緒である。さらに植物管理部門においては、超大型植物などは、強風の影響を直接的に受けることが考えられた。さらにその他の植物も同様である。実際に昨年は大型台風の影響を受けて、いくつかの植物が転倒をしてしまった。またハウスなどの施設が倒壊や損傷を受け、その二次被害を受けてしまった植物もある。現に未だ復旧できない施設がいくつもあり、昨年の台風被害は記憶に新しい。

そのような中、植物を護るためにスタッフが協力し合い、万全の準備を行ったため、今回の被害は最小限に抑えることができたようである。しかしあらためて自然の力を感じることになった。

 

 

また週中には、とてもアグレッシブな方が新しいプロジェクトの打診で弊社を訪れてくださった。その力強い話や方向性には共感させていただけることも多くあり、きっと新しい風が吹くように感じられるものである。

週末には長崎へと向かった。今年になって長崎訪問は3度目になる。過去2回は県庁やハウステンボスなどジャスト植物に関するプロジェクトでの訪問であったが、今回は少し違ったプロジェクトである。ここで詳細を報告させていただけるまでには至っていないが、このプロジェクトは植物、農業、環境にとって大きな意味を成すものであり、また新たな風が吹くことになると思っているので皆さんには乞うご期待である。

台風というリアルな風や、流れなどを比喩した風を強く感じた一週間。全く違う意味の風を受け、台風一過のように目の前には澄んだ青空が拡がっている。この穏やかで輝いた世界をしっかり目に焼き付け、曇る日、雨の日の大切さを理解しながら透き通った世界へと歩んでいきたいと強く思えた。

今日は 猛暑の都会での活動となった。今回の都内も予定がぎっしりでバタバタの2日間となった。

 

1日目は省庁にて私たちの活動や考え方を話し、簡単なプレゼンと各担当の方々とのディスカッションを行うという貴重な機会をいただいた。

そして私たちの活動に興味や関心を強く持っていただけたことは、今後の花き業界にとっては非常に価値があることのように思う。今後もこのような機会があれば率先して取り組んでいきたいと思う。

その後、スペイン大使館に顔を出し、諸々の報告と情報交換をさせていただいた。そして再び霞が関に戻り、ミーティングの時間と、ご指導をいただいた。

 

ちょうどこの日は各省において「こども霞が関見学デー」が開催されており、私は国土交通省の屋上庭園で、2日間限定の『空の公園』を見学させていただいた。

屋上庭園では、既存の建築物への屋上緑化技術の適用検討と効果検証を通じた、 屋上緑化の普及啓発を行っており、新たな活用や維持管理方法について検討をしているとのこと。

そしてこの日に併せて、除草と動物とのふれあいが同時にできる「ヤギ除草」のデモンストレーションが行われ、多くの親子が参加して、とても良い表情でヤギや植物と触れ合っていたのが印象的であった。

さらに、暑い中でもロボット芝刈り機や遊具、ベンチなどに興味を持ってとても楽しそうな顔をしていたのが印象的であった。

どちらかというと少し距離があって堅い印象がある省庁に、このように子どもたちが訪れ、省庁の役割や取り組みなどを知る機会はある意味、考え方のバリアフリーにつながるとても素敵なことであると思う。私が小さなときにもこのようなイベントがあれば、ひょっとしたら違った道を歩んでいたかもしれないと感じた。いずれにしてもまた機会があれば、子どものように色んな省庁を周り、色々学んでみたいと感じた。

そして国交省の屋上から国会議事堂を眺めることができた。とても良い眺めである。

国会議事堂と言えば先日バリアフリー化について議論がされていたのをTVなどで観させていただいた。

自身で議会に参加できない議員のためや、今後のためにいち早く整備し、バリアフリーを進めるべきとの意見があった。また歴史的な建物であるので改修すべきではないのではという声も上がっていた。

 

私の意見としては、お叱りを受けるかもしれないが、議場の座席については早急に環境整備を行わなければならないが、導線の整備に大きな予算を使って歴史的意義のあるものを改修するよりは、もっとやらなければならないことがあるように感じている。

 

現状の日本でも各地、各施設でバリアフリーが推進され、施工がなされている。その他にも点字による表示や、音による誘導など、不便を余儀なくされている人を補助する設備が整えられてきている。それはとても素晴らしいことと思うし、今後もすすめていくべきだと思う。でもしかし、バリアフリー化が進み、補助設備が整っていても、実際には駅のホームから転落してしまう人もいる。

さらに国土の全体を見てみれば、バリアフリーになっているところは、まだまだごく一部で、普段歩き、車が行き交う道などの生活圏は、ほとんどそのままである。いくら制度を設けて推進しても到底追いつくわけがない。

 

そのような中、今、もっとも必要とされているのは設備ではなく人を支える心や手ではないかと思う。それこそが最も有効であり、その携える心や手があれば、どんな段差でも上ることができ、目の前が見えなくても安心でき歩けるようになるのではないかと思う。

 

にもかかわらず今の日本はどうだろう。設備を整えることによって、満足をしてしまったりしていないだろうか?私はバリアフリー化をすすめると同時に、困っている人にはもっと手を携える、声を掛ける、という「人として当たり前の心」を醸成させる機会を創り出すことに、力を入れるべきではないかと思う。

そのような機会の一つがこの国会のバリアフリー化の問題ではないかと感じた。私はそのためにも敢えて国会議事堂をバリアフリー化せず現状のまま、二人の議員が議会に出席するために、議員が党の所属や意見の対立などに関係なく超党派で補助する姿を、より広く多くの人に見せていただくこともその一つではないかと思う。

 

国会議員の先生方には党利による偏った考え方という障壁を取って国家のために議論をしていただき、私たち国民は仕事や生活の中で自社や自身のことばかりにとらわれないようにつとめるという「心のバリアフリー化」が必要であり、ユニバーサルデザイン化を進めなければならないのではないかと思う。

豊かな国を創るための物づくりが得意な日本。それ以上に私は心豊かな国を創る人づくりがしっかりとできる日本でなければならないと強く考える。

 

今日はリーガロイヤルホテルで開催された大阪青年会議所 OB現役交歓会に出席させていただき、セネター会会長や現役理事長、次年度理事長予定者からのあいさつの後、お世話になった先輩や同期メンバー、後輩と久しぶりに歓談させていただいた。

久しぶりに出席させていただき、現役メンバーとともにJC宣言・綱領などを唱えると、現役だった頃を思い出す。

 

私はたった4年間の現役生活でしかなかったけど、その分ぎっしり詰まったJC現役生活を送らせていただいたように思う。

JCが何かも知らないうちに勧められて入会し、1年間新人として色んな研修に参加させていただきフル活動、2年目には国内交流員会 幹事を担わせていただきながら日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会に出向。3年目には会員開発委員会の副委員長にさせていただき、最短で理事選挙に挑戦。多くの皆さんに支えられて当選。そして4年目最終年度は人間力育成委員会委員長を担わせていただき、モンゴルミッションのリーダーとして企画運営をさせていただき、あっという間に気が付けば卒業だった。

当時の多くの皆さんに鍛えていただいたおかげで今があると言える。そしてその時の縁で、今もなお多くの大先輩にアドバイスをいただけたり、いろんな方とのご縁をつなげていただけたりしている。本当にありがたいことである。

 

私もその先輩方のように多くの人を繋げていくことができるような先輩にならなければならない。そして綱領にもあるように、青年とは言えないかもしれないが「英知と勇気と情熱をもって明るい豊かな社会を築き上げる」ために率先して活動をしていかなければならないとあらためて強く思った。

 

■JCIクリード

We Believe;

That faith in God gives meaning and purpose to human life;

That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;

That economic justice can best be won by free men through free enterprise;

That government should be of laws rather than of men;

That earth’s great treasure lies in human personality;

and That service to humanity is the best work of life.

◇和訳

我々はかく信じる:

信仰は人生に意義と目的を与え

人類の同胞愛は国家の主催を超越し

正しい経済の発展は 自由経済社会を通じて最もよく達成され

政治は人によって左右されず法によって 運営されるべきものであり

人間の個性はこの世の至宝であり

人類への奉仕が人生最善の仕事である。

 

 

■JC宣言

日本の青年会議所は

混沌という未知の可能性を切り拓き

個人の自立性と社会の公共性が

生き生きと協和する確かな時代を築くために

率先して行動することを宣言する

 

■綱領

われわれJAYCEE は

社会的・国家的・国際的な責任を自覚し

志を同じうする者相集い力を合わせ

青年としての英知と勇気と情熱をもって

明るい豊かな社会を築き上げよう

8月2日3日と山本園芸流通センターで恒例の「山本納涼夏祭り」が開催された。

 

昨年はセネガル出張と重なり、参加できずであったので2年ぶりということになる。

初日、いつものように開始時間少し前に会場に到着。しばらくしていつも担当をさせてもらう「お面売り場」に合流した。

一見怖そうに見える売り子ではあるが、実はそうではないかもしれない。怖く感じているのは実は大人で、小さな子どもたちは結構友好的でよく話しかけてくれる。

ただ明らかに他のお店より並ぶ人が少ないのが気にはなるが・・・(^_^;)

人気のスマートボールコーナーでは、若い学生たちが奮闘し、元気な掛け声とともに盛り上げてくれている。

他にもコイン落としやヨーヨー釣り、金魚すくいなどどこのお店も大繁盛であった。

さらに二日目も薄暗いころから多くの人が詰めかけてくれて恒例のビンゴゲームが始まる頃には最高潮に達し、会場は溢れんばかりの人であった。

何故こんなにもビンゴゲームが人気かというと、無料で参加ができ、すごい景品が当たったりするからである。またその他のゲームも通常のお店とは違い儲け度外視でコスパが非常に高いため、そのことを聞きつけた近隣のまちの子どもたちも大勢参加してくれている。町内の自治会が執り行う祭りなので、町内の子どもたちへのイベント、という考えもあるが、そんなことは関係なしに、来てくれている多くの子どもたちへのおもてなしとして、地元のみんなが持ち出し、大盤振る舞いしているのである。とても素敵な取り組みと言える。

 

さらに、数日前からの企画や買い出し、櫓設営などの準備、そして当日の運営、更に片付けと、業者などに一切任せず、山本の役員である重鎮から若手までが力を合わせ、猛暑の中、休み返上で多くの時間と費用をつぎ込んで作りあげている。本当にすごいと思う。

また飲食も、はやりの屋台はないかもしれないが、露天商の方々の力をかりずに、地元商店会や婦人会の方々が力を合わせて運営しているので、通常のお祭りにくらべて安く提供されている。少しでも地元の子どもたちに還元しようという想いで、みんなで力を合わせて手作り感いっぱいで取り組んでいる。

さらに自治会長が自ら太鼓のバチをもち、盆踊りに多くの人を誘っている。何とも素敵な光景ではないかと思う。

 

本来であれば行政の取り組みもそうであるべきではないかと思う。最近の行政の取り組みでは、見た目だけで本質を見極めることができないままの外部委託など首をかしげることが多い中、地元主体で切り盛りし、数千人の笑顔を産み出している山本。本当に素晴らしいと言える。すごいぞ!山本!!!

そしていつも輝いた眼で、満点の星のようにいくつもの輝いた眼で励ましてくれる子どもたち。ほとんど準備や片付けに参加できていない又右衛門でも温かく迎えてくれる地元の仲間たち。私を「船長!船長!」といつも呼んで慕ってくれる学生たち。全てが前に進む力に変わっていくのを感じる・・・本当に感謝である。

このようなお世話になっている人たちや、一緒に歩んできた植物、園芸の未来を考えると、まだまだやらなきゃならないことがいっぱいあるようにあらためて感じることができました。

いつか必ず外から山本に大きなものをもってきてみせます‼️

今日は1日(おついたち)。

朝一番に自宅の神棚をお祀りさせていただき、氏神様である松尾神社を参拝させていただいた。

 

以前のブログで書かせていただいたこともあるかもしれないが、小さな頃、長尾小学校の隣にある松尾神社の裏山で、「たんけ~~ん(探検)」と言いながら、近所の子どもたちとよく遊んでいた。

 

そしてそんなある日、裏山で遊んでいると木の箱が転がっていた。よく見ると木の箱に「御賽銭」と書かれていて、何でこんなところに転がっているんだろうと思いながら、山の中を走り回り、め~~いっぱい遊んで家に帰った。おばあちゃん子であった私がいつものようにおばあちゃんの傍で、猫を膝の上に乗せて、ゆったりとした時間を過ごしていた時に、おばあちゃんから、神社の賽銭箱がなくなったと聞かされ(何でその話になったか記憶は定かではないです)、「えっ!おばあちゃん。そんな感じの箱なら裏山に転がってたよ!」と伝えたことがきっかけになり、後日無事その裏山で見つかったとのこと。

 

おばあちゃんが「のぶやす。お手柄や。」といって、私に小遣いをくれたのを覚えている。そのお賽銭箱は盗難にあって、宮司様は大変困られていたようで、それが宮司さんからのお礼であったか、おばあちゃんからのご褒美であったかはわからないが、私は「おばあちゃん。お賽銭箱のお金はなくなってたんでしょ?なのに何故、僕にお金をくれるの?」と聞いたときに、「いいの。いいの。今はまだ小さいからもらっておき。」と言われたことも覚えている。きっとおばあちゃんの「今はまだ・・・」の言葉に続いていたのは「大きくなったら、それ以上をこのお賽銭箱に入れられるような人になり、返しなさい。今はそのお金を預かっておきなさい」という意味があったように思う。

そして今はその頃からもうすぐ50年。きっとその何十倍もお賽銭に入れさせていただけたと思う。しかしそれはその何百倍何千倍も私たちを護り、お導きいただけているからだといえる。このような温かな氏神様とのつながりをこれからもずっと続けていけるように頑張っていこう・・・・・

 

その後、いつものように本社、大阪営業所の神棚を祀らせていただき、最後に営業所の氏神様を参拝して、私なりのお一日の恒例行事を行わせていただいた。

それともう一つ8月1日は私たちの会社は新年度の始まりである。昨年度の決算結果は、まだ出てはいないが、台風影響などもあり例年通りとはいかなかったように考えられる。さらにスタッフと意思の疎通ができていないこともあり、私の想いをうまく伝えきれていなかったため、それが起因となり、ギクシャクすることもあった。苦しかった。本当に苦しかった。でもスタッフは、もっと苦しかったかもしれない。大いに反省である。

しかしそのようなときにも力になり、救ってくれようとするのも、またやはりスタッフやパートナーである。その一人ひとりの言葉や行動に学ばされ、勇気づけられた。本当にありがたいものである。

私はこのような素敵なスタッフや周りの多くの人の言葉に今まで以上に耳を傾け、信念をもって、新年度も引き続き、前へ前へと挑戦していきたいと思う。新たな気持ちと体制、そしていつものスタッフとともに・・・・

 

つないだ手と正義という名の剣を離さずに・・・・・