四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今回の北海道は農業の中でも本業である花き生産農場ではなく牧場訪問が目的である。そして牧場といっても牛やヤギではなく馬、それも競走馬である。そのことについてアップさせていただきます。

グループ会社が開発・製造するマリネックス社が、野菜生産だけでなく畜産現場においても著しい成果をあげてきたため、数年前に「競走馬用マリネックス」をリリースし、各試験にも合格をしたものの、今までと違う業界での活動はかなり苦戦を強いられてきた。

ただ今春の宮崎の育成牧場訪問時に、北海道をベースに国内外で活動する競走馬業界に精通し、顔も広いとても素敵な方とご縁をいただけたおかげで今回の訪問に至った。

昨晩、実はちょっとした自爆トラブルで目を刺して傷つけてしまい、左目の白目が全て血の色になってしまいさらにした瞼から血が溢れるような状況になってしまったため急遽眼科へと駆け込み治療をしていただいてから一晩明けて出発となった。

出発の朝は台風2号の影響もあり雨が心配されたが、雨はほんの少しだけで飛行機の遅延もなく、目の痛みだけを除けば順調に新千歳空港に到着。そのままレンタカーを借りて競走馬の一大産地である日高地方へと向かった。

途中渋滞などのトラブルもなく、予定より少し早く静内に到着。そこで今回も大変お世話になったエージェントのI氏と合流。ミーティングを兼ねたランチをいただいた後、まず静内の生産牧場を訪問させていただいた。

この牧場では、競走馬の生産についてなどを学ばせていただき、実際に当歳馬(今年産まれた馬)も拝見させていただくことができた。

またここでは牛も飼っておられて、畜産におけるマリネックスの効用などにも触れさせていただくことができた。

その後一旦宿泊施設にチェックインした後、最終集合して、静内の素敵な場所で会食をさせていただいた。その時のメンバーについてはここでは控えさせていただくが、競馬について深い見識をもつ、とても素敵な方々であったので、多くを学ばせていただくことができた。この時間だけでも今回訪問をさせていただく価値があったと言える。素晴らしい機会をつくっていただけたI氏には感謝である。

翌日は、I氏に日高育成牧場付近を案内していただいた。

育成牧場周辺を一望できるところに連れていっていただき、各施設について教えていただくことができた。この施設の総面積は東京の渋谷区と同じ広さと言うことに驚かされ、また各施設の役割、その充実度にも感心させられるばかりであった。今まで会いたかった馬や関係者の方々とお会いすることができ、とても幸せな時間を過ごすことができた。

午後からは静内に移動。ここでも素敵な生産牧場を紹介いただいた。中にはこの夏の競りに上場予定の馬も拝見させていただき、その迫力に圧倒されっぱなしであった。その他にもいくつかの施設を訪問した後、宿泊施設へ移動。チャックインを行って少しだけ部屋で休憩をして、この夜は昨日の生産牧場の方と、本日訪問した牧場の方と、そしてI氏と一緒に会食をさせていただいた。

若い生産者の方々と長年国内外での活動で経験と知識が豊富なI氏とご一緒させていただいた食事は、学ばせていただけただけではなく、私が取り組んできたマリネックス事業や、その他の農業における取り組みとが彼らの競走馬生産とリンクすることが多くあり、大いに盛り上がるとても貴重な機会となった。

今後は、さらに一歩進めた活動ができるのではと思っている。とても楽しみである。そして夜も更けたので名残惜しいが会食場所を後にして宿泊施設へと戻ることにした。

最終日はまず育成牧場を見学。厩務員の方などにもお話を聞くことができ、管理施設や食事である飼い葉なども拝見し、今後の提案に大いに役立てることができた。

その後、育成牧場を見学。実際に今夏に上場もしくは販売される競走馬たちを前にして色々とレクチャーを受けさせていただいた。

競走馬を前にして、教えていただけることは、大きな学びとなっただけではなく、色々な未来への想像が膨らんでいく時間となった。

そしてとても有名な人気店のお蕎麦屋さんにて、今回最後のミーティング兼食事をさせていただくことにした。ここのお蕎麦は美味しいのだが、私にはこの連日で大いに受けた刺激で、目が血走るほどの興奮を掻き立てられ、そばをいただいた記憶がなくなるほどであった。それと同時に、3日間ご一緒いただいた素晴らしいI氏のアドバイスや繋いでいただいた方々とのご縁によって、今まで私にはなかった構想が頭に浮かびあがってくることになった。

この構想の実現は大部分が未知の分野であり簡単ではないため、数年で達成できるものではないかもしれないが、とてもやりがいを感じるとともに、このような素晴らしい方々とであれば夢ではないと思う。とても楽しみである。

そして食事を終え、大変お世話になったI氏ともここでお別れ、再会と互いの活躍を祈念し合い、それぞれが帰路に着くことになった。

この3日間。目は痛かったがしっかりと目に焼き付いた光景がある。それは青く広がった牧場、海、空。そしてとても澄んだ目の馬。そしてそしてご縁をいただいた皆さんの目。どれもが美しく輝いていた。皆さん本当にありがとうございました。お世話になりました。近いうちに再訪します。その時はきっと私の目も治って輝いているはずです!!!

弾丸タイ訪問から帰国し、父の日を宝塚で過ごしてあらためて都内へと向かった。

週初めは、もう30年になるであろうか長年大変お世話になってきたお取引様の創業者でいらっしゃる方の偲ぶ会が開催され出席をさせていただいた。会場にはかなり多くの方が臨席され、故人の素晴らしい功績が表されている式であり、その遺影はとても輝きに満ちたものであった。そしてこの会に出席をさせていただくことの意義を噛みしめながら、故人そして親族や会社の方々への御礼を伝えさせていただくことができた。本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りいただけることをお祈り申し上げます。

偲ぶ会終了後、急いで帰社し着替えを行って伊丹空港へと向かう。羽田空港では走りに走ってホテルに駆け込み、何とか夕方からのWebミーティングに参加させていただいた。今回のWebミーティングは、グループ会社のマリネックス製品をお取り扱いいただいている新しい企業の方に「マリネックスとは?」についての講習を兼ねたミーティングである。

内容は、マリネックスの農業、花き園芸、水産、畜産、環境に対しての効能や実績についてであり、その内容に強く関心を持っていただくことができ、今後の拡がりを期待したいところである。

翌日は、朝から面談と電話で社内ミーティングを行った後、午後から品川にて昨年起ちあがった沖縄プロジェクトのリアルミーティングを開催した。いつもは沖縄で開催するが、本プロジェクトの発起人の一人兼キーマンであるメンバーが都内がベースであるので今回は品川での開催となった。

ミーティングは参加メンバーで、組織の再編を含めて、当初の構想通りに進めていくことに対してコンセンサスもとることができた。その後、場所を新橋に移し、デザイナーの方を交えて情報交換を行い、親睦を図ることができ、とても意義深い1日となった。

きっと私たちのミーティングと参加メンバーの目は、この街のネオンより輝いていたはず。今はそのこと気づいてないのが殆どの方であろうが、きっとさらに輝きを増していき、多くの方にご理解をいただける日が来ると思うので楽しみにしておいてくださいませ。

バタバタの週末を終えた月曜日から開催終了間際になってきた全国都市緑化フェアの視察の予定を入れていたが、多くの用事が入ってきたのと、天候と自らの体調がイマイチであったため岐阜に行くのを諦めて、久し振りに事務所で仕事をさせていただいた。

その頃大阪営業所のローズガーデンには、先日スペインからユッカ ロストラータ“ヒドラ”が多くやってきてくれており、とても賑やかな状態であった。

ヒドラは最近生産がかなり減ってきており、人気も再沸してきた種になる。大きなヘッドにシルバーブルーが美しい“ブルースワン“とは違い、グリーンが強めで野性味が残るメキシコ産ロストラータにも似た雰囲気をもちながら、日本になじみやすいスペイン産の特徴を持ち合わせているため、人気がある

このヒドラは頭が10ほどあるとても希少なもの。他にも今回は多くのヒドラが来てくれて、皆さんのお迎えを待っているかのように感じているので、養生期間を終え、解禁になれば是非お越しいただければと思っています。

次の日は強い雨が降る中、雑誌の取材やその他打ち合わせが続き、私たちが沖縄で展開する新しい取り組みに対して金融機関の方がとても興味深い提案をしていただくことができ、モチベーションが上がる。

夜には青年会議所時代から懇意にしていただいている方と久し振りの食事会。とても興味深い話と、とても貴重なご縁も繋いでいただけそうでとても素敵な時間となった。さらにそのお店での美味しい食事は、私たちの時間に花を添えていただけ、素晴らしい1日を締めくくりとなった。

次の日はグループ会社であるマリネックス社に、韓国から関連企業のMARINEX KOREA(韓国マリネックス)の代表が来られ、久し振りの対面でのミーティングをさせていただいた。

MARINEX KOREAは私たちから材料と技術を供給し、韓国にて活動をしていただいている大切なパートナーである。そして取り組みによっては、日本より多くの実証実験を重ね実績も保有している。

詳しいことについては別の機会でお話をさせていただこうと思うが、農業にはじまり植物工場、水産や養鶏などでも実績が豊富。とくに美容分野でも結果を残し注目を受けている。さすが韓国と言う感じである。そして今回のミーティングでも、今後の展開や協力関係の再確認を行うことができた。

そして来月ぐらいに今度は私が訪韓し、契約関係の取りまとめを行おうと考えている。今までの互いの努力をしっかり形にするために、COVID‐19などの影響で中断していたプロジェクトも再び稼働させることが視野に入ってきた貴重な面談となった。

そのような週の前半、新しいこと、再び始めることなどがぎっしり詰まった新しいスタートとなる日々であった。どれもがこれからが楽しみである。

月末の国内外の出張が続き、気がつけば6月。新しい月が始まった。

お朔日には氏神様へのお礼の参拝、各所神棚をお祀りして、週末は京都へのイベントなどに参加。そして新しい週がスタートした。

週初めは初めて面談する方とのWebミーティングにはじまり、次の日から茨城 美浦へと向かうが、相変わらずの大雨。さすがに今回は空港の屋根続きの駐車場に停めようかなと思ったが、やはり贅沢に感じてしまい、濡れるのを覚悟でいつも停めさせていただいている24時間550円の駐車場に停めて歩くことにした。ただ今回は対策を講じて、ゴム草履持参である。その甲斐もあってスニーカーを濡らすことなく空港に到着。無事に伊丹空港から、羽田空港に到着。そして羽田空港から電車を乗り継ぎ、夕方土浦に到着した。

翌日途中参加のメンバーを駅でピックアップし美浦へと向かった。美浦では先日マリネックスの納品などで必要なJRA美浦トレーニングセンターの通行証の受け取りをさせていただいた。

そして、先月から急遽お世話になることになった和田雄二厩舎を訪問させていただいた。和田先生とは今まで数回立ち話程度でしかお話をさせていただいたことがなかったが、今回は厩舎にてお話する機会をいただけた。和田先生は、とても誠実でお優しいで、私たちのわからないことにも親切に教えてくださり、大変勉強になった。またどのようなことで和田先生とのつながりができ、今回のスタートになったかなどについては別の機会でお話ができればと思っている。その後折り返すように最終の飛行機で羽田空港から伊丹空港へと戻り、とても充実した日となった。

そして次の日は、以前より大変お世話になっている施設へのオリーブ植栽である。このオリーブはクライアントの方と一緒にスペインを同行した際に気に入られたオリーブである。とても良い品である。日本に来るまでは厳しい条件であったが、何とか持ちこたえてくれたと言えるだろう。後は植物の生命力に託したいと思う。数か月後が楽しみである。

翌日金曜日は大阪市内で一般社団法人青年海外協力隊プラザ・大阪の通常総会が開催され新年度のスタートとなった。

そして土曜日。プライベートのことになるが長男 信宏の結婚披露宴がジェームス邸にて開催され、はじめて新郎の父という役割で出席をさせていただいた。今回新郎新婦の意向で、限られた親戚のみでおこなうアットホームな挙式であったので、皆様にお声掛けは控えさせていただきました。今まで私をお招きしていただいた方々には、大変失礼をしたかもしれませんが順次機会を持たせていただき、皆様にはご挨拶をさせていただこうと思っていますのでお許しくださいませ。

披露宴での新郎の挨拶でも触れさせていただいたが、私は彼が生まれた頃は、みんなが寝ている深夜に出社し、またみんなが寝静まった頃に帰宅するという日々で、正直彼を育てたという思いはなかった。その理由は少し言い訳がましくなるかもだが、それは単なる育児放棄ではなく植物と子育てはよく似ているところがあると思っているからでもある。温室で育たられた植物は外に出れば生きていけない。肥料をいっぱいもらい続けた植物は、肥料なしでは生長ができなくなくなってしまう。そのため私は、野に放たれても生きていける木や草のように、自然の動きや風の流れを読み取り、予期せぬことが起こった時でも耐え抜く力を持って欲しいと言う意味もあったからである。

そして今日、このように素敵なお嫁さんを迎えることができたのは、友人や先生方、会社の方々なども含めた社会の人に育てていただけたおかげである。皆様には本当に感謝である。であるので、これからはより一層社会の一員としての自覚と責任感をもち、家庭や会社を護りながら育ててくれた社会の方々に、その恩を返していかなければならないことを忘れずに、歩んでいって欲しいと思う。

このような感じで新しいスタートがぎっしり詰まった週となった。又右衛門としては肩の荷がおりたというよりも、むしろ新たに背負った感じもするが、どれも嬉しい重みである。さーこの重みを楽しみに変えて、引き続き国内外の皆様のもとへ届けていきますので、よろしくお願いいたします。

月曜日夜遅くスペインから帰国し、翌朝寝坊気味で慌てて準備し、自宅を飛び出した。

この日の目的地は又右衛門が正会員として活動させていただいている日本植物園協会 第60回大会・総会が開催される浜松である。

本社に車を置き、阪急電車、JR在来線、新幹線と乗り継いで訪問である。

新幹線の車内で朝・昼兼用のおにぎりを頬張り、スマホにて仕事をしていると景色も観られないままに小雨の降る浜松駅に到着した。相変わらずのレインマンである。

駅からは小走りで大会会場であるアクトシティー浜松コングレスセンターに到着。手荷物検査を終え、何とか始まったばかりの会場に駆け込み、「もっとつながる植物園に~私たちはウェルビーイングにどう貢献できるか~」がテーマの植物園交流会に参加させていただいた。

そして記念撮影を行い、公益社団法人日本植物園協会 総裁 秋篠宮皇嗣殿下ご臨席のもと開会式が執り行われた。(ご臨席中は写真撮影禁止のため写真は掲載ございません)

まず西川会長による主催者あいさつ、皇嗣殿下によるおことばを賜り、来賓である静岡県知事、浜松市長から祝辞をいただき、来賓紹介のあと、本大会の開催園代表の、公益社団法人浜松市花みどり振興財団 塚本このみ理事長の挨拶で本大会の開催となった。

その後表彰式、ナショナルコレクション認定証授与式、日本植物園協会60周年の案内があり、開会式は閉会となった。

そして休憩を挟んで、別の会場に移動し意見交換の時間となった。意見交換会は食事をしながら名誉会員、正会員、賛助会員が一堂に会し和やかな雰囲気で開催された。

そして開催中には秋篠宮皇嗣殿下が各テーブルをお周りになられ、大御所の名誉会員と新しく入会したばかりの会員と何ら差もなく、一人ひとりにお声掛けされていく。いつもながらそのお姿、目線の低さには頭が下がるばかりである。そして又右衛門にもいつものように優しい目でお声掛けいただける。秋篠宮皇嗣殿下は、はるか高いところにおいでになる方ではいらっしゃるが、又右衛門にとっては植物の先生でもいてくださり、いつもお気軽にお声掛けいただけている。先月や先々月にお会いさせていただいた時にも、私に宿題を授けていただけるなど、今の仕事を続ける上での励みであり、本当にありがたいお方でいらっしゃる。

またこの会では以前から交流のある方との再会、新しい方との出逢いの機会があり、あっという間に時間が経ち、中締めとなった後も、中々帰られる方も少なく、私もしばらくこの場所にて交流をさせていただいた後ホテルに向かうことにした。

意見交換会ではお話に夢中であまり食事をとれなかったので、せっかく浜松に来たのでので、うなぎをいただきホテルにチェックイン。部屋で明日の準備を行うことにした。

翌朝、海外ではホテルの朝ごはんが用意されるまでに出発する場合が多いが、今日は少し時間がとれたのでご飯をとコーヒーをいただくことができる贅沢な時間を過ごせた。そして資料を抱えて2日目の会場へと向かった。

会場に向かう高架下では地元大学と企業?が連携した空間づくりがなされており、温かみを感じることができた。

大会2日目は、午前中は研究発表会として口頭発表とパネル発表が行われ、さすが植物のプロフェッショナルと言える方々の発表がなされていた。ちなみに昨年の大会では、私たちもパネル発表をさせていただき大きな反響をいただくことができた。

お弁当をいただき午後からは、植物園の各分野に分かれての会議に参加、私は第3分野に属するため、そこで同分野の方々からの発表を聞かせていただき、私も海外展開など近況についてお話をさせていただいた。

そして休憩を挟んで分野別会議報告会のあと、定時総会が開催され無事に審議終了。その後委員会報告を終えて、予定時間を少しおしてしまったが、全ての議事を終え、無事に大会・総会は閉会となった。

最後に第60回大会・総会の開催園である「はままつフラワーパーク」の皆さんが壇上に上がられ、参加者の皆さんにご挨拶をされ、会場からは皆さんへ大きな拍手が送られた。それは関係者の皆さんへのホスピタリティへの高さへの称賛である。毎回ながら多くの参加者が出席する大会に加え、秋篠宮皇嗣殿下のご臨席など、通常の何倍も様々な準備をしなければならないので、開催園には本当に頭が下がる思いである。

2日目終了後は、浜松餃子をいただくことにした。浜松餃子はもやしがのっているのが特徴である。そして少しタレは甘めに感じる。普段は王将の餃子をいただいているので、いつもと少し違う触感と味に、新鮮味を少し感じた。

昨日総会を終え今朝3日目はエクスカーション。いわゆる大会・総会に付帯して任意参加の視察である。このプログラムの多くは大会主催園や地域の著名な施設を周ることが多く、参加者の事情によって午前のみのコースと午前午後ともの参加コースが用意されていて、私は午前のみのコースに参加させていただく。そして今日も朝食後、高架下の植栽を眺めながら、集合場所へと向かった。

集合時間の15分前に到着したが、すでにそこには大型バス2台と参加者のほとんどが詰め掛けていた。

そこには数年前から交流させている神谷輝紀さんの顔もあった。実は今朝起きてテレビをつけた時、めざましTVのキラビトという番組で紹介されていたのを偶然見かけて、その後すぐに再再会したので、とても面白く感じ笑いあった。

神谷さんは、世界を代表するストーンアーティストで大活躍中の人物である。普段からMessengerなどで情報交換をしたり、今回の意見交換の時にもお話をし近い将来一緒にプロジェクトを組む話などをしたりするなど懇意にしていただいている。これは是非具現化したいことなので今後積極的に取り組んでいくことを固い握手で約束し、私は午前中のAコース。神谷さんやパートナーの半田さんは午前午後のBコースなので、ここでお別れしそれぞれのバスへと乗り組むことになった。

浜松駅を出発。車中でも情報交換をしながら約1時間で「はままつフラワーパーク」に到着。そこには塚本このみ理事長はじめ園の皆様に出迎えていただき、早速視察の説明をいただいた後に、みんなで視察をさせていただいた。

まずは広い園内の向こうに大温室が目に入ってくる。素敵である。

順番に進んでいくと大きなクマなどが目に入ってくる。とても良く管理がされている。また管理がしにくい箇所には、独自の工夫がされており、学ばせていただくことができた。

続いて移動しながら植物や施設に関することをお聞かせいただきながらバラ園を訪問。ちょうど見頃もあり多くの人でにぎわっていた。とてもよく管理をされていた。

隣接する温室内も拝見した後、残り時間は自由と言うこともあり、私はひとりで駆け足で色んな施設拝見してきた。

広大な植物園は魅力的で、ゆっくり過ごしたいなと思うが、そのような時間はないのでまた移動。

吉谷先生のガーデンを拝見しながら、帰るための集合場所へと向かった。

今回の視察では、寡黙に作業をされている素敵なスタッフの姿を幾度も見かけることができた。この園が素晴らしく管理できているのは、こなみ先生はじめ、真摯に植物に向き合っているスタッフがいらっしゃってこそとあらためて感じることになった。

そして視察の最後に、今回の大会の慰労と感謝を述べた後、再々訪問の約束をして、帰りのバスに乗り込み、出発した浜松駅へと向かった。

浜松駅到着後は、いつものような一人になり、一番早いひかり号で帰阪することにした。

今月初めタイに始まり帰国後すぐに北海道、またすぐにスペインそしてこの浜松と、会社や家で過ごす時間はほぼなく荷物を入れ替えるくらいしかなかった出張の連続であった。これで一旦出張は途切れる。体調を崩さず、いつものような落とし物などなく、無事に駆け抜けることができたことと、不在で負担をかけたスタッフには本当に感謝である。

さ~~次の出張まで少し気分転換してみようかな。5月ももう終わり。来月も頑張ろう。

16日朝にタイから無事帰国し、午後は少し出社してから本社などで打ち合わせを行いそのまま帰宅をさせていただいた。

そして昨日今日とは海外出張に挟まれる日なので、少しは頭から仕事を切り離した時間をとって、心も身体も少し休もうと考え、連休をいただいて北海道のノーザンホースパーク マラソンへと参加してきました。

ここ最近は仕事での新しい取り組みと営業のため、北海道を訪れることが増えたが、プライベートで動けることがないため、良い機会になればと思っていた。

朝一番に本社で用事を済ませて、そのまま昨日降りたばかりの伊丹空港へ向かった。ただあいにくの天気で、空港から少し離れた格安駐車場から空港まで向かう間に全身びしょ濡れになりテンションはダダ下がりである。

レインマン又右衛門であることが悲しく感じ、到底気分転換ができるような状況ではなく、そのまま新千歳空港へと到着した。

そしてめったに食べないラーメンを自分へのご褒美に空港でいただいたおかげで、身体が温まり、気分は上昇ムードへと向かうことになった。

そしてホテルに荷物を置いて、衣服を着替え、ドライヤーで乾かしてから再び外出。南千歳駅まで行き無料シャトルバスにて、明日開催のマラソンの前夜祭へと向かった。

そこには以前から懇意にしていただいているノーザンホースパークの方々やオリンピアン、アスリートの方々もゲストで来られており、じゃんけん大会やビンゴゲームなど豪華景品が当たるプログラムもあり、笑いが絶えない大変盛り上がったパーティーであった。

個人的には会場を大変盛り上げた吉本興業ビタミンSのお兄ちゃんと再会もでき、さらにビンゴゲームと、座った席札に与えられる賞品もいただけ、朝のびしょ濡れを忘れてしまうぐらいの夜となった。

翌日早朝眠たい目をこすりながら電車とシャトルバスで会場であるノーザンホースパークへと向かい、朝から少し挫いた足首と、タイで痛めた足の親指をさすりながら準備体操を行い、いざ出発ゲートへと向かった。

そして競馬のファンファーレとともにみんなが出発ゴールをめざし、私も苦しみながらも素敵な景色を眺め癒されながら無事にゴールをすることができました。

ただ私の周りはほとんど、ちびっ子ちゃん達でした(笑)というのも私が出場したレースは日本ダービーと変わらないぐらいの距離であったからである(;^_^A

ま~~そのようなことはおいといて、とにかく参加したことに意義があると、なんちゃってランナー又右衛門を笑って褒めていただければ幸いです。是非次回は機会があればハーフマラソンとまでは言わないが距離延長して頑張ってみたいと思います。

その後、食事をいただいたあと、周辺の植栽やガーデンのチェックを行いながら周辺を拝見させていただいた。


チャリティーオークションを横から眺め参加はしないが、見ていてとても楽しませてもらえた。中でも驚いたのがイクイノックスという名馬の蹄鉄が額に入ったものである。これはファンからすればたまらない出品だと思ってみていると、何と落札価格は420万円。驚きである。それもこのオークションの規定は当日現金払いとのことなので、マラソン会場の持ち込むバッグに現金をそれだけ入れてられたことにとても驚かされた。

他にもとても楽しいプログラムもあり、東京からお一人で参加されていたとても素敵な方と一緒に盛り上がったり、前夜祭で一緒のテーブルでご一緒した方とのご縁もいただけたり本当に楽しいイベントであった。またその合間には仕事でお世話になっている方へのご挨拶や植物チェックなどの機会もあり、仕事と完全に切り話すことはできなかったが、ある意味遊べて仕事も出来て「一粒で2度美味しい」という昔のCMコピーのような、とても充実したイベントであった。これは可能であれば是非リピートしたいと思う。

そして私は飛行機の時間があるので最後まで参加することができず、お世話になった皆さんとお別れをして、参加者の方々より一足先に帰路に着かせていただいた。

今日も天候の影響か飛行機は大幅に遅れてはいるものの何とか欠航にはならず無事に帰阪できそうなので、後は帰宅して大慌てで出発準備をして仮眠をしなければである。さ~明日からは100%仕事モードの出張、頑張っていこう。

今日は2つのイベントに出席するため車と電車など使って朝一番から夜までバタバタ忙しい一日となった。

まずは大阪 扇町公園で開催した~みどりのサンタの植育イベント~に「みどりのサンタアンバサダー」として参加するために現地へ向かった。

又右衛門には珍しいとても良い天気になって、責任追及をされずに済むと一安心しながら皆さんと合流した。

私はわりに早めに到着したがその時には既に多くのボランティアの方々が来ていただけておりテントの設置やミニブーケつくりなどを手際よく行われていた。

今日のスケジュールは「みどりのサンタウォーク~お花を公園や街に届けに行こう~」と題し、みんなで作ったミニブーケや「みどりのワークショップ」でつくった寄せ植えを届けに行くというものである。

そして午後からは公園イベントとして「みどりのキッズ フリーマーケット」や「みどりのスタンプラリー」「みどりのサンタに夢を語ろう」など夕方まで盛りだくさんの内容である。企画・準備から当日運営のかなめとして活動されている峯平氏やみどりのサンタの生みの親である小林昭雄先生には頭が下がる思いである。

 

 

開会式では大阪市北区区長や小林先生の開会宣言があり、谷町kidsハーモニーの可愛らしい音楽隊の演奏もあり、とても和やかな雰囲気で始まることになった。

このような素敵な会であったので少しでも長く皆さんと一緒に居たかったのだが、私は別のイベントにでるため、最後に大阪大学小林先生と近畿大学 塩崎先生と写真を撮って、後ろ髪をひかれる思いで会場を後にした。

今年もこのように多くの方々に参加していただけるイベントに育ち、参加者みんなで街にみどりを届けることの意義と重要性を再認識でき、あらためて「みどりのサンタ  アンバサダー」として活動をしていくことの意欲が高められました。引き続き又右衛門も「健康な植物(みどり)のちから」を借りて皆さんと一緒に社会の課題を解決していきたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。

今日は急遽 美浦に行くことになり必要種類などを揃えて朝一番の飛行機で向かうことにした。

出発の朝は、お決まりとも言える雨。いつも利用している格安駐車場から空港までは15分ほど歩くため、朝一番から足元が濡れてしまい、テンションダダ下がりのまま飛行機へと乗り込んだ。

さらに搭乗者の預け入れ荷物の問題と関係者のミスも重なり、約40分遅れでの羽田空港に到着となったため、乗車予定の特急も乗れなくなり品川経由で普通電車にて向かう。予定時間には大幅に遅れたものの、無事に最寄りの土浦駅に到着。レンタカーを借りて目的地 美浦へと向かった。

ちなみに美浦と書けば競馬をされる方であれば、普通に美浦(みほ)と読めるであろうが、以前私は近くに土浦(つちうら)などもあるため美浦(みうら)と思っていた。

ここにはJRAの美浦トレーニングセンターがあり、ここには多くの厩舎があり主に関東地区で出走する競走馬の調教などが行われている。そして今回は、私たちが競走馬の健康増進を目的に製造する「競走馬用マリネックス」の提案をするために必要な申請の手続きのための訪問である。

できれば午前中に訪問したかったが飛行機が遅れたため昼一番に訪問。とても親切に対応いただき、書類不備もなく無事に手続きを終えることができた。後は後日再訪し許可書を受け取りに行けば完了である。このご時世電子にての手続きとかもあるかもしれないが、このことには色んな意味が含まれていると思っており、さすが厳格なJRAであると私は感じている。

予定では近くの花き生産者に顔出しできればと思っていたが、全て予定がずれ込んだため、単純に折り返し再び羽田空港をめざすことにした。

レンタカーを返す前の給油などで少し手間取り、思った電車には乗れなかったが、十分時間に余裕をもって空港に到着。ラウンジでデスクワークを行っていると、出発予定が30分遅れとの連絡があり、引き続きパソコンと向き合った。さらに天候状態なども問題も重なり、最終伊丹空港到着は1時間40分ほど遅れてであった。そのため帰阪後の予定もキャンセルをしなければならないことになってしまった。

少し悲しかったのは私が乗った飛行機より後発の同じ路線の便より、私たちの飛行機の到着が遅くなったことであるが、その後の最終便は欠航になっており、そのことを思えば無事に私たちを運んでくれたJALさんに感謝である。

このような感じの中々うまくことが運ばないこともあってストレスを感じることもあったが、あらためてあまり予定を詰め込ませずに余裕をもって動かねばならないことを感じる一日となった。ともあれ今後は最終便にはできるだけ乗らないように心がけよう。

日曜日。月曜日朝イチからの打ち合わせと火曜日丸1日の貴重なイベントに備えて上京をした。

日曜日ということもあり仕事には制限があるので個人的に気になる施設の植栽をみたり、食事をしたり、狭いホテルの机でパソコン叩いたり、プライベートの時間も織り交ぜることができ、いつもよりゆっくり過ごさせていただいた。

そして月曜日から「競走馬用マリネックス」についてお話を聞いていただける方々をご紹介いただける機会があり千葉へと向かう。すると前回宮崎にてご縁をいただいた方も来られており、とても親切にこの業界では新参者と言える私を案内いただけとてもありがたい一日となった。

そして朝一番には招待いただいたイベントに参加。そこでは思ってもいなかった素晴らしいご縁を授かることができ、今まで動かせなかった歯車がゆっくり動くことを感じることができた。どのようなご縁であったかは、言葉では表すには難しいこともあり、ゆっくり時間があるときにでも何らかの形でお伝えできればと思っている。

本来であれば丸一日のイベントであったが、午後には次のこれまた大事なイベントがあるため時間ギリギリまで滞在し、重たい荷物をひっぱりながら、大急ぎで都内へと向かった。

そして地下鉄とバスを乗り継ぎ無事会場に到着。そして久し振りに開催されるイベントに参加させていただいた。

そこには私が敬愛する方々や日本を代表する先生方がお越しになられ、再会とともに新たなご縁もいただくことができ多くを学ばせてもいただいた。

開会から約2時間たつもまだまだ話し足りないことがいっぱいあったが、帰りの飛行機に間に合わなくなるため、ご挨拶を残して一足先に会場を後にした。

今日のイベントはどちらも途中退席になり後ろ髪をひかれる思いであったが、十分な達成感を感じることができた。そして素晴らしいご縁も授かり、人生の中でも記憶に残る特別な日となった。

さ~新たな物語が始まった。大切に大切に綴っていこう。

今日は午後から大阪成蹊大学芸術学部(建築・インテリアデザインコース)にて講義の機会をいただけた。

実はこの講義を受けてからそんなにも日にちがなかったため、決定から大学に向かうまで出張の移動中やホテルでも寝る間を惜しんで資料作りをさせていただいた。

今までの講演のものをそのまま使えば簡単に済んだのかもしれないが、建築を専攻する学部であるので、是非植物のこと、建築と緑化・花き園芸の今後の関わり方などを伝えたくて、苦手な資料作りをせっせと行っていたので、ここしばらくは明らかに睡眠不足であった。

そして大学に向かうまでの昼過ぎまで資料をつくり続け気がつけばPPTのスライドは400枚を超え、

全て話せば4時間はゆうに超えてしまうので、現地にて先生と相談しどれぐらいを話すか検討することにした。

そして約束の時間に大阪成蹊大学に無事到着。そのまま教室に案内いただくと既に多くの学生が着席し満席の状態であり、とても嬉しく思えたのと同時に、緊張感が増すことになった。

そのような中、早速パソコンの設定など準備をさせていただいた。そしてありがちなパソコン設定のトラブルもなく準備が終了。そのまま簡単な紹介をいただいた後に又右衛門講義を行わせていただいた。

担当の先生からは2単位200分時間いっぱい話してもらって良いとのことであったので、花き栽培技術などあまりにも専門的なものはのぞいて又右衛門のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」とバラエングループの取り組み「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。」についてなどを話させていただいた。

講義の後半では健康な植物(みどり)で様々な社会課題をする取り組みや建築設計業界と造園緑化・花き園芸業界との関わりと今後について、大阪・関西万博からGREEN×EXPO2027の紹介などを話させていただき、最後に私の想いを述べさせていただいた。

休憩を挟みながらであるが15時に始まった講義は18時20分終了ときっちり200分となった。その間話し続けた私ののども枯れ枯れであったが、この間活舌が悪い私の講義を最後まで聴いていただけたことにとても感謝である。あらためてこの機会をいただけた学校関係者、紹介いただいた山中先生に感謝である。

将来この学生の中から、建築設計に向かう人が多いであろう。是非その時には植物(みどり)の大切さを十分に頭にいれて取り組んでいただきたいと思う。そしてさらに願わくは私たち花き園芸業界に進んでいただければ思っている。

彼らが社会に出る時は2027年ぐらい。よければ一緒に活動をしていただきたいものである。