四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

月末の国内外の出張が続き、気がつけば6月。新しい月が始まった。

 

お朔日には氏神様へのお礼の参拝、各所神棚をお祀りして、週末は京都へのイベントなどに参加。そして新しい週がスタートした。

 

 

週初めは初めて面談する方とのWebミーティングにはじまり、次の日から茨城 美浦へと向かうが、相変わらずの大雨。さすがに今回は空港の屋根続きの駐車場に停めようかなと思ったが、やはり贅沢に感じてしまい、濡れるのを覚悟でいつも停めさせていただいている24時間550円の駐車場に停めて歩くことにした。ただ今回は対策を講じて、ゴム草履持参である。その甲斐もあってスニーカーを濡らすことなく空港に到着。無事に伊丹空港から、羽田空港に到着。そして羽田空港から電車を乗り継ぎ、夕方土浦に到着した。

 

 

翌日途中参加のメンバーを駅でピックアップし美浦へと向かった。美浦では先日マリネックスの納品などで必要なJRA美浦トレーニングセンターの通行証の受け取りをさせていただいた。

 

 

そして、先月から急遽お世話になることになった和田雄二厩舎を訪問させていただいた。和田先生とは今まで数回立ち話程度でしかお話をさせていただいたことがなかったが、今回は厩舎にてお話する機会をいただけた。和田先生は、とても誠実でお優しいで、私たちのわからないことにも親切に教えてくださり、大変勉強になった。またどのようなことで和田先生とのつながりができ、今回のスタートになったかなどについては別の機会でお話ができればと思っている。その後折り返すように最終の飛行機で羽田空港から伊丹空港へと戻り、とても充実した日となった。

 

そして次の日は、以前より大変お世話になっている施設へのオリーブ植栽である。このオリーブはクライアントの方と一緒にスペインを同行した際に気に入られたオリーブである。とても良い品である。日本に来るまでは厳しい条件であったが、何とか持ちこたえてくれたと言えるだろう。後は植物の生命力に託したいと思う。数か月後が楽しみである。

 

 

翌日金曜日は大阪市内で一般社団法人青年海外協力隊プラザ・大阪の通常総会が開催され新年度のスタートとなった。

 

 

そして土曜日。プライベートのことになるが長男 信宏の結婚披露宴がジェームス邸にて開催され、はじめて新郎の父という役割で出席をさせていただいた。今回新郎新婦の意向で、限られた親戚のみでおこなうアットホームな挙式であったので、皆様にお声掛けは控えさせていただきました。今まで私をお招きしていただいた方々には、大変失礼をしたかもしれませんが順次機会を持たせていただき、皆様にはご挨拶をさせていただこうと思っていますのでお許しくださいませ。

 

 

披露宴での新郎の挨拶でも触れさせていただいたが、私は彼が生まれた頃は、みんなが寝ている深夜に出社し、またみんなが寝静まった頃に帰宅するという日々で、正直彼を育てたという思いはなかった。その理由は少し言い訳がましくなるかもだが、それは単なる育児放棄ではなく植物と子育てはよく似ているところがあると思っているからでもある。温室で育たられた植物は外に出れば生きていけない。肥料をいっぱいもらい続けた植物は、肥料なしでは生長ができなくなくなってしまう。そのため私は、野に放たれても生きていける木や草のように、自然の動きや風の流れを読み取り、予期せぬことが起こった時でも耐え抜く力を持って欲しいと言う意味もあったからである。

 

 

そして今日、このように素敵なお嫁さんを迎えることができたのは、友人や先生方、会社の方々なども含めた社会の人に育てていただけたおかげである。皆様には本当に感謝である。であるので、これからはより一層社会の一員としての自覚と責任感をもち、家庭や会社を護りながら育ててくれた社会の方々に、その恩を返していかなければならないことを忘れずに、歩んでいって欲しいと思う。

 

 

このような感じで新しいスタートがぎっしり詰まった週となった。又右衛門としては肩の荷がおりたというよりも、むしろ新たに背負った感じもするが、どれも嬉しい重みである。さーこの重みを楽しみに変えて、引き続き国内外の皆様のもとへ届けていきますので、よろしくお願いいたします。