四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

欧州から帰国後、数日して私とはぐれて別の旅に出ていたスーツケースも無事に帰ってきてくれて一安心。

6月最後の週も、週初めには都内にて、ご紹介していただいた新たな取引先とのミーティングや、既存チームと新たな取り組みについてのミーティングがあり、とても興味深いものとなった。

翌日は、リモートではあるがJETROとの輸出プロジェクト、今春に包括連携協定締結となった「いすみ市」のミーティングなどに加え、セミナーへの参加などの機会を得て、様々な課題の抽出ができ有意義な時間となった。

次の日は、以前より多く指導をいただいてきた香川大学にて教授をされていた深井先生にご指導の機会をえることができ、とても興味深い新たな取り組みに着手できそうなきっかけをいただけ、とても楽しみな1日となった。

さらにその次の日は、再び都内にて私たちの業界を代表する企業との打ち合わせ。午後からは昨年開催予定のドーハ国際園芸博覧会の委員会に出席させていただくなど、とても意義深い一日となり、半年の折り返し地点を迎え、まるでラストスパートのような最終週を迎えることとなった。

 

そして今日は6月最後の日である30日。6月30日と言えば、夏越の祓いである。

夏越の祓とは、茅の輪をくぐり災厄を祓い清める儀式で、毎年氏神様でおこなわせていただいている。

PCにて検索をしてみると「夏越の祓」は、“今年前半の半年間の穢れを清めて災厄を払う神事であり、このあとの後半も無事に過ごせるようにと祈る行事です。古来日本では、夏を迎えるこの時期、疫病が流行ることが多かったため、厄払いと無病息災のため、茅の輪くぐりが執り行われるようになったと考えられています。”と親切に解説がされていた。またその由来なども書かれているので興味がある方は、少し深堀をされても面白いかと思う。

私は、毎年とおなじように蘇民将来と唱えながら、3回の茅の輪をくぐり、氏神様への半年間のお礼を伝えさせていただいた。

つい先日、一年間のお礼の参拝をさせていただいたのが、もう今日で半年が終わりである。春には一旦終了の重要なプロジェクトを終えたが、全く時間に余裕ができることはなく、むしろ拘束が緩くなった分、他の取り組みに取り掛かる時間ができたため、さらに後半戦は忙しくなりそうである。

そんなこんなの1年間の折り返し地点を無事に迎えることができたことへの神々や植物への畏敬の念と感謝、そして多くの学びを与え、一緒に歩んでくれるパートナーへの深い感謝の気持ちを忘れずに、後半戦を迎えたく思っている。引き続き又右衛門の珍道中を見守っていただければ幸いである。

最後に、皆様のご健康ご多幸をお祈りして2023年の半分を終えたいと思います。では皆様にとって良い後半戦をお迎えくださいませ!!!

イギリス、スペイン各地の訪問を終えて、最終バレンシアより帰国をした。

バレンシア空港の搭乗手続きでは、未だに「Visit Japan」のQRコードを要求され、日本はもう要らないですよと何度も言ったが、中々聞き入れてもらえず、再三の要求の結果、最終的に渋った感じで「入国できないよ」と言いながら発券していただき、出発することができた。

そして経由地であるパリ シャルルドゴール空港に到着。

何となくおしゃれな感じが素敵な広い空港内を移動。

最寄りのターミナルまで移動し、無料のラウンジで、せっせとたまった作業と格闘し、少しトラブルもあったが、無事いつもお世話になっているJAL便で羽田に向かった。

復路の飛行機は南回りのため往路に比べて少し時間が短く13時間ほどの移動になる。移動中の飛行機は、今回は少し疲れたので眠れるかな?と期待し、電気を消して試みたが、やはり今回も同じで眠れなかった。

ただおかげでたまっていたデスクワークも半分以上は消化することができ、何とか帰国後の週末作業で遅れを取り戻せるかなというところまで進めることができた。

そうこうしているうちに機内で2回の食事をいただいて、羽田空港に到着。座り続けた腰を伸ばして、大きく息を吐いて日本の空気を吸って安心した気分になれたのだが・・・まだまだそれで終わらないのが又右衛門である。

 

今回の渡欧でとても大事なバッグを置き忘れ、飛行機に搭乗する前に他の乗客に教えていただいて何とか難を逃れられた。またナーセリーに財布入りのウエストポーチを忘れたが、ナーセリーから連絡があり、無事に手元に戻ってきたということもあった。そんなこんなでも何とか無事終えられ帰って来ることができたと思っていたが、最後の最後、羽田のターンテーブルには、私たちのバッグの姿を見ることができなかった。

JALの係員の方にお聞きすると、パリを通過した記録が残っていないので捜索中ということであった。バレンシア出国時に誤った情報として「Visit Japan」がないと入国できないと言っていたのが、荷物になってしまったと苦笑いをしながら、ロストバッゲージの手続きを行い、おかげさまで身軽に羽田空港から伊丹空港へ移動することができ、無事に帰宅することができ、久し振りに湯船につかりながら、10日間のイギリス、スペインを振り返り、多くの気づき、素晴らしい植物、人、技術、製品に出逢うことができた大変意義深いものであった。

今回は、現在は他社に勤める長男であるNobuhiro氏をアシスタントとして帯同させて、社会人の先輩として、しっかり学んで、会社の役に立ててきたであろうかなどの確認をしたが、明らかに私の同じ年の時よりはしっかりしていたと言えるであろう。
今後については本人の意思次第を優先した選択であるべきと思っている。そしてどのような選択であっても、自らの信じる道を実直に進んでいけば良いであろう。そしてその活動の中において、社会が間違った方向性に向かおうとした時に、大きな声でNO!と言い、歯止めをかけ、正しい方向性に軌道修正できるような人になっていってくれればと思う。それを達成するために頑丈な鎧で包まれた大企業の大軍の一員で進むか、丸腰同然の小さな会社だが、たった一握りしかいないが素晴らしいかけがえのない仲間と共に挑むことの方が達成できるのかを自分なりに判断をし、いずれの道であっても必ず社会に貢献できるような人になっていただければと思っている。

しかし本当にいろんな意味で意義深い渡欧となった。おまけに好きなことして3kgのダイエットまでできて嬉しいばかりである。今回も私のようなものをサポートしていただけた皆様、そして渡欧させていただけている環境を作ってくれているスタッフ、パートナーに感謝である。後はまだ旅を続けるスーツケースが帰って来るのを祈るばかりである。

さてそのような皆さんに甘えながらも、絶対失ってはいけない信念以外は、たまに失くしてしまうこともあるが、まだまだ又右衛門は走り続けますので引き続きご支援よろしくお願いします。

いつもながら日本語がかなり微妙な又右衛門ブログ その欧州編をお読みいただきありがとうございました~~~。gracias!!!!

 

前回のアップが長くなったので、ここはオリーブ以外に実がなるものをいくつかご紹介を。

まずは日本でもおなじみになったジャボチカバ。

試食をしてみたが日本で栽培されているものより、甘いように感じた。

日本にもブドウは多く栽培されているが、このような仕立ては面白い。

下からのぞくと鈴なりの実が・・・・・子供の喜んでいる光景が見に浮かんでくる。

これはピスタチオ。細かい葉が可愛い。今まで何度か輸入経験があり、結構寒い地域でも大丈夫なので用途が多いのではないだろうか。

これはペッパーベリー。Bigサイズ。今はつぼみの状態だが、今後、小さな濃いピンクの可愛い実を鈴なりにつけてくれる。この実は装飾用としても流通していて皆さんに親しまれている。他にも、イチジクや輸入はかなりハードルが高い柑橘系などもある。

 

いずれにしても日照時間が長いスペインにおいて、日本よりかなり生長が早い植物が多いので、その天候をいかして生産される植物を、あらためてご紹介させていただければと思っているのでお待ちいただければと思う。

今回の訪問で気になった植物をいくつかお届けする。

まずはフィカス。大型商業施設など屋内向けの大型観葉植物になる。需要が多いわけではないが、このような大型のものは日本での調達は難しいため、ここぞという時に必要になってくるためあらかじめある程度の準備が必要になる。

これもフィカス。スペインでは屋外の植栽に利用されるが、海外ではしっかり馴化させた、このようなサイズのものが屋内に使われ、とても良い空間を生み出しているので日本においても生きた植物の導入を進めていただければと思っている。

これはオーガスタ。開花した大きな株は日本にはあまりないのではないだろうか?

これはケイバ インシグニス。パラグアイやアルゼンチンが原産となる。それをスペインのナーセリーが輸入したものになる。ダイレクトにパラグアイなどから輸入が良いかもしれないが、あまり輸入が慣れていない方やブローカーを頼った輸入をする方には、スペインで他の植物の積み合わせができるので、効率的な方法かもしれない。

これはドラセナドラコ。枝の部分が壊れやすいため輸送にはかなりテクニックが必要になるが、存在感はあるのでとても面白いと思う。

最後にブラヘア アルマータ。日本でとても人気の耐寒性の高いシルバーのヤシである。スペインにおいても苗栽培がほとんどされておらず、また種もかなり不足している状況のため、将来的にはかなり不足してくるであろう。

 

大きなブラヘアは少し残ってはいるが、土に植わっているので根洗いが必要になってくる。ただこのブログでも何度かアップしているが、ヤシ類全般に根を洗うことは植物にとってかなりストレスとなり、枯死に至ることが多いので、テクニックが必要になるであろう。現在、他国で有効なテクニックの検証中で、良い結果が出てきているので進めていきたいと思う。

 

さ~~いかがですか?この中で気になるものがあればお気軽にお声掛けいただければです~~。

講演などにおいてお話をさせていただいているが、日本に植物を輸入するには余程の特別な理由がない限り、土が付着していてはいけない。それはどのような植物であっても同様である。

 

そして今回は小さなオリーブではあるが根洗いする工程の一部をご覧いただければと思う。

大まかに土を落とし、高圧洗浄にてさらに土を落としていく。

そして奥の方に付着した土は、ノミのような先の尖った道具で丁寧にほじくっていく。

さらに洗浄を行う。

そして細かいところまでチェックを行い、この工程を何度か繰り返し仕上げていく。

 

大きいオリーブになると数名で取り掛かっても3日間作業にかかる。植物にとっても作業をしていただいている方にとっても過酷な作業となる。

そして仕上がったオリーブはココピートに植えられ輸出準備が整う。さらに私たちはこの状態で管理し、発根するまでしばらく養生。そしてサイズに合わせてコンテナを選び、輸送適期を選んで日本に向けての輸出をとなる。

 

かなり丁寧にこの作業を行っているが、植物の健康を損なわず、日本の植物に影響があるかもしれない土を完全除去するには当然のことで、これを迅速かつ丁寧におこなっていくことはプロの作業と言える。ぜひ皆様にもこの大変な作業があることを知っていただきたい。

また私たちと同業の方々も、しっかりこのような作業を現地に方々にしっかり促していただき、両国の植物のことを考えた輸入を心がけていただければと思っている。そしてこの子も日本に向けて養生中である。来日を楽しみにしていただければと思う。

 

スペインにおける代表的な植物と言えば、やはりオリーブである。今回のアップではエルチェ中心に私たちのパートナーのオリーブを主に写真にてご紹介させていただく。

樹齢は約1500年。このずっしり感は半端でない。このようなサイズは現在特別な理由がない場合、採取の規制がかかるため、これからはさらに希少になるのは間違いない。

このようなサイズのオリーブをお迎えしたいという方は、早めに検討されることをお勧めする。

このタイプは主にイタリアにて採取されている。先ほどのどっしりとしたオリーブに比べると、まだ多くあるが、形やバランスが良いものはそう多くはない。個人的にはこのタイプは迫力があり好きだが、日本はどうしても地震や台風が付きまとうので、迎える時には設置に気を遣うことになる。

 

ただ写真のように同じ縦型の中でも、スラっとしたもの。どっしりしたものもあるので多くの選択肢がある。

これは左右に翼を広げたようなフォルムのオリーブ。品種はファルガが多い。これもはじめに紹介したどっしりタイプに比べると樹齢も若く、流通数も多い。ただ中には幅が10mをゆうに超える個体もあり、左右にうねるような枝が個性的なため、選ぶ人によって好みが分かれるであろう。設置の方法によっては、とても面白い植栽ができるのでイメージがあふれてくるであろう。

上記のオリーブに比べると、何となく小さくも感じるであろうが、そのようなことはなく。日本においては十分すぎるぐらいの特大サイズである。写真のもので主に樹齢500年~700年だろうと思われるが、日本の業者によっては樹齢1,000年以上とうたっているところもある。ただ樹齢に関しては幹回りの長さによって大まかに決まるが、栽培地や環境によって成長スピードが異なるため一概に言えずあくまでも目安となる。

この他にも樹齢約100年の「100年オリーブ」などの背丈サイズのオリーブや小さな苗も生産されている。ただ小さなサイズのものは日本でも生産されているので、特別な場合以外は輸入することはあまりない。

 

 

以上、今回訪問したパートナーのオリーブから気になったものをいくつかアップさせていただいたが、まだまだ沢山あるので、ご連絡をいただければご紹介させていただくことも可能であろう。

 

現状、日本に迎えるにはコンテナなどの輸送料金や円安のため好機とは言えないが、高樹齢の古木は、今後増えるとは言えないので、早めの検討が必要であろう。

またこのようなオリーブを扱うことには、賛否両論あると思う。このことに対して現地の考え方は、間伐や開発によって抜いてしまわれ、材木での再利用や炭になるのであれば、このような形で生きたまま移植させ、新天地を探した方が良いだろうという声が多い。

 

そのような背景を注視しながら今後も取り組んでいければと思う。決して植物の想いに背くことがないことを心がけて・・・・・

昨日早朝ホテルを出発し、イギリスのニューキー空港に向かった。

空港到着後少し時間があったので、ホテルが用意してくれたパンをいただいた後、飛行機に乗りこむ。

 

そして定刻にガトウィックに到着。ここからは、国際線が多いヒースロー空港までリムジンバスでの移動である。朝早くチケットカウンターが空いてなかったが、先日までヘルプをしていただいたYUKOさんが丁寧な案内を送ってくれていたので、迷わずにバスターミナルへ。そこで自動券売機でチケットを購入しバスに乗り込んだ。

バスの利用者は多く、ほぼ満席状態で出発。約1時間強でヒースロー空港のバスターミナルに到着。通路を通って出発するターミナルに移動。そこで無事にチェックインを行い、スペインのバレンシア空港をめざした。

定刻より遅れてバレンシア空港に到着。しばらくしてANAさんにマイカーで迎えに来ていただき、宿泊地のガンディアへとむかった。ANAさんはとても陽気な方で、色々話しかけてくれていたが私はスペイン語がわからないため、互いが片言の英語で会話をしてみたが、それも厳しく、会話のほとんどは車の窓から観える植物を指さして「Orange!Orange!!」と言っていただけであった。

そしてしばらくしてホテルに到着。チェックインをしているとスペインの私のアシスタントであるMAKIKOさんが到着。半年ぶりの再会することができた。

この日は陽も落ち、遅くなったので、挨拶だけをしていったん解散。その後近くのレストランで簡単に食事をして、少し病院のような感じもするホテルの部屋に戻り、いつものようにパソコンと格闘して、横になった。

朝、ガンディアを出発し一旦北上。カステロンをめざす。そして約1時間半、スペインで最もつながりの深い、パートナーであるVIVEROS CANOSに到着した。

VIVEROS CANOS社は品質の高さが有名であるのと、私も何度も案内させていただいているのでご存知の方も多いだろうが、スペイン産のユッカ ロストラータを選抜や培養を繰り返すことで、高品質であり日本の気候にも対応できる「ブルースワン」「ヒドラ」「メデューサ」を生み出し、リネアリスやリギダその他ユッカ類、ダシリリオン、アガベ・マンガべ各種、サボテンなどの生産する欧州で指折りのナーセリーである。

そして今回の訪問は、今春に日本に到着したコンテナに載せられずにいたユッカなどのチェックと挨拶が主である。
到着後、オフィスでELENAさんたちと、ミーティング。今後の販売方法やサイズについてディスカッションを行い、終了後すぐに圃場(ほじょう)へ向かった。

まずは日本向け養生施設として特別に設置していただいている通称「又右衛門エリア」をチェック。

随分に根がしっかり張ってきているメデューサやブルースワンを確認することができた。

その他にアガベ、マンガべなどの生育状況をチェック。

そして新しいラインナップとして、苗からココピートにて栽培された「ブルースワン」が年内にリリースされる。特徴としては植え替えがないために傷みが少ない。また1行程を省けるため値上がりが続いている生産コストに歯止めがかけられるかもしれない商品になる。乞うご期待である。

そして10月のバレンシアでの展示会「イベルフローラ」にての再会を約束して当地を後にした。

その後、遅めのランチを行い、バレンシアの街中へ。植栽や建物を見学。

その後宿泊地のエルチェに向かう途中、夕食をとるためアリカンテにたちよると、年に一度?のお祭り(パレード)に遭遇し、盛り上がりを感じさせていただいた。

そして再び車に乗り、宿泊地エルチェのホテルに向かう。約30分で見慣れたヤシに囲まれたエルチェに到着。ホテルでチェックインをして、部屋にて明日からのナーセリー訪問の準備を行うことにした。さて明日からエルチェにベースキャンプをおいて、各パートナーを周ることになる。どのような植物に出逢えるか楽しみである。

 

エデン・プロジェクトを訪問し終え、時計を見ると15時を回ってしまっていたので、この後は近くのガーデンセンターに行こうか、新しくできた施設に行こうか、入場締め切り時間間近で、今からの入場では駆け足でも全て観られないが「ヘリガンの失われた庭園」に行こうか悩んだが、日本からすれば遠方で再訪が簡単ではないので「ヘリガンの失われた庭園The Lost Gardens of HELIGAN」へ行くことにした。

という訳で、多くの人が帰路につく中、チケットを購入し入場。スタッフの方に人気のスポットを聞くと「The Jungle」が一番人気ということで、まずはそこをめざした。

Woodland Walkという緑に囲まれた小径を進む。

すると「Mud Maid」という緑に眠る像が目に飛び込んできた。とても神秘的である。

さらに進んでいくと「The Jungle」エリアに。その中のFern Galleryではディクソニア アンタルクティカが多く自生している。ディクソニアはオーストラリアやニュージーランドと思っていたので意外であった。

さらに緑の中を進んでいくと大きなガナラの葉や植物に囲まれたところに差し掛かった。

さらに進むと池がある。恐らくこの辺りがスタッフの方がいう人気スポットであろう。

他にも自然美が素敵な場所が多くある

「The Burma Rope Bridge」という橋からなどいろんな角度から見ることができる。

さらに進むとLost Valleyというゾーンがあり、「Charcoal Sculpture」や「In Nature’s Hand」と言われるモニュメントなどがあり、言葉は得意ではない私でもメッセージを感じとることができた。

第一目的地の「The Jungle」を見た後は、これ以上進むと時間内に戻ることができないので、ここから広々とした草原などを観ながら入口方面へと向かうことにした。

途中素敵なガーデンもあったが足早に進んでいく。そうすると木の幹の曲線がとても美しいゾーンに差し掛かる。覆い茂った中を縫うように歩く。

何の植物かと葉を見るとシャクナゲである。今まで外から美しい花ばかりをみていたシャクナゲの中は、このように幻想的なことになっていたとは知らずに感動した。ある意味この「ヘリガンの失われた庭園」で一番印象的であったとも言えるほどであった。

他にも素敵な場所はあっただろうが時間もなかったので、見学を終え、ショップに立ち寄りバタバタで帰路につくことにしたが、今回時間がない中であっても「ヘリガンの失われた庭園」にきて本当に良かったと思えた。

そしてホテルへ戻る途中。今回案内のお世話になったKasumiさんご夫婦に近くのMEVAGISSEYという海沿いの街に連れていっていただいた。

晩御飯ご飯代わりにスタンドでパンやフィッシュフライなどをいただき、コーンウォールを目とお腹で十分堪能でき、その後ホテルに送っていただき、お世話になったKasumiさん夫妻とお別れとなった。

この地においても素敵な方にご案内いただけたおかげで、たった1日しかなかった訪問日程ではあったが、多くを観ることができ、中身の濃いとても充実した日となった。本当に感謝である。またお会いできるのが楽しみである。

部屋にもどってシャワーを浴びて一服したらすでに日付が変わろうとしていたので、明日は4時起床なので万が一寝過ごしてはいけないのでデスクワークをしながら朝を迎えることにした。

これで明日の移動を除けばイギリスでの訪問先は全て終了。7年ぶりのイギリスは多くを学べる素敵なものになりました。皆さんに本当に感謝です。

エデン・プロジェクトは、コーンウォール州にある、巨大な複合型環境施設。

主にVisitor Center、Rainforest BiomeとMediterranean Biomeの二つのドームとCore.

そして屋外のOutdoor Gardenで構成されていて随所に教育要素を多く取り込んでいる素敵な施設であった。

私の解説よりもHPなどで検索していただいた方が、写真も綺麗で、よほどわかりやすいかと思うがせっかくなので私からも簡単に。

駐車場に車をとめて少し進むと、エントランスが見えてくる。素敵な建築物が目に入ってくる。少し進み入口を入り、予約しておいたチケットを見せて入場。ちなみにこのチケットは1年間有効で再入場ができるとのことであったが定かではない。また地元の方々は大幅な割引もあるようだ。

そしてガイドブックを6ユーロで購入し、本日のイベントをチェックしてから順次周っていったのでエリアごとに案内する

●Rainforest Biome

熱帯性気候を模したバイオーム

案内板が示すように順次進んでいく。

その中には海外での取り組みなど教育的要素が多く含まれたものが紹介されている。

当たり前だがバイオーム内は暑い。特に上に行くほど暑いため、Coolroomが設置されている。試しに入ってはみたが、周りがそんなにも暑くなっていないせいか外気と変わらなかった。

さらに上にいくとRainforest Lookoutとして全体を見下ろせる場所に行ける。ただ入れ替え制で人数制限もあるので、タイムスケジュールをみてから、並ばれた方がいい。

並んでいる間に注意事項が書かれた案内が回覧される。そして順番が来ると足元が透ける足場のようなところを歩いていくが、これが結構怖い。歩行中はカメラ禁止。そして先端部に到着するとカメラ撮影ができるので私もとることにした。

ある程度の時間を過ごすとまた順次降りていき、次のグループとの入れ替えとなる。結構スリルもあるので入場時間をチェックして、強い高所恐怖症でなければおすすめである。

そして順路に沿って降りていくと、バオバブに模したオブジェがあり環境について学べるようになっている。

またイベントスペースでは香りについての話が聞けて学べることが多かった。

ゆっくり回ると2時間以上。急ぐと1時間ぐらいで周ることも可能であろう。

通路を進んでMediterranean Biomeへ

●Mediterranean Biome

オリーブはじめ地中海地方の植物に、オースラリアの植物などが配置されている。バイオーム中にはカフェもある。熱帯でないので居心地もよい。

途中、研修中の生徒に教えている先生に、インタビューをさせていただき研修内容を教えていただき、施設内の栽培管理方法などについて聞かせてもいただけた。

ここで一旦ランチをとってから今度はOutdoor Gardenを探索した。

●OutdoorGarden

蜂の大きなオブジェが目に入ってくる。

ここではパネルでこのプロジェクト案内がされ環境への取り組みがなされている。

また環境に配慮したベジタブルガーデンや各国からの植物を植栽したガーデンなどが広がっている。

イベントステージや企業ブースなどもあり、様々な取り組みもなされているようである。

周囲は各国や地域をイメージするガーデンになっている。そこでガーデンの手入れをする人にも、少し話を聞かせてもらった。

この広い敷地をボランティアや研修生たち約40名で管理しているとのことである。結構忙しいが、多くを学べるとのことで海外からの研修生もいるということであった。そんな彼をはじめ、多くのスタッフが楽しそうに作業をされている事がとても印象的であった。

そして続いてCoreへ。

●Core

ここは期間限定の展示やイベントができる屋内スペースである。この時も2階でアフリカの展示イベントが行われていた。

ここを出るとエレベーターで昇り、出発地点のエントランスへと戻っていくことができる。

その途中では本年OPEN予定の施設が建設中であった。それを横目に見ながら、エントランスに戻る。

屋外では植物が販売されているので、ここでもご担当の方にお話を聞かせていただいた。

ここで販売されている植物はほとんどが施設内もしくは関連施設で作られているとのことである。そしてグッズを含めてここで販売することができるものは、環境に配慮した選ばれた企業のものしか販売が許されないなど徹底したものになっていた。他にもこの施設の運営についてなど、いろいろなことを教えていただくことができ、本当に参考になった。

最後に、店内のお土産などを買えるショップに到着。ここにはエデン・プロジェクトのオリジナルなどもあり、ゆっくり見たかったが時間もおしていたので、簡単に見学することに。

基本的に私は参考になる資料以外は、自分用を含めてお土産を買わないタイプの人であるが、「THERE IS NO PLANET B」という言葉が沁みたのでTシャツを購入。その頃には15時ぐらいになってしまったので、後ろ髪を引かれる思いで、エデン・プロジェクトを後にした。

今回この施設を訪れて、ほとんど全てのものや場所が環境に関する学習ができるようになっていて、子どもや大人たちへの伝え方の工夫がなされとても素敵であったと感じた。中には虫に触れる疑似体験ができるものもあり、ユニークな仕掛けでわかりやすいものであった。私はこのような環境教育に徹底した施設が日本でもあればいいなと率直に感じた。

また今回の訪問で現場スタッフや運営の方に声掛けをさせていただいたら、とても親切に教えてくれるし、各自自分の意見をしっかり持って活動をしているのが窺い知れてとても素晴らしいと感じた。

この施設は、民間の有志が集い起ち上げ、管理しているとのこと。本当に素晴らしい。いつか私たちもこのようなことに関われる企業をめざしたいと感じるとともに、次回は何か関係性をもって活動をするために再訪ができればと思っている。

私たちも日々学び積極的に活動しながら、ここエデン・プロジェクトを再訪できる日が来るのが楽しみである。

「AIR-POT」視察&研修の最終日は環境や植物の絶滅危惧種の保護に関わる「Bedgebury National Pinetum」を訪問した。

ここでは森林の役割や今後の気候変動の影響などについてなど、つきっきりでレクチャーしていただけました。

ここでも全てではないがAIR-POTが絶滅危惧種などの育苗や栽培に使われている。

栽培においてもその成果は明白であると「AIR-POT」の必要性を強く訴えていた。

その後、森林施設を案内をしていただけ森林のあり方などとても勉強になり、興味深くまたお話を聞かせていただけた。

その途中ではとても可愛らしい「Spotted Orchid」を見ることもできた。

また希少な里帰りした桜並木などを通り、中間地点である施設でコーヒーをいただき、研究者の彼とはここでお別れとなった。ただ一緒に歩きながら話を聞かせていただいたりする中で、互いの考える方向性も似ており多く共感できることがあった。

話によると、近々に来日されるとのことで、ひょっとしたら早い再会が可能になるかもなのでとても楽しみである。

その後も引き続き園内を歩きながら楽しませていただき施設を後にした。

そして車で移動。研修最後のランドスケープ会社であるWillerbyを訪問した。

この会社でも「AIR-POT」にて栽培管理を行った植物での植栽を強く推奨をしていた。

当初は「AIR-POT」を用いての育成は相手にされなかったが、「AIR-POT」による健常な植物によって、植え込みや管理など多くのところでプラスになり、イギリスにおける歴史的な大規模開発の植栽にも「AIR-POT」で栽培された植物が採用され成功をおさめることができた。今はなくてはならないものである。特に大規模開発では「AIR-POT」なしでは成功はないと強調されていた。

また「AIR-POT」で栽培された植物の底面は平のため、丸い根鉢と違いまっすぐに立つので、並木のような揃った植栽が要求されるところでは扱いやすいとのことであった。

 

また従来の方法でも樹木は栽培管理できるが、「AIR-POT」のおかげで数パーセントは枯れずに済んでいる。たかが数%と思うかもしれないが、何千万本の植物を扱う私たちにとっては、ものすごい数の植物の命を救うことができるとのことであり、経営にも大きく寄与しているとのことばがとても印象に残った。

最後には今後の情報提供もしていただけると力強い支援を受けて最後の研修を終えることになった。

研修終了後、ガトウィック空港に移動し、ここで3日間お世話になったジェイミーとジョージーとお別れ。

本当にお世話になった。彼らの素晴らしい研修プログラムに感謝である。本当に多くを学ばせていただけた。この学びを日本に持ち帰り伝えていきたいと思っている。

そしてこの3日間。日本語すらまともに話せない又右衛門の難しい通訳をしていただいたYUKOさんともお別れである。本当にお疲れ様でした。おかげさまで充実した訪問となりました。ありがとうございました。この場からもお礼を言いたいと思います。また再訪した時にお会いできるのが楽しみである。

そして私とNobuhiroは、国内線でニューキー空港へと向かった。

約1時間でとてもコンパクトなニューキー空港に到着。ここからホテルに移動してチェックイン。日没の22時までに少し時間があるので、周辺を散策した。

海沿いの宿泊地周辺はとても美しく素敵な風が吹いていた。

明日も一日歩きまわることになるであろうから、できるだけ早く横になれたらいいなと思いながら、ひたすらコーヒーを流し込みながらジェイミーやジョージーにお礼のメールを書き、いつの間にか机でパソコンを抱えるように寝てしまっていたようである。まるで高校の定期テスト前のようで面白おかしく感じた。さてと、きちんとベッドで寝なおして明日に備えよう。とても楽しみにしていた1日が待っているから・・・・・。