四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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私たちの事業のメインでもある生花卸。関西の仲卸にとっては年間で1.2を争う繁忙期である。
そして今年も猛暑の中、各部署が一生懸命取り組んでいただき、数字こそは厳しかったが、何とか事故やトラブルなくお花を提供することができたと思う。毎年取り組んでいただいている協力会社やスタッフには感謝である。
そのような中、私は、苦手な文章作成控えながら目と頭を休め、みんなの仕事を邪魔しないように、ひそかに新しい取り組みを企てていた。そのため久ぶりのブログアップとなる。

その一つはお盆休みが関係のない行政の取り組みである。興味深い取り組みが発表されたので、さっそく直接電話でアポを入れ訪問をさせていただいた。
そして担当者の方に私たちバラエングループの取り組みや提案をさせていただいたところ、関心をもっていただけため、こちらも引き続きこのプロジェクトを注視し、再度提案をさせていただくことを約束することになった。まだまだ5年以上先のプロジェクトであるが、何らかの形でも取り組めたらと思っているので楽しみである。
さ~~お盆も明け、周囲も動き始め、私も出張が続くので、合間を見ながらブログアップをしますので引き続きよろしくです。ただ文字は少な目ですが~~。
8月10日は、ライオンの日である。私にとってライオンという言葉は、普段めったに見ないが映画のタイトルを連想する。それは「風に立つライオン」である。
そしてこの主人公の生き様に胸をうたれたのを覚えている。そしてその映画の主題歌も深く心にささっていて、私は同じことはできないが、このような強い想いをもって悔いのない人生を送りたいと思っている。

※写真はフリー素材になります。
色んなお考えやご意見もあるでしょうが、私は花き園芸業界において、に向かって立つライオンでありたい。
昨日今日と大事なミーティングのため関東方面へと向かった。

交通手段はいつもの赤い飛行機。そして朝一番のフライトである。この飛行機に乗るためには朝5時45分には家を出なければならないため、わりに早起きが必要である。

特に遅延などのトラブルもなく、機内ではミーティング資料の読み込みを行いながら横目に富士山と周辺がおりなす素敵な景色を観て、とても気持ちの良いフライトになった。

電車を乗り継ぎミーティングの1時間前に横浜に到着。ミーティングの時間までカフェで作業し時間となったので会場入りをさせていただいた。
ミーティングのお相手や内容についてはお話できないが花き園芸業界の発展のためになるのであれば業界人の一員である責務として取り組んでいければと思っている旨をお伝えさせていただいた。
その後は都内に移動。以前から大変お世話になっている企業を訪問した。この企業とは必要とされていた植物の手配をさせていただき、難易度のあるものであったが無事に定着し、順調であるとのこと。グループ会社開発の資材も役立ったようでホッと胸を撫でおろすことができた。どのような植栽であるかはまたOPENしてから報告をできればと思っているのでお楽しみに。

ミーティング後は新たにできた施設をご案内いただきながら次なる取り組みについてもご相談とご依頼をいただくことができ大変うれしく思えた。とても楽しみである。

その後は周辺の植栽を拝見しながら自分たちであればどのように行うかなどを考察しながら時間のある限り観察をさせていただいた。

2日目は朝から急遽のWebミーティングと都内にて管理されている施設の土壌トラブルの相談などを対応させていただき、お昼前にホテルをチェックアウト。ちょうど良いタイミングであったので新橋ビルにあるお店でランチをいただいた。

名物の「中おち定食」である。まぐろステーキやサバなど海鮮中心にメニューにはいろいろなものが多くあるが、ほとんどのお客様はこのまぐろの中落ちが山盛りの定食を頼んでいる。まぐろ好きにはありがたいメニューである。
ここで腹ごしらえをして表参道へと向かう。ここでは以前から親しくしている代表の会社を久し振りに訪問した。相変わらず素敵なオフィスである。
そこで代表をまじえて担当部署の方々とバラエングループの取り組みなどをご紹介し、いくつか提案をさせていただいたところ関心を持っていただくことができ、早速アクションを起こしていくことになった。これもまた楽しみなプロジェクトになるであろう。
その他にも情報交換をさせていただいたが、やはり伸びる会社は感度が高く、そしてアクションが猛烈に早い。私もスピード感はとても大切であると考える人なので大いに共感できることもあり、早速取り組みたいと直感的に肌で感じた。

ミーティング終了後、灼熱のアスファルトの上を歩きながら、懐かしいパートナーと立ち話をし、私は帰路に着くことにした。
今回の2日間。とても有意義な時間となった。さ~~ゆっくりしている時間はない。帰って早速準備に入ろう。期待で胸が躍る。
先月末、タイから帰国し、数日間は今秋に施工する大きな案件の打ち合わせに、植栽管理担当と現地へと入った。
現地には、クライアントの代表の方をはじめ、スタッフの方々、建築施工会社、造園のプロなどが集まり、日程調整はじめ現場での打ち合わせなどが行われた。
弊社の担当もしっかり意見を述べる姿をみて、本年度の大阪・関西万博などに関わりながら実績を重ねて逞しくなった姿を頼もしく思えた。

ちなみにこの写真は数か月前に同じクライアント様からご依頼いただき植栽させていただいた横長のオリーブは樹齢約1,000年のオリーブ。ちょうど同じ畑から、同じ時期に日本に来ていただき、今は都内の国立競技場の玄関口ともいえる公園に設置されているオリーブと兄弟と言える大樹である。

もう一枚は、クライアントの方々をスペインの展示会にご案内した時に、皆さんでとても気に入られた1本である。展示会では葉を多くたくわえていただが輸入のためにカットしたため、その頃のイメージは違うが数年後には、しっかり葉を茂らせ雄大な姿になっているであろう。とても楽しみである。これも植栽担当が監督し無事に終わらせた仕事である。他にも各部署各担当は日々努力し多くの実績をあげてくれた。本当に嬉しく思っている。
そして今日から8月。グループの代表企業である薔薇園植物場は新年度を迎えることになる。昨年度は花き業界としてかなり厳しい1年ではあった。私たちもご多分に漏れず、昨年度を上回る数字を残すことができなかった。ただ数字こそ残せなかったが、育つスタッフが増え、数年前から種まきした事業がいくつか芽を吹き始めたので、悲観することはない。むしろジャンプする前に、屈んでいる状況であると思っている。
世間を見れば政局も大きな変化が起ころうとしている。私たちグループも創業145年にこそなるが、先人の功績や教えを大切にしながらも、常に多くの新しいものを取り入れて時代の変化についていけるような企業にしなければならない。いやむしろ変化を起こすことができる企業をめざし引き続きチャレンジをしていきたいと思っている。そのためには、社内にとどまらず国内外から、新しいパートナーを招き入れ一緒に活動をしなければならないため、私たちの考えに共感いただけ、一緒に歩んでいただける方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けくださいませ。楽しみに待っています。
さ~~新たな年度。頑張っていこう。体力と気合は十分だ。
沖縄から帰り、荷物を片付け、少し眠ると朝。そして今日は以前から訪問が中々叶わなかった武田薬品 京都薬用植物園を訪問することができた。
京都薬用植物園の方々とは、毎年開催される日本植物園協会の総会では顔を合わせており、お話もさせていただけている関係で、会う度に近々訪問させていただくと言いながら、うまく時間調整ができずにお伺いできずで、2年越しで今日やっと訪問させていただくことができた。
朝、宝塚、豊中を出発した時は、相変わらずの雨。それもどしゃ降りであった。そのこともあり、道は渋滞し約束の時間に少し遅れてしまったが、何とか無事に到着することができた。

しばらく山沿いの細い道を縫うように車を走らせていると、目の前に素敵な園が見えてきた。そして門をくぐると、とても素敵な建物が見えてきた。ここが植物園の事務所である。その建築は植物園の事務所とは思えない素敵な建築であった。そして玄関を入ると遅れたにも関わらず笑顔で私たちを出迎えていただけた。

そしてとりあえず荷物を置かせていただき、まずはタケダの歴史に触れることができる展示部を特別に案内付きで拝見させていただけた。

会場内には歴史的な展示物が多くあり、とても興味深く拝見することができ、今まで知らなかった薬について学ぶことができた。ただ私にとっては先代から代々引き継がれ、さらにはいち早くグローバル化をしてきた企業精神に多く学ばされ「世界に尽くせ」という言葉が深く胸に刺さった。
しばらく展示物を拝見させていただいたが、このままではキリがないので一旦場所を応接室に変えて、バラエングループの取り組みや開発している製品の案内をさせていただくことにした。
私たちからはいくつかの製品の説明をしたところ興味を持っていただくことができ、さらに私たちから共同でのテストができる機会をもっていただければ、積極的に関わらせていただくことの提案を好意的に検討いただき、さっそく試験導入をしていただくことになりそうである。多くの症例や特許も取得はしているが、まだまだエビデンスが足らない私たちにとっては、とてもありがたいことである。今後が楽しみである。
そして室内でのミーティングを終え、せっかくなので雨ではあるが薬用植物園を見学させていただいた。

園にはハーブをはじめいろいろな植物が植えられている。それも見たことはないが聞いたことがある植物が多く、ネームプレートを見ているだけでも楽しくなる。


さらに、特別にその葉を食べさせていただけた。ハッカでスッとするものから、ピリピリするもの。


ものすごく苦いものから甘いものまで、口の中が混乱するほどいろんな味を楽しませていただけた。その味に一喜一憂する私たちはまるで少年少女のようなものであったと思う。

特に温室内のバニラは見事であった。
この園では、今ではこの植物をつかって薬をつくっているとかビジネスにつなげているのではなく、この園を運営することでより多くの人に、薬の歴史や由来、役割などを伝えていくために運営しているとのこと。本当に素晴らしい取り組みであると感じた。

今回は雨のためゆっくり時間をかけて観ることができなかったが、それでも結構長い時間楽しませていただけ、とても有意義な時間となった。本当にお世話になりました。是非時間をつくって再訪したいと思います。ありがとうございました。そして一緒に取り組めることを楽しみにしています。

そして帰り際には、園の横を流れる川に堆積する白川砂を眺めながら、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にした。
午後からは、車を走らせ大阪市内へと向かった。時間がタイトなので途中コンビニで簡単に燃料補給し、いつもお世話になっている神戸植物防疫所へと向かった。
今回の訪問は明日、輸出する植物の検査である。検査は無事に合格し、書類を受け取った後に帰社。雨がまだ降り続いている中、輸出用の植物の荷造りを行い、準備万端で帰宅し、後は自分の荷物をつくるだけとなった。
帰宅後遅くまで荷造りはかかってしまったが、何とか日付が変わるまでには終わることができ休むことにした。さて明日からまた海外。少し疲れ気味だが頑張っていこう。
2日目。現地パートナーは朝暗いうちから作業。私はデスクワークを行い、ホテルを9時に出発し、昨晩に続いてコアなメンバーでとても大切なミーティングをカフェで行った。

そして早めにランチをいただき、一人は現場に戻り、私とパートナーは、先日掘り上げたベンガレンシスの状態を確認するため、新しく設置された圃場を訪問した。


AIR-POTに植えられたベンガレンシスは順調に生育しているようである。このようなサイズは、すぐに行き場所が決まるわけではないが、ぴったりはまる施設はあると思うのでしっかり管理しながら、その機会を待とうと考えている。このブログをみて気になる方は是非ご連絡をいただければである。
その他にもパキラやエバーフレッシュの畑をチェックさせていただき、今後について話をおこない次の生産者のところへ行くことにした。

ここは以前から大変お世話になっている生産者。その腕前はピカイチで誰もが認める沖縄を代表する生産者である。ここの代表とは以前から大変懇意にしていただけており、弊社の西田氏とは特別な関係でもある。

まずは生産中の植物を拝見させていただいたが、この精度には驚かされる。さすがの一言である。そして職人さんも全て一流で手際よく確実に進めていく姿は美しさを感じることができた。
そして事務所でしばらく市場流通の変化を受けて今後の展開についての意見交換をおこない、安定した品質の高い花き生産品の供給を続けるために引き続き協力をしながら進めていくこことなった。
そして今晩のディナーミーティングに向かう前にホテルで汗を流した後、会場へと向かった。今晩の会場は名護に嫁いだ娘がバイトする質のかなり高い民謡を聴くことができ、さらに美味しい地元料理がいただけるお店である。

そこに今回の名護プロジェクトの起案者であり中心人物のN氏、そして若手No,1といえる園芸家のW氏と又右衛門、それに加え、地元に移り住み今回のチョリシアの植え込みも行ってくれ、大きな工事もしっかりこなすY氏が加わり、役者も揃った中でしっかり夢を語り合うことができた。

その私たちの更なる結束の深まりと、次のステージに向かうことを応援し祝うかのように三線と唄で師匠とお弟子さんとで盛り上げていただけた。そしてその姿を見ている長女の笑顔を見ることができたのがとても嬉しく、この事業をさらに大きく進めていくことへの勇気づけにもなった。

この夜は語り合い、唄い、踊りながら「これぞ沖縄!」を体感し、久し振りに駆け引きなく盛り上がった夜となった。
翌朝は名護でのプロジェクトを進めるにあたり、多大な協力とご指導をいただいている地元の武国建設さまに今後についての方向性を報告に伺った。
事務所では金城社長はじめ専務や常務までお忙しい中ご参加いただき、私たちの報告にしっかり耳を傾けご指導や支援などの温かい言葉をおかけいただけた。さらに金城社長は、又右衛門ブログまでをお読みいただけていて、今回のシンボルツリーの到着も我が事のように喜んでいただけ、本当にありがたく思えた。

そして今、目の前に見えている景色が着地点でなく、そこからさらに拡がる第二ステージへの想いをパートナーと伝えさせていただけ、ありがたい支援の言葉もいただけとても心強く思えた。その後最後に会社の前で記念写真を撮らせていただけ、近いうちの再訪を約束して次へと移動することになった。

近くでそばをいただいている間も都内の花き業界であれば皆が知っている企業の社長や市場から今回の取り組みについて問い合わせの電話が続くなど、多くの人の期待を背負っているのを実感できている。ただ慌てると躓くこともあるので、しっかり地に足をつけて焦らず急いで進めていきたいと思っているので興味のある方は直接ご連絡をいただければと思っています。

その後は生産者のところに向かい、弊社開発の資材の試用をしていただくために納品に向かった。きっと良い結果を出せると思うので期待をしたいと思っている。
これで今回の沖縄訪問のミッションは全て終了となったので、パートナーに那覇空港まで送っていただき、近いうちの再訪を約束してそれぞれの航空会社へと向かうことになった。

今回の訪問で達成できなかった項目もあるが、予想以上に前に進んだこともあり、非常に充実した訪問となったことを振り返りながら今機内でパソコンでこのブログを書いている。
さて明日は京都と輸出の検疫で大阪である。明日も忙しい1日。頑張っていこう(^^)/
今回の沖縄訪問目的は、先日パラグアイから無事大阪に入港し、植物検疫をパーフェクト合格した後、沖縄名護に移送させたケイバ インシグニス(チョリシア)の着荷と設置状態の確認と、その他育成中の植物の確認、そして進行中のプロジェクトについての重要な打ち合わせと植物園訪問である。

14日朝、暗いうちから起床し1日早いが、自宅 会社にて15日恒例である神棚の榊交換を行ってからいつものJALにて那覇空港をめざした。
途中大事な契約ごとに必要な印鑑証明を用意しながら何度もチェックしておきながら机に上に忘れてきてしまい、かなり焦ったが今はコンビニでプリントアウトできるとのことで、何とかフォローでき沖縄入りをすることができた。

那覇空港には定刻より少し遅れての到着。そこには現地パートナーが迎えに来てくれていており、早速車に乗り込んで北部をめざした。

北上中に、日本植物園協会でもお世話になっている東南植物楽園を訪問した。以前に弊社開発資材などをお預けしており、そのテストの進捗状況などを確認する予定であったが、担当の方が体調を崩されたので、詳細の確認ができず、バックヤードを案内いただき現状把握をし、9月に再度訪問し、実際に私が施工することを約束することになった。

そして北上しパートナーの本家敷地内になるガジュマルをチェックさせていただいた。この素敵なガジュマルが現状の計画であれば整備によって行き場がなくなるとのことで、それであるならば進行中の名護プロジェクトに移設ができればとのことである。とても素敵な樹であるし、今まで地域の方々に愛され、地域の方を見守ってくれていたであろうと思うので、その考えに大いに賛同させていただき、早速進めていきたいと思った。ただこのような樹であるので簡単にはいかないため、かなり事前準備も必要なので、引き続き進めていこうと思う。とても楽しみである。

続いてさらに北上し、名護プロジェクトの中心地である伊差川に到着。年の初めにハウスは完成し、晩春に貯水タンクを埋設させ、後は順次植物の搬入となる。

そして先々週に遥か遠い国パラグアイから大阪にやってきてくれた2本のチョリシアが無事にパーフェクトで植物検疫を合格したので、そのまま沖縄へ移送し先週末に名護に到着。※チョリシアがどのような樹であるかはブログの最後に記載していきますね

そして現地パートナーが設置をしていただけた。素晴らしいプロの腕前である。これであれば台風でもOKであろう。大きなハウスの両脇に2本の巨木が凛と立つ姿は、まるで風神雷神のようで存在感抜群であった。
以前よりここのハウスが建った頃から、周囲の人は何ができるのだろう?と強い関心を持っていただいているようだが、さらにこの2本のシンボルツリーが入ることで、その注目度は高まると思っている。また約1週間後にOPEN予定であるジャングリアと近隣のため、そこを訪れる人の目にも入ると思うので、もっと注目されると思う。当初はジャングリアのOPENまでに完成させようとも思ったが、地域の状況などを踏まえて考えると、無理にOPENを合わせることは得策ではないと考え、じっくり無理せずに進めていこうと思っている。
いずれこの施設の名称や目的、どのようなメンバーで行うなどはあらためて発表をしたいと思っているが、花き園芸業界で世界的に注目されるメンバーや、日本を代表する腕前のプロフェッショナルが力を併せて取り組むので大いに期待していただければと思うし、バラエングループ次世代の取り組みになるとも言えるので、自らも大いに期待している。
そして現場の打ち合わせを終えた後に、カフェで今後についてのミーティング、続いてディナーミーティングをコアなメンバーで腹を割って話し、考えは大筋で合意でき、お腹も心もいっぱいになったのでホテルの部屋に戻り明日に備えることにした。
ケイバ インシグニス(チョリシア)
Chorisia insignis
アオイ目パンヤ科
学名:Chorosia insignis (Ceiba insignis)
生産国:ブラジル、アルゼンチン
別名パラボラッチョ(Palo Borracho)はスペイン語でPalo(樹)borracho(酔っ払い)の意味です。ブラジルからアルゼンチンにかけての南米原産のアオイ目パンヤ科セイバ属の熱帯落葉高木です。冬になる果実は、紡錘形で中に長い綿状の繊維に包まれた種子が多数あり、6月ごろ実が割れて、風媒花として飛散します。この繊維は、昔は毒矢を防ぐ防矢チョッキに使われたそうですが、今はクッション、ぬいぐるみ、枕等の詰め物に使われています。材は軽いので、漆器や下駄の素材とされ、南米では樹木が街路樹として利用されます。 同科の樹にバオバブ(Baobab)などがあります
今日は地元兵庫県のまちを久し振りに訪問した。今回の訪問目的は、バラエングループの開発した技術や製品を活かした農業展開による「ひとづくり」「まちづくり」である。

そのためにまずは地域で長年積極的に活動されているN氏と面談をさせていただいた。N氏はとても能動的に活動されている大先輩であり、積極的に様々な取り組みをされている。そのような中、私たちの活動にも共感をいただけ、今回私たちの訪問を歓迎いただけた。
ミーティングではお互いが思ったことを正直に伝え合うことができる貴重な機会となり、多くのことが明確になったため、今後に向けて協力関係をさらに強化し取り組んでいくことになった。
どのような取り組みかというと目的としては、環境に配慮した農業を通じた「ひとづくり」、「まちづくり」をめざそうというものである。
その目的達成のために「ひとづくり」は、町民方々と共に環境に配慮した農法を共有しながら米生産を行うことで技術の向上とともに人とひとの繋がりを高め、「まちづくり」としては、地域生産米として町内や学校給食などで消費することで町民の健康増進と共に町外にも積極的に発信、販売をおこなうことで、町のブランドを高めていこうと考えている。
具体的な手法としては、この地に流れる神の河から得られる澄んだ水、健康な苗に、私たちの開発した資材や技術によって健康で美味しいお米を生産し、神河又右衛門米として全国展開をめざすというかなり厚かましい考えである。確かに大きすぎる目標かもしれないが、この地の豊富な水と今まで培ってきた技術を有すれば、他地域のブランド米と肩を並べることも夢ではないし、そのプロセスを多くの方々と協業することで、かけがえのないものが得られると考えている。

また又右衛門は変わったことを考えていると思われるかもしれないが、来年の秋には美味しいお米でつくったおにぎりを一緒に食べたいと思っているので楽しみにしていてくださいませ。
週末、急遽 福島県に行くことになり仙台空港経由で福島へ行ってきた。そして帰阪後の週明け、荷物を持ち換え八丈島を訪問してきた。今回の訪問は昨年より始めた八丈島プロジェクトの進捗確認とその他の打ち合わせのためである。

まず伊丹空港でお土産に大変喜ばれる「りくろーおじさんのチーズケーキ」を買い込む。たまにしかいかないが店員の方も顔を覚えていただいていて、いつものように笑顔で送り出していただけた。

羽田空港で赤い飛行機から青い飛行機に乗り換えて、少し遅れたが無事に八丈島空港に到着。そこにはパートナーであるI氏が迎えに来ていただけていたので早速車に乗り込んでまずはこの村の重鎮であるT氏に挨拶に伺う。T氏は以前より私のことをとても気にかけてくれていて、訪問をとても歓迎してくれている。とてもありがたい大先輩である。
数か月ぶりの対面のため、現状の報告と今後の進め方などの相談をさせていただき、世間話も交え、終始笑顔で話をさせていただくことができた。

続いて、前回訪問時に又右衛門セレクトプランツとして確保をしていただいている農場に向かうことにした。ここにはとてもユニークで魅力的なロべがある。ロべとは私たち業者間で言われるもので正式にはフェニックスロベリニーである。通常は1本のまっすぐに立った幹の頂点に葉があるのが殆どであるが、この写真を見ていただくと頭が8つもあり、とても希少なものになる。おまけに大きすぎずバランスも良いとての価値ある1本である。


これは昇竜のようなフォルムで一目惚れしたロべたち。どれもが美しい曲線美で個性的なため、龍好きの又右衛門が一目惚れした逸品。このような逸品は見かけた時に確保しなければ次にいつ出逢えるかわからないのと、どれもが魅力的のため、数本だけを選ぶことができず、それならめぼしいものを全てと思って確保させていただいたものである。我ながらこの品揃えにドキドキしている。

他にも発色の良いヤシなどをチェックし、追加で新たなものにもマーキングさせていただくことができた。

その後I氏の圃場に行き、出荷準備中のシェフレラをチェックさせていただいた。I氏は芸術的なセンスと栽培技術を併せ持った特別な腕前を持ったプロフェッショナルで、昨年より私たちと新たな取り組みを始めていただくことになったかけがえのないパートナーである。



写真を見ていただいたらわかると思うが、他にはないものが殆どで、生産品と言うより作品という言葉がふさわしいものばかりである。このような作品は園芸店の枠を越え、インテリア業界などで大いに歓迎される植物であると確信している。

他にも他とは違う視点で生産した植物作品を世に出しているので目が離せない存在である。このような植物をどのような機会を起点に販売開始をするか、ただいま模索中である。

個人的にはI氏と又右衛門による個展のような感じで開催できればとも思っているので楽しみにしていただければと思う。気になる方は又右衛門までご連絡をいただければと思う。


そして夜は、いつものメンバーに加えて、長年八丈島で活動しているパートナーと合流して、ビジネスミーティングであり、宴会のようでもある食事会を開催していただき、明日葉の天ぷらや、海苔、島寿司などをいただき遅くまで尽きることなく、色々な話ができ、決起集会のようでもある、七夕の素敵な夜を過ごすことができた。
翌日は昨晩お世話になった方の圃場を訪問させていただいたり、さらに追加にて植物の確保をさせていただきいったりしてきた。そして最後に昨日続いて大御所のT氏のところに新たなメンバーと一緒に顔出しをして、交流を深めながら今後に向けての決起集会とも言えるような力強い後押しもしていただけるとても意義深い時間となった。その後早い再訪を約束して後ろ髪をひかれる思いで帰路に着くことにした。

帰りも青い飛行機赤い飛行機を乗り継いで無事に伊丹空港に到着。中身の詰まった二日間となった。さてさてまた面白いことが始まろうとしている。ご期待ください。そして一緒に楽しみましょう(^^)/
韓国から帰国し、氏神様参拝や重要なミーティングを終えて、海外からの貨物の到着連絡が入った。それはケイバ インシグニス。別名チョリシア。

パラグアイから約3ヶ月という長い船旅でやってきてくれた。そして港でバンカクをさせていただいた。バンカクとは本検査を行う前の事前検査で、これをパスすると実際にバン出し(コンテナからおろすこと)を行って植物防疫所の方々による植物検疫(検査)を行っていただけるのである。

バンカクは問題なくOKをいただけ、植物自体も根は当然カラカラに乾いているが(むしろ乾いてなければ問題)幹肌を見る限り、写真のように緑が見えているので十分生きている。また写真では撮れなかったが新芽も出ているので一安心である。あとはコンテナからおろして本検査を行っていただき、見事合格すれば日本に上陸と言うことになる。とても楽しみである。

そして翌日は、又右衛門のスペインでの活動を長年サポートしてくれており、昨年バラエングループのスペイン事業所の開設にあたり責任者として就任いただいたMakiko氏が大阪営業所にやってきてくれた。彼女は堪能なスペイン語と大阪弁を操る、とても頼りがいのあるパートナーで、なくてはならない存在である。

そこで簡単にミーティングを行い、大阪営業所の案内とスペインから届いた植物をチェックしてもらった。
そして再びミーティングを行いながら、情報交換を行っていると、あっという間に時間が経ってしまい、私は次の会議に出席する時間になったので、次のスペインでの再会を約束して名残惜しいがここでお別れとなった。
しばらくの間に韓国やパラグアイ、スペインなど色んな国からの訪問があり、ちょうど大阪・関西万博が開催しているからもあるからであろか頭の中では「こんにちは~~♪こんにちは~~♪世界の国から~~~♪2025年のこんにちは~~~♪」の歌が流れていた。
そんな感じで今週もあっという間に終わり。週明けからはまた海外。といっても日本の海外が続き、そして本当の海外出張となる。
おかげさまで目はだいぶ治ってきているので、あと少しの辛抱かな。さ~~来週も頑張っていこう。どのような週になるか楽しみである。