四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

朝一番今年初搭乗のため伊丹空港へと向かった。今日は出雲へと向かう。

昨年の神在祭には出張のため参拝ができず、昨年同様に年が明けてからの参拝となる。ただ今回は5日が花き市場の初市があるため、今日4日の日帰りとなる。そのため滞在時間をより長くするためにも朝一番の飛行機で出雲縁結び空港へと向かった。

今日の天気予報では降水確率が50%。私は0%の時でも雨が降ってしまうぐらいの雨男なので、今日は雨を覚悟して出雲空港到着。ただ機内アナウンスでは小雨ということであったが、実際にレンタカーの営業所では雨も上がっていた。

手続きを終えて車に乗り込もうとした時に、霧雨が降り始め、私の体を洗うかのように濡らしていった。そして前に目を向けるとくっきりとした虹がかかった。まるで元旦の市場での出来事と同じであった。出雲に来るときには、よくあることではあるのだが、辰年ということもあり、水が好きな龍がご機嫌なのかな~~と考えながらの出発となった。

車で約45分。まずは出雲大社に到着。4日ということもあり少し空いている。難なく駐車場に車を停めることができ、参拝させていただくことができた。

まずは祓いの社、そして本殿、十九社、素鵞の社、神楽殿、上の宮など摂社末社をお詣りさせていただいた。

そして稲佐の浜にて海に向かい、昨年の報告と今年の想いを伝えさえていただき、しばし色んなことを思い浮かべていた。

その後日御碕神社を参拝し、また少しだけ移動し、隠ヶ丘を参拝した。隠ヶ丘とは、素戔嗚尊が国造りの後に柏の木の葉を取り「わが魂はこの柏葉の止まる所に住まむ」仰り投げられた葉が止まった場所とのことである。

その素敵な空気をいっぱい吸い込ませていただいた。その後大好物の焼きイカなどを、お昼ご飯としていただくことにした。いつ食べてもこのイカ焼きは本当に美味しい。一昨年前まで神迎神事に参加させていただいたときには、その当日は、神様をお迎えするお手伝いをする海の生き物を食することはタブーという考えもあるので、毎年控えてはいただが、その日を除けば全く問題がないため、今日のようにいただくことができる。海鮮が好きな私にはお正月の参拝は好都合でもある。

ちなみに神在祭が終わる神去出祭では、神様は空から帰るとされているので、鳥などを食することは避けているとのことである。ただ近年はそのような慣習はほぼ風化しているようではあるが。

海から一転、山側に車で約1時間30分移動、須佐神社を参拝させていただいた。この神社はその名の通り素戔嗚尊が主祭神である。私は、素戔嗚尊を崇めさせていただいているので、毎年欠かさず参拝させていただいている。ある縁で繋がりもう十数年お詣りさせていただけていることに感謝である

本殿にお詣りさせていただき、大杉さんにも願い事をさせていただいた。何をお願いしたかは内緒であるが毎年お願いしていて、少しずつ叶えていただいているように感じている、本当にありがたく思う。

お札、破魔矢をいただき、令和7年に遷宮とのことなので、わずかであるが個人として奉賛させていただいてきた。

摂社をお詣りし、境内に沿って流れている須佐川にて持参した出雲勾玉などのブレスレッドやネックレスをお清めさせていただいた。

全ての参拝を終える頃には夕方になり、これ以上の参拝は無理なので、帰路の途中で昨年に納品させていただいた樹齢約1000年のオリーブの様子を見に行かせていただいたが、陽が落ちかけていたのと立ち入り禁止となっていたため遠目でオリーブくんたちに挨拶をして、空港へと向かうことにした。

空港に到着したころには、すっかり陽も落ちて、雨も上がっていた。これで日帰りの出雲参拝を無事終えることになった。さ~~今年もお導き頂ながら、しっかり前へと進んでいこう。楽しみがいっぱいである。

お正月三が日は、元旦の氏神様の参拝。本社、営業所への初出社、2日3日は、自宅で私一人と4匹の保護ネコちゃんたち(レン、チー、ハク、キジ)とで一緒におせちの残りをつつきながら穏やかな気持ちで、月末に控えた講演の準備に没頭する予定であった。

しかし元旦の夕方に、TVから石川にて居住するNPOの先輩から連絡があり、能登が大変なことになっているとのことであった。そしてほとんどTVを観ない私だが、スイッチを入れると各放送局から地震の速報が繰り返し報道され、特に輪島の惨状には驚かされた。

続いて来た連絡では安全確認はできたが親戚の家が半壊であるなど、元旦早々悲しいニュースが飛びこんできた。そしてこのタイミングで石川の実家に向かっている家族に連絡をとると、実家の義母も大きな被害もないとのことで一安心することができた。私も阪神大震災で震度7の経験者であるため、その恐ろしさ、まだまだ迫りくる恐怖や不安は十分に理解できる。今はとにかく被害が最小限に収まり、まだまだ先の話になるが、1日も早く日常を取り戻されることを願ってやまない。

私はニュースに半分気を取られながら、ネコちゃんズと一緒にご飯を食べながらPPTの資料作成をしながら過ごさせていただいた。例年であればこの辺りで我が家の白猫のハクのお腹にみかんをのせて鏡ネコとしてアップさせていただいてきたが、ハクは昨年の夏ごろから体調を崩してしまい、何度かの手術を繰り返し、今はガリガリに痩せてしまっている。

その姿を観ながら、もう来年のお正月は一緒に迎えられないであろうと思うと、どうしても涙が流れてきてしまう。今は治療もなすすべもないため、少しでも辛さの軽減ができればと思い、マリネックスを投与しながら、何とか過ごしてくれている。

あと何日一緒に過ごせるかはわからないが、一日一日を大事に一緒に過ごしていければと思う。

謹賀新年2024!!!

毎年のように平和な元旦の朝を迎えることができました。朝といってもまだまだ夜は明けてはいないが・・・・・

そしていつものように自宅の神棚を祀らせていただき、準備を整えて氏神様へと向かうことにした。

まずは自宅、本社の氏神様である東の宮 松尾神社を参拝させていただいた。まだ朝も早いことから境内に参拝者は少なく、本殿でお詣りをさせていただいた後、宮司さまに新年のあいさつをさせていただくことができた。

続いて境内の猿田彦様、薬師如来様をお詣りし、場所を移動し西の宮である天満神社を詣せていただいた。

その後、本社に移動して神棚を祀らせていただき、大阪営業所へと向かうことにした。

元旦ということもあり、道路は空いており約20分で大阪営業所に到着。そして氏神様である春日神社を参拝し昨年の御礼と新年の挨拶をさせていただき、各摂社もお詣りさせていただいた。

簡単に境内のゴミを拾わせていただき、事務所に戻って各神棚を祀らせていただき、無事に新年を迎えることができたこと御礼を伝えさせていただいた。

活動の拠点であり、いつも大変お世話になっているJF兵庫県生花 大阪本部の中心で、新年の挨拶と日頃の感謝を伝えようとしたとき、急に霧雨のようなものが降りはじめ、くっきりとした虹が浮かびあがった。

私は龍神様や出雲に参らせていただくときに、よく同様のようなことがある。神職の方々には、このような時は龍神がおいでになりますよといわれることが多々ある。

私には特別な能力がある訳ではないが、辰年生まれということもあり、いつも龍神様を拝ませていただいている。そのためにいつもお正月のお神酒は龍の名のついた日本酒にさせていただいている。そのため今年は「白龍」というお酒にさせていただいた。

お神酒で「又右衛門」と書かせていただいたが、全く読めるようなものではなかったが、想いは通じていればありがたいと思う。

今年は辰年。偶然とはいえ、当たり年の最初の日に、特別な時間に身を置くことができたことは、強く後押しをしていただけたように感じている。本当にありがたい想いである。

さ~~節目の辰年。皆様と手を繋ぎながら共に昇る龍の如く、力強く邁進していきたく思います。今年もよろしくお願いします。

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。心より深く感謝申し上げます。

今年も多くの仲間と共に、晴れやかな気持ちで新年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご指導ご協力のおかげでございます。本当にありがとうございました。

来年の2025年には大阪・関西万博開催され、2027年のGREEN×EXPO 横浜園芸博覧会の開催にはあと3年と、カウントダウンが始まりました。花卉園芸業界にとっては、またとない変革のチャンスが到来したと思っています。

そのような変革の時代に自らのグループも、今まで培ってきた力を最大限に発揮し、業界の枠を越え、国境を越えて、「健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する」ために様々な挑戦を行っていきたいと考えています。

その目的成就のためには、皆様のご指導ご支援などがなくては達成できないものです。何とぞ変わらぬお力添えをお願いいたします。

今回の年賀に採用させていただいた写真は、移動中の機内からの写真です。私には龍のように見えました。今年は辰年。私は当たり年になり、人生の節目を迎えます。このような節目を健康で過ごさせていただけるのも、皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

そして何より2024年が、皆様にとって幸多き1年になりますことを心より願っております。

それでは本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

HAPPY GREEN YEAR 2023!!!!!

バラエングループ代表

四代目 金岡又右衛門

毎年同じような言葉で1年を締めくくらせていただき、手抜きのように思われる方もいらっしゃるかもですが、個人的には、今年も同じような言葉で締めくくらせていただけることこそが、何よりも良いことであると思っている。それは1年間、皆が同じ目標に向かって変わらずに取り組んでいけている成果であると思っているからである。

前年まではCOVID-19もあり、社会全体が閉塞感ある中での活動ではあったが、花き園芸業界にとっては必ずしもマイナスではなかったと言える。そして本年、様々な規制が緩和もしくは解除され、活動はしやすくなった半面、好調であった業界も以前の好調期の反動か厳しさは増してしまったようにも言える。

ただそのような中でも、私たちは様々な業態での活動をさせていただけるため、何とか大きな影響もなく現在がある。また私も積極的に国内外での事業に取り組みさせていただくことができた。これはひとえに世界に拡がるパートナーやいつも支えてくれるスタッフのおかげである。今年も欠けることなく同じく年末を迎えることができ本当ありがたく思っている。心より感謝である

振り返れば今年も多くの出来事があった。昔でいう今年の10大ニュースとしたら、一体どれを取り上げれば良いかわからないぐらいに多くのことがあり、多くの縁を繋いでいただけた年といえる。

さ~~来年はどのような年が待っているかちょっぴりの不安と大きな期待感でいっぱいである。

そして来年も変わらぬ顔ぶれに、欲を言えば新しい顔ぶれを迎え入れて1年間を駆け抜けられればと思っている。

有限会社薔薇園植物場ブログ (baraen-rosegarden.co.jp)

1年間この稚拙なブログをお読みいただきありがとうございました。何年何回書いても日本語がうまくならず、読みづらい文章ではありますが、皆様からの「ブログを読んでいるよ!」「日本語の意味が解らないときはあるけど。想いは伝わってくるよ!」という励ましの言葉に支えられて(おだてにのって)引き続き書いていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

最後になりますが1年間本当にありがとうございました。また皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

バラエングループ代表

四代目 金岡又右衛門

この度、園芸業界を代表する専門雑誌「グリーン情報」にてバラエングループである「アースフィール」社の取り組みを掲載いただけました。

「アースフィール」は私が薔薇園植物場の専務として国内の生産者を周らせていただいたときに、花き園芸生産者の健康被害や後継者不足などの問題に直面し、このままでは花卉園芸業界の将来は危ぶまれると強く感じ、何とか対策をしなければと思い、当時微生物農法研究会会長の永座康全先生を通じ、光合成細菌など世界的に名を馳せる京都大学 小林達治先生の指導のもと起ち上げた会社です。

NEWS – EARTH FEEL/アースフィール【地球に触れて、地球を感じて】

「アースフィール」のアースは地球。フィールは感じる、触れるという意味で、もっと地球に触れて、地球を感じて欲しいと言う意味で名付けさせていただきました。

本年で創立17年を迎えましたが、正直今まで、鳴かず飛ばずの会社で、ほとんど休眠状態でした。しかしながら私としては、いつ何時、現状の花き園芸生産が大きな問題に直面し、存続が危ぶまれた時のためにと思い、日々生態系を含む環境配慮を前提とした商品開発などの取り組みをおこない続ければならないと考え、細々ではありますが事業は継続してきました。

そして近年、SDGsやプラネタリーバウンダリーの概念などの高まりから、環境問題への意識が高まり、花き園芸業界以外からお声掛けいただけるようになってきました。

さらに昨年から、以前から大変お世話になっている上原秀夫氏の紹介により業界において多大な功績を残されている大手肥料メーカーの資材開発責任者や大手農業生産団体の役員や責任者などを歴任し、実際の農業に従事しておられる前川先生から継続指導をいただける機会に恵まれ、本年には新しい資材、技術を特許取得および申請する製品である自然生態系調和型資材を世に出すことができました。この肥料や技術は、今までの考え方や取り組みを覆すような画期的な資材であると言える。

そしてそのような取り組みを花き園芸業界に積極的に展開していく中、このように取材をしていただけることになりました。ありがとうございました。

私たちは「アースフィール」は、引き続き大地や生産者はじめ命あるもの全ての声に耳を傾け、『植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。』をモットーに、実直に取り組んでいきたいと思っています。

この度、花き園芸業界の情報を月に2回掲載されている花卉園芸新聞さまにバラエングループの取り組みを取り上げていただきました。

今回取り上げていただいたのは、秋田三種町(旧八竜町)における迎春用根引き松の事業を現地の生産者さまの想いを引き継いでいく取り組みについてです。

おかげさまで八竜松はお取引いただいた皆様に高い評価を得ることができました。すでに来年の注文もいただけるなど本当に嬉しく思っております。

記事の中にもありますが経理的には正直厳しい部分や、まだまだ多くの課題もあり、苦しいことはたくさんありますが生産者の方々と笑顔で取り組んでいけること、お取引いただいている皆さんに喜んでいただけることを励みに、引き続き「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。」ために自らできることを実直に取り組んで参ります。

先週帰国し、その間に山積みになったことや、新しいプロジェクトの打合せのための国内出張などを繰り返しているうちに、もうクリスマスを迎えることになりました。

私は、一般社団法人 テラプロジェクト(小林昭雄理事長)の専門委員、「みどりのサンタ」アンバサダーとして、活動をさせていただいていますが、今年は様々なプロジェクトが重なり中々コミットできずにいました。

ただ「みどりのサンタ」の考えである“都市と心にみどりを運ぶ”という目的のもと、クリスマスだけではなく365日、植物や地球の健康のために活動はしています。

まだまだ微力ですが、引き続き皆さんにご指導ご協力いただきながら実直に取り組んでいきたく思っております。

このような活動に共感、興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら是非ご一緒にと思います。待ってま~~す。

2023.12.05

願い

朝、ホテルでミーティングを終え、大切な打ち合わせのため移動。

またこの地を訪れることができたことへの感謝を伝えるために参拝をさせていただいた。

ちょうど私と同時ぐらいに本殿に向かい、お賽銭を入れ、鰐口を鳴らして手を合わせている親子がいらっしゃった。

しばらく私が、感謝を込めた祝詞をあげ、再訪できたことのお礼、植物や関わる多くの人への幸せへの願いを伝えさせていただき終える頃、親子から大きな声で「お父さんの仕事が見つかりますように。」「お父さんの病気が治りますように。」との願いごとが聞こえてきた。

私も、日々悩みながら、たまに藻掻きながら、中々思うようにはもどかしさもあるが、自分以外の人に対して願える今がある。あらためて一緒に歩み、助けてくれるパートナーに感謝し、その幸せを願わなければならないと感じた。そのような日になった。

週末メキシコからほぼ無事に帰国し、日曜は自宅で時間にせかされないデスクワークであったため時差ボケ以外はしているものの、体力は十分戻ったように思える。

今日は社内会議終了後、都内へ移動。ホテルに早めにチェックインを行い、急いで会議の準備をおこなった。

会議終了後の夕方、虎ノ門ヒルズへと向かった。立ち並ぶ高層ビルの森の真ん中にたち、3日前までのメキシコとのギャップをものすごく感じていた。

そして、虎ノ門ヒルズステーションタワーへと向かった。今日は、ご縁をいただき【TOKYO NODE 開館記念企画 蜷川実花展~Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠~ 内覧会】に参加させていただくためである。開場前から多くの人が詰め掛けていた。その中には、私と同じ人間とは思えないほどの素晴らしいスタイルの方々や雰囲気を持った方が沢山来られていた。世間知らずなので私はわからなかったが、恐らく著名な方々がいっぱい来られていたようである。

そのような中、ずんぐりむっくりの又右衛門は、夜景を観た後、開場と同時に人込みを縫うように作品を順番に拝見させていただいた。

展示には、美しいもの、

迫力があるもの

考えさせられるものなど、どれもが蜷川さんらしさがあり、圧倒的なものであった。

そのような異次元の体験に感動をさせられながら、植物の偉大さや魅力も再認識できる機会になったと言える。

観覧終了後には、蜷川さんがエントランス付近にいらっしゃり、皆さんのお相手をされていたので、私も以前に仕事で関わらせていただいたお礼もあり、ご挨拶をさせていただいてきた。

そして写真もご一緒いただけ、漲る魅力を間近で感じることができた。

(※関係者の方から許可をいただきアップしています。)

さらに会場には素敵な作品を世に出されているデータサイエンティストの宮田裕章さんも来られており、ご挨拶をさせていただくことができた。相変わらず素敵な魅力に満ち溢れた方である。他にも多くの方が沢山のいらっしゃる中、以前の又右衛門であれば気後れして、すぐにその場を離れていたと思うが、今回はそのような思いは少なくなり、十分に作品を堪能させていただき、ホテルへと戻ることにした。

虎ノ門ヒルズをでて振り返ったとき、また先ほどのように先週のメキシコの大地との違いを大きく感じていた。

大自然の大地の上にそびえたつ植物たち。そして大都会の地の上にそびえたつ建物たち。いずれが良くて優れているということはない。どちらも感動を与えてくれる。学ばせてくれる。どちらも本当に素晴らしい。

その二つの素晴らしさの中での違いは何か?とたずねられたらとしたら、やはり大自然、植物は私たちを生かせてくれているということではないかと思う。

私にはこのようなビルや蜷川さんのような素敵な作品を作ることはできない。しかし、私たちを生かせてくれている植物と隣り合わせで一緒に活動をすることができる。

また来場者のような美しさや煌びやかさもないだろう。恐らく数年前までであれば、その空間に尻込みをしてしまっていたであろう。しかし今の私にはそのような気後れはない。それは植物という素晴らしい生き物とともに、活動をさせていただけているという尊い役割を担っているという自負があるからであろう。

これからも植物への畏敬の念を抱きながら、活動をすることを誓いながら一人、アスファルトで固められた地面と大自然の大地との感触の違い、その足音となって聞こえてくる声に耳を傾けながら、夜は更けていき1日の終わりを迎えた。

さ~~明日は別のプロジェクトで、とても大切な畏れ多い方との打ち合わせである。しっかり役割を完遂していきたいと思う。楽しみである。