四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.12.22

又右衛門沖縄へ。名護プロジェクト オープンハウス開催

20日21日、沖縄名護プロジェクトを進めてきている拠点とも言える伊差川のハウスで期間限定のオープンハウスを行った。何故この場所で?何故この時期に?何故期間限定?と気にかけていただく方もいるかと思うのでそれは別の機会にして、両日の模様をオープンハウスになったかを写真中心に案内させていただきたい。

 

 

オープン初日は、やはり雨。さすがレインマン又右衛門である。しばらく沖縄で降っていなかった雨が昨晩から温室の屋根や、路面をたたいている。早い方では開場の9時間前、すなわち深夜1時からお並びいただけている方もいらっしゃる中、容赦なく雨が降り続く。そしてOPEN3時間前ぐらいから続々お越しいただけ、2時間ほど前には第一駐車場は溢れ、臨時で用意した第二駐車場へと案内することになった。スタッフの皆さんは、やはり又右衛門と笑ってくれてはいるが、少し責任を感じながらの初日となった。

 

 

OPEN1時間ほど前の少し小降りになった頃、又右衛門の活動を知っていただいている方がとてもきれいで精悍な顔つきのワンちゃんと一緒にお越しいただき、温かい支援の声をいただけた。ありがたいことである。

 

 

そして予定時刻10時に開場。背は高いが広く大きな会場とは言えないため、会場内は直ぐにいっぱいになり、一旦入場制限となる。

 

深夜からお並びいただいた方や早くからお並びいただいた方は、パートナーが生産した屋外アガベコーナーへと進まれた。さすがカリスマ園芸家と呼ぶにふさわしい人気度であり畏れ入る。

 

 

おいでいただいた方は私たちが買い出しにいった無料レインコートに目もくれず、冷たい雨に打たれながら、ひたすらアガベの品定めに集中である。まるで私が海外の産地や山に入った時と同じような感じである。

 

 

 

 

このような感じの混雑が延々と続き、売り場、レジの過度な混雑を避けるために入場制限を繰り返しながらが続き、順次入れ替えし、車でお待ちいただいた方順番にお入りいただいた。ちなみにこの日は沖縄で同様な植物ベントが4か所開催されているとのこと。そのような中、事前告知は殆ど行わずパートナーのインスタによって集まったお客様、他のイベントよりこのイベントを優先し来ていただいた方の多さには正直驚かされた。

 

 

ひっきりなしにお越しただけるお客様一人ひとりに親切な商品説明やとても丁寧な梱包が印象的で多くを学ばせていただくことができた。

 

 

外ではこのプロジェクトとの中心である人物、オーナー自らも来客対応だけではなく、自ら雨の中交通整理をしている。施工でお世話になっている人物も、スタッフも何ら隔たりもなく、このイベントでのそれぞれの役割をひたむきに行っていた。そしてみんなが腰を掛ける間もなく、ひたすら動き続け、気がつけば閉場の15時30分となり、一旦一息つくことができた。

 

 

その後、このイベントの進行や運営の要であったパートナーが主体となる明日に向けての準備と進め方についてのミーティングを行った後、それぞれの役割を行い、深夜組を残して明日2日目最終日の準備のためにそれぞれの役割を行った後に、その日を終えることにした。

 

 

2日目は初日の様な深夜からの来客や混雑はないものの、オープン前から多くの人がおいでいただけた。

 

来場者は初日に多かった趣味家や愛好家の方は少な目で、生産者の方や関係者が多く来ていただいたように感じた。それは有意義である。

 

そしてこのイベントをしっていただいていた元スタッフが又右衛門ヘルプで立ち寄っていただき、撮影補助などしていただけとても助かった。ありがたいことである。

 

 

この写真の数少ない又右衛門の写真はじめとてもよい写真を撮っていただけ感性の高さを感じることができた。午前中の間だけではあったが、今後に繋がるヘルプにも感じた。

 

 

お昼前には、雨も上がり始め一旦来客も少なくなったが13時からのオークションには、遠路大阪からお越しいただいた方もいらっしゃる中、開催。今回、競り子として抜擢され指名された私又右衛門は、多くの人が知っている通りの極度の照れ屋、シャイであるため、本来このような役割は極力受けないが、今回のイベントに皆さんが一生懸命に取り組む姿に心を打たれて、清水の舞台?ジャングリアの鉄塔から飛び降りるつもりぐらいの勇気をもって、競り子のデビュー戦をつとめさせていただいた。

 

 

そして世界にたった一つしか存在しないであろう植物や逸品、参加者の積極的な入札や競り子の押し売り?もある中、多くの参加者に支えられてオークションを何とか無事に終えることができた。

 

 

とても美味しく人気であるオリジナルパイナップルケーキも完売したそうで何よりである。そして気がつけばあっという間に2日目最終日が終えることになった。私はその後編集用の写真を記録に残すため電気屋や携帯ショップを駆け巡り、何とか最低限の役割を終えることができた。

 

その後、コアメンバーで食事をしながら、熱いアツい意見交換を行うことができた。それは今後に繋がるとても良い機会であったと言える。懐が深いオーナー、そして類をみない植物の知識、秀でた能力と感性をもつ園芸家によって取り組むものは、多くの可能性があると感じるとともに、進め方次第では全く逆効果を示してしまうことも同時に感じた。それはとても皆にとって良い機会であったと思う。

 

 

少し前の時代の花き園芸業界であればタブーとされたことも、新しい時代を迎えるためには、このような新たな化学反応を起こさねければ、停滞気味の業界から、道を切り拓くには、このような刺激的な取り組みをしなければならないとも感じることができた。

 

いずれにして今回このイベントに立ち会ったことは大いに勉強になったことは明白で是非今後に活かせていきたいと思う。皆様貴重な経験を本当に感謝である。余韻に浸る間もなく、植物のお世話や日々の業務に携わらなければならない現地スタッフの皆様には、この場をお借りして敬意を表したいと思います。ありがとうございました。一旦お疲れ様でした。片付け次の準備と引き続き大変かと思いますが次に笑顔で会えるためによろしくお願いします。

 

さ~これからどのような取り組みとなっていくか楽しみである。