四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.12.31

1年の最後の日に想うこと(2025Ver.)

毎回、この日を迎えて同じような気持ちになることは、あらためて多くの人に今年もお世話になったおかげである証拠であろう。

 

対外の様々な人にお世話になったことは書ききれないが、それよりもバラエングループの屋台骨である卸事業や、販売事業に携わっていただけ現場にて奮闘いただいている仲間の積み重ねた努力があってこそだと思っている。直接伝えるのは照れるのでこの場を借りて「ありがとうございます」と感謝の言葉を贈らせていただきたいと思う。

 

 

他には国内では前回にブログにも書いた沖縄でのプロジェクトに加え、秋田の「八竜松」生産事業では、本年度より現地に赴いた仲間が軌道に乗せるべく奮闘し、その成果もあって日本を代表する著名な市場や仲卸、小売り業の方にお取り扱いいただけるようにもなってきた。着実な進展であると言える。

 

 

八丈島での取り組みは大型台風などの影響とタイミングの兼ね合いもあり進展はなかった。私たちの植物も一部大きな被害が出てしまったが、現地の方々の被害に比べると微細であるため、今後は厳しい状況にさらされた生産者の今後も踏まえて、何らかの取り組みにつなげていけないかと考え、是非今後に繋がっていくことに着手したいと思っている。

 

農業での取り組みでは、奈良の山の辺にて来年度から自然農法によるお米の生産販売に関わる事業を手掛ける目途がたってきた。これを今後の学びと新たなご縁につなげていければと考える。

 

 

北海道では、何度か足を運び説明をしてきたかいもあって競走馬の生産牧場での試用が始まった。新たにはじまった取り組みに、会社としても個人としても大きな期待を寄せている。またそれに付随して畜産、施設栽培においてJAが前向きに取り扱いを検討していただけることになり、年明け早々担当と一緒に商品説明と今後についてのお願いに行ってくることが決まった。ここが正念場である。他にも近畿圏で馬に関わる新しい施設に対しての検討も始まり、まさに馬(午)年と言えるにふさわしい年になりそうだ。

 

 

海外との事業においてはタイでの自社管理農場がいよいよ運用が開始され、春にはとても大切な取り組みを成功させることができた。おかげでさらに拡大した取り組みに繋がっていくことになりそうである。

 

 

オーストラリア、スペインにおいては、現地パートナーが日本で注目されている事業に必要な植物供給において、とても大切な役割を担うことができた。

 

 

海外との連携による国内事業としては、大阪・関西万博においてオーストラリアパビリオンの植物調達から植栽、管理を担わせていただき、その他多くの国から依頼をいただけ、それらに高い評価をえることができ、私たちにとっても大きな学びを得た機会となった。

 

さらに2027年に開催予定であるGREEN×EXPO 国際園芸博覧会においても、現在民間の単独企業では唯一であろう公認の植物調達パートナーとしての役割をいただけ、園芸博成功へのお手伝いを必要に応じできればと思っている。他にもまだまだ書ききれない新たなことがいっぱいあったが、長くなるのでこの辺で。

 

そして来年度には、もっと大きな動きがあるかもしれないが、慎重ながらも積極的に取り組みチャレンジしたいと思っている。何といっても来年は飛躍の年と言われる午(馬)年、それも60年に一度という丙午である。新しいことにチャレンジするには絶好の年である。

 

 

その流れに乗り遅れて取り残されないために、自らをも削ぎ落しながら、変革を恐れず、一緒に歩んでいただく強い意志と行動を共にしてくれる人を残すことなく、新たに繋がる方々とともに「実直」という言葉を忘れずに取り組んでいきたく思っている。

 

 

最後になりますが今年も1年間私の稚拙な又右衛門ブログにお付き合いいただきありがとうございました。相変わらずの語彙力や文章力で、読みづらい点も多かったとは思いますがお許しを。私にとっては苦手な文を書くブログは結構な体力を使うことになりますが皆様からの「読んでるよ!」という励ましの言葉に支えられ、何とか続けることができました。来年も皆様におだてられ引き続きいていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

 

 

来年も1年間本当にありがとうございました。来年1年間、実直に控えめでありながら、勇気をもって強く健気(ケナゲ)な様で世界中の方々と繋がりながら、自らの集大成にかう新たなステージを求めて、世界を駆け巡っていきます。どこかでまで皆様にお会いできますことを楽しみにしております。是非皆様良い年をお迎えくださいませ。

 

 

 

バラエングループ代表 金岡信康

植物活動家 ボタニカルプロデュサー 四代目 金岡又右衛門