四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は2日目 土曜日もあり色んなプログラムで皆さんをお出迎えさせていただいた。

 まずは11時より「街のみどりを探そう!みどりのサンタウォーク」を開催させていただき、みどりのサンタに扮した大勢のメンバーで大阪・梅田のまちを歩かせていただいた。


 大勢で街を歩いていると、多くの方が不思議そうな顔で眺めていただいたり、写真を撮られたり、中には声掛けして頂いたりした。


その際、機会があればできる限り、みどりのサンタの活動についてお話をさせていただいた。

随所では、企業様の支援を受け設置していただいたOne Green Boxを見かけることができ、大変うれしくも感じた。

 歩き始めて、40分ぐらい経過し、支援をいただいているMBSの前で、記念写真を撮らせていただいた。


 その後も梅田界隈を歩き、HEP NAVIOへ到着、エスカレーターの上階にあがり、名物の観覧車に乗らせていただいた。

観覧車の乗る意味は、みどりのサンタ活動が多くに人の目に留まるということもあるが、観覧車から大阪の街を見ることで、大阪の街のみどりの少なさを確認し、これからこの街の緑化が進んでいく様子を検証していくためのものである。

 

是非私たちの活動が広く伝え、少しずつ緑あふれる街にしていかなければならないと、観覧車からの景色を見て改めて強く感じることが出来ました。

その後、出発から約2時間 無事みんなでうめきたガーデンにゴールをすることができた。

到着してすぐ私は講師として次のプログラムである「オリーブ~食と美と健康への贈り物~」で日本オリーブの吉田様と共に少しばかりお話をさせていただいた。



講演が終わるとすぐに次のプログラムである「千年オリーブと繋がろうライブ」を拝聴させていただいた。

 

このライブは今までに聴いたことがないもので、まずオリーブの樹に電極をつけ、樹に流れる電気を拾い、音で表現しているもので、今までに聴いたことが無いようなメロディーを奏でていた。さらにすごいのが樹に対して、皆さんが注目したり、手をかざしたり、声をかけたりすると樹が反応し、また違ったメロディーを奏でるというもので、それだけ聴いているだけで何とも言えないリラックスした気分と、オリーブの樹に話しかけていただけているような気がしてとても新鮮な気持ちがした。



ただそれだけではなく、そのメロディーにのせて、音楽ユニット「大地の種」さんが、キーボード、ネイティブアメリカンフルート、西アフリカの太鼓であるジャンベが加わり、新しい感覚で楽しませていただけた。最後には多くのみどりのサンタの手拍子も加わり、オリーブと演奏者、観客が一体となったコンサートになり、その名の通り「千年オリーブと繋がろうライブ」になったと感じること出来ました。

 その後私は多く出展されているコラボショップをまわらせていただいた。夕方にはステージにて音楽学校の生徒や先生方など大勢の歌声で会場はとても盛り上がりを見せていた。


この日は、四国からパートナーの半田さんをはじめピアニストの崎谷さんや素敵な友人も激励に駆け付けていただき本当にしあわせな時間を過ごすことが出来ました。

 

 さらに「たま駅長代理」も駆けつけていただけました。おいで頂いた皆様には本当に感謝申し上げます!ありがとうございました。また遠方よりお越しいただいたにも関わらず会えなかった皆様申し訳ございませんでした。



そうこうしているうちに、陽も落ち、再び大阪の夜空に1000年オリーブくんは浮かび上がり、多くに人を見送っているように感じることができた。

さて明日も頑張ります!では おやすみなさい!!!

 

いよいよ本日12月1日から9日まで、 大阪の中心地 うめきたガーデンにて、

2017年度 植育イベント 「みどりのサンタフェスタ」が開催された。

 

 

このイベントは、一般社団法人 テラプロジェクトが主催をしており、大阪市をはじめ多くの団体に後援をいいただいており、私はそこでみどりのサンタの公式アンバサダーをつとめさせていただき、本日も出席させていただいた。

 

初日、少し肌寒い天候ではあったが、見事な快晴の中、開会式が無事執り行われた。


 

会場には、智の木協会、鳥取県智頭町、智頭町森林組合、熊本県小国町、小国町森林組合の協力によって準備された樹を掘り起こさず、樹の枝を使ったクリスマスツリーを子どもたちの手で仕上げていただき、無事皆様にお披露目をさせていただくことができた。


さらに今回は私たちの1,000年オリーブくんが、テープカットののち、はじめて一般の方々に公開され、多くの皆様の前にお目見えさせていただくことができた。


テープカットの後は、場所をグランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターに移し、「みどり」に込めた次世代へのメッセージ~みどり輝くまちづくりの実践を歴史に~を演題に、以下の豪華な演者による講演と対談が行われた。

 

講師(敬称略)

●自然環境文化推進機構 代表理事 宗教学者 山折哲雄

●自然環境文化推進機構 理事 即成院 住職 平野雅章

●サントリーホールディングス 副会長 鳥井信吾

●伊太祁曽神社 禰宜 奥重貴

●大阪大学名誉教授 智の木協会 代表 小林昭雄

 

それぞれの皆さんが、自らの専門分野について講演いただき、今まで耳にしたことがない分野の情報も多く、とても多くのことを学ばせていただくことができ、あっという間に終了を迎え、この日最後のプログラムも無事最後まで終えることができ、ホッと胸を撫で下ろしました。

 その後、再び会場に戻り、少しライトアップされたオリーブくんに、「はじめてのイベント、お疲れ様」とおやすみの挨拶をして帰宅をした。


さー明日2日目も多くのプログラムが用意されている。頑張りま~~す!!!

今日は、弊社 大阪営業所から1,000年オリーブが巡業の旅に出る日である。

 

 この1,000年オリーブは、約1,000年スペインの地で育ってきた。

そして縁あって日本そして私たちのところに来てくれた。

 

スペインでも1,000年を超えるオリーブは大変稀少である。その中でも、このオリーブのように優しさ、力強さ、温かさを感じるオリーブには滅多に出会えない。

 

そして日本に来るために通常の業者であれば、契約終了後適期を待ってすぐに輸送されるが、私たちは約2年間、スペインのナーセリーで日本向けに養生し、そして日本に到着後、半年以上養生させて、今日この日を迎えるとになった。

 行き先は大阪の中心地であるうめきたガーデンである。

ここで私がアンバサダーをつとめさせていただいている「みどりのサンタフェスタ」へ、又右衛門と一緒に参加することになる。

 

まず朝、現地にスタッフ、オリーブの鉢、10tフォークリフト、スペシャルブレンドの土が到着した。

 

ちょうどその時に北京大学の皆さんがお越しになられ、オリーブの説明や植栽について、又右衛門の植物に対する想い、植栽や環境に関する考え方について、少しお話をさせていただいた。

 

 大学の皆さんは、とても私たちの取り組みに関心を持っていただき、活動に共感していただけた。そして後日改めて来日したいと、うれしい言葉もいただけ、多くの皆様から握手を求めていただくことができた。

私は国境を越えて、私たちの取り組みが評価されたことはとても意義あることだと思う。是非この縁をつなげていければと思う。

そして材料の準備が整い、植え替えの作業を行った。少し予定外のこともあり手こずってしまったが、何とか工夫し、おかげさまで夕方には何とか無事 大都会の真ん中にどっしりと腰を下ろしていただけた。

 さ~明日12月1日~9日まで開催される「みどりのサンタフェスタ」この期間はフェスタ会場が無料で開放されていますので 是非1,000年オリーブの温かさを直に触れに来てくださいませ。皆様のお越しをお待ちしています!!!

早朝、慌てて用意し、朝食をいただき、大社へと向かった。

大社近くの駐車場に車を停めて、神門通りをとおり、大社へと到着した。

参道を通り、祓いの社でお浄めをし、本殿へと向かった。まずは昨年授かったお札を収め、本殿にて、1年間の御礼と、また今年もこの地を訪れることができた喜びを伝えさせていただいた。

 その後は十九社や素鵞社をお詣りさせていただいた。

 この素鵞社(そがのやしろ)は、出雲の中でも、とても強いパワーを感じることができる。特に社の後ろ側の岩に向かうと感じることができる。このような感覚に敏感な人は、そのパワーを肉眼で見ることができるほどである。是非行かれた方は感じられればと思います。

 そして神々の会議室と呼ばれる上の宮、そして下の宮を参拝し、その後屏風岩を参り、ここで和を尊しとする意味を毎度考えるようにしている。


 交渉ごとの神様である因佐社を参らせていただき、ここでも1年間の御礼を伝えさせていただいた。


そして昨日に続き浜を訪れ、素敵な波音に心を洗われ、最後の参拝をさせていただいた。
すると、ある一人の方との出逢いのご縁をいただき、少しばかり歩きながらお話をさせていただいた。

その方は九州 大分から一人で来られており、出雲は初めてのことだったので、少しばかり出雲のお話をさせていただいた。

そして出雲に来られたら、やはりおそばを食べられたらと思い、私の友人と共に人気のお店である「かねや」さんを訪れ、割子そばをいただき、お互い地元のお話などをさせていただけた。

おそばを食べ終わると、再び大社の正面まで、一緒に歩きながら、色んなお話をさせていただき、またどこかでお会いできればとの最後の言葉を交わし、ここでお別れとなった。

出雲でのご縁は不思議なものなので、きっとこの方とはいつかどこかでまたお会いすることがあるのではと思いながら後姿を見送らせていただいた。そしてその後、神門通りでなじみのお店に顔を出し、お昼前には、帰路につくことにした。

再び、大山を横目に見ながら、高速道路をひた走り、夕刻には宝塚に戻った。そして地元宝塚園芸振興センター(あいあいパーク)の役員会に出席し、少し眠気を迎えながら無事帰宅することができた。

今年の神迎祭は、本当に穏やかな天気であった。初めて訪れた神在祭から7年。その中でも最も天気に恵まれたような気がする。今日からの一年も、このように是非穏やかな日々であればと願うばかりである。

 

今年も例年のように参拝できたのは、スタッフをはじめ多くの皆様のおかげであります。本当にありがとうございます。

来年は11月17日(旧暦10月10日)。またこの日を無事迎えられるように一生懸命頑張ろうと思う。何卒よろしくお願いします。

昨日今日と、毎年恒例の出雲へと訪れた。今回も昨年同様車で行くことにした。


 早朝に宝塚を出発し、約4時間半で、須佐神社に到着した。ここの主祭神は崇拝する素戔嗚尊であられ、出雲を訪れるときは、必ずと言っていいほど、参らせていただいています。


境内には大杉さまと言われる杉の巨木があり、とても素敵なパワーを感じることができ、私はここで現在の仕事に携われている御礼と、秘めたあることの祈願をさせている。(祈願内容は秘密です~~なんて)


無事参拝を終え、須佐川にてお浄めをさせていただき、少し早目の昼食をいただき、とても素敵な空間を後にした。

その後、朝山神社を参拝させていただいた。ここはとても厳かな空気が漂う素敵な空間である。そして身と心をお浄めいただき、大社方面へと向かった。

車で小一時間、日御碕神社に到着。ここでも一年間の御礼をさせていただいた。

その後ホテルに向かい、知人と合流し、いよいよ神迎神事が執り行われる稲佐の浜へと到着した。いったん15時過ぎに到着をしたが既に浜には多くの人が来ており、17時からの御幣をいただくのに行列ができ始めていた。

そして17時に浜の入り口で配布される御幣を頂戴し、再び浜に戻り、神事が始まるまでの2時間ひたすら待ち続けた。

待つこと2時間、19時にいよいよ神迎神事が執り行われ、約30分で浜での神事は終わり、そのまま神々に連れられて神楽殿へと向かった。

そして大勢の中、約30分で神楽殿に到着。その後神迎祭が行われ、2017年の神迎神事が終わりを迎えた。終了後、神楽殿入り口で、お神酒と神迎餅をいただき、ホテルへと向かった。

ホテルに着いた時は既に23時を越えていたので、デスクワークは控えめにして、シャワーを浴び、そのままの姿で深夜ベッドに崩れ落ちてしまった。

先週 スペインより本年度最終になるコンテナが到着し、無事検査及び諸手続きを終えて、大阪営業所へと来てくれた。

 最終のコンテナは100年オリーブ®と、120~150年のディッシュタイプ。さらに200~300年の中型である。


 どのサイズも元気に到着してくれた。


 この状況であれば、希望していただければ直ぐにお渡しさせていただけるものばかりである。

 

輸入に関して今年一年を振り返ってみると、色んなことがあり多くを学ばせていただくことができた。

そして総じて言えることは、現地パートナーが日本向けの又右衛門スペースをつくってくれたことで、品質は向上し、木への負担も少なくすることができた。皆さんの努力には本当に感謝である。

私たちはこれに甘んじず、植物のためにより上をめざし頑張っていきたいと思う。

 

そして既に現地では来年到着予定のオリーブが、日本に向けて出発の準備がされている。本当に楽しみである。乞うご期待!!!

 

昨日11月17日 サントリーホールにおいて黄檗賣茶流の煎茶会『曇華峰』が開催され、そのステージのデザインを弊社 矢野TEA 花材を緑匠・又右衛門にて担わせていただきました。

今回の煎茶会のテーマは吉野熊野国立公園に指定されている大台ケ原の原生林でした。

 今までガーデンデザインなどでの表現を主に行ってきていたため、根付のものが多く、切り花で表現するハードルは高かったのですが、おかげさまで参加していただいた皆さんになんとか喜んでいただけるものができました。

もちろんそのステージは厳かな雰囲気で包まれ、多くの方々の心に染み入るものであったと思います。


このような素敵な機会を与えていただき、またお世話になりました黄檗賣茶流の社中の皆様に本当に感謝です。

 

私たちはこれからも日本人のもつ美意識と感性をもって、様々な事へのチャレンジをしていただければと思っています。

 

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

デザイン 矢野TEA

プランツ 緑匠・又右衛門

早朝 無事飛行機はフランクフルトに到着した。そして降機してしばらく経って、機内に忘れ物をしたのに気付き戻ろうとしたが、取り合ってもらえず一旦はあきらめたが、何とか連絡をとることができ、大切なものは手元に戻りホッとしてラウンジで、今回の「又右衛門。再びマダガスカルへ。最終回」を書かせていただいている。

 今回もこの行程を思い出し、今回も多くの人、植物、動物に出逢うことで多くのことを学ばせていただけたと感じている。


 フォートド―ファンでは、ボランティア団体 サザンクロスの方々やそれらにつながる集落の方々のとても純粋な眼、心に触れることができ、色んな経験値を積ませていただくことができた。また自立支援活動が徐々に浸透しているその努力に頭が下がる思いをし、微力ながら私も彼らの活動を支援し、又右衛門としてできること、又右衛門しかできないことを実践し協力していきたいと思っている。


以前のブログを読み返してもらえればわかるが、とても謙虚な土産物売りの人にも多くを学べた。厳しい国ではよくある自分のみじめな境遇を全面に出し、物乞いする人が多い中、自らは余計なことは何も言わず、ただひざまずき頑なに商品を並べる彼の素直さ、謙虚さ、ひたむきさには多くを学ばせてもらうことができた。

また、又右衛門とちょっと似た風貌ながら鉄という素材を再利用し、アーティスティクないろんなものを作り上げ、これまでの22年間で約200名の子供たちを招き入れ、技術伝授による自立支援を行い続け、それと同時に保育園、小学校、中学校、高校また給食室、オーガニック農園まで作り、400名の子どもたちに教育を与えている彼には、本当に尊敬に値すると感じた。そんな彼に又右衛門の活動を評価いただき、彼が初めて会う私に、日本のパートナーと呼んでもらえたのは、とてもうれしかった。これからも彼に学び、彼と歩み色んなことに取り組み、支援をしていければと感じた。

 

本業である植物については、植物のプロフェッショナルにも会い、色んなことを教えてもらえた。

現在珍しい植物が高く売れるということから、現地人がハンターのように乱獲しているところが多く、私もその現状を垣間見ることができた。そしてその植物は日本にも届いているのであろう。これはとても残念なことである。でもこれは採取する人の問題であろうか?

いやむしろ純粋な現地人に、海外からお金を積み間違った活動を教え込んでしまい、純粋な彼らの考えを変えてしまった外国人の問題とも言えるのではないかと思う。


実際にワシントン条約によって保護されている物であっても、その抜け道を探して輸入しようとしている我欲の強い日本人も多くいるとのこと。とても残念である。

ただこのまま彼らのお金目当ての自由奔放をいつまでも続けさせていると、植物のため大地のため人々のためにならず、今の希少植物の流行りは一過性のブームで終わるか、採りつくして絶滅して終焉を迎えてしまうかであろう。そしてそれを仕事とするものは、ではまた次の国へ。違う植物へと鞍替えすればいいかもしれないが、残された荒れ果てた自然、現地の人はどうなるのであろうか?私はそのことを良く考えて欲しいと常に思う。

 そしてこれからも学校、研究者、現地、政府関係と連絡を取り合い、より良い形で継続性のある交流取引こそが、長続きできるものと思っているので、一つずつ解決していければと思う。


この他にも素敵な人たち動物、植物にも出逢えることができた。本当に素敵な旅であったと言える。皆さんに感謝である。そのようなマガダスカルは本当に素敵な国である。

 ただどうしても気になるのがこんな素晴らしい固有の大自然をもつマダガスカルであるが、色んなものが手に入り成長を遂げる中心部アンタナナリブでは、あまりにもひどい交通渋滞がある。さらに人がごった返す市場の中に入って行くと、悪臭が漂い、ペストや病気の感染が流行しても不思議でない衛生状況である。さらにスリや犯罪も多くなってきている。

 

仕事がないがゆえの都心への人口集中。そしてこのような諸問題の勃発。でも私は今ならこの問題は解決をできるのではないかと思う。確かに多くの費用が必要であろうが、短期的なつぎはぎの道路整備や施設づくりではなく、思い切った改革をさせて欲しいと思う。素人の私が言うのは何だが、東京のような大都市になったら無理であろうが、まだこのサイズなら十分可能ではないだろうか?

 

私はこの国が、間違った形で物だけは豊かになって行きながらも、生活する環境や人の心が貧しくなっていっているのではないかと感じている。私はこれからもこのマダガスカルが世界に誇る大自然 固有種の宝庫のままであり続けていてくれることをねがう。

そのためには人の身勝手による自然環境を破壊抑止し、皆で協力し、大自然を生かした本当の意味でのマガダスカルの近代化を遂げてほしいと思う。

 

美しい国マダガスカルが、経済を優先して、失敗を繰り返してきた先進国の二の舞を演じないように・・・

 

そしてその一部でも又右衛門として何か協力できればと思っていますので、皆様には今後ともご指導のほどお願いいたします。

 

それではあと数時間で日本に向けて帰国します。また皆さんにお会いしてお話しできる機会があればと思っています。

相変わらずの誤字脱字、乱文失礼いたしました。意味不明なこともたくさんあるとは思いますがお許しいただければ幸いです。何か気になることがありました何なりとお尋ねください。

では、これからも皆さんからいただいた素敵なものをしっかり抱き、少しずつでも前へ前へと進んでいきます!

では!次のプロジェクトに出発進行!!!

今朝起きると体調は回復してきて痛み以外は随分と楽になり、朝食にフルーツを食べることができた。ただ大好物のコーヒーはこの日も飲むことはできなかった。

 

そして朝はホテルでガイド兼アドバイザーと最終の打ち合わせを行い、今後の進め方などを協議し、次回の訪問を3月と仮決定をして、空港へと向かった。

 

そして街中を抜けて、昼前に空港へと到着した。マダガスカルでは基本国際線は3時間前の搭乗手続きを推奨されているのだが、まだそれより少し早く着いたので空港で今回も大変お世話になったセルジュ氏と最後の打ち合わせ兼ランチを終えて、最後の握手を交わし、私はチェックインに向かった。

 

そして私の発熱検査が無事通過するのを見届けて、彼はまた私の次の用事へと出かけてくれた。彼は本当にまじめで素敵な人物である。今回も本当に助かった。車のブレーキのタイミング以外はパーフェクトであった(笑)

 

 そして無事出国審査も終え、待合室へと向かった。まだここで2時間ほどあるので、数少ないお土産物のお店をのぞいてみた。するととても気になるものを見つけてしまった。


 その気になるのがこれ。バオバブに寄りかかってコンタクトをとり合う姿が、私とよく似ているように感じて、親しみを感じて購入をさせていただいた。

 

そして案内板も何もない、早口のアナウンスだけが頼りなので居眠りすることもできずに待ち続けた。そして定刻を過ぎしばらくして、アナウンスがあり搭乗口に向かった。

 

 そしてこれでマダガスカルの地を離れることになる。今回も色んな経験をさせていただけた。そして新たに始まることへの期待と不安を背中に背負い、飛行機へと乗り込んだ。

機内では毎度のように殺虫剤が撒かれて出発。約3時間半後に、ヨハネスブルグに到着した。

 ヨハネスブルグの空港は、ユニークなお店も多くあり、結構時間をつぶすことができた。そして定刻に搭乗ゲートに向かい、本日二回目の搭乗になった。


ここからヨハネスブルグに約10時間半かけてフランクフルトに向かうことになる。そしてその機内でこのブログを書いている。

 

さて今日は機内泊。泊と言っても寝ることができない私には区切りがないのでとりあえず時間も深夜になったのでこの辺にて。

 

では皆さん。寝ないですがおやすみなさい。

昨日の苦しみが、薬が効いたのか神様のご加護か朝方には少し楽になり、何とか起き上がれる状況になり、今回の訪問の大きな目的の一つの農場の訪問をした。

この会社は、かなり古くから植物に関わる仕事に就いており、最近マダガスカルから日本向けに輸出を手掛けている会社には、もとは動物輸出からの転嫁などが多いため、この会社はいわば植物専門のスペシャリストの老舗と言える。そして今回も私たちの取り組みに関心をもっていただき、私の再訪を歓迎してくれた。

 

早速、事務所にてミーティングに入り、今後の取り組み方についてなどを伝えて、その後少し植物を見せていただいた。

相変わらずユニークな植物がある。上記のようなコーデックスもあれば、ラン類もある。写真ではNGだが初めて見たものもいくつかあった。

そしてそのような中、私の希望品種をいくつか伝えて、その輸送方法などについてもディスカッションをさせていただいた。

 昨今の輸出業者には、多くの注文があるため、また価格重視のため、採取後すぐに輸送している業者が多くなり、実際に日本到着後に枯れてしまうことが多いのではないかとのこと。

その辺について特に時間を割き、彼らの植物専門のプロフェッショナルの方法と又右衛門の他国での取り組みなどをうまく調和させることで、植物を死なせない事前準備と輸送方法についての話しがつめてできたので、他とは違った状況を創り出せるように思う。

 

そして、彼らも出荷があるため、時間切れとなり、来春からの取り組みを楽しみに、固い握手を交わして、ナーセリーを後にした。

 

 その後、近くの地元産物が立ち並ぶところに行き、マダガスカルの工芸品製作のための参考になるものを見て回った。


 このお店は私が2か月前に訪れたことを良く覚えてくれていて、気持ちよく出迎え、気持ちよくディスカウントしてくれた(笑)


 そして体力的にも厳しかったので、視察はそこそこにして、昨日から丸一日水と薬以外口にしていないので、何か口に入れなければと思い、ホテル近くのスーパーマーケットに行き、バナナとスープ代わりにインスタントラーメン、エナジードリンクを購入して、夕方にホテルに戻り、今日唯一の食事をとった。


 ちなみにこのインスタントラーメンは1200アリアリなので日本円で50円強。薄味でとっても美味しかった。


そしてその後は明日の帰国に備えて、熱が上がると飛行機に乗せてもらえないので、デスクワークもほどほどにして、早目に就寝することにした。