四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

いつもより少し遅めの起床。そしてチェックアウトを済ませて、フライトまで時間があるので、近くを散歩した。

 

近くにはミュージアムがあったので、せっかく機会なので、アートに触れてきた。

 

 

先日までの自然に触れ、そのパワーにも触れた時間あったためか、ミュージアムでの少し異なった感覚が、身体にスッと取り込まれていくような気がした。

 

そんな余韻に浸りながら川沿いでコーヒーを飲み、帰国のために空港をめざした。

 

そして今、いつものように帰りの飛行機の中で、このブログを書いている。

 

今回日本人として初めて訪れた街?山の中で、素晴らしいものに出逢えた。

それは植物だけではなかった。

 



とてもパワーを感じる自然のドームがあった。ここは当然観光地ではないので、人は殆んど来ることがなく、そのままの姿で保たれている。

 

そこから放たれているオーラは、私たち一行を包み込むようであり、全身で感じることができた。

 

さらに山中を散策すれば、とんでもない光景を目にすることになった。

 

これはアボリジニーが残した手形である。どれぐらい前に残されたものかはさだかではないらしいが、地層からはこの地は何千年前からの物であるとは推測される。

 

そしてその解明のために、多くの考古学者がこの地を訪れ、研究をしているとのこと。

当然この場所へは、本来であれば私のような、訪問者は入ることはできない。そのようなすごい所をDanny のおかげで案内していただけた。本当にラッキーである。

 

残念ながら、私がこの場所へ皆様を案内することはできないし、直接問い合わすことも不可能である。但しこれから整備をすすめていくために、この土地のオーナーが移住してきたので、いつの日か多くの人が、この地を訪れることができることになるかもしれない。その日が来るのを心待ちにしていただければと思う。

 

ただ自分だけ観て厚かましいのだが、個人的には、いつまでもこのままの手つかずの素晴らしい状況であって欲しいようにも思っている。



私はこの壁画を観ながら、原住民であるアボリジニーの人たちが、何を思い、何を感じ、何を願いながら、形として残していったのかを想像してみたが、読み取ることが出来なかった。また真実は恐らく誰もわからない。

 

でも少なからず大地や植物、そしてそれらと共に生きてきた人々に尊厳の念をもち、活動している私たちには、その思いの一端は感じられているかもしれない。

私は今の大地や植物と触れる仕事をつづけながら、彼らのメッセージを伝えていければ、価値あることだと思うのと同時に、そのことを伝える責任があるとあらためて感じた。

今回の訪問でも初めての土地、人、植物との出逢いがあり、また再会もあった。はじめてのメンバーと同行することで、さらに意義あるものになったかと思う。そして、上記のように自分自身の存在意義を再確認できたように思う。

そんな素晴らしい旅であった。

日付が変わり、いつものように眠れずの機内で、行程を思いだしながら、意識が飛びかけての乱文でのアップを申し訳なく思っています。すみません。言葉は足りませんが、その分行動で示していきたく思っていますので、これに懲りず、また引き続き又右衛門ブログをお読みいただければと思います。

ありがとうございました。

朝一番 朝食後、今後についてのミーティングを行った。



その後、今日は移動日なので、パッキングを行い、愛犬ロッカーに別れを告げて、車に荷物を積み込みブリスベン Cityへと移動した。

 

 

そしてDannyがブラックボーイやマクロザミアなど、オーストラリアのネイティブ プランツに、とても効果のあるオーガニックの肥料などを作っている会社を紹介したいとのことで訪問した。

 

私たちもオーガニックでの肥料を自社ブランドで生産販売をしているが、オーストラリアの植物には、その特性を熟知したメーカーであり、実際にパートナーが使用しているものが、何よりも適していると思い、興味深くディスカッションを行ってきた。

 

彼らは、少人数制で、品質と効果にこだわりを持っている。さらに環境に対しての意識がかなり高く、私たちの考えや方向性ともマッチしている。

 

また私たちの活動について話をさせてもらうと、是非一緒にビジネスをし、日本にこの商品の素晴らしさを、私たち中心に行って欲しいと申し出があった。

 

そこでお互いがメリットを感じたので、早速、日本での効果を試し、今後について前向きに検討することになった。



少しの間のミーティングを終え、お昼過ぎにブリスベン市内へ移動し、みんなで最後のランチをおこなった。

 

そこにはわざわざDannyの娘さんと、そのご主人も忙しい中駆けつけてくれて、今回の訪問のお礼と再会を祝してくれた。

そしてその楽しいランチタイムも終え、ホテルまで送っていただき、本当に充実したDannyとの時間は終わりとなり、ここでお別れになった。Dannyには素晴らしい時間とビジネスを本当にありがとうと言いたい。

 

ホテルチェックインの後すぐ、近くにあったCity Botanical Gardenに足を運んだ。


かなり大きく、興味深い植物が多くあり、ゆっくりとここで時間を過ごしたくなるような公園であった。

 



ソーセージのようなものなど、変わった実の木も多くあった。

 

 

中にはまるで人の手のように見えるものあり、ドキッとさせられた。

 

そして長い散歩をしていると、すっかり陽も落ちたので、メンバー3人での最後の晩餐をチャイナタウンでおこなった。

 

 

食事をしながらとても有意義であった渡豪を振り返り、達成感と名残惜しさをきっとみんなが同時に感じていたと思う。

 

そこで時間となり今まで一緒であったJunとはここでお別れ。固い握手を交わし、それぞれの帰路についた。

私と福中氏はホテルに戻り、互いにパソコンに向かい合い、今後の予定などのディスカッションを行い、深夜になったので、そろそろ眠ります。


 

さ~~明日は昼から帰国。そろそろ日本食が恋しいな~~と感じている。おやすみなさい。

早朝4時起床。

昨日積み込まれた大型トレーラーより、一足先にOFFICEへと向かうためROMAを出発した。



道中、素敵な朝焼けや大自然を眺めながら、約6時間のドライブで、Station CreekOFFICEに到着した。


到着後しばらくして、昨日積み込まれた大型トレーラーが到着。その後荷降ろしの手伝いをした。

 一本一本がかなり重い。ちょっとやそっとじゃ動かない・・・。
おまけに葉にはところどころ鋭利な、とげが残っているため、分厚い手袋すら通すので、結構痛い。

 

そのような中、Dannyは慣れた操作で巧みに重機を扱う。

 


数時間かけてマクロザミア ムーレイを降ろし終え、無事トレーラーを見送った。

そしてひと汗かいてお腹もすいたので、用意していただいた、ランチをとることにした。

その後は、各自デスクワークを行い、夕方地元のスーパーマーケットなどを見学し、再びOFFICE兼自宅に戻った。



その後、自宅で私たちのためにディナーをつくってくれた。私が大好きなチキンをこんなにも・・・。明らかに食べきれないとわかっているだろうに・・・こんなにも。
本当にこの気持ちがうれしく、涙が出そうになった。

そして食事をしながら、今回は2人の新しいメンバーが同行しているので、今までの経緯などを面白おかしく話しながら、本当に楽しいディナーとなった。

気が付けば夜も更けてきたので、各自が部屋に戻り、それぞれの時間を過ごすようにした。

さてオーストラリアもあと少し、思い残すことがないように頑張ろう。

朝6時30分出発 途中で朝食をとり、今回の目的地へと向かう。

ROMAから車で約2時間 INJUNEに到着した。さらにここから約30分で目的地

に到着した。




まずはこの土地の持ち主に挨拶し、本日の行程と簡単なディスカッションを行った。

話によるとこの広大な土地は何と8万エーカーとのこと、その広さには本当に驚かされた。

そして気もそぞろになってきたので、早速 再び車に乗り込み、自生地へと向かう。

 

しばらくするとパッと目の前が拡がり、巨大な岩山が目に入った。ここで彼らはこの岩をスフィンクスと呼んでいる。確かに切り立った岩山はスフィンクスのようである。

 

スフィンクスを横目に、さらに山中へと進む。



すると目の前に、あの追い求めてきたマクロザミア ムーレイ(Macrozamia moorei)の自生でかつ群生しているではないか。

感動のあまり思わず車を降りて、散策。



4mをこえるものや、ユニークな形の物など興味深いものが多くある。一言で表すと宝の山である。



これなどは龍の形そのものである。特に龍にこだわりを持つ私は一目惚れである。この個体が日本に来ることがあれば、是非見に来ていただければと思う。



この他に、グラスツリー ジョンソニーも見かけることができる。

 

このようなスポットが8万エーカーの広大な土地に点在していて、ここから、ムーレイが掘り出されていく。豪快かつ丁寧に次のような行程で進んで行く。

 



そして途中の平坦な広い場所まで4WDで運ばれる。


そこで丁寧に洗浄。ノミのようなもので、根の間をほじりながら洗浄をしていく。

 


 

そして洗浄されたものを並べ、大型の運搬トラックが到着すると、順次積み込んでいくのである。

以上のような行程を、丁寧に時間をかけて行い、ここから約600km離れたLowoodに移動させ、もう一度洗浄およびチェックを行う。

 

さらに大事なのがこの種はワシントン条約対象品種のためCITESなどの書類や手続きをきちんと行い、全て揃ってから海外へと旅立っていくのである。

私たちはこの行程を現地において再確認し、その後ベースキャンプに戻り、ミーティング後、みんなで遅めのランチをとり、そして名残惜しいが、この地を後にして、宿泊地のROMAへの帰路についた。

 

そして夕刻、ROMAに到着。Dannyは疲れ切った状況なので、そのままホテルに戻り、私たちは街中を散策し、軽く食事をとって、早目に部屋に戻り、各自デスクワークをおこなった。

ここから私が選んだものが日本に来るのは、早ければ今夏から秋にかけてかもしれない。是非皆さんには楽しみにしていただければと思う。

 

今回全ての行程を簡単であるが、公開させていただいたが、その目的は、この作業の大変さなどを知っていただきたいためである。ただきちんと理解しておいてほしいのは、当然この山は個人の持ち物であるので他の人はオーナーの許可なしでは入山できない。当たり前だが、木々を持ち出すことはもちろん不可能である。

ここでムーレイを採取するには、持ち主の許可、そして政府の許可が必要である。その両方を最近取得できたのは私のビジネスパートナーであり、友でもある Station CreekDannyである。



そしてDannyの日本の窓口を全て任されている私の責任は重大であるので、できる限りの努力を行い、皆さんに紹介していきたいと思っている。

(*最近はオーストラリアのグラスツリー(旧名ブラックボーイ)などをヨーロッパ経由の並行輸入で日本に輸入を試みる輸入者も多くなってきたが、植物に負担がかかりすぎて、後に枯れてしまうことが、都内でも多く見られるので、できればそのようなお金儲けだけを目的としたハンティング行為は植物のためにも控えていただきたいと思っている。)

私は彼らの使命をしっかり受け止め、大地や植物への尊厳の念を第一に、植物の「生」「命」にこだわりをもって活動し続けていきたいと思うので、ご期待いただければと思います。


さらに今回、この地で凄い?素晴らしい?光景を目の当たりにした。このことについては、このオーストラリア訪問記の最終にでもアップできればと思っています。

 

さて明日は4時過ぎに起床なので、このブログを書き終えたのですぐに眠ります。

 

おやすみなさい。

朝、9時30分にDannyの家を車で出発し、ROMAへと向かった。

約600kmのドライブである。途中、オーストラリアでも指折りの石材会社を訪問し、

13時ごろにランチをいただいた。

 

 

 

その後もひたすら大平原の中の一本道をひた走る。

 

そして夕方ROMAという街に到着した。私はこの街にくるのは初めて。



この街はオーストラリアの中でも、街中にボトルツリーが植栽されたり、自生したりしている。

少し歩くと、いたるところに多くのときめくようなボトルツリーに出逢える。感動ものである。

 

 

中には慰霊塔のように祀られているのも目にする。

そしてこの街で一番大きなボトルツリーを紹介してもらい向かった。

 

 

とても素晴らしい大きさ、形に感動である。喜んで街を散策しているうちに、陽も落ちてきたので、みんなで食事に向かった。



食事はアイリッシュパブのようなところでしたので、まるで先週のロンドンからの引き続きのようにも感じた。

食事を終えて、ホテルに戻り、私は懲りずに一人で街歩きをしながら、一日を振り返っていた。

 

今日は殆んど移動日だったけど、永遠に続く大平原と素敵なボトルツリーに力をもらい、いっぱい充電できたように思う。

さ~明日は早朝から移動し、今回の最大の目的地に向かう。かなりハードな一日になるだろうが楽しみな気持ちでいっぱいである。

 

 

成田を出発し、狭い座席の中で、眠れずの苦痛の時間と戦い約8時間でブリスベン空港に到着した。

今回このカンタス航空の東京―ブリスベン間の路線は、昨年の夏に就航?再開?されたもので、今まではシドニーかシンガポール経由もしくはジェットスターでゴールドコースト経由であったので、今回は時間的に大幅に短縮されたことはうれしかったが、途中で出された機内食はこんな感じ。味付けもかなり微妙だが、パンはへしゃげていて、とても悲しい状態。あらためてJAL便との違いを実感することになった。できればJALもシドニー以外にもブリスベンやダーウィンなどにも就航してほしいと思う。

 ブリスベン空港にはDannyが迎えに来てくれていて、早速いつものランドクルーザーに乗り込み、とりあえずOFFICEへと向かった。そして約1時間後に到着。

OFFICEでは奥さんと愛犬がいつものように出迎えてくれた。

 そして朝食をいただき、しばらく談話させていただき、近くのグラスツリー自生地を案内していただけた。 

 この辺りのグラスツリーもグラウカではあるのだが、若干葉が広い。通常の物より少しグリーン色がかっているが、こちらの方が強固であるらしい。

 

その他にいくつか見せていただき、ランチタイムとした。

 



この辺りでは結構人気店であるところに連れて行っていただいた。



私が頼んだのはこれ。6星 アンガスビーフバーガー。
かなりのボリュームで、これだけでお腹がいっぱいになってしましいた。

 

 

美味しかったお礼にランチョンマットに落書きをしてきました()

 

そこで取り置き分のグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカをチェック。

 

そして以前からサイズ調整しながら養生しているボトルツリーのチェックも行った。

そうこうしているうちに陽が落ちたので部屋に戻り、明日からブログアップができないかもしれないので、ささっと書かせていただいた。

さー明日からは山方面に向かいます。またつながればFacebookでもできればアップしていますね。

ではでは~~。

日曜日の昼から、宝塚を出発し、オーストラリア ブリスベンへと向かった。

先月からの欧州3往復に続いての渡豪である。1年ぶりにビジネスパートナーである以上に、師であり友である  STATION CREEKDanny ともに約1週間の行程で、自生植物のマーキングおよび状態のチェックを行ってくるのが目的である。

 

それに加え、今回はナーセリーの撮影も行いたいと思うので、TEA’s Designの福中氏とJun Hagan氏も同行である。

 

まず福中氏と伊丹空港で待ち合わせ、成田空港へと移動した。その後出発まで時間があるのでラウンジで過ごした。
私はこのラウンジが大好きで、関空から出発するのであれば、成田から出発する方を選んでいる。

 

その理由はいくつかある。まずはここからの眺めである。ここからの飛行機の離発着を見ていると、何故か気が引き締まる思いがし、「今回もきちんと成果を残すぞ!」と言う気持ちが強くなってくるからである。

 

そして次に食べ物が素敵である。大好物のビーフカレーも美味しいが、成田では目の前でお寿司も握ってくれる。さらにタイミングが良ければ要望に併せて刺身で出してくれるからである。なので今回も私は刺身でいただかせていただいた。

 

さらに空腹の私は、何回かビーフカレーのおかわりをさせていただいたのだが、その際におっちょこちょいの私は、毎度のように白パンツにカレーをこぼしてしまった。

 



そのことをサービスに伝えると、お着替えをいただいたら、私たちでシミぬきをしてきますととても親切に対応してくれた。ただ着替えが恥ずかしいので、染み抜きキッドをお借りして自分でさせていただき、とても助かった。

 

他にはラウンジには、パソコンデスクはもちろん、マッサージチェアもある。さらにシャワーもあるので、夏場に汗だくで駆け込んだ時には、さっと汗を流してから、気持ちよく機内に入れるのがうれしい。おまけに靴みがきの専用のカウンターもあるのでビジネスでの出張では大助かりの時もある。

 

 

そして何といっても、スタッフの皆さんの気遣いが素晴らしい。本当に気持ちよく迎え入れ、そしてみんな笑顔で送り出してくれる。

 

そのような気持ちよい対応で気を良くして出国。

 

さーこれからの数日間、どのような出逢いがあるか楽しみである。

 

今回の活動は、街中は少なく、畑や山の中が多いため、ブログのアップは難しく、まとめてのアップになるかもしれませんが、今回もまたご覧いただければと思っています。

 

では行ってきます。

2016.06.03

新しい灯

今日は朝から、ビッグサイトで開催されているインテリア ライフスタイル ショウに参加してきた。

 

今回は来年 ドイツ フランクフルトで開催される展示会の出展者説明会に参加してきた。
この展示会は、世界でトップクラスの大きな展示会で、以前より関心があったので今回説明会にいってきた。

説明会には、熱心な会社が出席されていて、質問も飛び交いながらの時間となった。

あと帰阪までの数時間で会場見学をした。会場内は相変わらずの興味深いものもあり、楽しく過ごさせてもらえた。

 

そしていつものように飛行機で帰阪をしたのだが、その道中では昨晩のミーティングが思いだされる。

実は昨日はとても素敵な会社と重要なミーティングの時間を持っていただけた。社長をはじめ、多くの方に出席いただくことができ、そして私たちの取り組みをご評価いただき、さらに強い推進力で物事を進めていただき、「さすが!」を思わせるスピード感であった。


私は、今までの取り組みに共感を持っていただけた充実感もあるのと同時に、この推進力、スピード感を同じ経営をするものとして多くを学ばなければならない。そして緑匠・又右衛門として、しっかり期待に応えなければならないと、強く感じることができた。

ミーティング終了後、とても素敵な食事までふるまっていただき幸せな時間であった。
そしてそこにあったアルコールランプをしばし見入ってしまった。

 

 

今回のとても素敵な出逢いで、また新たな灯がともったと思う。

きっとこの灯はやがて、大きな火柱となり天へとむかのではと感じた。

そして多くの人を照らしてくと…

皆様にあらためてご報告させていただきます。

 

昨年7月に皆様のご支援ご協力賜り新設させていただきましたTEA’s Design株式会社のメインデザイナーである矢野TEA氏が世界最高峰のガーデンデザインショウ「チェルシーフラワーショウ2016」の最上位部門ショウガーデン部門におきましてシルバーメダルを獲得しました。

 

私たちは引き継き、日本の美意識や感性を世界に向けて発信しきますので、ご指導のほどお願いいたします。

 

つきましてはお世話になりました矢野TEAより皆さまへの御礼のメッセージがございますので、私の方からの御礼もあわせてアップさせていただきます。

 

また私たちの活動に賛同いただき、一緒に活動していただける方や、ご興味を持っていただき、お手伝いいただける方などとのご縁もあれば素敵なことと思っております~~。

 

 

今回、ご支援賜り誠にありがとうございました。

更なる上をめざし頑張ってまいります。(緑匠・又右衛門)

 

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チェルシーフラワーショーのチャンピオンリーグ、ショーガーデンでシルバーメダルを受賞し、無事帰国しました。

 多くの方々の力を借り、試作を繰り返し、トップデザイナーたちとの交流をスタートできたことは大切な宝となりました。

 皆様のご協力に御礼申し上げます。

スポンサーの綿半ソリューションズ株式会社、商品開発のご協力をいただいたアトムリビンテック株式会社、アーバンスタイル研究所のメンバー、有限会社薔薇園植物場の皆様に改めて感謝いたします。(矢野TEA

 

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チェルシーフラワーショウ会場をほぼ周り、皆さんに挨拶を終え、矢野TEA氏を残し、後ろ髪をひかれる思いで帰国の途についた。



そしていつものように、帰りの機内でこのブログを書いている。

今回、ロンドン到着早々トラブルに巻き込まれ、多くを失った。

 

そして帰る前日も、ホテルに帰る薄暗い夜道を歩いていたら、自称スペイン人に道を聞かれ少し話していると、後から少し恐い感じの大きな男二人が来て、私たち二人に『警察だ!IDカードを出せ!財布を見せろ!』とすごまれ、次にもっと金をもっていないか?ヘロイン、コカインは?と言われたので、かなり怪しく感じたが、彼らの言動を巧みにかわすほどの語学力がなく、強引にカバンの中身を探られてしまった。



その後数分のやり取りの後、解放されホテルに戻ることができ、やれやれとホッと胸をなでおろしたがそれも束の間であった。はじめは警察が自称スペイン人男と私が違法な取引をしていたのではないかと疑い、それを確かめに来たと思っていたのだが、そうではなさそうである。記憶がさだかではないが、彼らが触った私の財布の中身がかなり薄くなっているように感じている。最終的に恐らくプロ手品師のような窃盗団かまたは強盗団であったのではないかと思う。

 

未だにその男たちは、POLICEであったかどうかはわからない。結果からすれば完全にグループ窃盗団であったのではないかと思う。おそらく自称スペイン人も仲間であろう。

 

でもそんなことで人を疑っても仕方ない。ただ単に私のお人よしさや甘さからの問題である。正直腹立たしいが、これも経験と思うことに切り替えた。

 

それにしても後から考えるとぞっとする。もし私が大金を持っていたらどうなっていたか?もし途中で気づき強く抵抗していたらとどうなっていたのだろうかとか・・・。

 

そんないくつかの悲しいこともあったが素敵なガーデンを訪れて、良い空気を吸い、多くを学び得ることができた。素敵な人との出逢いもあった。

 

それよりも私にはチェルシーフラワーショウにおいて、また更なる目的を見つけ出すことが、できたことが大きかったのではないだろうか。

 

今はまだ実感できていないが、失った分以上のきっと何かを得ているのであろうと思う。またそう思うようにしたい。

 

先月のベルギー王立園芸協会のガーデンショウ Floralien 2016   そして今回の英国王立園芸協会の Chelsea Flower Show2016という世界の檜舞台において、多くの人たちと力を合わせることで、日本人の感性、美意識を伝えることができたのではと思う。

さ~~これからも上をめざしもっと頑張らなければ。
「世界の感動を日本に。日本の感性を世界に。」伝えるために・・・

 

上へ。

 

植物への尊厳の念を第一に・・・

 

もっと上へ。

 

産み出す人への尊敬の念を忘れずに・・・

 

もっと。もっと。

 

みんなと共に・・・・

 

「世界最大のガーデンは地球であり。その主役は命である。」by緑匠・又右衛門