四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、市内に出て公園を見学し、RHS Chelsea Flower Show チェルシーフラワーショウ会場へと向かった。
本当に大勢の人が来ている会場の人ごみをかき分けるかのように、10数年来 パートナーとして活動している矢野TEA氏がデザインをつとめさせていただいたThe Watahan East&West Gardenへと向かった。
今回 このブースはデザインを矢野TEA氏 柴山ちほり氏が行い、綿半さんをメインに多くの人たちが関わり、世界最高峰のガーデンデザインショウ チェルシーフラワーショウに無事出展を成し遂げ、見事シルバーメダルを受賞した。
チェルシーにおいて日本人がゴールド受賞という記事を見ることが多いのだが、それは一般的にスモールガーデンと言われるものであり、今回のシルバーは、ショーガーデン部門という最上ランクのカテゴリーである。すなわちガーデンデザインにおいて世界最上位のコンテストであると言える。
当然、今までの日本人の中で、ゴールドメダルを受賞したものはいない。そこで我ら矢野TEA氏が日本人で初めてのゴールドメダルに挑んだのだが、残念ながらシルバーメダルとなった。といってもこのシルバーメダル以上の受賞者も歴代日本人では2番目の上位入賞なので十分に誇らしい結果と言える。
ただ恐らく矢野TEA氏はこの結果には満足はしていないだろう。当然私もまだまだ十分にもっと上を狙える実力があるのを知っているので全く満足はできない。反省点を考えれば、いくつものもでてくるが、ここでの言及は言い訳に聞こえるかもしれないので控えさせていただく。ただ言えるのはデザインがゴールドに値しなかったのではないということである。
やはりこのままでは終えられない・・・
きっといつの日か・・・。
今日は朝から、ロンドン郊外のWISLY Gardenへと向かった。
本来なら朝からレンタカーでの移動であったが、国際ライセンスが手元になく、電車での移動となった。
慣れてないため少し?かなり?手間取ったが、ビクトリア駅より電車と路線バスを乗り継ぎ、何とか無事到着した。
到着後、入り口でRHSの会員証を提示すると、フリーで入場ができ、ありがたく感じた。
ここのガーデンもゾーンニングされていて、それぞれにとても素敵であった。
写真は前回同様の下手なスマホ写真で恐縮ですが、私の説明よりは、余程状況が伝わるかと思いますのでアップしていきます。
散策していて特に素敵に感じた場所をいくつか・・・
さらに歩くと、温室があり、最近のビジネスの関係から重点的に・・・
ツリーファーンゾーン。 ちょうど渡欧前に、ツリーファーンが日本に到着し、ただいま養生中。そのため特に気になった。日本の植栽に最適かと言えば、使い方に制限がでるものも、この植物でしかできない植栽もあるので、さらに期待感が高まった。輸入されたものはもうすぐ皆さんに提供できるので乞うご期待である。
ここのガーデンでもデザットプランツゾーンがあり、多くの人の関心があることを感じられた。
他に花の写真も数枚アップします。
広い素敵なガーデンは、何時間かけても周りきれず、閉園時間が近づいてきたので、後ろ髪をひかれながら、帰途についた。
帰りも約1時間に一本だけの路線バス。乗り遅れないように少し早目の待機で、無事乗り込むことができ、一時間強バスに揺られながら、電車の駅に到着。列車、地下鉄と乗り継ぎホテルへと戻った。
いや~~今日このWISLY GARDEN素敵なガーデンだった。このガーデンをいつも眺めている二人が本当にうらやましく思えた・・・。
でも、そう思うのも束の間。やっぱり私は、ここでずっといて出逢いを待つより、自らの足でいろんな国を訪れ、多くの人や植物との縁を結ばれる方が私にはあっているかなと、あらためて思えた・・・。
そんな又右衛門の一日であった。
この日は昨晩トラブルに巻き込まれたため、私一人午前中は、警察署で時間を費やしてしまった。
おかげで英語力と表現力が高まったのかもしれない。と何でも前向きに考え、午後からみんなの待つKew Gardenへ地下鉄で移動した。
ビクトリア駅から約30分でKew Garden駅に到着。そして駅を降りると素敵なガーデンショップや、Caféが立ち並び、まるで駅もガーデンに含まれているのではとさえ感じた。
そして良い雰囲気に導かれながらKew Gardenに到着した。
入場券を購入し、Victoria Gateから入場。早速園内を散策した。あまりの広さにどこから見学したほうが良いのかもわからず、先に来ている泉緑化さんを探しながら、気の向くままに歩いてみた。
まず目に飛び込んできたのが、大きな池とPalm Houseという大温室。ここには世界各国のヤシやソテツ類が並んでいた。
そのまま進んで行くと、Rock Gardenゾーンがあり、その周辺や温室では、デザットプランツが植栽されていたのでいくつかの写真を下記に。
そして、また何の計画性もないまま、ふらふらと。そうしていると、先のグループと合流ができ、一緒にランチをして、その後時間の許す限り園内を歩き続けた。
ここでの風景や樹木、花などの写真をいくつか紹介させてもらいます。
そうこうしているうちに、閉園時間が近づいてきたので、Kew Gardenを後にした。
そして再び地下鉄に乗り込みビクトリア駅に。そして簡単なディナーと明日の打ち合わせをして、それぞれのホテルに戻った。
今回、訳あってスマホ写真しかなく、また通信に必要なため、スマホもバッテリーの関係であまり写真を撮れなかったので、良い写真がなくてすみません。どっちみちいつも写真はダメダメの私ですが・・・。おまけにあまりにもの睡魔で文章も・・・。重ねてすみません。
ロンドン3回目でやっとくることができたKew Garden。自然と人との調和を感じさせられ、さらに管理の行き届いた、とても素敵な空間はさすがであった。
園内では多くの植物や動物にも出逢え、今朝までの重たい気持ちを浄化してくれた。
まだまだその素晴らしさの数%しか見られていないと思うので、また機会があれば訪れてみたいと感じた。そんな1日であった。
今回の目的地は、まずは第一に矢野TEA氏がデザインにて参加しているチェルシーフラワーショウである。
実は前日、33年ぶりの宝塚東高の同窓会に出席させていただき、とてもうれしい気持ちに包まれながらの、ロンドン チェルシーに向けて出発であった。
この約一か月の間に、イタリア・ベルギー、スペインに続いて今回のイギリスへで欧州への渡航は3度目になる。これは私の今までの出張ではなかった頻度。さすがにこの頻度になってくると、ひと月欧州にて移動しながら仕事をした方が、効率的に思えてくる。ただまだまだ私の要領が悪いため、都度の帰国が必要になってくる。いつかそのようなことが現実になる日が来るかな~~?と考えながら、お気に入りのJALに乗り、約13時間後 ロンドン ヒースロー空港へと到着した。
ここからは、バスに乗り、ビクトリア駅へと向かう。そして到着後、荷物をズリズリと引きずりながら、歩くこと約10分で、予約済みのホテルに到着した。
そして荷物を置いて、早速、先陣の矢野氏たちと合流し、パブで簡単な慰労会をおこなった。
その中では、今回の出展での課題などの話から始まり、自分たちの考え方、植物に対する思い、デザインのあり方などを話し合い、最後にはどうでもいいような話も混じりながらでのミーティングで盛り上がり、気の合う仲間同士とても愉快な時間を過ごすことができた。
本当にみんな植物が好きで、ガーデンが好きでたまらない人のあつまりなんだな~とあらためて感じることができた。
そうこうしているうちに、夜も更けたので、ホテルに帰ろうとしたら、ちょっとした私のトラブルがあり、少し遅れてのホテル到着となった。その後、身も心も疲れていたので、すぐに横になりたかったのだが、まだデスクワークも残っていたので、何とか急ぎで終わらせ朝方就寝した。
さて明日は、ガーデン視察なので、どんな植物やデザインに会えるかと思うと、少しワクワクです。ではおやすみなさい。
5月20日 大阪ステーションシティー 11階 風の広場で
YOGA:更科有哉
SPACE DESIGN:Jun Hagan
PLANTS DESIGN:TEA’s Design
による“LIFE” YOGA TRIP”をおこなった。
本場インドより正式指導資格を与えられた更科有哉氏によるヨガ講座を実施。
ヨガ講座を通して有意義なライフスタイルの過ごし方を提案。
その際の空間デザインをパートナーのJun Hagan氏、植物&プロデュースをMATAEMON & Shuhei Fukunaka(TEA’s Design)でさせていただいた。
先週好評であった音楽×デザイン×植物に続き、ヨガ×デザイン×デザット プランツの取り組みも、普段とは違った空間を創り出すことができ、多くの方々にご評価いただくことができた。
実際私自身、ヨガは未体験であるが、この空気感には引き込まれそうな感じがした。
時間がとれるようになったら、体験してみたいと感じた又右衛門でした。
次はどんな企画が飛び出すか乞うご期待!(笑)
さて、週末は同窓会、そしてロンドンへと向かう。少し慌ただしく感じるけど、ワクワクがとまらない。
今日も澄みきった青空と、心地よい風に包まれた絶好の天気の中、NOSTRESS Partyが開催された。
先日のアップにも書かせていただいたが、大阪・中之島 de sign de>ギャラリー空間を、
私たちTEA’s DesignとアートディレクターJun Hagan氏で空間デザイン&ディレクションを担当させていただいた。
イベントのメインである音楽はファッションブランド「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の、2016年春夏パリコレクションのショー音源を、山口一郎(サカナクション)氏と共に制作したことが記憶に新しいAOKI takamasa氏を筆頭に、kohei氏、FUMI氏と実力派が担当された。
14時に開催されてパーティーは、夕方になるにつれて、多くの人にお越しいただき、会場は、人で溢れるぐらいであった。
私たち花き業界が異業種コラボと言えば、比較的近い方向性である業種と一緒に、物販の商品化をするなどの、比較的わかりやすい取り組みが連想されるが、今回のような 音楽×デザイン×植物という取り組みは私自身も初めてある。
陽も落ちる頃になると、素敵な音楽に、多くの人に加え、植物たち、会場全体が酔いしれていたのを実感できた。
音楽と植物とデザインが見事に化学反応を起こし、異次元空間を創り出すことができた瞬間ではないだろうか・・・。
あらためて素敵な機会をいただけた、AOKI takamasa氏、Jun Hagan氏、Shuhei Fukunaka氏をはじめ、多くの皆さんに感謝です。
これからもともに世界を視野に、色んなエキサイティングな取り組み共に行うことによって、多くの人に刺激を与え続けていければと思っています。
最後にお越しいただきました皆様。本当にありがとうございました!
素敵なご縁に感謝です。
パワーと感性溢れる若い人たちに、刺激と学びを得させていただくことができた。
又右衛門 52歳 もうひと頑張り、ふた頑張りさせていただきます~~~~。
母の日も終わり花き業界の方はフラフラかと思います。私も連続した欧州出張で、いつもと少し違った体の変調を感じています。やはり私も普通の人なのかなと、少し安堵したりしています(笑)
さて5月12日~14日 中之島 de sign de において「音楽×デザイン×植物」イベントが開催されます。
AOKI takamasa氏、 Jun Hagan氏、Shuhei Fukunaka(TEA’sDesign)氏など、それぞれの業界で活躍するとても素敵な面々がコラボして、新しい世界を提案します。
会場には、デザットプランツを主に配置させていただき、間近で見ていただければと思っています。
14日は、お昼から私、又右衛門(MATAEMON)も会場にて楽しんでいます。お時間がある方はベルギー、スペインの土産話を聞きに来てくださいませ。
音楽やデザイン、植物に興味のある方是非お越しください。また花き業界の方も母の日で疲れた身体を一緒に癒しましょう! 待ってま~す。
朝3:30起床。その後タクシーにてバレンシア空港へ向かった。
早朝のまだまだ暗い空港からの出発のせいか、何となくスペインから出国することに寂しさを感じてしまう。
充実した時間、ビジネスをおこなえたから、余計に寂しく感じたのかもしれない。それかまだまだやり残したことがあるのかもしれないなど複雑な気持ちが入り交ざって、そうさせているのかもしれない。
そのような中、バエレンシア空港を発ち、経由地であるパリ シャルルドゴール空港にほぼ定刻到着。ここで出発までの数時間デスクワークを行いながらラウンジにて待機した。
10数年前なら、ウェイティングの時間に、お土産などを物色する自分がいたが、最近は全くそのような思いはなく、日本で待ってくれている人へのお土産は、何といっても素晴らしい植物との縁と、胸を張って紹介できる植物そのものだと思っている。(待っている皆さんごめんなさい)。そして自分へのお土産は、海外でのビジネスパートナーとの再会の約束と、不在の中一生懸命に頑張ってくれている素敵なスタッフ以外に何も思いつかない。
今回もビジネスパートナーとの契約の延長、新しい取り組みへのチャレンジもでき、素晴らしい植物との縁もつながった。上も見ればきりがないかもしれないが、ほぼ今回のミッションは達成できたように思っている。
さ~~~。もうすぐ日本に向けての飛行機の搭乗時間。今回のスペイン訪問のブログは、これで終わりとなります。
多分・・・
さて、久しぶりに日本へ行ってみようかな~~~(笑)
さて私はどれでしょう???(笑)
朝食を終え、Viveros Canosのエレナさん。マリアさんに送られて昼前にバレンシアまで戻ってきた。
ここで皆さんとはお別れ。ベルギーのFLORALIENから、スペインでの再会で、何から何まで本当にお世話になった。
素晴らしい植物を提供いただき、さらに最上級のおもてなしを受け、本当にありがたく思っている。
今年の秋には、日本に来られるとのこと。今から企画を立てなければなどと思ったりする。
ホテルについてチェックインはまだできなかったので荷物を預けて、街中を探索した。
街中がかなり騒がしく、何かお祭りでもあるのかなと思い、音に惹かれて行ってみるとパレードではなく、メーデーの行進のようであった。
ここで面白い光景が・・・。
行進の取り締まりをしている警察が、市民に頼まれ一緒に、かつ撮ってもらっての記念撮影。
さすがスペイン!を感じさせてもらった。私はメーデーだからかもしれないが、許されていいユニークさで、私たちもこの距離感は見習うところは多いと感じた。
しばし彼らにつられて歩きながら、中心部にある公園に到着。ここはそれほど大きくない公園に、10店舗以上の花屋さんが立ち並ぶ。
私はこの光景がとても気に入っていて、日本の公園でも、花屋さんや園芸店は規制緩和で出店がしやすくしてくれたら、地域の限られた住民の憩い場から、もう少し半径を拡げた素敵な空間になるのではといつも思っている。
もう少し歩いてみると、日曜特有のマーケットでとても賑わっていた。
他にも素敵な場所を見歩き、最後に食事をした。
とても混んでいたのだが、うまくカウンターが空いたので座らせてもらい、ライブ感満載の食事をさせていただいた。
今まで何度もこの街に来ているが、今回初めて入ったのだが、素材の良さが出ていて、かなり美味しい。言い方は失礼だが、大当たりであった。おまけにカウンターで食べるのが、その良さを倍増させてくれたと思う。
そして最後にご褒美をもらえた気分で、お腹も満たされ、ホテルへと戻った。
さー明日は日本に向けて4時30分出発。寝坊しないように、いつもよりは早めに寝ます。
おやすみなさ~~い。
今日は一日 ヌレスのViveros Canos社で本年度 後半の入荷分確認と、追加オーダー。そして来年度以降の注文や仕込みなどについて、デスクワークと圃場視察をひたすら行った。
本来であれば土曜日なので、半日しか働かないのであろうが、私たちのために時間を割いていただいた。
朝一番は日本でとても人気の「百年オリーブ®」の仕込みである。
まずは土壌に植えられたオリーブを抜き、大まかにカットする。そして写真のようにリフトで釣り上げ、丹念にひたすら洗浄を行う。
そして奥の方まで、目で見て確認し、それでも見きれないところは直接手をいれ、完全に土の除去を行うのである。この作業の繰り返しを何度も現地の人に見ていただき、完全に仕上げてもらう。大人が2人で小さなオリーブ1本を仕上げるのに半日を費やす。決して中途半端な作業で終わらせない。
かなり厳しいことを言うが、それが最終的に植物のためであり、生産者のためにもなる。これも又右衛門流である。
そのような過程を経て仮植できてきたのが、この子たちである。さらにこれらに特別な又右衛門テクニックであるオリジナルエッセンスを加えることでMATAEMON PLANTSとして素敵に仕上がる。
そうこうしているうちにランチタイムになり、海の見えるレストランで、お腹をみたすことにした。
その後再び農場に向かい、今秋に入国予定の樹齢500年クラスのオリーブの仮植状況と、次のシッピングの選抜をした。
そして残り時間は、人気のヤシ類である「ビスマルキア ノビリス」「ブラヘア アルマータ」「チャメロプス フミリス セリフェラ」「チャメロプス ボルカーノ」などについてのミーティング費やした。
そうするともう時間も遅くなり、一旦ホテルに引き揚げ再集合し、Viveros Canosの皆さんとの最後の晩餐を堪能した。
その際のことであるが、夜も遅く冷えてきたが、私は防寒服がないため、又右衛門陣羽織を着て、ディナー会場に行ったのだが、それを目にした人が、声をかけてきて一緒に乾杯をして盛り上がった。スペインの方々は本当に陽気で素敵だな~とあらためて感じた。
食事を終えると、もう日付が変わりそうなのでホテルに戻り、このブログを書き終えた深夜で今日の一日は終わった。
さ~今日でスペインでのミッションは終えることができた。明日はバレンシアに戻り、帰国の準備。おやすみなさい。