四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

日曜日の昼から、宝塚を出発し、オーストラリア ブリスベンへと向かった。

先月からの欧州3往復に続いての渡豪である。1年ぶりにビジネスパートナーである以上に、師であり友である  STATION CREEKDanny ともに約1週間の行程で、自生植物のマーキングおよび状態のチェックを行ってくるのが目的である。

 

それに加え、今回はナーセリーの撮影も行いたいと思うので、TEA’s Designの福中氏とJun Hagan氏も同行である。

 

まず福中氏と伊丹空港で待ち合わせ、成田空港へと移動した。その後出発まで時間があるのでラウンジで過ごした。
私はこのラウンジが大好きで、関空から出発するのであれば、成田から出発する方を選んでいる。

 

その理由はいくつかある。まずはここからの眺めである。ここからの飛行機の離発着を見ていると、何故か気が引き締まる思いがし、「今回もきちんと成果を残すぞ!」と言う気持ちが強くなってくるからである。

 

そして次に食べ物が素敵である。大好物のビーフカレーも美味しいが、成田では目の前でお寿司も握ってくれる。さらにタイミングが良ければ要望に併せて刺身で出してくれるからである。なので今回も私は刺身でいただかせていただいた。

 

さらに空腹の私は、何回かビーフカレーのおかわりをさせていただいたのだが、その際におっちょこちょいの私は、毎度のように白パンツにカレーをこぼしてしまった。

 



そのことをサービスに伝えると、お着替えをいただいたら、私たちでシミぬきをしてきますととても親切に対応してくれた。ただ着替えが恥ずかしいので、染み抜きキッドをお借りして自分でさせていただき、とても助かった。

 

他にはラウンジには、パソコンデスクはもちろん、マッサージチェアもある。さらにシャワーもあるので、夏場に汗だくで駆け込んだ時には、さっと汗を流してから、気持ちよく機内に入れるのがうれしい。おまけに靴みがきの専用のカウンターもあるのでビジネスでの出張では大助かりの時もある。

 

 

そして何といっても、スタッフの皆さんの気遣いが素晴らしい。本当に気持ちよく迎え入れ、そしてみんな笑顔で送り出してくれる。

 

そのような気持ちよい対応で気を良くして出国。

 

さーこれからの数日間、どのような出逢いがあるか楽しみである。

 

今回の活動は、街中は少なく、畑や山の中が多いため、ブログのアップは難しく、まとめてのアップになるかもしれませんが、今回もまたご覧いただければと思っています。

 

では行ってきます。

2016.06.03

新しい灯

今日は朝から、ビッグサイトで開催されているインテリア ライフスタイル ショウに参加してきた。

 

今回は来年 ドイツ フランクフルトで開催される展示会の出展者説明会に参加してきた。
この展示会は、世界でトップクラスの大きな展示会で、以前より関心があったので今回説明会にいってきた。

説明会には、熱心な会社が出席されていて、質問も飛び交いながらの時間となった。

あと帰阪までの数時間で会場見学をした。会場内は相変わらずの興味深いものもあり、楽しく過ごさせてもらえた。

 

そしていつものように飛行機で帰阪をしたのだが、その道中では昨晩のミーティングが思いだされる。

実は昨日はとても素敵な会社と重要なミーティングの時間を持っていただけた。社長をはじめ、多くの方に出席いただくことができ、そして私たちの取り組みをご評価いただき、さらに強い推進力で物事を進めていただき、「さすが!」を思わせるスピード感であった。


私は、今までの取り組みに共感を持っていただけた充実感もあるのと同時に、この推進力、スピード感を同じ経営をするものとして多くを学ばなければならない。そして緑匠・又右衛門として、しっかり期待に応えなければならないと、強く感じることができた。

ミーティング終了後、とても素敵な食事までふるまっていただき幸せな時間であった。
そしてそこにあったアルコールランプをしばし見入ってしまった。

 

 

今回のとても素敵な出逢いで、また新たな灯がともったと思う。

きっとこの灯はやがて、大きな火柱となり天へとむかのではと感じた。

そして多くの人を照らしてくと…

皆様にあらためてご報告させていただきます。

 

昨年7月に皆様のご支援ご協力賜り新設させていただきましたTEA’s Design株式会社のメインデザイナーである矢野TEA氏が世界最高峰のガーデンデザインショウ「チェルシーフラワーショウ2016」の最上位部門ショウガーデン部門におきましてシルバーメダルを獲得しました。

 

私たちは引き継き、日本の美意識や感性を世界に向けて発信しきますので、ご指導のほどお願いいたします。

 

つきましてはお世話になりました矢野TEAより皆さまへの御礼のメッセージがございますので、私の方からの御礼もあわせてアップさせていただきます。

 

また私たちの活動に賛同いただき、一緒に活動していただける方や、ご興味を持っていただき、お手伝いいただける方などとのご縁もあれば素敵なことと思っております~~。

 

 

今回、ご支援賜り誠にありがとうございました。

更なる上をめざし頑張ってまいります。(緑匠・又右衛門)

 

************

 

チェルシーフラワーショーのチャンピオンリーグ、ショーガーデンでシルバーメダルを受賞し、無事帰国しました。

 多くの方々の力を借り、試作を繰り返し、トップデザイナーたちとの交流をスタートできたことは大切な宝となりました。

 皆様のご協力に御礼申し上げます。

スポンサーの綿半ソリューションズ株式会社、商品開発のご協力をいただいたアトムリビンテック株式会社、アーバンスタイル研究所のメンバー、有限会社薔薇園植物場の皆様に改めて感謝いたします。(矢野TEA

 

**********************

チェルシーフラワーショウ会場をほぼ周り、皆さんに挨拶を終え、矢野TEA氏を残し、後ろ髪をひかれる思いで帰国の途についた。



そしていつものように、帰りの機内でこのブログを書いている。

今回、ロンドン到着早々トラブルに巻き込まれ、多くを失った。

 

そして帰る前日も、ホテルに帰る薄暗い夜道を歩いていたら、自称スペイン人に道を聞かれ少し話していると、後から少し恐い感じの大きな男二人が来て、私たち二人に『警察だ!IDカードを出せ!財布を見せろ!』とすごまれ、次にもっと金をもっていないか?ヘロイン、コカインは?と言われたので、かなり怪しく感じたが、彼らの言動を巧みにかわすほどの語学力がなく、強引にカバンの中身を探られてしまった。



その後数分のやり取りの後、解放されホテルに戻ることができ、やれやれとホッと胸をなでおろしたがそれも束の間であった。はじめは警察が自称スペイン人男と私が違法な取引をしていたのではないかと疑い、それを確かめに来たと思っていたのだが、そうではなさそうである。記憶がさだかではないが、彼らが触った私の財布の中身がかなり薄くなっているように感じている。最終的に恐らくプロ手品師のような窃盗団かまたは強盗団であったのではないかと思う。

 

未だにその男たちは、POLICEであったかどうかはわからない。結果からすれば完全にグループ窃盗団であったのではないかと思う。おそらく自称スペイン人も仲間であろう。

 

でもそんなことで人を疑っても仕方ない。ただ単に私のお人よしさや甘さからの問題である。正直腹立たしいが、これも経験と思うことに切り替えた。

 

それにしても後から考えるとぞっとする。もし私が大金を持っていたらどうなっていたか?もし途中で気づき強く抵抗していたらとどうなっていたのだろうかとか・・・。

 

そんないくつかの悲しいこともあったが素敵なガーデンを訪れて、良い空気を吸い、多くを学び得ることができた。素敵な人との出逢いもあった。

 

それよりも私にはチェルシーフラワーショウにおいて、また更なる目的を見つけ出すことが、できたことが大きかったのではないだろうか。

 

今はまだ実感できていないが、失った分以上のきっと何かを得ているのであろうと思う。またそう思うようにしたい。

 

先月のベルギー王立園芸協会のガーデンショウ Floralien 2016   そして今回の英国王立園芸協会の Chelsea Flower Show2016という世界の檜舞台において、多くの人たちと力を合わせることで、日本人の感性、美意識を伝えることができたのではと思う。

さ~~これからも上をめざしもっと頑張らなければ。
「世界の感動を日本に。日本の感性を世界に。」伝えるために・・・

 

上へ。

 

植物への尊厳の念を第一に・・・

 

もっと上へ。

 

産み出す人への尊敬の念を忘れずに・・・

 

もっと。もっと。

 

みんなと共に・・・・

 

「世界最大のガーデンは地球であり。その主役は命である。」by緑匠・又右衛門

 

今日もWATANANブースは多くの人が訪れ、素晴らしい。感動したとの声をかけられているのを幾度も耳にした。中には今回のブースであなた達が一番とのお声も聞こえてきた。

 

テレビ局などの報道も多くきていた。その中設営でほとんどの体力を使ったのであろうスタッフが、力を振り絞るようにその対応に追われていた。

 



このブログでは、その他のブースの案内を少しだけだがアップします。写真は結構撮ったが載せきれないのでいくつかのみで。コメントを入れても良いのかなと思ったのだが、デザイナーの意思と違うものになるととても失礼なので控えさせてもらいます。

今日は、市内に出て公園を見学し、RHS Chelsea Flower Show チェルシーフラワーショウ会場へと向かった。

 

 

本当に大勢の人が来ている会場の人ごみをかき分けるかのように、10数年来 パートナーとして活動している矢野TEA氏がデザインをつとめさせていただいたThe Watahan East&West Gardenへと向かった。

 

今回 このブースはデザインを矢野TEA氏 柴山ちほり氏が行い、綿半さんをメインに多くの人たちが関わり、世界最高峰のガーデンデザインショウ チェルシーフラワーショウに無事出展を成し遂げ、見事シルバーメダルを受賞した。

 

チェルシーにおいて日本人がゴールド受賞という記事を見ることが多いのだが、それは一般的にスモールガーデンと言われるものであり、今回のシルバーは、ショーガーデン部門という最上ランクのカテゴリーである。すなわちガーデンデザインにおいて世界最上位のコンテストであると言える。

 

当然、今までの日本人の中で、ゴールドメダルを受賞したものはいない。そこで我ら矢野TEA氏が日本人で初めてのゴールドメダルに挑んだのだが、残念ながらシルバーメダルとなった。といってもこのシルバーメダル以上の受賞者も歴代日本人では2番目の上位入賞なので十分に誇らしい結果と言える。



ただ恐らく矢野TEA氏はこの結果には満足はしていないだろう。当然私もまだまだ十分にもっと上を狙える実力があるのを知っているので全く満足はできない。反省点を考えれば、いくつものもでてくるが、ここでの言及は言い訳に聞こえるかもしれないので控えさせていただく。ただ言えるのはデザインがゴールドに値しなかったのではないということである。

やはりこのままでは終えられない・・・

きっといつの日か・・・。

今日は朝から、ロンドン郊外のWISLY Gardenへと向かった。

 

 

本来なら朝からレンタカーでの移動であったが、国際ライセンスが手元になく、電車での移動となった。



慣れてないため少し?かなり?手間取ったが、ビクトリア駅より電車と路線バスを乗り継ぎ、何とか無事到着した。

 

到着後、入り口でRHSの会員証を提示すると、フリーで入場ができ、ありがたく感じた。

ここのガーデンもゾーンニングされていて、それぞれにとても素敵であった。

 

写真は前回同様の下手なスマホ写真で恐縮ですが、私の説明よりは、余程状況が伝わるかと思いますのでアップしていきます。

 

 

散策していて特に素敵に感じた場所をいくつか・・・

 

さらに歩くと、温室があり、最近のビジネスの関係から重点的に・・・

 

ツリーファーンゾーン。 ちょうど渡欧前に、ツリーファーンが日本に到着し、ただいま養生中。そのため特に気になった。日本の植栽に最適かと言えば、使い方に制限がでるものも、この植物でしかできない植栽もあるので、さらに期待感が高まった。輸入されたものはもうすぐ皆さんに提供できるので乞うご期待である。

 

ここのガーデンでもデザットプランツゾーンがあり、多くの人の関心があることを感じられた。

 

 

他に花の写真も数枚アップします。

広い素敵なガーデンは、何時間かけても周りきれず、閉園時間が近づいてきたので、後ろ髪をひかれながら、帰途についた。



帰りも約1時間に一本だけの路線バス。乗り遅れないように少し早目の待機で、無事乗り込むことができ、一時間強バスに揺られながら、電車の駅に到着。列車、地下鉄と乗り継ぎホテルへと戻った。



いや~~今日このWISLY GARDEN素敵なガーデンだった。このガーデンをいつも眺めている二人が本当にうらやましく思えた・・・。

でも、そう思うのも束の間。やっぱり私は、ここでずっといて出逢いを待つより、自らの足でいろんな国を訪れ、多くの人や植物との縁を結ばれる方が私にはあっているかなと、あらためて思えた・・・。

そんな又右衛門の一日であった。

 

この日は昨晩トラブルに巻き込まれたため、私一人午前中は、警察署で時間を費やしてしまった。

 



おかげで英語力と表現力が高まったのかもしれない。と何でも前向きに考え、午後からみんなの待つKew Gardenへ地下鉄で移動した。

ビクトリア駅から約30分でKew Garden駅に到着。そして駅を降りると素敵なガーデンショップや、Caféが立ち並び、まるで駅もガーデンに含まれているのではとさえ感じた。



そして良い雰囲気に導かれながらKew Gardenに到着した。

 

 

入場券を購入し、Victoria Gateから入場。早速園内を散策した。あまりの広さにどこから見学したほうが良いのかもわからず、先に来ている泉緑化さんを探しながら、気の向くままに歩いてみた。

 

まず目に飛び込んできたのが、大きな池とPalm Houseという大温室。ここには世界各国のヤシやソテツ類が並んでいた。

 

 

そのまま進んで行くと、Rock Gardenゾーンがあり、その周辺や温室では、デザットプランツが植栽されていたのでいくつかの写真を下記に。

 

そして、また何の計画性もないまま、ふらふらと。そうしていると、先のグループと合流ができ、一緒にランチをして、その後時間の許す限り園内を歩き続けた。

 

ここでの風景や樹木、花などの写真をいくつか紹介させてもらいます。

 

そうこうしているうちに、閉園時間が近づいてきたので、Kew Gardenを後にした。

そして再び地下鉄に乗り込みビクトリア駅に。そして簡単なディナーと明日の打ち合わせをして、それぞれのホテルに戻った。

 

今回、訳あってスマホ写真しかなく、また通信に必要なため、スマホもバッテリーの関係であまり写真を撮れなかったので、良い写真がなくてすみません。どっちみちいつも写真はダメダメの私ですが・・・。おまけにあまりにもの睡魔で文章も・・・。重ねてすみません。

ロンドン3回目でやっとくることができたKew Garden。自然と人との調和を感じさせられ、さらに管理の行き届いた、とても素敵な空間はさすがであった。

 

園内では多くの植物や動物にも出逢え、今朝までの重たい気持ちを浄化してくれた。

 

まだまだその素晴らしさの数%しか見られていないと思うので、また機会があれば訪れてみたいと感じた。そんな1日であった。

 

今回の目的地は、まずは第一に矢野TEA氏がデザインにて参加しているチェルシーフラワーショウである。

 

実は前日、33年ぶりの宝塚東高の同窓会に出席させていただき、とてもうれしい気持ちに包まれながらの、ロンドン チェルシーに向けて出発であった。

 



 

この約一か月の間に、イタリア・ベルギー、スペインに続いて今回のイギリスへで欧州への渡航は3度目になる。これは私の今までの出張ではなかった頻度。さすがにこの頻度になってくると、ひと月欧州にて移動しながら仕事をした方が、効率的に思えてくる。ただまだまだ私の要領が悪いため、都度の帰国が必要になってくる。いつかそのようなことが現実になる日が来るかな~~?と考えながら、お気に入りのJALに乗り、約13時間後 ロンドン ヒースロー空港へと到着した。

 

 

ここからは、バスに乗り、ビクトリア駅へと向かう。そして到着後、荷物をズリズリと引きずりながら、歩くこと約10分で、予約済みのホテルに到着した。

 

 

そして荷物を置いて、早速、先陣の矢野氏たちと合流し、パブで簡単な慰労会をおこなった。

その中では、今回の出展での課題などの話から始まり、自分たちの考え方、植物に対する思い、デザインのあり方などを話し合い、最後にはどうでもいいような話も混じりながらでのミーティングで盛り上がり、気の合う仲間同士とても愉快な時間を過ごすことができた。

本当にみんな植物が好きで、ガーデンが好きでたまらない人のあつまりなんだな~とあらためて感じることができた。

 

 

そうこうしているうちに、夜も更けたので、ホテルに帰ろうとしたら、ちょっとした私のトラブルがあり、少し遅れてのホテル到着となった。その後、身も心も疲れていたので、すぐに横になりたかったのだが、まだデスクワークも残っていたので、何とか急ぎで終わらせ朝方就寝した。

 

さて明日は、ガーデン視察なので、どんな植物やデザインに会えるかと思うと、少しワクワクです。ではおやすみなさい。

5月20日 大阪ステーションシティー 11階 風の広場で

 

YOGA:更科有哉

SPACE DESIGN:Jun Hagan

PLANTS DESIGN:TEA’s Design

による“LIFE” YOGA TRIP”をおこなった。


本場インドより正式指導資格を与えられた更科有哉氏によるヨガ講座を実施。

ヨガ講座を通して有意義なライフスタイルの過ごし方を提案。

その際の空間デザインをパートナーのJun Hagan氏、植物&プロデュースをMATAEMON & Shuhei FukunakaTEA’ Design)でさせていただいた。

 

先週好評であった音楽×デザイン×植物に続き、ヨガ×デザイン×デザット プランツの取り組みも、普段とは違った空間を創り出すことができ、多くの方々にご評価いただくことができた。



実際私自身、ヨガは未体験であるが、この空気感には引き込まれそうな感じがした。
時間がとれるようになったら、体験してみたいと感じた又右衛門でした。

 

次はどんな企画が飛び出すか乞うご期待!(笑)

さて、週末は同窓会、そしてロンドンへと向かう。少し慌ただしく感じるけど、ワクワクがとまらない。