四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は朝一番の飛行機で羽田へと向かった。時間的には十分余裕があるのだが、遅刻は当然ながら、しくじりが許されない打ち合わせのため、心を落ち着かせるためにも早目に向かうことにしていた。


 

飛行機は定刻に到着し、ミーティングが行われる企業へと向かった。今回のミーティングは、私たちの活動などをプレゼンさせていただき、協業できることなど模索させていただいたり、指導をいただいたりするもので、参加者は日本を代表する企業の第一線で活躍されている方ばかりで、いつもと違う空気感で久しぶりに武者震いをした。

元来私はあがり症のため、人前で話すのが苦手である。それにもまして、このような状況のため極度に緊張していたが、それを察していただいたのかお気遣いをいただきながらのデジスカッションであったため、私たちのパフォーマンスや方向性を大まかながら伝えることができ、ありがたい言葉もいただき、あっという間に終わりの時間を迎えることになった。

それにしても、私たちと比べるのは失礼かとも思うが、圧倒的なスピード感の違いを強く感じ、多くを学ばせていただくことができた。それと同時に、日々動く時代のスピード感と、植物のスピード感をうまく調和させていくことも、私たち植物に関わる者の役割であるように感じた。

 

その後この場所を後にし、屋外にでると街は吹雪いていた。大雪警報も発令され、企業も強制退社を命じるところもある様子であったのと、私自身が帰阪するのが困難になりそうであったので、午後からの予定はキャンセルさせていただき、何とか欠航前の飛行機に飛び乗ることができ、無事夜に帰宅することができた。

 

 

いずれにしても自然の力の強さと、人の強さを同時に感じ、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクが凝縮されたエキサイティングな一日であった。

寒さではなく身が引き締まる思いである。さ~又右衛門 ここ一番の頑張りどころがやってきたかもしれない。アクセルを踏み込まなければ・・・。

17日 朝一番に羽田空港に向かい定刻に、グランフロントにてFM宝塚の方とミーティングをさせていただいた。

写真は先日10日に、宝塚の伝統に関わる番組の作成で取材と収録においでいただきたものであるが、その際に私たちの活動に強い関心と評価をいただけた。

※ちなみにその放送はエフエム宝塚 1月28日(日)15:30~16:00の番組内で流れますので是非お聴きいただければと思います。

 

そして今日は、それを受けて今後地元宝塚の企業として、何か一緒に取り組めないかとのお話などをいただき、又右衛門として宝塚の園芸や街づくりのお役に立てる活動になるのであれば、協力は惜しまないとのお話をさせていただきました。また具体的な事はお話ができるようになれば報告をさせていただきます。

その後は同じグランフロントの施設において、素敵な空間を演出されている企業からのオファーで、面白い案件のご提案をいただいたので訪問してきた。これもまた具体的になってきたらお話ができると思いますので楽しみにしていただければと思っています。

その後は、宝塚に戻り、あいあいパークでのイベントの打ち合わせなどで、近隣企業を訪問させていただき、バタバタながらも有意義な一日を過ごさせていただくことができた。

う~~ん。楽しい一日だった。

都内2日目。

朝から世田谷にある日本体育大学を訪れた。

まずは到着後、13か月前に開催された国際オリンピック委員会 第9代会長 トーマス・バッハ氏の日本体育大学名誉博士号 授与式にて記念植樹に採用していただいた樹齢約350年オリーブの状態をチェックさせていただいた。


 オリーブはとても元気な状態で、しっかりとしていた。葉の伸び具合からして、きっと根もしっかりついていると感じる。

この分だと、春からまた一層成長するであろうと感じ、とてもうれしく思えた。




植物チェックの後は、松浪理事長とお話をさせていただき、もうすぐ開催の平昌オリンピックと植物に対する強い想いなどを聞かせていただくことができた。今年も日体大に関わる選手では、高木美帆選手や高梨沙羅選手などがいて、メダルが大いに期待できる。とても楽しみである。

 そして帰り道に、今後の参考のためにサザエさん通りをみながら帰ることにした。

そしてサザエさん公園、長谷川町子美術館を訪れた。残念ながら時間の都合もあり、館内は観ることが出来なかったので、また来月にでもと思っている。

 その後は、場所を麻布に移し、春に開催されるイベントの打ち合わせと、夕方からは法政大学に移動し、顧問をつとめさせていただいている日本フローラルマーケティング協会(JFMA)の賀詞交換会に出席させていただいた。

久し振りに会う方々との交流させていただき、情報交換をさせていただくことができた。世代交代を進める協会に期待したいと思っている。

賀詞交換会の終了後は、小腹がすいたので新橋駅前の豚丼の超?大盛りをいただいた。最近お腹がすくことが多くなってきた。少し食べ過ぎ気味かもそれない。実際に体重も半年前からすると4kg肥ってしまった。かなりまずい。(豚丼は美味しい!)
超大盛を食べながら説得力はないかもだが、食生活は自分なりに、かなりストイックに送っているはずなのに・・・涙。ただ単に運動不足ということかな。それか不規則な生活のせいかな・・・。少しリズムを整えなければ・・・(^^;)

その後、ホテルに戻り、このブログとデスクワーク。明日は朝一番の飛行機なので4時30分には起きなきゃだから、日付も変わったし、そろそろ仕事は終わりにします。

明日から3日間は新しいプロジェクトでの打ち合わせなどで詰まっている。楽しみである。この続きは寝ながら考えます!

おやすみなさい~~~。

今日は、東京出張。

普段は日帰りが殆どであるが、今回は23日。といっても最終日は早朝の飛行機のため22日のような感じである。

初日、いつものように伊丹空港から飛行機で羽田へ。そして世田谷にある進化生物学研究所へと向かった。

 

そしてアポ時間より早くついたので、デスクワークを行うために近くのSTARBACKSに入ろうとしたとき、以前大阪でお花屋を開業するためのアドバイスをさせていただいた女性にバッタリ出会った。彼女は小さなお子さんを抱かれていたが、相変わらず若々しく、5年前とは全く変わらない雰囲気であった。現在も色々な事業を手掛けているなど、アクティブに動いているせいか生き生きしていて、そんな姿がとてもうれしく思えた。そして少しの時間であったが今後のお話などもさせていただき、またいつかどこかでというような感じで別れることになった。

そして待ち合わせ時間になったので、大変お世話になっている一般財団法人 進化生物学研究所 湯浅理事長とお会いしてきた。

 

湯浅理事長には昨年のマダガスカル研修や日々の研修にて大変お世話になっていて、今回も新しい研究や本年度のプロジェクトについて長い時間をとっていただきご指導をいただいた。


そして先月マダガスカル大統領が来日された際に、湯浅先生がシュバリエ(騎士)勲章を受勲され、その際の賞状を拝見させていただいた。

 

湯浅理事長は1973年以来マダガスカルを45回訪れ、研究をさることながら、テレビや書籍、ガイドなどを行い、マダガスカルを日本に紹介・親善につとめられたとのと、ボランティア団体の設立や活動もされ、マダガスカルに多大な貢献をされたからであろう。それにしても45回とは凄い。又右衛門も脱帽である。

その後温室で植物のレクチャーを受け、時間が来たので、目黒へと移動した。

 

目黒では、約10年前、私がアパレルではトップブランドのGIORGIO ARMANIとのミーティングのためイタリアに行ったとき、案内役をしていただいた音楽家の方と再会をさせていただいた。

彼女も10年前とはほとんど変わらず元気そうで何よりであった。お互い当時を振り返り、とても懐かしく、気がつけば時間が過ぎてしまうほど楽しくお話をさせていただけた。そしてこの方も、また今度どこかでと笑いながら、駅でお別れをした。

 

その後、時間は遅くなったが渋谷で久しぶりに同級生と再会し、色んな話を楽しくさせていただいた後、日付が変わる前にホテルに到着した。

今日も色んな人に出逢い。色んな人から学ばせていただけた。素敵な一日だった。

それにしても、約束しても中々会えないような人に、都内でバッタリとは・・・本当に面白く、不思議なものだと思えた一日であった。

関西では馴染みであるが、このブログを読んでいただいている方には関西以外の方も多いため簡単に説明させていただくと十日戎(えびす)とは、110日の本えびすおよび、その前後の9日(宵宮)、11日(残りえびす)におこなわれる戎社の祭礼である。その俗称は、「えべっさん」として商売繁盛の神として親しまれ、戎(恵比寿)神(「えびす様」)を奉り、参詣者が商売繁盛を願う一大行事であり、西日本では一般的である。


そして私も小さな頃から、この「えべっさん」が1年間の家族行事の中で、もっとも楽しみであったと言っても過言ではない。というのも、仕事でバタバタし、小学生であった私も休みには、仕事に駆り出され、中学生時代には、すでに貴重な戦力となっていたほど、家族はバタバタで、年末のカウントダウンも仕事をしながら迎えているような状況であった。そのような家族が集い、どこかにお出かけする機会は、このえべっさんを除けば、ほぼないに等しいため、私にとってはとても貴重な行事である。そして今回も会社有志と家族で西宮戎に参拝させていただいた。

今日の午後は雪混じりの冷たい雨が降ったり止んだりの天候のためであったためか、夕方18時ごろの参拝者の出足は、例年に比べかなり少なく感じた。

そのような中、私たちは毎年と同じように、お札を返却し、手水舎で手を洗い、参拝し、お札をいただいた。


そして毎年お世話になっている吉兆店にて縁起物を購入し、さらに神楽殿にてお神楽を舞っていただき、最後の荒えびす様参拝の後、一連の行事を滞りなく終えることができた。

 そして遅れてやってきたニュージーランドからのお客様と合流し、再度参拝と夜店を周り、おもしろおかしく、そしておいしく楽しい時間を過ごさせていただいた。


中には40年前と変わらないスタイルで今年も興行されているお化け屋敷や射的などの光景を眺めていると、時折恐る恐る近づく子どもたちや一喜一憂している姿を何度も見かけることができ、きっと自分も小さいころ同じような姿であったのであろうと思うと、変わりゆく時代によって、力ずくで脅かすお化け屋敷は、ハイテクや3Dなどでの恐怖映像に変わり、射的やスマートボールのような遊戯は、スマホなどのゲームに移行していったのであろう。その進化はとうぜん評価されるものであるが、このように昔と変わらない空間を演出されていることも大いに評価すべきものであると思う。


街は年々姿をかえていく。生活様式も変わっていく。多くのことが時代と共に変化していく。それは成長をしていくことであり、とても大事なことである。しかしながらそんな時代だからこそ、全く変わらない空間が必要であると思う。でなければ自分たちの変化を検証し、実感できないからである。私にとってこの西宮戎さまはそのような場所であるとも言える。

なので、これからも是非この場所は変わらず残り、できる限り毎年訪れたいと思う。時代の変化追いかけ、創ろうとしている自分たちをあらためて見つめ直し、自らが暴走していかないためにも・・・・・



さ~~商売繁盛!来年もみんなで参拝できるように1年間頑張ります!!!

今日は朝一番の飛行機で、鎌倉をめざした。

 鎌倉は恐らく20年前と10年前に来て、今回が3回目の訪問である。そして今回の訪問は都内で活躍されるNPO法人 フォーエバー・ツリー・ネットワークの後藤瑞穂さんにいろんなお話をお伺いさせていただくための訪問であった。

お昼前に鎌倉に到着し、後藤さんと素敵なスタッフの方々とのディスカッションさせていただき、ランチもご一緒し、植物&いろんな話でとても盛り上がった。

後藤先生は、樹木医として第一線で活動しながら、メディアにも多く出演されたりしており、その中でも「じゅもくい女子会」など、魅力的な活動もされていてとてもユニークな方であった。


ランチミーティング終了後は、富士山の観える近くの現場で実際に樹木医の活動を拝見し、その活動の意義、大切さを教えていただくことができ、多くの学びを得ることができた。


そんな方々との時間が過ぎるのは早いもので、出発の時間が迫り、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にした。

今回の訪問で、植物や大地、人に対しての想いでは、本当に多くの共通点を見出すことが出来て有意義であった。きっと今後も多くのことでつながりが生まれてくるように感じている。

 また帰りの機内では、後藤さんたちから頂いた素敵な言葉をしみじみとかみしめていた。

 これからも又右衛門としてその言葉を胸にしっかり刻み込み、頑張ってまいります~~。

1月6日、スタッフ企画の新年会が庄内駅前の焼肉屋さんで30数名が参加し無事?開催され。

 

仕事柄、忘年会は開催が厳しいため、新年会になるのだが、ここしばらく開催が出来ておらず、また普段でもシフトの関係もあるため、みんなで食事することがまずないので、社員の中から、声が上がり、開催できたことは大変うれしく思った。

 

会は、いつものように代表である私のすべった挨拶に始まり、食べ放題の焼肉を新年大食い選手権のように、お腹いっぱいいただき、食べ過ぎ、飲み過ぎによる脱落者は出かけたものの、何とか部長の典型的な締めの挨拶で無事終えることができた。

 最後に参加者全員で記念写真を撮らせていただいたのだが、その際、焼肉店店長様からお声掛けいただき、お話をうかがったところ店長の奥様が、数年前まで弊社で活躍をしていただいていた方であったことがわかった。


本当に不思議な縁であると感じたのと、とてもうれしくも思えた。

 

今回は、シフトの都合もあり参加できない人も多くいたが、それでもこのように30名を超えるみんなが集まり、それぞれに素敵な顔を見せてくれたことは、経営者としては喜びとしかいいようがない。本当に感謝である。

 

是非、これからも恒例行事として続いていくことを楽しみにしている。そのためにもみんなの足を引っ張らないように、私も頑張ります!

今日は阪急 宝塚線 服部天神駅前のピーコックさまにて、テラ・プロジェクトはすすめる植育BOXの第一号が設置され、豊中市職員の方々や市議会議員にも参加いただき、記念式典が行われた。

 そこでテラ・プロジェクト 理事長の小林昭雄様の挨拶に始まり、私もご挨拶をさせていただきました。

 またピーコックの上芝さまよりご挨拶と、温かい豊中で作られたとても美味しいレモネードを参加者全員にふるまっていただき、寒い屋外でしたが身も心も温まりました。本当にありがとうございました。



今回の植育BOXにはレモンを採用させていただきましたが、レモンの花の花言葉は「誠実な愛」「思慮分別」とあります。私は現代 様々な世間を騒がすことが多く起こっているのは、これらのことが欠如してきているのも原因の一つではないかと思うことがあります。

 

またレモンの実の花言葉は「熱情」すなわち熱い想い、強い感情です。

 

私は、この「誠実な愛」「思慮分別」「熱情」と、今の日本には、まさに薄れかけているのではと危惧しています。私は、これから予期できない苦難や問題に遭遇した時にこの想いをしっかり持っていれば多くのことが乗り越えていけると思っています。

そのような素敵な花言葉を持つレモンの木が、ここ豊中市に増えていくことで、さらに「誠実であり、情熱溢れる素敵なまち豊中」へとつながり、さらにここ豊中から日本に。世界に向けて拡げっていくことを願っております。

 

やっと第一号の設置をすることが出来ました。ピーコック様にも本当に感謝です。また推進にお手伝いいただいた市職員・議員の皆様にも本当に感謝です。

これからも是非皆さんと手をつなぎ、一緒になってこの活動を拡げていきたく思っておりますので今後ともよろしくお願いいたします。

今日は毎年のように、朝は迎春用生花の配達と金融関係に新年の挨拶まわりに向かった。そして夕刻からは打ち合わせと、宝塚ホテルで開催される宝塚市新年互礼会に出席させていただいた。

会は定刻に始まり、宝塚商工会議所 宮本会頭の挨拶に始まり、宝塚市長の挨拶、企業特別表彰の発表が行われた。

 

その後、行政・議員の紹介の後、鏡開きが行われ、乾杯の後、出席者による交流会が盛大に開催された。

出席者はさすが地元ということもあり、顔見知りの方が多くいらっしゃっていた。そのような中、いつもお世話になっている団体や企業、個人の方に、新年のあいさつをさせて頂いたり、今後の抱負について話し合ったり、とても有意義な時間となった。

少し寂しく感じたのは、園芸業からの参加者が少なく感じたことである。日本三大植木産地とよばれた宝塚山本であり、まだまだ期待を寄せられているので、次回からは私からももっとお声掛けし参加者を募れればと感じた。



このような集まりでは、必ずと言っていいほど宝塚ガーデンフィールズ跡地利用の文化芸術・庭園施設の話題が出てくる。今回市長の挨拶にもあり、参加者の多くが園芸に携わる私の考えや構想などを聞きに来ていただき、色んな方々と意見交換ができた。

 

進捗としてはこの場所が文化芸術・庭園施設としていよいよ整備・工事が始まることになるのだが、多くの企業や市民が口にするのは、ただ単なる文化施設や公園にしてほしくないということである。この施設がどのようになるのか?どのようなことができるのか?など本当に関心が高いのを実感する。

 

わたしの考えもその通りである。公園は末広中央公園や河川敷など近隣にもある。少し歩くと清荒神周辺、もう少し足を延ばせば西谷地区に、とても素敵な自然があるので、もっとその場所を活用できればと思う。

 

新しい公民館やすみれ創造館などの文化施設もあるので、是非この新しい施設は文化施設であっても、世界に発信できるものであるべきと思う。そして庭園と密接に関係を持ちながら、他市他所にない宝塚ならではのものにし、世界に向けて発信できればと思う。そのことで観光客誘致も可能でありインバウンドも期待できると考える。

実際予算もあるので厳しい宝塚の財政では直ぐに拠出は難しいかと思うが、数年間計画で創り上げていくことは可能である。そして結果として観光客を多く誘致できれば、税収なども増え、この場所に新たな資金投入もでき、また多くの収入を産み出すことができる良循環が可能になると考えるし、そうでなければ市は疲弊してしまうのではないだろうか。

 

ここ宝塚は日本、世界に誇れるコンテンツがいくつかある。このような宝は何処の市もあるものではない。是非この宝を掘り起こし、発信できればと考える。いやしなければならない。でなければそれこそ、宝の塚(つか)になってしまうであろう。

 

今年も新年早々素敵な皆様に出逢えました。ありがとうございました。

是非可能性に満ち溢れたこの宝塚市を、世界に誇れる市にしてくために、皆さんと一緒に力を合わせて、又右衛門としてできることを頑張ってまいります!!!

 

今年もまるで去年の2日間をコピペしたかのような日々を過ごしている。

 

そのような日を過ごしながら、昨年一年間の出来事を思い出すとともに、今年の新たな取り組みへの想いが強くなってきていることを、ブログを書きながら感じている。

 

今年も元旦は早朝から、自宅の神棚のお祀り、続いて氏神様である松尾神社、天満神社への参拝をし、宝塚の本社の神棚を祀らせていただいた。 

その後、豊中の大阪営業所へと移動し、営業所の神棚のお祀り、そして市場の仲卸店舗であるローズガーデンの神棚のお祀りをさせていただいた。

 

そして、氏神様である春日神社を参拝させていただき、再び拠点である市場へと戻った。市場には人気もなく、普段とは全く違った様相である。一年間でこの日しかないであろうと思われる静まり返った時間である。きっと市場はこの一日で1年間の全てを乗り切る分の充電を行っているのであろうと思った。

そのように感じた私は、ローズガーデン生花部と植物部、新しく拡張された加工部、さらにローズガーデンプランツにお神酒を注がせていただき、最後に市場の中心にお神酒をお供えさせていただいた。

 

そして、そのまま腰を下ろして、しばらくの間その土地の温もりを直接肌で感じながら、昨年一年を振り返り、感謝の念を伝え、そして今年一年精一杯力を尽くし、素晴らしきパートナーとともに実直に前へ前へと進んでいくことを誓わせていただいた。

そのようなしばらくの時間は例年とは違っていた。いつもなら活気ある市場の中でも、時折飛来するジェット機の轟音で耳を覆うのだが、この地に腰を下ろしている間は、まるで一機の飛行機すら来なかったように気にならず、気づくことすらなかったのである。

思い返すと不思議な事である。そして一通りの神事を終えて、再び本社へと向かい元旦を過ごさせていただいた。

2
日は、デスクに向かい昨年1年間で卸業事業以外に、新しくチェレンジさせていただいたことを振り返った。少し書かせていただくと下記のようなことがあった。

 

●「バオバブサバイブプロジェクト」

 又右衛門:総合プロデューサー

密着取材:広島ホームテレビ、テレビ新広島(20183月頃特番放送予定)

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/9353

 

●「シンガポールガーデンズバイザベイ日本の花卉プロデュース&サプライヤー」

 又右衛門:総合プロデューサー パートナー:ガーデンズバイザベイ

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/8392

 

●「富山市総曲輪レガートスクエア」

 矢野TEA:ランドスケープデザイナー 又右衛門:プランツプロデューサー

主催:富山市

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/7924

●「神戸ハーバーランド25周年記念事業神戸煉瓦倉庫オリーブ広場」

 又右衛門:総合プロデューサー

主催:神戸ハーバーランド株式会社 協力:神戸市

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/9280

 

●「MercedesBenz×POLAコラボレーション企画

 POLA TALKER’S TABLE FEAT. WE/〜」

 又右衛門:プランツプロデューサー

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/7736

 

●「Music Festival, teamLab Jungle

 又右衛門:プランツデザイン

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/7570

 

その他にもマダガスカルプロジェクトや「みどりのサンタ」プロジェクト、その他多くの新しいプロジェクト、ガーデンデザイン、空間プロデュース等多数させて頂くことができた。その他にもケータリング装飾チームやインドアグリーンチームも大活躍など、かなりの数のお仕事をさせて頂くことができた。 

そして一通り振り返った後は、今年1年間かけて進めていくことを頭の中で整理を行った。その中には年始早々から始まるプロジェクトや昨年からオファーをいただいた素敵なプロジェクト、その他にもワクワクするようなものが多くあり、既に春まではバタバタの日々が続くであろうと思う。ここでは今のところOPENにはできないが本当に楽しみである。今まで負担をかけてきた仲卸部署にも、少し顔向けができるのではと思う。

私は先代の又右衛門を名乗った以上は、生産者の生まれとして、市場の仲卸として、花き業界の一員として、地球上の生物の一員として植物や大地に尊厳の念をもち、彼らからのメッセージを伝えなければならない。そのために、ここで書くことはできないが、やらなければならないとことがまだまだ多くある。他人に何と憶測されようが、言われようがやり遂げなければならない義務がある。植物を含む多くの皆様のご恩に報えるように・・・

 

以上を肝に銘じ、今年は想いを形にしていくために前へ進んで行きたいと思う。

私とともに歩んでくれる植物とかけがえのないパートナーと共に・・・。