四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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10月2日の夕方から、スペインに向けて旅立った。
今回のスペインの訪問の目的は、もちろん毎度のナーセリー訪問もあるが、スペインにおいて毎年秋に開催される花き園芸最大級の展示会イベルフローラに招待いただいたからである。
そしてその展示会において魅力的な植物を探すのもあるが、今回は特に、日本の花き園芸品や資材、文化の輸出のための調査と商談、また来年の展示会出展を検討するための訪問が主である。
今回は深夜羽田発の飛行機のため、大阪を夕方に出発。しばらく羽田で過ごして、日本航空の便で、経由先のロンドン ヒースロー空港へと向かう。ただ前も同じであったが、ロシア上空を迂回するため15時間という長いフライトである。飛行機で眠れない又右衛門にとっては、拷問のような時間とも言える。そのようなとてもブルーな感じで飛行機に乗り込み、お気に入りの非常口座席に座り、離陸を待つことに。
私が着席してしばらくしてお隣の方が来られ、とても気さくな方であったのでお話をすることができ、少し報われた気分になった。お隣の方はスペインのお菓子(グミ)メーカーの日本法人の代表とのこと。そしてありがちなCOVID-19の話題になったが、グミ業界は、納入が間に合わない程の好景気とのこと。COVID-19もあるがガムやハードキャンディーがかなり低迷気味なのも併せての人気とのこと。ガムの噛み残しなどを考えるとなるほどな~~と感じられた。
機内では私は相変わらずたまったデスクワークなどをひたすら行う。消灯になってもできるだけ静かに周りに影響が出ないようにひたすらキーボードをたたき続けた。
そしてエコノミー症候群対応策として1時間おきにトイレや運動で動くようにしてひたすら15時間の経過を待った。途中CAさんから「窓の外にオーロラが見えます」と教えていただきしばしオーロラを堪能させてもらった。
そのような感じで何とか15時間が経ちヒースロー空港へと到着。ただまたここからが長い。何とトランジットに9時間30分である。本当に気が遠くなりそうである。そして空港内で電源を確保できるところに陣取り再びデスクワーク。何とか9時間を乗り切り、やっとのことでバレンシア行きの飛行機に乗ることができた。
そして2時間強のフライトの後、大阪出発後約30時間で目的地であるバレンシア空港に到着。
到着後、空港近くのショッピングモールで簡単に食事を済ました後、至近のホテルにチェックイン。丸2日間寝ていないので、グダグダであろう状況で、このブログを書いていますのでお許しを。
さ~~。明日から活動開始。どんな出会いが待っているか楽しみである。
今回も、かなりタイトなスケジュールで動いていくのと、時差のある日本とのリモート会議などもいくつか予定されているので、中々ブログを書く時間がとれないかもですが、何とか写真だけでもアップしていければと思っていますので乞うご期待です。
今回のタイ訪問は、バンコクでの活動を中心に、郊外のナーセリー、パタヤ、チェンマイなどに足を延ばし、今までで一番長い滞在となった。
都会から田舎まで訪れたが、様々なところで植物をいっぱい飾り、育てる習慣の多い国であることを認識させられた。日本に比べ屋外で植物が育てやすい気候環境であるかもしれないが、日本の現状にはまだまだ寂しさを感じられ、何となく劣等感すら覚えてしまう気がした。
また生産地へ買い付けなどに向かうと、一昔前のバブル時期の頃からすれば想像もつかなかったであろうが、ベトナムをはじめアジア諸国にも日本は買い負けしている現状を目の当たりにした。
そのような中でも、バンコクの一等地から北部の山奥までを周り、1週間たっぷり情報収集をしながら、種まきをすることができたと思う。
確かにすぐに刈り取れるものではないとは思うが、強力な現地パートナーも見つけることができ、今後につながるものをしっかり手にしたと考えている。
今回何よりも嬉しかったのは、どこに行っても日本製への信頼感があり、多くの人びとが親日であることだった。私はそのことに何よりも喜びを感じ、とても励みになった。
そしてもっともっとタイのことを理解したいと思っている。帰国後すぐに再訪問の要請をいただけるなど本当にありがたいことである。
これからもタイにおいて積極的に動いていきたいと思っている。今後の進展が楽しみである。
チェンマイの奥、標高1000mあたりの山歩きや集落では、可愛らしい花たちに出会うことができました。
食品のブルーの着色などに使うバタフライピー。
山中で出会ったグロッパの原種?
すみません。勉強不足で名前はわからないです(^_^
そしてその後、2006年にチェンマイで開催された国際園芸博覧会跡地である「ラーチャプルック花博記念公園」を訪問してきました。
まずはエントランスから
続いてメインストリート
ラマ9世記念施設
タイの銀行や財閥のブース。きれいに管理されていました。
地元兵庫はじめ関西のブース
日本のブースもきれいに管理していただいており、とても嬉しく感じました。本当にありがたいことですね。その他にも各国のブースもしっかり管理されていたのが印象的でした。
ほとんど来場者はいない状況でも素敵な演出をされており、この施設の姿勢を感じることができました。
オーキッドエリアでは、お得意のランなどが展示されていた。
また低温エリアなどがあり、ハイドランジャーなど日本品種の花も観ることができた。いずれも手入れが行き届いており素晴らしいなと感じました。
今は宿泊施設もできていたので是非今度は宿泊もしようと思いました。
園芸博開催当時の建物をしっかり残しながら運営されていることを本当素晴らしく感じ、多くを学ぶことができました。
恐らく、当時、園芸博に関われた方々には懐かしい光景であったと思います。次回ゆっくり時間をかけて再度訪問ができればと思っています。ご案内いただいた方々ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
続いて今回のアップでは、都会の植栽プラス、チャトチャックにあるアーティフィシャルフラワーのボリューム満点の売り場を連打写真でアップします。
まずは都会の植栽から・・・
エンポリアム、エムクオーティエはじめいくつかの植栽写真。
そして、チャトチャックにあるアーティフィシャルフラワーの売り場。
色ごとに分かれていて、奥行きがあり、ボリューム感いっぱい。
なかなかの迫力がありました。
私は時間の関係でサッとしか見られませんでしたが、興味のある方は是非行かれてはいかがでしょうか?
今回はタイトルにあるようにタイで出会った魅力ある植物たちの写真をアップします。
未だ人気の斑入りモンステラ。価格は随分落ち着いてきたようだが、それでもまだまだ1鉢60万円など高値で取引されているものもあった。
とても稀少なシルバーのコウモリラン。ワクワクの逸品。まだ名前のついていない一点もの。
ビッグサイズのコウモリラン。
良い香りのするヤシ。カンボジアからかな・・・
大きなサイズのオールドマンパーム。もしゃもしゃである。
圧巻のサイズのアデニューム。
とても稀少性の高いエンセファラトスがこんなにもいっぱい!
凄く良い形でシルバーが美しいエンセファラトス。
この他にも沢山の魅力的な植物が自生、栽培、管理されていました。さすが世界から植物が集まる国だけのことはありますね。見ているだけでワクワクします。
とりあえずこの辺でこれ以上は是非直接観てこられたらです~~~。
COVID-19の影響にて中々渡航ができていなかったが、少しずつ落ち着きが出てきたので久しぶりにタイへ行ってきました。前回の訪問から3年ぶりのタイになります。
今回の主な目的は、日本の花き園芸品や文化の輸出に関する活動で、各地、企業、施設などを周ってきました。
その移動中や休憩、早朝、夜間などの時間を使って、魅力的な植物や植栽に触れることができ、とても有意義な時間にすることができました。そしてその流れから、いくつかのプロジェクトにもつながっていくことになりそうで楽しみがいっぱいです。
しばらく又右衛門のタイ往復が出てくるかもです。さらにバタバタとなる又右衛門。限界にチャレンジしていきますね。
そしてブログではタイでの主な活動を書いた後に、今回の訪問で出会った魅力的な植物、施設などなど写真でアップしていきますので楽しみにしてくださいませ。
ではまず今回の本来の目的である日本の花き園芸品や芸術文化の輸出に関することを書きます~~。
今回のタイ訪問では、日本の素晴らしい植物や、鋏などの園芸品、インテリアなどに使っていただく欄間などの資料を手にして向かいました。
まずはバンコク市内。ローカルマーケットにて植物の販売をしている店舗や日本製品を販売している店舗を順番に訪問。興味を持ってはいただけたものの日本においてもしっかりした価格で販売しているものと少し開きがあると感じた。ただその価格の差は数年前と比べるとかなり狭まっているように感じた。
そしてタイでは有名なチャトチャックに隣接する施設を訪れた。こちらの施設は従来のマーケットと異なり、たしか4階建てくらいのしっかりした施設である。
各種資材や低家具などを販売されていたので、欄間などのヒヤリングもかねて調査させてもらった。
上層階ではアーティフィシャルや資材売り場があったので、調査をさせてもらった。
COVID-19の影響あり空きスペースがあったので、短期間の販売などできないかの考察を行ってみた。
またこの施設を離れてホームセンターなどの視察も行った。日本のはさみなどの品揃えもあった。
バンコク以外ではパタヤ ノンヌットトロピカルガーデンを訪れた。以前にも訪問したことがあり、この施設の取り組みには脅かされるものがある。とても魅力的であるので、日本の花き園芸品や資材などの素晴らしさを伝えてきた。
また、チェンマイのラーチャプルック花博記念公園に訪問し、同様に日本の花き園芸や農業技術の提案をし、非常に興味を持っていただけ、再訪を約束もすることができた。
この施設においては、また後程アップしようと思っています。
以上が報告です。今後が楽しみである。
あっという間のオランダ滞在も終わり、帰国となった。
出国前のPCR検査も無事に陰性となり、日本に向けて帰国ができる。
先々月のスペイン出張の時よりはドキドキ感は少ないものの、やはり結果が出るまでは落ち着かなかった。
それも街中ではマスクをしている人などほとんど見かけることがなく、マスクをしている私たちが少し不思議そうな目で見られるぐらいだったので心配ではあった・・・・
ちなみにこの写真は夜の22時頃。
この時期のオランダは夜23時頃まで明るく、あっという間に日付が変わる。
そして日本と連絡を取ったりしていると、気がつけば朝ごはんの時間になっていることもあったが、毎日が学びであり刺激であったので、疲れを感じることはあまりなかった。
少し疲れた時には粒あんに匹敵するぐらいの好物であるアップルケーキ(パイかタルトかケーキかは微妙だが・・・)をいただき、心身ともにチャージすることができたので元気いっぱいである。
それもとても有名なWinkle43!!!ネット情報で訪れたが本当に安くて美味しかった!
ただ今回の渡航中に、信じられないような出来事があり、はじめは自分の耳を疑った。
とても悲しいことであり、残念で仕方ない。私にできることなど何もないが、心からご冥福を祈りたいと思う。このようなことは決して許されるべきではないのは当たり前である。ただその出来事一つひとつには何か意味があるのであろうと強く感じた。
また身近な小さなコミュニティーであっても日々色んなことが起こる。
それは、世界のニュースのような大きな出来事ではなく、多くの人が知ることもないような出来事ではあるが、当人にとっては、とても大きな出来事であったりするかもしれない。そして、それらもきっと其々に意味があることであるだろうと感じている。
私はまだまだ勉強が追いついていない。そういっても残された時間はそう多くはない。休まず動けることに感謝し、引き続き進んでいきたい。素敵なパートナーやスタッフと共に・・・・・。まだ見ぬ世界へ。
これが又右衛門の七夕に願うことである。
と言うわけで写真がほとんどである今回の「又右衛門、七夕に発つ シンガポール~オランダ編」が終了である。
私のよくわからない日本語を楽しみにしてくれている人には、手抜きと言われればそうかもしれないが、写真で見る方がよほどよくわかるという人もいるであろう。それは納得である。ただ現場で観て感じることは、その何倍も素敵であるので是非とも皆さんも少し足を延ばして、シンガポールやオランダにも行っていただければと思う。
お友達も増えますよ~~~(^^)v
さてと帰国した日から、国内の出張が続いていく。七夕に流れる星のように・・・。
どこかの街へ向かって・・・・・。
今日のアップは、今回の渡航で目に付いたカラフルなものをピックアップしてみました。
花あり、野菜あり、建物あり、ファニチャーあり。
どどどどど~~っとお届けします。
続いてオランダでのカ・ラ・フ・ル
今までのアップと重複する写真もありますがお許しを。
又右衛門は、人生派手に生きたいとは思わないですが、シンプルながらいろどりある生き方をしたいものだな~~と思ったりもしました。
良い刺激になりました。
市街地を外れて、電車やタクシー、レンタサイクルを活用し、酪農現場や植物園、コミュニティーガーデンなどを観てきたのでその写真を。
いかがですか?
仕事としての酪農の現場や、環境活動をされている人たちに、弊グループの活動、特にマリネックス社の製品や、アースフィール社の活動に大変共感いただけたことは嬉しく思えた。
私は外国語が苦手であるが、目的や進む方向性が同じであれば通ずることが多くある。
年内には今までと違った視点から産み出されるとても魅力的な取り組みについて発表できる時が来るであろう。
そしてその私たちの活動が新たに海外に拡がることに、乞うご期待である。
ここではオランダの市街地での素敵な建築や、植栽を紹介したいと思うが、どの駅か場所まで記憶がないのでダダダ~~と写真だけ!
いかがですか。素敵な建物、素敵な植栽がいっぱいですね。おかげさまで目が肥えました。
あと市街地を移動するにはやはり電車の1日券を買うのが楽かなと感じました。
ただ私のように、すぐ失くす人にはNGです。あと長期滞在ならデビットカードのようなものや、日本でいう交通系ICカードみたいなものがあるのでその方が良いですね。
参考までに。