四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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月末から2泊にてタイ東北方面を目指した。今回はタイにおいて調達可能な植物の捜索のための訪問である。
早朝まだ暗い中、セブンイレブンで朝食を買い、部屋でさっといただいてから出発した。車で約5時間超えの移動になる。
日曜日と言うこともあり道路は空いていたので順調に進む。途中、お目当てではないが訪問依頼を受けていたナーセリーに到着。このナーセリーの状況はお伝えできないが、低迷する稲作やキャッサバの代わりに観賞用植物の生産を始めていた。まだまだ良い生産体制が組めているとは言えず、本当に簡単な所だけのアドバイスはさせてもらったが、実際のパートナーや契約農場ではないので、深くアドバイスすることはできなかった。
ただ彼らの産業が伸びていくことを望んでいるので今後も可能な範囲で連絡をとりながら、お互いが良いかたちで進められるタイミングを待とうと思っているので期待したい。
途中、比較的気候の良いところを通るので道端で売っている果物やパーキングエリアで売っているものを食べながら移動をした。
まずはパーキングで売っていた青マンゴ。甘くもなく、くせもなくサラダ感覚である。あっさりした味が嬉しい。
そして道端のお店で売っている釈迦頭を購入してみた。名前の由来は、お釈迦様(仏像)の頭に似ていることらしいです。お釈迦様の頭を食べることに少し抵抗を感じながら実食。別名「バンレイシ」、「シュガーアップル」と言うようで、その名の通りとても甘く、一個食べきるのが難しかった。
お昼をまわって現地近くへと到着。食事をとることにした。
本日のランチは写真のようなスープ。辛すぎずあっさりしていて、ほのかなレモングラスの風味が体に優しく感じ、とても気に入ることができた。
さらに玄関には、とても良い感じの流木があったので、どのようにして手に入れたのかを聞いてみると、いくつかのヒントを親切に教えてもらうことができ、興味があるので情報があったらお願いしますと電話番号を残して、次の目的地へと移動した。
そして以前より訪問依頼を受けていたアデニウム アラビカムの生産者を訪問した。大きなサイズから小さなサイズまで、手をかけて作られているのが印象的であった。
以前はもっと多くあったようだが、最近アジアの大国などの爆買いがあり、大幅に減少したとのこと。日本での需要はあまり多くもないかもだが、今後日本にて起業したり出店するアジア諸国が場合によっては必要とする可能性もあったりするので有意義な訪問であったと言える。また以前から日本製の園芸資材にも興味を持っていただけていたので、ご紹介することができた。
夕方になってきたのでホテルに向かう途中、先ほどのカフェの方から連絡があり、流木の情報が少しあるとのことで、少し引き返して訪問。
小さいながらいくつかの流木を確認。探せばまだあるだろうとのことで、引き続き調査をお願いすることにした。本来目的のものではなかったが、興味深いものでもあるし、現地の収益につながるのであれば良いことであると思うので、楽しみである。
そして暗くなったのでホテルに向かう。今日の夕食はホテルから歩いて10分程度の場所で、最近出店が多くなってきたという「ターミナル21」というモールへと向かった。
空港さながらの様子で、3階は東京をイメージして作られていて日本語がいっぱいである。すき屋なども出店していたのでいろいろと見学した。
その後はホテルに戻り、いつものようにデスクワークを行って眠ることにした。
バンコクに早朝到着。相変わらず眠れずの私は少しキレが悪い状態で空港からホテルを目指し、6時に到着。行動開始が9時のため、朝食を食べながらデスクワークを行い、粘りに粘って待ち合わせ時間となったので、現地パートナーと合流して、まずは車で生産者のもとへと向かった。
車で約2時間、定刻に到着。とても興味深い商品と生産工程を拝見させてもらった。ただ申し訳ないがここでは何の生産かは控えたいので、生産者とともに過ごしていた、かわいいネコちゃんの写真でご勘弁いただきたく思う。そのうちにきちんとした形でご報告できるかと思うのでしばしお待ちいただければです。
そして午後は総合展示会である「IMPACT CHALLENGER」へと向かう。この展示会は植物や電化製品など総合的な展示会であり、年に4回ほど開催しているらしく、今回はハサミや欄間などバラエングループが扱う日本の花き園芸品や園芸資材の提案と、次回以降に出展を検討するための訪問である。
会場の大きさは幕張メッセぐらいであろう。既に多くの人が来場されていて駐車場も満車である。しばらくして車も停められたので早速会場を目指すことにした。
一番奥の入口から入ると、目の前には多くの植物販売ブースが拡がっていた。
ヘリコニアなど南国を感じさせるブースや、前回訪問したバナナ農園なども出展していた。
カラジュームやアロイド系の植物も相変わらず多く出展されていた。ただ斑入りモンステラは、引き続き人気下降気味のようにも感じた。
サボテンなども少し価格は落ち着いたようである。
このサボテンには少し心惹かれたかも・・・
盆栽調のものも多く出展されていた。
その方たちに日本のハサミを紹介したところ興味を持っていただき、次の訪問に繋げることができた。
またスペイン産オリーブの古木を販売している会社が数件あった。
樹齢についてスタッフにたずねてみると、専門スタッフでなかったのかもだが、私の見立てとは大きく差があり約1.5~2倍ぐらいの樹齢を告げられた。価格に関しては小さなものは日本の販売価格と同じぐらいで、大きなものは少し安めの設定であったように感じた。
他にも少しではあるが簡易な植物栽培装置などもあり、私たちの製品とすり合わせることができ、良い訪問の機会となった。
他にも多くはないが、器などの提案もあり、私たちバラエングループが提案する商品も可能性を感じることができたので、出展要件などについて簡単に説明を聞くことにした。
日本と大きく違うのは出展期間が長く、価格は安い。ある意味お得であるが、考えようによっては拘束時間が長く、負担になってしまうことも考えられる。
ただいろいろ考えてもわからないので、展示会の名前のように「IMPACT CHALLENGER」となり、近いうちに出展を検討してみたいと思う。きっと何らかの収穫は得られるであろう。楽しみである。
展示会視察後はバンコクにおいて大のお気に入りであるガイヤーン(焼き鳥)のお店である「ソイポロチキン」に向かった。ここのチキンとそれにかかっているガーリックフライは最高である。
またあっさりしたパパイヤサラダとのコンビネーションは本当に病みつきになる。是非バンコクに行かれた際には、実食されることをお勧めする。
そして夜も更けてきたのでホテルに戻り、明日からの小旅行(出張)の準備を行い、眠ることにした。
中々長く腰の痛い1日となった。明日は少しでも痛みが和らいでいることを願っておやすみなさい。
今日は1日都内で活動し、深夜便でバンコクへと向かう。
バンコクの再訪の目的は、進行中の共同プロジェクトの推進が主である。しばらくは2~3か月に1度の訪問になるのであろう。
未だにギックリ腰の痛みが癒えずで、特に目覚めの腰痛が一番きつく、座薬を入れながら自宅を出発することになった。重たいスーツケースを出発カウンターに預けるまでが一苦労である。空港までは車で送ってもらい、駐車場からボチボチとスーツケースをおしながら、何とかカウンターに預けることができた。
そして羽田に到着。羽田にはアシストしてくれるスタッフが待ってくれていたので荷物をゆだねて、早速目的地へと向かった。
今日の目的地は東京ビッグサイトである。ここではアグリニュービジネスの展示会やアグロイノベーションという展示会が開催されていて、知人が出展をしており「是非来場を」と勧められたので、出発前に訪問をしてきた。
知人は秋田で採取できるとてもユニークな資材を扱っている。確かに、その効果は絶大であると説明を聞かせてもらうと興味が湧く資材であり、その可能性は大きいということが容易に想像できた。なので実際に自分たちで使用してみて、今後を検討してみたいと思う。楽しみである。またその時に預けてくれた粉状の資材は、痛いところなどにあてていると傷みを軽減するとも説明があり、早速コルセットの中に袋ごと挿入し、大きな期待を寄せながら、次の会場へと向かった。
隣接するフローラルイノベーションにも顔を出してきた。そこには長年お世話になっているインパック社やJFMA(日本フローラルマーケティング協会)のブースがあり、久しぶりにご挨拶をすることができた。
アグロニュービジネスでも気になる出展者にはお声掛けし、色々資料をいただくことができた。そして、近くで食事を済ませ、出発時間までカフェで打ち合わせを行った。
そのように過ごしていると、少し離れた席の方からお声掛けいただき、名刺交換をさせてもらった。その方はとても有名な企業の方で、私の活動を知っていただいており、ブログなども見ていただいていたようで今回お声掛けいただいたということである。とてもありがたいことである。自分で言うのも何だが私は比較的?かなり?声をかけにくいタイプかなと思うが、女性であり若く素敵な方であったので、かなり勇気がいったのではと思う。素晴らしい。私たちの会社のメンバーの多くは、私を筆頭に消極的なところが多く、このような方をみると輝いて見える。私たちのグループに迎えたいぐらいである。業界は違えど、是非活躍をしていただきたいと思う。いつかあるかもしれない再会が楽しみである。
その後は、恵比寿に移動。ここは普段通っている整体院の東京の店舗があるので腰痛を少しでも軽減してもらいたく治療を行ってきた。
再び羽田空港に戻り、出国ゲートへ。
検査場でボディーチェックを受けると、腰にしっかりと撒いたコルセットに手がかかる。検査官は私の身体を気遣いながら丁寧にコルセット周りをチェック。その時コルセット内に粉の袋を挟み込んでいたことを思い出す。そして勝手な想像で、「この袋の粉は何?」ということになれば、別室に連れていかれてしまうのではとビクビクしながらコルセットに挟み込んだことを後悔したが、無事に検査場を通過でき一安心であった。
そして、いつものラウンジで食事とデスクワークを行いながら出発時間までを過ごし、日付が変わった0時35分出発の飛行機に乗り込んで、いつものようにデスクワークを行い眠れぬうちに無事にバンコクへと到着した。
さてと今日からバンコクでの8日間。やらなければならないことが山積みである。時間がとれ、報告できるものはできる限りブログアップしていきたいと思うので引き続きお読みいただければである。ではでは~初日頑張ります。
毎日、ナーセリーを走り回り、深夜、早朝には日本国とのリモート会議に出席して本当にバタバタの毎日で、あっという間の一週間であった。
2日に1回ベッドで横になるような生活であったが、多くの植物、人との出逢いのおかげで、とても充実した訪問であったので疲れはあまりない。
また大好物のトウガラシ(ピメンタス パドロン)を何回も食べることができたし、チーズも1年分ぐらい食べたと言える。
さらにアシスタントをしてくれるMAKIKOさんのおかげで、パエリアの世界的コンテストでチャンピオンになった「BONE AIRE」に行くこともでき、これまた1年分の炭水化物を摂取したように思う。本当に美味しかった。
旅程中は、ほとんどバタバタで食事はかきこむような状況であったので、最終日のパエリアはご褒美とも言えるものになった。
今回の訪問でも多くのパートナーとの再会や新しい出逢いがあった。そして展示会やナーセリーなどで「KANAOKA!MATAEMON!」と多くの人に声をかけていただき本当にありがたく感じた。また私が訪問することを事前情報にて知ってブースで待っている会社、当日 KANAOKAが今年は来ているらしいとの情報を得て、私をワザワザ探してくれていた方までいた。そしてそのような人たちから素敵なメッセージをいただけ本当に嬉しかった。
また私と一緒に行った雨で潤った植物たちは、さらに多くの植物を紹介してくれるなど、思い込みではあるが多くのメッセージを伝えてくれたように思っている。
今回、正直あまりにも忙しく、さらに飛行機代なども高い中、長時間かけてまで遠路訪問することに出発ギリギリまで躊躇をしていたが、結果として、このように訪問したことで、今まで以上に大きな成果を得ることができたと胸を張って言うことができる。
最後にスペインにて私を迎えアシストしてくれたMAKIKOさん。そしてかけがえのないパートナーナーセリーの皆さん、スペインの植物の皆さん。本当にありがとうございました。グラシアス!
そしてこのような機会を得るために私を送り出してくれたスタッフやパートナーのみんな。本当にありがとう。お土産をスペインにおろして空っぽになったスーツケースに、みんなから預かった素敵なメッセージを思いっきり詰め込んで帰るので楽しみにしておいてね。
今回のスペイン訪問記を最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き又右衛門ブログをよろしくお願いいたします。
スペインにおける植物などの紹介も大詰め。
今回は、今までアップできていない植物や又右衛門のスペインにおけるエネルギーとなる食事をアップしたいと思う。
ここスペインでもパラグアイから来たチョリシアを多く扱っていた。
その他にはドラセナ ドラゴなどもある。
毎回気になるペッパーベリー。花が咲いていたのでもう少ししたら赤い実をつけて、魅力的な姿になるのであろうと見とれていた。
実はまだついていなかったがジャポチカパなども多く管理されていた。
またオーストラリアからディクソニアやマクロザミアムーレイ、ボトルツリーなども輸入されていた。
小さなものでも魅力的なものはいくつかあった。実際に輸入は厳しいだろうが、使い方によっては面白いのではと思う。
これは枝の先に可愛らしい花が咲き、風にそよぐ姿は魅力的であった。一緒にいる又右衛門が雰囲気を台無しにしている可能性は否めないが(^_^
大きな迫力のあるものから、小さな可憐なものまで、いろんな植物に出逢うことができ、本当に素敵な行程であった。途中雨も降り、レインマンぶりを発揮したが、実際の私たちの行動には全く影響はなく、植物にとっては恵みの雨であったようである。彼らへのちょっとしたプレゼントになればとても嬉しく思う
さ~~後はお土産を降ろしたので、空いたスーツケース一杯に思い出を詰め込んで帰ろう。
今回はフィカスなどの紹介を。
最近は屋内用の大型のものが少なくなってきており、輸入においての課題ともなっているのでいくつかナーセリーを訪問して、可能性についてディスカッションを行った。
その中で気になるものをいくつか写真にて。
ここまで大きなものは、中々輸入後の管理は厳しいかと思うが、施設内にこのようなものがあると存在感は抜群で想像しただけでもワクワクする。
このように玉チラシにしたものや
自然樹形のものなど、用途はいろいろ考えられ、きっと日本の室内にて需要はあると思っている。サイズの問題もあるが、何とかチャレンジはしてみたいと思っている。
この他にもブラヘアアルマータなどヤシ類も多くあり、下品な言い方かもであるが、日本の皆さんも一緒によだれを流してしまうようなものも多くある。
このようなブラヘアは、ココピートなどで植えられたものは、もうほぼ残っていないため、新たに生産するか、根を洗わなければならない。
ただ根を洗うといっても簡単なことではない。オリーブのように手間がかかるというわけではないが、洗ったことによる枯死につながる場合が多い。特にヤシ類は可能性が高い。
しかしまだビスマルキアなどと違って、きちんと研究し、しっかり養生すれば可能性は高いので検討の余地はあると言えるのかもしれない。
そのようなことを思いながら、ブラヘアやチャメロプスなどのヤシ類を、目じりを下げながら見つめていた一日となった。
今回は、新しいパートナーを含め、大小多くのオリーブを見てきたのでご報告します。
樹齢約100~500年のオリーブなどをチェック。
続いて樹齢約800年~1500年のオリーブ。ここまでくると迫力満点である。いくつか日本に来てもらおうかと交渉中である。
これらはイタリアンタイプで背が高いのが特徴である。圧倒的な迫力を感じる。数ある中いくつかセレクトしていくが、正直どれも素敵で迷ってしまう。是非いくつか招き入れたいと思っているので、気になる1本があった方は是非お声掛けいただければ嬉しく思う。
他には私たちが管理するオリーブの中でも千両役者と言える樹齢約1000年の富士山型のオリーブの子どものような感じの樹にも出会えた。
さらにテーブルになるオリーブ。初めてスペインでの展示会に来た時に、このようなオリーブにガラスのテーブルをつけていたのを見かけて、ときめいたことが思い出された。
他にも新しいタイプの若いオリーブも紹介していただいたので、帰国後早速皆さんに紹介したいと思っているのでお楽しみに。
今日からナーセリー訪問と日本ハサミなどの営業開始である。
まずはスペインにおいて重要な位置づけであるVIVEROS CANOS社の本社を訪問した。
まずはCANOS社の代表であるラモンさんとエレナさんとオフィスで打ち合わせ。今春に仕込んだ逸品ものの生育状況や、人気が高いアガベなどの提案をいただいた。
ミーティングはそこそこに、早速現場圃場へと向かった。
まずは又右衛門エリアにて養生中のトリスリナクスのチェック。とても良い状態であり、ほぼ出発準備完了と言える仕上がりであった。
人気のアガベ。順調に生育していて、来春には二回りぐらい大きくなって来日してくれる状況であった。楽しみにしていただいている方も多く、一安心である。
そして人気が高まっているマンガベ各種。この種も来日予定のものも多いので、リクエストをいただければ検討したいと思う。
サボテン類に関しては、CITESの関係もあるので要検討。
これはプヤ。シルバーで耐寒性が強い種は人気があるので来日予定である。
この他に、大きなユッカやダシリリオンなど魅力的なものが、来春に向けて準備されていたのを確認することができた。
その後再度ディスカッションを行ったが、訪問者も多く、皆さんの貴重な時間を独り占めにしないように早めにCANOS社を後にすることにした。
来春は今まで以上に魅力的なものを提案できるのではと思っているので楽しみにしていただければと思いますよ~~。
今回は、IBERFLORA2022の会場をアップしようと思う。
手を抜くわけではないが、写真で見ていただければわかりやすいかと思うので写真をメインにします。
大きく分けて4つのエリアに分かれていて、まずは私が主に輸入する屋外用植物やパートナーが多いエリアの写真。
多くが毎年の顔ぶれである。今までのように大きな植物をドカン!と言う感じのブースは減ったように思うが、興味深い植物がいくつかある。
このエリアを通ると、再会できる人も多く声をかけてもらえることも多い。
またFacebookやInstagramを見ていると言ってくれる人もいて、滞在のほとんどの時間がこのエリアになる。
また私たちの花き園芸品や資材などにも興味を持ってくれているので、絶好の営業の機会ともなった。今後に繋がることが期待でき大きな収穫である。
続いて、園芸種や小型のPOT植えの植物が多い展示ブースの写真。
真新しいものは見つけることはできなかったが、参考になるものもいくつかあり、楽しませてもらった。
また別のエリアでは、園芸資材や重機などの展示もあり、順番に見ていくとしっかり丸1日を過ごすことになる。
もし出展者であるナーセリーと商談をしていくと1日では時間が足らないであろうが、私は、その後順次ナーセリーを周っていくので、各ブースはあいさつ程度で終わる場合が多いので今回も丸1日の訪問で終えることになった。
そして視察終了後は、主催者に招待をいただいた御礼と今後の両国間で協力しながら花き園芸を盛り上げていくことの約束をして会場を後にした。
さて、明日からは最終日まではナーセリー訪問である。既に約束しているところと、急遽展示会で知り合ったナーセリーなどの訪問。そして日本の園芸品の営業を続けていくことになる。また追って報告しますね。
長時間フライトの疲れがとれたとは言えないが、今日から現地での活動が始まるので期待感に溢れ、元気は一杯である。
ただ運転に関しては、国際免許は持参しているものの、万が一居眠り運転になり、周りの方々に迷惑をかけてしまわないように、バラエングループのスペインスタッフにお任せして、今回は控えておこうと思っている。眠たくなくてもご当地特有の交差点サークル(ロータリー?)はとても苦手ではあるのだが。。。
さて、初日は今回のスペイン訪問の大きな目的の一つであるIBERFLORA 2022への出席である。今回は主催者側から特別招待を受けての訪問で、COVID-19の影響もあり、3年ぶりの参加になる。
予定通りにホテルを出発。少し渋滞はあったもののほぼ予定通りに会場であるFERIA VALENCIAに到着した。
例年であれば到着後、まずはパートナーブースへの訪問であるが、今回は特別なご招待の御礼と、今回の日本の花き園芸品輸出に関するヒヤリングとそれを拡大するための展示会出展を視野にいれたミーティングのために、主催者本部から訪問することになった。
主催者の受付では、責任者の方が待っておられ、大いに歓迎していただけた。
今回の訪問は例年の輸入のためだけではなく、展示会出展や輸出を視野に入れたものであることの説明をしたところ大変興味を示され、両国が一方的なものではなく、花き園芸を通じた国際交流、相互ビジネスを目指していくことに共感していただけた。
さらに日本においてこの展示会の知名度を高めるための協力依頼の打診も受け、両国における花き園芸業界の発展のためであれば協力は惜しまないことを伝えると、展示会終了後、早速検討してみたいとのことであった。その他にも多くの事で意気投合することができたので何らかの形で物事が進んでいくであろうと思う。楽しみである。
そして、できるだけ早いうちの再会を約束し、私たちは展示会場へと向かった。
まずは日本において総代理店を務めているVIVEROS CANOS社を訪問。
VIVEROS CANOS社はユッカロストラータはじめユッカ各種、ダシリリオン、アガベ他種を生産販売しているスペインにおいて草分け的存在で、この種のリーディングカンパニーと言える。
中でもCANOS社の送り出すユッカロストラータの選抜種である“ブルースワン”は著名で、初めてリリースされた時には、世界中がその品質に驚かされたのが記憶に新しく、それに魅了された一人が又右衛門であり、それがきっかけとなり現在も日本総代理店を務めている。
現在では、近親種も多く、魅力的なものを送り出し日本でも人気が高い。そのような植物の生産現場にいる方々と、今春以来の再会を果たすことができた。
写真のような素敵なシルエットのヒドラはじめ多くの植物を展示していたため多くの人がこのブースを訪れていた。
ただ今春、私が生産現場で一本一本厳選したものは、もっとすごいので、乞うご期待である。
他に人気のアガベ、マンガベ、サボテン類も展示していた。
半年ぶりの再会のため、ゆっくりしたかったが、大事な展示会の邪魔をしてはいけないので、簡単に打ち合わせをし来春の訪問を約束してブースを後にした。
その後順次ブースをまわったが、この回のアップが長くなるので、次回に続きとさせていただきますね。