四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は今回の訪問でのメインである世界でもっとも注目されている植物園といえる

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ Gardens by the BayGBB)で終日ミーティングである。

http://www.gardensbythebay.com.sg/en.html

 

まずは朝一番にホテルまでお迎えに来ていただき、そのままGBBに向かった。

 そしてGBBCEOであるDr, Kiat Tan氏と再会することができた。同氏は世界的にも著名で、普通は中々会えない人であるが、今回もお会いすることが出来て、互いに再会を喜び合うことができ、本当に光栄な思いがした。

そして主要メンバーとミーティングに入り、まずは今回 又右衛門ワールドチームがプロデュースさせていただき、日本花き輸出協議会に尽力いただいたデルフィニュームが大変品質が良く、高評価を得ることができたとの報告を受けた。その後は今夏、今秋から数年先への取り組みについてディスカッションをさせていただくことができ、また先日のハイドランジャーなど、私たちの提案に興味をもっていただけ、今後の共創に大きく進展することができたのではないかと感じることができた。そしてテーブルディスカッション終了後、現場を周りながらのミーティングを行った。

まずはデザットプランツガーデンを視察した。言葉で表すより写真を見ていただければと思う。ここには弊社のパートナーであるStasion Creek Tree Farmからのマクロザミア ムーレイやViveros Canosからのユッカ ブルー・スワンなどが多く飾られていた。そしてこのセクションの管理担当者と話をさせていただき、色んな情報を提供いただくことができ、今後の管理などに、とても参考になった。


そしてドーム内に移動。まずはやはり個人的にも興味深いスペシャルゾーンの視察をした。ここでも弊社パートナーのCycad Internationalのバオバブなど大きくユニークなものについてディスカッションを行った。主に同施設での管理方法などを伝授いただき、また日本式の方法を伝え双方に貴重な情報交換ができた。

そして役員はじめ大勢の皆さんで楽しく食事をしながらの意見交換をして、またドーム内に戻り、様々なゾーンを説明していただきながらまわらせていただいた。

そして再びオフィスにもどり、ただ単なる供給ではなく、今後を見据えた各種取り組みなどをガーデンデザイナーの矢野TEA氏を踏まえて協議をさせていただいた。そこで興味を持っていただけたのは私たちの自然環境学習プログラムである。

実際に体験していただき、その価値の高さを実感していただくことができたのではと思う。

そしてそれならばとチャイルドガーデンの視察も行い、ここで可能なイベントなど実際のイメージをふくらますことができた。



そして夕方になり、少し疲れも出てきたので、スーパーツリー屋上のBarに案内していただき、休息しながらGBB全体をみて、今後の展開の夢を膨らませていただくことができた。


そうこうしているうちに陽も落ちてきたので、スーパーツリーのショータイムを見学させていただいた。スーパーツリーに映し出されるプロジェクションマッピングは綺麗であった。ただもし私たちに担当させてもらえれば、また違った面白い映像が提案できるなと感じた。


ショータイムが終わるころには20時を過ぎていただろうか、その後はみんなで食事をご馳走になり、今後の双方の協力によって、さらに素敵なものを創り上げていくことを約束して、夜遅くミーティングは終了となった。


今回、朝から夜までGBBの要職の方々が貴重な時間を割き、付き切りにて対応していただけたことは自分でいうのも何だがとても価値あることではないかと思う。そしてそのことに本当に感謝したいと思う。

また私たち又右衛門チームの必要性を双方が強く感じることができたことは、とてもうれしく私たちの今後の励みになると感じた。さらに又右衛門にも役割を授けていただくなど、本当に有意義な訪問となった。

さ~。明日は移動日。ベトナムに向かいます。

朝早くに食事を済ませ「シンガポール・ボタニック・ガーデン(Singapore Botanic Gardens)」を訪れた。

 

高層ビルが立ち並ぶ都会の中にあって古くから市民に愛される公園「シンガポール・ボタニック・ガーデン」は、52ヘクタールもの敷地面積を持つ巨大な庭園植物園で、20157月に世界遺産に登録された、シンガポールの名所でもある。





広大な敷地は、世界最大規模のラン園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」やいくつかのテーマに区切られ、とても美しく整備されていた。



個人的に特に気になったのは、ワシントン条約でも保護されている稀少な植物が多く植栽された「Evolution Garden」。

昨年 オーストラリア政府の許可がおり正規輸入させていただいたマクロザミア ムーレイや、先月も輸入したヘゴ類など進化を感じる植物を、うまくアレンジして作られていた。
ここのムーレイはとても葉が伸び、美しいシェープをしていた。



その他にも公園のいたるところに、ユニークなヤシを見つけることができた。



それと子どもたちのみ。もしくは子どもと同伴のみ入場可能なガーデンも特別許可をいただき、見学させていただいた。自然環境学習プログラムの提供をしている私たちにとって、繋がるものを多く感じ、今後私たちも提案ができるような気がした。



この公園は入場無料ということもあって、散歩やジョギングをする人々が多い。特に訪問したのが日曜日のため、芝生にシートを広げてピクニックをする人々、YOGAを楽しむ人々を多く見かけることができた。

今回この公園を訪れ、狭い国土であってもこれだけの公園を保有していることにとても感銘をうけた。日本もこのように教育要素を多く取り入れた広大な公園をつくっていかなければならないと強く感じた。またこの他にも現在の宝塚ガーデンフィールズ跡地利用に際して参考になることが多くあった。宝塚ガーデンフィールズ跡地も、ここと同様の広い場所があるならばテーマ性を持たせたゾーニングも有効だが、限られた狭い場所であれば、1つか2つのテーマに絞り込んだものを考えなければ、全てが中途半端になってしまう気がした。
そしてこの場所の視察を終え、地元の人気店のチキンライスを食べにいった。チキンライスと言えば、日本ではケチャップの赤いご飯を連想するが、こちらはこんな感じ。




このお店はいつ来ても食事時には大変込み合い列ができている。
でもそれも当然であろう。本当に美味しい。



オーナーもとても愛想が良く、気さくな方で、食事のアドバイスも直接してくれた。現在日本にも店舗を出されているとのこと。帰国したら行ってみたいと思う。



その後、市内ウォッチングをし、夕刻一旦ホテルに戻り、デスクワークを少し行い、再び外出。ガーデンズバイザベイに隣接するサテイバイザベイへと向かった。




そして以前もお世話になった夫妻と再会しディナーミーティングを行った。この方は実際に多くの植栽を手掛けられていて、貴重な意見交換をさせていただくことができた。


そして話はつきることなく、このままではきりがないので、後ろ髪をひかれる想いをしながら、お店を後にした。

明日はシンガポール訪問のメインであるガーデンズバイザベイとの打ち合わせ。気合を入れるためにも、深夜になったのでベッドに入ります。ではおやすみなさい。

成田で前泊し、ホテルの格安プランのため6時にチェックアウト。その後空港へと向かった。

定刻に成田を出発、ホーチミンで乗り継ぎだが、空港で雨が激しく、機内で少し待機となった。



約一時間の待ち時間で、ベトナムを出発し、少し遅れてシンガポールに到着した。


到着後、タクシーでホテルに移動。そこで荷物を置いて、徒歩にてチャイナタウンにある両替所に行き、必要分の両替をおこなった。




その後、パートナーのエネルギーチャージを行い、今回の旅程の成功を祈念して乾杯。

 



チャージが十分できた後はホテル近くを散策した。



しばらくして雨が降ってきたので、雨宿りしながら、リバーサイドで時間を過ごし、小雨になったのを確認して、ホテルへと戻ることにした。

さて、日付も変わりかなり遅くなってしまったので、明日は早朝からの視察に控えて眠ることにします。

今回のシンガポールでの行程は実際丸2日なので少しタイトであるが、視察・ミーティングが続くので、しっかり気合を入れて、有意義なことにしたいと思っている。またご報告できることがあればアップします。

ではおやすみなさい。

10日の成田発の出国が、朝の便であるため前日の夕方から成田入りをした。

 


そしてその時間を利用して、と言うわけではないが、以前から懇意にしていただいている大栄花園のアンテナショップとも言える「Botanical&CAFÉ Breed(ボタニカル アンド カフェ ブリード)」さんを訪問させていただいた。

 

大栄花園のオーナーである高橋康弘さんと言えば、超一級品のシクラメンやハイドランジャーなど育種家として生産者として世界的に注目されている著名な方である。

彼が産み出す植物は、とても素敵で、そのこだわりぬいた特級品はオーダーしても中々手に入らない状況でもある。

 

 

そんな高橋さんとは、私がデザットプランツを輸入し始めた頃に出逢い、そして今日がある。

それまでに、従来日本で流通していたユッカなど大型輸入植物と又右衛門が手掛ける植物との品質の違いに驚きを感じていただき、そこから私たちはお付き合いをさせていただいている。実際に写真にもあるように店舗入り口の一等地で私の名前まで出して販売もしていただけている。


 

ただ両者とも、こだわりが強すぎて時間効率の悪い活動が多く、自分の時間が中々取れてなかったため2人でゆっくり話すことできなかったが、今回うまく時間がとれて訪問させていただくことができ、有意義な時間を過ごさせていただけた。


 

さっそく店内を拝見させていただくと、随所に高橋さんのこだわりを感じ、普通の販売店との違いを感じることができる。きっとここで養った感性や様々な方からの意見を学びとして、本業に活かされているのであろうと想像がつく。そしてカフェや子どもたちの遊び場までも併設され、短い時間の滞在であったが多くの人が訪れていた。



昨今、色んな業種でメーカー・生産者直売や問屋直売などが当たり前のように行われている。当然、私たちの花卉業界でもその動きは活発になってきているが、まだまだ風当たりが強いのが現実ではないかと思う。確かにただ単なる中抜きによる自身の確保だけが目的であれば、個人的には必ずしも推奨されるものではないと仲卸経営をする金岡信康の立場としてしても思う。

 

 

ただ植物のため、生産者のため、しいては花卉業界のためにつなげていけるものであれば、従来の取り組みだけではいけないのも多くのみんながわかっているので、積極的に風を受けてでも取り組んで行かなければならないと思う。それをいち早く実践されている高橋さんはとても素敵だと思う。

 

私も実際に30年前から始めた菊の契約栽培に始まり、カーネーション、リンドウなど多くの国内生産者、市場ととともにそれぞれの分野で協力し合い、決して順風とは言えない状況でありながらも、へこたれずいくつかのものを産み出してきた。そして、その多くが今も継続されている。

 

今回、急遽訪問し高橋さんとゆっくり話す機会が出来たことで、今まで以上に双方が色んな情報を得て、想いを共感・共有することができたと思っている。そしてきっと互いの特性を絡ませ、活かせれば、今までにないチャーミングな世界規模の取り組みになるだろうと予感することができた。

これからも生産者生まれの又右衛門として「植物のため。生産者のため。」を忘れず、花き業界に携わるそれぞれの立場を尊重しながら、その発展に寄与できる魅力的な取り組みを産み出していきたいとあらためて想う。それが多くの人の将来につながると信じて・・・。

このような出国前のサプライズプレゼント?をいただき、少々受かれ気味の私であったが、着ていた白シャツに、大量のコーヒーをこぼすことでハッと目を覚ますことが出来ました。()

 

さ~気を引き締めて、財布とパスポートをしっかり持って行ってきます。

 

今回の旅も面白くなりそうだ~~~。また機会があれば紹介します。では~~~。

月初めに弊社とパートナーシップを結ぶスペインのナーセリーからのコンテナが到着した。

今年のオリーブ輸入では3社目の到着になる。

 

このナーセリーは、ドイツ エッセンの展示会で知り合い、当時未開拓の日本のマーケットへの興味もさることながら、それまでのスペイン産オリーブの日本での販売方法に疑問を持っていて、私にオリーブを預けてくれたナーセリーである。

 

このようなことを言えば語弊があるかもしれないが、楽天的な人が多いスペインにおいて、とてもまじめに取り組んでいただける素敵なナーセリーである。

前回のスペイン訪問記でも書かせていただいたが、いち早く日本向けのMATAEMONスペースをつくり、実践をしていただいたナーセリーでもある。

 

そしてその貨物が無事弊社に到着した。今回のコンテナは。オリーブはディッシュタイプの「100年オリーブ®」と樹齢約300500年のオリーブである。

 


写真を見ていただければわかるように、しっかり根が張った状態が確認いただけると思う。
私たち又右衛門スタイルの管理・輸送方法は、従来のベアルートなどの輸送に比べて数倍のコスト高になってしまうため賛否両論あるかと思うが、可能な限りは、植物の命へのこだわりもち進めていきたいと思う。



そして今回到着したオリーブたちは、しばらく養生施設で、再度健康状態のチェックを行なってから、順次皆さんのもとへと送り出していきたいと思っています。楽しみにしていてくださいね。

今日は朝から久し振り?少し振り??に読売テレビさまでした。

 

今日は私が十数年前にモンゴルに学校を建てるミッションの委員長をさせていただいときから大変お世話になっている岩田公雄さまのお誕生日であったので、そのお祝いに家田さんと福中氏と共にサプライズのプレゼントをお渡ししました。

 

 

 

家田さんチョイスの表彰状型のバースデイケーキは局の方や出演者の皆さんである辛坊治郎さま、中田宏(元横浜市長)さま、眩しく美しい女性陣も一緒に食べていただき、お祝いしていただくことができました。

 

 

そして、最後に一緒に写真を撮らせていただき、ある意味私へサプライズになってしまったかもです(^^;)

 

岩田さま。あらためて本当におめでとうございます。毎日とてもお忙しいとは思いますが、お身体に気をつけられ、いつまでもダンディーに活躍される姿を楽しみにさせていただきます。

 

また写真アップを快諾頂けた森麻季さん。坂木萌子さん。春香クリスティーンさん。ありがとうございました。又右衛門を怖がらずにとても優しく接していただきありがとうございました。あまりにも皆さんがそれぞれに魅力的過ぎて、いつも流暢に話をする私が珍しくかんでしまいました。(大嘘です。笑) 再会を楽しみにしています。

 

さ~。またワクワクするようなサプライズプロジェクト。期待しています!!!(^^)v

この日は朝一番の飛行機で、赤坂に向かい一昨年前に納品させていただいた植物に会いに行ってきました。そしてその足で、一般財団法人進化生物学研究所を訪問させていただいた。

 

 

進化生物学研究所は、東京農業大学育種学研究所を前身として1974年に設立され、基本理念に基づいて、農学の基礎ともいえる自然史の思想を根底として、進化に関する総合的、基礎的な調査・研究、資料収集・保管を行い、学術と文化の発展に寄与することを目的とされています。
また東京農業大学との連携協力を重んじ、志の高い若者を広く受け入れ、チームワークと責任を重んじ、感謝の念を持つ人間性に富んだ、社会に貢献する次世代の人材の育成に努め、フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶとされています(HP一部参照)

 

そして今回は、重要なプロジェクトに関する収録と相談のため、広島ホームテレビの渡辺美佳アナウンサーはじめ局の方々と、訪問させていただいた。

 

それは、今回のプロジェクトに密接な関係があり、私たちの業界で、今もっとも熱い希少植物、特にアフリカ マダガスカルの動植物については、明らかに第一人者である湯浅浩史理事長へのご相談であった。

 

 

この日も、帰国後で、とても忙しい中、時間を割いていただきテーブルディスカッションをさせていただけた。

 

その中身については、いずれお話をさせていただくことになると思いますが、その豊富な経験からの言葉に、自らの実体験を重ね合わせることで、本当に大きな学びが出来、とても貴重な時間となった。

 

 

テーブルでのディスカッションを終えると、本日は休館でありながらも、展示ブースを丁寧に案内いただけた。

温室内には、ワオキツネザルやバオバブ ザーなどマダガスカル特有の動植物が共存し、何度来ても興奮がとまらない。さらに共に歩かせていただきながら、ここでは書くことができないとても貴重な情報交換をさせていただくことができ、動植物への尊厳の念をさらに強めることができた。


そのような状況のため時間が経つのも本当に早く、気がつけば半日近くが経ってしまい、後ろ髪をひかれる思いで、この地を後にした。

 

そして帰路につく途中の電車の中で、改めて研究所のHPを拝見させていただいた時、その中に「フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶ。」という言葉に触れ、私 又右衛門としての活動指針とリンクさせていただくことができ、心と体中がすごく熱くなる感覚を得ることができた。



プロジェクトの内容については、またきちんとお伝えさせていただきますので乞うご期待くださいませ~~(^^)v

今日は案内をいただき、第10VNBIG交流会が開催されたので参加させていただいてきた。

VNBICとはVietnam Business Information Groupの略のようである。

平日は予定がぎっしりであり中々まとまった時間が取れないが、今回この交流会は日曜日の開催であったため、参加させていただくことができた。

会場は大阪大学中之島センター

主催:VNBIG

後援:在大阪ベトナム総領事館 TRAN DUC BINH 様  他で開催された。時間は約5時間の長丁場であった。

 

まず受付を済ますと、参加者に全員に、ベトナム少数民族の方がつくられた布製の小物とお茶菓子をいただくことができた。

 

 

 そして定刻に地球環境センター 大石一裕様がコメンテーターをつとめられ開催された。

 

プログラムは在大阪ベトナム総領事館 領事からのご挨拶に始まり下記のようなプログラムで開催された。

第Ⅰ部 農業と植物輸入

 

農林水産省神戸植物防疫所大阪支所 支所長難波一郎

       『植物検疫の概要 ー 植物輸入の流れ』

カトウ酸素株式会社 取締役社長加藤彰宏

      『ベトナム 安全な植物を作るために今できること』

 

14:3014:40 休憩

 

第Ⅱ部 環境問題と人材育成

北九州市環境ミュージアム 中園館長

     『北九州市の公害克服の歴史と現在のベトナム』

 

HIDA関西研修センター 小川館長

     『HIDAの海外産業人材育成への取り組みとベトナム』

 

日本語教師 吉川紀元先生

     『ベトナムと今を生きる』

 

 

第一部の講演では、普段から大変お世話になっている植物防疫所 所長の講演があり、改めて現在の自社の取り組みと照らし合わし、その活動がどうであるかなどの再確認をすることができた。またその他にも講演者の方々の活動が、自らの取り組みに活かせるヒントがあり多くを学ばせていただいた。

 

 

さらに交流会では領事をはじめ初めてお会いする方とのご縁をいただき、弊社のベトナムプロジェクトに活かすことができるとても有意義な時間となった。当日お世話になった皆さんには本当に感謝である。そして終了後オフィスに戻り、明日の都内出張の準備をし、終了後帰宅した。

 

さ~来週も東京出張からのスタートで色んなことが目白押し。気合を入れていきます!

20日に帰国し、21日は朝から、地元の一斉清掃に参加させていただいた。

 

 

そして午後は弊社のお取引先様が管理されているなんばパークスを勝手に見学させていただいた。

この植栽は数日前にもTVでも紹介されていて、とてもきれいに管理されている。ただ見た目だけではなく化学農薬・化学肥料を使用せずに管理されていて、とても居心地が良い。素晴らしい!の一言である。管理者であるお取引先様の植物やお客様に対する考え方が伝わってくる。

 最近は単純に奇をてらった植栽を目にするが、植物が元気でない場合が多い。でもここは違う。何と言っても植物がいきいきしている。そしてその中には、私たちの子も一緒に植栽されていて、送り出した私も本当にうれしくなってくる。今回はアポなしのため、詳細はアップしないですが、今回訪問したことを伝えると、次回は是非案内を・・・と言っていただけたので、ゆっくりお話を聞かせていただき、皆さんにお伝えしたいと思う。

 22日~27日の一週間は地元「宝塚ガーデンフィールズ跡地利用を考える会」の代表としての活動。「宝塚ガーデンクリエイティブ」の役員会、社団法人テラ・プロジェクト、「みどりのサンタ」プロジェクト、大学の評議委員会などの活動が次々と続き、その合間に自社の仕事を行うような感じになり、本当にバタバタのあっという間の一週間となった。

帰国しそのまま続けての活動に、疲れてないか?と聞かれたらうなずいてしまうかもだが、それよりも、どれもワクワクする内容のもので、元気が湧いてくる。一日も早く皆さんに紹介できればと思っている。

 というわけで、前回のアップから間が空いてしまったことと、あっさりとした駆け足の内容になってしまったことの、言い訳とさせてくださいませ。ごめんなさい。

早朝、バルセロナを出発。

 空路で経由地のパリ シャルルドゴール空港に到着。



トランジットの時間が30分強のため急いで空港内を移動した。そして定刻の関西空港行きに無事乗り込むことができ、その機内でこのメールを書いている。

 今回の渡欧では、5つのナーセリーを訪問させていただいた。ミーティングでは、新しいプロジェクトについてのワクワクするものから、今までの問題点等の改善要求など厳しい内容のものもあったが、お互いがパートナーを尊重する姿勢のため、前へ進めることができた。

 

またスペインで著名な希少植物の専門家やデザットプランツによるガーデンのオーナーなどスペシャリティーな方々と有意義なディスカッションをさせていただくことができ、とても充実した渡欧であったのは確かである。


 私も今回は、健康な高品質の植物を届ける植物輸入卸 金岡信康としてのミッションがあった。おかげさまで、また新しい日本向け出荷スペース、又右衛門ゾーンの新設・拡張及び新しい日本向けの商品化を進めることができた。

 そして「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」をモットーに国際交流をめざす又右衛門として、樹齢1,500年近いオリーブを日本へ、コンテナ町屋など日本人の美意識や文化を紹介することができた。

また地元である宝塚(TAKARAZUKA)の紹介もさせていただきことができた。

 さらに専門委員をつとめさせていただいているテラプロジェクトがすすめる「One Green」の活動の使者でもある「みどりのサンタ」としての役割をおこなわせていただくことができた。

これもひとえに現地パートナー、同行パートナーのおかげで、その任務を無事に遂行できたと思う。価値ある旅になった。

 

そしてもう一つ忘れてはいけないのは、母の日直前の繁忙期にも関わらず、笑顔で私を送り出してくれた、とても素敵なスタッフたちである。いつもながらに本当に感謝である。

の感謝を忘れることなく、また無駄にしないように、これからも引き続き前へ前へと進んでいきたいと思う。みんな本当にありがとう。

 今回、今まで訪れていなかった地を訪れ、過酷という一言では片づけることができない厳しい環境の中でも、まるで天命を授かったのか?自らの使命感をもっているのか?生き続けている植物たちから様々なことを多く預かることが出来ました。その命がけの想いを又右衛門自らが見習うともに、機会があれば預かったそのメッセージを一人でも多く伝えていければと思っています。

それでは皆様には、引き続き、ご指導いただくことをお願いして、今回のブログ「又右衛門 いざスペインへ。」を終えさせていただきます。 



渡航中 ほぼ深夜作業のため、いつも以上の乱文・乱筆、誤字・脱字、意味不明の文章に磨きがかかっているとは思いますがご了承くださいませ。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

緑匠・四代目 又右衛門