四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今は日本に向かう飛行機の中でこのブログを書かせてもらっている。これといった気の利いたことも書けないし、文章力もないが、今回の訪問で自分なりに学んだことや感じたことを下手な文章でも、少しだけ書き残しておくことにします。

早朝にホテルを出発。まずタクシーで空港へと向かう。

何も問題なくチェックインを終え、出発まで空港内で快適に過ごした。

そして定刻に出発。窓からの見えるオリーブ畑を見ながら、今回の出張の自己評価を行う。
限られた時間のため100%とは言えないが多くの目的を達成できたのは有意義であったといえる。

そして小一時間で経由地であるマドリードに到着。ここでトランジットのため数時間を過ごす。

そしてイベリア航空の飛行機に乗り込むが、私の座席付近は座席の混乱でバタバタ模様。というのもどうやら機材変更があったのと、私の前の座席の子連れの方が、お子さんと一緒がいいから勝手に席を変わって座り、中々席を動かないというトラブルがあったみたい。
そして私の座席もかなり厳しい座席であったので、CAさんに交渉しシートマップをもって来ていただき、何とか座席の変更をしてもらった。そのようなこともありながら、飛行機では眠れない私は、ひたすらパソコンと向かい合いながらこのブログを書き始めている。

今回のスペインで多く学ばせてもらった。まずはそれぞれのビジネスパートナーから、新しい情報をもらえたり、彼らの歓迎を受け、パートナーであるということはどういうことかなどを気付かせてもらえたりした。

そして植物からも改めて多くを気付かせてもらえた。

小さなオリーブたちの並ぶ姿から、多くの人に助けられ育てられながら、仲間と共に規律良く歩むことの意義や、その集まりが為す力強さを感じることができた。

丸いオリーブからは、ただやたらに尖るのではなく、角を立てず周りとの調和をもつことが周囲の人に安心感を与えるということを学べたような気がした。

幅のあるオリーブから、人として幅を持つこと。そして周囲に振り回されずどっしりと構えていることの大切さを学べたように思う。

背の高いオリーブを見ていると、高い所に立ち、遠くを見渡し、先を見ることも必要であることを教えてくれているように感じる。

上に大きく拡がっているオリーブを見ていると、きつい日差しや厳しい風雨など、どのような状況や相手であっても、その手をすぼめず、しっかり両手を拡げ、全てのもの受け入れることができる心の大きさ強さを持つことの大切さを教えてくれているように思えてくる。

残念ながら現地でサバイブできずに枯れていながらも凛とした姿で立っているオリーブを目の前にすると、人としていずれ来るその時期を受け入れなければならないこと。またその時が来たら、自らの生き様に胸を張って旅立てるような人でなければならないと強く感じた。

本当に多くのことをオリーブが教えてくれたと思っている

そして今、飛行機の窓からは素敵なオリーブ畑が拡がっているのが見える。
ここには色んな大きさのオリーブが共存をしている。私も人として、心の中にこのような畑をもち、色んなオリーブから教えてもらったことを共存させながら、しっかりと人生を駆け抜けていかなければならないと思う。

だってこのオリーブの大樹のたった10分の1も生きられないのだから・・・

今回もまた私の支離滅裂で下手なブログを読んでいただきありがとうございます。

人の前に出す文章だからもっときちんと読みやすく誤字脱字のチェックをしてからのアップであるべきところですが、気にし過ぎると文章が書けなくなってしまうので、下手な文章でもいいから感じたことを頑張って文字にしていますので、できればお許しいただければと思っています。

またこのような私にでも何か聞いてみたいことなどあるようでしたら、ご連絡いただければと思っています。

さてこれで2018年 春の又右衛門スペイン訪問記を終えさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

四代目 緑匠・又右衛門

今日は今回のスペインで活動する実質の最終日である。

朝食では、はちみつをいっぱいいただき、動き回れるパワーをつけてから出発した。

 

今日は比較的大きめのオリーブを選び出すのが目的である。

 まず朝一番からこれらを検討。この中からオープントップで運べるものを優先的に選び出す。

 眺めているだけでもうっとりしてくる。そして細かいところまで病気などがないかをチェックしていく。たださすがにここまでくると、上部まで確認することができない。

そのため次回には重機を使い、最上部までしっかり確認することにした。

 続いてエルチェから、車で約1時間の少し離れたボネテへ向かった。到着して車から降りると、エルチェにくらべ明らかに風が冷たい。これがこの場所の特徴である

 そこでちょうどいい感じの樹齢800年ぐらいのオリーブをチョイス。中々日本の条件に合うものは見つからないが、その中でも2本ほどいい感じのオリーブに出逢えた。


 その他にも多くのオリーブもあったが、中々納得するものがなかったので、また移動しエルチェの他の圃場をチェックした。

 ここでは商業施設や大きめの一般家庭でも導入可能な樹齢3400年ぐらいのものを選ぶことにした。

まずはレチンを数本を選び出した。レチンは比較的緑色が強く、土台はどっしり太く、上はキュッと絞れているのが特徴。まるでカルメンのダンサーのようである。

 


 オヒブランカの特徴として、少し背は低めになるが、日本人好みのしっかり太いスタイルの画が多いため、この中から選び出す。その作業は簡単ではない。まずは見た目として形、そして病気や枯れなどのチェックをする。それでOKならサイズの計測。そしてから最終マーキングになるため、一本一本の選別には、樹に耳を傾けるなど本当に集中力が必要である。

そして今回は40本ほどを選び出すことができた。その頃には19時をまわっていた。

 

そして最後に、サバイブされてきたオリーブの中に、本当にごく一部だが、移植に耐えることができずに、残念にも枯れてしまったオリーブを見させていただいた。


でもこのように枯れてしまったオリーブであっても、手を加えることで、息が吹き込まれ、新たな道を歩むことができるので、少しアレンジしてみたいと思う。面白いことが頭には浮かんでいるので、乞うご期待です。

 

そしてあたりが少し薄暗くなりかけたので、ここでタイムアップ。全てのことをしまい、車に乗り込み、最終ミーティングを車内で行いながらホテルへと戻った。

 

 

最後に2日間大変お世話になったパートナーとしっかりハグをして、再会を約束してお別れをさせていただいた。

 

 ホテルに戻り、軽くシャワーを浴びて、最後の晩餐へと向かった。

 エルチェと言えば、ここリカルドを外すわけにはいかない。いつものように再会を喜び合いながら、美味しい食事をいただくことができ、気がつけば23時前。夜も更けたので部屋に戻りこのブログを書いている。

 

ふと携帯電話に目をやると、日付はとうに変わっている。まずい明日寝坊をすると帰れないので、乱文乱筆のままアップさせていただき、パッキングに入りたいと思うので失礼いたします。

また帰国中に今回の訪問で感じたことを書かせていただきたいと思う。ではではこの辺で!

今朝はしっかり朝食をいただき、パートナーのナーセリーへと向かった。

 

このナーセリーはスペインでも最大級のナーセリーで主にオリーブとヤシを出荷しており、私たちはオリーブの各サイズを扱わせていただいている。到着後各部門のスタッフに温かく迎えていただき、来週到着のコンテナ2本と来月到着のコンテナ2本についてと、来年度の方針などについてディスカッションをさせていただいた。また気になるオリーブの病気などの対応策の新情報をいただき、とても有意義なディスカッションになった。

 

そして、早々に事務所近くの又右衛門向け(日本向け隔離スペース)を確認。今回のコンテナに載らなかった数のチェックを行った。砂塵も入らないように隔離をしていただいている。でも繰り返し、その必要性をしっかり説いてきた。

 

そして車に乗り込み圃場をまわる。少し順不同にはなるが、気になるものをピックアップしいくつか紹介させていただく。詳細についてはまたお会いした時にでもお話ができればと思う。

これはイチジク。この他にブドウなどもある。ドイツやオランダに向けての出荷が主で日本には検疫の問題もあり輸入する予定はないが、実際に輸入すれば引き合いは多いだろうと思う。

 これはオリーブ。可愛いサイズである。これもまたヨーロッパのガーデンセンターには好評である。


 少し大きくなってこのようなサイズもある。

 とても丸々していて可愛い感じのオリーブ。ドイツではとても人気。12年もの。

続いて人気のSafariタイプ。又右衛門用 

来春用に向けてしっかり準備されている。

 100年オリーブのより大きめの200年ものも準備万端である。

 これはその名もPONGPONG そのまんま。可愛いけど課題もいくつかあって・・・。

でも可愛い。

この他にも少し大きめのオリーブくんもあるが、そこは少し離れたところなので明日の視察に。

これは別のところのチョリシア。別名パラボラッチョ。酔っぱらいの木とも言われている。この子はアルゼンチンから来たものらしい。パラグアイ産の方が少し良いように感じるがユニークな形の子もいた。先月 大阪 豊中のローズガーデンにも来てくれたパラグアイ生まれのチョリシアさんはみんなの人気者である。

この他にドラセナ ドラゴも見てきた。正直 手入れが行き届かず密集している感はするが、いくつか素敵な形もあるので、チェックをしてきた。

 

この他にも興味深いものがあったが眠気に勝てずこの辺で今日は終えさせていただきます。

ごめんなさい(^^;)

 さていよいよ明日は最終日。時間のある限り面白いものを見つけてきます。


おやすみなさい。

今朝は朝早い列車に乗るためホテルで朝食をとる時間が無く、薄暗い中駅へと向かう・


 

 バレンシア北駅で列車の時間を再確認して、駅中のCaféにてコーヒーとパンをいただく。 

 そして定刻に到着した列車に乗り込みアリカンテへと向かった。

 列車から見える風景は徐々にオレンジから、オリーブ、ブドウへと変わっていく。

 駅を越える度に、少しずつ代わっていく景色や街の雰囲気が面白い。

そのような中、少し寂しく感じるのが時折姿を現すソーラーパネル。日本もさることながらスペインでも増えてきている。確かに必要なエネルギーの調達ツールであるのであろうが、できれば拡がっている素晴らしい自然との相性は良いとは思わない。

 

このようなツールも自然の景観とうまく調和をとる方法を見いだせないかと思ってしまう。今後の課題としよう。

 

2時間でアリカンテ駅に到着。そこには私が初めてスペインからの直輸入を手掛けたパートナーが迎えに来てくれていた。そして再会の握手を交わし早速ナーセリーへと向かう。

 まずOfficeでミーティングを行い、早速圃場の案内をしていただいた。

 中にはこのようなオリーブも。以前はただ単に立っているオリーブを横にしたような無理矢理感を感じるものが多かったが、自然の感じがするものも増えてきた。龍が大好きな又右衛門は少し気になる存在。

 オリーブ以外にもいくつかの気になる樹があり、要チェック。イメージがいっぱい膨らむ。

 

続いてさらに拡張された圃場を見学させていただいたのちに、再びofficeに戻り、次回の計画などのディスカッションを行い、再び握手を交わし、変わらぬパートナーシップを確認し合った。

 

 

その後ホテルまで送っていただき、今日の視察を無事終えることができた。

 

今日もまた新しいものを見つけることができた。満足の1日である。

 

さて明日もどんな一日が待ってくれているかな?

そのことを楽しみにしてベッドに入ります。おやすみなさい。

朝一番パートナーがホテルに迎えに来ていただけ、まずはナーセリーへと向かった。

 

そして事務所に荷物をおいて早速圃場へと向かった。

 

 

まずは昨年新設された日本向けの特別のスペース 名付けて又右衛門スペースである。

事務所に隣接する一等地に設立され、外部とは虫の入れない細かなネットで仕切られている。

さらに地上部分も地面ではなく、コンクリートのようなものをうっており、スペインでここまで特別な場所を作ってくれているのは、私たちのパートナーだけだと思う。

 

いかに彼らが日本の植物検疫と又右衛門の考え方を理解し、行動に移してくれているかの表れだと思う。本当に感謝である。

 

 

そしてそのハウスの中には、昨秋に又右衛門が現地でセレクトし、鉢上げされ、来春もしくは早ければ今秋に日本に向けて輸出される予定のスペシャルなものがブルペン入りしている。どの子もドキドキするようなものである。せっかくなのでその一部を紹介します。

 

まずは「ユッカ ロストラータ ヒドラ スペシャル」3m近くのサイズは、最大級である。

これは又右衛門植物園行きかもの逸品。

 

 

スペシャルまでの大きさはないが、かなりいい感じで分頭している。しばらくこのようなものはないかもしれないほど。

 

続いてユッカ ファクソニアーナ。思った以上に大きい!迫力満点である。今まで私は日本には入れていないので楽しみにしていただければである。

 

 

そしてシルバーに光る鋭い葉が、ピカイチのリギダそれもマルチヘッド。

 

 

ついに数鉢のみ鉢上げまでこぎつけた「ノリナ ネルソニー トルネード」

葉の特徴的な形状が稀少であり、私の髪に似ているところから現地名「ノリナ ネルソニー 又右衛門スペシャル」とまで名付けられた逸品。これも又右衛門植物園行きの予定である。

 

 

この他にダシリリオン 2種 他にアガベ類も準備されている。他にユニークなカクタス類も多くあるが日本向けにはしばし時間がかかる模様。

 

特にアガベ類はヨーロッパでもかなりの人気で、数年先まで予約でいっぱいである。それもこのパートナーの価値の高さであろう。その中から日本に向けて限定的ながら送られてはくるがかなり数量は限定されるため、現在日本にあるものを早めに確保していただいたほうがいいと思われる。

 

 

そして別の圃場に移動し、日本向けのオリーブの状況のチェックを行った。これもまたお気に入りのものである。

 

その後 ヘッドオフィスにもどり研究室を覗かせていただいた。そこには、素敵なスタッフが、多湿に弱いなどの様々な弱点を克服できるものを研究し培養している。きっと10年後にはもっと強健で、日本の天候にも適した素敵なものが多く出てくると思う。乞うご期待である。

 

そしてオフィスで来年~再来年にかけてのオーダーと今後の取り組みについてしっかり話し合うことができた。

 

正直現在、ヨーロッパ、ドバイからかなり引き合いがあるよう。その注文にも全く追いついていないのが現状。そのような中でも日本向けの出荷を積極的に考えてくれているのは本当にうれしい。

 

というのもヨーロッパに出荷するのには、特別な手間もかからない。しかしながら日本に向けての輸出は、多くの手間、時間、費用が掛かる。それでも彼らは私たちを優先にいろんなスペシャルを用意してくれている。本当に有難い。それもこれも今まで培ってきた信用による強いパートナーシップで結ばれているからであろう。心より感謝である。

 

 

そして多くのことを話し終え、最後に場所を変えてランチを食べながらのミーティングを行った。とても雰囲気の良い店というのもあったが、今回の訪問でのミーティング内容の価値がとても高かったため、さらに美味しく感じることができた。

 

そして夕刻、バレンシアのホテルまで送っていただき、彼らとはお別れとなった。本当にお世話になりました~~。再会が既に楽しみである。


 

彼らと別れた後、駅前の公園内の花屋を見学。この公園にはこのようなお店が多く並んでいる。

 

 

そして街中を歩いたのち、超お気に入りで行きつけのお店でカジュアルなディナーをいただき、ホテルに戻りデスクワークを行い、最後にこのブログを書いている。

今回訪問の写真は、帰国後になってもFacebookなどでも順次アップしていくので楽しみにしていただければと思います。

 


さーとても充実した一日となった。もう少しで日付も変わるので、この辺でパソコンを閉じて寝る準備に入ります。

今日こそ眠れますように。おやすみなさ~~い。

昨晩は日本からバルセロナまで機内でもずっとパソコンでデスクワークをしていたので、30時間ほど眠ることなく、シャワーを浴びて、そのままベッドに横たわったので、朝起きると、凄い姿で寝ていた。写真は控えておきます(笑)

 

ただよく眠れたかというとそうではない。昨日遅くに食べたカラマリフライのせいか時差ぼけのせいか、少しむかつきもあり何となく体がスッキリせず、数時間後には目が覚めてしまい、あたりは真っ暗なため仕方なく部屋でデスクワークを行った。

 そして早めにホテルの朝食を食べに行った、いかがですか?この盛り付け!A型とは全く思えないほどの雑さ・・・。いかに疲れているか同情いただければと思う。(^^;)

そしてミラネーゼのように格好良くエスプレッソを3杯身体に流し込み、ギアチェンジ!と思ったが甘かった。尚更吐き気がしてきた。

 そのような状態で伺ったナーセリー。目の前にオリーブが・・・・

 中々いい感じのオリーブが所狭しと並んでいた。樹齢は約800~1500年ぐらいの感じ。見ているだけでもうれしくなってくる。そして気がつけば朝の体調不良はどこへやら。 

 元気いっぱいになり、時間が許される限り、圃場を歩いた。

 ちょうどチャメロプス フミリス セリフェラの花が咲きかけていた。

そして事務所に戻り今後についてのミーティングを行った。話の内容は根の洗浄についてが主だった。

やはり日本の植物検疫は厳しいとの指摘。ここで大事なのが、同じように私も厳しすぎるねとだけ言ってしまうと、日本の検疫制度に対しての不信感につながり、長い付き合いができない。確かに日本の検疫は厳しいかもしれないが、何故そうしなければならないかをゆっくり説くように話し、決して検疫所は輸入する私たちと向かい合っているのではなく、敵でも何でもなく、一緒に活動する仲間であり同志であり、私たちの輸入する者の師であることを理解してもらうのが、一番いい結果につながると思っているので根気強く話をしてきた。

 

そのために今回は多くの時間を割いてしまったために、植物を選ぶ時間が足らずタイムアップになってしまい、再訪問と私が実際に根の洗浄のレクチャーと確認することを約束して、名残惜しいがナーセリーを後にした。

 

 バルセロナ駅でサンドイッチとサラダを買い、慌ただしくRenfeに乗り込みバレンシアをめざす。 

そしてバレンシアオレンジとオリーブ、アーティチョークの畑などが見れる車窓とパソコンの画面とを交互に眺めながら、約2時間後バレンシアの一つ手前の駅カステロンで下車をした。

 そこにはパートナーが迎えに来てくれていて、ホテルまで送っていただきチェックイン。しばし荷物を片付け、近くのCarrefourにて買い出しをして、その後パートナーと再集合し食事へ向かった。

今までバタバタでスペインについてからきちんとした食事をとれていなかったので、出てきた料理がいつも以上に美味しく感じることができた。そしてお腹もいっぱいになり、ホテルに戻り、このブログを書いています。そして次の一行を書いて今日のブログを書き終えることができる。やっと眠れる・・・・。


さて今日も解放感いっぱいの姿で眠るか(*’’)(笑) それでは、おやすみなさい!

とんとこ祭りでの筋肉痛に悩まされながら迎えた出発の早朝 相棒である半野良キジが朝の挨拶として時折私の顔をトントンと叩くのだが、今日に限っては、そのキジの爪が、私の眼球にダイレクトに当たり、痛みのあまりに飛び起き、眠気も吹っ飛んだ。

 そんな朝を迎え、叱ってしまって拗ねたキジを横目に見ながら小雨にうたれながら旅立つことになった。

 そして伊丹空港から成田空港へ向かう。トランジットの時間は1時間少々のためとてもバタバタの移動になる。そんな時に限って成田着陸の際に強風のためか滑走路すれすれで再浮上させてのやり直しがあり、約20分の遅れで成田に到着した。

 

到着後は足早に移動。そして問題なく経由地であるヘルシンキ行きのお気に入りのJAL便に乗り込んだ。

JALのヘルシンキ行きはボーイング787で少しゆったり。そしていつも好んで確保する非常口座席なので、結構快適である。さらにクーポンをもらえているためWiFiが無料で快適に仕事をしながらのフライトである。連載中の機関誌への原稿を書いたり、たまっていた仕事をしたりしているうちに気がつけば結構な時間が経っていた。そして到着少し前には、CAさんから「金岡さま。昨年ご一緒させていただきましたこと覚えています。確か乗り継ぎでマダガスカルに向かうとおっしゃっていらっしゃいましたよね。」と声をかけていただき、私の記憶もよみがえってきて、少しお話をさせていただきました。それにしても半年以上も前なのによく覚えていただいていたと感心したのと同時に何となく嬉しく思え、さらにJALがお気に入りになりました。CAKさん。ありがとうございます。またどこかの空で再会できるのを楽しみにしています。

 

 そうこうしているうちに時間が経つのは早く、出発より約10時間後、無事ヘルシンキに到着。

 空港内は人も多く、少し狭さも感じるがコンパクトで綺麗である。またさすがフィンランド。ムーミンショップもあり、出発までの少しの時間を楽しみながら、定刻を少し遅れたバルセロナ行きのフィンエアーの飛行機に乗り込んだ。

 

機内では、ブルーベリージュースを飲みながら引き続きデスクワーク。そして約4時間後無事バルセロナ空港に到着。そのままタクシーでホテルに向かった。

 

そして近くで簡単な食事をして、部屋に戻ってこのブログを書いている。

 

今回のスペインは、バルセロナのナーセリーから順番に南下して、パートナーであるナーセリーを順次訪問しいく。そして本年度の経過報告と来年度に向けての品種選別や様々な懸案事項の協議を主に行うため結構重要な訪問であるので気合を入れて臨まなければならない。

 



さ~明日から始まるナーセリー訪問。一番難航する協議が予想されるナーセリーからの訪問のため、何とかいい感じで進め、幸先よくいい流れをつかみ、最後まで行くことができることを願いながら、今日は休むことにします。

おやすみなさ~~い。

今日は山本とんとこ祭りが晴天のもと開催された。

 

 「とんとこ祭り」の由来は、御神輿を先導する太鼓をトントコトンと叩くことから来ているのである。決して担ぎ手を体力の限界まで追いやる「とことん祭り」や、脂汗が流れ出るぐらい担ぎ上げる「トントロ祭り」から来ているのではないことは、皆さんに先に知っていただきたいと思う。(笑) 

 このお祭りは400年以上も昔の、天正年間には行われていたと伝わっている。そして平成元年の松尾・天満両社の改修築を機に、5年に1度の大祭として再興されました。

 

そして今日がその日に当たり、雲一つない晴天も手伝い、参加者、見学者と朝早くから集まっていた。

 

この行列は、鳥兜、天狗面の猿田彦の命を先導に、稚児・神官・伶人の列、私の役目である白丁姿の輿丁(よちょう)たちが担ぐ神輿、裃に威厳を正した氏子の渡御に加え、雅楽の調べも伴い、まるで絵巻のような見ごたえのある行列である。

 

 

さらに山本、山本丸橋の地車(だんじり)も曳航され、その光景は素晴らしかった。ただ残念ながら私は輿丁のため、持ち場を離れられず、一行の全体写真は撮ることができなかった。

ただ多くのメディアも来ていたので、その光景はネットで調べれば観ていただければ思う。

730分に松尾神社に集合し、発輿祭にて御分霊を神輿に移し、いよいよ渡御が始まった。

 


 ゆっくりゆっくり練り歩きながら、太鼓に合わせて、時折神輿を大きく担ぎ上げたり、左右に揺らしながら鈴の音を鳴らしたり、輿丁みんなで力を合わせ、元気いっぱいに渡御をさせていただけた。


そして11時に天満神社に到着。奉告祭を行い、輿丁はしばしの体力充電。

しばらくして再び出発。

 



そして多くの見学者に見守られながら御旅所である園芸流通センターに到着。そして御旅所祭として神楽、稚児によるボタンの献花、関係者の玉串奉納を行い、国家安泰と産業の発展、世の安寧の祈願をしました。

 

そして直会では、サルトリイバラの杯でお神酒をいただき、その後お弁当をいただき、しばし同志との歓談をさせていただいた。続いて奉納演芸会として和太鼓がなされ、多くの人が楽しまれました。

 


 

45分間の休憩後、出発。そして最後の力を振り絞りながら、山本のまちを練り歩く。

 

 

15時前に松尾神社に到着。そして御分霊は本殿にもどり還幸祭が執り行われ、神輿は庫へと無事納められ、一応の区切りを迎えることになった。

 

今年は本当に天気に恵まれた。そして山本、丸橋のみんなが力を合わせながら、時折神輿の重さに耐えきれず苦痛で顔を歪めることもあったが、楽しく可笑しく渡御をすることができ、心に加え、肩と腰と足に、素晴らしい思い出をしっかり刻み込んでくれたそんな素敵な一日となりました。

次は5年後か~~。その時どうしているだろう。またこのように元気に神輿を担がせてもらえるためにも、しっかり生きていかなければならないと青い空を見上げながら、心地よい風を受けながら家路につきました。

先月21日土曜日13時~関西テレビ 人気番組「ウラマヨ!」に30分弱も出演させていただきました!

 

今回の番組は、私たち薔薇園グループの仕事の中でも、植物の輸入事業にスポットをあて、私たちの大阪営業所や地元である宝塚あいあいパーク、神戸煉瓦倉庫などで収録となりました。

 

収録当日は相変わらずの私の落としものでクルーの方々に、ご迷惑をかけながらも、天気に恵まれ何とか無事収録を終えることができホッとしました。


 

そして、後のスタジオ収録の時には、楽屋にお弁当をご用意いただいたのですが、正直何をどう食べたかは覚えていない状況。そのまま、リハに向かうも台本を見る余裕もないままで本番に入ることに・・・・

 

 

スタジオには、いくつかのユニークな植物を持ち込ませていただき、実際に出演者の方々に触れていただきながら、ほとんどぶっつけ本番的な進行になりました。

 といっても簡単な台本はありながらも、そのようなことが頭に入る余裕がある訳はないので、実際にはほぼアドリブで創り上げていったような感じかもです(^^;)

 

私本人は何を言ったのか?出演者の方が何を言われたのかもよく覚えていないぐらい緊張していましたが、さすがブラマヨのお二方による司会進行や素敵な出演者、スタッフに支えていただけたため、何とか放送事故も起こさず、とても和やかな良い雰囲気のまま収録を終えることができました。

 

収録中や終了後にも、出演者の方々に優しくお声掛けいただき、拝見させていただいている顔と少し違ったものが伝わってきて本当に素敵な時間を過ごさせていただけました。

ブラックマヨネーズの吉田さん。小杉さん。笑う余裕は私には無かったですが、本当に素敵に又右衛門を導き、盛り立てていただけました。ありがとうございました。

 

アナウンサーの高橋真理恵さん。TVそのままとってもキュートでした!!

パネラーのミッツ・マングローブさん。素敵な魅力がムンムンでした。

星田英利さん。面白く優しいトークに何度も助けられました。

スリムクラブの内間さん。真栄田さん。仕事では関わりの深い沖縄出身ということもあり、植物の話など勝手に親近感を持ちながらお話をさせていただけました。

 

そして中でも具志堅用高さんからは、放送はされてはいませんが、とても力強く素敵な言葉を又右衛門にかけていただけました。今回、初めて具志堅さんにお会いさせていただきましたが、テレビのモニターからだけでは十分感じることができなかった、澄んだ鋭い眼と温かい手に、さすが世界を代表するチャンピオン!を実感させていただくことができました。

 

 

今回は、私の取り組みの1部を取り上げていただいたのですが、その随所に私の想いをしっかり汲み、表現していただいた制作の方々には本当に感謝です。

 

そしてこのブログアップする前に、ご連絡をいただき、「視聴率も良く、途中で下がることなく放映が終えられました。」とのご連絡をいただけ、正直ホッとしました。

 

この放送をご覧いただいた方々には、それぞれ色んな感想を持っていただいているかと思いますが、これからも引き続き又右衛門は、植物の命に尊厳の念を強く持ち、あらゆることにチャレンジし植物からのメッセージを伝えるために活動していきますので、今後ともご支援ご指導をよろしくお願いいたします~~~。

先週、大阪港にとっても愛くるしい植物到着した。

そして今回も前回に引き続き、植物検疫を無事パーフェクトで合格することができた。パートナーの事前準備に感謝である。

ケイバ インシグニス、(チョリシア)は別名パラボラッチョ(Palo Borracho)。

スペイン語のPalo(樹)borracho(酔っ払い)=酔っぱらいの樹とも呼ばれ親しまれている。

ブラジル、アルゼンチン、パラグアイに多く原生している。国によって大きな違いはないが、パラグアイ生まれには素敵なプロポーションで健康なものが多いようである。

そして今回、大阪営業所にて仮植されたチョリシアさんはパラグアイ生まれで、重さ約3t。胴回りは約470cmである。チョリシアのなかでは、それほど大きいものではないが、ふっくら丸みを帯びたプロポーションがとても愛くるしい。むしろ大きなものは多くあるので、このコンパクトなサイズでこのスタイルは秀逸であろうといえる。

最近 パラグアイでも大規模な開発により、行き場を失うチョリシアが多くある。そのような植物が、新たな地に向かうことで、多くの人に愛され、親しまれるのであれば、これからもその機会を創っていくことができればと思っている。

今回もまた、素敵な植物がやってきてくれた。いつまでこの地にいてくれることになるのかはわからないが、来社していただけた方は、是非お立ち寄りいただければと思っています。

きっとキュンと来ますよ~~~(^^)v