四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は宝塚商工会議所と青年会議所の新年互例会に出席させていただいた。

青年会議所の新年会であれば私は大阪青年会議所の所属であったため、同日に行われた大阪での新年名刺交換会に出るべきではあったが、昨年多くの宝塚の方に応援いただいたのと、場合によればこの新年互例会は今年で最後の出席になるかもしれないため、皆さんにお礼が言いたく、地元の会を優先させていただいた。

今回も新年互例会には宝塚商工会議所会頭はじめ、宝塚市長、議員の方々が多く出席されていた。そして例年のように会頭のあいさつ、市長のあいさつ、鏡開きから始まり盛大に開催された。

会場では市長をはじめ、多くの方々とご挨拶をさせていただき、皆様から多くの激励やお褒めの言葉をかけていただくことができました。

やはりそのような中でも、出てくる話題は今後の宝塚の経済やあるべき方向性などが多く、

それぞれの立場でいろんな意見交換をさせていただくことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただけうれしく感じた。

今年はG20やTICAD、ワールドカップ、来年は東京五輪、そして2025年の大阪・関西万博に加え、様々な分野で活動されるNGOやNPO、または企業の方々との取り組みが目白押しで、あらためて「みどり」の必要性を強く感じている。

またその流れをできれば宝塚にも呼び込みたいと考えている。そのために又右衛門として何を求められているのか?何をしなければならないのか?何ができるのか?を深く考えさせられる時間となった。

しっかり足元と遠くを見つめていこう・・・・・

今年も例年同様の元日を迎えることができた。1日まだ暗い中、まずは自宅の神棚をお祀りし、続いて本社の神棚を祀らせていただいた。

そして氏神様で東の宮の松尾神社、境内の猿田彦神社、薬師如来を参拝させていただき、昨年のお礼と今年の抱負を伝えさせていただいた。

松尾神社参拝後、西の宮である天満神社を参拝させていただいた。

そうしていると空が少し明るくなってきたので、小高い丘に登り、宝塚をしばし見つめていた。昨年は宝塚の将来を考えた。その実現に向け、色んな方々と協働できたことは本当に大きな学びとなり、宝物となった。いつの日か、この経験を活かせる日が来ると思う。それが必要とされる時が来るまで、修行を重ねることが、そのための旅がまた必要かな、と感じることとなった。

そして営業の本拠地である大阪営業所に移動。各神棚をお祀りさせていただき、氏神様である春日神社を参拝させていただいた。
そして弊社が仲卸として入場させていただいているJF兵庫県生花 大阪本部の土地の神様にお神酒を奉納させていただき、しばらく市場にて、以下のような昨年一年間の活動を振り返り、いろいろあったな~とあらためて感じた。

●「シンガポール ガーデンズバイザベイ日本の花卉プロデュース&サプライ」
又右衛門:総合プロデューサー
パートナー:ガーデンズバイザベイ
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http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/11675
http://www.gardensbythebay.com.sg

>●「広島市植物公園リニューアルオープン、バオバブ サバイブプロジェクト
秋篠宮殿下 バオバブご視察・日本植物園協会総会、バオバブ展」
又右衛門:総合プロデューサー
密着取材:広島ホームテレビ、テレビ新広島
パートナー:広島市植物公園、公益財団法人みどり生きもの協会
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http://www.hiroshima-bot.jp
http://www.midoriikimono.jp

●「うめきた2期暫定利用事業「植育」イベントみどりのサンタの「植・食、健康」フェスタ」
又右衛門:みどりのサンタアンバサダー
主催:一般社団法人テラプロジェクト
後援:大阪府、豊中市、豊中市教育委員会、大阪商工会議所、公益財団法人 大阪観光局など
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https://www.midori-santa.com
http://thera-projects.com
http://www.city.osaka.lg.jp/toshikeika…/page/0000427808.html

●「Osaka Great Santa Run 10th」
主催:OSAKAあかるクラブ
協力:一般社団法人テラプロジェクト
又右衛門:みどりのサンタアンバサダー
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https://www.santa-run.com

●「うめきたガーデン1000年オリーブプロジェクト」
又右衛門:プロデューサー
主催:一般社団法人テラプロジェクト
パートナー:産経新聞
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https://www.midori-santa.com
http://thera-projects.com
http://umekita-garden.com

●「樹齢1000年のオリーブと繋がろうプロジェクト」
又右衛門:プロデュース
パートナー:つかしんタウンクリエイト、グンゼ
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https://www.tsukashin.com
http://www.gunze.co.jp

●「Australia now launch party」
又右衛門:植栽総合プロデュース
パートナー:オーストラリア大使館
https://australianow2018.com

●「AHBASE 」
プロデュース:リバースプロジェクト
又右衛門:プランツデザイン、植物監修
パートナー:AHB
https://www.rebirth-project.jp/ahbase/
https://ah-base.com

●「Tokyo Wonder Botanical Summer!」
パートナー:オザキフラワーパーク
メディアパートナー:ストロボライト
トークセッション:石塚秀彦氏(ストロボライト代表)
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https://ozaki-flowerpark.co.jp
http://strobolight.co.jp

●「タカショー ガーデン&エクステリアフェア2018出展」
矢野TEA:企画、デザイン
パートナー:タカショー
盆栽:酒井盆栽(埼玉県深谷市)
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https://takasho.co.jp

●「J-VILLAGE プロジェクト」
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https://www.jvillage.jp

●「セネガルプロジェクト」
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http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/11875

●「マダガスカルプロジェクト」
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●「木の神様 伊太祁曽神社 木祭り 植樹」
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http://itakiso-jinja.net

●「日本みどりの研究所設立」
又右衛門:代表理事、植物貿易学者
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http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/10926
https://www.facebook.com/一般社団法人-日本みどりの研究所-146455139407407/…

●「大阪大学産業科学研究所 共同研究員就任」
又右衛門:共同研究員
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/10672
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/10361
https://www.sanken.osaka-u.ac.jp

●「一般財団法人進化生物学研究所 客員研究員就任」
又右衛門:客員研究員
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http://www.nodai.ac.jp/rieb/

●「公益社団法人日本植物園協会 正会員就任」
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp
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http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/11853
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp

●「ウラマヨ!出演」
ゲスト:又右衛門
MC:ブラックマヨネーズ
放送局:関西テレビ
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/10494
https://www.ktv.jp/uramayo/

●「レギュラー番組 又右衛門のみどりのチャンネル」
プロデュース、パーソナリティ:又右衛門
MC:棚橋純子
パートナー:FM宝塚
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/blog/mataemon/10351
http://835.jp

他、ガーデンデザイン、空間プロデュース等多数させて頂きました。

 

本当に多くの人とのご縁や協力をいただき、多くのことにチャレンジ

ができたと思う。本当にありがたい話である。ただ全てが良かった話ではない。とても残念でくじけそうなことも多くあった。
そう思いながら市場の中心に腰を下ろして空を見上げると轟音とともに飛行機が降りてきた。何機も何機も。繰り返し・・・。いつもの喧騒の中で聞き流せている飛行機の轟音が、静かな元旦とうつむき加減の私には、罵声や批判のように聞こえていた。

しかし来年は東京五輪、2025年には大阪・関西万博が開催という千載一遇の機会がまっている。その中には私たちの「みどり」の役割は不可欠である。どのようなことが待っているか?どのようなことを起こせるか?を前向きに考えて、再び空を見上げていると、さっきまでの轟音が、盛大な応援の声ととらえることができた。


さ~~~今年一年も業界の垣根を超えたチーム又右衛門。かけがえのないパートナーとともに全ての声を糧にし、一致団結して頑張っていきたいと思っています。そのような私たちを引き続きご指導ご協力いただきたく思っています。何卒よろしくお願いいたします。

 

2019.01.01

謹賀新年

謹んで新年のお祝辞を申し上げます。

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

皆様とのたくさんのご縁を頂戴することができ、また多くを学ばせていただくことができた素敵な一年となりました。

本年も、引き続き皆様との出逢い、授かったご縁を大切にして、国内外のかけがえのないパートナーとともに、大地や植物、世界の様々なところ

で住み暮らす方々や、生産者の皆様からのメッセージを一人でも多くの人に伝えて行くために活動をしていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

 

バラエングループ 代表 四代目 金岡又右衛門(金岡信康)

 

昨日は大掃除を行い、会社のしめ縄や鏡餅を飾らせていただいた。

そして大晦日の今日は、事務所の隅で、出勤しているスタッフの背中をみながらこのブログを書くためにパソコンに向かっている。

 

そして部門ごとに本年の業務を終えたスタッフが順次退社していく。その頼もしくなった背中を見つめながら、感謝の気持ちでいっぱいになっている。

そして恒例のシンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイより届くANNUAL REPORTを拝見しながら、1年間の素敵な取り組みや一緒にさせていただいたイベントを思い出し、あらためてワクワクした気持ちになっている。


さらに、このような素敵なREPORTを私たちは作れてないが、今年一年間も素敵な協力者やスタッフのおかげでチャレンジできた色んなことが頭の中を駆け巡っている。

 

一部成就できなかったこともあるが、それもまた学びと思い、さらに想いを強くして取り組んでいきたいと思う。

 

多くの出逢いや機会をいただけた皆様に本当に感謝いたしております。

どれもが素敵な出逢いであった。本当に素晴らしいご縁を与えていただけたことを心より感謝したいと思う。

 

来年もさらに研鑽し、多くの人に「みどり」の素晴らしさと、植物からのメッセージを届けていきたいと思っています。

 

最後になりますが、今年も私の拙いブログを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

来年も、めげずに引き続き書き続けたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。

 

さ~来年もさらにエキサイティングなドラマチックな年になるよう前へと向かっていきましょう!!!

 

四代目 金岡又右衛門

23日。岐阜から帰り、夕方梶亀工務店130周年記念式典に参加させていただいてきた。
この式典は会場が阪神甲子園球場という昨日に引き続き驚かされる設えである。

会場には様々な業界で活躍している方々や青年会議所時代からの先輩、知人が多く参加され、個性的な人が多く熱気であふれていた。

五代目 出口亀吉(出口善広)社長による挨拶に始まり、続いてプロ野球選手をはじめ著名な方からの挨拶。多くの方と交流させていただくことができた。

宴会では書道家によるパフォーマンスなどもあり、多くの人から笑顔があふれ出てとても楽しまれているのがよくわかった。

私はJCメンバーや共にお仕事をさせていただいている気心知れたメンバーと一緒にいさせていただき、面白おかしく繰り広げられる光景に目を細めながら、主役の出口社長を眺めさせていただいていた。
そのような素敵な時間は過ぎるのが早く、約2時間の宴会はあっという間に終わり、素敵なギフトをいただき、それぞれが家路についた。
私たちバラエングループも2020年には140周年を迎える。ともに100年を超える歴史を持つ企業の長として、これからも高めあいながら頑張っていきたいと思っている。

ともあれ五代目 出口亀吉様。130周年おめでとうございます。四代目 金岡又右衛門も頑張ってまいります!!!

この日は、岐阜 岐孝園 さぼてん村で開催される御礼会にお招きいただき出席をさせていただいてきた。

この御礼会は毎年年末、代表の加藤社長による陣頭指揮のもとで開催され、進められている。


出席される方は、岐阜県知事 夫妻をはじめ、岐阜県の要職にある方々や市長、地元の生産者や関係者が多数。
その中には、全国主要市場の代表も含まれる。

そしてそれ以外に、花き業界においてユニークな取り組みをしている方が数名ピックアップされ、招待をされているようである。昨年に引き続き、又右衛門もお招きいただくことができた。

昼前に車で宝塚を出発し、ゆっくり運転しながら、夕方に岐阜へと到着。その後少し早いがさぼてん村を訪問させていただき、加藤社長と今後の展望や取り組みについてお話をさせていただいた。

定刻になり、御例会の会場入りがはじまった。

しかし昨年とは雰囲気が違う。例年であればお城のような門があり、その門をたたきながら「たのもう!」と声掛けし、さらに名乗りを上げて中に入れてもらうのだが、今回その門がなく、私をはじめ訪問者はみな、いつもと違う設えに戸惑い気味であった。

 

そして、知事の来園とともに会が始まり、門代わりである大きなスクリーンに、岐阜県やさぼてん村の歴史が映し出された。

さらにそのスクリーンが緞帳のように上がる。すると中から霧が舞い、霧の中をさらに奥へ進むとステージが姿を現した。

そこではユニークなダンスなどが繰り広げられていて、多くの人から驚きの声が上がっていた。
実は今回の趣向の原点は、以前、加藤社長が古田岐阜県知事と訪問された関ケ原にある。その時に販売されていた、小早川秀秋の名前入り「裏切りスナック」がとてもユニークで気に入ったので、今回は御礼会のテーマを「裏切り」とし、訪問者への裏切り・裏をかく、というところから発想して門をやめ、このような設えにしたとのこと。これには知事をはじめ多くの人が「やられた!」という感じで、加藤社長のアイデアに、さすが、と感心させられた。

エンタメが終わると、本陣である母屋に移動し、乾杯とともにおいしい食事がふるまわれた。

そして加藤社長独断の人選による「一言スピーチ」が知事から始まり、

いろんな人から多くのユニークな言葉を聞かせていただくことができた。

宴会はそのまま進み、始まってから4時間ほどが過ぎたころ又右衛門が指名され、僭越ながら一言抱負と御礼を述べさせていただきました。
その後ベトナムから来られた方々に、歌による歓迎をしていただいた。

そのうちに日付も変わり、とても素敵でユニークな御礼会は幕を閉じた。

しかしながら、加藤社長という人は、毎年このように大掛かりな設えをすることもだが、花き業界にとってとても忙しい時期でありながら会へ参加するために全国から要人が集まってくる、その人望の厚さはすごいと感じ入る。

この地は、二代目 又右衛門(金岡喜蔵)が薔薇を持ち込み、多くの人たちとともに薔薇づくりをはじめ、今では有数の薔薇の産地になっている。いわば私たちにとっては第二の故郷のようなものである。

そのような地で、約80年経った今、また新たなことが始まろうとしている。きっと二代目も天国から見守ってくれていると思う。

ますます夢が膨らんでくる。楽しみである!!!

今回もタイでのスケジュールは、相変わらずバタバタであったが、その合間で体験したことや、出逢った看板ネコちゃんを紹介。

まずはパタヤのタワー。景色が良いということで移動の合間に少し立ち寄ってみた。
高さ170mということもあり眺望はかなり良い。そしてそこから凄いアトラクションが・・・。好奇心旺盛な又右衛門は迷わずチャレンジ。

安全と言えば安全なのだろうが、簡単なチェックを済ませると、押されるかのようにゲート前に立つ。

パコーンと簡単にゲートが開き、係員に足を投げ出せと言われて、かなり不安なまま足を宙ぶらりんにすると、怖がっている間もなく、そのまま滑降。
滑り始めると後は地面に近づくだけのため、楽しみながらの無事着地となり、帰国してまた家族やスタッフやネコたちに会える喜びを実感した。

 

又右衛門がねこ好きなのはご存知の方も多いと思う。現在我が家は3匹の保護ネコと、1匹の半野良くんである。そして国内外とも出かけると、ねこちゃんたちに出逢う機会が多い。

そして今回も、机やテーブルの上で店番をしたりしている子たちと出逢えた。

またテーブルの下で寝転がりながらお客を待つ猫たち。他にも珍しい模様のネコちゃんに出逢えて、和ませていただいた。

あとは苦笑いされるかもだが、実はこのようなお土産ものも大好きである。同じように思った方は是非見に来てください(笑)
後は自分用のお土産にこんなのを作ってきました。製作時間約10分。中々のお気に入りである(笑)


ギュウギュウ詰めのスケジュールの中でも、ほんのちょっとでも遊びを求める又右衛門の旅であった。

 

今回も失ったかと思った財布はしっかりあったし、街で行き交う人や、電車に乗っている方がリュックのファスナーが開いているよ!とか教えてくれたり、わざわざ閉めてくれたり、親切な皆さんのおかげで無事帰国しました。おかげさまで失くしものは買ったばかりのシャツだけでした(^^;)

後編ではバンコクでの活動を。
まずはバンコクと言えばデンファレが有名である。花き関係以外の方にはデンファレと言われてもわからないという方もいらっしゃるので簡単に。

正式にはデンドロビューム ファレノプシスタイプ 略してデンファレである。ある意味ギャル語の先駆けであったのかもしれない(笑)ランの一種である。
いくつかの生産者を訪問させていただいてきた。
どのような花にも共通して言えることであるが現地で咲いている花は、日本のお店で見かけるものに比べて格段に美しい。花びらの数が足りようが足りなかろうが、曲がっていようが曲がっていまいが関係なしに、本当に美しい。是非花き関係者か否かを問わず

機会があれば一度は見ていただければといつも思う。
他にもビカクシダなど販売しているところも見学。かなりのボリュームがあり、観ているだけでも面白い。

 

この他にも多くの素敵な植物や農場を見学させていただいたが、掲載許可をいただいていないところや、紹介できる範囲に限りがあるのでこの辺で。
また他にも花市場や市内植栽を見学。

 

更に又右衛門が日本で植栽のプロデュースを担当させていただいているCafé Amazonも訪問し、充実した時間を過ごして、無事帰国をしてきました。

 

今回も本当に価値ある素敵なタイ訪問になった。何が素敵かというと観ての驚きより、今後に繋がることをいくつか見つけることができたからである。そして何より心許せる同行者、ナイスガイたちのおかげである。動けば笑う。笑いながら動くというパートナーに本当に感謝である。
さてと、気がつけば本年もう少しになってきた。今年の海外遠征は今回のタイで終了。後は年末に向けて日本でラストスパートである。


さ~~がんばるぞ!!!

また別アップでタイ訪問おまけ画像をお土産代わりに届けますので、よろしければご覧くださいませ(^^)/


東京での講演を終えて帰阪し、今年最後の海外遠征となるタイへと向かった。


12日(水曜日)発なので、週明け時間がゆっくりあるかと思っていたが、出発時間が0:40分であったので実質は11日出発。

夕方慌ててパッキングして、蛍池駅からリムジンバスで関西空港へと向かった。
関空は深夜ということもあり、比較的空いており、搭乗前にいつものビーフカレーをいただき、タイへと向かった。

搭乗時間約6時間強。相変わらず機内では眠れることなく、眠い目をこすりながら早朝に空港へ到着した。そこでトイレに向かうと、同行の羽田組とバッタリ。そのまま合流し、入国審査を済ませ、今日の目的地パタヤへと向かった。

貸し切りのバンで約2時間後パタヤに到着。眼の前には海が広がっていた。多くの人にとってパタヤはリゾート地になる。特にマリンスポーツを楽しむ人でにぎわっていた。

 

まずはホテルにチェックインし、その後ホテルや施設の植栽などをチェックし、夕食にシーフードをいいただいた。

 

あとはホテル近くを数時間散策し、昨日が徹夜であったのと歩き疲れたため早目に眠ることにした。
翌朝、ホテルを出発。乗り合いタクシーに乗車して、今回の第一目的地であるNognnooch Gardenへと向かった。ここは私のビジネスパートナーであるオーストラリアのナーセリーからも植物が供給されている広大でユニークなガーデンである。テーマパークと言っても良いのかもしれない。

OPENな荷台に腰かけながら時速80㎞での走行。受ける風は心地よいが結構スリリングである。そしてパタヤ中心部から約30分、幾何学的な植栽の出迎えを受けて到着した。
思っていた以上に豪華なエントランスで少し驚いたが、実はまだまだこの先に驚きが待っていた。その中でも印象的であったのを、いくつかを紹介させていただこうと思う。

 

まずはやはりFrench Gardenであろう。小高くなった丘から眺めるとその素敵さが眼に飛び込んでくる。

ここはPottery GardenOrchidGardenに隣接している。表情豊かなテラコッタがとても印象的。これらは全て自社で手作りとのこと。驚きである。

続いてDinosaur Valley。とても大きな恐竜が何頭も。ダイナミックである。
また小型の恐竜と植栽のコーナーが四日前にOPENしたとのこと。大人の私でもウキウキなので恐竜好きの子どもたちには、たまらない施設であろう。
その他にも動物たちが多く出迎えてくれていてその数には圧倒されるものがあった。


他にはパートナーが供給し、弊社でも多く持っているマクロザミア ムーレイやヤシ類も見事である。
また象やトラに触れあえるアトラクションもあり、個人的には丸一日滞在しても飽きないと思う。またリゾート施設もあるので、一泊で来るのも良いと思う。

そして何が驚きかというと、このNognnooch GardenResortは個人の富豪が趣味で運営しているとのこと。さらにまだまだ増床中である。本当に驚きである。いつの日かこのガーデンは世界的なリゾート&ガーデンになっているであろうとも思えた。

このような施設を訪問し、簡単であったがミーティングをさせていただけたことは、とても良い機会となった。是非また訪れたいと思う。
そして訪問後Nongnoochから一旦パタヤ市内に戻り、車を乗り換えバンコクへと向った。ただその車代を抑えようとしたためにかなり窮屈なまま3時間かけての移動となった。

到着後は身体が曲がったようなしびれと、鈍い痛みに襲われたためタイ名物の古式マッサージでゆがみを矯正してから食事を済ませ、かなり遅くなったので就寝することにした。

この続きは次回に。

二子玉川で前泊し、桜新町へと向かう。今日は 世田谷にある「さくら幼稚園」を訪問させていただいた。

 

今回お声掛けいただいたのは、さくら幼稚園が70周年を迎えるにあたって企画された記念講演において、又右衛門に講師を、ということである。

講演は2本立てで、1本は東京大学名誉教授であり著名な学者である吉田先生。そしてもう1本を私、又右衛門が担当させていただいた。

桜新町の駅を降り、カフェでコーヒーをいただき、駅からほど近い幼稚園に定刻少し前に到着した。

 

幼稚園では副園長をはじめとする先生方が周辺道路や園庭の清掃をされていたが、副園長がいち早く私を見つけてくださり、園内へと案内してくださった。

そして園長に初対面のご挨拶をさせていただいた。

素敵な感じの園長、副園長でしたが、お話させていただくと、お人柄もさらに素敵で、とても魅力的な方々であった。

さらに先生方もとても元気で、明るく溌溂としたあいさつで迎えていただき、とても良い気持ちで講演に向かうことができた。

そして園児や保護者、先生方の大きな拍手に出迎えていただき、講演会場に入らせていただいた。
園児からとても大きな声のご挨拶。続いて私の紹介をしていただき、講演へと入らせていただいた。

園児の皆さんには「又右衛門のお仕事」や「世界の植物」を写真と共に紹介させていただき、

さらに「植物の役割」「命について」などの話をさせていただいた。

また保護者の皆様には「植物の効用」「世界の子どもたち」「雑草という名の植物はない」などをお話させていただいた。

園児の皆さんは、私の話を聞く時はとても静かで行儀よく、私からのクイズや問いかけには全員が元気よく手を上げて参加してくれたので、とても盛り上がった講演となった。

 

さらに園児から又右衛門への質問の時には、「木も風邪をひくのですか?」「どうやって木の子どもはできますか?」「なぜ紅葉するの?」など本当に園児?と思うぐらい、いっぱい質問をしてくれ、植物に興味をもってくれていることがわかり、うれしく感じた。

講演の最後には、私へのお礼として、みんなで大きな声で歌をプレゼントしてくれ、涙が出そうになってしまった。
また私のために描いてくれた素敵な絵と、記念品をプレゼントしてくれた。
更には、銀杏でつくった可愛らしいブーケまでプレゼントをしてくれ、今までいただいたトロフィーや賞状とは違う素敵な喜びを感じることができた。

講演終了後、着替えをさせていただき、しばらく時間があったので、園庭に出させていただいた。寒空にも関わらず園児は元気よく走り回っていて、私の姿を見つけると、手を引っ張り、一緒に遊ぼうと誘ってくれた。
そして楠の近くに私を連れていき、そこにまた園児が集まってきた。そこでは年長さんは私に「なぜ楠の葉はあかくならないの?」など驚くような質問を投げかけ、年中さんは、私の手を握りお話しをしてくれ、年少さんはずっと無言で私の足を抱きかかえてくれていた。冷たい手でありながら、その握ってくれた手からはとても温かいものを感じることができた。

そのような素敵な時間が過ぎるのは早く、園を出る時、多くの園児が「またえもんせんせいまた来てね!」「またえもんせんせい、ありがとう!」と何度も何度も大きな声を送ってくれて、本当に涙をこらえるのが大変でした。

そのような皆さんに見送られて後ろ髪を引かれる思いで幼稚園を後にした。
そして、講演の打ち上げを兼ねた食事会の機会をいただき、吉田先生とご一緒させていただき色んなことを学ばせていただいた。

その後、場所を変えて、二つの重要なミーティングを終えて、珍しく新幹線で帰ることにした。

今回も私はこの講演を通じて多くのことを学ばせてもらった。

園児のみなさんは私にとっては先生でいてくれた。このような機会をいただいたさくら幼稚園 園長をはじめ園の皆様には本当に感謝です。ありがとうございました。きっとまた会いに来させていただきますね。その時まで、またえもんせんせいを覚えておいてくれたらな~と思っています。
私も、園児の皆さんの冷たくもとても温かい手、抱きしめてくれた足に感じた温もりを忘れずにいます。これからもずっと・・・・

 

さくら幼稚園の皆さん。本当に本当にありがとうございました!!!

 

※写真のブログでの掲載は許可をとっております。