四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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8月20日 パシフィコ横浜にてTICAD9(第9回アフリカ開発会議)開幕にあわせて羽田空港へと向かった。TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議。1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催をしています。
2019年も横浜で開催され、私はマダガスカル国のブースを担当させていただき、多くの方々と繋がりを持つことができたことは記憶に新しい。
そして前回は2022年8月27~28日には、チュニジアのチュニスでTICAD 8が開催されました。そして今回のTICAD 9は、横浜で開催のため、又右衛門も出席をさせていただきましたので簡単に報告を。
昨晩は何かとても寝苦しく、あまり眠れなかったためボーっとした感じで家を出発。そして朝一番の飛行機にて伊丹空港を出発。途中眠たい眼をこすりながら富士山を横目に見ながら羽田空港へと向かう。
首都圏に入ってから青い飛行機と並走するような感じで、着陸態勢に入り、定刻より少し早めに羽田空港に着陸。そこからリムジンバスにて会場へと向かった。
現地でミーティングの予定もあるので早めに移動し、開場時刻より1時間強早めに到着。少し時間をつぶしてから、少し早めに入場パスをもらうために受付へと進んだ。指定時間より早く列に並んだものの、既に長蛇の列。そして入場パスをもらえるまで1時間以上並ぶことになった。ただ私の後ろにはもっと長い列ができており、定刻に並んだ方々は1時間30分から2時間ぐらい並んだかもしれないであろう。ちょっと入場パスの処理能力が小さく、さすがに問題があるのでは?と感じる状況でった。
パスをもらうと手荷物検査を受けてから、まずは神戸市のブースに向かう。そこには神戸情報大学院大学の福岡氏があった。福岡氏は、アフリカの多くの国々から青年を預かり、様々な学びの機会を創出しており、各界に顔も広く素晴らしい活動をされている方である。
私は福岡氏とは数年前より懇意にしていただいており、新たなプロジェクトを一緒に起こそうとも考えているとても信頼できる良いお人柄の人物である。
早速 ブースにおいて活動を聞かせていただいたり、要職の方をご紹介いただけたりなど、お忙しいにも関わらず大変お気遣いいただけた。
エチオピアやモーリシャスなどのブースも一緒に訪問していただけサポートまでしていただいた。モーリシャスブースではモーリシャスにおける優遇措置などを教えていただき、モーリシャスに拠点を持つことを進めていただけ大変参考になった。またモーリシャス訪問を強く進めていただいたので、前向きに検討したいと思っている。
続いてルワンダブースを訪問。ルワンダブースには古くから一緒に様々な活動をしてきた安代のリンドウが飾られており、ルワンダでのリンドウ栽培について話が盛り上がることになった。安代リンドウ生産者の方々は、きっとくしゃみが出たであろうと思う。
その隣にはスーダンブースがあった。今年の春に在日本スーダン大使館を訪問させていただいて以来の再会である。あいにく要職の方は席を外してられたので挨拶はできなかったが、またあらためて訪問すると告げて次へ移動した。
続いて以前より交流があるマダガスカルブースを訪問。そこにはいつもお世話になっているI氏がブースに立たれており久し振りに再会することができた。そして少しの時間をいただいて情報交換をさせていただいた。その会話の中ではマダガスカルの環境や希少植物の保全や正しい貿易に加え、大阪・関西万博のことやGREEN×EXPO2027についてなどを話させていただけた。
他には輸入をさせていただいているセネガルはじめエチオピアなどを時間のある限り訪問し、アフリカ一周をさせていただいたような気分になれるとても有意義な1日を過ごすことができました。
おかげで又右衛門のアフリカ熱が再燃しそうです(;^_^A
私たちの事業のメインでもある生花卸。関西の仲卸にとっては年間で1.2を争う繁忙期である。
そして今年も猛暑の中、各部署が一生懸命取り組んでいただき、数字こそは厳しかったが、何とか事故やトラブルなくお花を提供することができたと思う。毎年取り組んでいただいている協力会社やスタッフには感謝である。
そのような中、私は、苦手な文章作成控えながら目と頭を休め、みんなの仕事を邪魔しないように、ひそかに新しい取り組みを企てていた。そのため久ぶりのブログアップとなる。
その一つはお盆休みが関係のない行政の取り組みである。興味深い取り組みが発表されたので、さっそく直接電話でアポを入れ訪問をさせていただいた。
そして担当者の方に私たちバラエングループの取り組みや提案をさせていただいたところ、関心をもっていただけため、こちらも引き続きこのプロジェクトを注視し、再度提案をさせていただくことを約束することになった。まだまだ5年以上先のプロジェクトであるが、何らかの形でも取り組めたらと思っているので楽しみである。
さ~~お盆も明け、周囲も動き始め、私も出張が続くので、合間を見ながらブログアップをしますので引き続きよろしくです。ただ文字は少な目ですが~~。
8月10日は、ライオンの日である。私にとってライオンという言葉は、普段めったに見ないが映画のタイトルを連想する。それは「風に立つライオン」である。
そしてこの主人公の生き様に胸をうたれたのを覚えている。そしてその映画の主題歌も深く心にささっていて、私は同じことはできないが、このような強い想いをもって悔いのない人生を送りたいと思っている。
※写真はフリー素材になります。
色んなお考えやご意見もあるでしょうが、私は花き園芸業界において、に向かって立つライオンでありたい。
昨日今日と大事なミーティングのため関東方面へと向かった。
交通手段はいつもの赤い飛行機。そして朝一番のフライトである。この飛行機に乗るためには朝5時45分には家を出なければならないため、わりに早起きが必要である。
特に遅延などのトラブルもなく、機内ではミーティング資料の読み込みを行いながら横目に富士山と周辺がおりなす素敵な景色を観て、とても気持ちの良いフライトになった。
電車を乗り継ぎミーティングの1時間前に横浜に到着。ミーティングの時間までカフェで作業し時間となったので会場入りをさせていただいた。
ミーティングのお相手や内容についてはお話できないが花き園芸業界の発展のためになるのであれば業界人の一員である責務として取り組んでいければと思っている旨をお伝えさせていただいた。
その後は都内に移動。以前から大変お世話になっている企業を訪問した。この企業とは必要とされていた植物の手配をさせていただき、難易度のあるものであったが無事に定着し、順調であるとのこと。グループ会社開発の資材も役立ったようでホッと胸を撫でおろすことができた。どのような植栽であるかはまたOPENしてから報告をできればと思っているのでお楽しみに。
ミーティング後は新たにできた施設をご案内いただきながら次なる取り組みについてもご相談とご依頼をいただくことができ大変うれしく思えた。とても楽しみである。
その後は周辺の植栽を拝見しながら自分たちであればどのように行うかなどを考察しながら時間のある限り観察をさせていただいた。
2日目は朝から急遽のWebミーティングと都内にて管理されている施設の土壌トラブルの相談などを対応させていただき、お昼前にホテルをチェックアウト。ちょうど良いタイミングであったので新橋ビルにあるお店でランチをいただいた。
名物の「中おち定食」である。まぐろステーキやサバなど海鮮中心にメニューにはいろいろなものが多くあるが、ほとんどのお客様はこのまぐろの中落ちが山盛りの定食を頼んでいる。まぐろ好きにはありがたいメニューである。
ここで腹ごしらえをして表参道へと向かう。ここでは以前から親しくしている代表の会社を久し振りに訪問した。相変わらず素敵なオフィスである。
そこで代表をまじえて担当部署の方々とバラエングループの取り組みなどをご紹介し、いくつか提案をさせていただいたところ関心を持っていただくことができ、早速アクションを起こしていくことになった。これもまた楽しみなプロジェクトになるであろう。
その他にも情報交換をさせていただいたが、やはり伸びる会社は感度が高く、そしてアクションが猛烈に早い。私もスピード感はとても大切であると考える人なので大いに共感できることもあり、早速取り組みたいと直感的に肌で感じた。
ミーティング終了後、灼熱のアスファルトの上を歩きながら、懐かしいパートナーと立ち話をし、私は帰路に着くことにした。
今回の2日間。とても有意義な時間となった。さ~~ゆっくりしている時間はない。帰って早速準備に入ろう。期待で胸が躍る。
先月末、タイから帰国し、数日間は今秋に施工する大きな案件の打ち合わせに、植栽管理担当と現地へと入った。
現地には、クライアントの代表の方をはじめ、スタッフの方々、建築施工会社、造園のプロなどが集まり、日程調整はじめ現場での打ち合わせなどが行われた。
弊社の担当もしっかり意見を述べる姿をみて、本年度の大阪・関西万博などに関わりながら実績を重ねて逞しくなった姿を頼もしく思えた。
ちなみにこの写真は数か月前に同じクライアント様からご依頼いただき植栽させていただいた横長のオリーブは樹齢約1,000年のオリーブ。ちょうど同じ畑から、同じ時期に日本に来ていただき、今は都内の国立競技場の玄関口ともいえる公園に設置されているオリーブと兄弟と言える大樹である。
もう一枚は、クライアントの方々をスペインの展示会にご案内した時に、皆さんでとても気に入られた1本である。展示会では葉を多くたくわえていただが輸入のためにカットしたため、その頃のイメージは違うが数年後には、しっかり葉を茂らせ雄大な姿になっているであろう。とても楽しみである。これも植栽担当が監督し無事に終わらせた仕事である。他にも各部署各担当は日々努力し多くの実績をあげてくれた。本当に嬉しく思っている。
そして今日から8月。グループの代表企業である薔薇園植物場は新年度を迎えることになる。昨年度は花き業界としてかなり厳しい1年ではあった。私たちもご多分に漏れず、昨年度を上回る数字を残すことができなかった。ただ数字こそ残せなかったが、育つスタッフが増え、数年前から種まきした事業がいくつか芽を吹き始めたので、悲観することはない。むしろジャンプする前に、屈んでいる状況であると思っている。
世間を見れば政局も大きな変化が起ころうとしている。私たちグループも創業145年にこそなるが、先人の功績や教えを大切にしながらも、常に多くの新しいものを取り入れて時代の変化についていけるような企業にしなければならない。いやむしろ変化を起こすことができる企業をめざし引き続きチャレンジをしていきたいと思っている。そのためには、社内にとどまらず国内外から、新しいパートナーを招き入れ一緒に活動をしなければならないため、私たちの考えに共感いただけ、一緒に歩んでいただける方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けくださいませ。楽しみに待っています。
さ~~新たな年度。頑張っていこう。体力と気合は十分だ。
帰国の途につくためにホテルのスタッフにいってらっしゃい!と笑顔で送り出され、車でバンコク スワンナプーム空港に向かう。
時間が遅かったため比較的道も空いていたので余裕をもってチェックインすることができた。
チャックインの際に、いつも乗っているエコノミークラスの座席が、ダブルブッキングでいっぱいのため、ビジネスクラスに変更させてくださいとのことである。一生懸命頑張ったので神様からのプレゼントと思ってありがたく変更を受けさせていただいた。私たちは普段、当然ながらビジネスクラスに乗ることは会社規定でも、予算的にも無理なので、わずか5時間強ではあるが、かなり疲れがたまっているのでとてもありがたかった。
また、ラウンジでは私の活動を知っていただいている職員の方からお声掛けいただけるなど、多くの方に又右衛門は支えられて、励まされて勇気づけられているのだなとあらためて思う。せっかくの座席であったがパソコンを触っていたら時間が経つのも早く、気がつけば周りは明るくなり、食事をいただくとあっという間に関空に到着した。
今回も含め正直、長距離の飛行機に乗ることは苦手であるし、疲れがとても溜まってしまう年代にもなってしまったので控えたいと思っているが、日本国内だけのグリーンビジネスにおける小競り合いや、ビジネス自体の今後の伸びしろを考えると、日本国内にとどまり頑張っても限界は見えているので、海外で日本以外に向けてのビジネス展開も積極的に行わなければ会社の成長はないであろう。それどころか必ず先細りにもなってしまうと考える。
そのためにも又右衛門は老体に鞭打ってもう少し頑張っていこうと思う。マリネックスを飲みながら・・・・・
今日が今回のタイ訪問での最終活動日となる。今日一日の予定は、欧州のパートナーから依頼をいただいている大型のフィカスと日本で需要が高まっている3~4mクラスのベンジャミナを探し当てるのが目的である。
場所は初日に来たナーセリーのパートナーが事前に調査済みのナーセリーとその周辺をもう少し深堀してお目当てを探すことにする。
朝イチホテルをチェックアウトし、荷物を預けて車で現地をめざす。渋滞はほぼなく約2時間30分で到着した。
早速パートナーと一緒に、既に掘り上げ済みのベンジャミナを数か所まわって確認した。写真は次のよう
日本では大型になるがこちらでは、それほど大きいものではない。またベンジャミナは日本ではフィカスの中でも人気が高いが、タイではそんなにも人気が高い樹種ではないため栽培されているのも少ない。
ただ日本で大き目の栽培が中々ないため多くの取引先から問い合わせをいただくので、価値あると判断したら、リスクはあるが確保して又右衛門エリアで管理をしていこうと思っている。中には枝垂れるタイプのベンジャミナもあったので候補入りさせた。
こんな感じで今回も多くのベンジャミナを確保することができた。中には家庭の事情で店じまいをするためまとめて買い上げて欲しいナーセリーもあり、できるだけ要望には応えたいと思う。
ベンジャミナ以外には菩提樹やベンガレンシスや他のフィカスもリスト入り。
他にも木肌がユニークなものあり、クライアントに喜んでいただけそうである。
他にも品種を確定できないものがあったので、そのままでは輸出ができないので、専門家に依頼して学名を確定させなければである。結構手間もかかるので根気がいる仕事になる。
他にも気になる植物がいっぱいあったが、今回は時間切れとなったので、後ろ髪をひかれる思いで現地を後にした。
帰りの車では、車酔いと闘いながら欧州のパートナーにとりあえず写真を送付。あとは帰国して大急ぎでリスト作成に入らなければならないので一仕事である。といっても有能なアシスタントにお願いして作ってもらうのだが(;^_^A
帰りは前回のように渋滞もなく割にスムーズにホテルにつくことができた。そして近くで食事をいただきながら最後の打ち合わせをし、帰国を残して全ての行程を無事に終えることができ、価値ある渡航となった。さ~~あとは気をつけて帰ろう。お世話になって皆さんに感謝である。
今日は、今回のタイ渡航のメインとも言えるパタヤにあるノンヌットトロピカルガーデンへ、先月から始まったテストの検証と、頼まれた資材をお届けするための訪問である。
今日は大きな会議が開催されているため、いつもより大型バスが多く停まっていた。そのような中、納品口に車を進め、ご依頼いただいたものを降ろし無事にお届けすることができた。
続いて担当者と一緒にバックヤードに向かい、先月(約5週間前)訪問時におこなった、アクアセルとマリネックスを使っての植物生育テストの検証をセクションごとに行うことにした。
各植物のゾーンへは車で移動。施設の敷地は東京DLの約5倍。その施設に溢れんばかりの植物を供給するためのバックヤードなので、恐ろしいほど大きい。生産者いくつか分の広さがあるといっても過言ではないほどである。
しばらく車を走らせ到着。まずはペチュニアをチェックした。右のペチュニアがマリネックスとアクアセル、左がアクアセルだけである。どちらもボリュームがあるが、アクアセルとマリネックスとの両方を使ったものが明らかにボリュームがあり、軸もしっかりしていた。
次はビンカ。左がマリネックス&アクアセル。右がどちらも不使用である。こちらも変化がしっかり出始めている。
これはコリウスやペンタスたち。トレイに入っているのがマリネックス&アクアセル。草丈が伸びすぎた徒長したものになっていないのがよくわかる。このゾーンの担当者には高く評価をいただけた。
再び車に乗って移動。次は観葉の施設。これはドラセナ。マリネックスとアクアセルを使用したものとは成長に大きな差が出ているのがわかる。
鉢を裏返すと発根状態も大きく差が出ていた。
ペペロミアでは使用したものは一見小ぶりにも見えるかもしれないが、せっかんが詰まっておらずしっかりしている。そのためもっと大きくなった時に軸が倒れたりせず良い形に仕上がるであろうと思う。
他にもいくつかの観葉も試したが、あまり変化がないものもあった。ただまだ5週間のため今後に大きく変わってくるであろうと思っている。
ネオゲリアでは大きく差が出た。今回は左がマリネックス&アクアセル。右がどちらも不使用である。担当者曰く大きく差が出たのは大きさだけではない。葉先の枯れも大幅に少なく、古い葉の枯れが遅いため大きくもなるとのことで、とてもにこやかであった。
そして最後にランのゾーンへと向かった。ここでは展示したものを引き上げて管理をしており、そこにマリネックスを沁み込ませたアクアセルを根元に使用したとのこと。真ん中の小さな株が通常管理、両端の株がマリネックスとアクアセルのコンビである。サイズや発色、株が立っている。今まではこのような場合は黄化して枯れるケースも多かったとのことで、この違いにとても驚かれていた。
根の付近のアクアセルをはがしたところ、両社ともまだ根は少ししか出ていないため現段階ではマリネックスの効果が大きく出ているのかもしれない。今後はアクアセルの効果もさらに出てもっと違いが出ると思われるので期待したい。
これは植栽から戻ってきたバンダ。これの養生にマリネックスを使用したところ、既に新しい根が出てきていると驚きながら喜んでいただけた。
私からは管理中にマリネックスを葉面散布すると、バックヤードに戻ってくることもなくなるかもしれないと伝えると、とても納得して喜んでいただくことができた。
さらに新しくリリースしたマリネックスに肥料成分を添加した「アースフィールMN」の紹介をさせていただきサンプルとして少し渡すことにした。このMNを使用するとさらに大きな効果を得られることを説明すると、小躍りするようなしぐさをみせて、結果を見るのが楽しみといっていた。
第一回目の検証で大きな成果をあることができ本採用になるために大きな一歩を踏み出せたと感じた。ただ既存のタダ同然のヤシ殻とアクアセルの価格差は大きい。少しの変化では採用されるとは思わない。また人件費削減や手間の軽減などに関してもスタッフが1000名いるため、単純な計算だけでは難しいかもしれない。現場と経営者は違う計算式で考えるためである
ただ今回のように枯れるものが息を吹き返させたり、今までできなかった場所に装飾ができるようになったりなど今までできなかったことができるようになると、大きく評価いただけるのではと思っている。そのような結果を出せるよう引き続き生育を注視しながら、技術の向上につとめていければと思う。
そして2026年から2027年にかけて開催されるEXPOにつなげていければと考えているので乞うご期待である。暑さで疲れている植物さんたち。待っていてね(^^)/
タイは現在雨期である上に又右衛門が行けば、雨は当たり前である。今日この日も雨がきついため、マーケットなどの調査は控えて、たまったデスクワークや緊急のWeb会議が行うことができた好都合の1日となった。
雨が止んでいるうちに、近くのショッピングモールを定期チェックしてきた。屋外の植物は雨を受けていつもより元気そうに見えた。
いつも気になる高架下の植栽は、日当たりが鈍いところでは生育が厳しい状況であった。
こんな感じで日照不足もあるが、土壌も良くないためかなり厳しい状況である。個人的には物理的な改善とマリネックスを使った土壌改良を行うか、いっそこのような土壌はあきらめて、アクアセルで施工すれば大きな改善ができるのではと思う。是非このような取り組みを一緒に行ってくれるパートナーを募集したいので、共感いただければご連絡をいただきたい。
モールの中には必ずお花屋さんが入っている。前からすれば品質は向上しているが、まだまだ日本などの鮮度には追い付いていない状況である。ただ中国などの国からの輸入に依存している部分が強いので致し方ないことかもしれないが。
雨が一時的に止んだ時に屋外の花屋さんもチェック。よくこのお店の前を通るが、お客さんは常にいるので、花を飾る人が一定数いることを感じる。
道路わきには、鉢植えの移動販売車がでていた。小鉢の観葉が主に販売されている。バンコクではたまに見る光景である。今回も売り始めか、多くの植物を積んで販売に来られた。
この国は仏様へのお供えや、自身のベランダに植物を飾るなど、貧富関係なく植物を愛でる国民性は素敵に思う。きっと日本以上に植物を生活に取り入れているのではないかと、街歩きをしながらあらためて感じた。その後ホテルに戻り、ディナーミーティングのため夜は外出して遅くなったので、シャワーを浴びてメールチェックを行ったので、そろそろベッドに倒れ込もうと思う。おやすみなさい。
今日は、フィカス同様に欧州からリクエストいただいたブーゲンビリアを探しにいくつかの農場を周ることにした。
朝ホテルを出発し約2時間半でブーゲンビリアを生産する農家が点在する集落に到着した。
ただ事前調査とは違い大規模で生産しているところがなく、ほとんどが家内生産の状況。そのため私が欲しがっている大型のものはあまりない。
大きなものでもこのようなサイズである。これではだめだなとお礼を告げて、次に生産者のところへ行ってみた。
ここも同じようものである。あと数件回ったがどこも同じようなもので、中々良いものに出逢えない。ただ別の地域で大型のものを生産しているところを紹介いただけたのは、貴重なことであった。
そしてこの地域でのこれ以上の長居は無意味と思い、最後にアポ入れしておいた農場には失礼がないように、挨拶だけをしに行くことにした。
同じ地域なので数分で到着。ここも同じようなサイズ感のブーゲンが並んでおり、今までと同様、家族で管理をされているようであった。ただよく見ると少し珍しいものに出逢えた。
これがそうである。(写真はわざとぼかしています。)この種は日本で見たことがなく、面白いと思って聞いてみると新しい品種とのことである。それも自分で作ったものであるとのこと。そうここはブーゲンのブリーダーの農場であった。それを聞いたとたん又右衛門含めパートナーの眼が輝いた。早速ビジネスの話をさせていただいたところ、うまく組むことができれば面白い取り組みになりそうと直感的にかがやいた。
他にも葉の形状がユニークなものある。面白い。先ほどのものも含めて写真をきっちりアップできないのが残念である。ただうまくいけば来年の春にいくつかは日本で展開できるかと思うので乞うご期待である。
その代わりではないが花き事業者の方にとっては珍しくはないが、ブーゲンにも色んな色があることを知っていただきたいので、下記にいくつか写真をアップします。
いかがですか?色んな色がありますね。中には見たこともない色もあるのではないですか?
これなんかも日本では少ないですね。切り花にできるのであれば面白いかなとも思います。
このような品種を4~5色をミックスさせて大型のトピアリーをつくることも可能です。
又右衛門はこの暖かい色合いのMIXに癒しを感じてしまいます。
今回は欧州のオーダーを的確に捉えられた品は見つかられなかったかもですが、求めている生産者の手がかりを教えていただき、さらにブリーダーの方との接点ができ、次につながるご縁ができたことは大満足である。是非前向きに検討し積極的に取り組んでいければと思う。これでまた一つ楽しみが増えた。次の訪問が楽しみである。