四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
今回はオーストラリアで、園芸家または趣味家においてボトルツリー以上に注目されているかもしれないグラスツリーを少し案内させていただくことにする。
グラスツリーは学名でXanthorrhoea(ザンソリアもしくはクサントロエアともいう。)その中でグラウカやジョンソニー、オーストラリス、プレイシーなどがあり種によってはまだその中でも分かれている。
その中で、一番人気が高く、高価であるのが写真のグラウカになる。この種が人気であるのは、シルバーブルーがかった葉が美しいからである。以前には若干その中でもシルバーが強い種を私たちが輸入に成功させ少しだけ保有をしてはいるが、現在ではその種はほぼ採取が不可能であるので見かけなくなってきている。
さらに真っ黒に焼け焦げたような木肌がとのコントラストも美しいの人気の理由であろう。そのようなグラスツリーをStation Creek Tree Farmは採取のライセンスを取得し、合法的に採取を行っている。オーストラリアで専門的に行っているのはこのFarmだけではないだろうか。
このように背が高いもの。枝分かれしたものなどは、とても希少性が高いものである。何度も訪問し見てはいるもののグラスツリーを前にすると、空腹で倒れそうな時に、大好物を並べられているような状況で、今にもかぶりつきそうになってしまうぐらい喉から手が出るほど輸入したいものである。
ただこの植物も当然輸入には土を落とさなければならない。太い根はないものの自生地によれば岩盤のため、なかなか土除去が難しいものもある。さらにグラスツリーの特徴として根に共生菌をつけることで荒廃した地でも生きていけるのが特徴のため、根を洗ったときに共生菌も全て流れ落ちてしまうと、かなりのダメージを受けてしまい、移植しても根が張らずに枯死してしまう可能性が高いのである。そのため日本でも人気がありながらも流通してないのはこのことが理由である。
そのため私たちは途中で多く枯死させてしまう可能性があるのを知りながら輸入をするのかいかがなものかと考え、しばらくの間輸入を控えていた。ただこの種もFarmの方にマリネックスを使用していただくことで課題解決ができないかと思い、来春よりテストを行っていきたいと思っている。結果次第では輸入の再会をしたいと思っているので乞うご期待である。
その他にも3年間で1cmしか伸びないと言われる希少種 マクロザミア ムーレイ(ワシントン条約appendixⅡ)なども公的なライセンスを保有し輸出を行っている。この種は私のスペインのパートナーも熱望しており、輸出を試みる予定である。
他にはケンジアナ(カイルンシアナ)なども栽培しており魅力的なものが沢山である。
では今回はこの辺で。
さて今回は日本からみれば輸入、海外からみれば輸出について書かせていただく。しかしドキュメントの作成などの話は省き、実際の作業についてである。
まず日本には農林水産省の植物防疫所というものがあり、ここが植物の輸出入の管理をつかさどっていて日本の自然や農業を護るために日々活動をしていただいている機関である。
日本の海外からの玄関口といえる空港や港などに検疫官を配置され、海外からの日本に影響が与えられると考える病害虫の侵入を未然に防いでいただいている。私たちの植物貿易を行う事業者にはとても心強い機関や方々である。
日本の検疫では植物に土は付着しては輸入できたいため、今回のボトルツリーも入念に作業が必要になる。
まずが地面から掘り上げられた植物の根周りの土を鍬やつるはしのようなもので大まかに落としていく。
続いて高圧洗浄やその他の道具を用いて根ギリギリのところまで洗い流していく。ただしこれではまだまだとれはしない。特にボトルツリーのように根が太いものは中々、とることができない。
そしてブラシやノミの様な尖ったものを用いて隅々の土を落として、水で流して、またブラシをかけて繰り返していく。これを半日から数日かけて丹念に繰り返す。根気と集中力がそしてなにより責任感が必要な作業になる。
そして最後に刷毛のようなもので細かい土を落とし、土が落とせたのを確認してから、傷めてしまった根の保護と補修のためにマリネックスをシップする。そのことによって殺菌と細胞修復のお手伝いをする。これは又右衛門流である。
そしてコンテナいっぱいのサイズで枝を調整したのち、オーストラリアの港に向けて出発である。そして日本の港で出迎え、防疫所のチェックを行ったのちに、合格した植物は無事に日本の入国を許されることになるのである。正直大変な作業である。
私は輸入当初、何とか検疫を無事通ることを願ったり、現地に厳しく言うことが多かったりしたが、今では輸入業者としての考え方ではなく、植物検疫官の目線で捉え、実際に現地にて自らも作業を行い、日本の環境と農業を護るという強い取り組み姿勢に変わってから、無事に合格する確率が高まったと言える。
また日々の研究により輸入した植物のリカバリーをする技術も同じく高まってきたので、植物の負担は軽減できていると思っている。
今回はご存知の方も多いかもしれないが植物の輸入について一部分に触れさせていただいた。生産者や輸出者、検疫官の方々のご苦労を少しでも多くの方に知っていただければ嬉しく思います。では今回はこの辺で。
今日はいよいよ巨大なボトルツリーを掘り上げる日である。天気は晴れ。少し風はあるが天気に恵まれた一日になりそうである。
朝4時30分 起床。出発準備を行い、美味しい朝食をいただき5時45分にStation Creek Tree Farmを出発した
北海道をはるかに凌ぐ広大な畑を横目に見ながら、ひたすら車を走らせる。様々な野菜が生産されている。話によるとこの地域は「サラダボール」と呼ばれるほど、オーストラリア全体の野菜供給のシェアが高いとのこと。納得である。
出発から約3時間。無事に目的地に到着することができた。そこには1年前に訪れた光景がそのまま私たちを待ってくれていた。
既に先発隊は現地で活動をしていただいており、私たちは日本に来ていただくボトルツリーに再会の喜びを伝え、それらを生み育てた大地に感謝の意を伝えさせていただいた。
ここから掘り上げ日本に届けるのであるが、どのような巨大なボトルツリーをどのようにしてお届けするかについては、映像の権利の都合もあり、後日の楽しみとしていただければ嬉しく思います。ごめんなさい。ただど素人の私の写真より素敵に編集され皆様にお届けされると思うので乞うご期待である。
作業の合間をぬって、別の場所にある又右衛門が一目惚れしたボトルツリーの状況を見に行くことにした。
前回同様元気な姿で私たちを迎えてくれた。このボトルツリーはとても愛くるしフォルムが魅力的で、パートナーのDannyさんやTimさんもAAAトリプルエーと称賛されている。巨大な圧倒するツリーではないが、きっと皆さんに愛されるであろう。実際に各国の有名な植物園から多くのオファーがありながら、私に第一の優先権を与えていただけるパートナーシップに心より感謝したいと思う。
またこの2本のボトルツリーをこのブログを通じてご覧になり、この地にそっと過ごさせてあげればと思う方々もいらっしゃると思う。私も欲望を前に出してはいけないと、実際の持ち主にお聞きしたところ、色々事情がありこの地に置いておくことができないため、喜んでいただける方、国があれば是非とも提供させていただきたいとの声もいただいている。ありがたいご縁である。
そして再び、現場に戻り作業の終了を確認し、ベースキャンプに戻ることにした。
途中マクドナルドでかなり遅めのランチをいただく。当たり前だがコーヒーは約400円ビッグマックは1000円オーバー。日本の安さをあらためて感じる。
そして再びサラダボールを眺めながら約3時間でStation Creek Tree Farmに到着一日の活動を終えることができた。
少し疲れた私たちをCarolynさんの美味しい手料理で癒していただきとても思い出深い一日となった。
さて次号ではこのボトルツリーをどのようにして日本向けに送る準備についてご案内させていただければと思う。ではでは。
いつもお世話になっているJALにて羽田空港を定刻に出発。
この便は夜出発、朝到着の便なので、機内ではゆっくり睡眠をとってから到着しなければならないところだが、ご存知の方も多いが、私は相変わらず機内で眠ることがなかなかできないため、この時間を使って、宿題をしたり、帰国後の次の日に出席の披露宴での挨拶を考えたりしながら時間を過ごすことになった。
約10時間後、無事にシドニー空港に到着。ここからブリスベン空港行に乗り換えるが、荷物のピックアップやターミナル移動があり毎回結構な時間を要してしまう。航空券手配時には、乗り継ぎ時間は十分にあると伝えられるが、実際はそのようなことはなく、1時間ではほぼ不可能で2時間以上が欲しいところである。実は前回の訪問時は見事に乗り遅れてしまった経験もしている。
そのため着陸後トイレに行く時間を後回しにして入国審査へと向かう。オーストラリア入国時は通常であればビザが必要で事前にESTA、ETAを申請しておかなければならないが、私はAPECカードを発給していただいているので問題なく入国審査を終えることができた。ただ今回の手続きも通常より時間を要してしまい、大慌てで荷物をピックアップし、カンタス航空の国内線カウンターに駆け込み、今回は何とか無事に飛行機を乗り継ぐことができた。
そして離陸から約1時間半で目的地に近いブリスベン空港に到着。そこにはオーストラリアでの活動をいつも支えてくれているパートナーであるKaoriさんと、私より一足先に日本から到着しているパートナーが待ってくれていた。
そしてKaoriさんと1年ぶりの再会を喜び合い、さっそく車に荷物を積み込んで、目的地であるStation Creek Tree Farmへと向かった。
途中、ホームセンターに立ち寄り備品を購入と植物売り場を視察をすることにした。
ブリスベン空港を出発して1時間強で到着。無事にパートナーであるDannyさんはじめご家族と再会することができた。
1年ぶりであるが、お互い長く会えていなかったように再会を喜び合い、テーブルについて、さっそく各種打ち合わせを行うことにした。
ミーティング後、ホームメイドのランチをいただき、大阪・関西万博のことなどの情報交換などしながらしばし心地よい時間を過ごした。
そして時間があるので近くの圃場に植わっているボトルツリーをチェックした。小型であるが日本にはちょうど良いサイズである。実はこの圃場で6本のボトルツリーを日本向けに取り置きしており、そのうち4本を今回掘り起こし洗浄などの準備をしてから日本に送り出す。
ただ今回のミッションはこのようなサイズだけではなく、かなり大きなボトルツリーを日本に送りだすため、又右衛門も現地作業に参戦することになったのである。そして明日からいよいよその作業に着手である。この作業の様子は解禁後ブログでもアップもさせていただく予定なので楽しみにしていただければです。
しばらく周辺を探索し、植物のチェックをしていると夕方になってきたので、一旦ベースキャンプにもどり、私たちより遅れて到着する大事なクライアントを空港でピックアップするために再度空港に迎えに行くことにした。
定刻より早く着いたクライアントを無事にお迎えでき、再びStation Creek Tree Farmに向かい、少し渋滞はしたが約1時間30分で到着。1年ぶりの再会と明日からの作業の成功を祈って乾杯をし食事をいただくことにした。
しばらく美味しい食事とワインをいただきながら、1年間でたまった話題を交換し合って楽しい時間を過ごすことができた。そのような楽しい時間は終わりが見えてこず、明日からのハードな作業を無事に終えるためには夜更かしは厳禁なので、今晩は早めに切り上げることにして、各自部屋にて過ごすことにした。
さ~~1年がかりで進めてきたプロジェクト。オーストラリアでの作業は明日からがクライマックスである。植物も人も怪我無きように進めていけることを切に願う。ワクワク ドキドキ、ハラハラの緊張の連続となるであろう。とても楽しみである。
週末に出国準備を整え、今日オーストラリアに向けて出発である。今回の訪問目的は昨年に現地で選び抜いた巨大なボトルツリーを日本に迎え入れるために、掘り上げ作業を行うためである。きちんと日本に迎え入れるためにはしっかりした確認及び作業をする必要性があるため、私も現地に向かう。
まずは朝一番に少し用事を済ませ、万が一に備えて少し早めの飛行機で伊丹空港から羽田空港に向かう。不思議なもので時間に余裕がある時に限って、スムーズに進んでいくもので、遅延もなく無事に羽田空港に到着。
羽田空港では無料ラウンジを使わせていただき、そこで軽く食事をいただきながら出発前のデスクワークをゆっくり行い、定刻発のシドニー空港に向かった。
今回限られた時間での作業もありかなり集中して行わなければならないが、その分やりがいも多く楽しみである。
さ~明日の朝にはシドニーについているはず。そこから乗り継いでブリスベンへと向かう。現地では通信が不安定なのと疲れきって書くことができないかもなので、ブログは帰国前の機内か帰国後のアップになるかと思うのでお許しを。その代わりせめてFacebookには写真だけでもアップしたいと思うので、そちらをご覧いただければである。
ではではいってまいります。
昨日今日と沖縄へと向かった。ただ会議や航空券手配の関係もあり今回は1泊での訪問となった。
いつものように初便の伊丹発那覇行きにて向かう。少し遅れたものの無事に那覇空港に到着。レンタカーを借りて出発するのだが夏休みも終わって空いているだろうと思ったが案外利用者も多く、空港についてからレンタカーで出発するまで1時間以上もかかってしまい大慌てで現地へと向かった。
まずはパートナーである沖縄植物園を訪問。新しく動かしているプロジェクトについてミーティングを行った。
その後預かっていただいているバオバブをチェック。とても良いフォルムである。何度見ても温かな気持ちになる。
AIR-POTにて育成中のバオバブも元気にしてくれている。何よりである。その後他の植物を拝見させていただき、別のミーティングのために移動することにした。
打ち合わせの前にホテルにチェックインし会場に向かい、仕事とプライベートを兼ねたディナーミーティングをしっかり行うことができた。どのような打ち合わせであったかは、機会があればお話をさせていただこうと思う。
翌朝、少し残念なホテルの朝食をいただき、準備中の名護プロジェクト拠点へと向かった。
そこには数か月前にパラグアイから大阪を経てこの地にやってきてくれたケイバインシグニス(パラボラッチョ)がしっかり根を張り、葉を茂らせて威風堂々と立っていた。まるで風神雷神を思わせるかのようである。
様々な案件が重なりこの施設の運営開始が遅れてしまっているが、慌ててもミスや無駄が多くなるので、ここは逸る気持ちを抑えて、適期をみながら進めていくことにする。今しばらくお待ちいただければである。
その後、倹約し過ぎたホテル代のため、かなり狭い部屋で身動きがとりにくく、残念過ぎた朝食であったために、挽回すべく早めに動いてランチをいただいた。久し振りの「伊豆味そば」である。ここはお昼時にはかなりの列につかなければ食べれないので、開店前にお店にいったため、ほぼ待つことなく、頂くことができた。味はとても良く、それだけではなく、素材の良さを身体が敏感に感じ取っているのがわかる。お気に入りである。
その後は近隣の施設を簡単に見学することにした。近くには話題のジャングリアもあり渋滞をしてるのかと思ったが、全く渋滞はなく、むしろ以前より車の流れも良くなったような気さえした。来場者が少ないことが良いのか悪いのか複雑な感じだが、色んな方々が関わってきたこの施設、多くの資金も投入されているので、地域の方々の生活にもプラスになるような形で盛り上がっていって欲しいと思う。せっかくなので、できれば見学して帰りたかったが、当然そのような時間はなく周辺を車で走らせて次の目的地に向かうことにした。
夕方の飛行機のため時間が中々ないが、せっかくなので天久さんの圃場に立ち寄って見学と植物のチョイスを行った。
相変わらず曲げの技術は、スピードと正確性、そして仕上がりは他の生産者から秀でている。多くの関係者が出荷をお願いされるのがよくわかる。
私たちは長くお付き合いをしていただけているおかげで、安定した出荷をいただいている。ありがたいことである。そして引き続きのパートナーシップを約束し、帰阪のために空港へと向かうことにした。
夕方の空港周辺はとても渋滞するため早めの到着をめざしたが、それでもそんなにも余裕はなく、空港の自動販売機で購入した大好物の厚焼きポーク玉子「福助の卵焼き」を機内でいただきながら伊丹空港へと向かった。
台風の影響もあり飛行機は遅れたが無事に伊丹空港に到着。そして雨の中傘がないので小走りに駐車場に向かい、無事に帰宅することができた。
今回短い時間での訪問で、台風も心配され、非効率であったかもだが、それなりの成果を上げ、うまく訪問ができたと言える。さ~週末からは渡豪である。出発準備と体調管理をしっかりして臨みたいと思う。とても楽しみである。
先週後半は都内で活動をし、週末は自宅でながら作業を行い週明けから月初を迎えた。
1日のお朔日は、暗いうちから自宅と本社の神棚をお祀りさせていただき、氏神様参拝後、都内へ向かうため伊丹空港へと向かった。
今日も安定した出発の朝一便にて羽田に向かう。機内ではパソコンを触りながら横目で富士山を拝ませていただけ、良い感じで羽田に到着し、そのままモノレールで目的地をめざした。
予定時間より早めに到着ができたので、パートナー2社としっかりミーティングをすることができた。内容については今はまだお話することができないが、両社とも共感できるプロジェクトであり、生産者、中間流通、小売り、エンドユーザーにとって価値ある取り組みであることは明確なので本当に楽しみである。
早ければ本年度、遅くとも次年度には動きださせることが可能である即効性のあるプロジェクトであるので楽しみにしていただければと思う。さらに将来に必要とされるプロジェクトにも共感いただけ進めていくことが合意できたので乞うご期待である。
その後帰阪後、大阪営業所の氏神様参拝と参道のゴミ拾いをさせていただいた後に社内会議や社外取引先との協業についてのミーティングを行わせていただいたころ、SNSで関東の大手市場が協業するニュースなどが飛び込んできた。どちらの市場もお世話になっている市場なので、今後のシナジーがとても楽しみである。心から応援したいと思っている。
それと同時に、私たちバラエングループも素敵なお取引先様やかけがえのないスタッフを抱え、次のステージへステップアップしていかなければならない。痛み無く全て良しは無理なことかもしれないが、何とか繋いだ手はしっかり握りながら皆が希望に満ちた笑顔で歩めるように頑張っていきたいと思うので、引き続きご指導ご協力をいただきたく思います。月初にあたり改めて考えさせられる日となった。
昨日、以前よりお世話になっている著名な薬用植物園にてAIR-POT試験導入に際しての納品とレクチャーのために訪問させていただいた。
前回訪問時より渋滞もなく、定刻より少し早めに現地に到着。そこには必要である培養土などが既に準備されており、到着後すぐに始めさせていただいた。
参加者は普段管理をされている方々なので、植物の扱いには慣れており、実地演習も簡単にこなされていました。
生産に関わる方にありがちな新しい資材や慣れないやり方に、反応される方も多いのですが、今回の植物園の方々は素直にまた熱心に取り組んできただけ、きっと良い結果が出るであろうと思うので楽しみである。
その後、来月からの渡豪に向けてのお土産などを購入のため大阪市内へと向かった。今回もリクエストのある和柄のはぎれや、世界的に人気のある抹茶などを求めて、何軒も捜し歩いた。
たかがお土産と思われる方もいらっしゃるかと思うが、普段とても良くしていただきいつも日本からのギフトを大喜びしていただけている。特に今秋に控えた大きなプロジェクトは彼らなしでは成し得ないため植物選び同様に真剣に探し求め、喜んでいただけそうなものを無事に手に入れることができた。アシストしてくれたスタッフには感謝である。
そして今日は、都内へ向かう。都内では大阪・関西万博で大変お世話になった方と久し振りの面談など、新しい情報などを手にすることができ、意義深い一日となった。
少し体調が微妙であったがマリネックスのおかげで何とか回復傾向にあるので、今月中には全快させ渡豪までに備えたいと思っている。とういう訳で今回も簡単なアップですみません。皆様もまだまだ暑い日が続くので、しっかり体調管理をしてくださいね。
昨日今日と数か月ぶりに八丈島へと向かった。今回訪問の目的は、推進中の八丈島プロジェクトに向けての用地を含める調整と、パートナーとの意見交換、そし現地確保済の又右衛門セレクトプランツを今秋や来春の展示会出展に向けて出品するもののセレクトである。
伊丹空港ではお土産に人気のチーズケーキを買い込んで、朝一番ではないが、朝早めの飛行機で経由地の羽田空港をめざす。
今回は天候も良く、条件便にもならず少し遅れはしたものの無事に八丈島空港に到着した。
空港にはパートナーである石井さんが迎えに来てくれており、さっそくお世話になっている大御所へ挨拶周りをさせていただいた。
90歳を超える大先輩方は、私たちの訪問をいつも大歓迎してくれて、私も元気なお顔を拝見できることが、まるで祖父母にあったような気持ちにさせていただけとても嬉しくなってくる。
目を合わせて今後についてのアドバイスをいただけたり又右衛門を支援する言葉をかけていただけたりなど、まだまだ先が見渡せない取り組みを進めるにあたっての勇気とやる気を与えてくれる。本当にありがたいことである。
大御所に挨拶をさせていただいた後、まずは八丈島においてのパートナーである石井敏一さんの圃場へと向かった。
敏一さんは、八丈島の植物を知り尽くし、芸術的なセンスで他者と一線を画し、ひときわ異彩を放った植物を送り出す生産者というより芸術家のような方である
今回もハウスをチェックさせていただいたが、ワクワクするような商品というか作品が多く詰まっていた。
私たちの取引先だけでなく日本各地の販売者に敏一ファンが多いのも納得できる。そのような中、一緒に取り組みを始めるなど他社とは違った立ち位置で対応していただけていることに感謝である。
そして今秋や来春に開催予定の展示会に向けての植物をセレクトさせていただいた。皆様には楽しみにしていただければと思う。
敏一さんの作品は限りがあり、皆さんに行きわたるような数は手配は難しいが興味をもっていただけた方はお声掛けいただければと思う。
その後は朝だくになったのもあり一旦ホテルにチェックインし駆け足で汗を流して、いつものメンバーでディナーミーティングを行った。
気の置けないメンバーとの食事はとても楽しく、地元の料理をいただきながら時間の許す限り話し合うことができ、その中から多くにヒントもあることができた。まるで八丈島から見える星空から輝いたものを拾い集められたような感じであった。
翌朝は以前からお世話になっており、確保いただいている生産者の圃場をへと向かった。
これらは以前訪問した時に一目惚れしたロべの数々である。自然で形どられたロべたちは、まるで天に昇る龍のように感じ辰年生まれで龍神信仰である又右衛門にとっては、全てを手元に置いておきたくなるような子たちである。
さらに数本新しく紹介いただいた素敵なロべもあったので、その子たちもコレクションとして追加させていただいた。
中には少し手を加え最終調整をしてから今後皆さんに紹介させていただくことになると思っている。ただこの中からせめて数本は今秋の展示会で紹介できればと思っているので楽しみにしていただければである。
その後いくつかの生産圃場を確認させていただき地元の氏神様を参拝させていただいた後、青い飛行機で帰路に着くことにした
今回の八丈島訪問で課題が解決できたということまではいかないが、確実に前に進んでいっている事には間違いない。この先どのような判断になりどのように進めていくことになるかまだ明確ではないが引き続き慌てずにじっくり進めていければと思っているので乞うご期待である。
TICAD9に参加し、今回は帰阪せずにそのまま北海道へと向かった。今回の北海道訪問もマリネックスの販路拡大が主な目的である。
羽田空港を遅れて出発したが無事に新千歳空港に到着。レンタカーに乗り込み浦河方面へと向かった。宿泊地の三ツ石についた頃はかなり遅い時間であった。
翌朝から新冠、静内、三ツ石あたりで競走馬用マリネックスと畜産用と農業用を持参させていただき牧場などを訪問させていただいた。
静内で開催された大きなイベントに懇意にしていただいている方の案内で初めて参加させていただいた。そこには多くの関係者の方が来られていて、とても素敵なご縁をさずかることができた。
この他にもいくつか訪問をさせていただいたのでアップさせていただこうと思うのだが、珍しく疲れがでたようなので、週明けからの出張に備えて今回はこの辺で(;^_^A