四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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一昨日、昨日、と関東圏での活動。一昨日はいつものように朝一番の飛行機で伊丹空港から羽田空港へと向かった。
羽田空港からリムジンバスにて舞浜へ。そして東京ディズニーランドへと言いたいところだが、そのまま舞浜駅に向かい、電車に乗り換えて目的地に向かった。そして午前中は、大切なミーティングを行い、再び移動。
午後は最近OPENした高輪ゲートウェイ駅に隣接する商業施設NEWoManと向かった。なぜ今回見学に向かったかというと、ここで使われている植物の多くが、私たちが数年来業務提携し協業体制に入っている生産者である沖縄植物園から供給をされているからである。沖縄植物園とは業務提携と言えば固くなるので、私たち風に簡単に言えば、しっかり手を握り、肩を組んだ仲間である。
施設内に入ると、程よく植物が配置されており、多くの人が買い物などで訪れていた。そして要所には植物のあるベンチもあり心地良さそうな面持ちでくつろがれている方も多くいた。
ただこれだけであれば、特筆するところは限定的であるがのだが、上層階に何かあるかもと思い上層階行きエレベーターを探したところ、約100名が並んでおり、また次の機会にしようかなと思ったが、スタッフの方に聞いたところ待ち時間は5分~10分ということで、それであるならせっかくなので上層階である28階29階へと向かったところ、心が湧き踊るような空間が拡がっていた。
その空間は市場流通ではない超一流の植物がとてもバランスよく配置されている。何といっても人との距離感が絶妙である。
場所によっては明るい場所もあれば暗い場所もある。そのような中でもその場所に順応した植物のため元気にしている。これは生産地でその場所用に管理されていたからできることであり、準備の素晴らしさを物語っていた。
場所によっては植物に適したライトアップもされており、植物への熱い想いが伝わってくる。仲間の植物なので手前味噌と言われるかもだが、業界内外の人関係なしに、この場所で得られるものが確実にあると思うので、お近くに行かれた際にはとは言わずに、遠くの方でも是非見学に行き、この空間に身を置いていただければと思います。
昨日はお茶の水で開催された花の国日本協議会が主催するフラワーサミット2025に参加させていただいた。
フラワーサミットは7年前??ぐらいに壇上でお話させていただく機会があってからの参加である。会場・リモート参加を含めて300人を超える人が参加し大変賑わっていた。
近年は自身の活動をよりし易くし、業界の繁栄に直接的に貢献したいという意味もあり、業界団体の役員などを辞退させていただいたことがあり、今回の様な大人数のイベントから遠ざかっていたため、まるで同窓会に出席させていただいたような気分も味わえ、とてもありがたい時間となった。
サミットでは多くの学びがあり再会と新しいご縁がいただけとてもありがたかった。それと長年バラエングループが取り組んできた生態系や環境配慮の取り組みなども積極的になり、自分たちが歩み進めてきたことの方向性が間違ってなく、私たちの開発した製品や技術を活かすことができると確信できるのとともに、それらをしっかり発信し業界や社会に対する貢献がまだまだできていないことへの反省もすることにもなった。
今後は今まで培ってきたものを、多くの方々と共有し花き園芸業界が正しく成長するための役に立ててればと思う。2027年のGREEN×EXPOまでもう1年半しかない。その中で自身の役割をしっかり認識し、実直に進んでいければと思うので引き続きご指導いただければと思っている。
さ~今から雨の東京を出発し、新たに持ち上がった大きなプロジェクトの打合せと社内会議である。大阪は雨が降っていないことを願っている。
今日は10月10日。この日は体育の日??だったのでは?と記憶していたのは私だけであろうか(苦笑) あらためてネットで確認すると数十年前には既に第二月曜日に制定されていたとのこと。ちょっとした浦島又右衛門である(;^_^A
ということを思いながらブログをかいています。今回は昨日と今日にJF兵庫県生花 大阪本部(大阪植物取引所、梅田生花)で開催されたノムラさんが主催する展示会にお声掛けいただいたので、又右衛門プランツはじめ他社とは重複しない植物や資材を陳列させていただいた。
せっかくなのでどのようなものを出展させていただいたかを案内させていただくとします。
まずは今回の一押しと言える 八丈島プロジェクトのパートナーである石井敏一氏との「敏一TOSHIKAZU×MATAEMON又右衛門」としてリリースさせていただいた特産のシェフレラやコンシンネ。写真が下手な又右衛門なので、この芸術的なフォルムをうまく伝えきれないだろうが、多くの方が興味を持っていただけた。八丈島からシェフレラは多く出荷されるがこのような独特なフォルムは敏一氏ならではであろう。
また又右衛門セレクトとして集めた重量感のあるシェフレラにも多くの人が関心を持っていただいた。
これは昇龍のようなフォルムのフェニックス ロベリニー。その美しさに魅了された方も多くいた。今回は資材の展示会に出展のため、私たちの植物を買い求めに来る人は少なかったが、全国展開する同業の方たちも、これらの植物を高く評価していただけ、また価格もこの仕上がりや希少性を考えるとかなり安い。都内での展開であれば倍の価格で販売できるのではとの高い評価いただくことができた。
他には近年注目されているAIR-POTや
タイで又右衛門が厳選してきた流木
マダガスカルプロジェクトとして進めている木彫り、その他オリジナルプロダクトなども提案させていただき、色んな方から温かい言葉や支援のお声をかけていただけ、今までの活動に共感や評価をいただけ、私たちの励みになり、今後に繋がるとても良い機会となった。
この展示物の評価は、都内の方にもいち早く伝播され、既に来春の展示について打診もいただけた。どのような場所でいつに開催かは明確には決まっていないが、確定次第ご報告するので是非お越しいただければ嬉しく思います。
さてと週末もゆっくりする時間はないが、週明けからの出張に備えて、心身を落ち着けていければと思っています。ではでは皆さん。よい週末を。
週初めからは出張もないため大阪営業所にてミーティングや会議などが続いた。会社を経営されている所には、皆さんも同じようにM&Aのお誘いがきているかと思う。
弊社も10年ほど前から、毎週のように様々な仲介会社を通じて封書やメールにて打診がある。そのほとんどは、送っていただいた方には申し訳ないが封書は開封することなく、メールは読むことなくスルーをしてきた。ただたまたま時間があるときに開封してみると、送られてきた当初から内容が変わってきているのを感じる。
送られてきた当初は「会社を譲渡しませんか?」「クライアントからの要望でお声掛けさせていただいています。」などが多かったが、近年は「私たちの活動に興味をもっているファンドがいます。是非話を聞いて・・・」などが混ざってくるようになった。さらに最近多くなって来たのが「会社を譲り受けて欲しい」というものがかなり増えてきた。
これに関しては全く関心がないわけではなかったので、せっかくの機会なのでお話を聞かせていただき、自身が歩んでいく中で学ばせていただけた。現状私たちは高額な対価を支払い会社を譲渡していただくということは、まだ考えていないが、同じ志をもち一緒に活動することで会社を成長させ、互いの大切なスタッフに明るい将来を見させていけるのであれば、協業なども含め進めていくことも必要であると考える。
もしこのような考えに賛同して花き園芸産業と自らの発展のために、どちらが上であるとか関係なく、同じ方向性で活動を共にしていただけるのであれば大歓迎であるのでお声掛けいただければ嬉しく思います。
今日は、牧場訪問と、講習会参加のため愛車(愛称チョロQ)で滋賀県へと向かった。朝のため渋滞にはまりながら、まずは午前中の訪問地信楽へ向かう。
信楽と言えば、まず思い浮かぶのは信楽焼。そして信楽焼と言えばタヌキの置物が頭に思い浮かぶであろう。確かに町にはタヌキの置物を陳列、販売されるお店を多く見かけた。
そのような景色を横目に見ながら市街地を少し離れたぐらいの場所に、目的地である信楽牧場に到着することができた。牧場と言えば牛、馬、羊など様々な動物を管理する畜産を営むものがあるが、今回は馬。それも競走馬を育成する牧場である。
そして今日は信楽牧場の会長である中内田克二様にお会いするために訪問をさせていただいた。競馬ファンであればご存知の方も多いであろうが信楽牧場は、外厩と呼ばれる競走馬を育成することを目的とした牧場である。そしてその外厩を日本で最初につくった先駆者であり、歴史ある牧場である。そして長男が現在牧場経営をされ、次男は日本を代表する中内田調教師である。皆さんが素晴らしい経歴の持ち主である。
そのような中内田会長とは、とある施設で知人を通じて出逢い、それ以降は私の様な若輩でもいつも優しい笑顔で接していただけており、今回お願いをして訪問ができることになった。
訪問中は中内田会長のお父様の活動から、信楽牧場を開設に至る経緯など普段ではお聞きすることができないような話や、今まで育成されてきた馬のことなどを聞かせていただくことができた。また多くの輝かしい成績を残された名馬たちの写真を拝見し、あらためて
素晴しい功績を目の当たりにすることができた。
さらにバラエングループの取り組みにも共感いただけ、関心も持っていただけた。話の中では私たちが今まで壁にぶち当たっていることなども相談させていただくと、とても親切に教えていただけ大いに学ばせていただくことができた。本当にありがたい時間であった。
まだまだ教わりたいことはあったが、多くを教えていただくと小さな私の脳みそは許容範囲を超えてしまうので、厚かましくも近い日に再度訪問をお願いして後ろ髪をひかれる思いで牧場を後にした。
それにしても私の様な新参者を迎え入れるだけでなく、しっかりと耳を傾け、寄り添ってお話をしていただけるとても素敵な方であった。それは今までの輝かしい功績に裏付けされた先を見据えた考えや取り組み、何といってもお人柄であると感じた。そして自分自身もそのような人物にならなければならないとあらためて気づかされた。
そして再び愛車で移動。目的地近くで昼食をいただき、午後はJRA栗東トレーニングセンターへと向かった。そして年に一度開催されるJRAおける飼料販売に関する講習に、「競走馬用マリネックス」を製造・販売する会社として参加させていただいた。
講習会場には、多くの会社が参加されしっかり講習に耳を傾けていた。毎年の開催のため大きな変更はないものも、随所に重要な変更箇所あり、資料とあわせて丁寧に指導をしていただくことができ、このようなことを毎年きちんと行うJRAはさすがであると感じることになった。
そして終了後、再び愛車で帰社することになった。今日は植物ではなく馬に関することであったが、全く畑違いではない。馬の健康を維持するためには牧場施設を健康なものにしなければならなない。そここには私たちが開発した製品や培ってきた技術が役に立つであろう。今夏の猛暑は馬自身も牧場にとっても大きな負担であったであったと思う。それもきっと軽減できると確信している。まだまだ実績こそ少ないが、必ず結果を出せるという確信があるので粘り強く取り組んでいきたいと思う。決してへこたれずに・・・・・
月も変わって10月。朝晩の気温が下がり秋の気配を感じるようになった。とは言え日中はまだまだ30℃近くまで気温は上がっているので夏気分である。
月の初めは幕張への出張から始まった。幕張メッセではGARDEXなどが開催されており視察のために訪問をしてきた。
まずは朔日なので神棚をお祀りし、氏神様の参拝を行ってから朝一番の飛行機で羽田空港に向かう。そこからはリムジンバスにて幕張メッセに到着し活動が始まった。
まずは農業EXPOの会場へ。OPENすぐの入場だが多くの人で混雑していた。その中順番に見学。気になる資材を順番にチェック。特に気になるものは、実際に立ち止まり、しっかり話を聞いて名刺交換を行った。
特に興味があったのは梱包資材。数年前から生産事業をはじめているので、出荷用の資材としていくつかの企業と繋がれたのは価値があった。
続いてTool Japan。各国の農業や園芸用の資材や身の回り品を見学。ユニークな新製品もあり代理店にと勧められたりしたが、現状事業範囲を拡げられる状況でもないので参考までとなった。そしてガーデン・アウトドアEXPOへ。アウトドア関係も興味はあるが見学程度に。
そして私たちの領域であるガーデンであるが、そのエリアは年々小さくなっているような気もした。毎年出展されるバラの生産者さんや千葉の生産者さんの集まり、あとはアロイドなどレアプランツを販売しているところぐらいと数社が生きている植物を販売していた感じであった。自身が出展していないのに言うのはおかしいことであるが少し寂しさを感じた。
続いて建物を移動し農業経営EXPOなどを見学。農業経営のDXなど最新の取り組みなどが提案されていたが、古いタイプの私には、それよりも先に、良いものをしっかり作ることが大事では?と思えるブースもあり、違和感もあった。
他にも環境関係の資材では、参考になる取り組みもあり弊社の開発する資材と組み合わせると面白いかなと思えるものもあった
続いて大きなエリアではなかったが畜産関係も見学。私たちも養豚や養鶏、牛や馬関係にも出荷しているので順番に見学、その後スマート農業も見学して一通りの見学を終えることになった。
様々な企業が新しい製品の発表などをされていて、中には私たちの開発する製品や技術と似たようなものや、わざと模造したようなものも多くあったが、よく見ると明らかに自社製品の優れているのがわかり、内心ニヤリとするところもあったが、その分私たちが進めている取り組みは潮流に乗っている、もしくは前を走っていると感じることになった。
ただその反面、いくら優れている製品であっても、その製品があることを気づいてもらえなかったら何も伝わらないのも感じ、展示会などの必要性と、発信できていない自分たちにもどかしさも感じることになった。
そんなこんなで気がつけば昼食をとらず歩きっぱなしの1日となった。さすがに足は疲れ、お腹は減ったが色んな情報を手にすることができ有意義な1日となった。
やはりリアルで製品を見て、企業のひととなりを感じる展示会も良いものだとあらためて思えた。またいつか出展をしようかな・・・・
今日はいよいよ閉幕まで2週間となった大阪・関西万博会場を訪問した。今回の訪問の第一の目的は、植物の供給、植栽の施工・管理などを行わせていただいた海外パビリオンの方々へのご挨拶と関係者とともにパビリオン見学である。
まずはゲートをくぐり入場。混雑はしていたが思っていたより早めの入場ができた。
そして関係者の方々が同行していただけたために、効率よくいくつかの国のパビリオンを訪問することができた。
そして最後に、今回の大阪・関西万博にて植物供給から施工・管理をさせていただいているオーストラリアパビリオンを訪問させていただいた。
まずはパビリオン内をさっと見学させていただいたのち、植物たちを前にして、オーストラリア館・館長といつもとても親切につなぎ役をしていただいた方とお話をさせていただいた。
こちらから大変お世話になったことを告げるよりも先に、私たちの仕事を大変高く評価いただき、強い握手をしていただけたことに、安堵と嬉しさでいっぱいになった。
そしてオーストラリア館 館長と常に親切丁寧につなぎ役をしていただいたY氏には本当に感謝である。来年はタイ、再来年には横浜で園芸博覧会が開催される。また一緒に取り組めることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。
このパビリオンを施工管理において弊社管理担当。率先して夜間作業の人員として名乗りをあげていただいたスタッフには、まだ会期中ではあるので早いかもだが大いに評価されるものであり、とても感謝している。あと残りの2週間。無事にやり遂げていただきたいと思う。
今回このプロジェクトには弊社が中心となり関わらせていただいたが、植物調達において協力をいただいた生産者には本当に感謝である。
※写真は施工当時の写真です
そして施工を助けてくれた頼りがいのある宝塚選抜チームと施工監督をつとめてくれた半田茂富氏。皆さんと一緒に活動できたことは大きな学びであり、勲章になりました。ありがとうございました。
皆さんと創り上げた作品を前にして、あらためて当時を思い出しながら感慨深いとなった。閉幕する頃は、また新しいプロジェクトがはじめっており、この光景をもう見ることはできないであろうが、私の目には、はっきり焼き付いている。本当にありがたい経験をさせていただけた。皆さんそして植物に心より感謝である。
今日は朝ミーティングの後、大和の国(奈良)へと向かった。奈良といえば母方の故郷であり以前より日本の国有種であり準絶滅危惧種である橘(大和橘)の復興プロジェクトに参加させていただいるため、身近に感じている町である。
そして今回は、奈良 山の辺にて就農された技術者にお声掛けいただき、かねてから進めてきている農業(花き除く)分野において、協業等の検討を進めるために現地を訪れた。
途中高速道路の事故渋滞にて少し遅れてしまったが、無事に現地に到着。ただレインマン又右衛門らしく雨が降っていた。そのような中、肩と足もとを濡らしながら現地にて活動する自然農法を実践するパートナーとグループ会社の顧問、弊社土づくりアドバイザーとで、協業候補地の確認をさせていただいた。
まずは何といっても重要な要素である水源のチェックである。山の上部に位置しているがすり鉢状になっているため水量は豊富。また同地域でも雨が降りやすいとのことで渇水の心配はないとのこと。農業において何よりも大切なことである。さらに前途のように山の上部に位置しているため、山で長年堆積された腐植物を含んだ水であり、水源より上には耕作地がないため他から化成肥料や農薬の流れこみもないため、運搬や作業のことなどを別にすれば、健康な野菜を生産するには絶好の場所である。
現地のパートナーは自然農法のスペシャリストであるのと、弊社が開発する「マリネックス(高濃度フルボ酸)」の特異性や性質の素晴らしさを熟知し、可能性を十分に理解してくれており、実際に他社が今夏の猛暑で生産できなかったものを、しっかり作り上げていて、クライアントに高く評価をされているようである。実際に私もその生産物を拝見し、彼の農法を納得させていただいた。
現地視察を終えて、場所を変えて今後についてお話をさせていただき、お互いを尊重しながら協業を始めることに概ね同意ができ、さっそく準備に入ることになった。
自然農法のスペシャリスト、微生物農法のスペシャリスト、土づくりアドバイザー、そして唯一無二である「マリネックス」と恵まれた大和の国の土壌によって産み出されるものは他ではできないような産品になるであろう。また年月をかけてこの地に関わる全ての者が、他では得られない知識と技術を得ることは間違えないであろう。大いに期待をしたいし、弊グループにとっては取り掛からなければならないプロジェクトであると言える。
私としても、幼いころよく遊んだ奈良にて、大和橘に続いてこのプロジェクトに関われることはとても意義深いし、楽しみである。皆さんも是非、期待してくださいませ。
今日はタイでの活動の最終日。バンコクから北に約2時間の場所にある輸出向け管理エリア&育成農場である通称「又右衛門ファーム」 の進捗確認である。
朝一番ホテルでの朝食は少し効果であるので運動がてらいつものお店へと向かった。
頼んだものはいつものように具はミックス、麵はなしのMサイズ 70バーツである。安定した美味しさである。
実はこのお店は今月で終了とのこと。この辺りは日本人向けのお店も多く、私も利用させていただいていたので残念である。ただ尋常ではないのが、少し前に勧告があり、新しい施設を建設するために周辺は立ち退き命令が出たとのこと。
中には、数か月前にOPENさせたお店もあるようで、数千万の投資をしてやっと開店したのにすぐ閉店。おまけに保証もなしであろうとのこと。むごいことである。他にもスペインなどでは水道光熱費を数十%値上げなどが簡単に行われている。日本であれば大問題で市民は簡単に許さないが、海外では同様なことが平気である。あらためて日本の政治行政との違いを感じながら汗だくの朝食を食べ終え、部屋でデスクワークの後パッキングを行い、フロントに預けて車で出発した。
途中よく立ち寄るPAエリアの様な所で早めの昼食。毎度見かける中々のクオリティーの椅子や置物に癒される。
そしてお昼過ぎ 又右衛門ファームをチェック。まだまだ仕上がっていないがフィカスなど順調に芽吹いている。
他にも仕込んでいる植物が元気にしてくれていて来年の春の輸出を心待ちにしているように感じた。
その後今後の進め方を話し合い、管理費などについて合意もされ、いよいよ次なるステップに進むことになった。年間契約のため負担は増えるが、一方的にこちらが有利な条件で押し切るのではなく、お互いが前に向いて進んでいくことができる条件を暫定的であっても導き出すことができ、フェアトレードにつなげていけたことはとても有意義である。
そして一通りの打ち合わせを終え、今回の訪問目的は全て終えることができたため、再来月の再訪を約束して、バンコクに戻ることにした。
再び車で約2時間。荷物を預けているホテルに到着。最後にミーティングを兼ねて夕食を取り再会を約束して、私は空港へと向かった。
相変わらず多くの人が行き交うスワンナプーム空港。今回も充実した活動ができたことを感謝し、いつもの赤い翼 JALにて羽田へと向かった。
いつものように機内で一睡もできなかったが何とか羽田空港に到着。空港到着後は植物検疫へと向かい、チェックを受ける。無事に合格し、私も植物も健康な状態で入国することができた。
少し寝不足気味で起床。ホテルで朝ごはんが食べれる時間でないので、目的地に向かう途中のコンビニでパンを買って、現地へと向かった。
今回訪問したこの地域はタイにてブーゲンビリアを生産する方が集まっている地域であり、好感が持てる有力な生産者をいくつか再訪した。
ブーゲン今回は欧州から依頼のあった大型のブーゲンビリアの採寸を行い、提案書を完成させるためである。
小さめのPONON型のものから大きなアーチ
鳥の形やハート形など、とてもうまく作られている。今回は欧州の依頼ではあるが、日本のテーマパークや大きなイベントでも活躍をしてくれそうである。
中には写真の様なお家の形をしたものもある。まだ色づいては無いが、これが色づくととても綺麗であろう。実はこう見えても乙女チックな要素を持つ又右衛門をビビッとさせてくれた逸品である。このハウス型は2か月後にあるコンテストに出展する予定のこと。そしてコンテストが終われば「又右衛門に譲るよ!」とお声掛けいただけた。楽しみである。
他にも高樹齢の存在感溢れるものもあり、ブーゲンビリアだけで大いに楽しませてくれた。
ブーゲンの他にもトピアリーを製作する生産者もいくつかあった。トピアリーはバンコクから2時間ぐらいの場所で生産する方も多くいて象やクマ、鳥などを器用に製作されているのをよく見かけるが、ここでは大きなものの製作がされていた。この鳥も完成間近ではあるが中々の存在感である。
これはネコ(=^・・^=)。ネコ好きの又右衛門にとってご馳走である。写真だけを見れば大きさがわかりにくいが高さ約3メートルのビッグキャットである。尻尾も再現されていて可愛い。今すぐに連れて帰りたいぐらいである。これをイベントとかにレンタルしたら喜んでもらえるだろうな~~と思いながらしばし眺めていた。
極めつけはこの逸品。龍。それも双龍である。ご存知の方も多いが又右衛門は辰年生まれであり、自らの紋章にも龍を描いていただいているほど龍を崇めているほどである。
そしてこの龍のトピアリーを見かけた時に、ハートをうちぬかれたような刺激があり、是非とも日本に迎え入れたいと感じた
高さ約3メートル 全長12メートル。数字も大きいがそれ以上の貫録を感じ、是非日本の方々にも観ていただき一緒に写真を撮っていただければと感じた。
まだ購入したという訳ではないが、オプションで爪(手足)をつけてもらえるか?との問い掛けにOKの言葉をいただいた。これはほぼ注文に近いものでもある。さてどこに置くか?また管理のスタッフに叱られそうな気がしているが、口で伝える前にこちらで前振りを。
最終的にどこの国に送るかは決めてはいないが、観ていただけた方はきっと喜んでいただけると思う。その時の驚いた顔を見れれば本望である。また行き先が決まったら報告しますので是非観てくださいませ。
他にもいろいろあったが今回はこの辺で。さ~~約5時間かけてバンコクに帰ろう。そして緊急対応の日本向けの植物のピックアップ。
そして夜、ホテルに到着。タイの食事は油が多く、身体に負担がかかるので、今日の夜はヨーグルトとピンクグアバにしよう。今日も思い出深い1日となった。気分上々である。
昨日ノンヌット トロピカルガーデンを出発し、農場に顔出ししてバンコクの宿泊地をめざしたが、そこから大渋滞に、はまってしまい先を見れば見える範囲の信号を越えるのに、何と2時間20分。さすがに心身ともにぐったりである。
それでも何とかホテルに到着。疲れたのもあるので近場で簡単に遅めの晩御飯を食べてから部屋に戻ることにした。
次の朝は、急遽オーダーがあった植物を何とか最短の日程で輸入するために、産地に連絡し、洗浄したものを受け取り、パッキング、輸送、ドキュメント作成などを行い進める作業を行った。
これで準備をうまく整えられれば何とか今週中に日本のクライアントに届け、ご要望にお応えすることが可能である。何とかやり遂げたいという考えで準備を進めた後、少し遅くなってしまったが、バンコクから3時間30分かかる街まで車を急がせた。
途中ランチと好物の焼きバナナを食べたのだが、焼きが少し甘いせいか渋みが残っていて少し残念であった。
それでも好きな食べ物なので、美味しくいただき、再び車を走らせ夕方に無事にホテルに到着することができた。
ホテルはこじんまりした少しアンティークな感じがする。そ~~つと玄関を入ると、とても丁寧な対応をしていただけるか少し薄暗く、不気味な感じすらする。
壁にはクモやミイラがあり、かなりやばいホテルに来てしまったと思っていると、よく見るとハロウィン装飾であった。もともと都心から外れた薄暗い感じのホテルだったので、すっかり勘違いしてしまったと思うと同時に、安堵することができた。そして部屋に上がったが、部屋は部屋でハロウィン装飾とは別に少し薄暗く、中々落ち着くという訳にはいかなかった。
その後各自デスクワークをおこない、ディナータイムに再合流。明日の打ち合わせを食事しながら行い、終了後は移動の疲れもあるので、各自部屋へ戻ることにして、私は宿題を済ませ、初めて食べるアーモンドチップスを食べながらデスクワーク。このチップスはノンフライ、グルテンフリーで美味しい。そしてブログを書き終えた頃には日付が変わっていたので、そろそろ休むことにする。何も怖いことが起こりませんように(;^_^A
おやすみなさいませ。