四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨晩遅くにガンディアのホテルに到着。日付が変わってからの就寝になったが、いつものように深く眠れず、気がつけば外は明るくなりかけていた。
そして昨日、車の中で今日のホテルは海の前だから是非朝は浜を散歩したらいいよと言われていたのを思い出し、さっと準備をして浜に出たら、目の前に素敵な朝焼けが飛び込んできた。私の下手な写真でも美しく観えるので、その場に立つと本当に素晴らしい景色であったと理解いただけると思う。
浜にはウミネコが戯れ、波が打ち寄せる。ウミネコの鳴き声と波の音が交互に私の中に滞っている何かを洗い流してくれているような気がした。
たった数分であったがとても贅沢な時間を過ごした後、部屋に戻り荷物をまとめて、迎えに来てくれたスタッフの車で、エルチェへと向かった。
エルチェのナーセリーに向かう途中、かなり雨が降っているけど来るのか?と連絡が入る。ずーっと雨が降っていなかったのだが珍しく雨が降っているとのこと。それも豪雨と。さすがレインマン又右衛門だと言われながら予定を変更することなく現地へと向かった。
1件目のナーセリーは、今年オリーブの古木を納入していただいた方々である。まずは現在到着中のオリーブについてディスカッションを行う。いくつかの課題も見えてきたので次回からの取り組み方法をじっくり話し合うことができた。
そして小雨になった時点で、車に乗り込み主に大きなオリーブがあるところ主に拝見させていただけた。このオリーブは樹齢1000年ぐらいであろうか、かなりの迫力である。これよりも大きなオリーブの提案はいただいているが、これも日本国内を移動できるかどうかわからないほどのサイズである。
そしてその他にも魅力的なオリーブを紹介いただき、雨が強くなってきたので再訪を約束して、次のナーセリーへと向かうことにした。
次のナーセリーは、フィカスの種類が豊富なナーセリー。以前輸入させていただいたこともあり懇意にさせていただいている。
ここでは以前から取り組み、現在日本ではかなり品薄になっているブラヘア アルマータの件について話をさせていただいた。また私の海外のネットワークを活かしてスペインに輸入したいと言うことであったので、前向きに話を詰めさせていただいた。これについては私たちも以前から考えており、現状の日本のマーケットにおいて行き詰まり感もあるので、積極的に取り組んでいければと思っている。面白い展開になりそうである。
そしてランチ後、今日3つめのナーセリーに向かった。ただここはアポを入れていなかったので面談は難しいかなとは思ったが、突然の訪問にも関わらず私たちを歓迎していただいた。
そして話を聞かせていただくと以前私がお世話になっていたときのメンバーはすっかり入れ替わってしまっているとのこと。少し寂しさをも感じた。ただ私のことを知っていただいており、今後についての提案などもいただけたので再検討してみたいと思う。
ミーティング後、残り少ない就業時間を使って、各圃場を連れていっていただいた。時間の関係もあり、植物はわずかしか観ることができなかったため特別な植物を観ることができなかったが、AIR-POTを使用し栽培管理している事は大いに歓迎できるものであった。そこでバラエングループは日本での販売を一手に任されていると伝えると驚いたような顔で喜んでいた。
そんなこんなで盛り上がってのミーティングであったが金曜日の夕方遅くであったので帰社されるため、またコンタクトを取り合うことを了解して帰ることにした。
帰る途中にも他のナーセリーを訪問したが雨がきつかったのもあり皆さんも帰宅されていて、今日はこの辺で終わりにして、一旦ホテルへと戻ることにした。ちなみにこの写真はニュースになっているものを引用させていただいたのだが、大雨どころか洪水レベルである。あらためてレインマン又右衛門の威力を自ら感じてしまった。
しばらくしてホテルに到着。ベルボーイ?ベルキャット?のお出迎えでチェックインし、しばし部屋でデスクワークを行ってから、現地スタッフとは最後の夕食になるので、アリカンテまで移動し、いつものお店で軽く食事をしながら打ち合わせをおこなうことにした。
食事後は、それぞれは部屋に戻り各自作業を行った後、明日に備えることにした。
さ~~明日は最終の活動日。良き日になることを願って眠ることにします。おやすみなさい。
昨晩はさっと眠りにつけた分、午前3時には目が覚めたので日本との連絡ごとなどを行い、昨晩買ったヨーグルトをいただき荷物をまとめて夜明け前にホテルを出発した。
そしてパートナーであるVIVEROS CANOS DONBENITOに到着した。
ここは名前の通り先日訪問したスペイン ヌレスにあるVIVEROS CANOSのドンベニト農場である。ここは肥沃な土地と乾燥した気候のため高品質のユッカはじめヤシやダシリリオンなどを42haの広大な敷地で大量生産している。
まずは皆さんと再会を喜びあい、早速農場を見学させていただいた。まずはヤシ類。チャメロプスやブテアヤシを見学。ただヤシ類は根の洗浄によるリスクが高いため入荷は現在控えている。
続いてダシリリオン ロンギッシマム。手ごろなサイズ感である。最近ではメキシコ産の幹あがりのダシリリオンが入荷してこないため、このサイズでの展開をさせていただいている。他にもシルバーカラーが美しいダシリリオン ウォーレリーなども生産がされていた。
続いてユッカ フェリフェラ。鋭い葉先が特徴で運搬などではスタッフを大いに苦しめている。これは特別なフォルムのフェリフェラであるが、他にも魅力的なフォルムもあったのでマーキングさせていただいた。
ちょうどはユッカ グロリオサの掘り取り作業中であったので見学させていただいた。この作業は日中40℃を超える環境下では植物にも人にも負担が大きいため、朝10時までの作業とのことであった。
役割分担をしっかり行いながら手際よく掘り取っていく。そして作業をしながらも笑顔で対応する。ナイスガイの集まりである。
そして掘り取ったユッカを倉庫に運び込みココピートで植え込んでいくのが一連の作業である。
そして本家本元のブルースワンである。ここでは今までと違った栽培方法で、事前に土などかけらもない苗を、POTごと栽培。このことによって根洗いによる植物の劣化を防ぎ、作業効率も高まってきているとのことである。
また従来の方法によるブルースワンも順調に生育していたので来年も安定的に皆さんにお届けできると思う。
そしてまだトリミング前でわかりにくいが、明らかに5ヘッド以上あるマルチタイプが元気にしていた。ここでもマーキングをさせていただいたのと、トリミング後に再度セレクトさせていただき、来年春に日本などの送る準備をしていただくことになるので大いに期待いただければである。
他にもリネアリスのマルチなども少ないがあったので予約を入れることにした。
他にヒドラも少ないがあったのを確認できた。ただこのヒドラの出荷までにはあと4年ほどかかるとのこと。さらに今後生産中止になるかもなので、ヒドラファンの方は、早めの確保がおすすめである。
このような感じで畑を確認後、打ち合わせを兼ねてCaféにてコーヒーをいただき、続いて事務所近くの管理地を拝見させていただいた。
ここには良質のブルースワンが多く管理されており、出荷を間近に控えていた。そして各種のチェックを行い、今後について話をして、私たちは帰路に着くことにした。
ここで今から夏にかけて掘り起こしたユッカたちが順調にいけば来春に日本にやってきてくれることになるので、その時は皆さんに見ていただき思うのでFacebookなどを通じて案内させていただきます。
そしてレンタカーに乗り込み、スペイン事業所のMAKIKO氏の運転で、出発地のセビリア駅へと向かい、往きと同じく約2時間30分で駅に到着することができた。そしてレンタカーを返却し、予約した列車まで少し時間があったので今日もまた遅めのランチをいただいた。
アンダルシア料理の代表のひとつサルモレッホをいただくとアンダルシアの血が身体を流れ、フラメンコを踊るような足取りとなって、バレンシア行の列車に乗り込むことができた。
そしてセビリアから約5時間でバレンシアに到着。駅に置いてあった車に乗って宿泊地のあるガンディアへと向かう。
そして約1時間。随分夜遅くなったがホテルに到着。遅くまで安全に運転してくれたMAKIKO氏を見送り私は部屋で一日を振り返りながらブログを書いている。
明日はバレンシアのオリーブ出荷のメッカ エルチェに向かう。再びパートナーの笑顔に出会えるのが楽しみである。
今日はコルドバ近くのオリーブを専門に出荷するパートナーのところへ向かう。
まだ暗い早朝 ホテルをチェックアウトしバレンシア駅へと向かう。朝早いため人はまばらである。
少し早めについたのでCafeでパンとコーヒーでいただき、列車で経由地マドリードへと向かう。車窓から風景を眺めながらパソコンでデスクワーク。贅沢な仕事である。
約2時間でマドリード駅に到着。少し遅れての到着だったので乗り継ぎは待たされ感なく、コルドバへと向かった。
引き続きブログなどを書きながら、少し肩も疲れてきたので食堂車?でコーヒーを流し込み、緑で目をリフレッシュ。
約1時間45分でコルドバ駅に到着。そこには迎えに来てくれていたパートナーの姿があり再会と再訪できたことを喜び合った。
早速車に乗り込みナーセリーへと向かった。ここを訪れた目的は大変お世話になっているクライアント様ご依頼のオリーブを見つけるのと、ナーセリー提案のオリーブを拝見することである。途中は一面に拡がる麦畑が美しい。さらに6月には全面ひまわりが咲き誇り絶景である。
景色を観ながら約30分でナーセリーに到着。順次圃場を拝見。まずはオリーブ苗の生産を見学させていただいた。
続いてナーセリーから提案いただいた盆栽風オリーブを拝見。めざす方向性は悪くない。ただ日本の盆栽と向かい合うには、まだまだ仕上げに数年かかるであろう。
ただしそこまでの仕上げをめざさず安価で販売するのであれば可能かもだが、それには植物代に輸送代などを積算していくと、今の円安では苦戦必至である。せっかく私たち用にしっかり根を洗いココピートで植え込んでくれたので少し展開方法を考えてみようとは思っている。再検討である。
そして圃場を移動し古木が多くあるエリアへと向かった。まずは前回訪問時から気になり、今回再チェックを行ったオリーブと再会。今まで多くのオリーブに出逢ってきたが、このような特徴的なものは中々なく、提案の引き出しに入れさせていただいた。
続いてここのナーセリーで1、2を争うサイズの古木。樹齢は約1500年ぐらいであろう。日本国内の輸送では一工夫必要になってくるが、今後中々出会えないサイズなので貴重である。
他にはこのような珍しいアート作品のようなオリーブ。これがぴったりはまる現場があれば、最高の品であろう。このオリーブはイタリアへと向かう予定ではあるが、縁あれば私たちと結ばれるかもであるので少し期待をしておこう。
他にもいくつかのオリーブを拝見して、その中からいくつかの候補を目に焼き付けることができたのでナーセリーを後にした。
そして訪問のお礼にとエティハの街でかなり遅めのランチを一緒にいただいた。
スタンドでの食事ではあるが、職人技で生ハムを切り取り、盛り付けていく。芸術品である。脂ものっていてほんのり甘みもあってとても美味しくいただけた。他にもアテチョークなどを出していただけスペインを堪能した気分にもなれた。そして今後について話し合った後、次の目的地のセビリアへと送っていただけた。
ここで皆さんとお別れし、私たちはレンタカーに乗り換えて自力でドンベニトに向かった。そして再び緑に囲まれた風景を切り裂くように繋がっている自動車道をひたすら走り続け出発から約2時間30分でドンベニトのホテルに到着。翌朝は早く出発なのでホテルでの食事はとれないため近くのスーパーで夜と翌朝兼用のヨーグルトやチーズを買い込んでから、チェックイン。さすがにここ数日あまり眠れていなかったのでシャワーを浴びてメールの送受信だけ行って、ベッドに倒れこむことにする。おやすみなさい。
昨晩深夜に到着後、少し仮眠をしてからビシッと目覚める。そして簡易な朝食をいただいたころ私たちのバラエングループ スペイン事業所のMAKIKO氏が到着。半年ぶりに再会を喜びあって、早速車で現場へと向かった。
まずはスペインにおいてベストパートナーと言えるVIVEROS CANOS社へ。ここはスペインにおけるユッカやアガベ生産の草分け的存在で、品質の高さで名を馳せる。バラエングループは同社の日本総代理店を任せていただいており、スペインにおいて日本向け養生出荷スペース(通称又右衛門エリア)をいち早く設置いただけた信頼できるパートナーである。
ここでも昨年の秋以来の再会を喜びあい、新しく加入したメンバーの紹介もいただいたのち早速施設の拝見させていただいた。
まずは又右衛門エリアへ。ちょうど日本向けにコンテナで出荷したばかりのため、エリア内は閑散としていたが写真のようなロストラータ ヒドラが出荷待ちとなっている。次回以降のものは今の時期に掘り上げになるが、品質の高いものは明後日に訪問するドンベニトという場所に植わっているので、私は特別に農場に入らせていただき、良いフォルムのものをセレクト来る予定である。
その他普及品のロストラータ ココピートで生産した小型ブルースワンのチェックも行った。
また最近問い合わせのあるイチジクなどもチェックした後に、バラエングループの日本以外の出荷に対しての検討などを行い、明後日の農場訪問を約束してCANOS社を後にした。
続いて高品質なオリーブを出荷いただいているパートナーを訪問した。ここには既にいくつか購入し、日本向けに待機している所である。
これも既にキープさせていただいている樹齢1500年ぐらいであろう迫力ある古木である。
これも自然の仕業とも思えないとてもユニークな形で、既にお届け先が決まっている逸品である。年内には日本に到着するので素敵な施設にお納めさせていただくのでまたあらためてご報告ができればと思う
このオリーブも高さとボリュームがあるが、葉が茂るともっと迫力が出てくるであろう。
他に龍のような雰囲気があるオリーブなど、特徴的なものを選りすぐっているので、楽しみにしていてくださいませ。
一通りのオリーブを拝見し、その後パートナーと共に遅めのランチをお腹いっぱいいただいてから、おみやげにオリーブオイルをいただいて、再訪を約束して次のナーセリーをめざした。
ここでも樹齢約1000年のオリーブを確保いただいており、この秋に日本にて迎え入れる予定である。
この時期日没が遅いため時間の経過を忘れてしまい、そろそろ宿泊地へと向かうことにした。途中夕焼けがとても美しかったのが印象的であった。
再びバレンシアに戻ったのは22時前。まだ薄明るい感じである。その後食事に行く元気もなくホテルで最低限のデスクワークを行って、翌朝も早いでのベッドに向かうことにした。明日も早朝出発。良い天気になりますように。
さて今回からアップするブログは、又右衛門のスペインでの活動をおとどけとなる。ただ今回の訪問は、例年より期間が短い滞在のため毎日バタバタ活動になるので、普段よりさらに簡単な内容のブログになるかと思いますがお付き合いいただきますよう。
昨日北海道から伊丹空港の最終着陸門限である21日に到着し、その後帰宅し、すぐに荷物をまとめて、約10時間後の始発便で再び伊丹空港を出発し羽田空港へと向かった。
続いて欧州の経由地パリ シャルルドゴール空港をめざした。今回搭乗した機材はA350?という新しい飛行機とのこと。確かに今までの機材より快適であったので、おかげさまでデスクワークがはかどった。
機材には関係ないかもだが比較的Wi-Fiもつながりやすく、MessengerやLineなどで交信もできたため、とても助かった。さらにタイ、北海道と毎日バタバタでできていなかった宿題やメールの整理などをし、食事と飲み物をいただき、トイレに行ってをくり返していると、眠ったり、映画を観たり、音楽を聴くどころか、座席シートを倒すこともなく、あっという間に10時間が経ってしまった。
その頑張りのご褒美か窓の外の流氷に気づくことができた。ちょうど北極圏から北欧のあたりでないかと思う。普段は植物(みどり)のない光景を寂しく感じるが、この光景はとても美しく、出張続きと北海道からの筋肉痛、さらに長時間フライトでのストレスを癒してもらえた。
そして引き続きデスクワークを続けているうちに約14時間のフライトを終えて少し遅れて無事パリ シャルルドゴール空港に到着することができた。
約半年ぶりの空港は新しくなったところもあり、とてもわかりやすくスムーズにはなっていたものの、入国審査は窓口が少なく結構時間がかかった。そして植栽のチェックなどを行いながら、次のバレンシア行の出発ゲートに約1時間で到着した。
そこで航空会社ラウンジを利用し、飲み物をいただいて過ごそうと思っていたが、残念ながらエールフランス一色でスカイチーム以外は使えそうもなく、仕方なしに売店で1本約500円の水を買い、日本の物価安をしみじみと感じながら、ベンチに腰掛けながら、絶対に寝過ごさないようにデスクワークをひたすら続け、約3時間のトランジットタイムを何とか過ごし、ようやく搭乗ゲートをくぐることができた。
ただ残念ながらそこからもよくわからない遅延で、連絡バスや飛行機の乗り込みに時間がかかり結局この飛行機も約1時間遅れの出発となった。
そして現地時間で日付が変わった深夜にバレンシア空港に到着。無事にスーツケースをピックアップでき一安心である。
そこから暗い裏道のようなガタガタの通路をスーツケースおしながら約10分で予約済みのビジネスホテルに到着。最終的に自宅を出て約25時間かかった。さすがに24時間以上休むことなく活動をしていると正直少し疲れたが、おかげで多くの宿題を行えたし、時差ボケ回避にもつながると思うので、私としては眠れない機内で、苦しみながら音楽を聴いたりして、時間を過ごすより満足な移動となった。
さ~~明日から本格稼働。予定はびっしり詰まっているので気を引き締めていこう(^^)/
16日朝にタイから無事帰国し、午後は少し出社してから本社などで打ち合わせを行いそのまま帰宅をさせていただいた。
そして昨日今日とは海外出張に挟まれる日なので、少しは頭から仕事を切り離した時間をとって、心も身体も少し休もうと考え、連休をいただいて北海道のノーザンホースパーク マラソンへと参加してきました。
ここ最近は仕事での新しい取り組みと営業のため、北海道を訪れることが増えたが、プライベートで動けることがないため、良い機会になればと思っていた。
朝一番に本社で用事を済ませて、そのまま昨日降りたばかりの伊丹空港へ向かった。ただあいにくの天気で、空港から少し離れた格安駐車場から空港まで向かう間に全身びしょ濡れになりテンションはダダ下がりである。
レインマン又右衛門であることが悲しく感じ、到底気分転換ができるような状況ではなく、そのまま新千歳空港へと到着した。
そしてめったに食べないラーメンを自分へのご褒美に空港でいただいたおかげで、身体が温まり、気分は上昇ムードへと向かうことになった。
そしてホテルに荷物を置いて、衣服を着替え、ドライヤーで乾かしてから再び外出。南千歳駅まで行き無料シャトルバスにて、明日開催のマラソンの前夜祭へと向かった。
そこには以前から懇意にしていただいているノーザンホースパークの方々やオリンピアン、アスリートの方々もゲストで来られており、じゃんけん大会やビンゴゲームなど豪華景品が当たるプログラムもあり、笑いが絶えない大変盛り上がったパーティーであった。
個人的には会場を大変盛り上げた吉本興業ビタミンSのお兄ちゃんと再会もでき、さらにビンゴゲームと、座った席札に与えられる賞品もいただけ、朝のびしょ濡れを忘れてしまうぐらいの夜となった。
翌日早朝眠たい目をこすりながら電車とシャトルバスで会場であるノーザンホースパークへと向かい、朝から少し挫いた足首と、タイで痛めた足の親指をさすりながら準備体操を行い、いざ出発ゲートへと向かった。
そして競馬のファンファーレとともにみんなが出発ゴールをめざし、私も苦しみながらも素敵な景色を眺め癒されながら無事にゴールをすることができました。
ただ私の周りはほとんど、ちびっ子ちゃん達でした(笑)というのも私が出場したレースは日本ダービーと変わらないぐらいの距離であったからである(;^_^A
ま~~そのようなことはおいといて、とにかく参加したことに意義があると、なんちゃってランナー又右衛門を笑って褒めていただければ幸いです。是非次回は機会があればハーフマラソンとまでは言わないが距離延長して頑張ってみたいと思います。
その後、食事をいただいたあと、周辺の植栽やガーデンのチェックを行いながら周辺を拝見させていただいた。
チャリティーオークションを横から眺め参加はしないが、見ていてとても楽しませてもらえた。中でも驚いたのがイクイノックスという名馬の蹄鉄が額に入ったものである。これはファンからすればたまらない出品だと思ってみていると、何と落札価格は420万円。驚きである。それもこのオークションの規定は当日現金払いとのことなので、マラソン会場の持ち込むバッグに現金をそれだけ入れてられたことにとても驚かされた。
他にもとても楽しいプログラムもあり、東京からお一人で参加されていたとても素敵な方と一緒に盛り上がったり、前夜祭で一緒のテーブルでご一緒した方とのご縁もいただけたり本当に楽しいイベントであった。またその合間には仕事でお世話になっている方へのご挨拶や植物チェックなどの機会もあり、仕事と完全に切り話すことはできなかったが、ある意味遊べて仕事も出来て「一粒で2度美味しい」という昔のCMコピーのような、とても充実したイベントであった。これは可能であれば是非リピートしたいと思う。
そして私は飛行機の時間があるので最後まで参加することができず、お世話になった皆さんとお別れをして、参加者の方々より一足先に帰路に着かせていただいた。
今日も天候の影響か飛行機は大幅に遅れてはいるものの何とか欠航にはならず無事に帰阪できそうなので、後は帰宅して大慌てで出発準備をして仮眠をしなければである。さ~明日からは100%仕事モードの出張、頑張っていこう。
今日はタイでの活動の最終日。日本からのパートナーはお昼の飛行機で帰国のため、遠出はできないため、朝一番に雨が降らないうちに宿泊地周辺施設の植栽チェックなどを行った。
その後、せっかくなので、たまにはきちんと座っての朝ごはんも良いなと思ったので、開店直ぐにお気に入りのお店で朝食をとってから出かけることにした。
私は時間があればタイ訪問中に1度は訪れるようにしているが、普段は開店前の毎朝早くから出かけるために中々来ることができないが今日は何とか時間調整ができるのとパートナーにお店の紹介がしたかったので訪問させていただいた。
ここではいつも同じものをいただいている。ミシュラン取得であるためかいつも人が多い。今日も朝一番から混んでいる。味は日によって多少変わるような気がするが、ま~その辺は愛嬌として、安定して美味しいのととても安いので満足をしている。ただ朝一番から汗だくになるのはマイナスポイントでもあるのだが・・・・
そして朝食を終えてホテルを一旦チェックアウト。そして近くの有名な植栽に力を入れているcaféやその他植栽など見学後、3日間一緒であったパートナーを空港まで送り、日本での再会を約束してここでお別れとなった。それにしてもこのパートナーの植物知識は半端ない。あらためて一緒に活動をできることを頼もしく感じた。
そして午後からは現地パートナーとローカルマーケットの見学や欲しい資材の調達に時間を費やした。
この大きなチランジアには魅かれるものがあった。
この大きなシダは日本でとても喜んでいただける。ただ管理には生育環境をつくらなければならないので、ただ見た目だけで輸入しても管理しきれない販売店や施設が多いため、安易に輸入するのはNGである。
ただ私たちは、無理だなとあきらめるのではなく、可能にするための新しい施設と技術を用いて取り組むことを検討しているので、しばしおまちくださいませ。
そして今回の訪問の最後に近くで行っている展示会にも顔を出してきた。
そこには会場いっぱいに希少なモンステラなど、アロイドの希少種が所狭しと陳列され、販売されていた。
ただそこには購入する訪問者の姿は多くなかったと思う。それは開催最終日でめぼしいものはなくなってしまったかもしれないからだが、ネット販売が主流の現在、このような展示会は出展者間や情報交換の場であるためであるからだとも思えた。
とくに日本人の購入訪問者の姿はほとんどなかったと思う。と言うのはかなり高価なため現在の日本では買い負けでついて行けないという所であろう。少し残念に感じることもあるが、現状中国や台湾などの強力な財力にはついていけないだろう。
ただ私はそのような状況を憂うことはない。きっとこの状況は長く続かずバブルのようにはじける可能性をはらんでいるからである。そのようなことを思いながら会場を見学した後、ホテルに戻り、最後のミーティングを行った後に帰国することとなった。
今回は新たなメンバーとともに活動し、多くの可能性を見出すことができた。また地道に取り組んできたことが報われるプロジェクトがスタートできそうである。大いに収穫である。ただ良いことばかりではない。残念ながらそろそろ見切りをつけなければならないものも出てきそうである。
個人的にはいつものように落とし物や忘れ物はしなかったが、毎度のように老眼鏡が壊し、歩いている時に親指を縁石にぶつけてしまい少々痛めてしまったが、プラスマイナスでは大きくプラスであったと前向きである。さ~~あとは無事に帰国して次の出張の準備である。肉体的には少々負担だが、楽しみながら頑張ろう。
と言う訳でこれが最後です。相変わらずのグダグダの報告ブログお読みいただきありがとうございました。何か気になるところがあれば直接お声掛けくださいませ。ではでは~~~。
今日は朝一番。バンコク郊外にある私たちバラエンの植物が集められ管理されている場所(又右衛門エリア)へと向かった。
その途中でいくつかの植物マーケットを見学しながら向かったが、お昼前ごろから雨がかなりキツくなってきたので、このまますぐ農場に向かうのは危険と考え、パーキングにて時間を費やした。
何となくこのキリンのようなシマウマ?も雨を悲しんでいるようにも感じたが、私はその愛嬌ある表情にとても癒されながら食事をさせていただいた。そして少し小降りになってきたので再び管理地へと向かった。
そこには雨に打たれて緑が映える植物たちの姿があったので安心しながら足元は悪かったが順番にチェックを行った。
他にも気になる植物があったので、追加確保を行ってから現地パートナーと簡単な打ち合わせを行って次の訪問地へと向かうことにした。
車で約30分のところ植物マーケットではタイ最大とも思われる広さのところを流す感じで見学した。
急ぎ足での視察であったのもあるが特に目新しいものはなかったように思う。ただ個人的にはこのブーゲン盆栽に萌えるのを感じた。他にはお宝発見もあったが、一応ここではシークレットにさせていただく。乞うご期待である。
そうこうしているうちに夕方遅くになりこのままではホテルに戻るのが深夜になりそうなのと、いつくるかわからない大雨による交通マヒをさけるため、ここで今日の活動を終えて帰ることにした。
そしてこの日も夜遅くまで、ディナーミーティングと称して、居酒屋で反省会、そして未来を語り合いながら、眠気で倒れるまで膝を突き合わして話し合った。そして終了後、各自ホテルへ戻り、私は朝方までデスクワークを行い充実した日を過ごさせていただけた。
さ~~明日は最終日。気を引き締めて頑張ろう。
今日も日本からの助っ人とともに生産者とマーケット巡りである。
まずは朝一番出発前にホテルのロビー近くで、モーニングミーティングとして大好物の焼きバナナをひろげて、パートナーと食べながら打ち合わせを行った。
私はホテルにて食べるモーニングビュッフェも嫌いではないが、現地のものを屋台や飲食が許される屋外で食べる贅沢ではない空間で食べるのがお気に入りである。
そしてまず車で約2時間30分かけてヤシの生産者を再訪した。ここは以前に日本に観光で来ていただいた方々が勤める生産者である。
そこで今回初参戦のパートナーを交えて生産方法や今後に期待できる品種などのレクチャーをおこなった。
今回の助っ人はヤシやその他この地域の植物においては、恐ろしいといっても過言ではないほどの知識と経験があるスペシャリストであるため、生産者も大いに学んでいただけたかと思う。私も知らないことがあったので良い機会となった。その後しばらく滞在し、今後に繋がる宿題を生産者に授けて、私たちはバンコク市内へと折り返すことにした。
途中、タイ名物ともいえるガイヤーン(鳥焼き)をいただき、充電を行うことにした。
そして再び車に乗り込み2時間強、タイではお馴染みのチャットチャックマーケットを訪問した。
ここで仕入れをすることは、あまりないが情報交換や市場調査を行うためには友好のため、定期的に訪れるようにしている。
おかげさまで今日も魅力的な人や植物に出逢えることができ、歩き続けているうちに夕方となったのでここからは電車を使ってホテル方面へと向かった。
そして最寄りの駅に隣接するスーパーの生鮮売り場を探索。品揃えや陳列方法を参考にさせていただいた。
個人的にはこのような感覚は好きである。まるで日本のスーパーでスイカをネットに入れて売っているのに、少し高級感を加えたように感じ、素敵と思った。柑橘と紐の色合わせも良かったからかもしれない。
他にも食品スーパーや隣接する花売り場をチェックし、一旦ホテルにもどりシャワーを浴びてから、みんなで夜遅くまでディナーミーティングをおこなった。さて明日は又右衛門管理地とローカルマーケットのチェック引き続き頑張ろう
今日は、日本から強力なパートナーが来タイ。ここからの数日は一緒に活動となる。合流しての数日となるのでどんな時間になるか楽しみである。早朝ホテルを出発し、既に到着済みのパートナーをスワンナプーム空港にてピックアップし、そのままノンヌット トロピカル ガーデンのあるパタヤ方面へと向かった。
ここには紹介できない植物を含め希少であり、ユニークな植物が多くある。
特にこの植物はウェーブ感といい長さといい親近感を感じるものがあってお気に入りとなった。そして魅力的な植物を一部譲っていただき、再訪を約束し、ノンヌット トロピカル ガーデンと向かった。
そして約1時間で今回の訪タイの一番の目的であるノンヌット トロピカル ガーデンに到着した。今年になって2回目の訪問になるが、いつ来ても希少な植物が恐ろしいほど並び圧倒しながら出迎えてくれる。
正面入り口は並ぶことはなくスムーズに入場ができていた。そして私たちは特別ゲストとして大きなカートでガーデン内を案内していただいた。
まずは通常の観覧できる施設は、横目で見ながら通り抜け、今回の訪問の目的施設に向かう。
しばらくしてこの巨大な施設を支えている植物を育成管理している所謂バックヤードを視察。しっかり整理され、管理もしているためクオリティーが高い。さすがこの巨大施設に供給するだけあり、かなり広いスペースに大量の植物が並んでいた。
さらに品評会レベルでしか見ることができないBIGサイズのものや、希少な植物が大量に並べられておりその様は圧巻であった。また写真は控えさせていただくが通常は立ち入れない管理場所も特別に拝見させていただくことができた。
その後、ある方からご連絡いただき、カートのままで移動し、屋外管理場所へと向かった。
そこには、タイの植物王であり、タイ国内において英雄的な存在である世界が注目するノンヌット トロピカル ガーデンの代表者Kampon氏の姿があった。
Kampon代表とは、約一年ぶりの再会で3度目である。いつもと同じスタイルと存在感を感じながら、今も尚、現場にて直接指揮をとる姿に多くを学ばせていただくこといができた。
また近年にある大きな植物イベントへの関わりなどについても聞かせていただけ、まだまだ一切の妥協もなく、突き進む代表の強い想いや実現力に感服するばかりであった。
さらにこの素晴らしい施設において価値があると考えている私たちからの新しい提案を了承いただけ、早速来月からテスト開始となった。今後は協業のため頻繁に通うことになるかもだが、築けた関係性はとても喜ばしいことである。是非マリネックスはじめ、私たちが開発する環境に配慮した資材や技術、そして協力いただける企業のこの地で有効であろうと確信する資材を用いて、本施設がさらに魅力的なものになっていくお手伝いができればと思っている。
引き続き日本がもつ美意識や感性を活かした花き園芸や文化も、あらためて提案していきたいと思っている。ただ当然私だけではできないことなので同じ想いを持つ方々と力を併せて取り組んでいきたいと思っているので、またお声掛けさせていただければ幸いです。
最後にKampon氏お勧めの大樹を拝見し、次の訪問地に行くために来月の再訪を約束し、この地を後にした。
車で一時間強、本日最後の訪問地に到着。薄暗くなりかけたため足早に広い敷地を探索した。奥深い管理地には豊富な種類の植物たちがいっぱい並んできた。
お気に入りはこれ。この種は多く出回っていないのと最近バナナ好きの又右衛門にとってはとてもご馳走である。機会があればよろしくお願いしますとお願いをして、タイムリミットのため車に乗り込みバンコクをめざした。
その後渋滞していたため夜遅くなったが、無事にホテルに到着し、閉店前の近くの焼き鳥屋さんで駆け込みの食事をした後、ホテルの部屋に戻り各自作業をして、私は朝方にベッドに横たわることができた。
今日は、今まで幾度か足を運び、交流し続けたことで、やっとこぎつけたこともあったので嬉しい一日となった。今まで協力いただいた方々に本当に感謝である。この機会を大切にし、しっかり結果を出せば、大きな道が拓けると感じている。そのためにもまずは来月のテストを大切にしなければならない。さ~~今から準備だ!!!緊張感もって楽しみながら取り組もう。With the world!!!