四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

少し寝不足気味で起床。ホテルで朝ごはんが食べれる時間でないので、目的地に向かう途中のコンビニでパンを買って、現地へと向かった。

 

今回訪問したこの地域はタイにてブーゲンビリアを生産する方が集まっている地域であり、好感が持てる有力な生産者をいくつか再訪した。

 

ブーゲン今回は欧州から依頼のあった大型のブーゲンビリアの採寸を行い、提案書を完成させるためである。

 

 

小さめのPONON型のものから大きなアーチ

 

 

 

鳥の形やハート形など、とてもうまく作られている。今回は欧州の依頼ではあるが、日本のテーマパークや大きなイベントでも活躍をしてくれそうである。

 

 

中には写真の様なお家の形をしたものもある。まだ色づいては無いが、これが色づくととても綺麗であろう。実はこう見えても乙女チックな要素を持つ又右衛門をビビッとさせてくれた逸品である。このハウス型は2か月後にあるコンテストに出展する予定のこと。そしてコンテストが終われば「又右衛門に譲るよ!」とお声掛けいただけた。楽しみである。

 

 

他にも高樹齢の存在感溢れるものもあり、ブーゲンビリアだけで大いに楽しませてくれた。

 

 

ブーゲンの他にもトピアリーを製作する生産者もいくつかあった。トピアリーはバンコクから2時間ぐらいの場所で生産する方も多くいて象やクマ、鳥などを器用に製作されているのをよく見かけるが、ここでは大きなものの製作がされていた。この鳥も完成間近ではあるが中々の存在感である。

 

これはネコ(=^・・^=)。ネコ好きの又右衛門にとってご馳走である。写真だけを見れば大きさがわかりにくいが高さ約3メートルのビッグキャットである。尻尾も再現されていて可愛い。今すぐに連れて帰りたいぐらいである。これをイベントとかにレンタルしたら喜んでもらえるだろうな~~と思いながらしばし眺めていた。

 

 

極めつけはこの逸品。龍。それも双龍である。ご存知の方も多いが又右衛門は辰年生まれであり、自らの紋章にも龍を描いていただいているほど龍を崇めているほどである。

 

そしてこの龍のトピアリーを見かけた時に、ハートをうちぬかれたような刺激があり、是非とも日本に迎え入れたいと感じた

 

 

高さ約3メートル 全長12メートル。数字も大きいがそれ以上の貫録を感じ、是非日本の方々にも観ていただき一緒に写真を撮っていただければと感じた。

 

まだ購入したという訳ではないが、オプションで爪(手足)をつけてもらえるか?との問い掛けにOKの言葉をいただいた。これはほぼ注文に近いものでもある。さてどこに置くか?また管理のスタッフに叱られそうな気がしているが、口で伝える前にこちらで前振りを。

 

最終的にどこの国に送るかは決めてはいないが、観ていただけた方はきっと喜んでいただけると思う。その時の驚いた顔を見れれば本望である。また行き先が決まったら報告しますので是非観てくださいませ。

 

他にもいろいろあったが今回はこの辺で。さ~~約5時間かけてバンコクに帰ろう。そして緊急対応の日本向けの植物のピックアップ。

 

 

そして夜、ホテルに到着。タイの食事は油が多く、身体に負担がかかるので、今日の夜はヨーグルトとピンクグアバにしよう。今日も思い出深い1日となった。気分上々である。

 

昨日ノンヌット トロピカルガーデンを出発し、農場に顔出ししてバンコクの宿泊地をめざしたが、そこから大渋滞に、はまってしまい先を見れば見える範囲の信号を越えるのに、何と2時間20分。さすがに心身ともにぐったりである。

それでも何とかホテルに到着。疲れたのもあるので近場で簡単に遅めの晩御飯を食べてから部屋に戻ることにした。

 

 

次の朝は、急遽オーダーがあった植物を何とか最短の日程で輸入するために、産地に連絡し、洗浄したものを受け取り、パッキング、輸送、ドキュメント作成などを行い進める作業を行った。

 

 

これで準備をうまく整えられれば何とか今週中に日本のクライアントに届け、ご要望にお応えすることが可能である。何とかやり遂げたいという考えで準備を進めた後、少し遅くなってしまったが、バンコクから3時間30分かかる街まで車を急がせた。

 

途中ランチと好物の焼きバナナを食べたのだが、焼きが少し甘いせいか渋みが残っていて少し残念であった。

 

それでも好きな食べ物なので、美味しくいただき、再び車を走らせ夕方に無事にホテルに到着することができた。

 

 

ホテルはこじんまりした少しアンティークな感じがする。そ~~つと玄関を入ると、とても丁寧な対応をしていただけるか少し薄暗く、不気味な感じすらする。

 

 

壁にはクモやミイラがあり、かなりやばいホテルに来てしまったと思っていると、よく見るとハロウィン装飾であった。もともと都心から外れた薄暗い感じのホテルだったので、すっかり勘違いしてしまったと思うと同時に、安堵することができた。そして部屋に上がったが、部屋は部屋でハロウィン装飾とは別に少し薄暗く、中々落ち着くという訳にはいかなかった。

その後各自デスクワークをおこない、ディナータイムに再合流。明日の打ち合わせを食事しながら行い、終了後は移動の疲れもあるので、各自部屋へ戻ることにして、私は宿題を済ませ、初めて食べるアーモンドチップスを食べながらデスクワーク。このチップスはノンフライ、グルテンフリーで美味しい。そしてブログを書き終えた頃には日付が変わっていたので、そろそろ休むことにする。何も怖いことが起こりませんように(;^_^A

 

おやすみなさいませ。

今回は2か月ぶりの訪問であるタイについて書かせていただき、今回の訪問目的は現在進めている共同プロジェクトの進捗確認や契約産地における生育状況に確認、来年再来年の大きなイベントに向けての取り組み、日本以外の国からの依頼による植物調達などが主な目的であるが、多くは今まで進めていることの確認と、社外秘の取り組みになるため、この場で真新しいことをお伝えできず、ちょっと薄い報告になるかもですがご容赦くださいませ。

 

 

いつもように今回も朝一番のJALで伊丹空港を出発し、羽田空港経由でバンコク スワンナプーム空港へと向かった。

 

 

途中、富士山を拝み、ひたすら宿題のデスクワークを行う。

 

 

しばらくして機内食が配られ、照り焼きチキンとハンバーグの2択であり、チキンでもハンバーグでも、魚でも照り焼きの甘さがあまり好みではないので、ハンバーグを選択させていただいた。

 

 

そしてパソコンをたたいているうちに、気がつけばスワンナプーム空港に到着。そこからは現地に向けて車で移動。パートナーと合流後、ミーティングを行い食事をしてから明日に備えてホテルに入った。

 

 

翌日、目的地でパートナーであるノンヌット トロピカルガーデン へと向かったhttps://www.nongnooch.world/landing

ここは東京TDLの約5倍という広大な敷地に、溢れんばかりの希少性が高く、巨大な植物や強大な恐竜、レストランや宿泊施設も完備し、世界からの多くの人を呼び寄せている。さらに教育コンテンツもあり、国内の子どもたちにとっても価値が高い必要なテーマパークである。

 

そのような魅力的な場所で前々回よりアクアセルや日本で20年前に開発され今では世界が注目する

バイオスティミュラント「マリネックス(海洋性腐植抽出液 高濃度フルボ酸)」https://marinex.co.jp/ やアースフィールMN  https://earthfeel.co.jp/ の試用試験が始まっているので経過観察のために訪問した。

 

 

ザミアやペペロミアにはマリネックス&アクアセルキューブを使用。しっかり違いが出てきている。

 

写真ではわかりづらいがビンカでも成長の差が大きかった。徒長したのでは?と思う方もいるが節間がつまり、軸がしっかりしていることから成長を促したことは間違えないであろう。

 

パフィオでは、マリネックス&アースフィールMNを使用。色の濃いのが使用したものである。見た目にすぐわかるほど歴然とした差が出ており、開花も促進されている。

 

 

またバンダなどでも、元気な根が多く出てきており、現場の人もこの結果に驚き、ランにおけるマリネックスなどの強く有効性を感じていただけた。

この他にも様々な良い結果が出ているので次回からは品種や用途を広げて、テストから実用に向けた調整にはいる。

 

 

この暑いタイでの結果は酷暑に見舞われた日本における暑熱対策にも有効であるといえる。実際に日本でも著名な生産者はマリネックスで暑熱対策を行っている。このような今回の結果は、来年に再来年と続く世界での植物の祭典EXPOにおいても有効であろう。

 

 

私はビジネスとしてよりも、私たちの技術や開発商品で、短期間に行われるイベントなどにおいて植物にかかるストレスを少しでも軽減させ命を護っていければと思っている。

まだまだやらなければならないことがあるな~~と感じながら、再訪を約束しノンヌット トロピカルガーデンを後にした。

今秋の重要なプロジェクトにおけるオーストラリアでの作業を終えて帰国し、翌日には披露宴にお招きいただき、週明けからは事務所でミーティングを行い、午後から北海道、そして関東圏へ行ってきた。今回の北海道は、大きなイベントに参加し、農業高校や生産牧場の方々と繋がる絶好の機会である。

 

 

まずは明日のイベントに参加するためには早朝に千歳を出なければならないため、前乗りの必要があるため新千歳空港に向かい定時に到着。急いでいないときはこのようなものである。

 

 

空港からは無料送迎バスにてホテルに到着。せっかくなので夜は味噌ラーメンをいただくことにした。ただ夜ラーメンは控えているので、お店の方にお願いして麺を半分にしていただき、最後まで残さず食べきれた。

 

 

翌朝、無料送迎バスに乗り、日の出とともにホテルを出発。目的地である静内へと向かった。2時間弱で目的地である静内の北海道市場に到着することができた。

 

そこには既に牧場関係者や育成関係者などが多く集まり、とても賑わっていた。しばらくしてパートナー兼アドバイザーでもある飯山氏と合流。早速、牧場関係者はじめ様々な方とお繋ぎ頂くことができた。

 

 

今回も多くは無いがいくつかの生産者とお話ができ、興味をお持ちいただくことができた。

 

 

また別件ではあるが農業高校の方たちとの素晴らしいご縁を授かることができ、記念すべき日となった。

 

 

その後も今後について打ち合わせをしたり、様々な方に飛び込みでご挨拶いったりなど、新参者としてマメに活動をさせていただいているとあっという間に時間が経ち、最終便の無料送迎バスに駆け込み千歳に戻ることにした。充実した1日を過ごせたためか、今日の夕焼けはいつも以上に美しく感じる気がした。

 

 

再び2時間でホテルに到着。明日の打ち合わせの準備を行い、明日の早朝出発に備えて早めに休むことにした。

 

朝一番の飛行機に乗るため、ホテルを出発し新千歳空港に到着。そして伊丹空港にと戻りたいところだが、そのまま羽田空港に向かう。そしてバスにて舞浜へと向かった。今回の行程で5回目のバスである。年間でも数えるぐらいしか乗らないバスに5回も乗ったのは自己記録更新である(笑)

 

 

バスに乗られている方は殆どがバカンス目的のため、またもや少し浮いた感はしたが、小一時間で無事に最寄り駅に到着。そこから電車で移動し、駅から歩いて目的地をめざそうとしたが、あまりの暑さと荷物の量で20分以上歩くと、バテそうなので、ここでもバス。

そして訪問先で大事な打ち合わせを行い、再びバスにて駅をめざすことになった。これで7回目のバス乗車となり、年間乗車回数を超えることとなった。

 

一旦東京駅にもどり、そこからは新幹線にて群馬 高崎へとむかった。東京駅から高崎までは50分弱。飛行機と違って居眠りなどをすると乗り過ごすので、緊張しながらパソコン作業をしていたら、あっという間に到着。

 

 

予定より少し早めに到着したため、終了時刻間近であったが近くの美術館に駆け込んでアートに触れさせていただいた。

 

 

こぢんまりとした美術館であったため、近くで作品に触れることができ、しばし時間が経つのも忘れるぐらいに、楽しませていただくことができた。続いて隣接する日本庭園も拝見することもでき、ゆったりとした時間を過ごさせていただけた。

 

その後は当地大学などで幅広く活躍されている方と食事をしながら情報交換させていただけ、再会を約束して、私は部屋に戻って明日の準備を行い深夜ベッドに横たわることにした。

 

翌日は、さすがにバスがないためレンタカーで活動。以前からお世話になっている方と、現場で再会し、早速ミーティング&現地調査を行うことにした。

 

どこにお伺いしたとはこの場では言えないが、私たちが長年取り組んできたことにも関心をもっていただけ、耳を傾けていただいた。今後については未定ではあるが、何かご一緒することになれば、きっとお役には立てるであろうと思う。

 

 

ミーティング終了後、高崎にもどる際に、ドキッとするような案山子がいっぱいの光景をみつけて思わず車をとめて写真を撮らせていただいた。

 

 

中にはこのようなリアルに案山子もいて、鳥や動物どころか人までも驚かせてくれた。ここまでくると立派な作品である。昨日の美術館のアートとは対岸にいるようにも感じる案山子であったが、とても素敵に感じることができた。

 

その後レンタカーを返却する頃には、いつものレインマンらしく、大雨になってきて、傘を持っていない私を、レンタカー会社の方は駅まで乗せてくれるという親切までいただけ、短いながらも素敵な高崎滞在を締めくくっていただけた。

 

 

その後は新幹線、モノレール、飛行機と乗り継ぎ、無事に帰宅することができた。

 

今回の出張は、若かった頃のドサまわり営業の様なところもあったが、それはそれで楽しく有意義な出張となった。

 

さて週明けからは再び海外。体調を整えて頑張ろう。

オーストラリアから帰国し、半日も経たない今日はお招きいただいた結婚式披露宴に出席させていただいた。

 

最近では仕事関係を含め、冠婚葬祭に出席させていただくことは、めっきり少なくなり、久し振りのお祝い事への出席である。それもバラエングループに勤務していただけているスタッフの結婚披露宴である。数か月前に招待いただき、何とか出張の日程調整をすることができ、飛行機のトラブルなどなく無事に前日の深夜に帰宅することができた。

 

そして朝一番から服装を整えて出発。今回の服装はディレクターズスーツである。というのも新郎であるスタッフに、主賓としての挨拶を依頼され、挨拶が得意とは言えない又右衛門だが、日々の勤務に対するお礼を伝えられる絶好の機会であると思い、喜んでお受けさせていただいた。

 

 

当日披露宴に遅れてはいけないと余裕を見て出発したところ結構早めに到着でき、せっかくなので挙式の方にも参列させていただいた。会場には若い二人を祝う若者たちが出席し、緊張する面持ちの二人をとても温かい目で見守っていたのが印象的であった。

 

 

その後光り輝いた美男美女の新郎新婦が入場し披露宴が開宴。新郎の挨拶に続いて私から主賓としての挨拶をさせていただいた。私はいつものように緊張をしていたが、帰国の機内で一生懸命書き綴ったメモのおかげもあって、何とか想いを伝えることができたと思う。その後続いて上司でもある東氏からの乾杯があり、披露宴は良い雰囲気で進行をしていった。

 

披露宴では美味しい食事をいただきながら、楽しい映像や今まで一緒に歩んできた新郎新婦の友人によるスピーチや出し物。多くの若い人たちにかこまれ、浮くように感じていた私たちおじさんであったが、気さくで丁寧な若者たちは受け入れていただけ、終始笑いあり涙ありのとても良い時間を過ごさせていただけた。

 

最後に新郎に父の素晴らしい挨拶。新郎は一生懸命言葉を絞り出し、出席者そして育ててもらった両親への言葉が伝えられ、とても素晴らしい宴は終わることになった。

 

先日結婚した私の息子と同じぐらいの世代。彼も将来バラエングループを背負ってくれる人物になり得る可能性がある。大いに期待したいと思う。

 

そのためにもこれからも身体に気をつけて、支え合い助け合いながら幸せな家庭を築いていっていただければと思う。それこそが宴に参加した皆様への何よりの引き物であり、今まで育てていただけた方たちへの回答であると思う。

 

結婚おめでとう。め~~~いっぱい幸せになってくださいませ(^_-)-☆

オーストラリアでの全ての行程を終え、いよいよ帰国である。リムジンバスに乗りインターナショナルターミナルに到着。

 

 

とても親切にJALの地上係員に案内いただき不安も問題もなく出国手続きを終えた。

 

そしてお招きいただいているラウンジに進み、朝食をいただきながらデスクワークなどを行いボーディングタイムとなったので搭乗口へと向かった。

 

 

すると当たり前だがそこにはいつものJAL機材があった。この機材を見ると何だか家に帰った時と似ているホッとした感じがする。

 

 

JALの乗務員の方々に親切に対応いただきながら、帰国の機内の中で今回の「又右衛門オーストラリア紀行」の最終稿を書かせていただいている。

 

 

今回はハプニングもあり様々な経験をさせていただいた分多くの学びをあることができた。それはこの大きなプロジェクトを行うために、現地の全ての業務を担っていただけた私の尊敬する師であり友であるDanny sanその家族の皆さんありがとう。TimのBBQやCarolynさんの食事最高でした。ありがとう。

 

 

そしてStation Creek Tree Farm皆さんのおかげである心より感謝したいと思う。

 

 

この地から送り出されたボトルツリーを日本で受け取り大切に育てていきます。

最高のバートナー本当にありがとう❗また会えるのを楽しみにしています❗

 

 

そしてそしてこの重要なプロジェクトの機会をいただき、又右衛門に全てお任せいただいた山本社長にも本当に感謝である。また山本社長の先を見た深い考えに多くを学ばせていただけました。さらに日本で本番の植栽が待っています。今度は日本のスペシャルメンバーできちんと仕上げていかせていただきます。そして次なる大きなプロジェクトも任せていただきありがとうございます。大いに楽しみにさせていただきます。

 

 

金子さん。この度はお世話になりました。良いご縁ができました。素敵な映像が楽しみです。

 

最後に今回も私の渡豪を通訳兼アシスタント時にはアドバイザーとしてお助けいただいたKaoriさん。大変お世話になりました。Kaoriさんのおかげで多くのことが良い方向に進めることができました。ありがとうございました。次にお会いするのはオーストラリアかタイか日本かわからないですが、その時を心待ちにしていますね。

 

 

最後の最後にDanny san!繰り返しになりますが本当にありがとう。再会を楽しみにしています。それまで変わらず健康でいてくださいね。そして日本にも是非お越しくださいませ。一緒に競馬場へ行きましょう!

 

これで「又右衛門オーストラリア紀行2025年9月」を書き終えさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆さまにこのブログをお読みいただけるころはきっと無事に帰国しているはずです(笑)

 

それでは皆様にどこかでお会いできるのを楽しみにしています。もし又右衛門を見かけることがありましたら気軽にお声掛けいただければです。ではでは~~~

今回はトランジットの機会を最大限に有効利用するために、帰国の経由地シドニーを探索させていただいたことを少し。

 

前日の夜にシドニーに到着し、そのままホテルへと向かう。ホテルでは帰国後すぐに控えている宴会にて主賓の挨拶をするための原稿をカキカキ。そしてブログもカキカキ。

 

翌朝、スーパーで買ったヨーグルトとミルク。備え付けの紅茶を飲んで、シドニー市外へと向かうことにした。

 

 

交通手段はUberd。依頼をしてから1分で到着。まるで目の前にいたかのようである。そしてシドニー王立植物園へと向かう。その途中でハイドパーク前にて騎兵隊?ポリスが馬に乗っているのを興味深く見ていると、ドライバーから初めてか?馬が好きなのか?と言われ、Yes!と答えると、近くに競馬場もあるよ!開催してないけどね。と言われ、それなら是非施設だけでも観たいと申し出て、追加料金の交渉をして5分だけ立ち寄ってもらった。

 

 

とても広々とした競馬場である。ブリスベンを出発する前にもクライアントを見送った後小一時間余裕があったので競馬場を拝見したが、ここシドニー競馬場はとても大きな競馬場で素敵であった。いつか機会があれば実際に観戦したいなと思った。本当を言えば自分が関わったお馬さんが走ってくれれば嬉しいが夢のまた夢のような話なので(;^_^A

 

 

そしてシドニー王立植物園へと向かった。そこでまたドライバーの提案で、正門もあるが南側?ゲートから入れば、オペラハウスも観れるよ!と勧められ、それではということでオペラハウス前に降してもらうことにした。当然チップははずんだがホスピタリティ溢れる良いドライバーであった。

オペラハウス前ではイベントが行われており、そこにはハイドパーク前の騎兵隊?が移動し何かセレモニーが行われていた。

 

 

そして休憩時間には馬を触れて一緒に写真も撮っていただけ良い記念になった。偶然の機会であったのでとても嬉しく思えた。

 

 

オペラハウスを見学したかったがそこまでは時間がないので写真だけ撮って早速植物園へと向かった。

 

 

まずは園内の情報が全く用意していなかったのでインフォメーションへと向かうことにした。

 

 

広大な施設のためインフォメーションに行くまで10分強かかる。途中バンブーや大きなフィカス、オリエンタルガーデンを観ながら中央部分へと向かう。

 

途中、圧倒されるサイズのドラセナドラゴに遭遇。かなりの迫力である。

 

 

そしてようやくインフォメーションと隣接するガーデンショップに立ち寄り、今の見どころを聞いてみると、現在の花の見どころのガイドを毎月発行してるようで、それをいただけた。これはとても助かった。

 

 

まずはメインのスポットと勧められた池を見学した。

 

そしてガイドブックに載っていた花をチェックさせていただいた。そこには旬の花であると案内板が設置されておりわかりやすく親切であった。

 

 

他にもいくつかの花を順番に周り拝見することにした。ガイドブックのおかげもあり、見頃の花を逃すことなく見ることができた。

 

 

他にはドライガーデンエリアや

 

 

シダのエリア、ヤシのエリアなどを順番に観させていただいた。

 

 

Wollemi Pine(ジュラシックツリー)もしっかりチェック

 

 

オーストラリアのネイティブプランツの代表格 前回にも書かせていただいたグラスツリーの花である。通常は太くまっすぐ伸びる花がカンガルーのしっぽの様なので、カンガルーテールとも呼ばれている。ただこの花は珍しく先で分かれており、何かメッセージをくれているかのようであった。ちなみにグラスツリーの葉はスチールグラスとして切花で流通をしている。

 

 

他にも赤いヤシや大きな花をつけたソテツなどを見ることもできた。気がつけば歩き続けて4時間。時間が経つのを忘れて植物園探索を堪能させていただき、再びホテルへと戻り帰国の準備やメールの送受信などを行い、あとは帰国便に乗るだけである。

 

思いがけない景色を観ることもできた価値あるシドニーの短い時間であった。

 

今回はオーストラリアで、園芸家または趣味家においてボトルツリー以上に注目されているかもしれないグラスツリーを少し案内させていただくことにする。

 

 

グラスツリーは学名でXanthorrhoea(ザンソリアもしくはクサントロエアともいう。)その中でグラウカやジョンソニー、オーストラリス、プレイシーなどがあり種によってはまだその中でも分かれている。

 

その中で、一番人気が高く、高価であるのが写真のグラウカになる。この種が人気であるのは、シルバーブルーがかった葉が美しいからである。以前には若干その中でもシルバーが強い種を私たちが輸入に成功させ少しだけ保有をしてはいるが、現在ではその種はほぼ採取が不可能であるので見かけなくなってきている。

 

 

さらに真っ黒に焼け焦げたような木肌がとのコントラストも美しいの人気の理由であろう。そのようなグラスツリーをStation Creek Tree Farmは採取のライセンスを取得し、合法的に採取を行っている。オーストラリアで専門的に行っているのはこのFarmだけではないだろうか。

 

 

このように背が高いもの。枝分かれしたものなどは、とても希少性が高いものである。何度も訪問し見てはいるもののグラスツリーを前にすると、空腹で倒れそうな時に、大好物を並べられているような状況で、今にもかぶりつきそうになってしまうぐらい喉から手が出るほど輸入したいものである。

ただこの植物も当然輸入には土を落とさなければならない。太い根はないものの自生地によれば岩盤のため、なかなか土除去が難しいものもある。さらにグラスツリーの特徴として根に共生菌をつけることで荒廃した地でも生きていけるのが特徴のため、根を洗ったときに共生菌も全て流れ落ちてしまうと、かなりのダメージを受けてしまい、移植しても根が張らずに枯死してしまう可能性が高いのである。そのため日本でも人気がありながらも流通してないのはこのことが理由である。

 

 

そのため私たちは途中で多く枯死させてしまう可能性があるのを知りながら輸入をするのかいかがなものかと考え、しばらくの間輸入を控えていた。ただこの種もFarmの方にマリネックスを使用していただくことで課題解決ができないかと思い、来春よりテストを行っていきたいと思っている。結果次第では輸入の再会をしたいと思っているので乞うご期待である。

 

 

その他にも3年間で1cmしか伸びないと言われる希少種 マクロザミア ムーレイ(ワシントン条約appendixⅡ)なども公的なライセンスを保有し輸出を行っている。この種は私のスペインのパートナーも熱望しており、輸出を試みる予定である。

 

他にはケンジアナ(カイルンシアナ)なども栽培しており魅力的なものが沢山である。

 

では今回はこの辺で。

さて今回は日本からみれば輸入、海外からみれば輸出について書かせていただく。しかしドキュメントの作成などの話は省き、実際の作業についてである。

 

まず日本には農林水産省の植物防疫所というものがあり、ここが植物の輸出入の管理をつかさどっていて日本の自然や農業を護るために日々活動をしていただいている機関である。

日本の海外からの玄関口といえる空港や港などに検疫官を配置され、海外からの日本に影響が与えられると考える病害虫の侵入を未然に防いでいただいている。私たちの植物貿易を行う事業者にはとても心強い機関や方々である。

 

日本の検疫では植物に土は付着しては輸入できたいため、今回のボトルツリーも入念に作業が必要になる。

 

 

まずが地面から掘り上げられた植物の根周りの土を鍬やつるはしのようなもので大まかに落としていく。

 

続いて高圧洗浄やその他の道具を用いて根ギリギリのところまで洗い流していく。ただしこれではまだまだとれはしない。特にボトルツリーのように根が太いものは中々、とることができない。

 

 

そしてブラシやノミの様な尖ったものを用いて隅々の土を落として、水で流して、またブラシをかけて繰り返していく。これを半日から数日かけて丹念に繰り返す。根気と集中力がそしてなにより責任感が必要な作業になる。

 

 

そして最後に刷毛のようなもので細かい土を落とし、土が落とせたのを確認してから、傷めてしまった根の保護と補修のためにマリネックスをシップする。そのことによって殺菌と細胞修復のお手伝いをする。これは又右衛門流である。

 

 

そしてコンテナいっぱいのサイズで枝を調整したのち、オーストラリアの港に向けて出発である。そして日本の港で出迎え、防疫所のチェックを行ったのちに、合格した植物は無事に日本の入国を許されることになるのである。正直大変な作業である。

 

私は輸入当初、何とか検疫を無事通ることを願ったり、現地に厳しく言うことが多かったりしたが、今では輸入業者としての考え方ではなく、植物検疫官の目線で捉え、実際に現地にて自らも作業を行い、日本の環境と農業を護るという強い取り組み姿勢に変わってから、無事に合格する確率が高まったと言える。

 

また日々の研究により輸入した植物のリカバリーをする技術も同じく高まってきたので、植物の負担は軽減できていると思っている。

 

今回はご存知の方も多いかもしれないが植物の輸入について一部分に触れさせていただいた。生産者や輸出者、検疫官の方々のご苦労を少しでも多くの方に知っていただければ嬉しく思います。では今回はこの辺で。

今日はいよいよ巨大なボトルツリーを掘り上げる日である。天気は晴れ。少し風はあるが天気に恵まれた一日になりそうである。

 

朝4時30分 起床。出発準備を行い、美味しい朝食をいただき5時45分にStation Creek Tree Farmを出発した

 

 

北海道をはるかに凌ぐ広大な畑を横目に見ながら、ひたすら車を走らせる。様々な野菜が生産されている。話によるとこの地域は「サラダボール」と呼ばれるほど、オーストラリア全体の野菜供給のシェアが高いとのこと。納得である。

 

出発から約3時間。無事に目的地に到着することができた。そこには1年前に訪れた光景がそのまま私たちを待ってくれていた。

 

 

既に先発隊は現地で活動をしていただいており、私たちは日本に来ていただくボトルツリーに再会の喜びを伝え、それらを生み育てた大地に感謝の意を伝えさせていただいた。

 

 

ここから掘り上げ日本に届けるのであるが、どのような巨大なボトルツリーをどのようにしてお届けするかについては、映像の権利の都合もあり、後日の楽しみとしていただければ嬉しく思います。ごめんなさい。ただど素人の私の写真より素敵に編集され皆様にお届けされると思うので乞うご期待である。

 

 

作業の合間をぬって、別の場所にある又右衛門が一目惚れしたボトルツリーの状況を見に行くことにした。

 

 

前回同様元気な姿で私たちを迎えてくれた。このボトルツリーはとても愛くるしフォルムが魅力的で、パートナーのDannyさんやTimさんもAAAトリプルエーと称賛されている。巨大な圧倒するツリーではないが、きっと皆さんに愛されるであろう。実際に各国の有名な植物園から多くのオファーがありながら、私に第一の優先権を与えていただけるパートナーシップに心より感謝したいと思う。

 

 

またこの2本のボトルツリーをこのブログを通じてご覧になり、この地にそっと過ごさせてあげればと思う方々もいらっしゃると思う。私も欲望を前に出してはいけないと、実際の持ち主にお聞きしたところ、色々事情がありこの地に置いておくことができないため、喜んでいただける方、国があれば是非とも提供させていただきたいとの声もいただいている。ありがたいご縁である。

 

 

そして再び、現場に戻り作業の終了を確認し、ベースキャンプに戻ることにした。

途中マクドナルドでかなり遅めのランチをいただく。当たり前だがコーヒーは約400円ビッグマックは1000円オーバー。日本の安さをあらためて感じる。

 

そして再びサラダボールを眺めながら約3時間でStation Creek Tree Farmに到着一日の活動を終えることができた。

 

 

少し疲れた私たちをCarolynさんの美味しい手料理で癒していただきとても思い出深い一日となった。

 

さて次号ではこのボトルツリーをどのようにして日本向けに送る準備についてご案内させていただければと思う。ではでは。