四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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週末は、急遽の都内での用事や来週から続く出張の準備などで、いつも以上に慌ただしい週末であった。

そして週初めは北海道へと向かった。今年の北海道訪問は例年になく多くなっているが、今回も以前からの取り組みに対しての進捗と新しくお声かけていただいたところへの訪問である。
いつものように朝一番の伊丹空港発新千歳行きの飛行機で向かう。朝一番の便ということもあり、定刻に出発し定刻に到着。レンタカーを借りていざ日高地方へと向かった。
その後約2時間で目的地周辺に到着。この地区で色々お世話になっている方と合流し、まずは短い訪問におけるスケジュール調整などを食事しながら打ち合わせをさせていただいた。

食事後まず今回の訪問における大きな目的である現地JAと向かうことにした。植物の購入などでのJAへの訪問は多くあるが、今回は私たちグループが開発する「マリネックス」をはじめ、環境に配慮した資材の説明である。
JAに到着すると早速担当及び関連の部長に臨席いただき、事前に送らせていただいていた資料を基に私たちの取り組みと商品説明を行わせていただいた。先方は私たちの資材をある程度お読みいただいており、その可能性に興味を持っていただいていたのでスムーズにお話ができた。また同地区が抱える課題や広い意味での環境対策の考え方も一致し、今後導入に向けての詳細を詰めていくことになった。また逆に多くのことを学ばせても頂ける機会となり、とても価値あるありがたい時間となった。
私たちの資材や技術は、化成肥料に頼らない環境配慮の取り組みのため近代農業を推進するJAによっては、これらの取り組みに対し敬遠気味のところもあるが、この地区のJAさんは環境に配慮し持続可能な農業を大切にしており、新規就農者も迎え入れており、水稲や施設栽培などの農業や、牛や馬などの畜産などについて積極的に検討いただけること。本当にありがたいことである。またJA管轄とは違うが水産も盛んなため、大きな枠組みで考えていただけるとのこと。ここまでのお話ができるまで何度も同地区に足を運んだが、それが少し報われたような気がした。今後は導入の実現に向けてさらに積極的に進めていきたいと思っている。次の訪問は1月の予定。それまでにきっちり提案内容を深めていきたいと思う。気合が入る。

JAさんでの打ち合わせ終了後、車を走らせ日高軽種馬共同育成公社へと向かい、競走馬育成についてのレクチャーなど生の声を聞かせていただいて来た。

以前にもアップさせていただいたことはあるが、私たちの開発する「競走馬用マリネックス」による“強い馬づくり”をめざし、達成するために、実地確認は貴重な機会である。

ここでは実際に競走馬の育成についての取り組みを直接代表者から聞かせていただけ、大変勉強になった。感謝である。

是非このようなお馬さんたちが、怪我や病気がなく健やかにそして強く育ってくれることの一助になればと思っているので、引き続き取り組んでいくことにする。楽しみである。

陽も落ちたので一旦宿舎に向かいチェックイン。あらためて再集合し、競走馬を生産されている上野牧場さんの方と、この地区で大変お世話になっている方と一緒にディナーミーティングを行わせていただいた。
この牧場では競争馬を生産されている。ちまたの大きな生産牧場とは違い、馬主さんの想いにあわせた生産を心がけてられ、人柄も良く信頼のおける方である。実際に牧場も訪問させていただいたこともある。

この写真は以前に訪問させていただいたときの写真であるが、とても良い雰囲気であったのが印象的だった。この牧場は、馬の健康に注力されており、私たちのマリネックスに関心を持っていただけ、今回採用に向けて検討いただけることになった。
どのような使い方するかなども含め、引き続き協議を進めていただくことになる。その結果が直ぐに目に見えてわかるものではないが、何らかの形で皆様にも発信できればと思っているので、ご期待いただければである。
気の置けない馬繋がりの仲間ということもあり、貴重な情報交換や今後の進め方についてなどに加え、時折最近流行りのドラマ 「ザ ロイヤルファミリー」などの話なども挟まり、面白おかしく時間が経つのを忘れるほど有意義な時間を過ごさせていただいた。

そして年明け早々の再訪を約束して、私たちは宿泊施設へと戻ることにした。宿泊施設に到着した時には、小雪がちらついておりさすが北海道を感じることができた。本当に今日は色んなことが前に進んだと実感できた1日となった。さ~明日も一日 寒さにも負けずにがんばろう。良い夢が見れそうだ。