四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨日から久し振りに岩手県へと向かった。花き園芸業界にとって岩手と言えば、リンドウ生産が真っ先に頭に浮かんでくるのであろう。そう今回も日本を代表し、世界的に活躍するリンドウの産地 安代の方々とミーティングのために訪問をした。

地震などもあったので、地元の方々の状況を心配しつつ

窓に額を押し付けるぐらいに、眼下に熊がいないか?を探しながら、さすがに見つけられずに、無事定刻に、いわて花巻空港に到着した。いつもなら空港でレンタカーを調達し、安代町へと向かうのだが、リンドウの出荷が終えたのと、最近日常茶飯事のように畑で熊が出ているため、私への配慮もあってミーティング場所を盛岡に設定していただけたのであろう。必要がどうかは別としてありがたい配慮である。

空港到着後バスにてミーティング場所である盛岡駅へと向かった。前途のように安代に行くつもりであった飛行機なので少し早めに現地に到着。待ち合わせの時間まではパブリックスペースでひたすらデスクワークを行えることができ、とてもありがたい時間となった。
夕方にホテルにチェックイン。安代のメンバーと合流し、流通のこと、生産のことについて長い時間 積極的に意見交換をすることができた。詳細についてはここでは控えさせていただくが、今後について双方にとって価値ある時間となったのは間違えないといえる。今後の展開がとても楽しみで期待したいと思う。きっと私たちが開発した製品や技術は、産地の役に立てると思うので、今後の安代×バラエンの取り組みに注視していただければと思う。

安代リンドウとバラエンとの取り組みは、ここに始まったものではない。もう数十年のつながりである。普通のリンドウ取引だけではなく、安代での又右衛門講演や産地現地研修、新品種検討会、輸送法改革事業、パック花産地加工、産地フェアなど多くのことを一緒に取り組んできた。それもお互いが腹を割って、意見をぶつけ合ってきたメンバーである。
時には大きな声で意見をぶつけることもあった。ただそれよりももっと大きな声で笑い合うことが多かったかけがえのない仲間たち。ここにきてあらためてお互いが次のステージに上がることをめざして新しい取り組みを始める。
あらためて肩を組みながら話し合うことで生まれる取り組みがあることを実感した。これがある限り、又右衛門はひたすら出かけていき、皆さんと直接話したいと思っている。もしこのような又右衛門を受け入れていただける産地があれば取引の有無に関わらず気軽にお声掛けいただければと思っています。よろしくです。