四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.11.24

又右衛門 沖縄へ。11月。

一昨日、長野から帰り、若干体調が優れない中で準備を行い沖縄へと向かった。ただ今回の沖縄は、仕事要素は少なくプライベートが大部分である。

 

 

しょっちゅう沖縄にいっているのに、プライベート?と言うと何?マリンスポーツ?と思われる方もいるであろう。実は今回の沖縄訪問は、披露宴に出席するためであった。

 

 

それも私の長女の結婚披露宴のため、準備や嫁がせていただくお家への挨拶もあるので、前日入りすることにした。

 

 

空港に到着後、レンタカーを借りて出発。順調な滑り出し。途中で沖縄そばを食べてから、今回嫁ぐ娘と合流することになった。その後近くにあるカフェにて、家族だけで話をしてから、嫁ぎ先の実家へと向かった。

 

実家に到着すると、新郎とそしてご両親、そして保護ネコちゃんに出迎えていただき、初めての訪問を大歓迎していただけた。ご実家はタンカンやシークワーサーなどをつくられていながら、公的なお役目をされていて、とても素晴らしい方である。さらに奥様は実家と併設されたCafeもなされており、とても素敵な雰囲気のところである。

 

そこには私の好物の沖縄ぜんざいもあり、厚かましくもご馳走いただいた。程よい甘さがとても美味しい。他にも食事もできるのでもし近くに行かれたらお立ち寄りいただければと思います。場所は伊豆味にあり「四季の彩」という名前です。

 

 

またお父様は沖縄の植物での盆栽もされていられる。それは見ての通り趣味のレベルでない。さすが盆栽の会にて会長をつとめられているだけのことはある。

 

 

その中で特に私が気に入ったのは、このシークワーサーの盆栽。実がバランスよくしっかりついていてお見事であった。他にも多く魅力的なものもあるので飲食をしながら、楽しんでいただけるのでお勧めである。

 

久し振りに再会させていただいたご両親と楽しく過ごさせていただく中、親戚の方も徐々に集まって来られ、ご挨拶をさせていただくことができた。

 

 

そうこうしていると披露宴の前夜祭とも言えるバーベキューが始まった。娘夫婦は厨房で腕を振るって食事の提供をおこなっていたのもあるが、そこで出されたアグー豚は今まで食べたアグーよりとても美味しく感動的であった。

 

 

また自作のピザ窯で焼かれたピザも絶品であった。さらにとても温かく迎えていただけている親戚の皆さまの優しい笑顔、楽しそうに準備をする娘の顔のおかげで、格別な味に感じた。そのようなとても楽しい時間であったので、名残美味しかったが翌日が大事な披露宴のため、そこそこで切り上げ明日に備えることになった。

 

 

翌朝はホテルの近くに住んでいる保護野良ネコちゃんと再会したのち披露宴会場へと向かった。

 

到着後は着替えの時間まで広いホテルを探索し、着替えを終えると結婚式のリハーサルへと向かった。海の見える素敵なロケーション。この日のためにつくっていただき那覇から届けていただけたブーケもとてもセンス良く素晴らしかった。さらにイケメンの牧師さんが、良い雰囲気をつくりだしていただけていた。ただ少しだけう~~んと思ったのが、リハーサルの時に私に声をかけていただき、その時に「あなたは・・・・・」と切り出されたので、誰かに似ているとかなどお声をかけてくれたのかと思うとその次に繋がる言葉は「あ・な・たは、ライオンみたいですね~~」という言葉であった。

 

確かに風が強く髪が乱れてボサボサになっていたが、まさかそのような表現をしていただくとは思っておらず少し驚いた。ただ私はライオンと言われたことは何となく誇らしげにも感じた。それは何といっても百獣の王である。また映画の「風に立つライオン」に心を大きく動かされた者だからであろう。とても前向きな男である(;^_^A せっかくなので機会があればM&AのCMに採用していただけないかと広報を通じて申し込みをしてみようと思っている(笑) 冗談だが・・・・

 

そしていよいよ結婚式の本番。こみ上げてくるものを必死にこらえて娘と腕を組みヴァージンロードに向かう。私は仕事柄もあり、幾度もステージに上がるなど多くのそのようなシーンがあり、皆さんの前を歩かせていただいたことがあるが、この時が人生の中で一番、胸を張って歩いたと思う。それは素敵に育った娘のおかげである。もちろん親バカであるのは承知ではあるが、本当に気遣いのできる素敵な娘である。

 

 

結婚式を終え続いて披露宴が開催された。最近はスモールサイズの結婚披露宴が多くなっている中、さすが沖縄。多くの人がお祝いに駆けつけていただけた。

 

 

披露宴は余興をはじめ沖縄ならではの賑わいでとても楽しい時間であった。

 

 

沖縄の披露宴は新郎新婦の真ん前のテーブルに、新郎新婦の両親が座ることになっていたので、振り返るとすぐそこに娘夫婦の姿があった。そこで緊張の中にも、たまに見せてくれる笑顔、互いを気遣う仕草に娘の父として、本当に素敵なご縁をいただけたと実感することができた。

 

 

多くの人とカチャーシーを踊り気分もクライマックスへと突入。その後最後に娘からの手紙が読み上げられ、父として無事にこの場立てることへの安ど感と幸せを感じることができた。そして多くの人に娘夫婦に続き両親は送り出され、宴会場で皆さんにお礼を告げさせていただき披露宴はフィナーレとなった。その時既に22時をまわっていたが、しあわせな時は時の経つのを忘れさせてくれていたので、感覚的にはあっという間であった。

 

この度はあまり家に居なかった私ではあったが周りの皆さんのおかげで素敵に育つことができました。この場であらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。何卒引き続き、この二人をご指導いただきたく思っております。よろしくお願いいたします。

 

 

そして今日はせっかくなので美ら海周辺を見学してから那覇へ向かい、レンタカーを返して空港へ。そして帰阪するみんなとは別行動で私はそのままタイへと向かった。さっきまで聞きなれた声が飛び交い、多くの人に囲まれた時間が嘘のように周りには私が知る人も居なく、私を知る人もなく、少し寂しい感じもするが、そこはスイッチを入れ替えて、新たに闘いの場へと向かっていこう。

 

 

この素敵な時間をエネルギーに変えて。そしてこのような素敵なご縁を護るために、精一杯頑張っていこう。心より素敵なご縁に感謝である。