四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、フィカス同様に欧州からリクエストいただいたブーゲンビリアを探しにいくつかの農場を周ることにした。
朝ホテルを出発し約2時間半でブーゲンビリアを生産する農家が点在する集落に到着した。

ただ事前調査とは違い大規模で生産しているところがなく、ほとんどが家内生産の状況。そのため私が欲しがっている大型のものはあまりない。

大きなものでもこのようなサイズである。これではだめだなとお礼を告げて、次に生産者のところへ行ってみた。

ここも同じようものである。あと数件回ったがどこも同じようなもので、中々良いものに出逢えない。ただ別の地域で大型のものを生産しているところを紹介いただけたのは、貴重なことであった。
そしてこの地域でのこれ以上の長居は無意味と思い、最後にアポ入れしておいた農場には失礼がないように、挨拶だけをしに行くことにした。

同じ地域なので数分で到着。ここも同じようなサイズ感のブーゲンが並んでおり、今までと同様、家族で管理をされているようであった。ただよく見ると少し珍しいものに出逢えた。

これがそうである。(写真はわざとぼかしています。)この種は日本で見たことがなく、面白いと思って聞いてみると新しい品種とのことである。それも自分で作ったものであるとのこと。そうここはブーゲンのブリーダーの農場であった。それを聞いたとたん又右衛門含めパートナーの眼が輝いた。早速ビジネスの話をさせていただいたところ、うまく組むことができれば面白い取り組みになりそうと直感的にかがやいた。

他にも葉の形状がユニークなものある。面白い。先ほどのものも含めて写真をきっちりアップできないのが残念である。ただうまくいけば来年の春にいくつかは日本で展開できるかと思うので乞うご期待である。
その代わりではないが花き事業者の方にとっては珍しくはないが、ブーゲンにも色んな色があることを知っていただきたいので、下記にいくつか写真をアップします。



いかがですか?色んな色がありますね。中には見たこともない色もあるのではないですか?

これなんかも日本では少ないですね。切り花にできるのであれば面白いかなとも思います。

このような品種を4~5色をミックスさせて大型のトピアリーをつくることも可能です。

又右衛門はこの暖かい色合いのMIXに癒しを感じてしまいます。
今回は欧州のオーダーを的確に捉えられた品は見つかられなかったかもですが、求めている生産者の手がかりを教えていただき、さらにブリーダーの方との接点ができ、次につながるご縁ができたことは大満足である。是非前向きに検討し積極的に取り組んでいければと思う。これでまた一つ楽しみが増えた。次の訪問が楽しみである。
今日は午前中、現地パートナーの施設で、日本から持ち込んだ植物の養生を行った。
どのような品種の植物かについては、今のところ伏せさせていただくが、日本でも珍しい個体であるのは確かである。
日本から出る時に、きれいに根を洗浄しているので、こちらでは水苔にマリネックスの希釈液をしみこませ植え込むことにした。将来的にこの木が親木となって生産体制に入ることができれば面白いと思うので乞うご期待である。

食事後、商業施設の植栽のチェック。相変わらず粗さが目立つ植栽である。是非日本の製品や技術を紹介したいものである。そしてついでに明日の朝食の買い出しをしようとお店を歩いていると、ある男の人に呼び止められた。どうしたの?と聞くと少し離れた床を指さしたのでその先をたどってみると、何と私のクレジットカードが落ちていた。
このカードは海外出張時には欠かせないカードであるので、本当に助けられた。タイの善い人に本当に感謝である。ありがとうございました。

こんな感じで相変わらず周りに気になるものがあれば、そちらに気をとられて注意散漫になってしまうため、今日はこの辺で部屋に戻って、夕方からの打ち合わせまでデスクワークを行いことにした。
そしてパートナーとディナーミーティングを居酒屋で行った後、部屋に戻ってこのブログを書き終え、日付も変わったのでそろそろ休むことにする。おやすみなさい。
今日は、欧州からリクエストがあった植物のうち、大型のフィカスを探すため現地を周ることにした。
今日もホテルから約2時間半で現地パートナーのところに到着。早速周辺も含めてフィカスなどの大型植物を育成・管理するナーセリーをまわり、提案候補となるものをピックアップした。


これは詳細な品種はまだわかっていないが、中々良い感じのサイズ感である。葉は少し大きめ。あまり日本では見かけない品種である。
これはアルテシーマのグリーンとのこと。葉が少し小さく薄いのでアルテシーマのようには感じなかったが現地パートナーはアルテのグリーンとの判断であった。

ベンガレンシス。これも候補になるであろう。

これはマクロカルパのようであるが断定はできない。かなり大きなものでインパクト大である。

続いて菩提樹。幹や葉張りの感じも優しく素敵な1本である。これはおすすめである。

この木の種類はわからないが、幹が根のように複雑に絡み合った芸術品のような逸品である。探そうと思ったときには見つからないようなもの。これがすっぽりはまる施設に出逢いたいものだと感じた。

他には存在感いっぱいのプルメリアの古木。とても良い感じである。これは欧州提案というより今進行中の日本のプロジェクトに、はまりそうなので要検討としたいと思う。他にも数多く欧州に提案できるものに出逢えたので、とりあえず帰りの車中でWhatsAppで連絡をしてみよう。欧州のパートナーからの反応が楽しみである。
今日はタイにて又右衛門エリアを確保し、植物の管理をしていただいている生産者のところへと向かった。バンコクから約2時間30分の道のりである。

ホテルを出発し、しばらくして朝ごはんがわりに買ってきていただけた焼きバナナをいただいた。いつもの品種と違うバナナだったが、それなりに美味しくいただくことができた。


途中ではココナッツミルクで炊いたモチ米を竹筒につめて焼いたものを購入。安定した美味しさで、私はこの地を訪れた時には、必ずひとくちはいただくようにしている。そのため屋台の方も覚えていただいている。ありがたいことである。

しばらくして生産者のところに到着。まずは預けている植物をチェックすることにした。少しつめて置いているために、葉張りが弱いので、場所の移動と植え替えの指示をさせていただいた。

早速、又右衛門エリアを拡張してくれるとのこと。ありがたいことである。

また前回訪問時にオーダーしておいた植物も良い感じで到着しているのも確認ができた。

また根洗い済みである小さい葉のブーゲンも良い感じで生育している。他にホウオウボクなど含め、日本には恐らく来春の到着になるかと思うが、どれも良い感じなので楽しみにしていただければと思う。

そこからしばらく移動し、日本からのオーダーのフィカスを探しに行くことにした。タイではフィカスはとても多いが、ベンジャミナなどはあまり多くないため、探すのは一苦労である。そのような中、候補になるものを何とか見つけることができたので、早めに掘り上げ、根洗いを行って植え替え、適期に施肥を行い、ある程度のサイズに達したらハサミを入れて仕上げをしていきたいと思っている。
このような工程は日本では数年かかるかもしれないがタイでは約半分の時間で行うことができるため時間短縮ができる。それでも納品には時間が足らないぐらいなので、早速資材を調達し、次のステップに進みたいと思っている。

その後他の植物をチェックしたころには夕方となり、空が急に暗くなりスコールが来そうなので、今日はこの辺で終えることにしてホテルに向かうことにした。

途中思っていた通りにゲリラ豪雨のような強い雨に遭遇。視界が悪いため渋滞にもなり、かなり時間はかかってしまったので、ホテルではなく途中で車を降りて、食事を行ってから帰ることにした。
レインマン又右衛門なので雨はいつものことであるができれば晴れていたほうが助かるので明日の雨を願って休むことにする。おやすみなさい。
さて今日から先月に弾丸訪問したタイへ1ヶ月半ぶりに向かうことになる。今回のタイ訪問の主な目的は、先月より栽培テストが開始されたノンヌットトロピカルガーデンへの経過確認と依頼いただいたものの納品、 以前より取り組んでいる弊社のタイ農場チェック、日本及び欧州から依頼の植物調査と手配、そして植物輸出である。

いつものように、朝一番の飛行機で伊丹空港を出発。今回は植物を携行しているので荷物が多くなる。

羽田空港を経由し、スワンナプーム空港へと向かう。機内ではいつものように手配いただいた非常口座席の窓側にて機内で行う作業のためのパソコンや資料を一式手元において準備をしようとしたところ、CAさんが今日は隣もその隣もいらっしゃらないので自由にお使いくださいとのことであったので荷物は上の棚に上げずに、隣の座席にベルトをかけさせていただき離陸となった。

しばらくして機内食が運んでいただけたので、完食までとはいかないが美味しくいただくことができた。そしてせっせせっせとデスクワークと、お取引先様とメッセンジャーやLINEで連絡をしているうちに、気がつけば到着となった。

定刻到着した飛行機から入国審査へと向かう。日本からの飛行機は空いていたが審査場はやや混雑。なので携行しているABTCを掲示し、優先レーンより入場させていただいた。

その後荷物をピックアップし、今回は植物を持参しているため植物検疫へと向かった。担当者不在のため少し待つこととなったが、植物と必要な書類を提出し検査。提出した植物は輸送中のトラブルで破損はあったが、検査では問題なく、合格とのことなので再度梱包をして空港から電車、モノレールを乗り継いでホテルへと向かった。
大き目の荷物のため電車移動は大変であったが、約1時間で無事にホテルに到着。私の姿を見かけたベルボーイが駆け寄り扉を開け第一声で「おかえりなさい!」と声をかけていただけた。さらにフロントに進むと私の顔を見たスタッフが「KANAOKA SAN!」と声をかけていただけ、部屋もいつもお気に入りの部屋を用意していただけ、とても良い気分のチェックインとなり幸せな気持ちがした。

部屋に入るとベッドの上にはタオルで作った飾りもある。当たり前だがいつも一人で部屋に泊まる私を気遣ってくれたのかなとさえ感じた。決して私だけにしているサービスではないが、それでも特別な気持ちになることができ、植物やその他の破損で、少しネガティブになっていたところだったので報われた気持ちになったのがありがたかった。
その後は地元のパートナーとミーティングを兼ねた食事を行い、今回の訪問の行程チェックなど夜遅くまで行い、そこそこの時間になったので明日に備えて部屋に戻ることにした。さ~~明日から約1週間。良い出逢いがありますように~~~。
今朝、昨晩に教えてもらった美味しいと言われるホテル近くのパン屋さんへ行ってみた。


又右衛門は基本米食(和食)派なので、普段パンはあまりいただかないが、せっかくのお勧めなので今回は韓国でのお粥はあきらめてパンを食べて1日をスタートした。
手配いただいたレンタカーに乗り込み、まずは今、韓国でブーム?人気スポット?になっている植物いっぱいのベーカリーカフェを訪問することを勧められたため、代表的な店舗をいくつか訪問することにした。

まずは郊外にあるカフェ。自動車道路に面していて、日本で言うサービスエリアや道の駅のような感じである

確かに広々とした施設内に多くの植物が配置されている。特別デザインされたものではない感じではあるが素敵な空間である。


そしてショーケースにあるパンも美味しそうである。ここでパンを選んでカウンターで飲み物を注文するのは日本と同じである。

そしてパンとコーヒーをもって2階にある見晴らしのよいシートに向かう。ここもとても広い空間なので開放的である

人気があるのは景色が良く見えるベンチシート。そこから見える山の向こうは北朝鮮。ここに来た人は田園風景を眺めながらゆったり過ごすのが人気らしい。

私は、それより施設内の植物の方が気になるので真反対の施設内部側に陣取り、しばし時間を過ごさせていただいた。そこから見える景色は植物以外に、訪問したカップルなどが笑顔で写真を撮る光景が印象的であった。
ただ朝もめったに食べないパンをいただいた上に、ここでも再びパン。さすがに全部食べ切れず半分をお持ち帰りすることにして、次の目的地をめざすことにした。

次に訪問したのは著名なガーデンセンター。私は今回初めての訪問である。


広々とした店舗内に、輸入植物を含めた屋内外用の多くの植物や資材が販売されていた。

価格は日本での販売価格と近いような印象がある。

中にはこのような木製のオブジェもある。私がインドネシアに行ったときに気になっていたものであるので、どこの国からか聞いてみたところタイやその周辺国とのこと。そこで製造されたかどうかわからないが、現会長である両親が海外をまわって集めてきたとのこと。何となく私と同じような感じにも思えた。
販売価格は結構するが競馬場関係が購入されたり、一部レンタルも行ったりしていて人気であるとのこと。私たちもレンタルを始めよう検討していたため、その考えの後押しをしていただいたような気がした。

あと良いヒントになったのは、植物を植え込む際に使う用土は大きな容器から、自分の好みで調合し買えると言うことと。出口付近(入る時には入口)で、ここで買ったPOT(鉢)に自分で植え替えてから、持って帰ることができるシステムになっている。確かにこの形式であれば、家を汚さず余分な土も購入しなくても良いので、これは良いアイデアであると思った。早速もう一工夫して日本でも活かしていこうと思った。

他にもいろいろな植物を拝見し、社長自らゆっくり話を聞かせていただき、こちらからは私が扱う輸入植物や、日本クオリティの植物、資材を案内させていただいたところ高い関心を持っていただけ、今後に繋がる貴重な時間となった。忙しい中時間をとっていただいた若き社長に感謝である。そして今後が楽しみである。

そしてお昼も随分過ぎたので簡単にランチをいただき、ネコと戯れ、今日の最終目的地へと向かった。

ここも有名な植物いっぱいのベーカリーカフェである。15時のカフェタイムであったせいもあるのか駐車場も満杯であった。

店内に入るといっぱいの植物に加え、にぎやかなオーナメントや水場もあり多くの人が写真を撮っていた。


システムはどこも同じで、気に入ったパンをチョイスする。甘そうではあるが美味しそうである。

そしてカウンターで飲み物と一緒に購入し、お気に入りの場所にてゆっくり過ごす。私は植物が気になるので、植栽に一番近い場所にてしばし観察。

多くの来場者はこの写真にもあるひな壇にて靴を脱いでゆっくりお話をしながら過ごされている。

特にひな壇上部からは景色もよく、この辺り席が人気であるのがわかる。来場者の多くは特に植物に興味があると言うよりも、植物がある素敵な空間を求めてこられているのであろうと思った。
このサイズを日本にて展開するには少しハードルが高いであろうが、いくつか活かせるヒントは得られたので少し工夫をしてみようと思うのと、このような施設で植物のクオリティを高め、私たちが提唱する環境に配慮した健康な植物の導入や管理を進めることで、さらに良い空間になるのでではと感じることができた。
現在韓国ではこのようなカフェが増えているとのこと。その理由としてはこのような癒しの空間を求める人がいる需要があるのと、もう一つ韓国は相続税がとても高いため、このような施設を法人としてつくることで対策しているとのことである。ま~いずれの理由にしても、植物いっぱいの施設が増えることは、花き園芸業界にとっても、来場者にとっても得るものが増えるので良いことである。
そのようなことを感じながら、ここでは何とかパンを食べきって、お腹もパンパン。頭の中も情報でパンパンになりながら帰路に着き、渋滞に巻き込まれながらも無事にホテルに到着。部屋にてデスクワークを行った後に、ディナーミーティングを行い、部屋にて持ち帰ったパンを少しいただいて深夜ベッドに倒れ込んだ。
翌朝である最終日も朝ごはんは昨日から残っているパン。さすがにパンは飽きたと思いながらも、それしかなかったのと、無駄にしたくないと思いながら、コーヒーとともにお腹に流し込んだ。
そして先日来日いただいた関係会社であり韓国にて事業展開するMARINEX KOREA社の代表とミーティングを行った。当社には弊社から素材や技術などを提供してきた関係である。

代表者はとてもマリネックスの効果を高く評価し、長年携わっていただいて来た方である。マリネックスの効果についての研究は分野によっては日本より成果が出ているものも多くあり、参考にできるところもある。ただ近年、交通事故などにて前に進められなかったこともあり、足踏み状態であったが年内には活動再開の目途も立ち再稼働を目指しているので、今後の飛躍がとても楽しみである。特に美容分野ではとても面白いと言える。
今回のミーティングも前回に続き長くなったが、その分お互いの想いはしっかり確認ができたので引き続き日本からも支援をしていき、日韓両国協力し合いながら技術を含めた全てを高めていき、普及させていきたいと思っている。是非このような取り組みに興味を持っていただける方はご一報いただければ幸いである。

このアツいミーティングを終えた頃はお昼前になったので、私は帰国のため仁川空港をめざしトラブルなく到着。


新しくなった第2ターミナルは日本の空港と比べて随分広々として素敵であった。様々な事情があるとは思うが、日本の空港も世界の玄関口である以上、素敵であることを望んで止まない。またそのような取り組みが行われるのであれば、今まで培ってきた技術や魅力的な植物の提供は惜しまない。是非そのような機会があること願っている。

短いですがこれにて韓国紀行は終わりです。新しい取り組みも始まるので、また近いうちに再訪になるかと思いますので続編を楽しみにしていてくださいませ。
さ~~帰国したら南米からの植物が届いているころ。これもまた期待値大である。
週末は、目の痛みもあり軽いデスクワークと半年間で蓄積したものを落とし、清めるために夏の大祓のため氏神様を参拝した。

先月末にかけて目や足の怪我があったり、肩こり腰痛など身体全般に軋みを感じたりしたためもあり、少し無理したのかもと思えたので日々のお礼を兼ねてのお詣りをしてきました、おかげさまで少しリフレッシュした気分で、韓国へと向かうことができた。
今回の韓国訪問は約10年ぶりで久し振りである。そこで何故韓国訪問なのかというと、私たちが扱う製品に興味を持っていただけた企業との初めての面談と、バラエングループ会社と緊密な関係を持つ韓国法人の訪問がメインである。

久し振りに関西空港からの国際線出発で、随分雰囲気が変わっており、少し戸惑いながらラウンジで過ごしてから、仁川行きの飛行機で韓国をめざした。

定刻無事に仁川空港に到着。そこにはパートナーが迎えに来ていただき流暢な日本語でエスコートをしていただけた。


途中、飲み物を買ってきていただける合間に空港内の植栽を拝見した。よくある置き型ではなく、床に埋め込み式になっていて良い感じに仕上がっていたのが印象的であった。その後車に乗って移動。
街中に近づいた時にはランチタイムであったので食事をご馳走になってから事務所や倉庫を拝見した。事務所では以前問い合わせいただいた製品以外の植物をはじめバラエングループの扱う商品について話をさせていただいたところ関心を持っていただけた。
そして今後も協力関係を続けていくことを約束してミーティングを終えることとなった。その後は私の宿泊予定のホテルまで送っていただけ、再会を約束してお別れとなった。

私はホテルにチェックインし、現地で合流予定のパートナーが来るまで、部屋でデスクワーク。しばらくしてパートナーが到着。その後、ミーティングを兼ねての食事。

せっかくなので韓国と言えば焼肉なので、ホテルの近くで焼肉をいただきながら、色々な打ち合わせをさせていただき、コンビニによってから部屋に戻ることにした。
と言う感じで、久し振りの韓国の初日を無事終えることができた。さ~~明日もどのようなご縁があるか楽しみである。
今回は現地1泊、機中1泊でタイへ行ってきた。今回の渡航目的は、以前からお世話になっているノンヌット トロピカル ガーデンにて、最近国内外で注目が高まっている資材「アクアセル」とバイオスティミュラントの「マリネックス」による植物育成・管理の講習をするためである。

「アクアセル」に関しては、以前より代理店として活動し、特に海外においてお任せいただいているが、今回のノンヌット トロピカル ガーデンは東京DLの約5倍という広大な敷地に、溢れんばかりの巨大かつ希少な植物を保有されている。そのような素晴らしいロケーションでの提案のため、その成功如何によっては今後を大きく左右するものになるため「アクアセル」の講義はスペシャリストの片桐氏を招聘して行うことにした。

いつもの朝一番の飛行機で伊丹空港から羽田空港に移動。そこで片桐氏と合流。タイ バンコクへと向かう。往路の機内では、もっぱら花き園芸について語り合いながら気がつけばバンコク スワンナブーム空港に到着した。
着後は、かなり激しい雨の中、電車を乗り継ぎ、予定より少し早く最寄り駅であるプロンポンに到着。そして雨の上がってくれたので濡れることなくホテルにチェックインすることができた。

そして荷物を部屋において、すぐ再集合し、案内も併せて近くの商業施設の植栽視察を行った。

近年、バンコクでも施設内に植栽を施すことが多くなってきており、デザインなどは国内外で活躍する方も増えて、素敵なものも多く見かける。ただデザインは良いのだが、管理で苦戦をしている状況を多く見かける。それらの改善のために私たちの考える植栽方法はかなり有効であろうと話し合いながら、周辺を探索した。その後現地パートナーと合流し、ディナーミーテングをしっかり行い、明日に向けて各自早めに休むことにした。

翌朝5時に起床し、朝ごはんをいただいてから、車に乗り込みノンヌット トロピカル ガーデンへと向かった。
途中ところどころで激しい雨に打たれることもあったが、2時間強で到着することができた。

到着後しばらくして、責任者のW氏が到着。早速 車で講習を行う管理施設へと向かった。そこには既に多くの方が集まっていた。その方々は、植物管理をおこなう約1,000人のうち自身が管理する植物の担当責任者である。

そして早速、片桐氏による「アクアセル」による植栽とはどのようなものかを写真で紹介。その素敵さに一同は目を丸くしているのが印象的であった。

そして実際にレクチャーを行うと、皆が身を乗り出し、食い入るように観察していた。

質問タイムには結構踏み込んだ質問もありその熱心さには驚かされた。

さらに「マリネックス」の説明をさせていただくと、その効能にとても興味をもっていただき、サンプルを手渡すと、我先にと言う感じて手にしていただくことができた。

そして最後には試験としての対象を設置し、来月の結果を再度見に来ることを約束し、熱気を帯びた講習は終了となった。今回、タイで初めての講習会開催であったが、その熱心さには驚かされた。語弊はあるかもしれないが、タイでの講習を、ここまで真剣に聞いていただけるとは思ってはいなかった。
タイで色々な方とお仕事をさせていただいているが、中々約束を守っていただけないなどルーズであったり、スローペースであったりする人が多いが、ここノンヌット トロピカル ガーデンでは、全くそのようなことなく、日本で開催する講習会に参加される方より、熱心であったと思う。それはこの施設での素晴らしい教育と、植物を愛でる国民性と植物の生育への関心の高さだと言える。このような方々が調和し取り組んでいるので、この施設はここまで素晴らしく成長をしてきたというのが納得できた。
この分だと1ヶ月後には、成果が目に見えて出てきているのではと大きな期待をして講習会を終えることになった。


その後、半屋内の施設を見学し、ランチをいただきながらミーティング。そこにはボードメンバーの方もいらっしゃり、「日本の技術を大いに歓迎する。今後とも協力をお願いするとともに、このノンヌット トロピカル ガーデンの素晴らしさを日本で伝えていただければ」とおっしゃっていただけたので、又右衛門として引き続きの協力を約束させていただいた。


ランチ中には、タイらしいスコールにレインマン又右衛門が加わったような豪雨になったが、数十分で収まり、専用車で施設内を周らせていただいた。

まだまだ紹介させていただきたいものは多くあるが、あまりにも多すぎるので、興味ある方は是非ノンヌット トロピカル ガーデンのHP https://www.nongnooch.world/landing をチェックされたらと思う。

同行の片桐氏は初めてのため、この施設のスケール感に終始驚かれていたとともに、「アクアセル」の可能性を十分に感じていただけたと思う。幾度も訪れている私でさえも来るたびに拡大され、新しい植物やモニュメントが増えていくことに驚いているので当然であろう。

お互いがそのような感動に興奮しながら、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。そして片桐氏をホテルに送り、私はミーティング後空港に向かい帰国することになった。

今回、スペシャリストの片桐氏に貴重な時間を費やし現地でレクチャーしていただいたことは、とても意義深いものであった。あらためてこの機会を提供いただいた関係者の皆様に、片桐氏、参加者の皆様に、ここで感謝をのべたいと思います。ありがとうございました。

今後は又右衛門としてはガーデンの素晴らしさを日本に。「アクアセル」「マリネックス」だけではなく、日本の素晴らしいものをどんどん紹介をしていきたいと思う。
まさに私のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」であろう。引き続き頑張っていきますので、是非一緒に歩んでいきたいと思いますので共感いただける方は是非、又右衛門まで直接ご連絡をいただければと思います。待ってま~~す。
さてと、今日は帰国だけの日になる。朝早めに起きてパッキングを行い、部屋を整えてから予定通りの時間にチェックアウトを行い、地下鉄は使わず歩いてバレンシア空港へと向かった。


ただバレンシアに着いてホテルに向かう時に使った裏口のような通路が通行止めになっており少し焦ったが、地元の方が親切に教えていただいたので迷うことなく無事に空港に到着。チェックインもスムーズに終えることができた。

そしてまず往路と同じコースで帰るため、まずはパリ シャルルドゴール空港をめざす。約2時間半のフライトであったが、今回の訪問を振り返っているうちにあっという間に到着。往路よりは少し複雑な経路をたどりながらも無事に予定されている出発ゲートまでたどり着くことができた。

そして出発のまでのトランジットの約7時間をラウンジで過ごし、このブログを書いている。
今回の訪問は大変お世話になっているクライアント様の取り置き分の植物のチェックと新たに検討いただいている植物をチェックするための訪問がメインであった。おかげさまでご依頼いただいた植物は全てとても良い状況であった。新しく私が提案したい植物も、他社からの依頼があるようだが、特別に私を優先していただけるとのことでありがたいことである。早速帰国したら提案にいこうと思う。さらにその他にも次のプロジェクトに胸を張って推薦できる植物とも、いくつか出会えたのはとても大きな収穫であった。
また現地にて色んな方々との情報交換をすることで、今後大きな影響があるような重要事項などを見聞きでき、今後どのようなことが起きてくるかなどの重要な事柄を察知することもでき、Webミーティングなどでは決して得ることができない情報や感覚を肌で感じることができたのは何よりもの収穫であった。

正直、ドアtoドアで片道24~30時間の移動。今回のように一回も連泊はなく、毎日早朝から深夜までの活動は少々体に応える年代になってきており出張は控えたいなとも思っていたが、このような情報を手に入れられるのであれば、無理してでも再訪しなければならないと感じた。早ければこの10月になるであろう。

植物の売り買いだけであれば私たちの優秀なスタッフに代行はしてもらえるであろうが、海外にてアンテナを張り情報収集を行い、今後の進め方や経営にいかすことは、マニュアル通りではいかないため、簡単に引き継げることでもないため、形にできるまでもう少し頑張ろうかな?と思った。
さらに私のアテンドをしていたこの約1週間。朝ごはんも食べる時間がないほど早い朝から、晩御ごはんもレストランに行く時間も無く数度しか食べられないほどのバタバタの中、ドライバーと通訳、ガイドをしっかり行っていただいたMAKIKO氏には本当に感謝である。そんな彼女とも一緒にビジネスを行っていくため、そして笑顔で再会できるように新しいプロジェクトも起こしていくためにも、又右衛門はもうひと頑張りしなきゃであると思えた。

さ~~あとは日本行の飛行機に乗り込むまで居眠りしないでラウンジで待つことにする。今回も又右衛門スペイン紀行2025年5月を最後までお読みいただきありがとうございました。このブログがいつものようにアップされれば又右衛門は無事に日本に帰り国内で活動していることになります。皆さんにお会いして今回の報告を直接できることを楽しみにしています。ではでは~~~。
さ~今日は実質最終活動日。それも午前中だけである。今日は前回より取り置きをしていただいている植物のチェックと新しい提案をいただくために懇意にしているナーセリーを訪問した。

まずは高さ約13mもある背の高いオリーブ。既にきれいに洗浄をされているのを確認することができた。私の荷物であるのでかなり念入りに行っていただけた。その際には少なからずダメージはあったと思うが、しっかりした芽や葉が出ていてとても良い状態であったと言える。到着が楽しみである。

以前にも入荷したテーブルオリーブ。お気に入りのスタイルに再び仕上げていただくためいくつかをセレクトさせていただいた。

他にはとても良い形のチョリシアも順調に生育していた。さほど大きなものではないが、とても愛くるしいフォルムである。ここで預かっていただいているうちにも、いくつかのバイヤーから譲ってほしいとの連絡があったそうである。この子ももうすぐ日本に来ることになるであろう。楽しみにしていただければと思う。

他には写真のような手の込んだ細工をしているものを観ることができた。うまく仕立てていたのが印象的である。おそらく中国であろう。この繊細さには頭が下がる思いである。
他にもお互いのタイムリミットまで多くの植物を紹介していただき、今後の打ち合わせを行った後に秋の再訪を約束しお別れをした。
その後いくつかのナーセリーに挨拶に行こうとも思ったが土曜日の午後のためほぼ休みのため、ここでスペインでのナーセリー訪問を終えて、今日の宿泊地であるバレンシアに向かうことにした。

バレンシアについた頃には、大幅に昼をまわっていたが、超遅めのランチとして現地スタッフお勧めのGOYAというレストランを訪れた。ここはコンテストで何度も優勝しているお店で簡単に予約もできないが、現地スタッフが懇意にしているため特別に席をつくっていただけた。

そしてしばらくして今回食べたかったカルドッソ(カルドソ)が運ばれてきた。カルドッソはスペイン・バレンシア州の米料理の1種で欧風の雑炊、リゾットのような感じである。バレンシアといえばパエリャ(パエージャ)が有名だが、スープ感が豊富なカルドッソも私は大好きである。そして勝手に今回強行軍であったスペイン訪問の心身のご褒美にアツアツのカルドッソをいただき、とても満たされた気分になることができた。

食事が終わる頃に、オーナーシェフであるフェルナンドさんがテーブルにまで来ていただけお話をさせていただくことができた。そして食事の最後にはシャンパンを使った特別なデザートまでプレゼントしていただき素敵な時間を過ごさせていただけた。
その後、空港に近いホテルにチャックイン。今回の訪問でも奮闘していただいたバラエングループ スペイン事業所のMAKIKO氏と最後のミーティングを行って、再会を約束してお互いが背中を見送ることになった。
その後私は夜食をスーパーで買い物し、眠気が来るまでパソコンと向かい合い、眠る前にシャワーを浴びてスペイン到着最初の夜と同じホテルでスペイン最後夜を過ごさせていただいた。さ~明日は帰国のみである。落とし物失くし物しないように最後まで気を引き締めていこう。