四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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週末に出国準備を整え、今日オーストラリアに向けて出発である。今回の訪問目的は昨年に現地で選び抜いた巨大なボトルツリーを日本に迎え入れるために、掘り上げ作業を行うためである。きちんと日本に迎え入れるためにはしっかりした確認及び作業をする必要性があるため、私も現地に向かう。
まずは朝一番に少し用事を済ませ、万が一に備えて少し早めの飛行機で伊丹空港から羽田空港に向かう。不思議なもので時間に余裕がある時に限って、スムーズに進んでいくもので、遅延もなく無事に羽田空港に到着。
羽田空港では無料ラウンジを使わせていただき、そこで軽く食事をいただきながら出発前のデスクワークをゆっくり行い、定刻発のシドニー空港に向かった。
今回限られた時間での作業もありかなり集中して行わなければならないが、その分やりがいも多く楽しみである。
さ~明日の朝にはシドニーについているはず。そこから乗り継いでブリスベンへと向かう。現地では通信が不安定なのと疲れきって書くことができないかもなので、ブログは帰国前の機内か帰国後のアップになるかと思うのでお許しを。その代わりせめてFacebookには写真だけでもアップしたいと思うので、そちらをご覧いただければである。
ではではいってまいります。
昨日ノンヌット トロピカルガーデンを出発し、農場に顔出ししてバンコクの宿泊地をめざしたが、そこから大渋滞に、はまってしまい先を見れば見える範囲の信号を越えるのに、何と2時間20分。さすがに心身ともにぐったりである。
それでも何とかホテルに到着。疲れたのもあるので近場で簡単に遅めの晩御飯を食べてから部屋に戻ることにした。
次の朝は、急遽オーダーがあった植物を何とか最短の日程で輸入するために、産地に連絡し、洗浄したものを受け取り、パッキング、輸送、ドキュメント作成などを行い進める作業を行った。
これで準備をうまく整えられれば何とか今週中に日本のクライアントに届け、ご要望にお応えすることが可能である。何とかやり遂げたいという考えで準備を進めた後、少し遅くなってしまったが、バンコクから3時間30分かかる街まで車を急がせた。
途中ランチと好物の焼きバナナを食べたのだが、焼きが少し甘いせいか渋みが残っていて少し残念であった。
それでも好きな食べ物なので、美味しくいただき、再び車を走らせ夕方に無事にホテルに到着することができた。
ホテルはこじんまりした少しアンティークな感じがする。そ~~つと玄関を入ると、とても丁寧な対応をしていただけるか少し薄暗く、不気味な感じすらする。
壁にはクモやミイラがあり、かなりやばいホテルに来てしまったと思っていると、よく見るとハロウィン装飾であった。もともと都心から外れた薄暗い感じのホテルだったので、すっかり勘違いしてしまったと思うと同時に、安堵することができた。そして部屋に上がったが、部屋は部屋でハロウィン装飾とは別に少し薄暗く、中々落ち着くという訳にはいかなかった。
その後各自デスクワークをおこない、ディナータイムに再合流。明日の打ち合わせを食事しながら行い、終了後は移動の疲れもあるので、各自部屋へ戻ることにして、私は宿題を済ませ、初めて食べるアーモンドチップスを食べながらデスクワーク。このチップスはノンフライ、グルテンフリーで美味しい。そしてブログを書き終えた頃には日付が変わっていたので、そろそろ休むことにする。何も怖いことが起こりませんように(;^_^A
おやすみなさいませ。
帰国の途につくためにホテルのスタッフにいってらっしゃい!と笑顔で送り出され、車でバンコク スワンナプーム空港に向かう。
時間が遅かったため比較的道も空いていたので余裕をもってチェックインすることができた。
チャックインの際に、いつも乗っているエコノミークラスの座席が、ダブルブッキングでいっぱいのため、ビジネスクラスに変更させてくださいとのことである。一生懸命頑張ったので神様からのプレゼントと思ってありがたく変更を受けさせていただいた。私たちは普段、当然ながらビジネスクラスに乗ることは会社規定でも、予算的にも無理なので、わずか5時間強ではあるが、かなり疲れがたまっているのでとてもありがたかった。
また、ラウンジでは私の活動を知っていただいている職員の方からお声掛けいただけるなど、多くの方に又右衛門は支えられて、励まされて勇気づけられているのだなとあらためて思う。せっかくの座席であったがパソコンを触っていたら時間が経つのも早く、気がつけば周りは明るくなり、食事をいただくとあっという間に関空に到着した。
今回も含め正直、長距離の飛行機に乗ることは苦手であるし、疲れがとても溜まってしまう年代にもなってしまったので控えたいと思っているが、日本国内だけのグリーンビジネスにおける小競り合いや、ビジネス自体の今後の伸びしろを考えると、日本国内にとどまり頑張っても限界は見えているので、海外で日本以外に向けてのビジネス展開も積極的に行わなければ会社の成長はないであろう。それどころか必ず先細りにもなってしまうと考える。
そのためにも又右衛門は老体に鞭打ってもう少し頑張っていこうと思う。マリネックスを飲みながら・・・・・
今日が今回のタイ訪問での最終活動日となる。今日一日の予定は、欧州のパートナーから依頼をいただいている大型のフィカスと日本で需要が高まっている3~4mクラスのベンジャミナを探し当てるのが目的である。
場所は初日に来たナーセリーのパートナーが事前に調査済みのナーセリーとその周辺をもう少し深堀してお目当てを探すことにする。
朝イチホテルをチェックアウトし、荷物を預けて車で現地をめざす。渋滞はほぼなく約2時間30分で到着した。
早速パートナーと一緒に、既に掘り上げ済みのベンジャミナを数か所まわって確認した。写真は次のよう
日本では大型になるがこちらでは、それほど大きいものではない。またベンジャミナは日本ではフィカスの中でも人気が高いが、タイではそんなにも人気が高い樹種ではないため栽培されているのも少ない。
ただ日本で大き目の栽培が中々ないため多くの取引先から問い合わせをいただくので、価値あると判断したら、リスクはあるが確保して又右衛門エリアで管理をしていこうと思っている。中には枝垂れるタイプのベンジャミナもあったので候補入りさせた。
こんな感じで今回も多くのベンジャミナを確保することができた。中には家庭の事情で店じまいをするためまとめて買い上げて欲しいナーセリーもあり、できるだけ要望には応えたいと思う。
ベンジャミナ以外には菩提樹やベンガレンシスや他のフィカスもリスト入り。
他にも木肌がユニークなものあり、クライアントに喜んでいただけそうである。
他にも品種を確定できないものがあったので、そのままでは輸出ができないので、専門家に依頼して学名を確定させなければである。結構手間もかかるので根気がいる仕事になる。
他にも気になる植物がいっぱいあったが、今回は時間切れとなったので、後ろ髪をひかれる思いで現地を後にした。
帰りの車では、車酔いと闘いながら欧州のパートナーにとりあえず写真を送付。あとは帰国して大急ぎでリスト作成に入らなければならないので一仕事である。といっても有能なアシスタントにお願いして作ってもらうのだが(;^_^A
帰りは前回のように渋滞もなく割にスムーズにホテルにつくことができた。そして近くで食事をいただきながら最後の打ち合わせをし、帰国を残して全ての行程を無事に終えることができ、価値ある渡航となった。さ~~あとは気をつけて帰ろう。お世話になって皆さんに感謝である。
今日は、今回のタイ渡航のメインとも言えるパタヤにあるノンヌットトロピカルガーデンへ、先月から始まったテストの検証と、頼まれた資材をお届けするための訪問である。
今日は大きな会議が開催されているため、いつもより大型バスが多く停まっていた。そのような中、納品口に車を進め、ご依頼いただいたものを降ろし無事にお届けすることができた。
続いて担当者と一緒にバックヤードに向かい、先月(約5週間前)訪問時におこなった、アクアセルとマリネックスを使っての植物生育テストの検証をセクションごとに行うことにした。
各植物のゾーンへは車で移動。施設の敷地は東京DLの約5倍。その施設に溢れんばかりの植物を供給するためのバックヤードなので、恐ろしいほど大きい。生産者いくつか分の広さがあるといっても過言ではないほどである。
しばらく車を走らせ到着。まずはペチュニアをチェックした。右のペチュニアがマリネックスとアクアセル、左がアクアセルだけである。どちらもボリュームがあるが、アクアセルとマリネックスとの両方を使ったものが明らかにボリュームがあり、軸もしっかりしていた。
次はビンカ。左がマリネックス&アクアセル。右がどちらも不使用である。こちらも変化がしっかり出始めている。
これはコリウスやペンタスたち。トレイに入っているのがマリネックス&アクアセル。草丈が伸びすぎた徒長したものになっていないのがよくわかる。このゾーンの担当者には高く評価をいただけた。
再び車に乗って移動。次は観葉の施設。これはドラセナ。マリネックスとアクアセルを使用したものとは成長に大きな差が出ているのがわかる。
鉢を裏返すと発根状態も大きく差が出ていた。
ペペロミアでは使用したものは一見小ぶりにも見えるかもしれないが、せっかんが詰まっておらずしっかりしている。そのためもっと大きくなった時に軸が倒れたりせず良い形に仕上がるであろうと思う。
他にもいくつかの観葉も試したが、あまり変化がないものもあった。ただまだ5週間のため今後に大きく変わってくるであろうと思っている。
ネオゲリアでは大きく差が出た。今回は左がマリネックス&アクアセル。右がどちらも不使用である。担当者曰く大きく差が出たのは大きさだけではない。葉先の枯れも大幅に少なく、古い葉の枯れが遅いため大きくもなるとのことで、とてもにこやかであった。
そして最後にランのゾーンへと向かった。ここでは展示したものを引き上げて管理をしており、そこにマリネックスを沁み込ませたアクアセルを根元に使用したとのこと。真ん中の小さな株が通常管理、両端の株がマリネックスとアクアセルのコンビである。サイズや発色、株が立っている。今まではこのような場合は黄化して枯れるケースも多かったとのことで、この違いにとても驚かれていた。
根の付近のアクアセルをはがしたところ、両社ともまだ根は少ししか出ていないため現段階ではマリネックスの効果が大きく出ているのかもしれない。今後はアクアセルの効果もさらに出てもっと違いが出ると思われるので期待したい。
これは植栽から戻ってきたバンダ。これの養生にマリネックスを使用したところ、既に新しい根が出てきていると驚きながら喜んでいただけた。
私からは管理中にマリネックスを葉面散布すると、バックヤードに戻ってくることもなくなるかもしれないと伝えると、とても納得して喜んでいただくことができた。
さらに新しくリリースしたマリネックスに肥料成分を添加した「アースフィールMN」の紹介をさせていただきサンプルとして少し渡すことにした。このMNを使用するとさらに大きな効果を得られることを説明すると、小躍りするようなしぐさをみせて、結果を見るのが楽しみといっていた。
第一回目の検証で大きな成果をあることができ本採用になるために大きな一歩を踏み出せたと感じた。ただ既存のタダ同然のヤシ殻とアクアセルの価格差は大きい。少しの変化では採用されるとは思わない。また人件費削減や手間の軽減などに関してもスタッフが1000名いるため、単純な計算だけでは難しいかもしれない。現場と経営者は違う計算式で考えるためである
ただ今回のように枯れるものが息を吹き返させたり、今までできなかった場所に装飾ができるようになったりなど今までできなかったことができるようになると、大きく評価いただけるのではと思っている。そのような結果を出せるよう引き続き生育を注視しながら、技術の向上につとめていければと思う。
そして2026年から2027年にかけて開催されるEXPOにつなげていければと考えているので乞うご期待である。暑さで疲れている植物さんたち。待っていてね(^^)/
タイは現在雨期である上に又右衛門が行けば、雨は当たり前である。今日この日も雨がきついため、マーケットなどの調査は控えて、たまったデスクワークや緊急のWeb会議が行うことができた好都合の1日となった。
雨が止んでいるうちに、近くのショッピングモールを定期チェックしてきた。屋外の植物は雨を受けていつもより元気そうに見えた。
いつも気になる高架下の植栽は、日当たりが鈍いところでは生育が厳しい状況であった。
こんな感じで日照不足もあるが、土壌も良くないためかなり厳しい状況である。個人的には物理的な改善とマリネックスを使った土壌改良を行うか、いっそこのような土壌はあきらめて、アクアセルで施工すれば大きな改善ができるのではと思う。是非このような取り組みを一緒に行ってくれるパートナーを募集したいので、共感いただければご連絡をいただきたい。
モールの中には必ずお花屋さんが入っている。前からすれば品質は向上しているが、まだまだ日本などの鮮度には追い付いていない状況である。ただ中国などの国からの輸入に依存している部分が強いので致し方ないことかもしれないが。
雨が一時的に止んだ時に屋外の花屋さんもチェック。よくこのお店の前を通るが、お客さんは常にいるので、花を飾る人が一定数いることを感じる。
道路わきには、鉢植えの移動販売車がでていた。小鉢の観葉が主に販売されている。バンコクではたまに見る光景である。今回も売り始めか、多くの植物を積んで販売に来られた。
この国は仏様へのお供えや、自身のベランダに植物を飾るなど、貧富関係なく植物を愛でる国民性は素敵に思う。きっと日本以上に植物を生活に取り入れているのではないかと、街歩きをしながらあらためて感じた。その後ホテルに戻り、ディナーミーティングのため夜は外出して遅くなったので、シャワーを浴びてメールチェックを行ったので、そろそろベッドに倒れ込もうと思う。おやすみなさい。
今日は、フィカス同様に欧州からリクエストいただいたブーゲンビリアを探しにいくつかの農場を周ることにした。
朝ホテルを出発し約2時間半でブーゲンビリアを生産する農家が点在する集落に到着した。
ただ事前調査とは違い大規模で生産しているところがなく、ほとんどが家内生産の状況。そのため私が欲しがっている大型のものはあまりない。
大きなものでもこのようなサイズである。これではだめだなとお礼を告げて、次に生産者のところへ行ってみた。
ここも同じようものである。あと数件回ったがどこも同じようなもので、中々良いものに出逢えない。ただ別の地域で大型のものを生産しているところを紹介いただけたのは、貴重なことであった。
そしてこの地域でのこれ以上の長居は無意味と思い、最後にアポ入れしておいた農場には失礼がないように、挨拶だけをしに行くことにした。
同じ地域なので数分で到着。ここも同じようなサイズ感のブーゲンが並んでおり、今までと同様、家族で管理をされているようであった。ただよく見ると少し珍しいものに出逢えた。
これがそうである。(写真はわざとぼかしています。)この種は日本で見たことがなく、面白いと思って聞いてみると新しい品種とのことである。それも自分で作ったものであるとのこと。そうここはブーゲンのブリーダーの農場であった。それを聞いたとたん又右衛門含めパートナーの眼が輝いた。早速ビジネスの話をさせていただいたところ、うまく組むことができれば面白い取り組みになりそうと直感的にかがやいた。
他にも葉の形状がユニークなものある。面白い。先ほどのものも含めて写真をきっちりアップできないのが残念である。ただうまくいけば来年の春にいくつかは日本で展開できるかと思うので乞うご期待である。
その代わりではないが花き事業者の方にとっては珍しくはないが、ブーゲンにも色んな色があることを知っていただきたいので、下記にいくつか写真をアップします。
いかがですか?色んな色がありますね。中には見たこともない色もあるのではないですか?
これなんかも日本では少ないですね。切り花にできるのであれば面白いかなとも思います。
このような品種を4~5色をミックスさせて大型のトピアリーをつくることも可能です。
又右衛門はこの暖かい色合いのMIXに癒しを感じてしまいます。
今回は欧州のオーダーを的確に捉えられた品は見つかられなかったかもですが、求めている生産者の手がかりを教えていただき、さらにブリーダーの方との接点ができ、次につながるご縁ができたことは大満足である。是非前向きに検討し積極的に取り組んでいければと思う。これでまた一つ楽しみが増えた。次の訪問が楽しみである。
今日は午前中、現地パートナーの施設で、日本から持ち込んだ植物の養生を行った。
どのような品種の植物かについては、今のところ伏せさせていただくが、日本でも珍しい個体であるのは確かである。
日本から出る時に、きれいに根を洗浄しているので、こちらでは水苔にマリネックスの希釈液をしみこませ植え込むことにした。将来的にこの木が親木となって生産体制に入ることができれば面白いと思うので乞うご期待である。
食事後、商業施設の植栽のチェック。相変わらず粗さが目立つ植栽である。是非日本の製品や技術を紹介したいものである。そしてついでに明日の朝食の買い出しをしようとお店を歩いていると、ある男の人に呼び止められた。どうしたの?と聞くと少し離れた床を指さしたのでその先をたどってみると、何と私のクレジットカードが落ちていた。
このカードは海外出張時には欠かせないカードであるので、本当に助けられた。タイの善い人に本当に感謝である。ありがとうございました。
こんな感じで相変わらず周りに気になるものがあれば、そちらに気をとられて注意散漫になってしまうため、今日はこの辺で部屋に戻って、夕方からの打ち合わせまでデスクワークを行いことにした。
そしてパートナーとディナーミーティングを居酒屋で行った後、部屋に戻ってこのブログを書き終え、日付も変わったのでそろそろ休むことにする。おやすみなさい。
今日は、欧州からリクエストがあった植物のうち、大型のフィカスを探すため現地を周ることにした。
今日もホテルから約2時間半で現地パートナーのところに到着。早速周辺も含めてフィカスなどの大型植物を育成・管理するナーセリーをまわり、提案候補となるものをピックアップした。
これは詳細な品種はまだわかっていないが、中々良い感じのサイズ感である。葉は少し大きめ。あまり日本では見かけない品種である。
これはアルテシーマのグリーンとのこと。葉が少し小さく薄いのでアルテシーマのようには感じなかったが現地パートナーはアルテのグリーンとの判断であった。
ベンガレンシス。これも候補になるであろう。
これはマクロカルパのようであるが断定はできない。かなり大きなものでインパクト大である。
続いて菩提樹。幹や葉張りの感じも優しく素敵な1本である。これはおすすめである。
この木の種類はわからないが、幹が根のように複雑に絡み合った芸術品のような逸品である。探そうと思ったときには見つからないようなもの。これがすっぽりはまる施設に出逢いたいものだと感じた。
他には存在感いっぱいのプルメリアの古木。とても良い感じである。これは欧州提案というより今進行中の日本のプロジェクトに、はまりそうなので要検討としたいと思う。他にも数多く欧州に提案できるものに出逢えたので、とりあえず帰りの車中でWhatsAppで連絡をしてみよう。欧州のパートナーからの反応が楽しみである。
今日はタイにて又右衛門エリアを確保し、植物の管理をしていただいている生産者のところへと向かった。バンコクから約2時間30分の道のりである。
ホテルを出発し、しばらくして朝ごはんがわりに買ってきていただけた焼きバナナをいただいた。いつもの品種と違うバナナだったが、それなりに美味しくいただくことができた。
途中ではココナッツミルクで炊いたモチ米を竹筒につめて焼いたものを購入。安定した美味しさで、私はこの地を訪れた時には、必ずひとくちはいただくようにしている。そのため屋台の方も覚えていただいている。ありがたいことである。
しばらくして生産者のところに到着。まずは預けている植物をチェックすることにした。少しつめて置いているために、葉張りが弱いので、場所の移動と植え替えの指示をさせていただいた。
早速、又右衛門エリアを拡張してくれるとのこと。ありがたいことである。
また前回訪問時にオーダーしておいた植物も良い感じで到着しているのも確認ができた。
また根洗い済みである小さい葉のブーゲンも良い感じで生育している。他にホウオウボクなど含め、日本には恐らく来春の到着になるかと思うが、どれも良い感じなので楽しみにしていただければと思う。
そこからしばらく移動し、日本からのオーダーのフィカスを探しに行くことにした。タイではフィカスはとても多いが、ベンジャミナなどはあまり多くないため、探すのは一苦労である。そのような中、候補になるものを何とか見つけることができたので、早めに掘り上げ、根洗いを行って植え替え、適期に施肥を行い、ある程度のサイズに達したらハサミを入れて仕上げをしていきたいと思っている。
このような工程は日本では数年かかるかもしれないがタイでは約半分の時間で行うことができるため時間短縮ができる。それでも納品には時間が足らないぐらいなので、早速資材を調達し、次のステップに進みたいと思っている。
その後他の植物をチェックしたころには夕方となり、空が急に暗くなりスコールが来そうなので、今日はこの辺で終えることにしてホテルに向かうことにした。
途中思っていた通りにゲリラ豪雨のような強い雨に遭遇。視界が悪いため渋滞にもなり、かなり時間はかかってしまったので、ホテルではなく途中で車を降りて、食事を行ってから帰ることにした。
レインマン又右衛門なので雨はいつものことであるができれば晴れていたほうが助かるので明日の雨を願って休むことにする。おやすみなさい。