四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

昨日の朝、陸路でマレーシアへと向かった。時間帯によれば入国ゲートが渋滞で、通過するのに2時間を要する場合もあるとのことだが、私たちは比較的スムーズに通過でき、目的地である生産者のところに時間通りに到着することができた。

 

 

まずは農場のオーナーにご挨拶をさせていただき、その際にここの農場について教えていただいた。私の控えが間違っていなければ、1100エーカーという広大な敷地で、約600人のワーカーの方々が就労されているとても大きな農場である。

 

そして私たちバラエングループの取り組みなどについてもお話をさせていただいた後、早速車で各圃場を拝見させていただいた。

 

 

この農場では、さまざまな計測器でphやEC値、N・P・Kなど土壌に数値も測量し、植物自体の数値も計測しながら生産をしており、その数値に併せて施肥などを行うとのことである。

 

 

私はこの農場だけであろうがマレーシアの生産者がそこまでしっかり行っていると思っていなかったので正直驚かされた。

 

 

 

この農場は、観葉植物をオランダに向けて継続的に輸出しているため、生産のほとんどが土を使わず、ココピートもしくは軽石などで生産し多くの実績を有している。さらに欧州では当たり前である環境配慮においては日本以上に取り組んでおり、私たちが学ぶべき生産者であると感じた。

 

 

この木は、オランダの特別な施設に使われる予定であるが、土はもちろんココピートなども使わず、きれいに洗われた軽石だけで管理されている。このような大樹を軽石のようなもので、管理するのに問題はないか?と尋ねると、試行錯誤し現在まで来ており、土やココピートより好結果を残しているとのことである。

 

 

そして一本一本しっかり管理をしていて、これもまた日本の生産者以上であると感じた。

 

 

またハイドロカルチャも手掛けるなど、さすがオランダに輸出しているだけのことはあると感じると同時に、そのまま日本向けにすぐ出荷できる企業であると思えた。引き続き圃場を順番に周り、一旦区切りをつけてランチをすることにした。

 

ランチには農場のボードメンバーが集まり、円卓を囲みながら、終始とても和やかな雰囲気で情報交換や今後について話をすることができた。

 

 

午後は再び広大な圃場に戻り、数多い植物を拝見させていただくことにした。ここの農場はアジアを代表する観音竹生産の継承もしており、とても多くの観音竹が栽培されていた。

 

 

オランダ向けの均一な植物の大量生産だけではなく、写真のような自然形のドラコなどもあって、圃場を周りながらとても楽しく感じた。

 

 

中には、取引先からリクエストいただきながらも、タイやスペインで中々見つけられないフィカスを探し当てることができた。まさかマレーシアで出逢うことができると思っていなかったので、本当にありがたく思えた。

 

 

ヤシ類もココピートで生産されているため、あらためての洗浄の必要性もない。さらに線虫対策としてプラスチックシートやブロックなどで、土壌からPOTを隔離されているものも多く、申し分ない状況であった。

 

 

他にも日本からリクエストをいただいているものや、又右衛門が個人的に探しているものもあり、陽が落ちるまでしっかり周回させていただいた。

 

辺りが暗くなったとこで一旦、事務所に戻って、夕食会場へと移動することになった。

夕食会場には、欧州の著名な建築デザイナーも同席となり、様々な情報交換をすることができ多くを学ばせていただけた。食事が始まったのが遅かったせいもあるが、ホテルについた頃には日付も変わっており、私はこの日の記録などをしながら、朝を迎える前に、広いベッドを一人占めにして、優雅に就寝させていただいた。

 

そして朝、ホテルに迎えに来ていただけた車にのり、再び農場へと向かった。本当は今回の訪問は、視察だけのつもりであったが、今まで見つけられなかったクライアントの要望に応えられるものがあり、その他、又右衛門が気になるものもある。さらにこの農場がすぐにでも日本向けに出荷できる施設を有しており、まだまだ拡張をしているということから、是非取引を始めるべきと思い、いくつかの植物をピックアップすることにした。

 

そして又右衛門専用にと赤いタグを用意していただけたので、早速タグつけを始めた。

 

 

まず気になり確保させていただいたのが、観音竹とも言え棕櫚竹とも言えるが、少し雰囲気が違う。農場の方に聞いたところ、葉が小さく細くて従来品種からの変種であろうとのこと。さらに現在ここにあるだけで全て終わりということなので、迷わず数本に赤いタグをつけさせていただいた。きっと近くあるプロジェクトで活躍をしてくれるであろう。

 

 

他にも高さ6m以上のタビビトノキや

 

 

高さ5m以上のアレカヤシやユニークな形のコンシンネなどもチェックさせていただき、午前中いっぱい農場を走り回らせていただいた。

 

 

そしてローカルな食堂であるがとても人気のあるお店でソウルフードといえる肉骨茶をおただいた。ニンニクを多く添えながらの食事は美味しいだけでなくパワー充電ともなった。

 

 

これはインド菩提樹である。欧州向けに出荷されるものである。健康状態は良好である。

 

これはドラコ。先の細さと、ユニークな形状、使い頃のサイズ感もあり、現在依頼を受けているプロジェクトに、うまくはまればおもしろいと思った。

 

場所を移動して、見つけられたフィカス。これはアムステルダムではなく、ショウナンゴムでもない種。探していた品種である。とても興味深いので早速マーキングをさせていただいた。

 

他にも気になるものも多くあったが、残念ながら日没前となり、この辺で今回調達を終えて、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にした。この周辺や範囲を拡げると約200軒の生産者がいるとのことである。まだまだお宝が眠っているようで興味津々である。

 

そして最後に皆さんと食事。そこでは農場のオーナーから、農場内に又右衛門エリアをつくることの提案までいただけ、本当にありがたいと感じた。

 

 

広大な敷地に管理された施設。まだまだ拡大中であることが本当に魅力的であった。そして何より魅かれたのが、ここで働くワーカーが笑顔でとても機敏に動いていることである。オーナーとのワーカーの信頼関係が構築されていることがうかがえる。とても素晴らしく、うらやましくも思え、是非引き続き取引をしたいと感じた。

そして食事終了後、今後の取り引きと再訪を約束し、私たちはシンガポールに戻るために、再び車に乗り込んだ。

 

そしてマレーシアを出発後、約2時間半、日付が変わってからシンガポールのホテルに到着した。とても短い訪問ではあったが、収穫の多い価値ある訪問となった。あらためてご縁を繋いでいただいた方に感謝である。

さ~~明日は最終日。シンガポールで活動し、深夜帰国である。明日を楽しみにして仮眠することにします。眠気のあまりに、いつもの乱文がさらに際立ちごめんなさい。そしておやすみなさい。

先週は内向きの活動のため、派手さはないが、今後の活動においてとても重要な週であった。

そして週末から私は、久し振りになるマレーシア・シンガポールへと向かう。マレーシアは何年振りかを思い出せないぐらい久し振りで、シンガポールも横浜園芸博覧会の企画段階で協会の方々をガーデンズバイザベイにご案内させていただいた以来となる。

早朝に起床。朝一番の飛行機で伊丹空港に向かう。いつも利用させていただいている無料ラウンジは、日曜日ということもありガラガラであった。仕事の方々が少ないからであろう。

富士山を眺めながら、少し遅れて羽田空港へ到着。羽田空港の国際線は伊丹空港と違って大混雑。検査場には数百人の長蛇の列ができていた。

出国手続きを無事に終えて、搭乗口に向かう途中に、先月のスペイン行きで携帯電話を置き忘れた際にお世話になったインフォメーションに向かって最敬礼してから搭乗口へと向かった。

出発ゲート混雑もあってラウンジではゆっくりできずで、お腹が空いたまま搭乗口へと向かい、そのまま搭乗。しばらくして配っていただいた機内食を完食。そしてPC作業をしているうちに、あっという間に7時間30分が経ち、シンガポール チャンギ空港に到着した。

ただあっという間といっても、少し痩せてお尻の肉が薄くなったのか、運動不足でお尻の筋肉がなくなったのか、座席を倒さず、まっすぐ座ったままの8時間近くは結構辛かった。

短い訪問のため、預け入れ荷物がないのとAPEC専用レーンにて入国審査を受けたのもあり、結構早く入国ができた。

空港内の植物をチェックしながら、空港を出てホテルに直行。横目でガーデンズバイザベイを観ながら、約20分でホテルに到着することができた。

ホテル到着後、大変お世話になった方と合流。せっかくなので一緒に食事へと出掛けることにした。にぎやかな川沿いを思い出話しながら歩く、とても懐かしい気分になれた。


ホテルから歩いて約15分。地元の方にとても人気のお店に到着。そこで並ぶこと約30分で席に着くことができた。

ここの人気メニューは写真中央の肉骨茶(バクテー)パンチが効いている透き通ったスープがとても美味しかった。ネット情報によると豚のスペアリブをニンニク、白胡椒、漢方食材とで長時間煮込んだ薬膳スープで疲労回復になどに効果が期待できるとのこと。今の又右衛門にはとてもありがたい料理であった。さらにローカルフードなので、体だけではなく、財布にも優しい食事となった。その後ホテルに戻る前に、近くのスーパーを立ち寄り、夜食をゲットしてそれぞれ部屋に戻ることにした。

私は部屋でデスクワークしながら、さっき買ってきた豆腐プリンと食べる。さらにバナナチップをいただいた。近年タイによく行くようになったため少しバナナにはうるさくなった又右衛門だが、このシナモンがかかったチップスは結構美味しかった。そうこうしているうちに日付が変わろうとしたので、シャワーを浴びて横になることにした。

さ~~明日は、早朝にホテルを出発。国境を越えてマレーシアへ。どんな一日が待っているかとても楽しみである。

前日が活動初日で今日が最終日とは・・・・となるが今回の渡欧は今日のミーティングがメインである。

 

時差ぼけのせいか数時間の仮眠程度で目が覚めたので、そのまま作業をすることにした。ちょうど今日の打ち合わせは相手様の急な予定変更もあり、短時間でしっかり話し合わなければならないことが多いため、お互い話がそれたりしないためや、感情的にならないためにも、話し合う項目の優先順位と内容を決める台本をつくったり、追いつけていない社内資料のチェックをしたりなど、多少は眠いもののとてもありがたい時間となった。

 

 

出発意予定の時間にホテルを出発。また数百キロ離れた企業のところに訪問である。目的地に向かう途中、資料の読み返しなどで多少の車酔いしたので、途中のサービスアリアで大きく深呼吸し、濃い目のコーヒーを身体に流し込み、気合を入れて再出発。約束の場所には少し早めに到着することができた。

 

 

そしてしばらくして、パートナーが到着したので、握手を交わしてテーブルにつくことにした。

 

早速、台本に併せて、本日の終了時間の確認と、議題と進行について説明し、時間の許す限り話し合うことにした。今回はお互い売買以上に大事なミーティングであると認識しているために、横道にそれることなく進んでいく。

 

相手方は訪問前までのやり取りでは、頑ななところが多くあったが、まずは笑顔で握手し、ハグしてからテーブルにつき、目を合わせて話し合いについたことで、とても私たちを気遣い友好的な態度で臨んでくれた。さらにとても忙しい中、時間を割いてわざわざ訪問したことを高く評価したのか、今後は今まで以上に特別な対応をし対応したいと言っていただくことができ、簡易であるが契約書もまくことができた。

 

ただお互いが納得できるように、丁寧にじっくりと進めたため、全ての議題を終えるとこまではいかなかったが、まずは第一の優先事項はまとめることができたので、来た甲斐があるとても価値ある話し合いができたと言える。

 

今後は引き続きメールなどでやり取りし、お互いが主張ばかりするのではなく、課題解決するための折衷案を見出していくことを確認し合い、終了予定時間を超えてのミーティングを終了し、この地を後にした。

 

そして今回のスペイン訪問の目的地を全て訪問できたので、帰る途中で今日もまた昼夜兼用の様な食事をしてから、朝出発したホテルへと帰ることにした。ホテルに戻る途中では、今後の対応や次回訪問についての話し合いをし、数時間後にホテルに到着。現地スタッフに今回の訪問のお礼、特にここ数か月の間は多くのストレスをかけさせたことを謝罪し、再訪を約束しハグして見送ったところ、うっすら涙を浮かべているように感じた。

 

きっとここしばらく多くのプレッシャーがあったと思う。それは私を日本で待っている?待っていてくれるかもしれない?スタッフも同様であったと思う。私の能力が足らないためもあり、多くの負担をかけてしまったことを反省している。

 

彼女の車のテールランプが見えなくなるのを確認し、私は部屋に戻り、強風による砂ぼこりで治りかけていた目とのどの痛みの再発をケアして、机に向って日本やタイからの連絡などの対応を行い、帰国前の準備を行いスペイン最後の夜を一人で過ごすこととなった。

 

 

翌朝、ホテルの簡易朝食をいただいてから、いつものガタガタ道を使って、歩いてバレンシア空港へと向かい、無事にチェックインと出国手続きを終えて出発までの数10分を無料のラウンジで過ごし、搭乗時間を待つことにした。

 

ただ事前にJALからいただいていた情報では帰りの経由地であるパリ シャルルドゴール空港でのトランジットは、約1時間ということであったので、飛行機が遅れないことを願っていたが、そういう時にこそありがちな遅延発生。それも30分である。またもや又右衛門は大焦りで、一時はもう無理か?帰れないか?など最悪の事態も考えたが、出発は遅れたものの、上空で大きく挽回し、シャルルドゴールには15分ぐらい遅れで到着した。

 

 

ターミナル間はバスで移動し、混雑なくイミグレーションを通過し、最短の経路で移動できたので、往路と違って搭乗が始まる時間までにゲートに到着することができた。

 

そして定刻出発予定の羽田空港行に搭乗。ただ中々出発しないのでおかしいなと思っていたら、積載する貨物を運ぶ車が故障したため、修理を行ってからの出発するとのアナウンスがあり、また羽田空港でのトランジットを急がなければならないと思いながら、約1時間遅れで出発した。

 

シャルルドゴール空港から羽田空港へは12時間30分ほど。その機内でタイやスペイン、オーストラリアなどの国々との植物貿易について思い返していた。

 

生きているものを輸出入するとことは、常にリスクがつきまとう。そのリスク回避をするために、それぞれが工夫し取り組んでくれている。それはとても大切であり、会社を護る重要な活動である。数字的にみれば正しい経営と言えるであろう。ただそのような中でも、どうしてもリスクを伴うビジネスは、やってくる。その時にリスク覚悟でチャレンジするのが良いのか?どうかを迷うことになるが、私の考えは、リスクを気にし過ぎた守りに入ったビジネスは、新たなものを受け入れることができずに、他との差別化も出来なくなり、魅力のないビジネスになってしまうのではないかと思っている。誰もできないことにチャレンジした先にこそ、新しいステージに上がれるチャンスが待っていると思うので、引き続きブレーキを踏んでもらいながら、私がアクセルを踏んだ時には、温かく熱い声援を送っていただける仲間とともに、突き進んでいきたいとあらためて感じた。

 

さ~あと6時間で羽田空港か~~。無事に乗り継げ、一旦自宅に帰れることを祈りつつ、欧州紀行ブログを終えさせていただきます

 

 

今回のブログはいつものような植物紹介ではなく、ほぼ又右衛門珍道中みたいになり、植物情報を期待していただいた方には申し訳ないです。また今春か今秋にはスペイン訪問予定のため、またその時にでもご案内差し上げます。ではまたグラシアス!!!

活動初日といっても2日間しかない1日目はエルチェのパートナーのところへ向かう。

 

 

昨日は遅く仮眠ぐらいで起きて、朝早い出発のため、食事はとれずに人気のない薄暗いホテルを静かにチャックアウトした。

 

途中でサービスエリアにて、朝ごはんにコーヒーとパイをいただき、目を覚ましてからエルチェの街をめざした。

 

 

ほぼ待ち合わせの時間にナーセリーに到着。そこには私が来るということで休みの土曜日にも関わらず出勤してくれたパートナーの笑顔があり、とても温かく出迎えていただけた。

 

ここのナーセリーの訪問は、今春に出荷していただく植物の状態チェックと、日本の植物検疫について再確認とディスカッションさせていただくためである。

 

 

まずはテーブルで今春の出荷スケジュールなどを行った後に、植物検疫についての意見交換を行った。私からは植物防疫所の方々からご指導いただいたことに経験値を加え、しっかり伝えさせていただいた。ただスペイン側のしっかりした考え方もあるので簡単にハイわかりましたという訳にはいかないが、スペイン側の主張をしっかり聞かせていただき、その上で再度日本側の考えをお伝えすることで、しっかりご理解していただけ、友好的にとても良いミーティングとなった。

 

 

その後は、預けていた植物のチェックをさせていただいた。チェックの途中ではまだ日本には来ていないタイプの植物もあり興味深いものがあったが、今回は仕入れが目的ではないため見学程度にさせていただいた。ただその見学中に日本が欲する品目を伝えたところ、通常とは違う取り組みとして検討していただけるとのことであった。ただそれにはリスクが伴うため新しい契約が必要とのことであった。

 

最近いろいろありリスクについては少々敏感なところもあるが、お取引先様の強い要望やスタッフの希望もあるので、可能であればチャレンジをして欲しいと伝えてきた。この続きは、今春に予定されている訪問の時にでも、すり合わせができればと思っている。楽しみである。

 

そうこうしているうちに時間となったので、再訪を約束して次のナーセリーに向かった。

ここはアポ入れしていないため土曜日のため休みであったが奇跡的に別の担当者が車を取りに来られたのと遭遇し、試験中の植物などの経過を確認させていただくことができた。

 

 

続いて次のパートナーのところも見学し、大幅にランチタイムを過ぎたので移動し、ミーティングを兼ねた朝昼晩兼用ともいえる食事をとることにした。そのレストランの近くにはオレンジの街路樹があり、周囲に転がっているオレンジがとても愛らしく感じた。個人的にはスペインでとても気に入っている光景である。

 

 

さっと食事をした後、移動し数百キロ離れたホテルまで移動。無事にホテルについた時には、辺りは暗くなっていた。

 

チェックイン後、とりあえず荷物を各自部屋において夕食となるが、今日は複数の訪問でMAKIKOさんは運転までしていたためかなり疲れているはずなので、近くのスーパーに買い出しに行くことにした。ただ私は最近胃が小さくなったのか全くお腹に入りそうにないため、花コーナーのチェックをして、夜食にとヨーグルトだけを買ってから部屋に戻り、今日の訪問したときの簡単な記録と日本からのメールなどの返信を行ってから、ベッドに倒れ込むことにした。

タイから帰国した2日間。5月のイベントに向けてバタバタで自身のコンディションを整えることも不十分なまま、30日よりスペインへと向かった。

 

今回のスペインは、毎年行っているオリーブなどの仕入れとは違う目的で、大事なミーティングをするための、急遽決まった訪問である。そのため今までにはなかった現地活動2日間だけの渡欧となった。

 

朝一番の飛行機で伊丹空港を出発。定刻に羽田空港に到着。ただトランジットの時間があまりないため急いで、連絡バスで国内線から国際線へと向かう。途中でJALのカウンターに立ち寄った後に、順調に出国ゲートを通過。搭乗まで少しでも時間があれば無料ラウンジでコーヒーとでもと思い、何時かな?と確認しようと携帯電話を見ようとしたら、携帯がない・・・

 

まさか落しはしないだろうとカバンをひっくり返すように見たがやはりない。冷汗が出る。慌てて出国ゲートの検査官に伝えるも、無表情で「インフォメーションに・・」とだけ告げられる。

 

目の前にあるインフォメーションに駆け込み、電話が見つからないということを伝えると、どこで失くしたか記憶はないですか?と聞かれ、連絡バスの車内か、JALのカウンター、もしくは手荷物検査場と3か所を告げる。後は携帯の特徴などを伝え、可能性の高い場所を伝え、順番に探してもらった。

 

その間約10分。何度も自身の記憶をたどりながら、もし見つからなかったときの対応を考えるが、何とも思いつかない。そしてインフォメーションの方から、3か所全て確認しましたが残念ながら全ての場所から携帯電話は見つからないとの返事。目の前が真っ白になり、汗が流れ落ちる。

 

携帯がなければ現地での活動どころかパートナーと待ち合わせすら困難のため、せめてこの事態を自分の会社に連絡しなければと思い電話をしたかったが、当たり前だが携帯がないので電話ができない。インフォメーションの方に、外線をかけれる場所を聞いたところ公衆電話が少し離れたところにあるとのこと。ただ海外のため日本円がないのでどうやってかけれるかと聞くと、テレフォンカードが使えますと・・・・・残念ながらテレフォンカードは数10年前から持っていないのでかけれない。搭乗まで10分をきってしまい、かなり焦る私の姿を見て、再度3か所へ連絡をしてくれた。本当にありがたいことである。そして搭乗時間になり、インフォメーションの方にお礼を告げて、万が一後で見つかった際の引き渡し方法などについてをJALラウンジに相談にいこうと思い、ラウンジに駆け込み名前を告げる私の姿をみて、KANAOKAさんですね。これを探してますか?とタブレットで私の携帯を写メったものを見せてくれた。その瞬間全身に温かい血が流れたような気がした。

 

 

この携帯はJALのカウンターで忘れられていて、現在搭乗ゲートまで届けてありますとのこと。カウンターには何度も連絡をしたのにと思うこともあったが、それよりも感謝の方の気持ちが数倍であり、お礼を告げてから退室。そしてインフォメーションに見つかったことと、一生懸命探していただいた感謝を告げて、駆け足で搭乗ゲートへと向かい、ギリギリ搭乗時間に間に合うことができた。おっちょこちょいの私によって多くの皆さんの時間を奪ってしまったことをこの場でも謝罪したいと思います。ごめんなさい。

 

 

スペインに向かう経由地ロンドン ヒースロー空港へと向かう。まずは座席につき、全身汗だくになったため、タオルとウエットティッシュで体をふいて、大きく深呼吸を行った。

 

羽田からヒースローのへは約14時間30分のフライトである。半日以上である。ただその間はたまりにたまったブログの原稿書きや、チャットで会社とのやり取り、他のプロジェクトの準備などのデスクワークを少しでも前に進めるため、機内食もかき込むように簡単に済ませ、ひたすらPCと向かい合う。そして何度かトイレへと行き、あっという間と言えば語弊はあるが、気がつけば北極圏を通り過ぎ、ヒースロー空港到着の1時間前となった。

 

 

無事に定刻に到着しCAさんに見送られながら降機。トランジットタイムは1時間なので遅れないように小走りで移動。検査場、入国など手続きは、又右衛門英語でパスでき、ほんの少しだけ時間を余して出発ゲートに到着した。

 

 

バレンシア行の機内ではボトルウォーターとクッキーをいただけたので空腹をしのげ、ストレスは少なくバレンシア空港に到着。そこには現地にて活動をいただいているMIKIKOさんが迎えに来てくれていた。

 

車内で打ち合わせを行いながら空港から約1時間、明日の目的地まで1時間半ほどのガンディアのホテルに到着。明日の迎えに来ていただく時間をすり合わせて私はチェックインして部屋に入ることにした。ちょうど自宅を出て24時間ぐらいであった。

 

 

ホテルの外は暴風の様なきつい風が吹き荒れて、箱などが飛んでいる。おまけに雨も・・・。レインマン 又右衛門はスペインでも健在である。さらに隣の部屋の方が騒がしく中々寝付けなさそうだが、さすがに24時間以上は寝ていないので、きっと眠れるであろう。さ~短い滞在。トラブルなく効率よく周ることを願っている。

活動最終日は、又右衛門ファームで栽培中の植物のチェックを行った。

 

鉢上げし、しっかりこれでもかというほど根を洗い、土を落として新しいココピートに植え替えた植物も順調に育っており、ここから施肥を行い、管理していく。そして出発前にはココピートを新品に入れ替えることも指示。

 

そして全体の状況やロスのあるなし。その他に入荷した植物のチェックを行った後に、出荷場は慌ただしくしていた。

 

恐らく中東向けと思われる大樹が積み込まれていた。中々のサイズである。その光景を横目に眺めながら再訪を約束し、帰路に着くことにした。車で約3時間。バンコク市内に到着。現地パートナーと次のスケジュール確認をし、最後に食事をしながら大きなプロジェクトについて意見交換をしているうちに、しっかり夜も更けて帰国の時間となった。

 

今回はタイ訪問期間こそ長かったが、急遽のスケジュール変更もあり、移動時間も長く、今まで以上にタイトなスケジュールで、楽しみにしていた足つぼマッサージも行けないぐらい過酷な訪問であったがとても意義深い訪問となった。次回はもう少し余裕をもって途中1日ぐらいオフ時間をつくれればと思ってる。

 

ここタイでは2027年横浜で開催予定のGREEN×EXPOを挟むかのように今年2026年11月にはウドンダーニーで農業中心のEXPO、2029年にコラートで園芸のEXPOが開催予定である。深く関わらせていただいている国々での大きなイベントにおいて、今まで開発してきた新しい資材や技術、世界に拡がるパートナーの植物や製品、技術がきっとお役に立てるときであると考えている。

 

そして何より日本の花き園芸の素晴らしさを伝えることができるイベントに向けて、ここしばらくはめげそうで、くじけそうになり、ご迷惑をかけることもあったが、今後その補いをするためにも、俯かず前を向いて時が動くことをまって進んでいきたいと思っている。

 

風林火山の如く・・・・・

 

今回のタイ訪問中には書く体力がないため帰国後のアップとなりました。またここでは書けないことも多くあったため、穴埋めに前号までと重複したように感じる内容でのアップになったことをお詫びします。

 

これに懲りず、今後もブログを覗いてくださいませ。よろしくお願いします。

 

今回のアップは、前々回にもアップさせていただいたトピアリーなどチェックのための訪問である。

 

バンコクから北へ車で片道約5時間の結構過酷な訪問になる。日帰りをすれば往復だけで1日が終わるため、今回は一泊の予定である。

 

 

朝一ホテルをチェックアウトし、ホテルの玄関先で朝ごはん。大好物の焼きバナナである。これで30バーツ。ホテルの朝食は3~500バーツ以上なのでとてもコスパが良い。まるで学生旅行の様かもだが、又右衛門にはこれが性に合っている。

 

 

途中、お昼にいつものカオトム(おかゆ)とココナッツミルクで焼いたお菓子でチャージし、昼過ぎに現地に到着し、植物のチェックを行った。

 

 

栽培中の全長約12mのドラゴンとボリューアップされた6mのドラゴンをチェックした。

 

 

これはネコ。見てわかるか(;^_^A  ただ見ようによっては犬とも言えるし、キツネと言われたら、そのようにも見えるような気もする。

 

 

ただタイのネコちゃんたちは、結構スレンダーなためこのようになっていると感じた。なので日本向けであれば、もう少しふっくらさせたほうが良いかと話させていただいた。

 

 

この他にもブライダルに使えそうな白い植物などの提案とオーダーを行った。

 

 

その中からは日本向けに輸出するものも出てくるかもしれないので、その時は是非ご覧いただければと思う。そして最後に何度も何度も土の洗浄を実演、指導して、日本に送る場合の植物検疫をしっかり伝えた。彼らは日本や日本以上に厳しい国(あるのかな?)への出荷もしていると自信ありげであったが、それでも何度も繰り返し伝えて、再度チェックに来ることを告げて、今回の訪問を終えることになった。

そしてその夜は近くのホテルで宿泊。ここ数日しっかりした食事をとれていないため、ホテル近くの和食店で、エネルギーチャージを行った。高級店で食べるような味ではないがメニューに癒された。それがこれ。

 

「鮭皮から揚げ照り焼き」・・・何だろう

 

 

単純に「なべ」って言われても・・・・

 

 

「ヒジキ海溝」って・・・。スタッフの方に聞いてみたかったが、かつ丼を注文しても2回忘れられたり、とんでもないタワーの大きなチューハイを持ってきたりしたので、これは聞いても無理だなとおもってあきらめることにした。ただスタッフの皆さんはとても真面目で親切な方々であったので、とても楽しく、疲れを癒す笑いをくれたので大満足である。これはリピしたいお店になりました。

 

その後ホテルに戻り、シャワーを浴びたが、残念ながらほぼ水で、震えながら汗を流して、夜のデスクワークはあきらめて布団に包まり、ネコのように眠った長い一日の訪問であった。

今回のアップは定期訪問先である植物園とジェラシックパークが融合したともいえる「ノンヌット トロピカル ガーデン」へと向かった

 

東京DLの約5倍と言われる広大な敷地に希少であり巨大な植物の数は、世界に類を見ないものである。まさにタイ王国いや世界の植物王というに等しいと言える。何回来ても頭が下がる思いである。

 

 

 

何故定期訪問かというと昨年度より私たちオリジナルの海洋性腐植抽出液である「マリネックス(高濃度フルボ酸)他日本の資材の試験を行っていただいており、その経過観察があるからである。

 

 

早速、普通の訪問者は入ることが許されない地区へと向かった。そこには今まで使用されてきた肥料を使っての栽培、マリネックス希釈液を使用したもの、新しいアースフィールMNを使用したものが並んでいた。

 

 

写真右が水と今まで使われてきた肥料での栽培、中央がマリネックスを添加したもの、左がMNを散布したものである。結果は一目瞭然でありマリネックスとMNが抜き出た結果を残すことができていた。

 

 

ラン担当者の方も大喜びであった。

 

 

 

他のラン類などにも自分たちの裁量?依頼した試験以外に使用したものは、病気にもなりにくく、展示し痛んで帰ってきたもののリカバリーが早いと絶賛していただけた。恐らくマリネックスによる「殺菌作用」「抗酸化作用」「細胞修復作用」そして何といってもキレート作用によって細胞膜を透過させることで細胞に栄養を届け、さらにデトックスを行いながら細胞修復がなされたからであろう。土を使わないラン栽培では土の良し悪しが関係しないために結果がわかりやすい。

 

 

続いて花苗の試験栽培も確認した。個人的には大きな差はないと感じたが、よく見ると遠目にはあまり変化はないがマリネックスを使用したものは軸が太くしっかりしていた。花苗担当の方はMNが一番良いとのことであった。花苗に関してはタイ特有の土が使われており、これが中々の難敵である。ただ改善方法は簡単にわかっているので、今後どのように進めていくかを相談していければと思う。

 

 

そして特別試験区域の訪問を終えたところで、植物管理のトップから、ありがたい言葉と、2026年のノンヌットTG オリジナルカレンダーをいただき、一般観覧区域へと移動することになった。

 

せっかくなので駆け足で壁面緑化や半屋内の植栽をチェック。

 

 

 

続いてスカイガーデンをチェックしてきた。

 

 

最後に、責任者に特別なお願いと、その代わりではないが、植物の修復に著しい結果を残したマリネックスの次なる価値ある使い方を伝えさせていただき、ハートが飛び交うような暖かい空気の中、見送られて今回の訪問は終わりとなった。次は3月の予定である。

今回のアップはアロカシアなどを求めて自生地へと向かったことをアップします

 

 

朝4時に起床。慌てて用意し空港へと向かった。今日は国内線で移動しての訪問である

 

 

バンコクを出発し、機内でパソコンに向かって集中しているうちに目的地に到着。レンタカーで移動し早速活動を開始した。

 

 

ヤシの間を通り抜け、現場へと向かう。

 

 

途中、牛と目があう。つぶらな瞳を見つめながら歩いていると、危うく大きな●ンコを踏みそうになった。ギリギリである。

 

その向こうにはアロカシアを確認できた。この位置からでは大きさはわかりにくいため近づく

 

 

近づいてみると中々大きなアロカシアである。通称エレファントイヤーである。おおよそ特大もしくは特々大クラスであろう。探せばさらに大きなサイズがあることは以前の視察で確認済みである。ただ大きければ良いというものでもないため、様々なサイズを確認をした。

 

中にはユニークな形の幹があるのも見つけることができた。他にもいっぱいあったがまた機会があれば報告したいと思う。他にも興味深いヤシやシダ類と見つけることができたので今後の提案に活かせればと想像を膨らますことができる訪問となった。

一昨日夜にタイ入りし、昨日はとても大事なプロジェクトの打診を受けて、特別な場所でリアル面談が行われた。急を要するものであるのは確かなプロジェクトである。

 

私は初めてお会いすることになった本プロジェクトで要職を務める方々と現地の心強いパートナーとともに第一回ミーティングに出席。バラエングループの取り組み実績と現地パートナーとの密接な協力体制を高く評価いただけ、お声掛けいただいたようである。とてもありがたいことである。どのような取り組みかについてはお話できないが、前向きに考えていきたいと思っている。

 

 

それを受けてイメージを膨らませるのと別の依頼を合わせて、市内のマーケットや商業施設をひたすら歩く。

 

 

艶やかな色彩に心が躍る。

 

 

イランイランの花を見ながら、「要らん。要らん。」と一人でつぶやく・・・・・

この言葉が頭に浮かぶのはかなりの過労状態であることが自分自身でもわかった(;^_^A

 

 

竹の緑を見つめることでPM2.5の影響であろうか真っ赤になった目を休めながら、日本の竹との違いを感じる。その違いを埋めることを深く考えると胃が「チクチク(竹・竹)」痛む。あ~ほぼ末期的症状である。

 

 

寒い日本から暑いタイへの移動で、いつもより体力の消耗が激しいのか少し疲れたので、施設内への視察へと切り替える。これだけ豊富な植物でありながら、施設によっては造花を使っているところもある。何となく残念である。

 

ベースキャンプであるホテル近くの商業施設では、中国を意識したであろう春節の装飾がされていた。

 

 

龍好きな又右衛門は活力取戻し、再び近くを探索するバンコク市内活動となった。