四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、フィカス同様に欧州からリクエストいただいたブーゲンビリアを探しにいくつかの農場を周ることにした。
朝ホテルを出発し約2時間半でブーゲンビリアを生産する農家が点在する集落に到着した。
ただ事前調査とは違い大規模で生産しているところがなく、ほとんどが家内生産の状況。そのため私が欲しがっている大型のものはあまりない。
大きなものでもこのようなサイズである。これではだめだなとお礼を告げて、次に生産者のところへ行ってみた。
ここも同じようものである。あと数件回ったがどこも同じようなもので、中々良いものに出逢えない。ただ別の地域で大型のものを生産しているところを紹介いただけたのは、貴重なことであった。
そしてこの地域でのこれ以上の長居は無意味と思い、最後にアポ入れしておいた農場には失礼がないように、挨拶だけをしに行くことにした。
同じ地域なので数分で到着。ここも同じようなサイズ感のブーゲンが並んでおり、今までと同様、家族で管理をされているようであった。ただよく見ると少し珍しいものに出逢えた。
これがそうである。(写真はわざとぼかしています。)この種は日本で見たことがなく、面白いと思って聞いてみると新しい品種とのことである。それも自分で作ったものであるとのこと。そうここはブーゲンのブリーダーの農場であった。それを聞いたとたん又右衛門含めパートナーの眼が輝いた。早速ビジネスの話をさせていただいたところ、うまく組むことができれば面白い取り組みになりそうと直感的にかがやいた。
他にも葉の形状がユニークなものある。面白い。先ほどのものも含めて写真をきっちりアップできないのが残念である。ただうまくいけば来年の春にいくつかは日本で展開できるかと思うので乞うご期待である。
その代わりではないが花き事業者の方にとっては珍しくはないが、ブーゲンにも色んな色があることを知っていただきたいので、下記にいくつか写真をアップします。
いかがですか?色んな色がありますね。中には見たこともない色もあるのではないですか?
これなんかも日本では少ないですね。切り花にできるのであれば面白いかなとも思います。
このような品種を4~5色をミックスさせて大型のトピアリーをつくることも可能です。
又右衛門はこの暖かい色合いのMIXに癒しを感じてしまいます。
今回は欧州のオーダーを的確に捉えられた品は見つかられなかったかもですが、求めている生産者の手がかりを教えていただき、さらにブリーダーの方との接点ができ、次につながるご縁ができたことは大満足である。是非前向きに検討し積極的に取り組んでいければと思う。これでまた一つ楽しみが増えた。次の訪問が楽しみである。