四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

12日。今日は朝一番から地下鉄でシンガポール植物園へと向かった。

ホテルのあるチャイナタウン駅から乗り、入り口のあるBotanical Garden駅にて下車すぐに到着。

ここで大阪大学 名誉教授であり、テラプロジェクトの理事長でもある小林先生とともに「みどりのサンタ」に扮して植物園を視察した。

入場して早速大きな竹林が目に入る。さらに進むと広場ではヨガをする人。ボール遊びをする人などそれぞれが週末を楽しんでいる。

芝生の広場の向こうには大きな池もあり、何とも気持ちのいい空間である。

池のそばまで行くと、黒鳥が寄ってきて、その姿を写真に収めたが、まるでネッシーの写真のようになってしまった。

 

そして時間が許される限り、植物園で過ごし、再び地下鉄でホテルへと戻った。

 

ホテルでは小林先生の知人でシンガポールに赴任をして2年になる方をご紹介いただき、今後のビジネスや研究について、色んなことをディスカッションさせていただくことができ、多くを学ばせていただけた。

そしてその夜はその方の手配で、とても人気店でなかなか予約も取りにくいお店に連れて行っていただけ、とても美味しい地元料理をいただくことができた。

 
夕食中も全く異業種でありながら双方に通ずることが多くあり、その中からいろいろなことを学ばせていただけ、脳も胃も120%満たされ大満足の時間を過ごさせていただいた。

 

そして少し寄り道をしてからホテルに戻り、また机に向かってパソコンとにらめっこをしている。そしてまた日付も変わったので眠ることに・・・・・

 

おやすみなさい。

Gardens by the Bay のCEOや役員の方々とのランチミーティングを終え、それぞれの

チームにわかれて園内を散策することにした。
最近は保育園や小学校での講演など、子どもとの接点も多いので、私たちはまず、

ガーデンズバイザベイでの人気スポットでもあるChildren Gardenを見学した。 

多くの子どもたちが大喜びで水と戯れていたのが印象的であった。このような施設は四季があり限られた時期しか活用できない日本では難しいかもだが、シンガポールのように一年中遊べるところであれば価値が高いと感じられた。

そして大きなサボテンやユッカ類など、デザットプランツが多いカクタスガーデンを確認してきた。昨年訪れた時よりさらに成長しており、その速さに少し驚きを感じるとともに、もうすぐ天井に届きそうな柱サボテンを今後はどのようにメンテナンスするのか、興味深く感じた。

そしてフラワードームに戻り、今回、日本花き輸出協議会とプロデュースさせていただいた福島県二本松の菊、「千輪咲」について、日本から同行しているTV局の取材と、地元メディアのインタビューに臨んだ。

この見事な菊を多くの人がスマホで撮影していて、日本の花き技術の高さに驚いていた。

またこの他に、今春新しくOPENする4Dによる新施設を体験させていただき、その素晴らしさに一行から感嘆の言葉が出ていた。

この施設は時間があまりない訪問者にGBBの素晴らしさを凝縮して感じてもらうためのもので、きっと人気スポットになるであろう。このほかに工事中の施設も案内していただいたが、まだOPEN前なのでここでは控えさせていただきたいと思う。ぜひ皆様には4月中旬以降に訪問していただければ、と思う。

そしてそのような素晴らしい時間は経つのが早く、事務所で荷物を引き取り、後ろ髪を引かれる思いでGBBをあとにしホテルへと向かった。

そしてホテルに帰る途中、とってもローカルなフードコートのようなところで地元の人に混ざって夕食をとることにした。

私の選んだご飯はこれ。お店のメニューの看板では普通であったが、半分以上食べ進めていくと手が・・・・。何となく見たとたんに食欲が減退してしまい、食事もそこそこにホテルへ。デスクワークをしていて、気が付けば日付も変わっていたので、

明日に備えて寝ることにします~~~。あ~~素敵な一日であった。皆様。おやすみなさい

昨晩の興奮も冷めやらないまま朝食をいただき一行でガーデンズバイザベイへと向かった。

まずはヘッドオフィスで簡単なミーティングを行い、その後、今回初めて来園のスタッフも多いため、気温が上がらないうちに屋外の施設を視察させていただいた。

まずはヘッドクォーターを出発し、スパーツリーのふもとへ。 

その後ゴールデンガーデンを経て、銀色のビスマルキアが美しいシルバーガーデンを見学。

そして、シンガポールの主要民族の文化や、植民地時代の文化に植物がどのような役割を果たしていたのか、その歴史的な意味合いなどを学べるヘリテージ・ガーデンを見学。

 

次に、6つの庭に咲き誇る熱帯雨林の花や植物たちが環境とどのように関わっているか、またその様々な働きについて学べるワールド・オブ・プランツをさっと見学し、知識を深めることができた。

その後、気温が上がってきたこともあり、Gardens by the Bayのメインである世界最大のガラス温室「フラワードーム」へと入ることにした。

まずは一番上から。このフラワードームのシンボルともいえるドラゴン。いつ見ても威厳と可愛らしさを兼ねそなえていて、最上部から来園者をやさしく見守ってくれているように感じられる。

そして昨年私も行ってきたセネガルからのバオバブやマダガスカルのモリンガ、南アメリカからのチョリシアなど、私が懇意にしていただいている、友と言っても過言でない海外のパートナーから届けられた素晴らしい植物がそびえたっていた。

またオーストラリアのパートナーから届けられたバオバブやグラスツリー、ボトルツリーが元気いっぱいにしていた。

また樹齢1000年を超えるであろうオリーブや南米からのヤシに圧倒されながら下へと降りていく。

するとイベントスペースとなり、春節を迎えて「ダリア祭り」が開催されていた。

その中に前回日本から送ったシンビジュームや牡丹が元気に咲いていて、多くの人がダリアとともに写真を撮っていてくれたのを、うれしくウォッチングさせていただいた。
そしてフラワードームをいったん後にして、もう一つのメインとも言える「クラウド・フォレスト」を視察させていただいた。

35メートルの高さの人工の山と滝の中で、高地に咲く蘭や涼しく湿った熱帯山地に育つ食虫植物やシダ類を楽しませていただいた。特に子供たちが食虫植物にとても興味を持っていたのが印象的であった。

このほかに一昨年、私がプロデュースさせていただいた椿も元気にしており、ホッと一安心するとともに、とてもうれしく感じた。

そしてお昼を過ぎ、私たち一行はガーデンズバイザベイのCEOであるFelixさんにご招待いただき、美味しいランチをいただきながらミーティングをさせていただいた。Felixさんとは、昨年オーストラリア視察を一緒に行った時以来の再会である。

 

このランチミーティングでは、今後の取り組みのことを聞かせていただいたり、まだここでは公開できないが、とても興味深いプロジェクトの依頼なども受けることがででき、素敵な時間を過ごすことができた。この内容については乞うご期待である。

そして食事後、全員で記念撮影を行い、数か月後の再開を約束してCEOとお別れをした。

少し長くなったので、とりあえずここでいったん区切りとし、次回へ続くとさせていただきま~~す(^_^;)

今回はシンガポールへと向かう。 主にGardens by the Bayでプロデュースさせていただいたイベントや日本から送った花きの確認である。
早朝、暗いうちから自宅を出発。大阪営業所に忘れたe-ticketとホテルのバウチャーを取り万全の状態で伊丹空港を出発したはずが、まず第一弾のミニトラブル。飛行機に乗る際に、航空会社の職員から、預かったスーツケースの取っ手が取れてしまったとの連絡がありビックリ。ただ取れてしまったのはしょうがないから、は~いと返事して機内へと向かった。

その後機内で、事前予約して空港のロッカー引き取りにしていたWi-Fiをとるのを忘れてしまっているのに気づく。トラブル第2弾(^_^;)
ただ経由地の羽田で対応してもらえ無事に、Wi-Fiをゲットし出国をしようとしたときに、担いでいたはずのパスポートからすべて入ったリュックサックをパブリックの椅子に置いてきたのに気づく。第3弾。これも同行者が持ってきてくれて難を逃れた。

そんな感じでありながら、何とか無事にシンガポール チャンギ空港へとほぼ定刻に到着した。

空港からはホテルに直行。チェックインに要する時間がなく、大きな荷物だけ預けて、
Gardens by the Bayのナイトショウへと向かった。

このナイトショウはGardens by the BayのFREEゾーンなので無料で観ることができる。毎晩19:45と20:45分に開催され、多くの人が地べたに寝ころびながら十数分のファンタジーな時間を楽しむことができる。本当に素晴らしい。

そのナイトショウを楽しんだのち、有名なマリーナベイサンズホテルの中を通り抜け、マーライオンとウォーターショウを遠目にみて、メトロでホテルへと向かった。

そしてチェックインを済ませ、時間も遅いのでこの日は、そのまま眠ることにした。
さ~明日は丸一日撮影、視察、ミーティングの日になる。頑張っていこう・・・

 

おやすみなさい。

今回もタイでのスケジュールは、相変わらずバタバタであったが、その合間で体験したことや、出逢った看板ネコちゃんを紹介。

まずはパタヤのタワー。景色が良いということで移動の合間に少し立ち寄ってみた。
高さ170mということもあり眺望はかなり良い。そしてそこから凄いアトラクションが・・・。好奇心旺盛な又右衛門は迷わずチャレンジ。

安全と言えば安全なのだろうが、簡単なチェックを済ませると、押されるかのようにゲート前に立つ。

パコーンと簡単にゲートが開き、係員に足を投げ出せと言われて、かなり不安なまま足を宙ぶらりんにすると、怖がっている間もなく、そのまま滑降。
滑り始めると後は地面に近づくだけのため、楽しみながらの無事着地となり、帰国してまた家族やスタッフやネコたちに会える喜びを実感した。

 

又右衛門がねこ好きなのはご存知の方も多いと思う。現在我が家は3匹の保護ネコと、1匹の半野良くんである。そして国内外とも出かけると、ねこちゃんたちに出逢う機会が多い。

そして今回も、机やテーブルの上で店番をしたりしている子たちと出逢えた。

またテーブルの下で寝転がりながらお客を待つ猫たち。他にも珍しい模様のネコちゃんに出逢えて、和ませていただいた。

あとは苦笑いされるかもだが、実はこのようなお土産ものも大好きである。同じように思った方は是非見に来てください(笑)
後は自分用のお土産にこんなのを作ってきました。製作時間約10分。中々のお気に入りである(笑)


ギュウギュウ詰めのスケジュールの中でも、ほんのちょっとでも遊びを求める又右衛門の旅であった。

 

今回も失ったかと思った財布はしっかりあったし、街で行き交う人や、電車に乗っている方がリュックのファスナーが開いているよ!とか教えてくれたり、わざわざ閉めてくれたり、親切な皆さんのおかげで無事帰国しました。おかげさまで失くしものは買ったばかりのシャツだけでした(^^;)

後編ではバンコクでの活動を。
まずはバンコクと言えばデンファレが有名である。花き関係以外の方にはデンファレと言われてもわからないという方もいらっしゃるので簡単に。

正式にはデンドロビューム ファレノプシスタイプ 略してデンファレである。ある意味ギャル語の先駆けであったのかもしれない(笑)ランの一種である。
いくつかの生産者を訪問させていただいてきた。
どのような花にも共通して言えることであるが現地で咲いている花は、日本のお店で見かけるものに比べて格段に美しい。花びらの数が足りようが足りなかろうが、曲がっていようが曲がっていまいが関係なしに、本当に美しい。是非花き関係者か否かを問わず

機会があれば一度は見ていただければといつも思う。
他にもビカクシダなど販売しているところも見学。かなりのボリュームがあり、観ているだけでも面白い。

 

この他にも多くの素敵な植物や農場を見学させていただいたが、掲載許可をいただいていないところや、紹介できる範囲に限りがあるのでこの辺で。
また他にも花市場や市内植栽を見学。

 

更に又右衛門が日本で植栽のプロデュースを担当させていただいているCafé Amazonも訪問し、充実した時間を過ごして、無事帰国をしてきました。

 

今回も本当に価値ある素敵なタイ訪問になった。何が素敵かというと観ての驚きより、今後に繋がることをいくつか見つけることができたからである。そして何より心許せる同行者、ナイスガイたちのおかげである。動けば笑う。笑いながら動くというパートナーに本当に感謝である。
さてと、気がつけば本年もう少しになってきた。今年の海外遠征は今回のタイで終了。後は年末に向けて日本でラストスパートである。


さ~~がんばるぞ!!!

また別アップでタイ訪問おまけ画像をお土産代わりに届けますので、よろしければご覧くださいませ(^^)/


東京での講演を終えて帰阪し、今年最後の海外遠征となるタイへと向かった。


12日(水曜日)発なので、週明け時間がゆっくりあるかと思っていたが、出発時間が0:40分であったので実質は11日出発。

夕方慌ててパッキングして、蛍池駅からリムジンバスで関西空港へと向かった。
関空は深夜ということもあり、比較的空いており、搭乗前にいつものビーフカレーをいただき、タイへと向かった。

搭乗時間約6時間強。相変わらず機内では眠れることなく、眠い目をこすりながら早朝に空港へ到着した。そこでトイレに向かうと、同行の羽田組とバッタリ。そのまま合流し、入国審査を済ませ、今日の目的地パタヤへと向かった。

貸し切りのバンで約2時間後パタヤに到着。眼の前には海が広がっていた。多くの人にとってパタヤはリゾート地になる。特にマリンスポーツを楽しむ人でにぎわっていた。

 

まずはホテルにチェックインし、その後ホテルや施設の植栽などをチェックし、夕食にシーフードをいいただいた。

 

あとはホテル近くを数時間散策し、昨日が徹夜であったのと歩き疲れたため早目に眠ることにした。
翌朝、ホテルを出発。乗り合いタクシーに乗車して、今回の第一目的地であるNognnooch Gardenへと向かった。ここは私のビジネスパートナーであるオーストラリアのナーセリーからも植物が供給されている広大でユニークなガーデンである。テーマパークと言っても良いのかもしれない。

OPENな荷台に腰かけながら時速80㎞での走行。受ける風は心地よいが結構スリリングである。そしてパタヤ中心部から約30分、幾何学的な植栽の出迎えを受けて到着した。
思っていた以上に豪華なエントランスで少し驚いたが、実はまだまだこの先に驚きが待っていた。その中でも印象的であったのを、いくつかを紹介させていただこうと思う。

 

まずはやはりFrench Gardenであろう。小高くなった丘から眺めるとその素敵さが眼に飛び込んでくる。

ここはPottery GardenOrchidGardenに隣接している。表情豊かなテラコッタがとても印象的。これらは全て自社で手作りとのこと。驚きである。

続いてDinosaur Valley。とても大きな恐竜が何頭も。ダイナミックである。
また小型の恐竜と植栽のコーナーが四日前にOPENしたとのこと。大人の私でもウキウキなので恐竜好きの子どもたちには、たまらない施設であろう。
その他にも動物たちが多く出迎えてくれていてその数には圧倒されるものがあった。


他にはパートナーが供給し、弊社でも多く持っているマクロザミア ムーレイやヤシ類も見事である。
また象やトラに触れあえるアトラクションもあり、個人的には丸一日滞在しても飽きないと思う。またリゾート施設もあるので、一泊で来るのも良いと思う。

そして何が驚きかというと、このNognnooch GardenResortは個人の富豪が趣味で運営しているとのこと。さらにまだまだ増床中である。本当に驚きである。いつの日かこのガーデンは世界的なリゾート&ガーデンになっているであろうとも思えた。

このような施設を訪問し、簡単であったがミーティングをさせていただけたことは、とても良い機会となった。是非また訪れたいと思う。
そして訪問後Nongnoochから一旦パタヤ市内に戻り、車を乗り換えバンコクへと向った。ただその車代を抑えようとしたためにかなり窮屈なまま3時間かけての移動となった。

到着後は身体が曲がったようなしびれと、鈍い痛みに襲われたためタイ名物の古式マッサージでゆがみを矯正してから食事を済ませ、かなり遅くなったので就寝することにした。

この続きは次回に。

まだ薄暗い早朝にホテルを出発し。バレンシア空港へと到着。
そしてチェックインを済ませ、飛行機に乗り込んだ。

短かったスペイン滞在の余韻に浸りながら、いつものように帰国途中の飛行機の中で、このブログ(又右衛門 スペインへ秋。2018)の最終回を書いている。

 今回のスペイン訪問でも、新しい人や植物との出逢いや再会があり、とても有意義であった。

訪問させていただいたナーセリーでは、いずれも温かく私たちを迎え入れていただき、順調に仕上がっている日本向けの植物を確認することができた。

そして2年ぶりに訪れた展示会IBERFRORA2018でも、出逢いと再会を頻繁に繰り返した。

会場内を歩いていると、はじめてお会いさせていただいた方やFacebookを見ていただいている方など多くの方に「MATAEMON!逢いたかった。」「KANAOKA!よく来てくれた!」などと、とてもうれしいお声を掛けて頂くことができた。

また、私たちの活動を大いに評価してくれたうえで、「日本にはMATAEMONという信頼できるナイスガイがいるよと聞いていた。もっと早く会いたかった。」とまで熱い応援メッセージをいただき、正直涙が出そうなぐらいに嬉しかった。

このような言葉をいただけたことを心の支えにして、これからも素敵な植物を紹介し、日本からも素敵な植物や文化を伝えていければとあらためて強く想った。
そして昨夕、同行メンバーと離れ、独りで路地の一人掛けのベンチに腰を下ろして、今回の訪問などを回想していた。
すると、先ほどまでは、真ん前にありながらも全く気にならなかったベンチの存在が、妙に気になり始めた。

なのでその席に、今回の訪問で出会えた人を思い浮かべ、一人ずつ腰かけていただき、思い返してみた。

あの人から頂いた素敵な言葉、うれしそうに話す声が順番に聞こえて来るような気がして、何と表現したらいいかわからない素敵な感覚に包まれた。

そして最後の一人として、自分自身をその席に座らせて向かい合ってみた。自らを見つめ直すことで、少しは色んな面も見えてきたかもしれないと思う。まだまだできていない事ばかりである。

でも振り返るばかりではなく、しっかり前を向いて進んでいきたいと思う。一生懸命。

そして最後に、目の前にいる自分に「頑張れ!」と声をかけ、双方がその席をたち、それぞれ前へと歩き始めた。

今回も「又右衛門 スペインへ秋」を最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

このブログがアップできるころには、既に日本でまたどこかに向かっているかもしれません。ひょっとしたら皆さんの前にいきなり現れるかもしれませんが、その時は笑顔でご挨拶ができればと思っています。

ではでは~~~~。

明日は早朝帰国のため、活動日としては実質最終日となる。

朝一番、パートナーであるVIVEROS CANOSのマリアさんに迎えに来ていただき、今日から始まる花き展示会 IBERFRORA2018へと向かった。
1時間弱で到着し、受付を済ませて会場内へと向かった。まずは昨日からとてもお世話になっているVIVEROS CANOS社のブースに向かい、荷物などを置かせていただき、開場前からゆっくり見学をさせていただいた。
IBERFRORA はNO.1ゾーン、NO.3ゾーンに分かれていて、NO.1にはスペインのナーセリーが主に出展している。

そこにはオリーブをはじめとする大型の樹木から、デザットプランツなどスペイン産の特徴ある植物が数多く並んでいた。
中には新しくリリースされるもので興味深いものもあり、じっくり話をさせていただけた。
そしていくつかの新規取引先とお話をさせていただき、お昼にはふるまわれた名物の巨大パエジャをいただいた。
昼からはNO.3ゾーンの小型の鉢花や資材関連を出展するブースを視察させていただいた。
そのようにして、色んな展開をするブースを見学し、再びCANOSのブースに行き、しばしミーティングをしたのち、2日間のお礼と、年明けの出荷と半年後の再会を約束して、開場を後にした。

夕刻、ホテルに到着。いつものお気に入りのお店で最後の晩餐と短かった渡欧の打ち上げを同行チームで行い、各自ホテルの部屋に戻った。

そして私は、しばし一人で夕暮れのまちを歩きながら、この数日間の記憶をなぞり、その名残りを惜しんでいた。

 

さてと、明日は帰国。落とし物、忘れ物をしないで帰らなければ(^^)v

前回のブログにも書かせていただいたが、昨晩はパソコンを開いたまま、椅子にもたれかかって寝てしまい、深夜 目が覚めそのまま朝までデスクワーク。気がつけば出発の20分前だったので大慌てで、パッキングを済ませ、部屋を飛び出し、駅へと向かった。
駅のCaféでサンドイッチとコーヒーを買って、飲み込むようにお腹に入れた。そしてRenfeに乗り込みカステロンに向かった。予定より少し遅れて2時間少々でカステロン駅に到着した。
そこには私たちのとても重要なパートナーであるナーセリーの方が向かえに来てくれていた。そして再会を喜び合い、早速車でナーセリーの拠点であるヌレスへと向かった。
このナーセリーはデザットプランツと呼ばれるユッカ各種、ノリナ、ダシリリオンやアガベ類をスペインにおいて圧倒的な品質と量で出荷するナーセリーであり、世界中から引っ張りだこである。そして又右衛門を信頼していただき、日本での販売を全て託してくれているかけがえのないパートナーである。

そして30分ほどで到着。
さっそくオフィスにカバンをおいて、植物の仕上がりをチェックするために圃場へと向かった。
このナーセリーはいち早く、又右衛門専用スペース(日本向け植物 管理スペース)を取り入れ、高品質の植物を送り出してくれている。
既にこの中には来年早々に日本にやってくる逸品が入っていた。ブログ読者にはせっかくなので一部事前公開を
まずはこれユッカ ロストラータ ヒドラ このサイズまで大きくなったものはない。最初で最後の逸品であるかもである。
これぞ逸品と言えるノリナ ネルソニー トルネード。息を飲むほど美しいウェーブ。地元ではこのウェーブを私の髪型に似ているということからかMATAEMONタイプとかKANAOKAモデルなどと呼び、人気を集めている。うれしいばかりである。今回限定で注文品として入荷予定。
又右衛門スペースに入る前のものなどを少し紹介。これはユッカ ロストラータ メデューサ 初登場である。ユッカロストラータ ブルー・スワンのマルチタイプ。通常ブルー・スワンは枝分かれしないが、ごく一部枝分かれしたものが現れ、メデューサと名付けての販売となった。後にも先にもこの数鉢になるため入国したら是非見に来ていただければである

ユッカ フィリフェラ 大型のサイズである。これを並べれば城壁ができるほどである。
大きな商業施設やテーマパークでは活躍をしてくれそう。
これはダシリリオン ロンギッシマム いい感じで立ち上がっている。
これはユッカロストラータ ブルー・スワンの少し細いものでスタンダードと呼ばれるもの。通常のブルー・スワンは少し大きすぎるとの声もあり、少し工夫し細目にしあげたもの。価格も抑え、使っていただきやすくなっているかと思うのでご期待ください。
この他にアガベやカクタスなども多くあり、さらに高質な管理場所をかなり拡大しているので今後に期待をしていただきたいと思う。
ただアガベ類は、品質の良さからかなり引き合いが多く、この先2~3年先まで、注文待ちの状況である。また入荷次第報告をさせていただきます。
まだまだいっぱいアップしたい写真はありますがとりあえずはこの辺で。詳しい事はお問い合わせくださいませ~~~。
そして少し遅めのとっても美味しいランチをいただき、資材の購入などを行い、ホテルへと送っていただいた。
そして夜に再集合し、タパスを食べながらディナー会議を行い、時間が許される限り忌憚ない意見交換を行った。

さてと明日はイベルフローラ(展示会)視察。楽しみである。また報告をさせていただきます(^^)v

ではでは、今日はこの辺で。おやすみなさい。