四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日から活動開始。今回のスペイン訪問は、限られた時間のため、毎日がバタバタになるかもですが、いくつかをピックしてアップさせていただきます。

 

まず今日は、毎回訪問時と同様に午前、午後に分けて、日本で代理店をつとめさせていただいているナーセリーを見学した。

まずは午前中。朝、ホテルに迎えに来ていただき、早速契約しているナーセリーに向かう。
このナーセリーは樹齢約1,000年のオリーブからポット苗までを扱うかなり大きなナーセリーである。
到着するとまずスペインのキジが迎えに来てくれた。そしてオフィスにて新体制になったチームの皆さんと挨拶させていただき、来年日本に来る予定のオリーブの生育状況確認と今後の取り組みについてミーティングをした。
テーブルディスカッションを終えて早速、又右衛門スペース(日本向け隔離栽培スペース)にある来年出荷のものの確認をした。このスペースは、地面と接点をなくすことで線虫の侵入を防ぎ、ネットによって害虫の飛来を抑制することで、より良い状況で植物に日本へ来ていただくために増設していただいたものである。通常の工程に、このことを付加することで、日本に病害虫が来る確率を激減させることへつながっている。ただ何事もパーフェクトはないので今後ともさらに技術力を高め良き施設にしていければと思っている。まずはテーブルオリーブ。順調に生育している。このボリューム感でこの低さのものは稀少である。良い仕上がりである。
昨年直ぐに売り切れたSafari。来年度は少し大きめであり、値ごろ感も良い提案ができると思うので、人気が出るのではと思う。
そしてわずかの限定数のみ入荷している高地にて育ったピレネー。比較的低温にも強く、枝の動きもあって面白い。この他にも樹齢300年のものなどをチェックしてきた。
この他にもスタンドタイプのものや、ちいさなものもあり、色々視察。ただ日本の国内産であるものは、価格だけの競争になるので控えたいと思っている。そして色んな圃場を視察。気がつけばタイムリミットとなり、視察を終えることとなった。この視察では深刻な病気など一切発見できず、安心して次の目的地に向かうことができた。
スタッフの皆さん。ありがとうございました。荷物の到着を楽しみにしています(^^)v
午後からは付き合いの一番古いナーセリーを訪問。私がスペインからオリーブを輸入するきっかけとなったナーセリーである。このナーセリーは、親子兄弟で経営をしているためとても安定をしているのが特徴である。
比較的大きなオリーブを特徴としている。最近では中国からの依頼も多いようで、盆栽のように仕立てたものが多く並んでいる。
その他にフィカスなどもあり、興味深いものもいくつかあったのでチェックをいれて、午後の視察を終えた。
明日は早朝に出発のため、アリカンテ駅近くのホテルに移動。
その後夜にセッティングされたミーティングまでの空いた時間に街歩きをしながら植栽などをチェック。

そしてミーティング終了後、深夜このブログを書いていると机を前に、椅子にもたれて眠ってしまい、早朝、書き足しています。さて今日は電車で移動。今からパッキングしていってきます(^^;)

大慌ての又右衛門です(^^;)

昨晩、天気予報をにらみながらパッキングを行っていたところ、台風24号により関西空港閉鎖のニュースが入ってきた。

万事休すかと思いきや、閉鎖時間は1100分とのこと。私たちの搭乗予定の飛行機は1030分のため、このままの台風の進むスピードであればギリギリ旅立てると、全てパッキングを済ませた。

そして、明日の朝が大雨ならスーツケースを積み込むのが大変だと思い、小雨の中、濡れながら、夜のうちに車に積み込んだ。
そして早朝、ご飯を欲するネコたちの頭をなでながら出発のため家を出たところ、雨は降っていなくて、少し微妙な気持ちになった。
そして本社に向かう途中、再度 氏神様に、出発後の日本にいるスタッフと植物の安全、良き出張になることのお願いをし、本社に車をおいて最寄り駅にスーツケースをゴロゴロしながら向かった。
その途中では、はじめて会う三毛猫ちゃんに遭遇。「いってきます」と手を振ったが無表情であった。

そして電車とリムジンバスを乗り継ぎ関西空港へと向かった。
向かう途中ニュースで何度も良く見た関空大橋を渡った。すると事故のため有料道路の料金所には、通常のようにそのままは入れず、一旦関空島に上陸して、Uターンして料金所を通過するという特別措置が取られていた。

そして定刻、空港に到着。訪問先のお土産を購入し、自動チェックイン。
カバンを預けると、今日の便は台風接近のため30分繰り上げて出発するとのことで、お気に入りのお店で、朝食を詰め込むように食べ、慌てて搭乗ゲートへと向かった。
そうしてアナウンス通り、30分前に搭乗し、一旦 オランダスキポールへと向かった。今回のフライトも、最高峰ではなく最後方の座席であったので比較的空いており、気兼ねなく到着までの11時間半 山積みである原稿の作成やデスクワークを無心でおこなうことができた。

そして無事スキポール空港へと到着。そして乗り継ぎ。

出発予定時刻を1時間以上過ぎて、やっと出発。
予定より1時間遅れでアリカンテ空港に到着。その後、タクシーでホテルへ向かい、自宅を出発して24時間ぐらいで本日の目的地であるホテルに到着した。


今回のスペイン訪問は、いつもより日程がタイトなため、バタバタになるので

しっかりと頑張ります。

さてと、日付も変わったので、そろそろ眠ります。明日からの訪問で公開可能なものはFacebookとブログでアップします。非公開のものをご希望の方は、ハッキングされないようにテレパシーもしくは寝言で送りますので、希望者は受けとる準備をお願いします。(笑)

 

日本は大丈夫かな~~。かなり気になる。
ではでは、おやすみなさい。また明日!

昨晩からのデスクワークとパッキングを済ませ考え事をしていると、チェックアウトまであまり時間がない状況になり、とりあえず予約したシャトルバスに乗り遅れないようにロビーへと向かった。
外に出てみると、少しであるが雨が降っていた。ここでは久しぶりの雨であろう。続いた晴天でブリスベン周辺は干ばつと言えるほど乾燥していた。土は乾き続け畑の野菜はかなり厳しい状況。家畜のえさになる牧草も大変であろう。山中の、乾燥に強いと言われる種類の植物ですら、かなり苦しんでいるように見える状況である。さらに内陸部にいくともっと深刻な問題になっているとのこと。花卉園芸生産などの農業や牧畜業を営む人、また自然の植物にとってはたとえ少量であっても恵みの雨である。ただこれぐらいの雨であれば湿ったくらいにしかならないかもだが晴れるよりは余程良いのでなないかと思う。

パートナーのDanny氏は、私のことをハッピーレインマンと呼ぶぐらい、今までかなりの確率で雨が降ったのを知っているので、実は結構期待をしていたらしいが、昨日までの4日間は、その期待を大きく裏切り、毎日眩しいばかりの青空であった。

そのような中、ようやく帰国日の朝に雨が降ってくれた。観光で来られた方や、雨が困る方々もいるので失礼な話かもしれないが、とてもうれしく感じることができた。空港に植栽されたボトルツリーも喜んでいるようにも感じた。
そして空港内に進み、苦手な自動チェックインを済ませ、出発ゲートへと向かった。
出発までに少しだけ時間があったので、航空会社のラウンジで簡単に食事でもしようと思って中に入ったが、口にしたとたん何となく急に意欲が薄れ、喉を通りにくくなってしまい、シリアルを少々いただき、ラウンジをでて定刻出発の飛行機に乗り込んで、空の上で、このブログを書いている。今回も素敵なパートナーのおかげで素晴らしい訪問となった。
まずは第一に全ての行程を企画し、万全でない体調でありながらも、全てに同行し、パーフェクトにやり遂げてくれたDanny氏、そしてファミリー。言葉では表せないぐらいの感謝の気持ちでいっぱいである。
おっと・・・忘れてはいけない愛犬?忠犬?ロカも家族の一員。本当にありがとう。ほとんど遊ぶ時間が無くてごめんね。次はきっと・・・・・
またDanny氏のおかげで大事なパートナーとも言える植物に会うことができた。本当にエキサイティングであった。
そして初めて訪問したナーセリーでも多くの縁で結ばれた。ナーセリーの皆さん。本当にありがとうございました。このご縁を大切にさせていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
そして、今回の訪問の多くの行程をご一緒させていただいたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの方々との活動はとても貴重な時間であった。

訪問中は、互いにジョークを沢山言い合うような身近な距離感で接していただけ、みんなの笑いが絶えない状況であった。しかしながらひとたびスイッチが入ると互いの目が変わり、真剣に植物を見定める。そしてその中から見えてくるオーストラリア、シンガポール、日本の考え方や用途の違いや、逆に全く同じであることが見えてきて、互いを知り合うには絶好な勉強の機会となった。CEOはじめ皆様には本当に感謝です。

そして、最後になってしまったが、今回の訪問を価値あるものにしてくれたのは、英語が苦手である私の通訳役をかってでてくれた素敵なサポーターの皆さんである。
フライトの合間を縫って忙しい中、大事な初日をつとめていただいたKaoriさん。昨年のバオバブプロジェクトの時もですが、現役CAならではの判断力と気遣いで本当に助けられました。ありがとうございました。

2日目3日目の山中や長い移動時間を担当してくれた弁護士のMegumiさん。山中移動の揺れる車中、私の似顔絵を描いたりしながらも、きちんとした法務の話をしてくれたり、相変わらずの明るさで疲れを感じさせなくしてくれ本当に感謝です。

現役で通訳を本業とされるMayumiさん。さすがとしか言いようがない語学力。私の微妙な日本語やとても大事でナイーブな内容を、見事にクリアしていただけた。本当にさすがです。公式通訳の機会があれば是非頼みたいです。


このように素敵なキャリアを持つ方々が、急に渡豪が決まった又右衛門のサポートをする

ために、時間を作り集まってくれた。本当にかけがえのないものです。心より感謝申し上げます。本当にありがとう
そろそろ成田空港が近づいてきた。ちょうど今回のブログ執筆も終わりです。

最後に皆さま。本当に、本当にありがとうございました。この皆さまからいただいたご恩をしっかり形にし、さらに大きく育て上げ、多くの方々や植物に繋げていければと思います。

ありがとうございました。

 

追記 相変わらずの乱文にも関わらず「又右衛門。オーストラリアへ。秋」をお読みいただいた皆様本当にありがとうございます。どこかでお会いできましたら素敵ですね。ではまた!!!


最後の最後にもう一度!

ありがと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!



四代目 又右衛門

早朝に起床。今日も快晴。バタバタとパッキングを済ませる。


静かに部屋をでて、とてもお世話になったDanny氏の家を振り返り、いつも以上に何度もお辞儀をした。

バタバタのため遊び相手もしてあげられず、拗ねたようにも見えるロカ(わんちゃん)が見送ってくれた。

さて明日は帰国のみのため、今日は実質の最終日である。残った体力を振り絞り(笑)Danny氏と2人で出発をした。

ナショナルパークの素敵な植物に囲まれながら、ワインディングロードを走り、約一時間で隣町に到着。ここで本日のアシスタント役をかってでてくれたMayumiさんをピックアップ。Mayumiさんは今年の2月にも助けていただいた方です(^^)v

途中ドライブインのフードコートで朝食をとった。マクドナルドはいつもながらちょっとしたセットでも約1000円。Caféでしっかりしたモーニングを食べると2,000円ぐらいはする。オーストラリアの物価の高さを身に染みて感じる。(ちなみにコンビニのようなところで冷えたコーラは3~400円ぐらいです。)
私は健康のためサラダのみをオーダー。たたみかけるようなスピードのネイティブな言葉で、ただただニコニコ笑う又右衛門に差し出されたのは、ラップされたサンドウィッチ。
何故だろう?おまけにドレッシングと試飲で出されたジュースとの区別もつかずに悲しい状況であった。ただ一番肝であるコーヒーは希望のブラックコーヒーだった(^^;)

そのコーヒーを左手に、スマホを右手に握りながらナビゲーターをつとめ出発から約4時間で第一目的地のカメリアガーデンに到着。

ここでシンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームと合流し、ガーデン内を見学させていただいた。

椿の品種も多くあり、興味深く話を聞かせていただいた。また椿ということもあり日本人の私に多くの質問をしていただけた。また来年はカメリアの大会が日本であるらしく、来日予定とのこと。再会できれば素敵ですねと言葉を交わして次の目的地に向かった。

引き続き2台の車で移動。次は小型の鉢植えから、中型の樹木を扱うナーセリー。卸も行っている。
到着し、挨拶するや否や私の手を引っ張り作業場へ連れていった。そして作業しているゾーンへ。そこには寡黙に働く日本人の青年がいた。名前は「Hidetake」くん。ワーホリで来ていたイケメンの青年である。

ナーセリーのオーナーからは「日本人の青年大好き!真面目に本当に良く働いてくれる。」と言っていただけ、何だか私も褒められたような感じすらした。先日のセネガルでもJICAで活動する女性と出逢うことができ、日本人としてとても嬉しく、誇らしく感じることができた。そして記念写真を撮り次へと移動した。

そしてまた次のナーセリーに移動。ここは中型から大型の樹木を扱っている。少し珍しいものも点在していた。

ただ、日本においては在来種で代替できるものもあるので、植物には強い興味はなかったものの、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの選択の仕方などを拝見していると、参考になることも多く、意義深い訪問であった。

そして3つのチームで一緒にランチをいただいた。ここでのランチが出てくるのがとてもゆっくりでスローな時間になってしまったが、今後のイベント企画や取り組みについて、しっかり話をすることができ、また私の役割についてもしっかり話すことができた有意義な時間となった。

昼食後は最後の訪問地である希少な植物を扱うところを訪れた。ここのナーセリーの公開の許可をいただくのを忘れたので、また連絡が取れ次第公開させていただきます。
後日のアップを楽しみにしておいてください。

その前に少しだけ紹介させていただくと、分厚い図鑑にも紹介される著名な活動家がオーナーのナーセリーで、希少な植物を多く持っており、世界的に名の知れた植物園であっても、数回は足を運ばなければ受け入れてすらもらえないこともある。

ところが、今回は初めての訪問にも関わらず、私の活動を理解し、つなげてくれた素晴らしきパートナーのDanny氏のおかげで親切に中を紹介し、色んなアドバイスをしていただけた。本当にDanny様様である。
このようにして今回の私の訪問先はすべて終了。ここで一日以外ほぼ一緒に行動していたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとお別れ。互いに褒めちぎり合い(笑)固い握手を交わし、近い再会を約束して、次へと向かった。

私は助手席に座り、疲れたDanny氏を横目に見ながらホテルへ。

途中何度か、国際免許を持っているので運転を代わろうか?と言ったが、Danny氏は頑なにハンドルを握り、最後の最後まで私を気遣い、1時間ほどかけて空港近くのホテルへと到着した。

とうとうここでDanny氏ともお別れ。言葉ではうまく表せない私はただただ彼を抱きしめながら、感謝の意を身体で伝え、ここで見送った。
そして本日お世話になったMayumiさんにお迎えが来るまでの間、

ロビーでお話をさせていただき、再会を約束し、お迎えが来たので見送らせていただき、とうとう一人になってしまった。

 

その後にぎやかだった数日間が嘘のように静まり返った部屋で寂しさを感じながら、朝までデスクワークをして気を紛らわすことにした。

さ~明日?数時間後?に帰国である。気持ちを切り替え、気合を入れ直して頑張ろう!!!

早朝からパッキングを済ませ朝の空気をめ―いっぱい吸い込み、身体をリフレッシュさせた。

 

そして途中にパンとコーヒーで簡単な朝食をすませ、ひたすら車を走らせた。

約1時間で目的地に到着。続いてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも到着し合流した。

目的地のこの会社はエンドユーザー向けのガーデンセンターと生産・卸をしている会社である。

広大な敷地で展開するこの会社の取り組みは、オーストラリア国内では魅力的であろうと思う。

またエンドユーザーとの接点も自社で持っているため、すぐ商品化に活かせるのも強みであろうと思う。

そのような中、私たちの取り組みをはじめ日本のブリーダーやパートナー企業のことを案内すると興味を持っていただけたので、またあらためて提案をすることになった。また一つ面白そうなことが思いついた。もしこのブログを読まれて、興味を示された方はご連絡いただければと思う。良いマッチングができれば素敵だと思う。


ナーセリー訪問後、車で移動し、ネイティブのワイルドフラワーガーデンを見学させていただいた。


ここは行政が用意したガーデンを市民が管理している。コミュニティーガーデンのようなものである。とても熱心な市民によって、様々なワイルドフラワーによるガーデンがきれいに管理され、市民とのコミュニティーを手掛けている私たちは、興味深く感じた。

管理責任者や観光客の話も聞くことができ、有意義な時間を限られた時間であったが過ごさせていただくことができた。

その後、Danny氏の会社Station Creek Tree Farmへと二日ぶりに戻った。するとDanny氏のファミリーが集まり、豪勢なランチ バーベキューで私たちを出迎えてくれた。


さらにDanny氏のお孫さんであるXan ちゃんがホームメードのケーキまで持ってきてくれた。そんな楽しい出来事もあり、

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも又右衛門チームも、連日の疲れが吹っ飛び、お腹がはち切れそうなぐらいいっぱい食べ、いっぱい笑うとても素敵な時間を過ごすことができた。

その後、集まった素敵なメンバーはそれぞれ帰り、二日半もの間アシスタント役を務めてくれたMegumiさんも帰宅した。本当にお世話になりました。笑いの絶えないアシスタント役本当にありがとうございました。

私は今晩Danny氏の自宅に泊めていただくので、みんなが帰ったあと

時間のある限り、ナーセリーで日本向けに養生中の植物チェックを行うことにした。

 

そして静かになったリビングで、今後のシッピングの予定を組んだり、日本から新着のとても興味深い案件に目を通したり、デスクワークを行った。

明日は4時30分ごろ起床のため、ダニー夫妻とXanちゃんと一緒に夕食をいただき、デスクワークはそこそこにして、少しだけ早めにベッドに入ることにします。

さ~いよいよ明日は最終日。張り切って頑張ります。

今日はオーストラリアの代表的なネイティブプランツと言えるボトルツリーと、グラスツリーの自生地へと向かった。今回の訪問は、自生地のオーナーからネイティブプランツについてアドバイスが欲しいと、その第一人者であるDanny氏に連絡が入ったことが始まりで、Danny氏から急遽私にも合流しないかと声を掛けていただいたことも一つの理由である。

7時にモーテルを出発。目的地は山の中でランチがとりにくいので、しっかり朝食をとり、お昼のランチ用にサンドイッチと水を買い、現地へと向かった。

約2時間でまずはボトルツリーがあるプランテーションに到着。早速ここのオーナーに挨拶をして、オーナーとパートナーであるDanny氏と一緒に、自生しているところを見させていただくことにした。
するといきなり大きなボトルツリーが眼に飛び込んできた。すごい!

もう少し車を走らせてみる。すると個性的な形状のボトルツリーが多くあった。

見ていただいたらわかるかと思うがボトルツリーの周りには何もない。これはオーナーがプランテーションの整備を進めているためなのだが、整備を完成するためにはこれらのボトルツリーを抜かねばならず、オーターとしてはボトルツリーのために有効な方法はないかとDanny氏に連絡を入れた、という流れである。その状況とオーナーの考えをヒヤリングした結果、私たちはローカル&国際ルールに則った方法できっとオーナーのお役に立てると確信することができ、早速いくつかの提案をさせていただいた。
続いて、50kmほど離れた山に移動。眼の前には無数のグラスツリーが自生している。信じられない。グラスツリーファンにとっては夢の楽園と言える。
ここで自生しているのはグラスツリー グラウカの中のグラウカであり、シルバーブルーの種よりも強健である。とはいうものの、この地でも異常気象による影響は大きく、極度の乾燥で木が弱ってきていたり、乾燥に起因する木の実の減少などで食べるものが無くなってしまった鹿の食害によって枯死につながったり、ネガティブな要素が多くあるのが現状である。ただその状況をそのままにしておくよりも、いくつかの良い選択肢があると思うので提案をしてきた。そして二つのネイティブプランツの現地調査を終えて、帰路に着いた。そして数時間走ったところで、見たことものないような素晴らしい植物を見ることができた。

今はここでお見せすることはできないが、近いうちに紹介させていただけるかと思うので楽しみにしておいてください。

そしてまた車を走らせ、ホテルへと向かった。ただ今日はこの地でイベントがあるので、どこのレストランもいっぱいであろうから、帰り道でシーフードを買ってモーテルの前でいただくことにした。


食事後、せっかくなので近くで行われているイベントを少しでも観ようと向かってみたがチケットが売り切れていて観ることはできなかった。また機会があれば観てみたいものである。チケットは結構高いが・・・
またその近くには移動遊園地もきており、イベントとあわせ多くの人が集まっていた。

今日はとてもエキサイティングな1日であり、また多くを考えさせられる1日となった。明日は早朝にホテルをチェックアウトしなければならず、日付も変わったので、デスクワークはこのブログで終わりにして、そろそろ寝る準備をしなければ・・・・・

ではでは、みなさま。おやすみなさいませ!

朝6時 無事ブリスベン空港に到着。そこから本日アシスタント役をかって出てくれた現役CAKaoriさんと一緒に車でビジネスパートナーのDanny氏のオフィス STATION CREEK TREE FARMへと向かった。

そして約1時間強で到着。まず魅力的な植物と、Danny夫妻と愛犬ロカに温かく出向かえてもらえた。

そして朝食をいただき、少しミーティングを行い、出発のまでの間、保管していただいている植物や新植のものをチェック。ボトルツリーも順調に丸みを帯びてきていた。

そして、Danny夫妻と車で約1時間。主にワイルドプランツを扱うナーセリーを訪問した。
しばらくして、私たちもサプライヤーをつとめさせていただいている世界的に有名なシンガポールにある植物のテーマパーク ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOはじめとする視察チームと合流し、ここからは一緒に行動した。

そして再び車を走らせ一緒にいくつかのナーセリーや自生しているボトルツリーを見学しながら、意見交換などをさせていただいた。

その後夕刻にホテルに到着。しばらく荷物整理などをしてから、Dannyの息子であるPeter Familyと合流し、ディナーへと向かった。

そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとDanny Family そして又右衛門チームでディナーをいただいた。

視察からディナーまで、終始和気あいあいの雰囲気ながらも、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのイベントやガーデンデザインについて、また日本でのプロモーション方法、又右衛門の役割などしっかりとしたビジネスの話しもでき、とてもメリハリのついた有意義な素敵な1日となった。

あまりにもの眠さの上、走り書きのようになっていますことお許しくださいませ。

ではではおやすみなさいませ。シャワーを浴びて眠ります。

今日から今年2回目?のオーストラリアへと向かう。今回の渡豪の目的は、私が植物輸入を始めるきっかけとなった、とても大切なパートナーであり師でもあるStation Creek Tree FarmDanny氏の招集に応えたもので、単身での訪問となった。今回は他国のパートナーと共に、展示会やファーム見学なども予定されており、バタバタであるのが必至のためどこまでアップできるかわからないですが、ブログとFacebookでできるだけアップできればと思っていますので良ければ見てくださいませ。

さて今日は朝から雨の中、彼岸のお墓参りに行き、バタバタとパッキングをして、お昼に自宅を出発。伊丹空港に到着した。そして降車場から雨に濡れながら構内へと入る。

 

伊丹空港は最近リニューアルされて飲食店も増え、便利にもなっているのだが、未だに駐車場から傘無しではいけないのは少し残念と感じる。色んな事情があるのだろうが海外ではレインマンと言われるほど雨の多い又右衛門にとっては、是非とも今後の改修候補にしていただければ嬉しい。きっと雨の苦手なジャミラもそう思っているに違いないと思う。*ジャミラが飛行機に乗れるかはわかりませんが・・・・(^^;)


そして夕方に成田空港へ到着。チェックインカウンターで隣が空いている通路側をリクエストし、出発ゲートへと向かった。
少し出発まで時間があるので、ラウンジで大好物のJALオリジナルビーフカレーをお腹いっぱい食べ、WiFiで通信ができる間に、できる限りのデスクワークを行い、搭乗口へと向かった。

機内ではリクエストのおかげかただ単に空いていたのか隣席は空いており、快適に過ごさせていただけた。なぜ隣の席が空いていると嬉しいのかというと、ただ単に広いからというわけではなく、飛行機で眠れない私は、ずっとパソコンで作業をしているため、夜の出発便ではパソコンの画面の明るさで迷惑をかけてしまうのではと思うからである。


そうして出発より約1時間後に夕食として苦手なポテト山盛りのチキン。到着前には、フルーツとマフィンという又右衛門エンジンには少し合わない燃料補給、さらに人肌ぐらいのイングリッシュティーという少し悲しい食事を経て、約8時間30分。眠気は十分に背負ったままであるが無事にブリスベン空港に到着することができた。

 

空港には何度か私をアテンドしてくれている、かおりさんが待ってくれていた。

さ~~。今日から4日間。め―いっぱい植物に触れ、人に触れ、勉強をしてきます。

 

留守を任せた親愛なるスタッフの皆さん。何卒よろしくお願いいたします。

 

ではでは~~。

9日に日付が変わった深夜1時前に出発予定の飛行機が、約1時間30分ぐらい遅れる。それも特に何が原因かもわからないが、出発ゲートに長い時間待たされ、何度も並び替えさせられての出発に、多くの乗客がため息をついていた。私の眼にも明らかに不手際感が満載に写っていた。


そして機内に乗り込むが、楽器が大きく一苦労。でも何とか収まり、TAPポルトガル航空でリスボンへと向かう。

そして飛行機は遅れたがリスボンで1時間以上はあるかなと思ってWiFiにつなぎ作業をしていると、スマホの時刻と実際の時間に隔たりがあり、遅刻寸前と判明し、慌てて搭乗口へと向かう。

 搭乗口は既に開いており、慌てて私も乗り込んだ。そしてさっきと同じように、大きな楽器を何とか載せて、今度は定刻よりやや遅れて、リスボンを離陸した。

そして約2時間30分のフライトでフランクフルト空港に到着。乗り換え時間は約一時間。フランクフルト空港は広く到着がAゾーンの一番端で出発はZゾーンだったので余裕がないので速足で大きな楽器を抱えて出発ゲートをめざした。

そして何とか時間内に乗り込むことができ、最後のフライトとなるフランクフルト発のルフトハンザ航空で関空をめざした。

フライト時間は約10時間30分。関空到着は10日朝である。そしていつものように機内で最後のブログを書いている。


今回、はじめてのセネガルで、限られた時間であったが、かなりうまく活動できたと思う。
最初と最後には結構
きつい洗礼もあったが、それもこれも含めてとても素敵な訪問であったと言える。

バオバブをはじめ素敵な植物にも出逢えた。
素敵なナーセリーとも出逢えた。
現地で活動される素敵なJICA職員・隊員の方々にも出逢えた。

更に在セネガル日本国全権大使閣下までも、私の訪問を歓迎していただき、激励のお言葉をおかけいただけた。本当に本当に感謝です。

 そして厳しい環境でありながら、一生懸命生活をしている現地の人に多くを学ばされた。

そして今回のセネガル訪問を非常に価値あるものにできたのは何よりも現地で私のアシスタントをしていただいたTOMOさんのおかげである。彼女は私の行動を把握し、ホテルや車など全て手配し、訪問中の数日間フランス語やウォロフ語を駆使し、案内をしていただけた。ご自身も仕事をされているので全日程のお助けとまではいかないが、来られない日は電話でドライバーを誘導していただいたり、私に適切なアドバイスをしてくれたり本当に助けていただいた。彼女でなければこのような結果は無かったと言えるであろう。

私はいつも独りで渡航しても必ず素敵な人が現れ手助けをしていただける。本当に恵まれた男だと我ながら思う。

そしてこの国でもそんな素敵な人たちと一緒に過ごしたり、活動させていただいたり本当に有難かった。

 またいつの日かお世話になった皆さんに一回り大きくなった又右衛門をお見せできるように頑張ります。

そしてまたお逢いしたいと思う。

大きなバオバブの木の下で・・・再び・・・。

 

今回も相変わらずの乱文、誤字脱字ひどいと思いますがお許しくださいませ。そしていつもお読みいただきありがとうございます。これで又右衛門 セネガルへ。を書き終えます。

 

素敵な人や植物が溢れる国。セネガル。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

そしてネコちゃん。元気でね(涙)

今日の深夜に帰国の途につくので、本日が現地で活動できる最終日になる。まずはいつものように朝食を食べに行く。

 まずはお気に入りのバオバブジュースを飲みほす。通常朝食は7時スタートのはずだが、ゆっくり準備のスタッフは、結局全部出そろうのに8時までかかっていた。そのおかげではないが、心地良い潮風にうたれながら、すっかりなついた友だちとじゃれあい、デスクワークをすすめながら、最後の朝食を楽しんだ。

そして、ホテルでTOMOさんと、最終オーダーシートの確認などを行ったのちに、市場調査のためMbourへと向かった。

ここMbourは大きな市場であり、多くの人が集まる。当然そのためにかなり用心が必要である。

 比較的治安が良いセネガルであってもこのような大きな市場は細心の注意を払わなければならない。実際にリュックどころかポケットにも平気で手を入れてくるのである。ただこれはセネガルに限らず、人が多く集まるところでは常に起こっていることである。



海側では、魚が売られている。その匂いは結構凄い。苦手な人は数分ももたないだろう。新鮮な魚がいっぱい並んでいると言われても、地面かテーブルかわからないとこに、多くのハエがたかっている状況は、まるで岸に打ち上げられ、そのまま放置され死んでいる魚と変わりなく感じてしまう。どうしても日本の環境との違いに違和感が出てしまう。



また包丁で刺身のように切る習慣があまりないらしく、中にはすり身にして販売している人もいる。

 陸側では、食品から日常品まであらゆるものが売られている。その店舗数は数えきれないほどである。


ビサップの花やバオバブの実も売られている。その他にも多くのものが売られていた。そしてこの地にはあまり長居しないほうが賢明と思い、目的のものを購入し次の区域へと移動した。 

 ここでは頼まれものをしていたので 見てきた。コラという楽器である。セネガルやマリで使われているものである。そこでうまく信用できる店を紹介していただけ気に入ったものを購入し、車に乗り込みこの地を離れた。


そしてTOMOさんのオフィスと工房を訪問。TOMOさんが創り出すインテリア雑貨は私の専門外ではあるがその精度やセンスの良さは私でもすぐわかる。海外で人気であるのもうなずける。きっと彼女とコラボすると面白いモノやコトができると感じた。乞うご期待といえるかもしれない

 そしてお腹もすいてきたので、近くのお店に連れていっていただきセネガルの代表的料理チェブジェンをいただいた。おすすめのお店ということもあり、かなり美味しかった。


ただそこから私のうっかりで地獄を味わうことになってしまったのである。それは付け合わせにある唐辛子から食べてしまったのである。見た目はピーマンの小さなものかと思ったので、一気に丸ごと食べてしまった。その辛さは相当であった。聞くと地元の人でも辛すぎて食べない人が多いとのことである。

普段辛いもの好きの私は今まで色んな辛いものやもっと辛いものを食べてきたので平気だと思っていたが、すきっ腹に一個丸ごと一気に食べたものだから、その辛さに反応したのは口の中より胃の中であった。

食べて数分後、胃に激痛が走る。まるで鋭利なナイフを飲み込んでしまったかのような痛みである。美味しいものを食べながら、これはやばいとすぐさまわかり大量の水を飲むが一向に収まる気配がない。たまりかねてトイレに駆け込む。あまりの痛さに、お腹を抱えトイレの中でしゃがみ込むどころか倒れてしまった。そして何リットルも水を飲み胃の中を空っぽにしようと試みるが中々そうはいかない。正直頭の中では、今日は帰れないだろうとも思いながら意識も遠のいていく感じがした。そしてまた水を飲み続けるといただいたご飯は出ることもなく唐辛子が出ていくのがわかった。何故かというと喉と口の中に激痛が再び走ったからである。

 

すると少しずつ胃の痛みが和らいできて、何とか起ちあがることができた。そして席に戻ると万能薬ともいえるバオバブジュースを何杯も飲み続けることで、再度動けるようになった。話を聞いていると少し大げさのように思われるかもだが本当に痛かった。結石や靭帯断裂、複雑骨折など様々な痛みを経験してきたがその中でもトップクラスのものであった。私にとってこの数十分はまるで地獄のような時間であった。



その後、TOMOさんから提案いただいていた空中からのバオバブの調査であったがこのような体では無理かなとも言われたが、この機を逃したらもうできるときはないかもしれないと思い、最後の力を振り絞って小型飛行機に乗り込んだ。



飛行機というかまるで大型のドローンに乗るような気分である。

 まずは滑走路を走り離陸 一気に高く上がり、眼下に街をみる。



そしてバオバブフォレストへと向かう。

 今までバオバブは見上げることばかりであったので、上空からバオバブをみたり、同じ高さでバオバブの森を走り抜けたりするのは当然初めてで、本当に鳥になったような気分でとても爽快であった。そしてその瞬間一気に胃の傷みは消えていった。本当に不思議なぐらいに。さっきまでの地獄から天国に登れたような気さえした。



飛行中の映像は出来れば動画をお見せしたいぐらいである。可能であればFacebookであげてみます。そして短い空中調査ではあったが、バオバブが自生しているところの条件や、立ち並ぶ規則性、さらに木の成長点などを観ることができとても価値ある学びとなった。そしてさらに飛行かバオバブジュースのおかげかは断定できないが随分回復させることができたのが何よりだった。

 そのように大げさだが天国と地獄を味わうことができ価値ある体験であった。そしてその後は最近はやってきたワックスの生地やセネガルテイストのものを探しに行きサリーというにぎやかな街へと向かい、見学をしてきた。

 そして夕方、一旦ホテルに戻り、汗びっしょりの身体を洗い流して、帰りのパッキングを行った。

 そしてTOMOさん一家と夕食兼最終ミーティングをホテルで行い、夜9時半本当にお世話になったTOMOさんと再会を約束して、お別れとなった。本当に手際よく献身的に助けていただいたおかげで、予定の数倍のことができたのではと思う。本当にありがたく思った。



そしてガソリンスタンドで頼んでいたものを受け取り、ブレーズ・ジャーニュ空港へと向かう。そして無事到着した。ここで長い期間ハンドルを預けていたドライバーチームと固い握手を交わしてお別れとなった。

 

後はチェックインを行い、このいっぱいの荷物を無事に日本に持ち帰れば今回の任務は終了となるのだが・・・。

 

まずは荷物を預けようとチェックインカウンターに行くと重いから預け入れ荷物は1個のみと言われる。そんなわけないでしょ?と強くいい、メンバーズカードを差し出すと、もう一個追加を受け入れてくれた。ただそのためには段ボールのままでは不可能なのでラッピングをするようにと指導され、結構高額なラッピングを行った。

そして再びチェックインカウンターに行き、荷物を預かっていただき、チケットをもらい出国手続きの長蛇の列に並んだ。しばらくしてやっと順番がまわってくると思ったときに、ふとチェックインカウンターで渡したカードがないことに気づく。財布にもポケットにもない。まさかカウンターで渡したまま返してもらってないのではと思い再びチェックインカウンターに戻る。

そうすると案の定、軽い感じで「あるよ!」と当たり前のように渡される。確かに返してとは言ってないが、明らかに返し忘れでしょ!と思ったが、まー何よりも戻ってきたことで十分なのでホッとし、笑顔であらためて出国手続きの長蛇の列にならんだ。そして数十分後無事手続きを済ませ、定刻からかなり遅れた飛行機に乗り込むことができた。その頃には日付も変わっていた。

本当に今日も色んなことを経験できた貴重な一日となった。さ~後は無事に帰りつくだけである。早くネコたちにも会いたいものである。