四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

毎日、ナーセリーを走り回り、深夜、早朝には日本国とのリモート会議に出席して本当にバタバタの毎日で、あっという間の一週間であった。
2日に1回ベッドで横になるような生活であったが、多くの植物、人との出逢いのおかげで、とても充実した訪問であったので疲れはあまりない。

また大好物のトウガラシ(ピメンタス パドロン)を何回も食べることができたし、チーズも1年分ぐらい食べたと言える。

さらにアシスタントをしてくれるMAKIKOさんのおかげで、パエリアの世界的コンテストでチャンピオンになった「BONE AIRE」に行くこともでき、これまた1年分の炭水化物を摂取したように思う。本当に美味しかった。

旅程中は、ほとんどバタバタで食事はかきこむような状況であったので、最終日のパエリアはご褒美とも言えるものになった。

今回の訪問でも多くのパートナーとの再会や新しい出逢いがあった。そして展示会やナーセリーなどで「KANAOKA!MATAEMON!」と多くの人に声をかけていただき本当にありがたく感じた。また私が訪問することを事前情報にて知ってブースで待っている会社、当日 KANAOKAが今年は来ているらしいとの情報を得て、私をワザワザ探してくれていた方までいた。そしてそのような人たちから素敵なメッセージをいただけ本当に嬉しかった。

また私と一緒に行った雨で潤った植物たちは、さらに多くの植物を紹介してくれるなど、思い込みではあるが多くのメッセージを伝えてくれたように思っている。

今回、正直あまりにも忙しく、さらに飛行機代なども高い中、長時間かけてまで遠路訪問することに出発ギリギリまで躊躇をしていたが、結果として、このように訪問したことで、今まで以上に大きな成果を得ることができたと胸を張って言うことができる。

最後にスペインにて私を迎えアシストしてくれたMAKIKOさん。そしてかけがえのないパートナーナーセリーの皆さん、スペインの植物の皆さん。本当にありがとうございました。グラシアス!

そしてこのような機会を得るために私を送り出してくれたスタッフやパートナーのみんな。本当にありがとう。お土産をスペインにおろして空っぽになったスーツケースに、みんなから預かった素敵なメッセージを思いっきり詰め込んで帰るので楽しみにしておいてね。


今回のスペイン訪問記を最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き又右衛門ブログをよろしくお願いいたします。

スペインにおける植物などの紹介も大詰め。
今回は、今までアップできていない植物や又右衛門のスペインにおけるエネルギーとなる食事をアップしたいと思う。

ここスペインでもパラグアイから来たチョリシアを多く扱っていた。

その他にはドラセナ ドラゴなどもある。

毎回気になるペッパーベリー。花が咲いていたのでもう少ししたら赤い実をつけて、魅力的な姿になるのであろうと見とれていた。

実はまだついていなかったがジャポチカパなども多く管理されていた。

またオーストラリアからディクソニアやマクロザミアムーレイ、ボトルツリーなども輸入されていた。

小さなものでも魅力的なものはいくつかあった。実際に輸入は厳しいだろうが、使い方によっては面白いのではと思う。

これは枝の先に可愛らしい花が咲き、風にそよぐ姿は魅力的であった。一緒にいる又右衛門が雰囲気を台無しにしている可能性は否めないが(^_^

大きな迫力のあるものから、小さな可憐なものまで、いろんな植物に出逢うことができ、本当に素敵な行程であった。途中雨も降り、レインマンぶりを発揮したが、実際の私たちの行動には全く影響はなく、植物にとっては恵みの雨であったようである。彼らへのちょっとしたプレゼントになればとても嬉しく思う

さ~~後はお土産を降ろしたので、空いたスーツケース一杯に思い出を詰め込んで帰ろう。

今回はフィカスなどの紹介を。

最近は屋内用の大型のものが少なくなってきており、輸入においての課題ともなっているのでいくつかナーセリーを訪問して、可能性についてディスカッションを行った。

その中で気になるものをいくつか写真にて。

ここまで大きなものは、中々輸入後の管理は厳しいかと思うが、施設内にこのようなものがあると存在感は抜群で想像しただけでもワクワクする。

このように玉チラシにしたものや

自然樹形のものなど、用途はいろいろ考えられ、きっと日本の室内にて需要はあると思っている。サイズの問題もあるが、何とかチャレンジはしてみたいと思っている。

この他にもブラヘアアルマータなどヤシ類も多くあり、下品な言い方かもであるが、日本の皆さんも一緒によだれを流してしまうようなものも多くある。

このようなブラヘアは、ココピートなどで植えられたものは、もうほぼ残っていないため、新たに生産するか、根を洗わなければならない。 

ただ根を洗うといっても簡単なことではない。オリーブのように手間がかかるというわけではないが、洗ったことによる枯死につながる場合が多い。特にヤシ類は可能性が高い。

しかしまだビスマルキアなどと違って、きちんと研究し、しっかり養生すれば可能性は高いので検討の余地はあると言えるのかもしれない。

そのようなことを思いながら、ブラヘアやチャメロプスなどのヤシ類を、目じりを下げながら見つめていた一日となった。

今回は、新しいパートナーを含め、大小多くのオリーブを見てきたのでご報告します。

樹齢約100~500年のオリーブなどをチェック。

続いて樹齢約800年~1500年のオリーブ。ここまでくると迫力満点である。いくつか日本に来てもらおうかと交渉中である。

これらはイタリアンタイプで背が高いのが特徴である。圧倒的な迫力を感じる。数ある中いくつかセレクトしていくが、正直どれも素敵で迷ってしまう。是非いくつか招き入れたいと思っているので、気になる1本があった方は是非お声掛けいただければ嬉しく思う。

他には私たちが管理するオリーブの中でも千両役者と言える樹齢約1000年の富士山型のオリーブの子どものような感じの樹にも出会えた。

さらにテーブルになるオリーブ。初めてスペインでの展示会に来た時に、このようなオリーブにガラスのテーブルをつけていたのを見かけて、ときめいたことが思い出された。

他にも新しいタイプの若いオリーブも紹介していただいたので、帰国後早速皆さんに紹介したいと思っているのでお楽しみに。

今日からナーセリー訪問と日本ハサミなどの営業開始である。
まずはスペインにおいて重要な位置づけであるVIVEROS CANOS社の本社を訪問した。

まずはCANOS社の代表であるラモンさんとエレナさんとオフィスで打ち合わせ。今春に仕込んだ逸品ものの生育状況や、人気が高いアガベなどの提案をいただいた。
ミーティングはそこそこに、早速現場圃場へと向かった。

まずは又右衛門エリアにて養生中のトリスリナクスのチェック。とても良い状態であり、ほぼ出発準備完了と言える仕上がりであった。

人気のアガベ。順調に生育していて、来春には二回りぐらい大きくなって来日してくれる状況であった。楽しみにしていただいている方も多く、一安心である。

そして人気が高まっているマンガベ各種。この種も来日予定のものも多いので、リクエストをいただければ検討したいと思う。

サボテン類に関しては、CITESの関係もあるので要検討。

これはプヤ。シルバーで耐寒性が強い種は人気があるので来日予定である。

この他に、大きなユッカやダシリリオンなど魅力的なものが、来春に向けて準備されていたのを確認することができた。

その後再度ディスカッションを行ったが、訪問者も多く、皆さんの貴重な時間を独り占めにしないように早めにCANOS社を後にすることにした。

来春は今まで以上に魅力的なものを提案できるのではと思っているので楽しみにしていただければと思いますよ~~。

今回は、IBERFLORA2022の会場をアップしようと思う。
手を抜くわけではないが、写真で見ていただければわかりやすいかと思うので写真をメインにします。

大きく分けて4つのエリアに分かれていて、まずは私が主に輸入する屋外用植物やパートナーが多いエリアの写真。
多くが毎年の顔ぶれである。今までのように大きな植物をドカン!と言う感じのブースは減ったように思うが、興味深い植物がいくつかある。

このエリアを通ると、再会できる人も多く声をかけてもらえることも多い。
またFacebookやInstagramを見ていると言ってくれる人もいて、滞在のほとんどの時間がこのエリアになる。

また私たちの花き園芸品や資材などにも興味を持ってくれているので、絶好の営業の機会ともなった。今後に繋がることが期待でき大きな収穫である。

続いて、園芸種や小型のPOT植えの植物が多い展示ブースの写真。
真新しいものは見つけることはできなかったが、参考になるものもいくつかあり、楽しませてもらった。

また別のエリアでは、園芸資材や重機などの展示もあり、順番に見ていくとしっかり丸1日を過ごすことになる。

もし出展者であるナーセリーと商談をしていくと1日では時間が足らないであろうが、私は、その後順次ナーセリーを周っていくので、各ブースはあいさつ程度で終わる場合が多いので今回も丸1日の訪問で終えることになった。

そして視察終了後は、主催者に招待をいただいた御礼と今後の両国間で協力しながら花き園芸を盛り上げていくことの約束をして会場を後にした。

さて、明日からは最終日まではナーセリー訪問である。既に約束しているところと、急遽展示会で知り合ったナーセリーなどの訪問。そして日本の園芸品の営業を続けていくことになる。また追って報告しますね。

長時間フライトの疲れがとれたとは言えないが、今日から現地での活動が始まるので期待感に溢れ、元気は一杯である。
ただ運転に関しては、国際免許は持参しているものの、万が一居眠り運転になり、周りの方々に迷惑をかけてしまわないように、バラエングループのスペインスタッフにお任せして、今回は控えておこうと思っている。眠たくなくてもご当地特有の交差点サークル(ロータリー?)はとても苦手ではあるのだが。。。

さて、初日は今回のスペイン訪問の大きな目的の一つであるIBERFLORA 2022への出席である。今回は主催者側から特別招待を受けての訪問で、COVID-19の影響もあり、3年ぶりの参加になる。

予定通りにホテルを出発。少し渋滞はあったもののほぼ予定通りに会場であるFERIA VALENCIAに到着した。

例年であれば到着後、まずはパートナーブースへの訪問であるが、今回は特別なご招待の御礼と、今回の日本の花き園芸品輸出に関するヒヤリングとそれを拡大するための展示会出展を視野にいれたミーティングのために、主催者本部から訪問することになった。

主催者の受付では、責任者の方が待っておられ、大いに歓迎していただけた。
今回の訪問は例年の輸入のためだけではなく、展示会出展や輸出を視野に入れたものであることの説明をしたところ大変興味を示され、両国が一方的なものではなく、花き園芸を通じた国際交流、相互ビジネスを目指していくことに共感していただけた。

さらに日本においてこの展示会の知名度を高めるための協力依頼の打診も受け、両国における花き園芸業界の発展のためであれば協力は惜しまないことを伝えると、展示会終了後、早速検討してみたいとのことであった。その他にも多くの事で意気投合することができたので何らかの形で物事が進んでいくであろうと思う。楽しみである。

そして、できるだけ早いうちの再会を約束し、私たちは展示会場へと向かった。

まずは日本において総代理店を務めているVIVEROS CANOS社を訪問。

VIVEROS CANOS社はユッカロストラータはじめユッカ各種、ダシリリオン、アガベ他種を生産販売しているスペインにおいて草分け的存在で、この種のリーディングカンパニーと言える。

中でもCANOS社の送り出すユッカロストラータの選抜種である“ブルースワン”は著名で、初めてリリースされた時には、世界中がその品質に驚かされたのが記憶に新しく、それに魅了された一人が又右衛門であり、それがきっかけとなり現在も日本総代理店を務めている。

現在では、近親種も多く、魅力的なものを送り出し日本でも人気が高い。そのような植物の生産現場にいる方々と、今春以来の再会を果たすことができた。

写真のような素敵なシルエットのヒドラはじめ多くの植物を展示していたため多くの人がこのブースを訪れていた。

ただ今春、私が生産現場で一本一本厳選したものは、もっとすごいので、乞うご期待である。

他に人気のアガベ、マンガベ、サボテン類も展示していた。
半年ぶりの再会のため、ゆっくりしたかったが、大事な展示会の邪魔をしてはいけないので、簡単に打ち合わせをし来春の訪問を約束してブースを後にした。

その後順次ブースをまわったが、この回のアップが長くなるので、次回に続きとさせていただきますね。

10月2日の夕方から、スペインに向けて旅立った。
今回のスペインの訪問の目的は、もちろん毎度のナーセリー訪問もあるが、スペインにおいて毎年秋に開催される花き園芸最大級の展示会イベルフローラに招待いただいたからである。
そしてその展示会において魅力的な植物を探すのもあるが、今回は特に、日本の花き園芸品や資材、文化の輸出のための調査と商談、また来年の展示会出展を検討するための訪問が主である。

今回は深夜羽田発の飛行機のため、大阪を夕方に出発。しばらく羽田で過ごして、日本航空の便で、経由先のロンドン ヒースロー空港へと向かう。ただ前も同じであったが、ロシア上空を迂回するため15時間という長いフライトである。飛行機で眠れない又右衛門にとっては、拷問のような時間とも言える。そのようなとてもブルーな感じで飛行機に乗り込み、お気に入りの非常口座席に座り、離陸を待つことに。

私が着席してしばらくしてお隣の方が来られ、とても気さくな方であったのでお話をすることができ、少し報われた気分になった。お隣の方はスペインのお菓子(グミ)メーカーの日本法人の代表とのこと。そしてありがちなCOVID-19の話題になったが、グミ業界は、納入が間に合わない程の好景気とのこと。COVID-19もあるがガムやハードキャンディーがかなり低迷気味なのも併せての人気とのこと。ガムの噛み残しなどを考えるとなるほどな~~と感じられた。

機内では私は相変わらずたまったデスクワークなどをひたすら行う。消灯になってもできるだけ静かに周りに影響が出ないようにひたすらキーボードをたたき続けた。

そしてエコノミー症候群対応策として1時間おきにトイレや運動で動くようにしてひたすら15時間の経過を待った。途中CAさんから「窓の外にオーロラが見えます」と教えていただきしばしオーロラを堪能させてもらった。

そのような感じで何とか15時間が経ちヒースロー空港へと到着。ただまたここからが長い。何とトランジットに9時間30分である。本当に気が遠くなりそうである。そして空港内で電源を確保できるところに陣取り再びデスクワーク。何とか9時間を乗り切り、やっとのことでバレンシア行きの飛行機に乗ることができた。

そして2時間強のフライトの後、大阪出発後約30時間で目的地であるバレンシア空港に到着。

到着後、空港近くのショッピングモールで簡単に食事を済ました後、至近のホテルにチェックイン。丸2日間寝ていないので、グダグダであろう状況で、このブログを書いていますのでお許しを。

さ~~。明日から活動開始。どんな出会いが待っているか楽しみである。

今回も、かなりタイトなスケジュールで動いていくのと、時差のある日本とのリモート会議などもいくつか予定されているので、中々ブログを書く時間がとれないかもですが、何とか写真だけでもアップしていければと思っていますので乞うご期待です。

今日は、甲南学園中学校・高等学校の2022年 第2回ソフィア講演会にて、僭越ながら講演をさせていただいた。

ソフィア講演会とは、甲南学園中高にて年に2回開催される生徒向けのプログラムである。今までにはOBであるスポーツ用品で著名なMIZUNOの水野様や小林製薬の小林様、JAXAの野口様、読売ジャイアンツの桑田真澄様など錚々たる方々が講演されており、私のようなもので良いのか?とも感じながらも、山内校長先生から直接のご連絡をいただき、私としても植物の魅力を若い世代に伝える絶好の機会であると思い、二つ返事でお受けした。

私が少し前に甲南学園の評議員を務めており、その任期を終える時の最後の挨拶がきっかけとなり、今回の講演の依頼に至ったとのことであった。

少し前から連日深夜まで資料づくりに時間を費やし、一人でデモも行い、前々日には講堂で機材の動作チェックも念入りに行い、さすがA型と言えるほどの態勢で本番の朝を迎えた。

学校に到着し、校長先生と少しお話をして、早々に講堂に移動し講演のセッティングと、今回の講演に関わるアフリカバオバブの木とマダガスカルの木彫りを陳列した。
今日の講演は「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と題し、バラエングループと4代目金岡又右衛門としての活動などを、午前と午後、中学校、高等学校に分かれて、100分と質疑応答の10分との2時間弱の持ち時間で行う予定である。

そしていよいよ午前高校生の部の本番スタートの時間になり、生徒代表が丁寧に私のプロフィールを読み上げてくれた。
かなり緊張はしていたが、先日のシャンプーハットのてつじさんからいただいた助言を胸に、元気よく?舞台へと駆け足で出ていった。

講演は結構長いので、生徒たちの集中力を保つために、動画をいくつか差し込み、質問形式も取り入れて進めた。植物の名前を答える質問では、多くの生徒が積極的に答えてくれたり、予期せぬスライドで盛り上がったり、多くの生徒がコミットしてくれて、演者としても大変助かり順調に進めていくことができた。

講演の途中では動画の際に、又右衛門はジャケット姿にお色直しさせてもらったり、普段着の口調で自由にお話をさせてもらったりし、ちょうど定刻に講演を終えることができた。

そしてお昼休憩には生徒や卒業生が来てくれて、短い時間ではあったが有意義なお話をさせてもらえた。中には中学校時代から京都大学と研究をしている生徒さんがいて、高校生とは思えない取り組みをしていることを聞かせてもらい、驚きと将来への期待が膨らんだ。また庭師をめざしているという卒業生も挨拶に来てくれて、素敵な時間を過ごさせてもらった。

午後からは中学生。基本は午前中と同じ話ではあるが、始める前に校長先生から「午後はおしてもいいですよ」と言っていただいていたので、少しスピードを遅くするなど、ちょっと工夫をした。

講演中は先ほどの高校生とは違った反応があったり、面白い盛り上がりをするところもあったりで、少し時間はおしてしまったが、2時間強で無事に終えることができた。最後に花束までいただけ、緊張はしたものの、とても楽しい時間となった。

講演をさせていただいたから言うのではないが、改めて甲南学園は素敵な学校であることを認識した。
今回の講演は午前午後合わせて4時間超。生徒約1,100名、そのご家族、学校関係者を含め、さらに1週間の限定者のみのYouTube公開を含めると2,000名近くの方にお聞きしていただけたようである。
このように多くの人に植物から預かったメッセージや、又右衛門の想いを伝えることができ本当にありがたく思う。
そして今回の講演を通じて若者たちが、一人でも多く植物への関心を高めてくれれば本望であるし、少しは植物への見方も変わってもらえたのではと勝手に思っている。と言うのも講演中はとても素敵な輝いた眼で見つめてくれていた生徒が多くいたからである。そのような眼の残像と、のどの痛みを心地よく感じながら、学園を後にした。

最後になりますがあらためてこのような素敵な機会をいただいた山内校長先生はじめ学園の皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。先生方や生徒の皆さんから多くを学ばせていただくことができました。またいつかさらに成長をした生徒の皆さんに会えるのを楽しみにしています。

さ~~次の舞台はどこの学校かな???(笑)楽しみである。

今日は一日とても大切な日となった。

午前中は、都内にて今後の私の活動において大切になるであろう方とのミーティングであった。その方への期待度は大きいのだが、その分責任も大きく、中々次のステップへと進めないでいたが、いくつかの事象が重なり、見えないものから後押しをされたようなタイミングもあり、今回は大きく前進することになった。きっとパートナーとして大いに活躍してくれるであろうと思っている。楽しみである。

昼からは霞が関へ。今後の花き園芸業界についての情報交換とアドバイスをいただくため
むかった。とても忙しくされている方であるので制約はあったものの時間オーバーしてまで貴重なお話ができた。今後についての進むべき道が少し見えてきたような気がするのと同時に、自らの役割も少しずつ明確になってきたので、今後はさらにギアを上げて進んでいこうという気持ちになれたのが嬉しかった。

その後、足早に移動して『金澤大樹と愉快な仲間たち(金澤大樹くんを偲ぶ会)』の会場へと向かった。
会場には既に多くの方がお集まりになられていて、初めてお会いする人、再会する人などご活躍の方々が多く、生前の大樹君の担っていた役割の大きさを感じることができた。

私は大樹君とは、トルコ アンタルヤ国際園芸博覧会 屋内出展委員会の委員として隣に座った時からのご縁であった。人柄もよくクレバーな方だという印象であった。そして私よりは随分若いがとてもしっかりしておられて、皆さんが思っているように将来を大いに期待される若手であったと言える。
その後は密接に一緒にプロジェクトを行ってきたというわけではなかったが、あるプロジェクトでお父様の金澤美浩さまにアドバイスをいただくことがあり、幾度か矢祭にもお伺いした。きっと大樹君がお父様に私を引き合わせてくれたのだな~~しみじみ感じることになった。

偲ぶ会では、多くの方から素敵なエピソードなども聞くことができ、私が知らなかったところなども多くあり、本当に皆さんに親しまれ必要とされてきたのだと感じられた。

さらに亡くなってもまだ集まっている花き業界の若手の人たちとの新しいご縁を紡いでいただけ本当に感謝である。

私はもう若手とは言えない歳になってしまったので、少しでも今回の会を設えた全国花き若手会の藤目会長はじめ多くの若い人の支援ができるような取り組みを産み出し、お父様の金澤さまのお力添えをいただきながら何とか進めていければと強く感じている。これからの若手の活躍が楽しみで仕方ない。

今回素敵な機会を与えてくださった藤目会長はじめ多くの皆様、天国の大樹君はじめご家族の皆様。そして参加者の皆様。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

今日は私にとって本当に大切な日となったと言える。皆さんに何とか形にしてお返ししなければです。がんばります。