四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.08.01

新年度の始まり

先月末、タイから帰国し、数日間は今秋に施工する大きな案件の打ち合わせに、植栽管理担当と現地へと入った。

 

現地には、クライアントの代表の方をはじめ、スタッフの方々、建築施工会社、造園のプロなどが集まり、日程調整はじめ現場での打ち合わせなどが行われた。

 

弊社の担当もしっかり意見を述べる姿をみて、本年度の大阪・関西万博などに関わりながら実績を重ねて逞しくなった姿を頼もしく思えた。

 

 

ちなみにこの写真は数か月前に同じクライアント様からご依頼いただき植栽させていただいた横長のオリーブは樹齢約1,000年のオリーブ。ちょうど同じ畑から、同じ時期に日本に来ていただき、今は都内の国立競技場の玄関口ともいえる公園に設置されているオリーブと兄弟と言える大樹である。

 

 

もう一枚は、クライアントの方々をスペインの展示会にご案内した時に、皆さんでとても気に入られた1本である。展示会では葉を多くたくわえていただが輸入のためにカットしたため、その頃のイメージは違うが数年後には、しっかり葉を茂らせ雄大な姿になっているであろう。とても楽しみである。これも植栽担当が監督し無事に終わらせた仕事である。他にも各部署各担当は日々努力し多くの実績をあげてくれた。本当に嬉しく思っている。

 

そして今日から8月。グループの代表企業である薔薇園植物場は新年度を迎えることになる。昨年度は花き業界としてかなり厳しい1年ではあった。私たちもご多分に漏れず、昨年度を上回る数字を残すことができなかった。ただ数字こそ残せなかったが、育つスタッフが増え、数年前から種まきした事業がいくつか芽を吹き始めたので、悲観することはない。むしろジャンプする前に、屈んでいる状況であると思っている。

 

世間を見れば政局も大きな変化が起ころうとしている。私たちグループも創業145年にこそなるが、先人の功績や教えを大切にしながらも、常に多くの新しいものを取り入れて時代の変化についていけるような企業にしなければならない。いやむしろ変化を起こすことができる企業をめざし引き続きチャレンジをしていきたいと思っている。そのためには、社内にとどまらず国内外から、新しいパートナーを招き入れ一緒に活動をしなければならないため、私たちの考えに共感いただけ、一緒に歩んでいただける方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けくださいませ。楽しみに待っています。

 

さ~~新たな年度。頑張っていこう。体力と気合は十分だ。