四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2日目。ホテルの朝食を一番に食べ、そのまま久留米駅へと向かった。

 今日は、霧島にある著名な方を初めて訪問するため、まずは鹿児島へと向かう。


実は開通からかなりなる九州新幹線であるが私は乗るのが初めてである。別段鉄道ファンというわけではないが、はじめて乗る九州新幹線に少し心が躍る。

 

普段から電車や飛行機での移動中は貴重なデスクワークの時間なので、はじめての新幹線でも同様に進めていた。

そのような中、ふと顔を上げ車窓に目をやると、とても素敵な景色が拡がっていた。この写真を観て何に見えるかはわからないであろうが、私には大切にしているものが動く姿がはっきり見えたように感じた。

 そして出発から約1時間20分で鹿児島中央駅へと到着。そしてレンタカーをかりて、目的地へと向かった。


そして海を眺めながら1時間少々のドライブで現地に到着した。現地にはパンジーやヴィオラの生産では、日本を代表する片山清美さん夫妻とネコのふくちゃん。デザイナーのかわしまかずよ先生が私のことを待っていてくださった。

 

今回、かわしま先生から頂いたご縁で、片山さまと知り合い、お互いめざすところが同じように感じ、是非ともお伺いしたいと思っていて、今回やっと実現したのである。

 

片山さまは、屈指のパンジー&ヴィオラの生産者である。しかし普通の生産者ではない。植物に対するこだわり、熱い思いは半端ではない。そして日本全国から業界内外に関わらず片山さんの作出の苗を求めに、霧島の圃場までやってくる。各市場や生産者もこぞって訪問されるようだが、そのほとんどが、本人と会うこともままならず、出荷していただけるまでにも及んでいないようである。

 



それは単価や取引金額の大きさは全く関係なく、植物や人に対して想いが一致しなければ、出荷はしないという信念を貫き通しているからである。その信念の強さには、ものすごいものがあるのが少し話しただけでも直ぐに伝わってくる。

 



そしてその想いの強さが作品として、そのまましっかり表れている。ここでアップさせていただくパンジー&ヴィオラがそうである。今回の訪問時は時期が違うため現物は見ることはできなかったのだが、今回はその写真を見せていただき、今まで見たことがない素敵さにため息が出るほどであった。素晴らしいというしかないのが正直なところである。

 

食事をはさみ、植物談義は尽きることが無く、気がつけば、かれこれ6時間ぐらいは話していたかもしれない。本当に素敵な話を聞かせていただくことができた。そして私の想いもしっかり伝えさせていただくことができた。

 

私のような若輩が言葉にするのは、大変失礼かと思うが、片山さんと私の歩み方やめざすところに多くの共通点があり、お互いが多く共感できたと思う。そして私に勿体ないほどの多くの温かい言葉をかけていただき、これからもさらに関係を深めながら一緒に取り組んでいくことを約束させていただくことができた。

私は片山さんや奥様の心に触れ、その想いと素晴らしい作品を一人でも多くの人に使えたいと率直に思った。ただ素敵な商品だから是非販売したいとかいう、ちんけなものではなく、本当に魅力的なパンジー&ヴィオラに触れていただき感動してほしいと単純に思った。

今冬から来春にかけて、片山さんと又右衛門の素敵な取り組みができると思うので、皆さんにはご期待いただければと思う。

 

 今回の訪問中には、何度も可愛らしいネコちゃん(ふくちゃん)が遊びに来てくれて、私たちの絆をより深いものにしてくれたような気がした。


 そうこうしているうちに出発の時間になってしまい、お互いが再会を約束し、私はこの地を後にした。とてもとてもエキサイティングな時間になりました。再会とこれからご一緒できる取り組みがとても楽しみです。ありがとうございました。


 そして車に乗り込み、指宿をめざす。ただその途中に少し気になっていたとこがあったので、少し遠回りであるがせっかくなので寄ってきた。

駐車場に車を置いて、鳥居をくぐり本殿へと向かうと、目の前にその巨木は姿を現した。


そのそびえ立つ姿に一瞬絶句した。凄いの一言である。今まで海外で大きな木は見てきているが、この樹には大きさ以外に、今までと違った強さを感じることができた。本当に凄かった。

片山さんの凄さと、巨樹の凄さに、胸を撃ち抜かれたような感じで、ETCカードを忘れてきた私はひたすら下道で指宿へと向かった。そして21時30分ごろ何とかホテルへと到着。荷物を置いて、ホテルに紹介してもいらったお店「むさし」さんへ行くことにした。

 そして一人寂しく?素敵な1日の打ち上げとして軽く食事をいただいた。

このお店は雑誌のあまから手帖にも紹介されるなど、素敵なお店であった。

 料理も大変おいしく、一人ではあったが至福の一時を過ごさせていただいた。その時にお店のオーナーと少しお話をさせていただき、私が出演していたウラマヨが九州でも放映され、私のことを知っていただいていたのが驚きであった。あらためてテレビの力はやはり凄いと感じた。

 

料理もだがとても優しくお声掛けいただく方がたのおかげで、胸もお腹もいっぱいになり、とても良い気持ちで、ホテルへと戻った。そして終了ギリギリに温泉で汗を流して、部屋に戻りベッドで横たわった。あ~~~とてもとても良い1日だった。

明日も素敵な1日になることを祈りつつ眠ります。おやすみなさ~~い!

今回は久し振りに九州へと向かった。 

雨の中、朝一番の飛行機で福岡に向かい、その後レンタカーで久留米へと向かった。

その途中で九州日観に立ち寄ろうと思ったが、時間があまりないため玄関先で断念、久留米植木団地へ昼過ぎ到着した。


まずは先日弊社を訪れていただいたSANTA ANA gardenさんを訪問。代表の藤吉さんと再会した。


 SANTA ANAさんは、この団地の中では、私どもの扱うデザットプランツなどを用い、魅力的なガーデンを提案している。最近はオファーも多くなってきているとのことで、今後が楽しみである。そしてディスカッションを行った後、あまり長居は迷惑であろうから、ほどほどに引き上げさせていただいた。


そして団地内を見学させていただいていると、お取引いただいている大洋グリーンの馬場さんが出先から戻られたようで、ご挨拶をさせていただくことができた。



その後も団地内を視察。全て歩きつくしたので、せっかくなので筑紫野へと車を走らせた。

そして30分ほどで目的地である「Yubisakino Jyunin」さんを訪れた。

 

代表の松永さんはお出かけのようなのでご挨拶だけをして帰ろうかなと思い、素敵なスタッフの女性にお声をかけさせていただいたところ、松永さんに電話をかけていただき、出先から戻って来ていただけるとのことで、しばし店内を見学させていただいた。

 

 店内には、弊社からお届けさせていただいた又右衛門スペシャルをはじめ、多くのユニークな植物が所狭しという感じで並んでいた。


その品揃えは、私も思わず息を飲むぐらいで、観ているだけでワクワクすることができた。さらに植物の状態もすごく良く驚かされることが多かった。


そして少しすると松永さんが小走りで戻って来られ、しばしの間楽しくお話をさせていただくことができた。


その短い間にも、数名の方が来店され、珍しい植物を食い入るように見られていた。中には若いカップルも来られていたのだが、そのような中、とても印象的であったのが、お客様への松永さんの親切な対応であった。ある高価な植物を検討されていたのだが、普通なら販売してもOKのような植物であったが、その状態をしっかり確認し、直ぐに購入をするのではなく、少し時間をみてからにしましょうとアドバイスをしていたことである。

現在私たち同業では、発根確認もしないまま出荷したり、知識が乏しいにも関わらず長年輸入してきていたりする業者も多くいる中、彼のプロとしてのポリシーがはっきりでていて、素晴らしいと感じた。

私たちはあらためてこのような素敵な方にお取引いただいていることを誇りに思う。本当に感謝である。

 

そして再び久留米に戻りホテルにチェックインした。夕食には高校時代の同級生が駆けつけてくれて、思い出話をしながら、美味しくディナーをさせていただくことができ、満足な1日となった。

さて明日は霧島へ移動。おやすみなさい。

1日。朝から自宅 本社 営業所の神棚をお祀りさせていただき、各氏神様に1ヶ月の御礼の参拝をした。


そして営業所にて簡単な社内ミーティングをおこない、宝塚に戻り宝塚山本ガーデンクリエイティブ株式会社の株主総会と取締役会に出席し、その足で電車に乗り込み、先週の豊明の展示会に引き続き、2週続けて愛知 名古屋へと向かわせていただいた。

 

無事夕方に豊明駅に到着。椿において著名な前田ナーセリーを訪問させていただいた。

 前田さんには、椿のことについてとても興味深い話を聞かせていただくことができた。きっとこれから面白い取り組みができると思うので乞うご期待である。

 

さらに栽培方法などでも多くをご教授いただき、大変勉強になることが多く、自ら進めてきた農法とうまく併せていくことで新たなこともできるであろうと思う。

その後は名古屋でご活躍の大先輩方を交えての夕食会が開催され、さらに多くの学びを得ることができた。温かく迎えていただいた皆様、本当にありがとうございます。面白い取り組みが出来そうです。楽しみにしています。


2日目の予定はお昼前からの全国花卸協会の総会である。ただその前に少し時間があったので、名古屋市が展開する「フラリエ」を見学してきた。

園内には結婚式場、売店、バーベキュー施設などもある施設で、現在進行中のプロジェクトでのヒントになるものを得ることができ、ホテルに戻り総会の準備を行った。



そして定刻に総会は始まり、滞りなく終了。引き続き分科会に出席し、その後懇親会に出席させていただいた。

懇親会では1年ぶりに会う人が殆んどで、相変わらず元気そうな姿を見ることができ、とてもうれしく感じることができたのと同時に、また1年 仲卸としてしっかり営み、元気な姿を見せたいと強く感じた。

私が国内外を駆け巡り活動をできるのは、仲卸という基盤があるからである。その基盤はしっかりしたスタッフによって築き上げられている。本当にお客様、スタッフに感謝である。
この根本を忘れることなく引き続き頑張っていきたいと思う。

都内から飛行機でもどり、トラックに乗り換え、又右衛門スペシャルプランツを積み込み、ハンドルを握り再び都内へと向かった。

 

通常であれば、配送業者の方々にお願いをして運んでいただいているのであるが、今回は特別なプロジェクトのため、自身で運転し、植え込みを行うことになった。

 

積み込みや準備を終え、朝10時に大阪営業所を出発した。

 

 普段はとても小さな車に乗っているので、はじめは少し戸惑いもあったが、徐々に昔の勘を取り戻し、鼻歌交じりで高速をひた走った。

途中、新東名などで新しいサービスエリアによりながらの運転はとても楽しく感じる。特に岡崎SAはとても広々として見どころが多くあった。

 

最近のサービスエリアは、それぞれその土地の特色を生かしたものが多く、気になったものを買い食いしながら出発から約7時間半で都内の目的地に到着した。

都内には仕事で良く来るが、まさかトラックを自分で運転し、渋谷、六本木などを横目に走るとは思ってはいなかったので、いつもと違った感覚でワクワクもしていた。

そして一旦車を預けて、翌日からの施工のためにホテルに戻り、明日に備えることにした。

 

そして当日は、何とか雨も上がってくれて予定通り植栽をすることができ、その後すぐにまたトラックに乗り込み、大阪へ戻ることにした。

 

帰りも同様に気になるサービスエリアを立ち寄りながら、往路と同じ約7時間半で大阪へと無事戻ることができた。

今回素敵なプロジェクトであったため、往復全て私一人での運転であったが、運転中に色んなことを考えたり、完全に無になり運転に没頭したりしていて、普段味わえない時間を過ごすことができたので、全く疲れも無く、清々しい気持ちで全行程を終えることができた。

このような機会をいただき本当に感謝です。
私にとって生涯忘れることのない日になりました。ありがとうございました。

たまにはトラックの長距離運転もいいかな~~(^^)v

28日 朝一番の飛行機で羽田へと向かった。

 飛行機はほぼ定刻出発し、羽田へ到着した。そしてモノレール、山の手線、つくばエクスプレスを乗り継ぎ到着。


そして今日の目的地である国立科学博物館に到着。ここで小一時間、とても有意義なミーティングをさせていただき、多くのことを学ばせていただいた。

 

その後、駅にもどるバスが中々ないので、歩いて駅まで戻ることにした。その途中で目に飛び込んできたのが、この写真の看板である。まだお昼前であったが、この専門店という文字に魅かれてしまい、店内へと入ってしまった。そしてせっかくだからしょうが焼きの大盛りを頼んでみた。

待つこと10分。運ばれてきたのがこれ!かなりの大盛りである。ご飯は初めに半分でと言っていたので、この上ごはんも大盛りなら大変なことである。ただ基本肉食男子の又右衛門は喜びながらたいらげた。

 

そして、満腹状態のため、再び歩いて駅をめざし、約15分で駅に到着。再びつくばエクスプレスで都内へ。約一時間後に赤坂に到着。ここで重要なミーティングを行い、続いて新宿へ。ここでの熱いミーティングを終え、時計を見ると22時。その後定宿のある新橋へ向かい、パートナーと再合流して、かなり遅めのディナーミーティングを行い、日付も変わったので、ホテルに戻り、汗を流して、就寝した。 

翌日29日は、朝一番から麻布でミーティング。その後、飛行機で大阪に戻り、経済活性化委員をつとめさせていただいている宝塚商工会議所の会議に出席し、自宅にもどり、このブログを書き、一日を終えることになった。

今回のつくば・都内出張も、とても有意義なミーティングとなった。

明日は何とトラックで再び都内をめざす。そのために今日は早めに寝ます。

皆さん。おやすみなさい。

25日の朝から岐阜へと向かい、業界の重鎮であり、多くのことを切り拓いてきた岐孝園 加藤社長を訪ねた。

 

岐孝園 加藤社長の推進力の凄さは、業界で知らない人はいないぐらいである。その行動力は、私も多くを学ばなければと思っている。その時の会話は、現時点では、ここで書くことはできないが、今までの活動において共感し合えることが多くあり、さらに構想においても同様の考えを多く持っていることが確認でき、今後について相当面白い話ができたと思う。また時が来たら、お話をさせていただくことができ、ビックリしていただきたいと思うので、今回はこの辺で・・・。

その後、車を走らせ、26日開催のトレードフェアに出展のため豊明へと向かう。そして定刻に到着をしたのだが、肝心の植物を載せたトラックが大幅に遅れると連絡があり、先にホテルに向かい、チェックインを済まし、デスクワークを行ってから、トレードフェア会場へと向かった。

それでも中々トラックは到着せず、到着を待つ間に他の出展者ブースを拝見させていただいた。そこで同じ宝塚でつりしのぶを出荷する市原さんと再会でき、元気な姿を拝見することができた。

 

そして閉場の30分前に何とか車が到着し、そこから慌ててブースづくりを行った。行ったといっても、多くは弊社の展示会販売のエース 安部氏が陣頭指揮をとり、私はバタバタしていただけである。

 

 

この手際良さはさすがだな~~と感心しているうちに、タイムリミットとなったため、会場を後にし、夕食をいただいたのち、ホテルに戻り、再びデスクワークを行い、深夜ベッドに横たわった。

 

そして翌日朝一番から並んで、ホテルの朝食をいただき、慌ただしく会場に向かうことにした。

 軽くブースを整え、主催者挨拶を経たのち、定刻に開場され、多くの買参人がそれぞれのブースへと全速力で走っていった。 


そしてしばらくし、私たちのブースにも色んな方が来ていただき、「100年オリーブ®」や
「ユッカ ロストラータ ヒドラ」などを早いうちから購入していただくことができた。
その後も「ロストラータ ブルー・スワン®」などをご購入いただき、何とか数字上でのボーダーラインを越えることができた。

 また大きな植物とは正反対ともいえる土を使わないセラミック栽培による「セラテリア®」などにも興味をもっていただきことができた。

 数字上で最低限をクリアできたことは大きかったが、それよりも今回も遠くからわざわざ多くの方が、又右衛門プランツや本人に会いに来てくれたことがうれしかった。


 中にはお菓子や差し入れをもって来ていただけたり、「絵本をかきました!読んでください!」と絵本をもって来ていただけたり、とてもうれしく感じる時間であった。

 

そして時間が経つのは早いもので、あっという間に15時の終了時間となり、ブースを片付け、また車に乗り込み、無事大阪へと戻ることができました。

 今回の展示会も初めてお会いする方から、久しぶりの再会、さらにしょっちゅう会っている方々まで、多くの方と出会うことができ、とてもいい1日なりました❗

私たちの植物に魅力を感じ、一緒にお連れいただいた方本当にありがとうございました。

 

みなさん。またお会いできることを楽しみにしています~~。

少しご報告が遅れましたが今春より、大阪大学 産業科学研究所 共同研究員としての活動も始まりました。

 あらためてこの場所から植物の「生」を見つめ、実践だけではなく、科学的な見地から、研究を重ねて、少しでも植物の命に向かい合っていきたいと思います。


小林名誉教授はじめ、多くの先生方から学ばせていただくことができる絶好の機会であるとともに、一緒に活動することで、きっと素敵な軌跡を残せると信じています。
 

学生時代にやり残したこと。忘れ物も取りに行くことができるかもです~~。実直に活動しますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします!!!

スペインから帰国すると、当たり前のように多くの仕事が山積みになっていた。今の時代、パソコンを持って出ているとどこでも仕事はできると言うものの、やはり机の上にはしっかりと仕事がたまっていた。その仕事に目を通しアクションを起こすことや、各ミーティングで数日があっという間に経ってしまった。

そして今日は夕方から公益財団法人 宝塚市文化財団の報告会・懇親会に出席させていただいた。今回で2回目の取り組みということである。

冒頭 財団常務理事であり事務局長の山本様の挨拶があり、各ご担当から29年度の活動報告と30年度の事業計画の説明があった。

その後、音楽イベントとしてタカラヅカOGの桐さと実さん、美苑えりかさんによる魅力的なコンサートもあり素敵な時間を過ごさせていただけました。

 また懇親会では、宝塚歌劇OGのお二方を始め、普段から財団に関わられる方々やご活躍される多くの方々と意見交換をさせていただいたり、又右衛門活動への激励のことばを掛けていただいたり、疲れが抜けきれない身体に気合を注入していただけた時間となった。

 

今回、報告会に出席させていただき財団の皆さんの日々の努力を垣間見られたように思う。現在の報道、テレビ番組ではドキュメントと言いながら、NEWSになりそうな一過性のイベントや著名人にスポットライトあて、その活動のごく一部を切り取った編集によって、あたかもその主人公が全てを成し得たかのように見せかけるための番組を多くみかける。確かにそれは観る人にとっては面白いかもしれない。番組はそれで成功かもしれない。でもそれで活動に関わった人の真意は伝わるのであろうかと疑問に思っている。

 

そのような中、見せ方はTV番組などとは違い、少し地味ではあるため伝わりにくいかもしれないが、財団の方々のように1年間を通して、地域に密着し市民に触れ合いながら地道に活動され、着実に成果を上げられていることの方が、はるかに素晴らしく評価されるべきだと感じている。是非このような活動こそ、ローカル報道が積極的に取り上げ、多くの人、市民に伝えて欲しいと思っている。 

私も宝塚生まれ、宝塚育ちの一人として、微力ではありますが皆さんのような方々と一緒に活動をさせていただき、さらに素敵な「宝塚・たからづか・TAKARAZUKA」をめざしていきたいとあらためて感じました。

財団の皆さま。本当にありがとうございます。そしてこれからも宝塚をよろしくお願いいたします!!!

今は日本に向かう飛行機の中でこのブログを書かせてもらっている。これといった気の利いたことも書けないし、文章力もないが、今回の訪問で自分なりに学んだことや感じたことを下手な文章でも、少しだけ書き残しておくことにします。

早朝にホテルを出発。まずタクシーで空港へと向かう。

何も問題なくチェックインを終え、出発まで空港内で快適に過ごした。

そして定刻に出発。窓からの見えるオリーブ畑を見ながら、今回の出張の自己評価を行う。
限られた時間のため100%とは言えないが多くの目的を達成できたのは有意義であったといえる。

そして小一時間で経由地であるマドリードに到着。ここでトランジットのため数時間を過ごす。

そしてイベリア航空の飛行機に乗り込むが、私の座席付近は座席の混乱でバタバタ模様。というのもどうやら機材変更があったのと、私の前の座席の子連れの方が、お子さんと一緒がいいから勝手に席を変わって座り、中々席を動かないというトラブルがあったみたい。
そして私の座席もかなり厳しい座席であったので、CAさんに交渉しシートマップをもって来ていただき、何とか座席の変更をしてもらった。そのようなこともありながら、飛行機では眠れない私は、ひたすらパソコンと向かい合いながらこのブログを書き始めている。

今回のスペインで多く学ばせてもらった。まずはそれぞれのビジネスパートナーから、新しい情報をもらえたり、彼らの歓迎を受け、パートナーであるということはどういうことかなどを気付かせてもらえたりした。

そして植物からも改めて多くを気付かせてもらえた。

小さなオリーブたちの並ぶ姿から、多くの人に助けられ育てられながら、仲間と共に規律良く歩むことの意義や、その集まりが為す力強さを感じることができた。

丸いオリーブからは、ただやたらに尖るのではなく、角を立てず周りとの調和をもつことが周囲の人に安心感を与えるということを学べたような気がした。

幅のあるオリーブから、人として幅を持つこと。そして周囲に振り回されずどっしりと構えていることの大切さを学べたように思う。

背の高いオリーブを見ていると、高い所に立ち、遠くを見渡し、先を見ることも必要であることを教えてくれているように感じる。

上に大きく拡がっているオリーブを見ていると、きつい日差しや厳しい風雨など、どのような状況や相手であっても、その手をすぼめず、しっかり両手を拡げ、全てのもの受け入れることができる心の大きさ強さを持つことの大切さを教えてくれているように思えてくる。

残念ながら現地でサバイブできずに枯れていながらも凛とした姿で立っているオリーブを目の前にすると、人としていずれ来るその時期を受け入れなければならないこと。またその時が来たら、自らの生き様に胸を張って旅立てるような人でなければならないと強く感じた。

本当に多くのことをオリーブが教えてくれたと思っている

そして今、飛行機の窓からは素敵なオリーブ畑が拡がっているのが見える。
ここには色んな大きさのオリーブが共存をしている。私も人として、心の中にこのような畑をもち、色んなオリーブから教えてもらったことを共存させながら、しっかりと人生を駆け抜けていかなければならないと思う。

だってこのオリーブの大樹のたった10分の1も生きられないのだから・・・

今回もまた私の支離滅裂で下手なブログを読んでいただきありがとうございます。

人の前に出す文章だからもっときちんと読みやすく誤字脱字のチェックをしてからのアップであるべきところですが、気にし過ぎると文章が書けなくなってしまうので、下手な文章でもいいから感じたことを頑張って文字にしていますので、できればお許しいただければと思っています。

またこのような私にでも何か聞いてみたいことなどあるようでしたら、ご連絡いただければと思っています。

さてこれで2018年 春の又右衛門スペイン訪問記を終えさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

四代目 緑匠・又右衛門

今日は今回のスペインで活動する実質の最終日である。

朝食では、はちみつをいっぱいいただき、動き回れるパワーをつけてから出発した。

 

今日は比較的大きめのオリーブを選び出すのが目的である。

 まず朝一番からこれらを検討。この中からオープントップで運べるものを優先的に選び出す。

 眺めているだけでもうっとりしてくる。そして細かいところまで病気などがないかをチェックしていく。たださすがにここまでくると、上部まで確認することができない。

そのため次回には重機を使い、最上部までしっかり確認することにした。

 続いてエルチェから、車で約1時間の少し離れたボネテへ向かった。到着して車から降りると、エルチェにくらべ明らかに風が冷たい。これがこの場所の特徴である

 そこでちょうどいい感じの樹齢800年ぐらいのオリーブをチョイス。中々日本の条件に合うものは見つからないが、その中でも2本ほどいい感じのオリーブに出逢えた。


 その他にも多くのオリーブもあったが、中々納得するものがなかったので、また移動しエルチェの他の圃場をチェックした。

 ここでは商業施設や大きめの一般家庭でも導入可能な樹齢3400年ぐらいのものを選ぶことにした。

まずはレチンを数本を選び出した。レチンは比較的緑色が強く、土台はどっしり太く、上はキュッと絞れているのが特徴。まるでカルメンのダンサーのようである。

 


 オヒブランカの特徴として、少し背は低めになるが、日本人好みのしっかり太いスタイルの画が多いため、この中から選び出す。その作業は簡単ではない。まずは見た目として形、そして病気や枯れなどのチェックをする。それでOKならサイズの計測。そしてから最終マーキングになるため、一本一本の選別には、樹に耳を傾けるなど本当に集中力が必要である。

そして今回は40本ほどを選び出すことができた。その頃には19時をまわっていた。

 

そして最後に、サバイブされてきたオリーブの中に、本当にごく一部だが、移植に耐えることができずに、残念にも枯れてしまったオリーブを見させていただいた。


でもこのように枯れてしまったオリーブであっても、手を加えることで、息が吹き込まれ、新たな道を歩むことができるので、少しアレンジしてみたいと思う。面白いことが頭には浮かんでいるので、乞うご期待です。

 

そしてあたりが少し薄暗くなりかけたので、ここでタイムアップ。全てのことをしまい、車に乗り込み、最終ミーティングを車内で行いながらホテルへと戻った。

 

 

最後に2日間大変お世話になったパートナーとしっかりハグをして、再会を約束してお別れをさせていただいた。

 

 ホテルに戻り、軽くシャワーを浴びて、最後の晩餐へと向かった。

 エルチェと言えば、ここリカルドを外すわけにはいかない。いつものように再会を喜び合いながら、美味しい食事をいただくことができ、気がつけば23時前。夜も更けたので部屋に戻りこのブログを書いている。

 

ふと携帯電話に目をやると、日付はとうに変わっている。まずい明日寝坊をすると帰れないので、乱文乱筆のままアップさせていただき、パッキングに入りたいと思うので失礼いたします。

また帰国中に今回の訪問で感じたことを書かせていただきたいと思う。ではではこの辺で!