四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.07.21

日本一のバオバブ。

朝からブッフェで120%燃料を補給してから待ち合わせ場所に向かった。
以前より親交が深いオリーブカーキ古田さんに乗せていただき、道中、設計などでご活躍の青木さんと合流し、一緒に広島市植物公園へ。

再会を喜び合いながら色んな話をしているうちに広島市植物公園に到着。まずは公園関係者の方にご挨拶し、3年前オーストラリアからここに来てくれたバオバブ「バオーン(バオバブの愛称)」に再会できた。

ここのバオバブは大規模な開発によって行き場を失ってしまうバオバブを地元のパートナー ジョーの協力を得て、11000km離れたこの地に移植することができたのである。

この写真に写っている植物園メンバーには、一緒に現地に入ってその状況をしっかり目に焼き付けてもらったこともあり、現在のバオバブの管理に大いに役立ててくれている。

今年は雨が多く日照時間が少なく、気温が低めであるのもあり、葉は茂ってこそいないが、しっかりと新葉を展開させてくれていた。

移植後は日本一のバオバブということでテレビや多くの報道から注目され、「バオーン」という愛称もつけてもらうなど地元の皆さんにもとても可愛がっていただけている。
先日、広島を訪れタクシーに乗った際には運転手さんから、「広島に来たなら日本一のバオバブが来てくれたから植物園に見に行った方がいいよ」とお声掛けいただいたこともあるぐらいである。
また、「生きている間に実際にバオバブの樹を見れると思ってなかった」と涙を浮かべて話すお年寄りの言葉を聞くと、この日本一のバオバブはその大きさというより、日本一愛してもらっているバオバブであると確信ができた。

この他にも大温室ではボトルツリー、グラスツリー、マクロザミアムーレイなど多くの植物たちが全て元気に暮らしていてくれていて再会できたことがとても嬉しかった。

その他にもフクシア(ホクシャ)が美しい。貴婦人の耳飾りと言われるだけのことがある。何とも魅力的な発色である。

ユニークな形、特性など見れば見るほど興味が湧いてきて、吸い込まれそうになる。

少し気を許すとこんなことにもなりかねないので要注意である。

他にもバラ園などもあり、限られた時間の中であったが、関係者の皆さんと以前を振り返りながら今後について話をすることができた。とても素敵な時間を過ごすことができ、再訪を約束して後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。

少し長くなったので昼からのことは次回にて書かせていただきます。では今日はこの辺で。