四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2026.02.17

又右衛門 都内・八丈島へ

休み明けの週初めは、八丈島からスタートである。今回の八丈島と言えば昨年の巨大台風で甚大な被害が出たことは記憶に新しい。今回の上京は、主に八丈島にパートナーのお見舞いとミーティングと、新しい植物の確保と預けている植物のチェックである。

 

 

いつもの赤い飛行機から羽田空港で青い飛行機に乗り継ぎ八丈島へと向かった。今回は天候調査や条件付き運航でもなく、安心して乗ることができた。

 

 

上空では多少揺れはしたものの、定刻より少し遅れて到着。そこには珍しく晴れわたった景色があった。そして迎えに来ていただいた現地パートナーとともに目的地をめざした。途中昨年の台風の爪痕が残る島を見ながら、その猛威を感じることになったとともに、ここまで復旧できていることを凄いと感じることになった。

 

まずはとても魅力的なロベなどを優先的に提供、確保いただけている生産者を訪問させていただいた。

 

 

到着後、保管いただいているロベを確認させていただいたところ、台風の影などどこ吹く風と言わんばかりに、影響を全く感じさせないほど、しっかり守っていただけていたロベを確認でき一安心。さらに次なる提案もいただけ本当に頼もしく、嬉しく思えた。

 

続いて次の生産者のところへ。そこには世界中の植物園を探しても見つけられない素晴らしいヤシがあり、昨年に譲っていただき、管理をお願いしていたのだが、残念ながら台風によって無残な姿になってしまっていた。ただ見た目は、目を覆うほどになってしまい、商品としての価値はなくなってしまったかもしれないが、まだ生きている。

 

 

私はこの命を繋ぎ、昨年の巨大台風の猛威を語り継ぐ役割を担うことができる意義深い役割を担った植物になれるかもしれないと思い、引き続きあきらめず命を繋ぐための管理をお願いすることにした。その生産者は私の口からでた言葉に驚き、うっすら涙を浮かべたように思える表情が印象的であった。

 

続いて、新しく切り出す植物を求めて山へと向かう。そこには台風の影響で大きく被害を受けた植物があった。ただこの植物も匠の技によって切り出し、職人魂を注ぎ込むことで、今まで見たことないようなフォルムの植物となるだろう。期待してやまない。

 

 

その後、いつも長年の付き合いと強いパートナーシップで繋がっている石井敏一氏のところに。彼は卓越した独自の視点で魅力的な植物を産み出す一人である。そのため生産量が多くないが、自然感を活かしたアーティスティックな植物を求める方には人気である。最近ではTVの一コマに採用され人気が高まっている。それはパートナーである又右衛門にとっても価値をひろげていただけありがたいことである。感謝である。

 

 

そのような時でも、本人は一過性の話題に踊ることなく、今までの取り引きを優先し、新しいプロジェクトにも積極的である。近年生産者も流通もうつむき加減であるので、このような良い意味での野心を持っている人に期待をしたい。そして今後もブレずに進んでいかれるのであれば新たなプロジェクトなどを起ち上げなどの支援もできるかと思うので楽しみな方である。

 

その後、八丈島で活動するにあたり、とてもお世話になっている玉政さまのところへ。玉政さんは、八丈島における観葉植物の生産では一時代を築き上げた重鎮で、多くの功績も残し、私たちの業界では一目を置かれる以上の人物である。中には会いたくても会えないという人も多い。

 

 

そのような方ではあるため、私が初めてご面談の機会をいただけた時には、かなり緊張しての挨拶になったが、玉さん(呼び名)は、出逢ったその瞬間からとても優しく温かい眼で又右衛門を見て、今までの活動や考え方を高く評価していただけた。そして今も変わらずとても可愛がり、ご指導をいただいている。光栄極まりないことである。

 

今は高齢になり、とても柔和な顔つきでいらっしゃるが、話題が植物やビジネスの話になると、その鋭い眼光が一際輝く。私は観葉植物においては、まだまだ新参者の領域のため、玉さんの全盛期のご活躍は語り継がれたことしか知り得ないが、その眼が全てを語ってくれたように感じた。そして玉さんの衰えのない強い植物に対しての想いを、少しでも引継げられるように社員ともども精進したいとあらためて思えた。

 

その後、次の面談の約束をし、後ろ髪をひかれる思いで移動。その頃には陽も落ちかけていたので、とりあえずホテルにチェックイン。荷物を部屋に入れて、すぐに八丈島の方々待ってくれている食事会場へと向かった。

 

 

そこにはいつものメンバーの姿があった。そして業界の近況や、横浜で開催されるGREEN×EXPO2027(園芸博覧会)についてなども話題になり、長く話し込み気がつけばラストオーダーを超える時間までお店のお世話になった。メンバーは変化なくいつもと一緒だが、いつもと一緒だからこそ、良い話ができることも感じられる。良い時間となった。

 

食事会終了後次回訪問日程を確認し、ホテルまで送っていただけた。私たち大阪から同行した二人は、部屋に戻って、終了間際の大浴場に駆け込み汗を流すことにした。その後部屋に戻って、私はたまった作業をするためにPCに向かうことにした。途中何度か眠気が襲ってきたが、同行者のいびきが私を起こしてくれる。他者のいびきにありがたさを感じたのは初めてかもしれない(笑)

 

 

ベッドに横になり数時間後には天気予報に反して、強い雨が窓をたたき、自然の目覚ましで起こしてくれたので、昨晩の続きを行うことができた。レインマンぶり大いに発揮である。

 

 

そして朝食をいただいた後、私は午後の会議に参加するために同行者を残して朝一便で羽田へと向かった。羽田到着後、市ヶ谷にて開催される「全国花き物流協議会セミナー」に参加させていただいた。

 

 

ランチ代わりにカフェでコーヒーを流し込んで身体をシャキッとさせて開催時間少し前に会場入りしたが、そこには大変多くの人が集まっており、この協議会のテーマに関心を寄せる人の多さを実感することになった。

 

バラエングループは直接的に物流会社を運営している訳ではないが、同じ花き業界の抱える問題を自身の問題と捉えて活動していくために必要なことを学べる機会となった。時間の関係もあり、懇親会などには参加できずにまた久し振りに花き園芸業界の方々にお会いすることもでき有意義な時間となった。

 

そんな感じの中身が濃い都内出張となった。さて明日も大事な会議と再燃したプロジェクトの面談が待っている。がんばろー。