四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

週中は、滋賀栗東 守山経由で信州松本へ車で向かうことになった。

早朝、豊中の大阪営業所にて少し用事をすませて、まずは滋賀栗東へと向かった。

豊中を出発して約1時間半で、栗東トレーニングセンターへと到着した。競馬好きの方であれば聖地のようなところである。

今回の訪問は、JRA所属の競走馬にお使いいただく資材の許可申請や納品などをする際に必要な通行許可証の請求手続きの更新のための訪問である。
そして事務所が開いた9時過ぎから手続きのための書類を提出をし、無事受領をいただけた。

そして私たちのパートナーが樹勢回復をさせたセンター正面玄関前のシンボルツリーである「美しの松」の元気そうな姿を拝んで、次の目的地である守山へと向かった。

約30分でローズファームケイジに到着した。
ローズファームケイジさんは「WABARA(和バラ)」がとても有名な生産者で、近年弊社の資材を多く導入いただいたり、一緒にプロジェクトを行ったり大変お世話になっている。

今回も突然の訪問であったが快く対応いただけ、生産についての様々な意見交換をさせてもらうことができ、今後の提案に向けての大きなヒントを得ることができた。きっとさらに魅力的な資材の開発に活かせると思うので乞うご期待である。

生産の話になると話は尽きないため、そこそこにしておき、再訪を約束して、再び出発をした。

そして名神、中央道を乗継ぎ、途中で期待外れの食事をとりながらひたすら走り続けて夕方、松本に到着した。

ホテル到着後、部屋で少しデスクワークを行った後、駅前の居酒屋でディナーミーティングを行った。

さらに場所を変えて、今後の新事業の進め方などしっかり話しこみ、気がつけばかなり遅くなり、駅前の気温表示は8℃になっていた。その後、記憶も薄れそうなミーティングになりそうになってきたので、今日はお開きとして、各自ホテルに戻ることにした。

ホテルに戻って所要を済ましていると随分時間が経ち日付が変わったので、シャワーを浴び、バスタオルで身体を拭いたままの姿で、倒れるようにそのまま横になってしまった。

翌朝、食事を済ませてパートナーである松本微生物研究所を訪問し早速ミーティングを行った。

ミーティングには農学博士でもある牧社長に臨席いただき、今までの進捗報告と今後の進め方などについての提案をし、貴重なご意見と、ご協力の言葉をいただいた。
今秋発売予定の「バラ専用アーバスキュラ―菌根菌」に加え、来年早々発売予定の、土壌改良剤についてなど多くを議論することができた。

この土壌改良剤には良質の土壌微生物が絶妙なバランスで入っており、既に野菜農家などでは手放せないなどのお声もいただいている。それに一工夫を加えて花き園芸や緑化に提案できるようにしたいと考えている。正直樹木にはもったいないぐらいの内容物でもあるが、より環境に配慮し、健康に育ってもらうには格好の資材であるので是非楽しみにしていただきたいと思う。

この他にも畜産事業などの相談もすることができ、多くの収穫を得ることができ、近い再訪を約束して帰路についた。

帰るときにせっかくなのでおそばをいただき、途中何度も眠い目をこすり、濃いブラックコーヒ―を何杯も飲みながら、約6時間で無事に豊中まで帰りつくことができた。

今回の信州への旅も、今まで積み上げてきたものが少しずつでも形になっていくことが実感でき、本当に価値あるものであった。さらに信州では別のパートナーとの取り組みも待っていて楽しみがいっぱいである。気温はかなり下がってきているが、まだまだあつい松本であった。乞うご期待である。

昨晩、東京でのイベントを終え、朝一番の新幹線で福山(広島)へと向かった。

今回の福山は、現在進行中のプロジェクトと、2025年に向けてのプロジェクトのミーティングである。
めったに乗らない新幹線に少しテンションを上げながら乗りこむ。思ったより多くの乗客がいたので、少し驚いた。

席に着くや否やノートパソコンを開いてデスクワークをしながら西へ向かう。途中富士山が見ることができるかな?と期待はしていたのだが、やはりレインマンの私には厚かましい期待であったようで、うっすらとも見られず、ひたすらパソコンの画面だけを見ながら、約3時間半で福山駅に到着した。

そこから市バスに乗継ぎ、午前中の訪問予定であるパートナー企業ダイキシステム社を訪れた。
この会社は、3年前にJETROの輸出大国コンソーシアム支援企業として弊社が採択された事業である「省スペース型セラミック栽培式植物工場」のハードの製作でご支援ご協力いただいている企業であり、大変お世話になっている。

今夏にも、試験栽培などのご協力も積極的にしていただき、大変助けられている。そしてそのお礼と今後の進め方などについてお話をしてきた。

結果としては今後も引き続き一緒に取り組んでいただけるという力強いお言葉を頂戴でき、また新たに提案できるものもご紹介いただけ、一歩前にすすめることができたように思う。今月末からの海外出張での良い提案に繋げられると感じたので楽しみである。

ミーティング終了後、わざわざ社長自ら駅まで送っていただいたのだが、その途中では、街の案内までしていただいた。本当にありがたく、今後も一緒に色んなことにチャレンジし、多くを学ばせてもらいたいと素直に思えた。

午後は、庁舎に向かい第20回世界バラ会議福山大会2025に深く関わられる上田先生を訪ねた。上田先生は「ぎふワールドローズガーデン」理事なども担われ、バラについては上田先生抜きでは考えられないというほどの方で、以前より大変お世話になっている。そして2025年の世界バラ会議の協会が設立され、上田先生が要職に着任されたのをお聞きしてご挨拶に伺った。

弊社から今年リリースする新資材「バラ専用アーバスキュラ―菌根菌」の報告と説明をし、しばし業界やバラ会議などについてお話しし、貴重な情報もいただくことができた。

そしてテーブルでのミーティングを終えると駅前のガーデンを案内してくださった。実際にバラを目の前にして色々お話を聞かせていただき、多くを学ぶことができた。

上田先生は数日後、シドニーにて開催されるバラ会議出席のために渡豪とのこと。私も移動が多いが先生も非常に多くのことに関わられているので移動が多く大変なようであるので是非体に気をつけていただきたいと思う。そう願いながら新幹線に乗りこみ帰路についた。

2025年には世界バラ会議福山大会、大阪・関西万博がある。さらに2027年には横浜国際園芸博覧会があり、花き園芸の役割がかなり大きくなるであろう。とても楽しみである。そのようなときにしっかりお役に立てるよう引き続き世界を駆け巡り、多くの縁を繋ぎ準備をしておきたいと思う今日この頃である。

熊野から日帰りの車の旅を終えて、次は飛行機で東京へと向かった。

今日は、TOKYO2020開催後1年の節目で、アスリートが残した数々の功績を称え、関わった全ての方に敬意を表し、再びスポーツの力を分かち合う「Thank you Tokyo! Festival and Ceremony」が国立競技場で開催され、来賓としてご招待いただき出席してきました。

1年前に観戦することができずに、正直残念な気持ちもあったので、何とか都合をつけて出席してきました。

定刻16時からのセレモニーを観覧しました。
冒頭、安倍晋三元首相の黙祷にはじまり、IOCバッハ会長のお言葉、世界のアスリートからの開催に際しての感謝のメッセージが映し出されました。

そのビデオメッセージのほとんどが、このような世界的なパンデミックの中、日本でしか開催はできなかった本当に「ありがとう!東京!」「ありがとう!日本!」と繰り返され、それを聞いているだけでも込み上げてくるものがありました。

また、遠いステージ上には女子400mハードルのアメリカ代表金メダリストであり、大人気のシドニー・マクラフリン選手が立ち、1年前の五輪についていろいろ話をされた。私はオーロラビジョンに映し出されたマクラフリン選手を食い入るように観させてもらった。

皆さんからのメッセージの後には、王者フィージーとの7人制ラグビーの試合、女子走高跳オーストラリア代表銀メダリストのニコラ・マクダーモット選手や、女子1500m日本代表の田中希美選手など豪華メンバーによる障害競走、男子やり投げインド代表金メダリストのニーラジ・チョプラ選手、女子やり投げ日本代表の北口榛花選手による的当てなどが行われた。
その後、次回パリ五輪で正式種目入りするブレイキンのパフォーマンスが繰り広げられ、とても楽しませていただけた。

そしてサプライズ。先ほどオーロラビジョンで食い入るように観ていた金メダリストのシドニー・マクラフリン選手はじめ、女子マラソン銅メダリストのモリー・セイデル選手などが、同じ来賓席に・・・・・

この光景にさすがの又右衛門も緊張。
ただこのような機会はもう生涯ないだろうと思い、意を決してマクラフリン選手に「一緒に写真を撮らせていただきたい」とお願いしたところ快諾いただけた。それもこんな素敵な笑顔で・・・・・。

各選手それぞれが独特なオーラを放ち、さすが世界を代表する方々だと感じた。

最後は今大会を支えてくれたボランティアスタッフの方々が競技場に集まり、参加者の皆さんから、大きな拍手が送られフィナーレとなった。

今回、パンデミックによる課題や制約があった中でもアスリート、コーチ、ボランティアスタッフ、そして世界中で応援する多くの人びとの力によって、スポーツを通じ世界中が一つになったと言えるのではないかと思う。賛否両論ある中での開催ではあったが、この大会に関わらせていただくことで、多くを学ぶことができたのは事実。もう私が生きている中での日本開催は難しいであろう。本当に素敵な機会を嬉しく思う。

「Thank you Tokyo」と私も言いたい。きっと国立競技場に植栽された又右衛門オリーブもそう思っているに違いないと感じられた。とても感慨深い1日であった。

13日に都内より戻り、14日は大阪でバタバタといろんな業務。何とか終えることができたので、眠い目をこすりながら、友人が関わるイベントに参加するため、朝一番、車で熊野へと向かった。

行楽シーズンと、全国支援キャンぺーンが始まったせいか、西行きの車は大渋滞。そのような光景を横目に見ながら、和歌山方面を目指した。

休憩をはさみながら高速道路をひた走り、約3時間で田辺まで到着。ここから下道で熊野古道に沿って北上である。

その入口付近で、目に飛び込んできたのが須佐神社の看板。その名の通り御祭神は素戔嗚の尊。私が最も崇める神様である。思わず車を Uターンさせて階段を上がり参拝することにした。

神殿前で祝詞をあげていると宮司様にお声掛けいただき、お祓いをしていただけた。何ともありがたいことである。

この時期には出雲の神在祭の時期であり、出雲へ行くときには須佐神社には欠かさず参拝しているが、今年はまだ予定が決まらず行くことができるかどうかわからなかったので、この地で参拝できたことは非常に嬉しく思えた。

そして再び車に乗り込み先へと進む。道中渋滞もなくスムーズであったために目的地である熊野高原に1時間半ほど早く到着したので、ここまで来たならせっかくなのでと熊野本宮を参拝した。

熊野本宮は確か2年ぶりになるであろう。特別な空気に包まれながらリフレッシュし、とんぼ返りで高原を目指した。途中で買った好物のめはり寿司を頬張りながら、無事定刻に目的地付近には到着したが、少し無責任なナビのおかげで迷ってしまい、とんでもない山道を走り続け、やっとの思いで目的地であるSEN.RETREATさんに到着した。

今日はここで世界的に活躍され大きなイベントなどでもパーフォーマンスをされている書道家、堀真澪さんのワークショップがあるとお声掛けいただいての参加である。
そしてお声掛けいただいたのが、これまた凄くて空手で世界チャンピオンにもなった木幡さち子さんである。さち子さんとは以前から面識があり、ある共通の部分もあることがわかってから、親しくしている。そしてさち子さんが大阪から熊野に移住されることになり、それもあって今日の再会になった。

到着後しばらくして書道のワークショップがあり、皆さんに加わり、又右衛門も参加させてもらった。

私が書いた字を、赤で修正して、色々なコツなど手ほどきをいただけた。何とも贅沢な話である。

さらに参加者皆さんに絵馬に一字を書いてプレゼントしてくださった。

それぞれの書道教室終了後は、屋外での大きな文字を書く真澪さんのパフォーマンス。
真澪さんが筆をもち半紙に向かうと独特な緊張感が漂い、その中で筆を滑らせていく。まさにプロフェッショナルこそが創り出すことができる空気感である。そして一気に書き上げた字は「夢」である。書道5級の私が言うのも失礼な話だが、力強さと繊細さがある素敵な作品となった。

そしてその作品はこれで完成でなく、参加者それぞれがそこに一字を加えていく。又右衛門が選んだ字は「樹」である。何故この字を選んだかについては、深い意味はないが、何となく思い浮かんだのがこの字であった。

その後皆さんで記念撮影を行い、とても素敵なワークショップは終わりとなった。
さち子さんと真澪さんと、再会と今度一緒に世界の舞台で一緒にイベントをすることを約束して、後ろ髪を引かれる思いで、この地を後にした。

そしてここまで来たのだから、ほど近いところにある素敵な宿「霧の郷 たかはら」を再訪することにした。

オーナーである治安さんに挨拶をと思ったが残念ながら不在であったので、少し腰をおろして、素敵な景色の前でコーヒーをいただいた。

ここから眺める熊野は絶景である。とても素敵な風が吹き、お気に入りの場所である。しばしこの自然に身をゆだねながら素敵な時間を過ごした。

カウンターで治安さんへのメッセージを残して、スタッフの方に再訪を約束して、車に乗り込み、帰路に就くことにした。
約4時間で会社に到着。その後少し用事を済ませて、無事自宅に帰ることができた。

そして、真澪さんに書いていただいた絵馬がこれである。

まさに今日一日素敵な縁に恵まれた日になった。本当に神様や皆さんに感謝である。
そして再会、さらに一緒のイベントなど楽しみがいっぱいである。

今回いただけたご縁がどのように広がりをみせていくか楽しみで仕方がない。

月曜日の夜に帰国し、2日間仕事を行い、今日は関東へと向かった。

清々しい秋晴れの中、いつものように伊丹空港を出発。
乗る前に、富士山が見える窓側に座席を変更してもらった。見慣れた地上勤務の方が「少し翼がかかって見えにくいですが」と言ってはいたが、実際に座席に座ると少しと言うレベルでないな~~と笑いながら羽田へと向かった。

機内では眠気でフラフラしながらも、今日の会議資料を読み込みながら向かう。
途中急激な眠気に襲われ十数分眠ったのか、窓からの景色は真っ白であった。たまにはこんな景色も良いかなと思いながらウトウト。普段は飛行機内では眠れないタイプだが、数日前のスペインでの無理がたたったか?飲んだ薬が体に合っていなかったか、不調のままの出張となった。

羽田に着くとそのままリムジンバスに乗り、幕張メッセへと向かった。今日はGARDEXという展示会の視察と、主催者との打ち合わせのための訪問である。

会場に着き、全体を見回すと、昨年より随分多くの方が来られている印象である。

そしてまずは主催者の方と、私どもの又右衛門オリーブが飾られているVIPルームにて、今後についての打ち合わせなどを行った。

その後、会場見学をしたが、スペインの展示会より帰ったばかりなのもあり、やはりもっと植物の展示が多くなければと思ってしまう。来場者も少しターゲットが変わってしまうように感じるところもある。
ただこの辺、主催者も課題としてとらえているので、何らかの策を練ってくれるであろうと思うので期待したい。

じっくり見たいところもあったが、制限時間があり駆け足で全体を見渡した。植物、野菜工場、園芸資材、水産資材、畜産資材とバラエングループが手掛ける事業を網羅した展示会であるので、久しぶりに出展を検討するのもいいのかなとも思いながら、会場を後にした。

午後は、来年2023年に開催予定のドーハ・カタール国際園芸博覧会の屋内出展実行委員会に出席のために霞が関の農林水産省へと向かった。

委員会では、多くの会議体でご一緒している諸先輩方と再び一緒になり、様々な議論をさせていただけた。

先日アルメーレ国際園芸博覧会が閉会したばかりと思えば、もう来年はドーハ・カタールである。

ドーハ・カタールと言えば酷暑であるが、世界の気候は変わり日本やその他の国々も、そのような気候に近づきつつある。是非、ドーハ・カタールでは現地が直面している問題、世界各国が抱えている課題を植物(みどり)の力で解決できる提案ができればと思う。
私は、見た目に美しい花き園芸の提案も大切であり、他国にない日本の文化歴史の表現、美意識や感性による独自の提案はとても重要であるが、健康な植物(みどり)での課題解決の提案こそが園芸先進国の役割であり、日本が目指すべきところではないかと思っている。

是非2027年開催の横浜国際園芸博覧会では、開催国として世界をリードする提案をしていければと思っている。気がつけばあと5年もない。急がなければならない時期であるのは確か。そのような思いを抱きながら、日帰りの都内出張を終えて帰路に就いた。

帰りの飛行機では、荷物を上げた収納スペースからバッグを降ろすときに、立ち眩みして、フラフラの到着となったが、何とか無事に帰宅することができた。
さてブログも書けたので、少し横になることにします。おやすみなさい。

毎日、ナーセリーを走り回り、深夜、早朝には日本国とのリモート会議に出席して本当にバタバタの毎日で、あっという間の一週間であった。
2日に1回ベッドで横になるような生活であったが、多くの植物、人との出逢いのおかげで、とても充実した訪問であったので疲れはあまりない。

また大好物のトウガラシ(ピメンタス パドロン)を何回も食べることができたし、チーズも1年分ぐらい食べたと言える。

さらにアシスタントをしてくれるMAKIKOさんのおかげで、パエリアの世界的コンテストでチャンピオンになった「BONE AIRE」に行くこともでき、これまた1年分の炭水化物を摂取したように思う。本当に美味しかった。

旅程中は、ほとんどバタバタで食事はかきこむような状況であったので、最終日のパエリアはご褒美とも言えるものになった。

今回の訪問でも多くのパートナーとの再会や新しい出逢いがあった。そして展示会やナーセリーなどで「KANAOKA!MATAEMON!」と多くの人に声をかけていただき本当にありがたく感じた。また私が訪問することを事前情報にて知ってブースで待っている会社、当日 KANAOKAが今年は来ているらしいとの情報を得て、私をワザワザ探してくれていた方までいた。そしてそのような人たちから素敵なメッセージをいただけ本当に嬉しかった。

また私と一緒に行った雨で潤った植物たちは、さらに多くの植物を紹介してくれるなど、思い込みではあるが多くのメッセージを伝えてくれたように思っている。

今回、正直あまりにも忙しく、さらに飛行機代なども高い中、長時間かけてまで遠路訪問することに出発ギリギリまで躊躇をしていたが、結果として、このように訪問したことで、今まで以上に大きな成果を得ることができたと胸を張って言うことができる。

最後にスペインにて私を迎えアシストしてくれたMAKIKOさん。そしてかけがえのないパートナーナーセリーの皆さん、スペインの植物の皆さん。本当にありがとうございました。グラシアス!

そしてこのような機会を得るために私を送り出してくれたスタッフやパートナーのみんな。本当にありがとう。お土産をスペインにおろして空っぽになったスーツケースに、みんなから預かった素敵なメッセージを思いっきり詰め込んで帰るので楽しみにしておいてね。


今回のスペイン訪問記を最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き又右衛門ブログをよろしくお願いいたします。

スペインにおける植物などの紹介も大詰め。
今回は、今までアップできていない植物や又右衛門のスペインにおけるエネルギーとなる食事をアップしたいと思う。

ここスペインでもパラグアイから来たチョリシアを多く扱っていた。

その他にはドラセナ ドラゴなどもある。

毎回気になるペッパーベリー。花が咲いていたのでもう少ししたら赤い実をつけて、魅力的な姿になるのであろうと見とれていた。

実はまだついていなかったがジャポチカパなども多く管理されていた。

またオーストラリアからディクソニアやマクロザミアムーレイ、ボトルツリーなども輸入されていた。

小さなものでも魅力的なものはいくつかあった。実際に輸入は厳しいだろうが、使い方によっては面白いのではと思う。

これは枝の先に可愛らしい花が咲き、風にそよぐ姿は魅力的であった。一緒にいる又右衛門が雰囲気を台無しにしている可能性は否めないが(^_^

大きな迫力のあるものから、小さな可憐なものまで、いろんな植物に出逢うことができ、本当に素敵な行程であった。途中雨も降り、レインマンぶりを発揮したが、実際の私たちの行動には全く影響はなく、植物にとっては恵みの雨であったようである。彼らへのちょっとしたプレゼントになればとても嬉しく思う

さ~~後はお土産を降ろしたので、空いたスーツケース一杯に思い出を詰め込んで帰ろう。

今回はフィカスなどの紹介を。

最近は屋内用の大型のものが少なくなってきており、輸入においての課題ともなっているのでいくつかナーセリーを訪問して、可能性についてディスカッションを行った。

その中で気になるものをいくつか写真にて。

ここまで大きなものは、中々輸入後の管理は厳しいかと思うが、施設内にこのようなものがあると存在感は抜群で想像しただけでもワクワクする。

このように玉チラシにしたものや

自然樹形のものなど、用途はいろいろ考えられ、きっと日本の室内にて需要はあると思っている。サイズの問題もあるが、何とかチャレンジはしてみたいと思っている。

この他にもブラヘアアルマータなどヤシ類も多くあり、下品な言い方かもであるが、日本の皆さんも一緒によだれを流してしまうようなものも多くある。

このようなブラヘアは、ココピートなどで植えられたものは、もうほぼ残っていないため、新たに生産するか、根を洗わなければならない。 

ただ根を洗うといっても簡単なことではない。オリーブのように手間がかかるというわけではないが、洗ったことによる枯死につながる場合が多い。特にヤシ類は可能性が高い。

しかしまだビスマルキアなどと違って、きちんと研究し、しっかり養生すれば可能性は高いので検討の余地はあると言えるのかもしれない。

そのようなことを思いながら、ブラヘアやチャメロプスなどのヤシ類を、目じりを下げながら見つめていた一日となった。

今回は、新しいパートナーを含め、大小多くのオリーブを見てきたのでご報告します。

樹齢約100~500年のオリーブなどをチェック。

続いて樹齢約800年~1500年のオリーブ。ここまでくると迫力満点である。いくつか日本に来てもらおうかと交渉中である。

これらはイタリアンタイプで背が高いのが特徴である。圧倒的な迫力を感じる。数ある中いくつかセレクトしていくが、正直どれも素敵で迷ってしまう。是非いくつか招き入れたいと思っているので、気になる1本があった方は是非お声掛けいただければ嬉しく思う。

他には私たちが管理するオリーブの中でも千両役者と言える樹齢約1000年の富士山型のオリーブの子どものような感じの樹にも出会えた。

さらにテーブルになるオリーブ。初めてスペインでの展示会に来た時に、このようなオリーブにガラスのテーブルをつけていたのを見かけて、ときめいたことが思い出された。

他にも新しいタイプの若いオリーブも紹介していただいたので、帰国後早速皆さんに紹介したいと思っているのでお楽しみに。

今日からナーセリー訪問と日本ハサミなどの営業開始である。
まずはスペインにおいて重要な位置づけであるVIVEROS CANOS社の本社を訪問した。

まずはCANOS社の代表であるラモンさんとエレナさんとオフィスで打ち合わせ。今春に仕込んだ逸品ものの生育状況や、人気が高いアガベなどの提案をいただいた。
ミーティングはそこそこに、早速現場圃場へと向かった。

まずは又右衛門エリアにて養生中のトリスリナクスのチェック。とても良い状態であり、ほぼ出発準備完了と言える仕上がりであった。

人気のアガベ。順調に生育していて、来春には二回りぐらい大きくなって来日してくれる状況であった。楽しみにしていただいている方も多く、一安心である。

そして人気が高まっているマンガベ各種。この種も来日予定のものも多いので、リクエストをいただければ検討したいと思う。

サボテン類に関しては、CITESの関係もあるので要検討。

これはプヤ。シルバーで耐寒性が強い種は人気があるので来日予定である。

この他に、大きなユッカやダシリリオンなど魅力的なものが、来春に向けて準備されていたのを確認することができた。

その後再度ディスカッションを行ったが、訪問者も多く、皆さんの貴重な時間を独り占めにしないように早めにCANOS社を後にすることにした。

来春は今まで以上に魅力的なものを提案できるのではと思っているので楽しみにしていただければと思いますよ~~。