四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2023.04.04

ドック

今日は、3か月待ちであった人間ドックの日である。会社では毎年行われる社内の定期健診を奨励しながら私は受診できていなかったが、少しずつ身体がガタついてきたので、何とか1日空けて受診してきた。

場所は彩都。以前にお世話になったことがある病院である。

比較的新しく開発された街区で、街並みも整備されている。駅から病院までは『しあわせのこみち』として、ランドスケープされており、管理もされていて素敵な感じであった。

半分散りかけた桜の名残を感じながら、しばらくして病院に到着した。

まずは病衣に着替えて順番に検査を受けていくことになった。途中でロッカーのカギをかけたかどうか記憶がないと伝えると、「すぐに確認してください」と言われて更衣室に戻ったら、しっかりカギは締めていた。しかし、衣類などはロッカーに入れずにそのままの状態であった。相変わらずのあわてんぼうである(;^_^A

仕切り直して、まずは問診。看護師さんから今回が3回目ですね。以前は2018年ですと言われて、5年間検診を怠っていたことを気づかされ反省もあったが、今まで1回しかここで検診を受けた記憶がない。失われた記憶が心配になり、次回からはもう少し時間を作って検診を受けるようにしなければと感じた。

検査はとてもスムーズにおこなっていただき、皆さんとても親切であった。そして胃カメラが終わったので、昨晩からの絶食から解放されると思いきや、聞いてみると夕方のPET検査が終わるまでは食事がとれないということなので、空腹との長い戦いとなった。

時間を同じくして昨日スペインより入港した40 ftコンテナいっぱいのオリーブの植物検疫の検査が行われており、スタッフが検査に張り付きでいた。

夕方、検診が終わった頃に、港に行っていたスタッフより連絡が入り、今回入港のオリーブも前回に引き続きパーフェクト合格とのことであった。現地のパートナーの皆さんの努力に本当に感謝である。そして私も同じく検査合格と言いたいところであるが、私の検査結果は3週間待ちということなので、しばらく後になる。その頃には今回のオリーブの仮植えも終え、早いものはしっかり芽も吹いてくれているであろうと思うので、両方の吉報に期待したいと思っている。

今回、久しぶりにドックに行くとこができた。私など人間は治す場所を選び治療を受けることができるが、植物たちはそういう訳にはいかない。万が一のときは、自分で治す以外は、任意の樹木医や土壌医、専門家の力を借りて治してもらうしかない。
そうであるならば今まで以上に自分自身が新たな治療方法を身に着け、さらに新薬や技術を開発し、少しでも植物の命を助けられるようにならなければならない。植物に安心していただける人間にならなければと思うのと同時に、今進めている取り組みの必要性と重要性を十分感じることができた。

さ~、今から荷物をまとめて、深夜便にて植物が待ってくれているであろう場所へ旅立ちである。どのような植物たちと出逢えるか楽しみである。