四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2023.04.10

又右衛門 タイへ。2023年4月 ~新たな出逢いBIOTEC訪問~

今回のタイ訪問中、ナーセリー以外でご縁が繋がった方々などについてアップさせていただきたいと思います。

まずは、遺伝子工学バイオテクノロジーセンター(BIOTEC: National Center for Genetic Engineering and Biotechnology)。パートナーのおかげでミーティングの機会をいただけたので訪問させていただいた。

さすがタイを代表する研究所で、その大きさには驚かされる。この中には、日本を代表する企業の研究施設もあるようで、この施設の重要性を窺い知ることができる。
今回の訪問は、私たちが研究開発をした海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸)や事業協力をさせていただいているセラミック式野菜工場はじめ、バラエングループの保有する技術や資材をタイにて活かしてくことができないかという内容である。
到着後、担当研究員の出迎えで早速研究室まで案内いただいた。その途中には最新の植物工場などの研究施設があった。
そしてミーティングルームに場所を移し、早速、弊グループの活動、そして開発資材や技術の案内させていただいたところ、強く関心を持っていただき、次のタイミングで実証実験するというところまで、たどり着くことができた。

結構長い時間かけてデスカッションをさせていただけ、終始とても良い空気感で話をすることができたと思う。

今後も連絡を取り合いながら進めていこうということになり、大きな一歩を踏み出せたように思う。そして研究所を後にしたが、そこから見た景色は、訪れた時以上に美しく感じることになった。

BIOTEC訪問後、隣接するタマサート大学の学食で、学生たちに紛れて食事を摂りながら、パートナーと今日のミーティングの重要性を噛みしめることができた。本当に楽しみである。

またこの他にも新しい出会いがあった。現在バンコク市内から少し離れたところで進めているプロジェクトがあり、そこには私たちがタイから輸出するための施設『又右衛門エリア』を作り始めている。まだまだ小さい区域であるが、徐々に拡大中である。

そしてその施設を運営していただいているパートナーのところに、中東からのバイヤーが来られており、日本の植物や文化についてお話させていただいたところ、とても関心を持っていただけ、急遽ミーティングを行うことになった。

お互い違う目的でこの地を訪れたものの、ひょんなことで出逢い、そして話が進み、今秋に私たちが出展する日本の展示会GARDEXのために来日され、そして同時期から開催されるドーハ国際園芸博覧会に私が行くときに現地で再会する約束をさせていただくことになった。

まだまだ不確かな部分もあるが、このような形で縁が繋がっていくとこはとても大事であることを今までの経験上よくわかっているため、とてもありがたく思えた。今後どのような拡がりをみせ、今秋にはどのようになっているかとても楽しみである。

その他、写真のような希少な塊根植物販売者との再会など、様々な出逢いもあったが、今回のアップはこの辺にさせていただきますね。それにしても縁は突然結びつき中には突然切れてしまう不思議なものですね。色々考えさせられ学べますね。ではでは~~~。