四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今週は2回の東京出張もありバタバタの一週間であった。 

 まず12日月曜日は、朝一番の飛行機で羽田へと向かった。

 


そして知人の勧めで裏参道ガーデンにて開催されていた慶應義塾大学石川初研究室による、初の単独展示会『LANDWALK.KIT』へと向かった。

会場内には素敵な発表がされており、多くの人でにぎわっていた。その中でも一番魅力的であったのが、学生のキラキラしている眼であった。そこからは充実感が漲っていた。

 

また石川教授にもご挨拶もさせていただき、しばし皆さんの発表を拝見して、とんぼ返りで羽田から伊丹空港へと向かった。そして空港では弊社スタッフと待ち合わせをしてそのままミーティング。まだお話しできないが少しユニークなことができるのではないかと思う。またさらにとても興味深い案件を提案いただき、エキサイティングな一日となった。


1314日も間近に控えたプロジェクトの打ち合わせを社内外で繰り返され、バタバタの2日間。そして15日からは再び都内へ。まずは都内ビジネスパートナーと間近に控えたイベントの打ち合わせを行い、その後自社のTEA’s Designチームで凝縮された打ち合わせとお世話になっている皆様とのディナーミーティング。

16日はここで全く触れることはできないが、うまく進めることができれば、又右衛門の今後にとって、とても大きな影響を与えることになるであろうと思われるミーティングが開かれた。本当にドキドキワクワクである。さらに夜は別の大きなプロジェクトについてのヒヤリングもあり、この数日は今までにないような動きを実感することができた。



17
日は東京農大で開催された第回花卉懇談会フォーラムに参加させていただいた。

このフォーラムはちょうど2年前に私も講演させていただき、多くの参加者がいるフォーラムである。

 



今回は「花の魅力を伝える」と題して、花いけバトルで活躍される日向氏、オザキフラワーパーク 尾崎社長、石田蘭園の石田代表それぞれが熱く語られ、多くの受講者の胸に響いたのではないかと感じました。

その後の名刺交換会では、初めて会う人、久しぶりに会う人、昨年末のとある会にて出逢った人などで、ワイワイガヤガヤと、とても楽しく情報交換をさせていただくことができた。

 

18日は朝から帰阪し、そのまま大阪市内で2件のミーティングを行い、夜に家に帰り着くことができた。

 

ここしばらく都内出張は日帰りか1泊が多かったので今回のような34日は本当に久し振りである。それにしても何かが変わったのか?と思えるぐらいに色んなことが動き始めている。

 

 

それは何の力かは私、又右衛門は薄々感じている。
この早い動きに、戸惑いもあるが弾き飛ばされないように自分を磨きながら頑張っていかなければならない。実直に。一生懸命。

本当に身震いするようなエキサイティングでワクワクする一週間であった。その大きな役割は又右衛門に担えるか?と感じるものもあるが、それはきっと乗り越えられる壁なのであろう。又右衛門だからこそ与えられたと前向きに思うようにしている。

 

たとえ今までで一番高い壁であっても。今まで支え、育てていてくれている多くの人を背中に感じながら・・・。

 

臆することなく・・・・・。

 

今日は大切なパートナー樹齢1,000年のオリーブくんとともに、尼崎にある「つかしん」というショッピングモールにて、皆さんとお話をさせていただく機会を設けていただきました。

昨日の雨も上がり、少しは寒いものの時折陽が差す恵まれた天候で私が訪れた13時には既に数人の方々がオリーブの大樹を囲んでいただけていた。

 

 

中には人生の大先輩であろう年配の方が又右衛門ブログやホームページをお読みいただき、今日を待ちわびて、私に合うや否や「あんたに会いに来たで❗」とか「インターネットで又右衛門のこと調べて、あんたの取り組みや考え方が気に入ったから、直接会いに来たんや!」「植物と一緒になって世界を正しい方向に導いてな!」とお声かけいただいたり、さらに私とオリーブを眺めながらその場で私に素敵な短歌を贈っていただいたりしていただけました。本当に感動でした。

 また子供たちが「パイレーツのおじちゃん。一緒に写真撮って❗」「イケメンのおじさんやな~」とか子どもたちに随分おだてていただきました。思わず又右衛門シールをたくさん差し上げてしまいました()

 中でも小さい子供か樹に触りたく一生懸命手を伸ばしている姿には、胸がいっぱいになりました。

 

今回も遠路 香川からお越しいただいたパートナーの半田さんや、地元の阪上さん。同施設で活躍されているローゼンビートの方々、先日からずっとお世話になっている浜村ご夫妻その他知人もおいでいただけ本当に有難く感じました。

 

通りゆく人々が、写真を撮り、樹に触れ、植物に、又右衛門にお声をかけていただき、本当は寒くてずっと立っていられない冬空のはずが、身も心もとても暖かく感じられる素敵な一日となりました!!!

 

元気な植物は本当に多くの人をひきつける力が漲っていますね。

 

今日も素敵な出会いができました!

 

寒いなかお越しいただいた皆様、差し入れまでいただけた皆様、私たちに素敵なステージを提供してくださった「つかしん」の皆様本当にありがとうございました❗感謝申し上げます。

 

次は314日ホワイトデー オリーブ展示の最終日に再び又右衛門はオリーブくんと一緒にいますので、お時間ある方は是非来てくださいね〰️(^-^)v

今日14時より宝塚ソリオホールにて「フラワーバレンタイン コンサート」が開催された。

 

今までは、ベガホールで開催させていただいてきましたが、今回はベガホールが改装中ということで、ソリオホールでの公演となった。

 

会の代表である長谷川眞弓さんと出逢い、この企画を起ち上げてから、今年で何とか5回目を迎えることができた。


今回は宝塚市長や宝塚を牽引されている多くの方々をはじめ、出演者のファンの方々、又右衛門をご支援いただいている方々など、音楽を愛する人、花を愛する人で、会場はほぼ満員になった。

 



プログラム第1部は明るい言葉のシャワー「愛の言葉 愛の歌」と題し、スペシャルゲストに元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さんにお越しいただき、とても素敵な言葉のシャワーをいただけた。また村上さん作詞のとても素敵な詩を、長谷川さんの歌と演奏家で表現されとても素敵な公演となった。

 2部は「花屋のすみれが恋をした」と題し、音楽芝居を開催させていただいた。

素敵な歌声、演奏に加えてダンスや演技、ナレーションなど表情豊かに演じられる皆様の公演はとても素敵であった。

また舞台には9月9日、11月11日の宝塚文化財団主催の「あおぞらげきじょう」や9月2日、11月4日「まどか園 ほっとひろば」12月26日「Fata倶楽部」にて、フラワーアーティストの遠藤聡子さん、長谷川眞弓さんと多くの皆さんで創り続けてこられたペーパーフラワーにて飾られ、素敵な舞台となった。見た目の素敵さにも加え、この日のために各地を周り、多くの人と交流をされてきたお二人は本当に素晴らしい活動であったと言える。


 

作・演出は長谷川さんがおこない、多くの方の協力によって成り立つ手作りの舞台を第1部、2部とも舞台監督の牧野悦子監督が個性的なメンバーをまとめていただき、見事に多くの拍手をいただきカーテンコールを迎えることができた。

 

公演終了後は弊社でご用意させていただいたミニブーケを、お越しいただいた皆様全員に、出演者・関係者からプレゼントさせていただき、大変喜んでいただくことができ、フラワーバレンタインを多くの人に伝えることができた。



さらに公演を楽しんでいただいた多くの皆様と出演者で会場付近は撮影会となり、大盛況のまま今回の公演を終えることができた。

 またとても可愛がっていただいている村上さんから素敵な本のプレゼントまでいただけ、とても記念になりました。



最後に出演者の時間のある方で場所を変え、簡単ですが打ち上げをさせていただき、記念写真を撮らせていただきました。

 

その後「それではまた!」と言葉を残して、それぞれが次のステージへと向かって歩まれて行かれました。その背中は本当にかっこよかったです!

今回、この舞台機会に多くの方々とご一緒させていただき、本当にうれしく思っています。多くを学び、出逢いをいただけました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

素敵な人に花を贈るフラワーバレンタイン。又右衛門は多くの方々とご一緒できた時間、多くの人の笑顔という最高のバレンタインプレゼントを又右衛門はいただくことができました。

皆さんの笑顔と温かい声援を糧に、これからも宝塚の地から花と音楽の素晴らしさを発信し続けて参ります。

 

本当にありがとうございました❗

 

四代目又右衛門

朝3時起床。最終準備を行い空港に向かった。この時間帯の出発であれば空港のロビーにてデスクワークと仮眠で夜を明かすことが多いのだが、今回は空港近くのホテルでデスクワークを行い、仮眠後シャトルバスにて空港へと向かった。

 

 出発約1時間前に空港に到着し、International Connectionカウンターは空いていたので、スムーズにチェックインはできたのだが、ただそこでスーツケースはOSAKAピックアップと告げられ、それは無いでしょと思い、あらためて聞きなおしても、やはりOSAKAといっている。

 ここで繰り返しても仕方ないのでOK~~と言葉を残し、急ぎ足で搭乗口へと向かった。

シドニー向けの国内線は定刻出発し、到着後急ぎ足で国際線へ乗り継いだ。ここからは約9時間のフライトである。そしてその機内で、今回の渡豪のまとめをしながら、この数日を思い起こし、このブログを書いている。

 

 今回もまたもや「RAINMAN」雨を連れてきてくれる男と言われ、干ばつ状態であった地に雨が降り、とても喜んでもらえた。私としては、十分な調査ができなかったのもあり、あまりうれしくはなかったが、植物が喜んでもらえるなら、それはそれで私もうれしく思えた。

 

さらに到着の2日前は気温40℃でありながら、到着時は14℃。真夏のオーストラリアで80年ぶりの寒さであったとのこと。実際私も日本で着ていた薄めのダウンを着ながらの活動であった。日本だけではなく、世界中の異常とも思える気候に戸惑うばかりでもある。


ここから自然の強さを知ることができ、そのような中でも、しっかり生きている植物に出逢えたことで、力をもらえることができた。またそのような強い植物が、これからの日本の植栽においても活躍してくれるであろうとあらためて感じた。


そして毎度同じことの繰り返しを言っているように感じられるかもしれないが、今回も素敵な人達との出逢いがいっぱいであった。私を歓迎し家族同様に一つ屋根の下で一緒に寝泊まり、食事の機会を与えてくれたDanny氏とその素敵な一家は本当にお世話になった。本当に心より感謝したいと思う。

Danny氏は私が植物貿易を始めるきっかけと、可能性を授けてくれた一人で、恩師であり、パートナーであり、そして今回のように家族のような存在でもある。彼との出逢いや、これだけ親密な関係になったのかは、残念ながら私の文章力では表現しきれないので、このブログでなく、皆さんとお会いし、お話しする機会があればその時にでもと思います。

ただ一言だけここで書かせていただくとしたらお互い大地、植物、パートナーへの尊厳の念強く持つという強い想いが共通であるから、今もずっと続いているのだと思う。
 

今回の渡豪も、植物・人 全てが私にかけがえのない出逢いとなった。
帰国したらまた彼らから預かったメッセージをできるだけ伝えていきたいと思う。
 

 「世界の感動を日本に。」伝えるために・・・


さ~帰国したら、空港で待ってくれているかけがえのないパートナーと、そのままミーティング!引き続き気合を入れていこう!!

 前へ。前へと向かって・・・・・ ステップよく・・・

今朝は快晴。今回オーストラリアに来て初めて、しっかりした青空が見ることができた。

 

今日は午後からはブリスベン市内へ移動のため、午前中だけが活動ができる。

そのため朝一番に食事をいただき、圃場の確認をおこなった。

まずはボトルツリー。

約2年前から比べ、随分大きくなってきた。ただまだ丸みが欲しいのでしばらくはこの場所で、ふっくらしてくるのを楽しみにしたいと思う。

日本の狭いスペースに合うサイズに仕立ててきたもの。以前に比べ丸みを帯びてきた。後2年もすればもっといい形になるだろうと期待をしている。

これはマクロザミア ムーレイ。圧倒的な存在感。

ワシントン条約 AppendixⅡに属する。現在日本では弊社が数十本育成中である。

当然ながら私たちは国際ルールを遵守し、全ての許可を取得。万全の管理において日本に送られているので、ご安心してお使いいただける。この種はほぼ日本では流通がないため問い合わせが多くなってきた。海外での植物園や商業地でローメンテナンスなので採用が増えてきているようである。

 

日本に比べ、やはりこちらは適地であるのか、葉の出るスピードは早いように感じる。

ただ、この黒く焼け焦げた太い幹は、迫力満点なので、このままの方が存在感はあるのかもしれない。

 

グラスツリー(ブラックボーイ)グラウカ。

やはりオーストラリアのネイティブで稀少な植物と言えば、グラスツリーという人が断然多い。その中でもグラウカは日本の気候にも適していて人気が高く、価格もそれに準じている。

厳密にいうとグラウカの中でも亜種などがあるので、少し異なった色目もある。日本での適正などその他課題もあるため、さらに現地で研究を進めていく予定。正確な情報が入ればまた何らかの形でご連絡できればと思っている。

ちなみに私が写っている写真のものは、4年間かけてこの地で養生中のもの。このようなものは今後、もう出てくることはないかもしれないとだけは言えると思う。


 

上記を午前中かけて丹念に確認し、最後のランチを自宅で一緒にいただき、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にした。

 


 

そしてせっかくなのでBrisbane Botanic Gardens MtCoot-thaを訪問した。

説明するよりもいくつかの写真を見ていただいたほうがと思うのでいくつかアップします。

 

 

最近新しくなり増床されて興味深い所もあったが時間があまりなく、駆け足での見学となった。次の機会にまたゆっくり観てみようかと思った。

ちなみに広々としているこの施設は無料。うらやましい。私たち日本ももっとこのような施設が増え、街にみどりが溢れるようになって欲しいと強く願うばかりである。

 


そのようなことを強く願っていると、いつの間にか又右衛門はみどりのサンタに変身してしまった(^^;)

今回も本当に色んなこと、植物、人に出逢い多くを学ばせていただけた。
また私のサポートをかってでていただいたMAYUMIさんにも心から感謝を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。お世話になりました。

 では明日は5時のフライトで日本に向けて旅立ちます。お土産話楽しみにしていてくださいませ!

今朝は何とか雨もやんでくれた。ワラビーも嬉しそうに眺めている。

そしてみんなで朝食をいただき、各自出発準備を終えると、それぞれが帰路についた。

そして私たちは、昨日まで雨のためできなかった調査を時間が許される限り行ってきた。

 

自生しているグラスツリー グラウカをチェック。やはり自生しているものと、移植されたものにはかなり違いがあるのは実感できる。その状況に近づけ元気な状態で移植をさせるのが私の役目である。それにはその土地に習い、その状況を再現させるのが一番いいのは誰にでも想像はつくと思う。

 

ただご存知の方も多いが、グラスツリーは痩せた地であっても共生菌の助けによって、必要な栄養を吸収することができる。ただ輸出の際には、完全に根を洗浄し、土を100%落とさなければならないので、ほぼ共生菌も無くなってしまう。
それの知識がないままに、今まで日本に輸入を試みた方は、根付かず枯らしてしまっていたと思う。

さらにそのことを理解しながらも、急ぐあまりに市販の共生菌と言われるようなものを添加させて輸入した人もいるようであるが、私たちの試験では今一つ効果が確認できなかった。そのために私たちなりの研究で効果的が出てきているので、何度か安定的な輸送が可能になってきた。

いずれにしてもグラスツリー(その中でもシルバーリーフ)のグラウカは希少なものであるので、慌てず焦らず植物と向かいながら今後も取り組んで行きたいと思っている。

 

 

そしていくつかのボトルツリーのある場所をまわった。

中にはとても良い形のものがある。ただ絶対数は少なく、オーストラリア内でも需要が高いため、大きな良型のボトルツリーを手配するのはかなり難しい状況である。

ただそれをできる方法もある。アジアのどこの国とは言わないが、好景気を後押しに、札束積み上げて買い取ろうとしている人たちもいる。日本からもそのような問い合わせがあると聞く。

 



でも私たちとパートナーはそのような形でなく、地元の方々からの希望や、抜かざるを得ない状況になったものなどを優先的に考え、今後も進めて行きたいと思っている。

そして時間がかかるが自ら植えたものも着実に大きくなってきているので、気の長い話になるが10年後20年後30年後を楽しみにしていただければと思っている。

 

今日は一日、渡豪して初めて青空も見ることができ、天候に恵まれ清々しい一日となった。

 

途中でのランチはお決まりのハンバーガー。とても美味しくいただくことができ、しあわせな時間になった。

そして夕方に無事ナーセリーに戻ることができた。慣れないオーストラリアでの運転であったが、無事故、無違反で無事帰還出来て少しホッとした。きっと同乗者は力がはいっていたと思うが・・・。すみませんでした(^^;)

 

そしてパートナーは最後の晩餐に私の好物のチキンをいっぱい用意してくれ、お腹も心も満たしてくれた。

 

さて今回の渡豪もほぼ終盤。明日の半分は移動日になるので、時間の許す限り植物に耳を傾けて行きたいと思う。

3日。昨日からの雨が続き、山に行くには危険度が高すぎるため、しばらくコテージで待機となった。

 

その間を使い、昨日に続いてミーティングとディスカッションを行った。
それでも一向にやむ気配もないので、このまま待ってもしかたないので、雨の中ではあるが、少し無理してでも近くまで行き、少しでもできるだけの活動を行うことにした。

 

 

しばらくして目の前の山肌に、グラスツリーの自生地が拡がっていた。この場所は近くまでは行けなかったが自生している場所の方角や高度、周囲の簡単な植生など、幸い視力がずば抜けている私は、雨天でも行える活動を行った。

 

 

そこからまた車を走らせると、とても良い形のボトルツリーも確認することができ、テンションもかなり高くなり、雨にも関わらずワクワク感でいっぱいになった。

 

 

その他走行中には、ペッパーベリーやユーカリ、ティーツリーなどの植物も確認し、地元の活動家や管理者からの情報収集などもさせていただき、昼過ぎに一旦ベースキャンプに戻ることにした。そしてランチをいただき、午後は雨風が強くなったため、再出発は断念し、コテージ内でさらにディスカッションを行った。


 

その際、グラスツリーについて、とても貴重な情報をいくつか得ることができた。現在グラスツリーを取り巻く環境は厳しく、うれしい情報とは言えないが、この問題点を解決していかなければ、さらにグラスツリーにとって厳しい状況になってしまうので、今後の対策について意見交換をすることができた。

 

またボトルツリーにも抱えている問題がいくつかあり、その将来性についても深く話し合うことができ、雨の中での研究調査ではあったが、貴重なミーティングへの時間を多くとることができ、そのおかげで見えてきた問題点や解決策を見つけだすことができ、室内に缶詰の半日にはなってしまったが、とても有意義な時間となった。

 

そして静かになったコテージでこのブログを書いています。

さ~明日は天気が良くなってくれることを祈って眠ります。

おやすみなさい。

2日早朝シドニーに到着。乗り継ぎ時間に余裕がないので、荷物をピックアップし、足早に国内線ターミナルに移動。

 

シドニーでの国内線への乗り継ぎは、ターミナルも違い、混んでいると1時間ぐらいは十分かかるので、慣れていない人はたまに乗り遅れる人もしばしあるぐらいである。

 



今回はあまり混んでいなく無事に国内線へと乗り継ぐことができた。
そして1時間30分のフライトで降り続く雨の中、無事ブリスベン空港に到着。そこには最良のパートナーであるSTATION CREEK TREE FARMの代表であるDanny氏が迎えに来てくれていた。彼とは昨年の日本訪問から数か月ぶりの再会である。

 

そして開口一番「Welcome!RAINMAN!」と私のことをそう呼んだ。私はこの地には何度か訪れているが結構な確率で雨が降っている。確か前々回も干ばつの被害が続いている時に、私が訪問して、雨が降ってきたので君は幸福のRAINMANだ!と驚いていたのを思い出す。

そして今回も2日前までは気温が40℃前後あるほど暑かったにも関わらず、今日は雨が降り、真夏というのに気温は14度。おかげで日本との温度差が少なかったのだが、搭乗前に薄着にしたので、かなり寒く感じた。

 



到着後、車で彼のオフィス兼ナーセリーへと向かう。そして談笑しながら約1時間で到着。



そこには魅力的な植物とロカ(わんちゃん)が出迎えてくれていた。
出迎えてというには少し引き気味であったかもしれないが・・・・・(^^;)

 

植物とロカに挨拶を終えると、リビングのいつもの席に腰かけて、ランチを軽くいただきながらミーティングを行った。続いて圃場をしっかり見たいと思ったが、あいにくの雨なので、今日のところは簡単な確認をするだけした。

 

そして昼過ぎから、今日の目的地であるナショナルパーク近くをめざすことにした。
ここからは私がドライバーをつとめさせていただき、約2時間半の運転になる。

 

もちろん私も世界各地で運転することもあるので国際免許は保有している。またオーストラリアは日本と同じく左側通行であるので、特別な標識以外は全く問題なく運転は可能。

 


ただ天候が悪いのと、久しぶりのミッション車。あとは一般道のようなところでも制限速度が100kmのため、少しスピード感が違い、最初は少し戸惑いながらも、夕刻無事ナショナルパークに隣接するコテージへと到着した。

そしてその夜は、Dannyのお子さんたち家族が全員集合し、約15名でのホームパーティーとなり、みんなで歓迎をしてくれた。本当に温かく迎えていただき、とてもうれしく思えた。

 



その夜は、植物の話、仕事の話、プライベートの話などが入り混じり、大勢でとても楽しい時間となり、話が尽きなかったが、夜遅くなったので、今日はこの辺で終えることにし、それぞれが各部屋のベッドに向かうことにした。

機内で眠れなかった分、今日は寝なきゃ。皆さんおやすみなさい!!!

今日は1日。早朝に起床、毎月の自宅、本社、営業所の神棚をお祀りさせていただいた。

そして各所の氏神様を参拝させていただいたが今日は珍しく雨での参拝となった。

 

そして今日は昼からはオーストラリアに向けて旅立つ日なので、急いで荷物をまとめて、伊丹空港をめざした。昨日の天気予報では雪の可能性もあったので少し心配はしたが、平野部はしぐれる程度だったので、問題なく飛行機は飛んでいて一安心した。

 



ただ年間数十回利用している空港でありながら、ボーっとしていたのか搭乗口を間違え、慌てて機内に滑り込む搭乗となった。

 



定刻に成田空港に到着。続いて国際線へと移動すると、やたら多くのカメラマンが並んでいたので、何事かと思ってみていると、向かいから背の高い青年が歩いてくる。視力が人一倍良い私には、それが日本ハムからメジャーに移籍した大谷翔平選手であることが直ぐにわかった。大谷選手は搭乗口へと向かっており、ちょうど私の前を通り、私に会釈をしたかどうかはわからないが(絶対してないかと)。報道陣やつめかけたファンの前で挨拶と抱負を述べて、ロサンゼルス行きの機内へと進んで行った。

 

そしてその光景を偶然見かけた私もシドニー行きの飛行機に乗り込む際に、簡単に振り返り、今回の渡航での抱負を口にしようとしたが、多くの方が並んでいたので断念し、小声で一人つぶやくように「落とし物をしない!」と強い誓いを述べて機内へと進んで行った。当然その姿を追うカメラマンは一人もいることはなかった()

 

今回の渡豪の目的は、現地自生地に入り、パートナーとともにネイティブプランツの調査と研究がメインである。さらに今後に向けてのミーティングと、日本向けに準備された植物の生育状況のチェックになる。

いずれにしても滞在期間が短いため駆け足の活動になるのと山間部のため、中々アップできないかもしれませんが、できるだけ状況をお届けできればと思います。よければFacebookも併せてチェックしていただければと思います。では~~いってきます!

週初めの都内でのエキサイティングなミーティングに始まり、いくつかの重要な案件が同時に進み金曜日に再び都内へと向かった。

 そこでは自ら予想しきれていなかったスピードで新しいプロジェクトが進みそうで、正直驚きと興奮を隠せない状況である。

 

そのようなエキサイティングな時間を都内で過ごし、週末は仕事の合間を縫って横浜に立ち寄った。

横浜にはいくつか思い出があるが、その中でも印象的なのは十数年前、大阪青年会議所・日本青年会議所の現役メンバーとして活動し、毎年この地で開催されるイベントに訪れていたことを思いだす。

特に16年前?私は大阪青年会議所の国内交流員会の幹事として、また同時期に日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会に所属していた時に、ここ煉瓦倉庫で大切な行事があり、その設営メンバーとして右往左往して空回りをしながら一生懸命活動していたことを思いだした。

 当時は、仕事と青年会議所活動とで睡眠時間はほぼ毎日数時間程度というぐらい一心不乱に活動していた。

そうして16年経った今、またこの地に足が向いたのは、今一度又右衛門として、当時のような気概で、あらためてアクセルを踏み込む時が来たことを知らせ、奮い立たせてくれるためであったのかもしれない。

私には、抜けた頭能はない。饒舌な優れた口も無い。だから正直な口を持とう。植物にできるだけ耳を傾けていこう。大地や風の香りを嗅ぎ分けていこう。

 

誰よりも愚直に。人や植物にまっすぐに向かい合い・・・

 

人一倍見える視力で、目の前にそびえ立つあの山の頂をあらためて見つめた時感じた。

その先は視界良好であると・・・。