四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
9月30日 今年2回目のスペイン訪問である。
今回の訪問は、FERIA VALENCIAで開催される展示会「IBERFLORA2015」への参加と、新しいナーセリーおよびビジネスパートナー訪問のための渡欧である。
9月30日の早朝に宝塚を出発。西宮経由で関空に到着。そして午前便で出国、パリ シャルル・ド・ゴール空港経由で、深夜 バレンシア空港に到着した。その後すぐにシャワーを浴びて、デスクワークを行い就寝。
翌日 タクシーでIBERFLORA2015 会場へ。
会場入り口には出展者であり、弊社が日本総代理店をつとめさせていただいているViveros Canosのマリアさんが迎えに来ていただき、再会のハグとともに早速会場のViveros Canosブースへと向かった。
Viveros Canosブースには、このナーセリーオリジナルの、日本でも大人気のデザットプランツ「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」や「ユッカ ロストラータ ヒドラ」などが展示されていて、多くの人を惹きつけていた。
ここで少しミーティングをさせていただいたのだが、日本同様、ドイツ、フランスなどでも人気が高まってきているようで注文も増えてきたとのこと。私たちとしては人気の高まりは喜ばしいことである反面、成長にとても時間がかかるデザットプランツの品薄はつらいと伝えたが、以前から予約し確保しているのと、強固なパートナーシップから、極力日本向けは確保すると、とてもうれしいことを言っていただけた。本当にありがたい話である。
そしてミーティングを終え、展示会開場を数時間まわったので下記にアップします。
以前からのビジネスパートナーや、友好関係であるナーセリーを含む、バレンシアを中心に活動するエリアの視察
次にその他の地区でのナーセリーなど
資材関係のブース
途中で予約していただいていたランチをいただいた。
この巨大な食べ物は一見 パエジャ(パエリア)のようだが、お米ではないので
FIDEVA フィデヴァと言うらしい。とてつもない鍋に、エビが数百匹も敷き詰められていて、これで何人分?と言うぐらいの大きさであった。
味は少し塩味がきいていて、エビの風味が強く、とても美味しい初体験の料理であった。
このようなランチをはさみ、数件のビジネスパートナーと初めて会うナーセリーと興味深い話をさせていただき、さらにこれはいける!というネタもいくつかつかんで、気がつけば夕方になったので、ホテルを予約しているヌレスの街へと向かった。
そして部屋でしばらくデスクワークをして、Viveros Canosの方々とディナーに向かった。
今回のディナーは自宅にご招待いただけき、いつもと少し違った感じで、美味しい料理もいただき、とても楽しく過ごさせていただいた。
何から何までお世話になった、Team Viveros Canosには本当に感謝である。
そして名残惜しいが、夜も更けてきたので、ホテルに戻り、実質の初日は終わりを迎えることになった。
27日28日は月見とスーパームーンでお月さんが注目を浴びる日がつづいた。私もそれにのっかり、オーストラリアからのショートステイで来てくれているゲストへのホスピタリティーとして、素敵な月を見ながらのおもてなしを工夫させていただいた。
27日は自宅でのバーベキューをおこなった。オーストラリアの人の多くはバーベキューが大好きなので、日本の食材を炭火で焼くバーベキューを設営し、ワイワイガヤガヤ言いながら開催。
そのような設営で、私が貢献できることは少ないので、せめてコスチュームぐらいはと思い、このような感じで参加させていただいた。その心意気をかっていただけたのか、調理の腕前は別として、とても喜んでいただくことができ、みんなで楽しい時間を過ごすことができた。(90%は自己満足かもしれないが・・・)
そして28日はスーパームーン。大忙しで通常業務や打ち合わせ終えて、ゲストを連れて神戸の街を案内した。
私は最近、大阪市内に出るよりは、東京都内に出る方が多く、神戸市内に出るよりは、海外に出るほうが多いような状況。
そんな中、久しぶりにみる神戸の夜景は、美しさに加え、懐かしさも感じ、とても心地よい時間を過ごすことができた。
それと同時に、もっとこの地で、活動してみたいという気持ちが高まり、ゲストが夜景の美しさに一喜一憂している間も、私は月を見ながら色んなことを考えていた。その中には具体的に可能性のあるものや、ちょっと夢物語的なものもあるが、多くの人にとって価値あるものになるのであれば、何とか実現できるようにしたいと強く思うことができた神戸の夜であった。そして連夜のムーンイベントを終え、帰路につくことにした。
帰宅すれば、昨日のバーベキューの時に飾った、ススキの横で、ハクが月を見上げていた。
きっとこの時のハクは、自分をウサギだと思っているのかな~~と一人で勝手に想像をしていた。
素敵な月光を浴び、少し浄化されたかな。9月もあと少し。頑張っていきますね。
9月18.19日 東京 新橋 アトムCSタワー 8Fにおいて、TEA‘sDesign株式会社の設立および活動の報告会をTEA‘s Design AFTERNOON TEA PARTYとして開催させていただくことができた。
ここアトムタワーにてアフタヌーンティーパーティーの開催、そして活動のご報告、活動を始めさせていただくことができましたのは、アトムリビンテック社の皆様、上田様をはじめアーバンスタイルの皆様の、ご指導や多大なご協力があり実現ができたということを皆様にご報告させていただきます。また、多くの皆様に支えられ、この日をむかえることができましたことを深く感謝しております。本当にありがとうございます。
今回クローズドタイプで行わせていただきましたが、局や新聞など報道関係はじめ、アーティストなど多岐の業種にわたる方お越しいただき、とても充実感いっぱいの素敵な2日間を過ごさせていただくことができました。その時の会場の風景を幾枚かアップしますね。
さらにともに活動しているメンバーが、とても素敵な食事を感動的なサービスで提供してくれました。
TEA‘sDesign株式会社は、まさにその名の通り、世界に誇るガーデンデザイナー矢野TEA氏の活動を支援し、そして植物や人を愛する様々な分野で活躍する人たちとともに、日本人が持つ感性の素晴らしさを世界に向けて発信していくことを目的に設立しました。
私は、矢野TEA氏とは10年前に出逢い、その時から様々なプロジェクトを共にし、彼の産み出すデザインに魅了されてきました。また小さな頃から園芸業界に携わってきた中、生産に関わる人たちとの活動を通じ、その苦労を目の当たりにし、そして共に試行錯誤し歩んできた中、常に感じてきたことは、魅力ある植物やプロダクツは、素敵な生産者やクリエーターなしでは、産まれてくることは無いということでした。
そこで私たちは「産み出す者」の功績を最大限に評価し、その地位の確立と保護を行うことを前提として活動し、さらにそれらを後世につないでいくために、次世代の担い手の発掘と、教育にも力を入れていくことこそが、持続可能なビジネスにつながっていくと考えています。
私たちは出会いから10年、TEA’s Designは、新たなメンバーを迎え入れ、
「世界の感動を日本へ。日本の感性を世界へ。」とどけるため、始動いたします。
シンガポールから帰国した時を含めると、この一週間で3回の上京になった。
帰国後、そのまま都内に入たほうが効率的だろうと思うのだが、そんなわけにもいかないのが現実で3往復となってしまった。
帰国し宝塚に到着した翌日、新設した会社のTEA’sDesign株式会社のお披露目会を兼ねたAFTERNOON TEA PARTYの打ち合わせのため新橋のアトムタワービルへと向かった。そこで偶然日程が合いとてもユニークな方をご紹介いただいた。
その方は、スペインではオリーブ農場をもち、日本では飲食店を開業されていて、日本とスペインを往復している、とてもユニークな方で、とても興味深い話を聞かせていただくことができた。そしてオリーブを用いた新しいプロジェクトの話で盛り上がり、何か一緒に行おうということで意気投合し、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。
途中、外の空気を浴びに徒歩で日比谷公園まで足を運んだ。そこには日比谷花壇さんの日比谷公園店があり、せっかくの機会なので、ご挨拶をさせていただいた。
そしてちょうどその時に公園で行われていたビールのイベントをのぞいてみた。ご存知の方も多いかもですが、私はアルコールが飲めないのでワンフードをだけをいただいた。
あまりにもの大きさのため、これ一つで満腹になり、他に何も食べられなくなり、お腹をさすりながら、打ち合わせ会場に戻ることにした。
そして引き続きオリーブを中心に、多くの話をさせていただくことができた。そこで提案いただいた、ちょっと変わったプロジェクトについては、アップは不可能なので、事業化できた時に皆さんにお話させていただこうと思っています。乞うご期待。そしてその後私は次の用事があるので、場所を移動した。
翌朝、再びビジネスパートナーの矢野TEA氏と打ち合わせを行い、私は午後から大田市場で開催される全国花卸協会の理事会に出席させていただき、会議終了後、再び大阪に向けて飛行機にのり帰宅した。
そしてその二日後には、また都内でのJFMAのアフタヌーンセミナー、理事会、イブニングセミナーに出席、その後素敵なビジネスパートナーとディスカッションをさせていただき、その日初めて泊まる三軒茶屋のホテルへ向かい、部屋でデスクワークを行い、気が付けば午前2時ぐらいになったので横になった。
さらに次の日は、早朝からレンタカーに乗せていただき、千葉の生産者のもとへ。
出発から約2時間、目的地に到着。そこでとても貴重な情報を教えていただくことができた。おかげであるプロジェクトが大きく前に進んだような気がした。そのご教示いただいた方はもちろん、ご紹介いただいた方にも頭が下がる思いである。そしてミーティング終了後、足早に羽田空港へ。夕方に伊丹空港に到着し、車で移動し、次の打ち合わせに合流し、深夜帰宅となった。
その後数日は、シンガポールの課題や、新会社の開設パーティーの準備なので明け暮れ、バタバタの1週間となった。
以上が、今回 ブログとFBのアップができなかった言い訳です。(笑)
さて来週も東京の2往復。週末は新橋でTEA’s Design株式会社主催のアフタヌーンパーティー。忙しい一週間になりそうかも。 ではでは~~。
今日は最終日。帰国の日である。昨日のブログにも書いたが、既に両手いっぱいの課題と、
希望持つことができた。
そして今日も再びGardens By The Bay(ガーデンズバイザベイ)のOfficeへ。
さらにまた、とても素晴らしい人に出逢う機会をいただけた。
Gardens By The Bay ガーデンズ バイザベイのCEOであるDr, Kiat W .Tan氏である。
今回はオーストラリアのパートナーの紹介で、Dr,Tan氏と会うことになった。
Dr,Tan氏は帰国したばかりでかなり忙しいにもかかわらず、私たちのために時間をあけていただき、彼の思いを聞かせていただき、そしてビジネスなどの目先のものではなく、私たちの将来に向けて考えていること、それらに向けての取り組みなどをお話させていただいた。
その中でDr,Tan氏と私が一番大切にしていること、その考えが同じであり、そしてこれからどのようにして活動していくかのなどの点で、多くの共通点を見出すことができる本当に有意義であった。
私が一生懸命思いを伝えているとき、とても温かい面持ちで、包み込むような優しい眼で、相槌をうっていただき、正直、涙がこみあげ言葉がつまりそうになるぐらい、とてもしあわせな時間であった。
そしてここでのDr,Tan氏とのミーティングを最後に、今回のミッションは無事の帰国だけを残して終わりとなった。そして一番大切なものが同じであり、多くの共通点を見つけることができる、とても有意義な時間となりました。
将来に向けての大きな夢が見えて来たのを感じながら帰国します。
そして今回の訪問を機内で振り返り、改めて思う。
このような素晴らしい施設 Gardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に
植物を供給している、世界を代表する素敵なナーセリー数社の日本総代理店をつとめさせ
ていただけていることの責任の重さ、そしてそれが大変誇らしいことであるということ。
何より大切なのはここGardens By The Bayで元気よく育っている植物を見て、
いかにこの業界の人間として、植物に対し尊厳の念を持ち、植物の「生」にこだわりを持つ
ということが大事かということ。そして心の底から人を感動させることができるのは、見た
目の驚きではなく「生きている植物」であるということ。
そして私は、本当に素晴らしい植物をはじめ、多くの関係者、パートナーに支えられて、
素晴らしい縁に恵まれ、支えられているということを・・・
これらのことをこのGardens By The Bayに関わる関係者、そして植物自身が私に
に伝えてくれた。
今すぐに、ここと同じような施設を日本に作るのは不可能であろう。でもしかし、いつの日
にか、世界の人びとが訪れ、感動するような素敵な場所を、日本に作ってみたいと。
そして、さらに同じ思いの同士で、もっと大きな夢をと・・・
早朝 ホテルで食事を済ませ、簡単なミーティングをしてGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に入った。
今回は今年2回目の訪問である。前回はオーストラリアから帰国の際にトランジットの時間を利用して訪問したため時間がなく、スタッフカートに乗せていただき急いで周る慌ただしい視察であったが、今回は完全にビジネスミーティングで来ているので時間もしっかりとってあったので、サプライヤーであるナーセリー、施工会社、現場スタッフやマネージャーとともに、施設内の植物状態をチェックしながら、ゆっくり周ることができた。
せっかくなので少し案内を
まずはメインであるフラワードームへ。
入り口を抜けると目の前に広大なドームが広がる。
何度来てもこのスケールの大きさには圧倒される。
そしてまず多くの人を驚かせるのがユニークなフォルムのチョリシアである(別名 パラボラッチョ トックリキワダ)
これは弊社が日本総代理店をつとめるビジネスパートナーが手配したもので、アルゼンチンから送られてきたものである。
そしてその近くにユッカ類 ユッカ ロストラータ ブルー・スワンをはじめ多くの種類が植栽されている。これらも私たちのビジネスパートナーがスペインより供給したものである。中々良い状態である。
次は人気のバオバブ(写真右)。これも同様、オーストラリアのビジネスパートナーが送ったものである。ここにも多くの人が集まってきている。
少し進むと見晴らしの良い所から巨大なヤシが見える。これも同様にオーストラリアから。
そしてUターンして次に進むと
これはグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカ。いかがですか?この素晴らしい状態。
何度見てもため息が出てしまう。この素晴らしい状態は、現地や自生地までいっても中々見られるものではない。本当に素晴らしい。
続いて同じくオーストラリアからのボトルツリー。近年かなり数が減ってしまい、手配するのが難しくなってきている。特にこのようなユニークな形状のものは滅多にお目にかかれない。
その他に樹齢1000年のオリーブや珍しい植物に眼を奪われながら、次のパビリオン
Cloud Forestへと向かった。
ここもこの施設のシンボルで、この壮大な滝のようなものに、必ずと言っていいほど多くの
人が驚き、歓声を上げる。実に快適な空間である。
その中には、ディクソニアやヤシ類も数多く、そして見たことも無いような素敵な植物が元
気よく育っていた。
この他にも多くの素敵な植物に巡り合うことができ、とても幸せな時間であった。
これ以上の報告はブログでは長すぎるので、観光ガイドブックを参照ください(笑)
ただプロの方にはそこで載っていない情報が必要かと思うので、またお会いさせていただ
いた時にでもお伝えできればと思う。
そして今日の訪問で特に有意義であったのが、
ここ机上ではなくGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)の現場で、
施設のマネージャーやスタッフ、ナーセリーと施工、そして何より素晴らしい植物を交えて、
ミーティングができたということであろう。
今回お世話になっているオーストラリアのサプライヤーのおかげで、ここGardens By The Bayに来ることになっが
色々なアイデアが浮かんできたのでいずれ、形にして皆さんに報告できればと思っています。
そして、私たちは時間の許す限り施設を周り、ガーデンズ バイ ザ ベイを後にした。
その後、昨日のガーデンセンターの皆さんや、サプライヤーの皆さんと共に晩餐会
を開いていただいた。
その錚々たる顔ぶれは、シンガポールの花き産業サミットと言っても過言でない面々であ
り、その中に私を加えていただいていることに、興奮をおぼえた。
そして、きっとこのメンバーであれば、ここシンガポールで新しいことにチャレンジしていけるはずと感じた。
さらにここから世界に向けて発信することも十分に可能であるという手ごたえも得ることができた。
さ~明日は最終日で帰国の日。もうすでに持ちきれないほどの希望と課題を背負って帰る
ことになるが、もう一歩先へ進むために、もうひと頑張りしたいと思う。
おやすみなさい。
30日の夕方、成田空港を出発し、深夜チャンギ空港に到着した時には日付も変わり31日になっていた。
この日は、早々に部屋に入り、簡単なデスクワークを行い、遅い深夜眠りについた。
翌朝は遅めの7時起床。それから朝食を終え、シンガポール最大のガーデンセンターと、生花の卸、ネット販売を行っている会社をご紹介いただいたので訪問した。
かなり広い敷地に、多くの植物が立ち並び、多くのお客さんが訪れていた。
また生花棟では低温での室内で国内外の花が販売されていた。価格表示は二重プライスになっていて、BtoBとBtoCで価格が違う表示がされていた。
この販売棟の広さに圧倒されたが、それよりもネット販売を企画、受注、製作、発送しているところも、活気づいていた。
いくつか質問をしてみた中での回答で特徴的に思ったのは、まず配達までの所要時間。
ちなみに午前中に受けた注文はその日の昼から夕方までに届けるらしい。また夕方までに受けた注文は当日に配達するというスピーディーさがすごかった。狭い国だからこそできることかもだが、それにしても素早い。
繁忙期には1日4000件の配達があるらしく、ほぼ一年中営業とのこと。そのパワフルさがお店のスタッフの活気に現れていた。
そのような中、社長と、役員の方と、オフィスでミーティングをさせていただき、私たちの活動もお話させていただいた。
そして、私たちのオリジナルブランドである「又右衛門 MATAEMON」のはさみや、シザーケースなどの園芸ツールや、セラミック栽培による野菜工場、Ag+(電解銀イオン水生成器)などに興味を持っていただき、今後面白い取り組みになっていくかもしれないと感じた。
ミーティングを終えると、少し移動しシンガポールでメジャーな「チキン+ライス」をご馳走になった。チキンライスといっても、日本のものとは全く違い、蒸し鶏とうっすら出汁による味のついたご飯との取り合わせである。これがシンプルでとっても美味しかった。
今回連れてきていただいたお店は、有名店でかなり行列ができていた。
食事後は自社で経営のカフェでcoffeeをいただき、お昼過ぎまでの活動を終え、一旦ホテルに戻り、重い荷物を部屋に戻した。
その後しばらくして、歩いてチャイナタウン方面へと向かった。そして近くのグリーンをふんだんに使用しているロイヤルパークホテルへと足を運んだ。
やはり話題になるだけあって、素敵なエントランスで惹きつけるものがあった。
今回は、上階まで上がることはできなかったが、エントランスだけでも十分に見応えがあった。
そうこうしているうちに待ち合わせ時間が近づき、ホテルへと戻った。
今日のディナーは、オーストラリア一番のビジネスパートナーで、グラスツリー(ブラックボーイ)の第一人者であるStation Creek Tree FarmのDanny夫妻と一緒である。
彼らとは約半年ぶりの再会である。
お互いロビーで出逢うと、再会を喜び合い、しばらく雑談し、Dannyのシンガポールでのパートナー2社の代表と合流し、ディナー会場へと向かった。ディナー会場はGardens By The Bayの近くのレストランである。
合流してくれた2社は、シンガポールでいくつもの植栽工事を行っている建設関係のような会社で、Gardens By The Bayの工事も行っていてこのボトルツリーも、Dannyが手配し、彼らが植栽したとのことで話が弾む。
そして今年、Dannyの60歳の還暦を迎えるということで、盛り上がる。
美味しい食事にお酒も入り、さらに盛り上がる
おまけに私たちの会社の活動の中で、ガーデンデザインや野菜工場にも興味を持っていただき、さらにさらに盛り上がり、この歓迎会の最後には、ある一つのプロジェクトを立ち上げようとまで、話が発展し、早速帰国後取りかかることになりそうである。
これもシンガポールへの何かのきっかけづくりになると感じ、とても興味深く思った。
このような面白い話は時間が経つのが早く、気が付けば夜中になってしまったので、再会とプロジェクトの立ち上げを約束し、名残惜しいがお開きとすることになった。
そして部屋に戻り、半分意識がない状態でこのブログを書いています。
見直す力が全くないので誤字脱字乱文 お許しくださいませ。
また今日の二つのプロジェクトの内容は、また後日報告できるようになればアップさせていただきたく思う。乞うご期待くださいませ。
今日の素敵な出逢いに感謝です。皆様おやすみなさい。
今日、伊丹空港から成田を経由してシンガポールに向けて出国した。
私はいつもよりでバタバタしての出国の朝を迎えた。
と言うのは一昨日8月28日の朝 義父が他界したのである。享年78歳。
長らく病と闘いながら、本当によく頑張られ立派にその生涯を終えられた。
私はこの訃報を受けて、29日 お別れとお通夜に出席のために石川へと車を飛ばし、
実家で先に駆け付けている親戚のみなさんと再会をした。
そこにはほっそりとした現役バリバリで仕事をしていたころからは、想像できないような義父が、安らかに眠りについていた。
そして、枕元でお礼と亡き義父の話などをさせていただき、納棺のお手伝いをさせていただいた後、葬儀場へと移動、お通夜に参列し、お葬式には参列せずに、私だけそのまま宝塚へと帰り、仮眠後、シンガポールへ向けての準備を行い、時間通りに出国した。
本来であれば、渡航を再検討し、近い親族として、金岡家代表として、お葬式に参列するべきであったのかもしれない。でも私には、その迷いは生じなかった。
それは義父に初めて会った時に、交わしたたった少しの会話とその表情が私に焼き付いていたからである。
その時の少ない会話は、
義父:「趣味は何だ?」
私 :「仕事です。」
義父:「日本一になれるか?」
私 :「はい。なります。」
私は、何の根拠もなく、実績もそんな力も何もないのにも関わらず、そう答えた。
今更ながら私は何て厚かましい、身の程知らずの奴である。
でもしかし、その時、厳しい面持ちの義父は、うっすらと笑みを浮かべたことをおぼえている。
正直日本一何て程遠い。でも亡き義父との約束、実父からの教え、ご先祖さまから与えられた使命を果たすため、少しでもそこに近づいていくために、四代目 又右衛門は、今日も行ってきます。
最後にあらためて、離れた地から、亡き義父の冥福を祈るとともに、今までお世話になった皆様、温かいお言葉をかけていただいた皆様に、心より感謝を申し上げます。
今日は、以前より大変お世話になっている中川暢三様の計らいにて、大阪富国生命ビルにある「まちラボ」に訪問させていただき、一般社団法人テラプロジェクト 理事長で大阪大学名誉教授の小林昭雄先生、一般社団法人シーズ・オブ・ライフ代表のジョン・ムーアさんと、面談の機会をいただけた。
そこで小林理事長が今まで手掛けられてきたことや、今後の方向性についてご教授いただき、ジョン・ムーアさんの活動や、めざすところもお教えいただき、本当に勉強になった。
そして私たちの活動や方向性を伝えさせていただくことができ、両名から過分な評価をいただくことができた。
私のような若輩が言うのは大変失礼であるが、互いの活動を理解し、共感するに至るまで、時間はかからなかった。
さらに今後大阪発信で進めていきたいことなどについて、かなり熱い議論を交わすことができた。そして「大阪から日本へ。世界へ。地球へ・・・」とつながっていく「食・植・教育」を基本に考えた「命」とう壮大なテーマで、大まかながらだが問題や目的意識、方向性も共有でき、新しいプロジェクトへの足掛かりとなる第一歩を踏み出すことができる絶好の機会になったと思っている。
そのようにして、とても有意義な時間は、経つのが早く、あっという間にタイムリミットを迎えてしまい、参加者全員がこの場を名残惜しく感じ、できるだけ早い再会を約束して、それぞれがまた次の地へと足を運んで行った。
このプロジェクトはまだきちんと動いてはいないが、近い将来、形にしたい。形にしなければならないということを痛切に感じた。
また皆さんに報告できる時が楽しみである。
今回は2泊3日のため、今日が最終日である。
昨日と同様にホテルで朝食を済ませた後、オフィスビルでお世話になった皆さんに挨拶をして、杭州市内視察へと向かった。
今日は中国では、七夕の日である。七夕の日は、お世話になった人や異性に花を贈る習慣があるそうで、店先には通常より派手な花束が多く並んでいて、とても賑わっていた。
ここにあるブルーの大きなラメバラの花束で約25,000円。そこそこの価格である。
恐らくこれと同じものが日本で売っているとは思わないが、あるとしたら価格差はそうないのではと思った。
この他、日本にはない中国ならではの染め蓮の花びらをバラのように折り込んだものもあったのや、相変わらずのクマ使いがユニークに感じた。
その後近くを散策し、西湖経由で空港へと向かった。
浦東空港にはほぼ予定時間に到着し、出発まで今回の訪中での決定事項の再確認を今後のスケジュール調整を行い、それぞれが別れて出発のターミナルへと向かい、私たちは関空をめざすことにした。
普段であればこのブログは飛行中の機内で書いたであろうが、今回はここからが大変であった。
ほぼ定刻に飛行機に乗り込み出発待ちをしていたら、悪天候のため待機中とアナウンスがあったので、早く出ないかな~~と思いながら時間が経つこと約2時間。あらためてアナウンスがあった。
それは下記のよう・・・
「上海浦東空港上空に積乱雲が発生し全便出発を見送っています。現在のところ出発を待機している飛行機は80機。そのうちこの飛行機は25番目です。天候回復までしばらくお待ちください。」
とアナウンスがあり、上空で食べるはずの食事が配られた。
そして80機中25番目が早いのか遅いのかもわからないまま、ひたすら待ちながら、
機内で待つこと5時間弱やっと浦東空港を飛び立つことができた。
そして何とか関空に到着し、そこからりんくうまでタクシーで移動し、そこから運転して宝塚に戻りました。
そして今自宅に帰って眠気と戦いながら、このブログを書いています。
今回もトラブルがありながらも素敵な出逢いがあり、大きく前に一歩踏み出せたように思う記憶に残る訪中になりました。
そうこうしているうちに時計に目をやると4時をまわってしまい、誤字脱字意味の分からないところも多いであろうこのブログをみなおすこともできずに、失礼とわかりながらアップし就寝します。
おやすみなさい。