四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.06.27

福島 川内村へ。

今日は、昨年 OPENしたCafé Amazonの一号店がある福島 川内村へ向かった。

 

今回は飛行機での日帰りで、かなりタイトなスケジュールのため、福島空港に到着後、すぐにレンタカーに乗り込んだ。そして約一時間で現地に到着。

 

 

到着後、すぐに目に入ってきたのが3.11プロジェクトの皆さんや鎌田さんの協力によって、きれいに咲いていた花たちであった。

 



そして、気になるのが昨年植栽されたオリーブ。オリーブは寒い所が苦手ではある。おそらくこの川内村で越冬した実績はないのではないだろうか。

それもそうである、冬は-10℃を軽く超え-15℃になることもある極寒の地であるからである。

 

そのような地にオリーブを植栽するということに異論を唱える方もいらっしゃるかもしれない。でも私は、まず土づくりにこだわり、植物自身の免疫力を高め、しっかり防寒対策をおこなえば越冬させることができる自信があったのと、この地にオリーブを植えることはとても意義あると思っていたので植栽を実行した。何故オリーブを植栽したかについては・・・最後に。

 

 

そして春には桜も咲き、多くの人が訪れた。

 

 

店内の植栽も、丁寧にメンテナンスされていたため、多少の傷みはあるものの枯れることなく、メンテナンスすることで、また元気な顔に戻っていった。

 

さらにまたグリーン追加することで、Café Amazonらしさが増したように思う。

 

そして到着後5時間。一滴の水も飲まずに集中することで午後4時過ぎタイムリミットまでに何とか形に知ることができ、お土産に美味しいコーヒーをいただき、再びレンタカーで空港へと急いだ。

 

途中で給油を行い、何とか出発前に滑り込み、ホッと肩をなでおろしたのだが、搭乗手続きをするカウンターが、少しいつもと違う。よくよく見てみると何とまさかの欠航である。

 

天気は悪くいないのに、何故と聞いてみると、滑走路に小型飛行機が停まっていて、滑走路が使えないとのこと・・・。

正直、小型飛行機なら少し横に動かしたりできないかなどと思ったが、それぞれのところで色んな事情があるのだろうと思い、受け入れるしかなく、今後の帰り方を聞いて宝塚をめざした。

 

 

帰路は

福島空港~(バス)~郡山駅~(東北新幹線)~東京~(東海道新幹線)~新大阪~
~(JR)~大阪~(徒歩)~梅田~(阪急)~蛍池~(徒歩)~伊丹空港 である。

 

飛行機で1時間半のところ6時間半、現地から家までを入れると、8時間の移動になった。

正直、欠航によっての残念な気持ちが強く、続いている出張と不眠で身体も疲れていて、さらに空腹のため、又右衛門はイラッとしていたが、帰るころには、おかげで新幹線の間では、ずっとパソコンに向かうことができ、たまったデスクワークがはかどった。その他の移動中では、この地とオリーブについてなど色んなことを今一度考える時間ができたので、とてもよかったと思う。もっと前から前向きに思えればいいのだけど・・・。又右衛門はまだまだですね。

 

最後に、私がこの地にオリーブを植栽した想いを綴ったものを下記です。

 

今回この地へのオリーブの植栽は単なる北限へのチャレンジでもテストではない。
また結果として越冬できたのも
ラッキーではなく、きちんと準備し、地力を高め、植物の免疫力を高めることができたからであろう。

でもそれだけでもない。私は何より、このオリーブを歓迎し、いつも声をかけてくれた多くの村民の方々や、布団をかけるように、わらを敷き詰め、いつも見守ってくれたCafe Amazonの第一号店を川内村にOPENさせた岩本泰典社長はじめ、スタッフの熱い想いがあったからだと言える

私は不可能と言われたこの地で、このように越冬できたのは、色んな意味でとても意義深いことと言えると思う。
そして想いからなる力のポテンシャルは本当に無限であるとあらためて感じることができる
1日にとなった。

 

 

さて次はこれからこの地はかなり暑くなる。植栽された植物にとって初めての夏を何とか元気に過ごしてほしいと切に思う。

最後の最後に。川内村の皆様。ご挨拶もできずにすぐに帰り申し訳ございませんでした。皆様も植物も健やかに過ごされますことお祈りしています。そしてまたお会いできますこと楽しみにしております。