四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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この日は昨晩トラブルに巻き込まれたため、私一人午前中は、警察署で時間を費やしてしまった。

おかげで英語力と表現力が高まったのかもしれない。と何でも前向きに考え、午後からみんなの待つKew Gardenへ地下鉄で移動した。

ビクトリア駅から約30分でKew Garden駅に到着。そして駅を降りると素敵なガーデンショップや、Caféが立ち並び、まるで駅もガーデンに含まれているのではとさえ感じた。

そして良い雰囲気に導かれながらKew Gardenに到着した。
入場券を購入し、Victoria Gateから入場。早速園内を散策した。あまりの広さにどこから見学したほうが良いのかもわからず、先に来ている泉緑化さんを探しながら、気の向くままに歩いてみた。
まず目に飛び込んできたのが、大きな池とPalm Houseという大温室。ここには世界各国のヤシやソテツ類が並んでいた。
そのまま進んで行くと、Rock Gardenゾーンがあり、その周辺や温室では、デザットプランツが植栽されていたのでいくつかの写真を下記に。
そして、また何の計画性もないまま、ふらふらと。そうしていると、先のグループと合流ができ、一緒にランチをして、その後時間の許す限り園内を歩き続けた。
ここでの風景や樹木、花などの写真をいくつか紹介させてもらいます。










そうこうしているうちに、閉園時間が近づいてきたので、Kew Gardenを後にした。
そして再び地下鉄に乗り込みビクトリア駅に。そして簡単なディナーと明日の打ち合わせをして、それぞれのホテルに戻った。
今回、訳あってスマホ写真しかなく、また通信に必要なため、スマホもバッテリーの関係であまり写真を撮れなかったので、良い写真がなくてすみません。どっちみちいつも写真はダメダメの私ですが・・・。おまけにあまりにもの睡魔で文章も・・・。重ねてすみません。
ロンドン3回目でやっとくることができたKew Garden。自然と人との調和を感じさせられ、さらに管理の行き届いた、とても素敵な空間はさすがであった。
園内では多くの植物や動物にも出逢え、今朝までの重たい気持ちを浄化してくれた。
まだまだその素晴らしさの数%しか見られていないと思うので、また機会があれば訪れてみたいと感じた。そんな1日であった。
今回の目的地は、まずは第一に矢野TEA氏がデザインにて参加しているチェルシーフラワーショウである。
実は前日、33年ぶりの宝塚東高の同窓会に出席させていただき、とてもうれしい気持ちに包まれながらの、ロンドン チェルシーに向けて出発であった。
この約一か月の間に、イタリア・ベルギー、スペインに続いて今回のイギリスへで欧州への渡航は3度目になる。これは私の今までの出張ではなかった頻度。さすがにこの頻度になってくると、ひと月欧州にて移動しながら仕事をした方が、効率的に思えてくる。ただまだまだ私の要領が悪いため、都度の帰国が必要になってくる。いつかそのようなことが現実になる日が来るかな~~?と考えながら、お気に入りのJALに乗り、約13時間後 ロンドン ヒースロー空港へと到着した。
ここからは、バスに乗り、ビクトリア駅へと向かう。そして到着後、荷物をズリズリと引きずりながら、歩くこと約10分で、予約済みのホテルに到着した。
そして荷物を置いて、早速、先陣の矢野氏たちと合流し、パブで簡単な慰労会をおこなった。
その中では、今回の出展での課題などの話から始まり、自分たちの考え方、植物に対する思い、デザインのあり方などを話し合い、最後にはどうでもいいような話も混じりながらでのミーティングで盛り上がり、気の合う仲間同士とても愉快な時間を過ごすことができた。
本当にみんな植物が好きで、ガーデンが好きでたまらない人のあつまりなんだな~とあらためて感じることができた。
そうこうしているうちに、夜も更けたので、ホテルに帰ろうとしたら、ちょっとした私のトラブルがあり、少し遅れてのホテル到着となった。その後、身も心も疲れていたので、すぐに横になりたかったのだが、まだデスクワークも残っていたので、何とか急ぎで終わらせ朝方就寝した。
さて明日は、ガーデン視察なので、どんな植物やデザインに会えるかと思うと、少しワクワクです。ではおやすみなさい。
朝3:30起床。その後タクシーにてバレンシア空港へ向かった。
早朝のまだまだ暗い空港からの出発のせいか、何となくスペインから出国することに寂しさを感じてしまう。
充実した時間、ビジネスをおこなえたから、余計に寂しく感じたのかもしれない。それかまだまだやり残したことがあるのかもしれないなど複雑な気持ちが入り交ざって、そうさせているのかもしれない。

そのような中、バエレンシア空港を発ち、経由地であるパリ シャルルドゴール空港にほぼ定刻到着。ここで出発までの数時間デスクワークを行いながらラウンジにて待機した。
10数年前なら、ウェイティングの時間に、お土産などを物色する自分がいたが、最近は全くそのような思いはなく、日本で待ってくれている人へのお土産は、何といっても素晴らしい植物との縁と、胸を張って紹介できる植物そのものだと思っている。(待っている皆さんごめんなさい)。そして自分へのお土産は、海外でのビジネスパートナーとの再会の約束と、不在の中一生懸命に頑張ってくれている素敵なスタッフ以外に何も思いつかない。


今回もビジネスパートナーとの契約の延長、新しい取り組みへのチャレンジもでき、素晴らしい植物との縁もつながった。上も見ればきりがないかもしれないが、ほぼ今回のミッションは達成できたように思っている。
さ~~~。もうすぐ日本に向けての飛行機の搭乗時間。今回のスペイン訪問のブログは、これで終わりとなります。
多分・・・
さて、久しぶりに日本へ行ってみようかな~~~(笑)
さて私はどれでしょう???(笑)
朝食を終え、Viveros Canosのエレナさん。マリアさんに送られて昼前にバレンシアまで戻ってきた。

ここで皆さんとはお別れ。ベルギーのFLORALIENから、スペインでの再会で、何から何まで本当にお世話になった。
素晴らしい植物を提供いただき、さらに最上級のおもてなしを受け、本当にありがたく思っている。
今年の秋には、日本に来られるとのこと。今から企画を立てなければなどと思ったりする。

ホテルについてチェックインはまだできなかったので荷物を預けて、街中を探索した。


街中がかなり騒がしく、何かお祭りでもあるのかなと思い、音に惹かれて行ってみるとパレードではなく、メーデーの行進のようであった。

ここで面白い光景が・・・。
行進の取り締まりをしている警察が、市民に頼まれ一緒に、かつ撮ってもらっての記念撮影。
さすがスペイン!を感じさせてもらった。私はメーデーだからかもしれないが、許されていいユニークさで、私たちもこの距離感は見習うところは多いと感じた。

しばし彼らにつられて歩きながら、中心部にある公園に到着。ここはそれほど大きくない公園に、10店舗以上の花屋さんが立ち並ぶ。

私はこの光景がとても気に入っていて、日本の公園でも、花屋さんや園芸店は規制緩和で出店がしやすくしてくれたら、地域の限られた住民の憩い場から、もう少し半径を拡げた素敵な空間になるのではといつも思っている。

もう少し歩いてみると、日曜特有のマーケットでとても賑わっていた。


他にも素敵な場所を見歩き、最後に食事をした。

とても混んでいたのだが、うまくカウンターが空いたので座らせてもらい、ライブ感満載の食事をさせていただいた。

今まで何度もこの街に来ているが、今回初めて入ったのだが、素材の良さが出ていて、かなり美味しい。言い方は失礼だが、大当たりであった。おまけにカウンターで食べるのが、その良さを倍増させてくれたと思う。
そして最後にご褒美をもらえた気分で、お腹も満たされ、ホテルへと戻った。
さー明日は日本に向けて4時30分出発。寝坊しないように、いつもよりは早めに寝ます。
おやすみなさ~~い。
今日は一日 ヌレスのViveros Canos社で本年度 後半の入荷分確認と、追加オーダー。そして来年度以降の注文や仕込みなどについて、デスクワークと圃場視察をひたすら行った。
本来であれば土曜日なので、半日しか働かないのであろうが、私たちのために時間を割いていただいた。
朝一番は日本でとても人気の「百年オリーブ®」の仕込みである。

まずは土壌に植えられたオリーブを抜き、大まかにカットする。そして写真のようにリフトで釣り上げ、丹念にひたすら洗浄を行う。

そして奥の方まで、目で見て確認し、それでも見きれないところは直接手をいれ、完全に土の除去を行うのである。この作業の繰り返しを何度も現地の人に見ていただき、完全に仕上げてもらう。大人が2人で小さなオリーブ1本を仕上げるのに半日を費やす。決して中途半端な作業で終わらせない。
かなり厳しいことを言うが、それが最終的に植物のためであり、生産者のためにもなる。これも又右衛門流である。

そのような過程を経て仮植できてきたのが、この子たちである。さらにこれらに特別な又右衛門テクニックであるオリジナルエッセンスを加えることでMATAEMON PLANTSとして素敵に仕上がる。

そうこうしているうちにランチタイムになり、海の見えるレストランで、お腹をみたすことにした。
その後再び農場に向かい、今秋に入国予定の樹齢500年クラスのオリーブの仮植状況と、次のシッピングの選抜をした。
そして残り時間は、人気のヤシ類である「ビスマルキア ノビリス」「ブラヘア アルマータ」「チャメロプス フミリス セリフェラ」「チャメロプス ボルカーノ」などについてのミーティング費やした。
そうするともう時間も遅くなり、一旦ホテルに引き揚げ再集合し、Viveros Canosの皆さんとの最後の晩餐を堪能した。
その際のことであるが、夜も遅く冷えてきたが、私は防寒服がないため、又右衛門陣羽織を着て、ディナー会場に行ったのだが、それを目にした人が、声をかけてきて一緒に乾杯をして盛り上がった。スペインの方々は本当に陽気で素敵だな~とあらためて感じた。
食事を終えると、もう日付が変わりそうなのでホテルに戻り、このブログを書き終えた深夜で今日の一日は終わった。
さ~今日でスペインでのミッションは終えることができた。明日はバレンシアに戻り、帰国の準備。おやすみなさい。
今日も早朝に起床。デスクワークを行い、ホテルで朝食を食べチェックアウト。
そしてアリカンテ駅よりRenfeに乗り、バレンシアに向かった。

電車の中で、パソコンを片手に、次のミーティングの資料の確認を行い、約1時間半でバレンシア駅に到着した。
駅には、先日ベルギー ゲントのFLORALIENにて一緒に受賞したスペインでデザットプランツにかけては、群を抜くナーセリーのViveros Canosのエレナさんと、マリアさんが迎えに来てくれ、早速車に乗り込みナーセリー事務所のあるヌレスに移動した。
そして早速ミーティングを行い、お昼ご飯を食べに行った。
このお店のパエジャ(パエリア)は格別で、私が今まで食べたパエジャの中では、このお店が一番おいしいと思っている。
普段は、お昼とかでも、炭水化物を控えるようにしてはいるのだが、この店ではルールが無くなる。
さらに大好物の焼きリンゴ。今日ばかりは、1年のうちでも、数日しかない解禁日として、全てをたいらげ、大満足で、昼からナーセリーの出荷場や圃場や畑をまわってきた。








まずはオリーブをはじめ、ユッカ各種、ダシリリオン、アガベ、サボテン類をチェックした。





その後、畑の一部を確認してきた。畑では、ユッカ ロストラータ ブルー・スワンやヒドラ、リギタ、エラータ等に花が咲いていた。
日本では開花による株の弱りから保護するために、花芽は早い間にカットしてしまうので開花までは見ることができないので、ここでつぼみや花を楽しませていただいた。

そのような時間が経つのは早く、そうこうしているうちにタイムアップ。ホテルに送ってもらい、20時30分に再集合をして、ウェルカムディナーに向かった。

金曜日と言うことで、街には多くの人が集まり、ワイワイガヤガヤ賑わっていた。
そして、ミーティング兼ディナーを済ませ、ホテルに戻り、このブログを書き終えて、深夜就寝した。
早朝、ホテルに迎えに来ていただき、午前中は昨年より弊社が日本総代理店をつとめる Finca Hermosa社のナーセリーを訪問した。

ここでは出国を控えた小型のオリーブ Pocketシリーズやミニ盆栽、人気の「100年オリーブ®」の、仕上がり具合の確認を行った。上記他オリーブの中でも、寒い所で育った種を、何本かセレクトしてきた。
そろそろ出荷体制が可能になってきた樹齢1,000年のオリーブの状況をチェックした。
現在、問題なく進んできているので、あとは出荷を待つばかりで、ワクワクしている。
そして、作業状況をチェックし、OFFICEに戻り、今後の取り組みについてミーティングを行い、気が付けば昼をまわったので、ホテルに送ってもらいここで解散した。

そして、昼ご飯を食べようとしたが、給仕が間に合わず、メインディッシュを前にして、申し訳ないが席を立ち、迎えに来ていただいているスペインにて一番付き合いの長い、Viveros Dura社を訪れた。
ここでも、「100年オリーブ®」に加え150~200年の本年末から来年用のディッシュタイプを、数多くセレクト。
その他にもユニークなものをチェックしてきた。
この日の2社も、様々な輸入での課題をクリアするための、方法と日本向けの管理区画をつくっていくことに同意いただけ、今まで以上に質の良いもの届けることができるようになっていくと思う。乞うご期待である。
そして、夕方(と言っても19時ぐらい)にアリカンテのホテルまで送っていただき、いつものように、少し街を歩いた。
そこには、アリカンテにくると必ず見なければ、何となく気がすまない、私のお気に入りのネーミングのカットスタジオ「Oh! My Cut」の前を無理矢理?通りかかった(笑)
そして今まで見逃していたお花屋さんも見つけることができた。
そのような感じの充実した1日を過ごし、夕食を済ませ、ホテルに戻り深夜就寝した。
今回は、スペインのビジネスパートナーのナーセリー視察と来年再来年に向けてのミーティングが大きな要素である。

関空を出て、約12時間足らずで、オランダ スキポール空港に到着。3時間ほどウェイティングして、アリカンテ空港に到着した。
ここに来るたびドキドキ、ワクワクしながらこの地に降り立ったことを思い出す。かれこれ4年になるだろうか・・・。
今は、ドキドキよりワクワク加えて、責任感と使命感が強く入ってきている。
そんな気持ちが混ざり合いながら、慣れ親しんだホテルに22時に到着。


明日一日だけしかないエルチェの街でのハードワークに備えて、今日はいつもの慣れ親しんだお店で簡単に食事をいただき、部屋にもどりデスクワークを行い、深夜になったので就寝させていただきます。
また、今回のナーセリー情報につきましては順次 報告ができればと思っています。ただかなりタイトなスケジュールのため、ブログは帰国後のアップになるかもですが、それまでの私の安否確認はFacebookにてアップしますね~~。
では~~。又右衛門 スペインで頑張ってきます!!!
昨晩ベルギーから帰国し、神棚に向かい手を合わせ、ネコの頭を順番に撫でて、パソコンに向かっている間に、深夜になり就寝した。
朝は早くから活動をはじめ、一旦出社、簡単に事務作業をさせていただき、兼任する会社の取締役会に出席しているうちに、早くも一日が終わろうとしていた。
そしてパソコンに向かっている時に、FLORALIENに一緒に参加していた福中氏から報告が入った。

それはFLORALIEN において、私たちViveros Canosとの出展において、外国人参加者枠 20数社の中で3位に入賞したという報告であった。



3位入賞は、まだまだ上があるので、満足はできるものではないが、右も左もわからないままに参加したFLORALIEN。そして言い訳をする意味ではなく異国の地で、思わぬ様々な制限の中での施工など、思うようにいかなかったことが正直多くあった。
そのような中で3位であったとしても受賞ができたことは我がチームにとっては、喜ばしいことだと思っている。
そして150周年という年に、日本として華を添えることができたのではないかと思う。また、私たちのビジネスパートナーであるスペインのViveros Canos社と日本のTEA’sDesignとの協同プロジェクトによって受賞できたことは、とても意義深いことだと思っている。
私たちのカテゴリーの受賞についてのコメントは以下である。
「出品物の美しさ、価値とクラス別外国人の参加は、フラワーショウの成功に、最も貢献してきました。」とのこと。

世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。と活動する私たちには、とても喜ばしいコメントだと思う。
はじめて飛び込んだ世界。3位入賞で新たな目的が見えてきたかもしれない。そんな感じがする又右衛門 MATAEMONであった。
そしてGENTの街が、また一つ記憶に残る街になった。
さて明日からはスペイン。中一日の日本であった。まるで日本に旅行に来た気分で、明日から異国の地をめざします。
いつものように朝食をいただき駅までB&Bのオーナーにゲント駅まで送っていただいた。
そこからICで約1時間 昨日から列車乗り入れが可能になったブリュッセル空港駅に到着。
ただそこからが大変だった。まずはエレベーターやエスカレーターは停められているので、いつもの25kgぐらいのスーツケースを手提げで上階まで持ち上げなければならなかった。



そして駅から上がると目の前には人・ひと・ヒト・・・・。
その長蛇の列に並んで待つこと約一時間でまず荷物チェック。その後チェックインカウンターに行くのにまた小一時間、そこからまた荷物チェックがあり、何だかんだと2時間以上を費やした。早目にいって大正解であった。

そして何とか無事、ブリュッセル空港からフランクフルト空港へ到着。

そして成田行きの飛行機に乗り込んだ。そして今、機内でこのブログを書いている。
今回のミラノでは、来年に出展を検討しているミラノサローネに、実際触れることで貴重な経験を得ることができた。
またベルギー ゲントにおいて200年以上の歴史のあり、かつ4年に一度の開催、さらに日本との国交150年という記念の年に、ビジネスパートナーとともに、チェルシーフラワーショウやアンタルヤの花博より勝るとも劣らないガーデンショウ「FLORALIEN」という、世界の大舞台に関わらせていただいたことは、大きな財産になったのと、日本人の持つ美意識を世界に向けて発信できる絶好の機会になったのではないかと思っている。
最後になりますがこの機会をつくっていただけたビジネスパートナーやデザイン担当の矢野TEA氏、施工でお手伝いいただいた横川氏、いつも裏方で様々なシーンなど側面から私たちを見守り支えてくれている福中氏。さらに私をこのような場に快く送り出してくれる日本にいるスタッフたちに感謝し、この場をかりてお礼を述べたいと思います。
本当にありがとうございます。
私はこれからもこの素晴らしい人たちとしっかり手をつなぎながら、前へ前へと進んで行きたいと思う。情熱をもって・・・