四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

朝一番の列車で、バレンシアからエルチェに向かった。

早朝出発のためホテルで食事はできず、駅で簡単にコーヒーを飲み、列車に乗り込んだ。

出発してから約2時間、アリカンテ駅に到着した。駅にはいつものようにパートナーの会社から迎えに来ていただいており、車に乗り込み約20分で、エルチェに到着した。

エルチェには以前からのビジネスパートナーである2社があり、初日は2社とのミーティングである。

まずは1件目。ここは、私が初めてスペインよりオリーブを輸入した会社で、Officeではいつものメンバーが笑顔で出迎えていただけた。

そして簡単にミーティングを行い、早速、圃場を視察した。

昨年とは少し違ったものもあり、元気に活動しているのが確認できてほっとした気分になった。その後来年度の仕込みで、デザインなどの話し合いを行い、お昼すぎにホテルにチェックインをした。

朝食は殆んどとれなかったので、チェックイン後、早速行きつけのお店で、ランチをとることにした。

このお店は、スープがとても美味しい。この他に、サラダ、メイン、デザートがついて、9ユーロ。ちなみにフランス  シャルルドゴール空港でのコーラは4ユーロ弱なので、それから比べるととても安く、さらに美味しいため、いつも多くの人でにぎわっている。

 

そして食事を堪能して、次のナーセリーへと向かった。

このナーセリーは、ヤシ類を主に扱っている。

 

今年は40℃を越える夏の暑さで、思ったように生育してないものもあり、万全の品質までには、もう少し時間がかかるように感じたので、年内はスぺインにて養生になるであろう。


これはDypsis decaryi ディプシス。植物園からも依頼が来る希少な品種。うまく育っていてくれればと思っていたが、もう少し養生が必要である。このままの輸送もできなくはないが、輸送中のストレスや、日本に着いてからの生育によっては、かなり厳しい状態になってしまう可能性が高いので涙をのんで今回は見送ることにしようと思う。

後は、今後についてのミーティングをデスクで行い、夕方遅くになったので、ホテルにもどり、シャワーを浴びて、食事がてら街中へ出かけた。

この日、詳細はわからないが、おまつりのようで、マリア様の像を、神輿のように女性が担ぎ、街中を歩いていた。

しばし、初めて出くわすお祭りを見学し、いつも通うお店へと食事に向かった。

ただ到着が少し早く、お目当ての店がまだ準備中のため、近くのタパス屋さんへ。

ここで本日の反省会と明日の予定についてしばしミーティング。そうこうしているうちに、時間も経ったのでお目当ての店へと移動。

ここは前回も訪れたお店で安くて、塩分控えめで味がいい。

魚介も新鮮で、大好物のムール貝をひたすら食べ続け、お腹も心も満たされた気分になったので、ホテルに戻りました。
そして再びデスクワーク。気がつけば深夜になったので、そろそろ眠ります。

おやすみなさい。

昨日の宿泊は、ヌレスという街の近くであった。朝7時、足早に食事を終えて、お迎えの車に乗って、まずはViveros Canos社のOfficeに向かった。

移動中では、朝早くでもあるが、昨晩の喧騒とは全く違った静けさである。何故昨晩が騒がしかったというとFOOTBALL(サッカー)のゲームが開催されていたからである。

ヌレスの人口は約45,000人そしてサッカー場の収容人数が23,000人で満席状態のこと。まさに人口の半分が、FOOTBALLに熱狂しているということになる。それを聞かされると街中が騒がしくても当たり前だとすぐにわかった。結果は地元チームが1-0で勝利したとのこと。まー何にせよ、良かったと感じた。

しばらく雑談した後、車はオフィスに到着した。そしてデスクで今日の予定を確認し、早速現地を見回った。

いつも目的地に行く途中には、このようなアガベ アメリーカナをときどき見かける。このアガベは開花すると枯死するため植栽には向いてないかもしれないが、そのフォルムはユニークである。


しばらくして、オリーブの圃場へ到着。ここでオリーブについての今後の取り組みや、日本以外の海外出荷の相談などを行ってきた。

ここで少しTEA TIMEをして、事務所近くの出荷場へ戻り、出荷間際の植物のチェックを行った。

これはダシリリオン ロンギッシマムこの中から状態のいいものを送ってもらう。

相変わらずの美しさのユッカ ロストラータ ブルー・スワン。このナーセリーの一押し商品である。

これはユッカ リネアシス、ユッカ ケレタロエンシス。美しい形。

これはトリーミング前の ユッカ ロストラータ ヒドラ。幹の分岐具合は、まだ見えないが、トリーミング後はいい感じに仕上がると思う。

そして、なんとダシリリオン ウォーレリーのカール。突然変異で出たのだろう。彼らは、ノリナ ネルソニー トルネード同様に別名 KANAOKA MODELと嬉しそうに言っていた。何にせよ。このようにネタとして言ってもらえるのもありがたいと感じながら愉快に視察をした。

これは人気の100年オリーブ(百年オリーブ)数は潤沢にないが、いい感じで仕上がってきている。来年の到着が楽しみである。

そうこうしているうちに、ランチタイム。いつも行きつけのレストランで食事をごちそういただけた。

そこでレストランの素敵な店員さんに、私がつけているネックホルダーがどこで買えるのかをきかれたので、買ったばかりで汚れてもいなかったので、そのまま差し上げた。

食後のデザートは焼きリンゴ。大好物でもあり、お昼から食事を堪能できた。

午後は主にデスクワーク。今後のことや、日本総代理店の契約更新などについての意見交換を行い、夕方まで熱く語り合った。

最終的にさらにこちらとしては常に向上心を持ち、オリジナルや高品質のデザットプランツを供給してくれるViveros Canosへの不満はなく、先方も弊社への信頼は揺らぎないものであるとのことから複数年の日本総代理店契約を更新することになった。

でもしかし、私は思う。
日本総代理店として他社には無い素敵な植物を販売できるということより、こんな素敵な人たちの代弁者であり、彼らとともに歩むことができることを何より誇りに思う。と言うことを・・・。
そしてミーティング終了後、バレンシアまで送っていただき、食事を済ませ、ホテルに戻り、デスクワークを終えて、深夜ベッドに横たわった。

9月30日 今年2回目のスペイン訪問である。

 

今回の訪問は、FERIA VALENCIAで開催される展示会「IBERFLORA2015」への参加と、新しいナーセリーおよびビジネスパートナー訪問のための渡欧である。

 

9月30日の早朝に宝塚を出発。西宮経由で関空に到着。そして午前便で出国、パリ シャルル・ド・ゴール空港経由で、深夜 バレンシア空港に到着した。その後すぐにシャワーを浴びて、デスクワークを行い就寝。

 

翌日 タクシーでIBERFLORA2015 会場へ。

 

 

会場入り口には出展者であり、弊社が日本総代理店をつとめさせていただいているViveros Canosのマリアさんが迎えに来ていただき、再会のハグとともに早速会場のViveros Canosブースへと向かった。


 

Viveros Canosブースには、このナーセリーオリジナルの、日本でも大人気のデザットプランツ「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」や「ユッカ ロストラータ ヒドラ」などが展示されていて、多くの人を惹きつけていた。

ここで少しミーティングをさせていただいたのだが、日本同様、ドイツ、フランスなどでも人気が高まってきているようで注文も増えてきたとのこと。私たちとしては人気の高まりは喜ばしいことである反面、成長にとても時間がかかるデザットプランツの品薄はつらいと伝えたが、以前から予約し確保しているのと、強固なパートナーシップから、極力日本向けは確保すると、とてもうれしいことを言っていただけた。本当にありがたい話である。

そしてミーティングを終え、展示会開場を数時間まわったので下記にアップします。

以前からのビジネスパートナーや、友好関係であるナーセリーを含む、バレンシアを中心に活動するエリアの視察

 

次にその他の地区でのナーセリーなど


 

資材関係のブース

 

各エリアでのセミナー風景

 

途中で予約していただいていたランチをいただいた。

 

 

この巨大な食べ物は一見 パエジャ(パエリア)のようだが、お米ではないので
FIDEVA フィデヴァと言うらしい。とてつもない鍋に、エビが数百匹も敷き詰められていて、これで何人分?と言うぐらいの大きさであった。

味は少し塩味がきいていて、エビの風味が強く、とても美味しい初体験の料理であった。

 

このようなランチをはさみ、数件のビジネスパートナーと初めて会うナーセリーと興味深い話をさせていただき、さらにこれはいける!というネタもいくつかつかんで、気がつけば夕方になったので、ホテルを予約しているヌレスの街へと向かった。

そして部屋でしばらくデスクワークをして、Viveros Canosの方々とディナーに向かった。

今回のディナーは自宅にご招待いただけき、いつもと少し違った感じで、美味しい料理もいただき、とても楽しく過ごさせていただいた。

 

 

何から何までお世話になった、Team Viveros Canosには本当に感謝である。

そして名残惜しいが、夜も更けてきたので、ホテルに戻り、実質の初日は終わりを迎えることになった。

今日は最終日。帰国の日である。昨日のブログにも書いたが、既に両手いっぱいの課題と、

希望持つことができた。

 

 

そして今日も再びGardens By The Bay(ガーデンズバイザベイ)のOfficeへ。

さらにまた、とても素晴らしい人に出逢う機会をいただけた。

 

Gardens By The Bay ガーデンズ バイザベイのCEOであるDr, Kiat W .Tan氏である。

今回はオーストラリアのパートナーの紹介で、Dr,Tan氏と会うことになった。

Dr,Tan氏は帰国したばかりでかなり忙しいにもかかわらず、私たちのために時間をあけていただき、彼の思いを聞かせていただき、そしてビジネスなどの目先のものではなく、私たちの将来に向けて考えていること、それらに向けての取り組みなどをお話させていただいた。



その中でDr,Tan氏と私が一番大切にしていること、その考えが同じであり、そしてこれからどのようにして活動していくかのなどの点で、多くの共通点を見出すことができる本当に有意義であった。

私が一生懸命思いを伝えているとき、とても温かい面持ちで、包み込むような優しい眼で、相槌をうっていただき、正直、涙がこみあげ言葉がつまりそうになるぐらい、とてもしあわせな時間であった。

そしてここでのDr,Tan氏とのミーティングを最後に、今回のミッションは無事の帰国だけを残して終わりとなった。そして一番大切なものが同じであり、多くの共通点を見つけることができる、とても有意義な時間となりました。

将来に向けての大きな夢が見えて来たのを感じながら帰国します。

 

 

 

そして今回の訪問を機内で振り返り、改めて思う。

 

このような素晴らしい施設 Gardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に

植物を供給している、世界を代表する素敵なナーセリー数社の日本総代理店をつとめさせ

ていただけていることの責任の重さ、そしてそれが大変誇らしいことであるということ。

 

何より大切なのはここGardens By The Bayで元気よく育っている植物を見て、

いかにこの業界の人間として、植物に対し尊厳の念を持ち、植物の「生」にこだわりを持つ

ということが大事かということ。そして心の底から人を感動させることができるのは、見た

目の驚きではなく「生きている植物」であるということ。

 

そして私は、本当に素晴らしい植物をはじめ、多くの関係者、パートナーに支えられて、

素晴らしい縁に恵まれ、支えられているということを・・・

 

これらのことをこのGardens By The Bayに関わる関係者、そして植物自身が私に

に伝えてくれた。

 

今すぐに、ここと同じような施設を日本に作るのは不可能であろう。でもしかし、いつの日

にか、世界の人びとが訪れ、感動するような素敵な場所を、日本に作ってみたいと。

 

そして、さらに同じ思いの同士で、もっと大きな夢をと・・・

 

まだまだ若輩ですが、「緑匠・又右衛門」情熱をもって精一杯頑張ります。



早朝 ホテルで食事を済ませ、簡単なミーティングをしてGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に入った。

今回は今年2回目の訪問である。前回はオーストラリアから帰国の際にトランジットの時間を利用して訪問したため時間がなく、スタッフカートに乗せていただき急いで周る慌ただしい視察であったが、今回は完全にビジネスミーティングで来ているので時間もしっかりとってあったので、サプライヤーであるナーセリー、施工会社、現場スタッフやマネージャーとともに、施設内の植物状態をチェックしながら、ゆっくり周ることができた。

せっかくなので少し案内を

まずはメインであるフラワードームへ。

入り口を抜けると目の前に広大なドームが広がる。

何度来てもこのスケールの大きさには圧倒される。

そしてまず多くの人を驚かせるのがユニークなフォルムのチョリシアである(別名 パラボラッチョ トックリキワダ)
これは弊社が日本総代理店をつとめるビジネスパートナーが手配したもので、アルゼンチンから送られてきたものである。

そしてその近くにユッカ類 ユッカ ロストラータ ブルー・スワンをはじめ多くの種類が植栽されている。これらも私たちのビジネスパートナーがスペインより供給したものである。中々良い状態である。

次は人気のバオバブ(写真右)。これも同様、オーストラリアのビジネスパートナーが送ったものである。ここにも多くの人が集まってきている。

少し進むと見晴らしの良い所から巨大なヤシが見える。これも同様にオーストラリアから。
そしてUターンして次に進むと

これはグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカ。いかがですか?この素晴らしい状態。
何度見てもため息が出てしまう。この素晴らしい状態は、現地や自生地までいっても中々見られるものではない。本当に素晴らしい。

続いて同じくオーストラリアからのボトルツリー。近年かなり数が減ってしまい、手配するのが難しくなってきている。特にこのようなユニークな形状のものは滅多にお目にかかれない。

その他に樹齢1000年のオリーブや珍しい植物に眼を奪われながら、次のパビリオン
Cloud Forestへと向かった。

ここもこの施設のシンボルで、この壮大な滝のようなものに、必ずと言っていいほど多くの
人が驚き、歓声を上げる。実に快適な空間である。

その中には、ディクソニアやヤシ類も数多く、そして見たことも無いような素敵な植物が元
気よく育っていた。

この他にも多くの素敵な植物に巡り合うことができ、とても幸せな時間であった。
これ以上の報告はブログでは長すぎるので、観光ガイドブックを参照ください(笑)
ただプロの方にはそこで載っていない情報が必要かと思うので、またお会いさせていただ
いた時にでもお伝えできればと思う。

そして今日の訪問で特に有意義であったのが、
ここ机上ではなくGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)の現場で、
施設のマネージャーやスタッフ、ナーセリーと施工、そして何より素晴らしい植物を交えて、
ミーティングができたということであろう。

今回お世話になっているオーストラリアのサプライヤーのおかげで、ここGardens By The Bayに来ることになっが
色々なアイデアが浮かんできたのでいずれ、形にして皆さんに報告できればと思っています。

そして、私たちは時間の許す限り施設を周り、ガーデンズ バイ ザ ベイを後にした。

その後、昨日のガーデンセンターの皆さんや、サプライヤーの皆さんと共に晩餐会
を開いていただいた。

その錚々たる顔ぶれは、シンガポールの花き産業サミットと言っても過言でない面々であ
り、その中に私を加えていただいていることに、興奮をおぼえた。

そして、きっとこのメンバーであれば、ここシンガポールで新しいことにチャレンジしていけるはずと感じた。
さらにここから世界に向けて発信することも十分に可能であるという手ごたえも得ることができた。
さ~明日は最終日で帰国の日。もうすでに持ちきれないほどの希望と課題を背負って帰る
ことになるが、もう一歩先へ進むために、もうひと頑張りしたいと思う。

おやすみなさい。

30日の夕方、成田空港を出発し、深夜チャンギ空港に到着した時には日付も変わり31日になっていた。

 

この日は、早々に部屋に入り、簡単なデスクワークを行い、遅い深夜眠りについた。

 

翌朝は遅めの7時起床。それから朝食を終え、シンガポール最大のガーデンセンターと、生花の卸、ネット販売を行っている会社をご紹介いただいたので訪問した。

 

 

かなり広い敷地に、多くの植物が立ち並び、多くのお客さんが訪れていた。

 

 

また生花棟では低温での室内で国内外の花が販売されていた。価格表示は二重プライスになっていて、BtoBBtoCで価格が違う表示がされていた。

 

この販売棟の広さに圧倒されたが、それよりもネット販売を企画、受注、製作、発送しているところも、活気づいていた。

 

いくつか質問をしてみた中での回答で特徴的に思ったのは、まず配達までの所要時間。

ちなみに午前中に受けた注文はその日の昼から夕方までに届けるらしい。また夕方までに受けた注文は当日に配達するというスピーディーさがすごかった。狭い国だからこそできることかもだが、それにしても素早い。

 

繁忙期には1日4000件の配達があるらしく、ほぼ一年中営業とのこと。そのパワフルさがお店のスタッフの活気に現れていた。

 

そのような中、社長と、役員の方と、オフィスでミーティングをさせていただき、私たちの活動もお話させていただいた。

 

そして、私たちのオリジナルブランドである「又右衛門 MATAEMON」のはさみや、シザーケースなどの園芸ツールや、セラミック栽培による野菜工場、Ag+(電解銀イオン水生成器)などに興味を持っていただき、今後面白い取り組みになっていくかもしれないと感じた。

 

 

ミーティングを終えると、少し移動しシンガポールでメジャーな「チキン+ライス」をご馳走になった。チキンライスといっても、日本のものとは全く違い、蒸し鶏とうっすら出汁による味のついたご飯との取り合わせである。これがシンプルでとっても美味しかった。

 

 

今回連れてきていただいたお店は、有名店でかなり行列ができていた。

 

 

食事後は自社で経営のカフェでcoffeeをいただき、お昼過ぎまでの活動を終え、一旦ホテルに戻り、重い荷物を部屋に戻した。

 

 

その後しばらくして、歩いてチャイナタウン方面へと向かった。そして近くのグリーンをふんだんに使用しているロイヤルパークホテルへと足を運んだ。

 

 

やはり話題になるだけあって、素敵なエントランスで惹きつけるものがあった。

今回は、上階まで上がることはできなかったが、エントランスだけでも十分に見応えがあった。

 

そうこうしているうちに待ち合わせ時間が近づき、ホテルへと戻った。

 

今日のディナーは、オーストラリア一番のビジネスパートナーで、グラスツリー(ブラックボーイ)の第一人者であるStation Creek Tree FarmDanny夫妻と一緒である。

彼らとは約半年ぶりの再会である。

 

お互いロビーで出逢うと、再会を喜び合い、しばらく雑談し、Dannyのシンガポールでのパートナー2社の代表と合流し、ディナー会場へと向かった。ディナー会場はGardens By The Bayの近くのレストランである。

 

 

合流してくれた2社は、シンガポールでいくつもの植栽工事を行っている建設関係のような会社で、Gardens By The Bayの工事も行っていてこのボトルツリーも、Dannyが手配し、彼らが植栽したとのことで話が弾む。

 

そして今年、Dannyの60歳の還暦を迎えるということで、盛り上がる。

 

美味しい食事にお酒も入り、さらに盛り上がる

 

おまけに私たちの会社の活動の中で、ガーデンデザインや野菜工場にも興味を持っていただき、さらにさらに盛り上がり、この歓迎会の最後には、ある一つのプロジェクトを立ち上げようとまで、話が発展し、早速帰国後取りかかることになりそうである。

 

これもシンガポールへの何かのきっかけづくりになると感じ、とても興味深く思った。

 

このような面白い話は時間が経つのが早く、気が付けば夜中になってしまったので、再会とプロジェクトの立ち上げを約束し、名残惜しいがお開きとすることになった。

 

そして部屋に戻り、半分意識がない状態でこのブログを書いています。
見直す力が全くないので誤字脱字乱文 お許しくださいませ。

 

また今日の二つのプロジェクトの内容は、また後日報告できるようになればアップさせていただきたく思う。乞うご期待くださいませ。
 

 

今日の素敵な出逢いに感謝です。皆様おやすみなさい。

今日、伊丹空港から成田を経由してシンガポールに向けて出国した。

私はいつもよりでバタバタしての出国の朝を迎えた。

 

と言うのは一昨日8月28日の朝 義父が他界したのである。享年78歳。

長らく病と闘いながら、本当によく頑張られ立派にその生涯を終えられた。

 

 

私はこの訃報を受けて、29日 お別れとお通夜に出席のために石川へと車を飛ばし、

実家で先に駆け付けている親戚のみなさんと再会をした。

そこにはほっそりとした現役バリバリで仕事をしていたころからは、想像できないような義父が、安らかに眠りについていた。

 

そして、枕元でお礼と亡き義父の話などをさせていただき、納棺のお手伝いをさせていただいた後、葬儀場へと移動、お通夜に参列し、お葬式には参列せずに、私だけそのまま宝塚へと帰り、仮眠後、シンガポールへ向けての準備を行い、時間通りに出国した。


本来であれば、渡航を再検討し、近い親族として、金岡家代表として、お葬式に参列するべきであったのかもしれない。でも私には、その迷いは生じなかった。

それは義父に初めて会った時に、交わしたたった少しの会話とその表情が私に焼き付いていたからである。

 

その時の少ない会話は、

義父:「趣味は何だ?」

私 :「仕事です。」

 

義父:「日本一になれるか?」

私 :「はい。なります。」

私は、何の根拠もなく、実績もそんな力も何もないのにも関わらず、そう答えた。

今更ながら私は何て厚かましい、身の程知らずの奴である。

でもしかし、その時、厳しい面持ちの義父は、うっすらと笑みを浮かべたことをおぼえている。

 

正直日本一何て程遠い。でも亡き義父との約束、実父からの教え、ご先祖さまから与えられた使命を果たすため、少しでもそこに近づいていくために、四代目 又右衛門は、今日も行ってきます。

 

最後にあらためて、離れた地から、亡き義父の冥福を祈るとともに、今までお世話になった皆様、温かいお言葉をかけていただいた皆様に、心より感謝を申し上げます。

 

今回は2泊3日のため、今日が最終日である。

昨日と同様にホテルで朝食を済ませた後、オフィスビルでお世話になった皆さんに挨拶をして、杭州市内視察へと向かった。

 

 

今日は中国では、七夕の日である。七夕の日は、お世話になった人や異性に花を贈る習慣があるそうで、店先には通常より派手な花束が多く並んでいて、とても賑わっていた。

ここにあるブルーの大きなラメバラの花束で約25,000円。そこそこの価格である。

恐らくこれと同じものが日本で売っているとは思わないが、あるとしたら価格差はそうないのではと思った。

 

この他、日本にはない中国ならではの染め蓮の花びらをバラのように折り込んだものもあったのや、相変わらずのクマ使いがユニークに感じた。


 

その後近くを散策し、西湖経由で空港へと向かった。

浦東空港にはほぼ予定時間に到着し、出発まで今回の訪中での決定事項の再確認を今後のスケジュール調整を行い、それぞれが別れて出発のターミナルへと向かい、私たちは関空をめざすことにした。

 

普段であればこのブログは飛行中の機内で書いたであろうが、今回はここからが大変であった。

ほぼ定刻に飛行機に乗り込み出発待ちをしていたら、悪天候のため待機中とアナウンスがあったので、早く出ないかな~~と思いながら時間が経つこと約2時間。あらためてアナウンスがあった。

 

それは下記のよう・・・

 

「上海浦東空港上空に積乱雲が発生し全便出発を見送っています。現在のところ出発を待機している飛行機は80機。そのうちこの飛行機は25番目です。天候回復までしばらくお待ちください。」

 

とアナウンスがあり、上空で食べるはずの食事が配られた。



そして80機中25番目が早いのか遅いのかもわからないまま、ひたすら待ちながら、
機内で待つこと5時間弱やっと浦東空港を飛び立つことができた。

そして何とか関空に到着し、そこからりんくうまでタクシーで移動し、そこから運転して宝塚に戻りました。

そして今自宅に帰って眠気と戦いながら、このブログを書いています。

 

今回もトラブルがありながらも素敵な出逢いがあり、大きく前に一歩踏み出せたように思う記憶に残る訪中になりました。




 
そうこうしているうちに時計に目をやると4時をまわってしまい、誤字脱字意味の分からないところも多いであろうこのブログをみなおすこともできずに、失礼とわかりながらアップし就寝します。

 

 

 

おやすみなさい。

この日は、朝から会議室にて私たちの取り組みについてのプレゼンテーションを行った。

 

 

その後、今後の進め方などについてのディスカッションを行ない、双方から前向きな意見交換がなされ、目的共有することができ次へのステップを踏むことができた。



午前中いっぱいでミーティングを終えて、午後は植栽用花木の確認のため、浙江花木城に向かった。
 

 

 

ここには日本から来たであろうイヌマキやサルスベリなどかなり大きなものがあった。
中には10メートル以上もあるサルスベリもあり、もしこの木からサルが滑ったら、さすがに即死するのではないかなど、暑さのあまりか変な心配をしてしまった。

施設内を一周して暑さのあまり大きく体力を消耗したため、その後の市内視察を明日にまわし、オフィスに戻り、合意書など契約のための準備を行った。
そこで大まかな合意書を作成することができ、今回のプロジェクトは大きく前に動いた。


そしてテクノパークが一望できるオフィスビルの最上階からあらためて今回の施設を再確認し、ここでの取り組みに夢を膨らませることができた。

 

そうこうしているうちに時間も経ったので先方の総経理による皆さんとの晩餐会に参加し、さらに色んな夢を語り合うことができた。

晩餐会終了後、場所を西村さんの行きつけの日本食レストランに場所をうつし、最終の打ち合わせを行い、部屋に戻った。

部屋に戻ると、ベッドメイクのスタッフから1枚のメッセージが置かれていた。
 

 

少し疲れた身体にこのメッセージは何よりのカンフル剤になった。

とてもうれしく思えたのと、さらにこの地で頑張るぞ!という気持ちを植え付けてもらえた。ここのスタッフに本当に感謝である。

私はこんな素敵な気分に包まれながら、眠りにつくことができた。

18日から20日 弊社グループのプロジェクトチーム4名で中国 浙江省 杭州 蕭山区へと向かった。私は今回で3回目の訪問である。

訪問の目的は、日中園芸交流マーケティングセンターおよび緑化秀との、今後の展開と契約についての調整である。

 

中国の緑化秀とは弊社が関わらせていただいたセラミック栽培技術が、一足先に取り組みを始め、続いて私たちの植物を使ったガーデンおよび空間デザイン、その他オリジナルブランド展開をめざしての打ち合わせである。

 

 

昼過ぎに浦東空港で4名が集合、そこに中国側からお迎えに来ていただき、空港内で簡単な食事を済ませ、早々に車に乗り込み約3時間弱で、目的地である伝化科学技術城に到着した。

 

 

そして簡単なミーティングをしたのち、早速現地の進み具合を確認した。

 

OPENを2か月後に控え、まだまだ未完成なところもあるが、前回訪問時より着実に進行はしていた。そこで現場を見ながらの調整を行い、この日は現地でお世話になっている西村氏と食事をすませホテルでデスクワークをして、深夜就寝した。