四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日はバンコク最終日、昨晩まで一緒であった皆さんとは全く別行動である。
仮眠後すぐに眠い目をこすりながら、まずは荷物のパッキングを行い、簡単に朝食をとりながら、打ち合わせを行った。
そしてその後、今回のCafe AMAZONプロジェクトとは、全く違う弊社関連会社である「アースフィール」のタイ国での事業展開などの打ち合わせをさせていただいた。
アースフィール社は、農産物の有機栽培の指導や資材販売、環境浄化事業、さらにセラミック栽培式野菜工場などを行っている会社である。そして今回、弊社の技術や資材などのタイでの市場調査と、積極的に導入を検討している方との打ち合わせも、今回の訪問の重要な理由のひとつであった。結果的に今すぐGO!とまでは行かなかったものの、かなり興味を持っていただけ、色んなご提案もいただけた。
多くの人に支えられ 生産者への支援をと設立してから10年。皆さんには、活動主旨は評価いただきながらも、正直ビジネスの確立までは程遠い状況であった。しかしながら東京五輪が発端となり、日本の農業での農薬使用率の問題が指摘され、最近は有機栽培に関する問い合わせも増えてきた。さらに東日本大震災による様々な環境問題など、水質改善や水産事業への導入なども検討をいただけるようになってきた。
いつかこのような日が来るのではという考えで立ち上げた会社が、国内外で役に立てることが出てきたのは本当にうれしいばかりである。
そして夕方から帰国まで少し時間があったので、現地で活躍される方と一緒にチャトチャックの植物市場を久しぶりに訪問。私自身はこの市場では、流通の履歴がはっきりしないので、扱うことは難しいが、多くの日本人趣味家や業者の方々が訪れて買っていくとのことであった。
その後、最近できたOASISが気になったので視察してきた。
さらに近くにいたニャースのようなネコちゃんに遭遇し、気が付けばいい時間になったので、空港へと車を走らせた。
厳しい渋滞の中、約2時間で空港に到着。帰りは特別な大きな遅れも無く出発。約6時間後無事日本へと帰国した。
今回のバンコクは機中2泊、ホテルで仮眠2泊というハードなスケジュールになり、結構体力を消耗したが、とても意義深い海外出張になったと思う。
さ~~。これからさらにバタバタ忙しくなりそうな気がする。気合をいれて頑張っていきます。バンコクでお世話になった方ありがとうございました~~。
今日は、今回の訪問でのメインイベントであるコドモエナジー社とPTT社との記念すべき契約の日である。
PTTとはタイ石油公社のことで、現在10兆円の世界を代表する巨大企業である。そしてその事業の一つにとして、タイ国内に「Café AMAZON」というブランドでコーヒーショップ1,500店舗を展開しており、本年度日本に初上陸をすることになる。
そしてこのプロジェクトの窓口がコドモエナジー社で、いわば「Cafe AMAZON JAPAN」のとして展開を始めることへの記念すべき調印式である。
この「Cafe AMAZON」プロジェクトの成功のカギを握るコンテンツの中に植物の存在がある。そこで又右衛門は植物のプロデュースで関わらせていただくことになり、この日を一緒に迎えさせていただいたのである。
まずその第一号店は東京でもなく、大阪でもなく福島である。何故第一号店が福島であるのか?については、私の言葉よりコドモエナジー社の岩本社長の記事を参考にしてもらえればと思う。
調印式を終えて、このビルを出た時、みんなの表情は緊張感から解き放たれたものではなく、明らかに新たなことにチェレンジする前を向いた鋭いまなざしであった。
私はこの店舗に、多額のお金をかけてみんなが驚くような「見えるデザイン」を重要視しようとは思ってはいない。今のあるがままを大切に、まずは又右衛門としてできる目に見えないデザインから始まり、今まで手をつないできてくれている人びとや新たな人びととともに、徐々に創り上げていくことに重きを置いていきたいと思っている。それが福島の第一号店の役割だと思っている。
私は、この地をきっかけに又右衛門がめざす植物を通じての国際交流や、日本について、ともに考えることができる場所になっていけばと思っている。
是非皆さんには、新しく始まるこのプロジェクトを温かく見守っていただければと思っている。
調印式を終えた私たちは、バンコクの中心部に戻り、コドモエナジー社一行とタイで活躍中のぼんち きよしさん。元さん、バンコク企業の方々と打ち上げの晩餐会を行い、夜遅くまで多くの人と深い話をさせていただいた。
そしてその夜コドモエナジー社一行は、空港へと向かい、私より一歩先に帰国の途につかれた。
私はもう少し現地法人の社長とミーティングを行い、深夜に一人ホテルに戻り、机に向かって今日一日を感慨深く振り返っていた。
今回の訪問記は出発前からのバタバタのせいか、正直体調が万全でないのと、現地での深夜まで続くミーティングなどで、パソコンに向かう時間が全くなく、相変わらずの乱文にさらに、駆け込み書きみたいになってしまうこと申し訳ないです。ごめんなさいです。
まずは12日 出発間際まで仕事をし、自宅に戻りパッキングを済ませて、夕刻宝塚を出発。そうして数時間後関空に到着した。夜もあってだか以前よりは利用客は増えたものの、他国と比べ相変わらずひっそりとした空港は、何だか物悲しく感じた。
そして出発までデスクワークを行い、そろそろ出発かなと思っていたら、機材点検のため出発が遅れるとのアナウンスが流れた。その後何度かアナウンスが繰り返し流れて、結局最終的に、当初の出発予定時間より3時間遅れでの出発となった。
普段なら、比較的せっかちな性格の私はストレスがいっぱいたまるとこだけど、今回は、その時間のおかげで、この関空について少し考える時間ができたので個人的には良かったのではと思っている。
今、シンガポールの空港では、ガーデンバイザベイのように、私たちの各国のビジネスパートナーのユニークな植物が導入されたり、新しい技術での植栽が始められたりしている。
その活動に間近にみたり、場合によっては関わらせていただいたりすることが増えてきている中、やはり一番に頭に浮かぶのは、私たち自国、地元の空港である関西空港も、もっと花や緑を増やし、それらを日本人が持つ美意識でデザインすることで、訪問者に感動を与えることができるような空港にしていきたいと強く感じる。
できれば空港自体が植物園やガーデンショウのようなものでも良いのではないかと勝手に想像を何倍にも膨らませ、是非機会があれば業界のみんなで手をつなぎ、この地から発信することができないかなどと考えていたので、この3時間はあっという間に経った感じがした。
そして、遅れての搭乗から6時間後、日付も変わり13日に朝にバンコク スワンナプーム国際空港に到着。飛行機をタクシーに乗り換えてホテルへと向かい、前日に到着しているパートナーと合流となった。
その後、パートナー企業の所用で、バンコク駅に向かうことになり、駅周辺をうろついてみた。
すると日本駅構内では目にすることがない光景が飛び込んでくる。大きな駅のホームでの集団散髪である。
これはいったい何事かと思い、その方たちに聞いてみると、普段はデパートやホテル、ヘアカットのお店で働いている方々が研修も兼ねてだが、ボランティアで多くの人のカットを行っているとのことであった。私はこのプロジェクトがとても素敵に感じ、しばし見とれていた。
すると、私の先輩でありパートナーでもある岩本社長が、バンコクではビジネスシーンでロン毛と髭はタブーなので、せっかくの機会だから明日に向けて又右衛門の髪の毛をここで切ろうという無茶ぶりをしはじめて、危うく私のトレードマークであり、残り少ない資源の髪の毛が奪われそうになったが、一生懸命抵抗することと、当日は髪の毛をくくるという条件で、何とか許しを得て、難を逃れたのである。結構、又右衛門危機一髪であった。
その後は場所を変えて、ミーティングと、タイ国の要人との食事会などを重ねて、深夜ホテルに戻った。
ホテルでは昼間の危機一髪やフライトでの徹夜などのせいか、少しぐったりムードなのと、今回の訪問のメインイベントもあるので、仮眠程度しか時間はないが、少しでも睡眠をと思い、デスクワークは控えめにして、明日に備えて眠ることにした。
ダーウィンを深夜に出発し、シドニーへ。そしてそこから成田、伊丹へと乗り継いで宝塚に戻ることになる。
そしてシドニーから成田に向かう飛行機の中で、いつものようにブログを書いている。今回の渡豪もとても中身の濃い一週間であったので、ブログを書きながら、まるで何年も旅していたようにさえ感じている。
台風の状況を心配しながらの日本からの旅立ち、到着したオーストラリア。そして素敵なパートナーとの出逢いから始まった植物と夢を追いかける旅。振り返ればこみあげてくるものを感じる訪問であった。
書き綴りながら毎度繰り返してしまうが本当に出逢いは素晴らしいと思う。
まずは人。
今回、FBの友だちが掲載してくれた1通のアシスタント募集から、6日間ずっと私と行動に共にしてくれたはる花さん。何処の誰かもはっきりわからない私の依頼にも関わらず、お声かけいただき助けていただいた。そして最後の別れ際に、「正直植物にはあまり関心は無かったのだけども、大きなバオバブを目の前にしてその存在感に驚かされ感動した。参加して本当に楽しかった。良かった。」と言葉を残し、また次の街へと旅立っていった。そんな素敵な彼女の活躍で有意義な旅になった。
そして数年来のビジネスパートナー Cycad International社のJoeの長男Joey。何か動物を見つける度に大きな声で「Nobu!Nobu!」と叫び、私を呼びつける。そして手づかみでワニ、バラマンディー、など様々なものを捕まえて見せてくれる。その手早さは半端じゃない。本当にいたずらっ子でもあり、愉快で心優しい素敵な男である。
シャッターを向けるとポーズをとってくれる、かなりのイケメンArryn。彼の逆立ちは、中々である。彼の行動は、マニアックでありとてもユニークである。その少年らしさは私の若い時を思い出させてくれる。そんな力強いナイスガイである。
その母のKaren。つまりJoeの奥さん。とてもクレバーで、てきぱき冷静に仕事を進めていく。そして手作りの美味しい料理で迎えてくれて、私に「あなたは私の家族よ」と抱きしめてくれる。本当に温かく感じる。
そしてオーナーのJoe。数年間大きな取引もできずにいるのにも関わらず、私を信じているからとのことだけで日本での役割をすべて任せていてくれていて、さらに中国や韓国なども任せると言ってくれている。「私たちはお金のためだけではない。植物を心から愛する人に、大事な植物を供給する。日本には君以外に考えられない。だから又右衛門は、ここにある欲しいものを何でも持っていっていい・・・。」とまで言ってくれる。涙が出るくらいである。
ただ確かに日本に持ってくれば、かなり高価で取引ができるであろうが、私は首を横に振る。その真意は、彼は私と目があったらすぐに感じ取ってくれる。そんな息の合ったコンビである。
そのような素敵な人に囲まれてしあわせであった。
次に植物。世界で稀少な植物がこの地で自生している。崖っぷちや、砂漠のような土地、水があふれる場所、海の塩で覆われた場所でも生き、さらにブッシュファイヤーで火あぶりになっても、力強く生き続けいる。そして美しい花を見せ子孫を残し、雄大な姿を見せ訪れる人びとに、半端ではないパワーと、安らぎを与えてくれる。
私はこれからも人間のエゴでこのような素敵な植物たちをハンティングすることはせず、植物やそれらのともに歩んできた人と対話しながら、この仕事に就いていきたいと、あらためて感じた。
そして大地 大自然。心を映し出してくれる透き通った雲一つない青空。全ての邪念を焼き尽くしてくれる夕焼け。果てしない夢を見させてくれる満天の星空。もはや言葉ではその一片すら言い表せられない。
今回このような素晴らしい出逢ができたオーストラリア訪問。本当に全てに感謝です。
この素晴らしさを一人でも多くの人に伝えることができるように、「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」をテーマに又右衛門これからも一生懸命頑張ります。
本当に本当にありがとう。
そしてまたみんなとの再会を楽しみにしています。
今日は最終日。朝から簡単なミーティングを行い、今秋の展示会用のピックアップと、来春コンテナでの輸入用の植物の再確認のダブルチェックを行いに農場に出向いた。
この写真のサイカスはレア中のレア。これも又右衛門だったら提供してもかまわないとまで言っていただき本当に感謝である。
そうこうしているうちに昼も随分まわり予定滞在時間を過ぎたので、ナーセリーを後にした。
ここでJoeの子どもたちと、名残惜しいがお別れ。この六日間、本当によく仕事し、その合間を縫って、短い時間だが一生懸命遊ぶことができた。本当に感謝である。
そして部屋にもどりパッキングを済ませ、空港のあるダーウィンの街まで、約250km車を走らせた。
ダーウィンでは高級住宅街でバオバブを使っている住宅を視察してきた。写真の家で約7~10億円。かなり高額のであるのに驚かされた。
その後夕方、私がこのダーウィンに初めて来たときに、アシスタント役をかってでてくれた Asakoさんと久しぶりに再会できた。
そして、再会と今回の渡豪の打ち上げを兼ねて、ワーフで最後のディナーパーティーを開催した。
そして今回のことを互いに振り返り、笑いあいながら最後の時間を大切に過ごし、ダーウィン空港へと向かった。
そして出発の5時間前に到着、そして今回 本当にお世話になった、はる花さんとここでお別れとなった。はる花さんはこの六日間、献身的に笑顔で私をサポートしてくれた。今回の渡豪で大きな成果を上げることができたのも、彼女のサポートがあったからだろうと思う。
彼女はまた私と別れて、次の旅に出る。見た目から想像ができないタフな女性である。さて彼女は、次はどの街にいくのであろうか。ぜひまたいつかどこかで会えれば素敵だと思う。
さ~~。帰国である。これから深夜便でシドニーに向かい、早朝シドニーを出発、宝塚をめざします。
さらばダーウィン。ありがとう。また来るね!!!
今朝はキャサリンにあるビジネスパートナー Cycad International のオフィス兼農場での活動である。
この場所に来るのは3年ぶりである。この会社の主力商品は、その名の通りサイカス(ソテツ類)、先日までのバオバブである。そして私はこの会社の扱う植物の日本総代理店をつとめさせていただいている。
オーストラリアのバオバブは、木も実も種も採取許可のライセンスが必要であり、そのライセンスの取得者が、恐らくCycad International社のみなので、事実上はオーストラリアでバオバブを輸出できるのは、この会社のみだろうと思う。
先日までの巨大なバオバブの提案に続いて、一般でも扱える苗木を視察した。耐寒性に問題はあるが、日本にはバオバブ好きの方は多くいるので元気な苗木を届けられる取り組みを行っている。通常のアフリカ原産のものよりは、耐寒性が強いと言われているので、これからも引き続き取り組んでみたいと思う。
さらに新しい品種で従来種より耐寒性に優れたものもの苗木の生産にも、成功しているので、今冬 日本においての栽培試験を行い、積極的に販売を始めてみようと思っている。
また私が数年前に、この地を訪れた時に、リクエストしたものを取り組んでいただき、徐々に出荷できるのが可能になってきた。これをネーミングして、早いうちに販売を始めていく予定である。早ければIFEX2016にでもリリースできるのではないかと思っている。
続いてソテツ類。様々な品種がある。全てがワシントン条約のAppendixⅠ~Ⅲ(付属書Ⅰ~Ⅲ)に、属するもので、輸入規制がかかっているのである。特にAppendixⅠは、通常では学術目的以外の輸入は禁止され、売買目的の輸入はできない。動物で言えばアフリカゾウやパンダのようなものである。
でもこのナーセリーは、きちんと手順を踏んで、自社にて生産しているため可能である。
言わばオーストラリアでソテツ類を合法的に輸出することができるソテツのリーディングカンパニーである。そして受け側の私たちも、日本国内の煩雑な諸手続きを行っているため正規輸入、さらに販売が可能である。
日本の気候に適したディオーンなどや、オーストラリアの固有種 マクロザミア マクドンネリー、その他 アングラータやフェロックスなど、コレクターには喉から手が出てしまうものまでいっぱいある。
それも小型のものから、かなり大型のものまでがあり、何度来てもドキドキさせられる。このソテツ類も来春には、1コンテナ入荷予定であるので、ご興味がある方やリクエストがある方は、ご連絡いただければと思う。
その中でも、本日とってもお気に入りの逸品。写真では見にくいが、明らかに渦を巻いている私の大好きなトルネードタイプ 又右衛門モデル(非売品 (笑))である。近々 皆さんにご紹介できるのではないかと思っている。
その他にパキポデュームやザミアなど、ユニークなものもチョイスしたので乞うご期待である。
そして、気が付けばランチをとるのを忘れて15時になってしまったのでofficeにもどり、カレンのお手製ランチをいただき、その後しっかりしたミーティングを行い、今年の展示会や、来春のシップメントをはじめ、新しい植物の輸入・輸送方法や、新しい商品化のことを遅くまで話し合った。
その話は、ディナーの間も途切れることなく、とても有意義な時間となった。
そして22時をまわったころに、今回ずっと同行してくれているジョイとアレンに、ラストナイトだから、釣りに行こうよと誘っていただき、深夜の釣行へと出かけることにした。
その釣果は写真のよう。バラマンディー3匹をはじめ、中々の釣果であった。
本当に面白かった。探索中はポッサムやワラビーなどかわいらしい動物や、クロコダイルやクモにも幾度も遭遇することができ、満点の星空に見つめられながら夜のオーストラリアを楽しめることができた。
そのようにして気が付けば、深夜1時をまわり、気温も15℃。吐く息も白くなり、寒くなったので、帰宅することにした。その後シャワーを浴び、今日も素敵な1日を終えることにした。
早朝起床。いつものようにWi-Fiスポットでパソコンチェックを行い、急ぎの仕事を行い、7時よりパッキングを開始。その後ホテルを出発した。
本当はいつものカフェでといきたいところだが、時間の関係から、スーパーで買いこみ移動中に、お腹に流し込みキャサリンに向けて車を走らせた。
途中 アーガイルレイク付近を探索、水は十分には無かったが、それでも水を多く蓄えた湖やダムは素敵だった。
この他にかわいらしい花もある。
さらに岩肌には自生のサイカスもありワクワクさせられた。
そのような場所に後ろ髪をひかれながら、またキャサリンに向けて再び車を走らせた。
そして、Timber Creekで名物バーガーを食べることにした。
この大きさには脅かされた。しかもかなり美味しい。特に中のビーフがたまらない。
実は当然仕事での渡豪であるが、今回はここに立ち寄るのがとても楽しみであった。
美味しいものを食べると、しあわせな顔になるとはこのことだと実感した。
大阪~東京~シドニー~ダーウィン~カナナーラ~ティンバークリークと2日かけて来る価値はあると思う???もしどうしても行きたいという方は、道順を連絡します(笑)
その途中でブッシュファイヤーに遭遇。
また長距離ドライブに疲れたときは、休憩がてら道路で逆立ちをしたり、寝転んだり大地を全身で感じ、パワーの充電をおこなった。
そして目的地まであと少しまで来たときに、道路わきに車を停めているバックパッカーを発見。急いでいたが、パートナーは何の躊躇もなく車を停めて救助に入った。ドライバーの説明によると、フランスからやってきたバックパッカーで、走行中にタイヤが外れたとのこと。ホイル周辺をみると確かにビスも折れていたりしている。そこでパートナーは応急処置を行い、タイヤを装着し、低速ながら走らせるまで修理を行った。その手際よさにも恐れ入ったが、全てのお礼を断り、写真だけ一緒に撮ることだけを了解し、手を振って別れるその姿に、先ほどまでの悪ふざけの少年らしさとは全く違う男らしさを感じた。
そしてそこから小一時間、パートナーのオフィスに無事到着した。
そして、そこにはカレンさんと愛犬たちが待っていてくれて、再会を楽しませてもらい、いつもの美味しい手作り料理を食べさせてもらった。
そしてしばらく談笑し、みんなはそれぞれのベッドへと向かった。
さて、日付も変わったので、そろそろ私もベッドに行きます。
今日も愉快な一日だった。あ~~楽しかった。
昨日の夜のアルコールと興奮が少し残りながら、みんなより一足先に起床。
そして近くのWi-Fiの使えるところでデスクワークをおこなった。そしてみんなの準備も整い、いつものお気に入りのCaféに向かった。
そして今日もランチをとる時間も場所もないだろうから、ビッグブレックファストとサラダ 飲み物を注文し、アシスタントのはる花さんとシェアをした。朝食は一人当たり約2000円。いかに日本は物価が安いとオーストラリアにくると痛感する。
このCaféがお気に入りなのは、食べ物美味しいが、特にコーヒーが美味しい。コーヒー好きの又右衛門には、重要なことである。さらにフラワーショップを併設しているということ。
今日はオーナーのかわいらしい娘がお店でお勉強をしていて、とてもかわいらしかった。
お腹も膨れたのでカナナラから約100km離れた場所へ移動した。
ブッシュファイヤーで丸焦げになりながらも、生きているバオバブ。
完全に倒れても、そこから根を出し、上に向かって伸びているバオバブ
海岸際の塩が混じるところでも、生きているバオバブなどを見かけることができた。
本当にバオバブの生命力の高さを確認することができた。
後は温度の問題。基本は低温に弱い。それを克服できれば日本でも生きていけるのであるが・・・。これが大きな問題であろう。
そのように色んな条件下で、生きているバオバブを実際に自らの足で現地を訪れ、自分の眼で確認することで、多くことを教えていただくことができた。
さらに観光スポットにもなっている木の中に囚人を閉じ込めたとされる巨大バオバブ。
中は、ほぼ空洞である。それでもまだ元気に生きている。本当にすごいものだと関心をさせられた。
そうこうしているうちに、陽も沈みかけたので、街へと戻ることにした。
夕焼けがとても美しかった。バオバブと大自然を抱きながら、抱かれた。そんなとても素敵な1日だった。
日も完全に落ちた頃、ホテルに戻り、近くのホテルのパブにディナーを食べに行き、カナナラの最後の夜をパートナーたちと過ごした。
そして部屋に戻り、パソコンと現実に向かい合い、最後にブログを書いている。さすがにパートナーもアシスタントも今日は息も立てず死んだかのように夢の中。
さて、このままでは朝になってしまう。そろそろ眠らなければ・・・。
おやすみなさい
今日から本格的な始動。早朝から周辺を散策した。
その後、カフェでモーニングをとり、早速バオバブの聖地へと訪れることにした。
車で小一時間もかからず、その周辺にたどり着いた。
ここからは私の下手な文章より、写真の方が余程伝わると思うので送らせてもらいます
いかがですか~~~。バオバブと一口にいっても、スラッとしたものや、ずんぐりむっくりのもの、マルチと言って何本にも幹別れしたもの、樹齢数十年~二千年近くのまで、無数にあります。
そしてバオバブの葉は、食べられるんですよ~~。少しねばっとした感じ。おくらのような味がします。
さらに実も食べられるのですよ。らくがんの少し、酸味がある感じです。アボリジニーの方たちは、空腹のを満たすために、食べていたとのことでした。
いつかここでバオバブツアーのエージェントを起業させて、皆さんを案内したいぐらいです。
そんな一日は、早く終わり、夕刻のバオバブが立ち並ぶカフェで喉を潤し、ディナーをすることにした。
そして、部屋に戻り、パートナーとともに、宿泊施設の周りに、ナイトウォッチングに出かけた。
夜の池には、魚や亀、野生のクロコダイルがいる。そんな自然の生き物に、そっと近寄り、素手で、捕まえることができる身体能力の高さには恐れ入った。
彼らにすすめられて?飲まされた?ワインやウイスキーが、全身を駆け巡り、フワフワ気分で、そのままベットに倒れ込んでしまった、とても思い出深い一日であった。
24日早朝 いつものように機内で眠れない私は、少しボーッとしながらシドニーに到着した。
外は小雨。気温は13度と肌寒い。到着後 入国審査を済ませ、旅の友であるスーツケースをピックし、スーツケースを開封し、税関チェックをうけ、足早に国内線のチェックインカウンターへ進んだ。そして手続きを済ませ、連絡バスに乗り込み、ターミナルに到着した。その時間は約30分。今回は混雑が無かったため早かったが、混雑すると1時間以上はかかるため、国内線の乗り継ぎに間に合わない人もしばしいるらしい。
搭乗時間まで少し時間があるので、ラウンジにて朝食とデスクワークを済ませてから搭乗した。
そしてシドニー出発から約5時間。ダーウィン空港に到着することができた。
今回の渡豪も予算が少なく、日本から2名分の旅費は捻出できないため、何とか現地でボランティアに近い形での募集をしたいと思っていて、FBの友人が掲載してくれた「又右衛門のプランツ アドベンチャーのアシスタント急募」の記事に名乗りをあげてくれた頼もしく、本当に有難い人 はる花さんという素敵な女性が出口で私を待っていてくれた。彼女はワーキングホリデーでダーウィンに滞在していて、その時間を調整してくれて今回参加していただけたのである。
見ず知らずの又右衛門のアシスタントとして、長時間を車で移動し、バオバブを追い求め、ワニの住む川を渡り、さらにテントなどでの宿泊も余儀なくされるかもしれないにもかかわらず同行いただける見た目からは想像ができない勇敢な女性である(笑)
そして挨拶をさせていただき、簡単な自己紹介の後、今回のスケジュールなどのミーティングを行い、ビジネスパートナーとバオバブの待つカナナラへと空路移動した。
ほぼ定刻にカナナラ空港に着くと、パートナーのCycad InternationalのJoe氏たちが私たちを出迎えてくれて、3年ぶりの再会を果たすことができた。
再会を喜び合い、早速、車に乗り込み宿泊地へと向かった。ホテルでチェックインを済ませ、近くのスーパーで簡単な買い出しをして、その後ホテルに戻り、一緒にディナーをすることにした。
この日のディナーは、私たちのWelcome dinnerとJoeの2番目の息子の誕生日でもあるので、双方を祝いあう素敵なディナーとなった。
スーパーで買ったケーキをいただきながら、日本から持参したプレゼントを渡し、たわいもない話を続けているうちに、夜も更けてきて、さすがの私も移動中40時間ほど眠らなかったため、そろそろ睡魔が襲ってきたので部屋に戻り、このブログを書いて寝ることにします。
さ~~。明日から本格的に活動。今日は早めにベッドに入ることにします。
おやすみなさい。